JP4484040B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、カラー画像を記録紙に印刷する画像形成装置に係わり、特にその色補正に関する。
電子写真方式のエンジン部を有するカラープリンタでは、印刷時の気温や湿度の変化、感光体の劣化などの影響により印刷される色合いや濃度が変化を受けやすい。多数枚を印刷すると、最初の印刷物の色と最後の印刷物の色とが見て分かる程度に変化してしまうこともある。そこで、一定枚数を印刷する毎に自動的に印刷を中断してカラー調整動作を行なうように構成されたカラープリンタがある。
ところで、カラー画像を印刷する場合、出力装置毎の色再現性の違いを吸収するために、プリンタドライバ側で画像データの色情報や濃度情報を出力装置に合わせて変換することが行なわれる。色情報などの変換データは、カラープロファイルと呼ばれる。
また、大量印刷中のエンジン部の特性変化を、印刷枚数や外気条件から予測し、この予測に基づいてカラープロファイルをプリンタドライバ側で調整することにより印刷色の変化を少なく抑える技術が提案されている(特許文献1参照。)。
特開2003−72156号公報
大量印刷時の最初と最後で印刷物の色合いの変化を少なくするために、所定枚数を印刷する毎にプリンタ側で自動的にカラー調整動作を行なうものでは、複数ページで1部をなす印刷物の途中のページでカラー調整動作が実行された場合には、印刷物の途中のページで色合いが大きく変化してしまうという問題があった。
プリンタドライバ側でカラープリンタのエンジン部の特性変化を予測してカラープロファイルを調整するものでは、印刷枚数や外気条件だけではエンジン部の特性変化を正確に予測できないので、的確な色調整はできない。また、プリンタ側でカラー調整動作がいつ実行されるかをプリンタドライバは知り得ないので、カラー調整動作が実行されると、結局、その前後のページで色合いが大きく変化してしまう。さらに、カラー調整動作が行なわれると、それを知り得ないプリンタドライバ側で予測した補正量と実際のエンジン部の特性とに食い違いが生じ、的確な色補正ができなくなる。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、カラー画像を印刷する画像形成装置において、複数ページで1部をなす印刷物の途中のページで色合いが大きく変化することなく、大量部数印刷の最初と最後で印刷物の色合いの変化を少なくすること、画像データをエンジン部の特性変化に応じて的確に色補正することを目的としている。
請求項1に係わる発明は、カラー画像を印刷する画像形成装置であって、
記録紙上にカラー画像を形成するエンジン部(40)と、
画像データを色補正して前記エンジン部(40)に送る制御部(20)とを備え、
前記制御部(20)は、前記色補正の補正量をページの切れ目で変更し、複数部数の印刷を行なうときは、前記補正量の通算が目で見てわかる程度に印刷物の色合いが変化し得る規定値を超えた場合に、部単位の切れ目で前記エンジン部に色調整動作を指示しかつ前記色補正による前記通算の補正量をリセットする
ことを特徴とする画像形成装置である。
上記発明によれば、画像データによる色補正の補正量の変更はページの切れ目で行なわれ、色合いが大きく変化する可能性のあるエンジン部(40)での色調整動作は、色補正の補正量の通算が規定値を超えた場合に、部単位の切れ目で行なわれる。
エンジン部(40)は、画像データに基づいて記録紙上に画像を形成する機能を果たすものであり、電子写真のプロセスを実行する部分や記録紙を搬送する部分などで構成される。エンジン部(40)の状態情報には、温度、湿度、印刷枚数のほかエンジン部(40)から供給される画像補正情報などがある。画像データの色補正とは、画像データの色情報や濃度情報をカラープロファイルなどの変換データや変換テーブルに基づいて変換することをいう。
上記発明によれば、ページの切れ目で少しずつ色補正の補正量を調整することができ、1回の調整による色合いの変化を目で見て分からない程度に少なくできる。なお、1回の調整による補正量の変化を、目で見て色合いの変化が分からない範囲に抑えるように制御するとよい。たとえば、必要な補正量が上限を超える場合にその調整を複数回に分けて行なったり、必要な補正量が上限を超える場合には補正量の調整を行なわないようにしたりするとよい。
ンジン部(40)での色調整動作は、たとえば、プロセスの設定を変化させるような色調整であり、通常の印刷動作を中断して行なわれる。エンジン部(40)で色調整動作を行なうと、目で見て分かる程度に色合いが大きく変化する可能性があるので、この動作を部単位の切れ目で行なうことで、複数ページで1部をなす印刷物の途中のページで色合いが大きく変化することが防止される。
請求項に係わる発明は、前記制御部(20)は、キャリブレーションに基づいて調整される所定の設定値のキャリブレーション実行前後における差分をキャリブレーション間に行われた印刷枚数で割って単位補正量を算出し、前回補正した時点からの印刷枚数と前記単位補正量とから前記補正量を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
本発明に係わる画像形成装置によれば、画像データを色補正する際の補正量ページの切れ目で変更するので、1回の変更量を色合いの変化を目で見て分からない程度に少なくすることができる。
また、色合いが大きく変化する可能性のあるエンジン部での色調整動作を部単位の切れ目で行なうので、複数ページで1部をなす印刷物の途中のページで色合いが大きく変化することが防止される。
さらに、ージの切れ目で補正量を少しずつ変更することにより、印刷動作が一時停止されるエンジン部での色調整動作の実行回数を減らすことができ、印刷の生産性を高めることができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わる画像形成装置10の構成を示している。画像形成装置10は、ホストコンピュータ5から受信したプリントデータに対応するカラー画像を記録紙上に形成して出力する機能を備える、いわゆるカラーレーザープリンタである。
画像形成装置10は、制御部としてのコントローラ部20と、エンジン部40とから構成されている。コントローラ部20は、データ受信部21と、画像展開部22と、エンジン入出力部23と、画像補正部24と、キャリブレーション差分記憶部25とから構成されている。これらは、CPU(中央処理装置)と、ROM(リード・オンリ・メモリ)と、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)とを主要部とし、さらに不揮発性メモリや通信部や専用ロジック回路などを備えた回路で構成されている。
データ受信部21は、ホストコンピュータ5からプリントデータを受信する。ホストコンピュータ5から送られてくるカラーのプリントデータには、カラープロファイルが含まれる。
画像展開部22は、ホストコンピュータ5が受信したプリントデータをカラーの画像データに展開する機能を果たす。画像展開部22は、ホストコンピュータ5から送られてきたカラープロファイルとコントローラ部20の内部で用意した変換テーブルとに基づいて、プリントデータに含まれている色情報や濃度情報を補正しながらプリントデータをカラーの画像データに展開するようになっている。変換テーブルは、カラープロファイルと同様に、色補正の補正量を表している。
エンジン入出力部23は、エンジン部40とコントローラ部20との間で各種の状態情報やコマンド、画像データなどを入出力するためのインターフェイス回路である。エンジン部40が出力する状態情報には、エンジン部40の温度、湿度、印刷枚数、画像補正情報(たとえば、ガンマ補正情報)などがある。
画像補正部24は、画像の補正に係わる処理を行なう。具体的には、画像展開部22が参照する前記した変換テーブルの内容を設定変更する機能と、エンジン部40に対して後述するカラー調整動作(色調整動作)の実行を指示する機能を果たす。
キャリブレーション差分記憶部25は、キャリブレーションを行なったときに、その実行前後の色情報の変化量(キャリブレーション差分)を割り出して記憶する機能を果たす。キャリブレーションは、テストパターンなどを印刷し、印刷された色が本来予定した色になるように色校正することをいう。記憶してあるデータに基づいてキャリブレーション実行前後の差分を必要時に演算で求めるように構成してもよい。
画像補正部24は、エンジン部40から取得した状態情報とキャリブレーション差分とその他の情報(たとえば、室温)とに基づいて変換テーブルの値を設定変更する。なお、画像補正部24は、前回のキャリブレーションが実行されてから今回のキャリブレーションが実行されるまでの印刷枚数を計数しておき、キャリブレーション差分を単位枚数あたりの差分に変換して用いるようになっている。
図2は、エンジン部40の内部構成を示している。エンジン部40は、タンデム型のカラーレーザープリンタエンジンであり、無端ベルト状の中間転写ベルト41と、中間転写ベルト41上にそれぞれ単一色の画像を形成する複数の像形成ユニット50Y、50M、50C、50Kと、転写紙を給紙する給紙手段70と、給紙された転写紙を搬送する搬送手段80と、定着装置42とを備えている。またエンジン部40の動作を統括制御するエンジン制御回路90と、エンジン内部の温度・湿度その他の状態を検知する図示省略の各種センサを有している。
像形成ユニット50Yは、イエロー(Y)色の画像を中間転写ベルト41上に形成し、像形成ユニット50Mは、マゼンタ(M)色の画像を中間転写ベルト41上に形成する。像形成ユニット50Cは、シアン(C)色の画像を中間転写ベルト41上に形成し、像形成ユニット50Kは、ブラック(K)色の画像を中間転写ベルト41上に形成するものである。
像形成ユニット50Yは、表面に静電潜像が形成される円筒状の静電潜像担持体としての感光体51Yと、その周囲に配置された帯電装置52Yと、現像装置53Yと、クリーニング装置54Yとを有する。またレーザーダイオードと、ポリゴンミラーと、各種レンズおよびミラー等で構成されたレーザーユニット55Yを備えている。
感光体51Yは、図示省略の駆動部に駆動されて一定方向(図中の矢印A方向)に回転し、帯電装置52Yは、感光体51Yを一様に帯電させる。一様に帯電された感光体51Yの表面を、イエロー色の画像データに応じてON/OFFするレーザー光で走査することにより、感光体51Y上に静電潜像が形成される。
現像装置53Yは、感光体51Yの静電潜像をイエロー色のトナーによって顕像化する。感光体51Yの表面に形成されたトナー像は、中間転写ベルト41と接触する箇所で中間転写ベルト41に転写される。クリーニング装置54Yは、転写後に感光体51Yの表面に残留するトナーをブレード等で擦って除去し回収する機能を果たす。
像形成ユニット50Mおよび像形成ユニット50C、像形成ユニット50Kは、トナーの色が相違することと、それぞれの色に対応する画像データでレーザー光がON/OFFされる点を除いて像形成ユニット50Yと同一の構成であり、個々の説明は省略する。なお、同じ構成要素には数字が同一であって添え字をYに代えてM、C、Kとした符号を付してある。
中間転写ベルト41は複数のローラを巻回して回動可能に支持されている。中間転写ベルト41は、図示省略の駆動手段により矢印Bの示す方向に周回する。周回する過程で、中間転写ベルト41上に(Y)、(M)、(C)、(K)の順に各色の画像が像形成ユニット50Y、50M、50C、50Kによって重ねて形成されてカラー画像が合成される。このカラー画像は、中間転写ベルト41の周回経路の下端部に設けた二次転写箇所Cで中間転写ベルト41から転写紙に転写される。周回方向で二次転写箇所Cのさらに下流には、転写後に中間転写ベルト41上に残留しているトナーを除去するためのクリーニング装置44が設置されている。
給紙手段70は、複数の給紙カセット71を有し、通常、サイズや紙種の異なる転写紙が収容される。各給紙カセット71に収容された転写紙は、最上部から1枚ずつ第1給紙ローラ72によって搬送手段80に向けて送り出される。搬送手段80は、給紙カセット71からの転写紙を二次転写箇所Cおよび定着装置42を通過させて機外の排紙トレイに排出する通常経路80aと、定着装置42を通った転写紙の表示を反転させた後、二次転写箇所Cの上流で再び通常経路80aへ合流させる反転経路80bから構成される。各経路80a、80bは、最小サイズの転写紙の送り方向サイズより短い間隔で多数の搬送ローラ81を有している。
エンジン部40の動作には、コントローラ部20から送られてくる画像データに従って印刷する通常印刷動作と、カラー調整動作とがある。エンジン部40はコントローラ部20からの指示に従ってカラー調整動作を実行する。カラー調整動作は、通常印刷動作を一時停止して行なわれる。カラー調整動作では、各色の感光体を回転させて各種のテストを行ない、基準の色再現性が得られるように、帯電電圧などプロセスの各種設定値が調整される。
図3は、ホストコンピュータ5からの印刷指示に基づいて画像形成装置10が行なう動作の流れを示している。ホストコンピュータ5からプリントデータを受信すると(ステップS101)、それに伴って印刷動作を実行するが、印刷がページの切れ目になると(ステップS102;Y)、複数ページで1部が構成される印刷物における部単位の切れ目か否かをさらに調べる。
ページの切れ目であるが部単位の切れ目でないときは(ステップS103;N)、エンジン部40から状態情報Aを取得し(ステップS107)、前回の状態情報Bとの差分が予め定めた上限値未満か否かを調べる(ステップS108)。たとえば、状態情報として印刷枚数を使用する場合には、印刷枚数の差分が上限枚数未満か否かを判断する。
前回の状態情報Bと今回の状態情報Aとの差分が上限値未満の場合は(ステップS108;Y)、変換テーブルの値を補正する(ステップS109)。変換テーブルの補正は、前回の状態情報Bと今回の状態情報Aとの差分と、キャリブレーション差分とに基づいて行なう。
変換テーブルの変更量は、状態情報の差分と、キャリブレーション差分と、変換テーブルの変更量との関係を表した関係式に各値を代入して求めたり、上記の関係を表したテーブルを用意しておき、これを参照して求めたりすることができる。たとえば、状態情報A、Bが印刷枚数を示し、単位枚数あたりのキャリブレーション差分の示す補正量がCの場合、変換テーブルの値の変更量Dは、D=a×C×(A−B)のように決定される。ここで、aは係数である。なお、変換テーブルの値を補正した場合は、今回の状態情報Aを次回の状態情報Bとして記憶する。
前回の状態情報Bと今回の状態情報Aとの差分が上限値以上の場合は(ステップS108;N)、1回の調整における変換テーブルの値の変更量が過大になり、色合いの変化が顕著になる可能性があるので、変換テーブルの値の補正は行なわない。すなわち、ページの切れ目で行なう変換テーブルの値の補正は、補正による色合いの変化が目で見て分からない程度に少しずつ行なわれる。
その後、補正後の変換テーブルあるいは補正されなかった変換テーブルとカラープロファイルとを用いて色補正を行ないながらプリントデータをカラーの画像データに展開してエンジン部40に送り、印刷が実行される(ステップS110)。
部単位の切れ目の場合は(ステップS103;Y)、ステップS109で行なった補正量の通算が規定値を超えているか否かを判断し(ステップS104)、超えていない場合は(ステップS104;N)、ページの切れ目の場合と同様の処理を行なう(ステップS107〜S110)。
補正量の通算が規定値を超えている場合は(ステップS104;Y)、エンジン部40に対してカラー調整動作の実行を指示する(ステップS105)。これによりエンジン部40は印刷を一時中断してカラー調整動作を実行する。カラー調整動作が行なわれることにより、これまで変換テーブルの値を変更することで補正していた分がエンジン部40側の設定によってほぼ補正される状態になる。そこで、カラー調整動作を実行した場合は、通算の補正量をゼロにリセットする。
カラー調整動作が完了するとエンジン部40から画像補正情報などを含む状態情報を取得し、カラー調整動作後の状態情報に基づいて変換テーブルの値を補正する(ステップS106)。その後、この変換テーブルとカラープロファイルとを用いて色補正を行ないながらプリントデータをカラーの画像データに展開してエンジン部40に送り、印刷が実行される(ステップS110)。
カラー調整動作を実行すると、印刷物の色合いが目で見て分かる程度に大きく変化する可能性があるが、部単位の切れ目でカラー調整動作を実行するので、複数ページで1部をなす印刷物の途中のページで色合いが大きく変化せず、ユーザに違和感を与えることがない。
また、ページの切れ目と部単位の切れ目で色合いを補正するので、大量印刷の最初と最後で印刷物の色合いの変化を少なくすることができる。さらに、ページの切れ目で少しずつ色合いを補正するので、目で見て分かるような大きな変化を与えることなく、色合いを細かく補正することができる。ページの切れ目で行なう補正は、変換テーブルを補正するだけの電子的処理で済むので、印刷速度を低下させることがない。
また、ページの切れ目で色合いの補正を少しずつ行なうので、印刷動作が一時停止されるエンジン部40でのカラー調整動作の実行回数を減らすことができ、印刷の生産性を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、実施の形態では、コントローラ部20からエンジン部40にカラー調整動作の実行指示を送出するようにしたが、指示だけではなく、画像補正情報をコントローラ部20からエンジン部40に送出し、これに基づいてエンジン部40側でカラー調整を行なうように構成してもよい。
また、実施の形態では、ページの切れ目で変換テーブルの値を補正するように構成したが、この動作についても部単位の切れ目だけで行なうように構成してもよい。図4は、上記の動作の流れを示している。プリントデータを受信し(ステップS121)、複数部数の切れ目の場合は(ステップS122;Y)、エンジン部40から画像補正情報などの状態情報Aを取得する(ステップS123)。
そして、今回取得した状態情報Aと前回の状態情報Bとの差分が所定値を超えている場合は(ステップS124;Y)、変換テーブルの値を補正する(ステップS125)。部単位の切れ目でない場合(ステップS122;N)または状態情報BとAとの差分が所定値を超えていない場合(ステップS124;N)は変換テーブルの値を補正しない。
その後、補正後の変換テーブルまたは補正しなかった変換テーブルを利用して色補正を行ないながらプリントデータをカラーの画像データに展開してエンジン部40に送り、印刷が実行される(ステップS126)。指定された部数分の印刷が終了するまで上記の処理(ステップS121〜126)が繰り返される(ステップS127)。
なお、図4の処理において図3に示す処理と同様に通算の補正量が規定値を超えているか否かを判断し、超えている場合にはカラー調整動作を実行するように構成してもよい。
このほか、実施の形態では、カラーレーザープリンタを例に説明したが、カラー複写機やこれにプリンタ機能などを付加したカラー複合機であってもよい。たとえば、原稿を複数部カラーコピーする動作において、印刷のページの切れ目で変換テーブルの値を補正して色合いを調整し、部単位の切れ目で必要に応じてカラー調整動作を実行するように構成することができる。
本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置のエンジン部を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の動作を示す流れ図である。 変換テーブルの値の補正を部単位の切れ目のみで行なう場合の動作を示す流れ図である。
符号の説明
10…画像形成装置
20…コントローラ部
21…データ受信部
22…画像展開部
23…エンジン入出力部
24…画像補正部
25…キャリブレーション差分記憶部
40…エンジン部
41…中間転写ベルト
42…定着装置
44…クリーニング装置
50Y、50M、50C、50K…像形成ユニット
51Y、51M、51C、51K…感光体
52Y、52M、52C、52K…帯電装置
53Y、53M、53C、53K…現像装置
54Y、54M、54C、54K…クリーニング装置
55Y、55M、55C、55K…レーザーユニット
70…給紙手段
71…給紙カセット
72…第1給紙ローラ
80…搬送手段
80a…通常経路
80b…反転経路
81…搬送ローラ
90…エンジン制御回路

Claims (2)

  1. カラー画像を印刷する画像形成装置であって、
    記録紙上にカラー画像を形成するエンジン部と、
    画像データを色補正して前記エンジン部に送る制御部とを備え、
    前記制御部は、前記色補正の補正量をページの切れ目で変更し、複数部数の印刷を行なうときは、前記補正量の通算が目で見てわかる程度に印刷物の色合いが変化し得る規定値を超えた場合に、部単位の切れ目で前記エンジン部に色調整動作を指示しかつ前記色補正による前記通算の補正量をリセットする
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、キャリブレーションに基づいて調整される所定の設定値のキャリブレーション実行前後における差分をキャリブレーション間に行われた印刷枚数で割って単位補正量を算出し、前回補正した時点からの印刷枚数と前記単位補正量とから前記補正量を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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