JP2003262999A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003262999A
JP2003262999A JP2002067297A JP2002067297A JP2003262999A JP 2003262999 A JP2003262999 A JP 2003262999A JP 2002067297 A JP2002067297 A JP 2002067297A JP 2002067297 A JP2002067297 A JP 2002067297A JP 2003262999 A JP2003262999 A JP 2003262999A
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JP2002067297A
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English (en)
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Kimio Kudo
公生 工藤
Chikatsu Suzuki
千勝 鈴木
Kenichi Ozawa
健一 小澤
Terutaka Toyoda
輝敬 豊田
Hiroyuki Arai
浩之 新井
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、画像形成装置において、機
械構成を新たに設けることなく、カラーとモノクロの混
在プリント時における生産性および効率を高めることで
ある。 【解決手段】 カラーとモノクロが混在する複数の画像
データを連続してプリントする場合に、モノクロ画像の
頁数が所定数よりも少ない場合には、強制的にカラーモ
ードで係るモノクロ画像の画像データをプリントする。
ただし、モノクロ画像の頁数が所定数以上である場合に
は、モノクロモードに切り換えて係るモノクロ画像の画
像データをプリントする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一連の画像データ
に基づく連続的な画像の形成が可能であるとともに、モ
ノクロモードとカラーモードの何れでも画像の形成を可
能とする画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式を用いた複写機、プ
リンタ、FAX等の画像形成装置が多く開発されてい
る。電子写真方式とは、光が当ると電荷が変化する感光
体と、帯電したトナーを用いる画像形成方法である。具
体的には、帯電させた感光体の表面に光線を投射して静
電潜像を形成し、更にトナーを接触させて現像する。ト
ナーは感光体表面の電荷が変化した部分に付着する。こ
のトナーが付着した感光体を、紙などの転写材(記録
紙)に圧着させて転写し、更に熱や圧力によって記録紙
にトナーを定着させる。
【0003】係る電子写真方式を用いた画像形成装置に
おいて、フルカラー画像を形成する方法は多数存在する
が、その一つとして、4つの感光体を用いて並列的に4
つの原色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の
画像を形成する方法が知られている。即ち、4つの感光
体の表面にそれぞれ静電潜像を形成し、それぞれ各原色
のトナーを用いて現像する方法であって、例えば、搬送
用ベルトで記録紙を搬送し、各色のトナー像を記録紙へ
順次重ねて転写して、フルカラー画像を形成する方法が
ある。或いは、中間転写体を用いる場合には、即ち、感
光体に現像されたトナー像をまず中間転写体に転写し、
その後、中間転写体から記録紙へと転写させる方法を用
いる場合には、4つの感光体表面に現像されたトナー画
像をそれぞれ中間転写体に転写し、更に記録紙へと一括
転写させる方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フルカラー画像の出力
を可能とする画像形成装置には、カラーとモノクロとで
プリント時の動作が異なるものがある。例えば上述のよ
うな、4つの感光体を用いて並列的に各原色の画像を形
成する装置においては、カラーモードには、各原色の画
像形成部(感光体に画像を形成する機能部)を全て転写
可能な状態とし、モノクロモードには、ブラックの画像
形成部のみが転写可能となるように構成されている。
【0005】さて、カラーモードとモノクロモードとで
駆動形態が異なる画像形成装置において、カラー画像と
モノクロ画像を混在させて出力する場合、その都度モー
ドを切り換えれば、モード切換にかかるロスタイムによ
り生産性が低下する。即ち、複数枚を連続プリントする
際の速度が低下する。かといって、全ての画像を常にカ
ラーモードでプリントすれば、不使用色のトナーが劣化
する恐れがある。しかしながら、従来に知られた画像形
成装置には、生産性、効率を加味してモード切換の制御
を行うものは存在せず、画像データに応じてその都度モ
ードを切り換えるものが一般的であった。
【0006】また、画像形成装置の中には、両面プリン
トを行う為の反転循環系を有するものがある。反転循環
系とは、記録紙を表面から裏面へと反転させるための機
構であり、複数枚の記録紙を連続プリントする場合に
は、係る反転循環系内に複数枚の記録紙を送り込んで間
断なくプリントするように構成されている。この両面プ
リント時に、上述のようにカラーとモノクロを混在させ
てプリントする為には、モード切換の間、記録紙を反転
循環系内で待機させる必要が生じる。しかし、従来に知
られた画像形成装置には、記録紙を待機させる為の機械
的な構成はなく、また、両面プリント時に効率良くモー
ドを切り換える為の制御形態もなかった。
【0007】本発明の課題は、画像形成装置において、
機械構成を新たに設けることなく、カラーとモノクロの
混在プリント時における生産性および効率を高めること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、一連の画像データに基づく連続的な画像の形成が可
能であるとともに、モノクロモードとカラーモードの何
れでも画像の形成を可能とする画像形成装置において、
前記一連の画像データの一つ一つについて、モノクロ画
像かカラー画像かを検知する検知手段と、前記検知手段
による検知結果に応じて、画像データ毎に画像を形成す
る際のモードをモノクロモードとカラーモードの何れか
に制御するモード制御手段と、前記検知手段による検知
結果に基づいて、前記モード制御手段によるモードの制
御に代えて、モノクロモード又はカラーモードの何れか
一方のモードに強制的に制御する強制モード制御手段
と、を備えることを特徴とする。
【0009】この請求項1に記載の発明によれば、画像
データがカラー画像であるかモノクロ画像であるかに応
じて画像を形成する際のモードを適宜制御する手段と、
強制的にモノクロモードとカラーモードの何れか一方に
制御する手段と、の二つを有する。故に、画像データの
種類(カラー/モノクロ)に応じたプリントが可能であ
る上に、強制的にモードを制御してモード切換の回数を
低減し、一連の画像データのプリント速度を向上させる
ことも可能となる。
【0010】また、請求項2に記載の発明のように、請
求項1記載の画像形成装置において、前記強制モード制
御手段が、前記一連の画像データの内、カラー画像の画
像データに後続する全ての画像データに対して、画像を
形成する際のモードを強制的にカラーモードにすること
としてもよい。
【0011】モノクロモードの画像形成を黒のトナーを
用いて行う場合、カラーモードでモノクロ画像を形成す
ることはできるが、モノクロモードでカラー画像を形成
することはできない。このとき、請求項2に記載の発明
のように、カラー画像の出現以降はカラーモードで画像
形成すれば、最初にモノクロ画像が存在する場合であっ
てもカラーモードへの切換動作が一回で済む上、最初の
モノクロ画像の形成時における無駄な動作を低減させる
ことができる。
【0012】ところで、全ての画像をカラーモードで形
成すれば、モードを切り換えることなくより迅速に複数
の画像を形成することができる。しかし、常にカラーモ
ードで画像形成をすれば、不使用色のトナーが劣化する
恐れがある。そこで、請求項3に記載の発明のように、
請求項1記載の画像形成装置において、前記強制モード
制御手段が、前記一連の画像データに含まれるモノクロ
画像の画像データの連続数が所定数aを満たさない場合
には、当該モノクロ画像の画像データに基づく画像を形
成する際のモードを強制的にカラーモードにすることと
してもよい。
【0013】この請求項3に記載の発明によれば、モノ
クロ画像の連続数が所定数aに満たない場合にのみカラ
ーモードで画像形成を行う。故に、一連のプリント速度
の向上を図るとともに、無駄な動作を軽減し、トナーの
劣化を防止することができる。
【0014】また請求項4に記載の発明のように、請求
項3記載の画像形成装置において、カラーモードでのプ
リント数をカウントするカウント手段を更に備え、前記
強制モード制御手段は、前記一連の画像データに含まれ
るモノクロ画像の画像データの連続数が所定数aを満た
さず、かつ、前記カウント手段によるカウント数が所定
数b未満である場合に、当該モノクロ画像の画像データ
に基づく画像を形成する際のモードを強制的にカラーモ
ードにすることとしてもよい。
【0015】この請求項4に記載の発明によれば、モノ
クロ画像の連続数が所定数aを満たさず、尚且つカラー
モードでのプリント数が所定数b未満ならば、モードを
強制的にカラーモードに設定する。換言すれば、モノク
ロ画像の連続数が所定数aに満たない場合であっても、
カラーモードでのプリント数が所定数b以上ならば、モ
ノクロモードにする。故に、トナーの寿命を考慮した上
でのモード切り換え制御をすることが可能となる。
【0016】また請求項5に記載の発明のように、請求
項1記載の画像形成装置は、所定数cの記録媒体を反転
循環させる反転循環部を備える画像形成装置であって、
前記強制モード制御手段は、前記反転循環部内に存する
記録媒体に対応する画像データの中に、カラー画像の画
像データが含まれる場合には、それら全ての画像データ
に基づく画像を形成する際のモードを強制的にカラーモ
ードにすることとしてもよい。
【0017】この請求項5に記載の発明によれば、反転
循環部に搬送する記録媒体にプリントする画像データの
中に、カラー画像が含まれる場合には、それらを全てカ
ラーモードで画像形成する。故に、モードを切り換える
為に記録媒体を反転循環部内で待機させる必要がなく、
より迅速に画像を形成することが可能となる。
【0018】請求項6に記載の発明は、複数の記録媒体
を反転循環させる反転循環部と、前記反転循環部に記録
媒体を搬送する搬送部とを備え、モノクロモード及びカ
ラーモードでのプリントが可能な画像形成装置におい
て、入力される一連の画像データの一つ一つについて、
モノクロ画像かカラー画像かを検知する検知手段と、前
記一連の画像データに対する両面プリントを行う際に、
前記反転循環部内に搬送する記録媒体に対応する画像デ
ータが、モノクロ画像またはカラー画像の何れか一方に
なるように、前記反転循環部に搬送する記録媒体の数を
制御する搬送制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0019】この請求項6に記載の発明によれば、反転
循環部に搬送する記録媒体の数を、画像データの種類
(カラー/モノクロ)に合わせて制御する。故に、反転
循環部に搬送した記録媒体について、モード切り換えを
する為に転循環部内で待機させる必要なく、尚且つ画像
データの種類に応じたプリントを実現することが可能と
なる。
【0020】なお請求項7に記載の発明のように、請求
項1〜6の何れかに記載の画像形成装置は、形成する画
像の色が異なる複数の画像形成部と、前記各画像形成部
に含まれる感光部材が圧着して画像が転写される中間転
写体とを備える画像形成装置であって、前記各画像形成
部の感光部材を前記中間転写体に圧着させるか否かを制
御する圧着制御手段を更に備え、この圧着制御手段が全
ての前記感光部材を前記中間転写体に圧着させることに
よりカラーモードの画像を形成することとしてもよい。
【0021】また、上述のように、黒のトナーを用いて
モノクロモードの画像を形成する場合には、黒の画像を
形成する画像形成部の感光部材のみを中間転写体に圧着
させる状態をモノクロモードとしてもよい。
【0022】また請求項8に記載の発明のように、請求
項7記載の画像形成装置において、記録媒体の種類に応
じて前記中間転写体の線速度を可変する可変手段を更に
備え、前記制御手段は、前記可変手段により線速度が可
変される場合には、一時的に前記各感光部材の前記中間
転写体への圧着を解除することとしてもよい。
【0023】この請求項8に記載の発明によれば、感光
部材の中間転写体への圧着を一時的に解除して、線速度
を変更する。これにより、線速度の変更時における、中
間転写体や各感光部材を駆動させる各モータの速度変化
のばらつきによる、中間転写体や各感光部材のダメージ
を防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて実施の形態に
ついて説明する。なお、以下では、タンデムカラー型の
画像形成装置を例に説明するが、この場合に限定する必
要はない。
【0025】本実施の形態は、カラープリント可能な画
像形成装置において、カラーモードとモノクロモードを
適度に切り換えて、生産性を落すことなく、尚且つ、無
駄な動作を軽減してカラーとモノクロの混在プリントを
実現することを特徴としている。
【0026】なお、カラーモードとは、画像形成装置が
カラープリント可能な状態であることを示し、モノクロ
モードとは、モノクロプリントのみが可能な状態である
ことを示す。また、モノクロプリントといった場合に
は、モードを問わずモノクロ画像をプリントすることを
示す。
【0027】まず、本実施の形態における画像形成装置
1の概要を説明する。図1は、本実施の形態における画
像形成装置1の正面斜俯瞰図である。画像形成装置1
は、その本体上面に、原稿が載置される原稿台2を有
し、更にその手前に操作入力装置3を有する。操作入力
装置3は、各種入力ボタンと、表示画面が一体形成され
たタッチパネル4を有する。また、画像形成装置1の本
体上面には、開閉自在なスキャナカバー5が設けられて
いる。図1は、スキャナカバー5を開いた状態を示して
いる。
【0028】図2は、図1に示した画像形成装置1のA
−A´断面を模式的に示す図である。図2によれば、画
像形成装置1は、画像読取部10と、プリント部10
と、を主に有する。
【0029】画像読取部10は、原稿台2に載置された
原稿の二次元情報を読み取り、デジタルデータに変換す
る機能部である。即ち、原稿台2に載置された原稿に光
を投射し、その反射光をCCD11により読み取り、線
形デジタルデータに変換し、画像形成装置1の制御系に
出力する。
【0030】なお、スキャナカバー5は、原稿送り機構
を備え、原稿送りトレイ6に載置される原稿を原稿台2
上に送り込む。例えば、複数の原稿が載置された場合に
は、原稿送りトレイ6から原稿を原稿台2に送り、画像
読取部10による読み取りが完了すると、係る原稿を排
紙トレイ7に送り出し、更に次ぎの原稿を原稿台2に送
り込む。このように、連続して複数の画像データを読み
取ることを可能としている。
【0031】プリント部10は、画像形成部40Y、4
0M、40C、40Kと、ベルト状の中間転写体50
と、両面プリント時に用いられる反転循環系を含む給紙
部60と、記録紙にトナー像を定着させる為の定着部7
0とを有する。
【0032】画像形成部40Yは、イエロー(Y)の画
像を形成するものであって、感光体ドラム41Yと、帯
電装置42Yと、露光装置43Yと、現像装置44Y
と、クリーニング部材45Yとを主に有する。感光体ド
ラム41Yは、光が当ると電荷が変化する性質を有す
る。帯電装置42Yは、感光体ドラム41Yの外表面を
均一に帯電させる。露光装置43Yは、帯電した感光体
ドラム41Yに光を投射して、静電潜像を形成する。現
像装置44Yは、静電潜像が形成された感光体ドラム4
1Yの表面に、帯電したトナーを付着させて静電潜像を
現像する。また、クリーニング部材45Yは、感光体ド
ラム41Y表面を浄化する。
【0033】画像形成部40Mは、マゼンタ(M)の画
像を形成するものであって、画像形成部40Yと同様
に、感光体ドラム41Mと、帯電装置42Mと、露光装
置43Mと、現像装置44Mと、クリーニング部材45
Mと、を主に有する。画像形成部40Cは、シアン
(C)の画像を形成するものであって、画像形成部40
Yと同様に、感光体ドラム41Cと、帯電装置42C
と、露光装置43Cと、現像装置44Cと、クリーニン
グ部材45Cと、を主に有する。画像形成部40Kは、
ブラック(K)の画像を形成するものであって、画像形
成部40Yと同様に、感光体ドラム41Kと、帯電装置
42Kと、露光装置43Kと、現像装置44Kと、クリ
ーニング部材45Kと、を主に有する。
【0034】中間転写体50は、複数のローラにより回
転可能に支持されており、各ローラの回転に伴って回転
する。また、中間転写体50は、第一圧着ローラ51Y
により感光体ドラム41Yに圧着され、同様に、第一圧
着ローラ51Mにより感光体ドラム41Mに圧着され、
第一圧着ローラ51Cにより感光体ドラム41Cに圧着
され、第一圧着ローラ51Kにより感光体ドラム41K
に圧着される。
【0035】即ち、感光体ドラム41Y、41M、41
C、41Kの表面に現像された各原色のトナー画像は、
第一圧着ローラ51Y、51M、51C、51Kによる
圧着位置で中間転写体50に転写される。これを一次転
写という。中間転写体50は、回転することによって、
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各トナー像が
順次重ねて転写され、更に第二圧着ローラ52、53へ
と搬送される。中間転写体50に転写されたトナー画像
は、第二圧着ローラ52、53により記録紙Pの一方の
面に転写される。これを第二転写という。
【0036】給紙部60は、画像形成装置1の制御系か
ら指示される用紙トレイ61、62、63の中から記録
紙Pを取り出し、第二圧着ローラ52、53へと搬送す
る。即ち、各用紙トレイ61、62、63から取り出し
た記録紙Pを、図2中の地点Aへと搬送した後、更に地
点B、第二圧着ローラ52、53(地点C)へと搬送
し、第二転写が完了すると、定着部70(地点D)へと
搬送し、地点Eに排出する。定着部70は、熱および圧
力により記録紙Pにトナーを定着させる。
【0037】また、両面プリント時には、一方の面に対
して第二転写が完了した記録紙Pを定着部70(地点
D)へと搬送した後、分岐点64にて地点F方向に搬送
する。更に、地点Gへと記録紙Pを搬送させると、反転
制御ローラ65によって搬送方向を反転させて地点H、
地点I、地点B、地点C、地点Dへと順に搬送する。上
記反転循環系とは、係る地点B,C,D,F,G,H,
Iを順に通過する搬送経路を意味する。連続プリント時
には、係る反転循環系内に複数枚(例えば3枚)の記録
紙Pが搬送される。
【0038】画像形成装置1の利用者は、原稿を原稿台
2若しくは原稿送りトレイ6に載置し、操作入力装置3
によりプリントの濃淡や、用紙のサイズ、両面プリント
等を選択指示するとともに、プリント開始の指示を入力
する。
【0039】また、画像形成装置1は、外部のパーソナ
ル端末装置等と接続されており、係る装置等から入力さ
れる画像データに基づくプリントを行う、いわゆるプリ
ンターとしての機能をも有する。即ち、外部装置から入
力される画像データを、係る装置から入力される指示に
従ってプリントする。
【0040】図3は、画像形成装置1の機能ブロックの
一例を示す図である。図3によれば、画像形成装置1
は、CPU100と、RAM101と、ROM102
と、画像読取制御部103と、通信制御部104と、画
像形成制御部105と、給紙制御部106と、中間転写
体制御部107と、操作入力部108と、表示部109
と、を主に有する。
【0041】CPU100は、ROM102に記憶され
るプログラムに基づいて、画像形成装置1の各部を集中
制御する。具体的には、通信制御部104や操作入力部
108から入力される信号に応答して、ROM102に
記憶されるプログラムを読み出してRAM101に一時
記憶し、係るプログラムに基づく各種処理を実行して、
画像形成装置1の各部を機能させる。その際、CPU1
00は、RAM101内のワークメモリ内に各種処理結
果を格納するとともに、必要に応じて表示部109にそ
の処理結果を表示させる。
【0042】ROM102は、読み出し専用の半導体メ
モリであり、CPU100が実行する基本プログラム
や、本実施の形態に係る各種処理を実行する為のプログ
ラムが格納される。例えば、システム全体を制御するた
めのシステムプログラム、初期化プログラム、後述する
モード設定処理1〜6、プリント制御処理、モード制御
処理等をCPU100が実行する為のプログラム、など
を記憶する。なお、ROM102は、フラッシュメモリ
などの消去/書込み可能な記憶媒体であってもよく、通
信制御部104を介して外部から入力されるプログラム
やデータ取り込んで記憶できる構成とし、係る取り込ん
だプログラムに基づいてCPU100が各種処理を実行
するように構成してもよい。
【0043】RAM101は、データを一時的に保存す
る記憶媒体であって、CPU100が実行するプログラ
ムを展開するプログラム展開エリア、通信制御部104
や操作入力部108から入力されるデータやCPU10
0の各種処理結果などを一時的に記憶するワークエリ
ア、画像読取制御部103や通信制御部104から入力
される画像データを一時的に記憶するエリアなどを有す
る。
【0044】画像形成制御部105は、画像形成部40
Y、40M、40C、40Kの駆動を制御する機能部で
ある。例えば、画像形成部40Yについて、CPU10
0から入力される指示信号に基づいて、感光体ドラム4
1Y、帯電装置42Y、露光装置43Y、現像装置44
Y、クリーニング部材45Yの駆動をそれぞれ制御し、
また、画像データに基づいて露光装置43Yの露光を制
御する。画像形成部40M、40C、40Kについても
同様に制御する。
【0045】画像読取制御部103は、図2に示す画像
読取部10を構成する各装置を制御する機能部であっ
て、例えば、原稿送りトレイ6に載置された原稿の送り
タイミングを制御したり、原稿に投射する照明光源の制
御、読取走査制御、CCD11により読み取った信号を
デジタルデータに変換する処理、などを実行する。
【0046】通信制御部104は、通信回線を介して接
続される外部機器との通信を行う為の機能部であり、C
PU100によって処理されたデジタルデータをアナロ
グ信号に変調し、また、外部機器から入力されたアナロ
グ信号をデジタル信号に復調する。
【0047】給紙制御部106は、CPU100から入
力される指示信号に応答して、給紙トレイ61、62、
63から記録紙Pを取り出す際の各ローラの駆動制御、
記録紙Pを第二圧着ローラ52,53、定着部70、排
紙部分、へと順次搬送する為の各ローラの駆動制御、反
転循環系に存する各ローラの駆動制御、などを実行す
る。
【0048】中間転写体制御部107は、CPU100
から入力される指示信号に応答して、中間転写体50を
支持する各ローラの駆動制御、第一圧着ローラ51Y、
51M、51C、51Kの圧着/解除制御等を行う。
【0049】操作入力部108は、図1に示した操作入
力装置3に相当する機能部である。例えば、操作入力装
置3が有する各種入力ボタンが押下されると、係るボタ
ンに該当する信号をCPU100に出力する。また、タ
ッチパネル4が押下されると、その押下位置を検出し
て、その位置信号をCPU100に出力する。
【0050】表示部109は、図1に示したタッチパネ
ル4と一体形状を成す表示画面に相当する機能部であっ
て、CPU100から入力される指示信号に従って、各
種選択画面や、操作案内画面、などの画像を表示する。
【0051】次ぎに、本実施の形態における画像形成装
置1の特徴的な部分について説明する。また、以下で
は、利用者が原稿送りトレイ6に複数枚の原稿を載置し
て、連続プリントをする場合を例に説明するが、これに
限定する必要はなく、例えばプリンタやFAXとして利
用する場合に適用しても良いことは勿論である。
【0052】図4は、タッチパネル4と一体形成される
表示画面に表示するメニュー画面200の一例を示す図
である。同図によれば、片面/両面プリントの選択領域
〔原稿〕と、カラー/モノクロモードの選択領域〔モー
ド選択〕と、プリント倍率や用紙サイズ、その他応用機
能を選択する為の領域が表示されている。利用者は、原
稿送りトレイ6に複数枚の原稿を載置すると、これらの
プリント項目の中から所望の項目を押下し、「スター
ト」ボタン(不図示)を押下して、連続プリント開始の
指示を入力する。
【0053】さて、本実施の形態では、利用者の入力指
示や、カラー画像とモノクロ画像の混在状況などに応じ
て、カラーモードとモノクロモードの切換を制御し、連
続プリントをする際の生産性を向上し、より効率よく画
像を形成する。
【0054】CPU100は、画像読取部10により読
み取られた原稿(画像データ)の一つ一つに対してカラ
ーとモノクロの何れのモードでプリントするかを設定す
る。以下、個々の画像データに対してモードを設定する
処理をモード設定処理という。モード設定処理では、各
頁とモードとを対応付けて記憶する為の設定モードテー
ブルを生成し、RAM101内に一時的に記憶する。そ
して、その生成した設定モードテーブルに基づいてプリ
ントを実行する(プリント制御処理)。
【0055】図5(a)は、片面プリントが指定された
場合における、設定モードテーブル300の一例を示す
図である。(a)によれば、設定モードテーブル300
には、頁数とモードとが対応付けて記憶されている。C
PU100は、画像データをプリントする際に、設定モ
ードテーブル300の中からその画像データの頁に対応
するモードを読み出してモードを制御する。
【0056】図5(b)は、両面プリントが指定された
場合における、設定モードテーブル310の一例を示す
図である。(b)によれば、設定モードテーブル310
には、搬送枚数と、頁数と、モードとがそれぞれ対応付
けて記憶されている。ここで、搬送枚数とは、反転循環
系内に搬送する記録紙の枚数を意味する。プリント制御
処理では、CPU100は、設定モードテーブル310
に記憶された搬送枚数分の記録紙を反転循環系に送り込
むとともに、記憶されたモードに基づいてモード制御処
理を行う。
【0057】ただし本実施の形態では、画像形成装置1
は、6種類のモード設定処理のプログラムをROM10
2内に予め有し、利用者により選択されたプリント項目
の種類に応じて1のモード設定処理を抽出して実行す
る。
【0058】具体的には、以下の特徴を有するモード設
定処理1〜6を有する。 強制カラー設定(モード設定処理1) 強制モノクロ設定(モード設定処理2) モード混在設定(モード設定処理3) 両面プリント時の強制カラー設定(モード設定処理
4) 両面プリント時のモード混在設定(モード設定処理
5) モード自動切換設定(モード設定処理6)
【0059】とは、画像データの種類(カラー/モ
ノクロ)によらずに強制的にモードを設定する処理であ
り、は、個々の画像データの種類に対応してモードを
設定する処理である。とは、両面プリントをする際
に実行する処理であり、は反転循環系に送り込み可能
な記録紙Pの枚数に応じてモードを設定する処理であ
り、は画像データの種類に応じて記録紙Pの搬送枚数
とモードを制御する処理である。は、カラーとモノク
ロの混在状況に応じて自動的にモードを設定する処理で
ある。
【0060】図6は、6つのモード設定処理の中から1
の処理を抽出する際に用いる処理決定テーブル400の
一例を示す図である。処理決定テーブル400には、各
モード設定処理1〜6に対して、「全カラー」、「全モ
ノクロ」、「混在」、「両面」といったプリント項目の
有無が対応付けて記憶されている。CPU100は、操
作入力部108から入力される操作指示に応答して、実
行するモード設定処理を処理決定テーブル400の中か
ら1つ抽出する。
【0061】まず、モード設定処理1について説明す
る。モード設定処理1は、図6の処理決定テーブル40
0に示したように、利用者により「全カラー」が指定さ
れた場合にCPU100が実行する処理であり、両面プ
リントが選択された場合にも優先的に抽出される。
【0062】モード判定処理1では、例えば原稿送りト
レイ6に載置された複数の原稿(画像データ)に、カラ
ー画像とモノクロ画像が混在する場合であっても、全て
をカラーモードに設定する(図7参照)。
【0063】図8は、モード判定処理1を説明する為の
フローチャートである。CPU100は、操作入力部1
08から「全カラー」の押下信号が入力されると、処理
決定テーブル400に基づいて、モード判定処理1を実
行するためのプログラムをROM102から読み出して
実行する。
【0064】図8によれば、モード判定処理1では、C
PU100は、まずRAM101内に設定モードテーブ
ル300の記憶エリアを形成し(ステップS1)、画像
データ数(頁数)をカウントする為の引数nをn=0に
セットする(ステップS2)。
【0065】次いで、CPU100は、引数nに1を加
算するとともに(ステップS3)、画像読取部10に指
示を出力してn枚目の画像データの読み込みを実行させ
(ステップS4)、更に、設定モードテーブル300
に、頁数「n」と、モード「カラー」を設定する(ステ
ップS5)。設定モードテーブル300への書き込みが
終了すると、全ての画像データの読み込みが終了したか
否かを判定し(ステップS6)、終了していない場合に
はステップS3に戻って処理を繰り返す。一方、全ての
画像データについて読み込みが完了すると、本処理を終
了する。
【0066】モード設定処理2を説明する。モード設定
処理2は、図6の処理決定テーブル400に示したよう
に、利用者により「全モノクロ」が指定された場合に、
CPU100が実行する処理であり、両面プリントが選
択された場合にも優先的に実行される。モード判定処理
2では、例えば原稿送りトレイ6に載置された複数の原
稿(画像データ)について、図9に示すように全てをモ
ノクロモードに設定する。
【0067】図10は、モード判定処理2を説明するフ
ローチャートである。CPU100は、操作入力部10
8から「全モノクロ」の押下信号が入力されると、処理
決定テーブル400に基づいて、モード判定処理2を実
行するためのプログラムをROM102から読み出して
実行する。
【0068】図10によれば、モード設定処理2は、図
8に示したモード設定処理1とほぼ同等である。但し、
モード設定処理2では、ステップS14にて設定モード
テーブル300に、モード「モノクロ」を設定する点
で、モード設定処理1と異なる。
【0069】モード設定処理3について説明する。モー
ド設定処理3は、画像データに応じてそれぞれモードを
設定する処理であり、図6の処理決定テーブル400に
示したように、利用者により「混在(カラーモードとモ
ノクロモードの混在)」と「片面プリント」が指定され
た場合に抽出される処理である。
【0070】例えば、図11に示すように、原稿(画像
データ)にカラーとモノクロとが混在する場合には、カ
ラー画像のデータにはカラーモードを設定し、モノクロ
画像のデータにはモノクロモードを設定する。故に、プ
リント制御処理においては、画像データの種類(カラー
/モノクロ)に合わせてその都度モードを切り換えてプ
リントすることができる。
【0071】図12は、モード設定処理3を説明するフ
ローチャートである。CPU100は、操作入力部10
8からモードの「混在」と「片面プリント」の押下信号
が入力されると、処理決定テーブル400に基づいて、
モード判定処理3を実行するためのプログラムをROM
102から読み出して以下の処理を実行する。
【0072】図12によれば、モード判定処理3では、
CPU100は、まずRAM101内に設定モードテー
ブル300の記憶エリアを形成し(ステップS20)、
画像データの数(頁数)をカウントする為の引数nをn
=0にセットする(ステップS21)。
【0073】次いで、CPU100は、引数nに1を加
算するとともに(ステップS22)、画像読取制御部1
03に指示を出力してn頁目の画像データの読み取りを
実行させる(ステップS23)。画像読取部10から画
像データが入力されると、係る画像データがカラー画像
か否かを判定する(ステップS24)。
【0074】カラー画像であれば(ステップS25;
Y)、設定モードテーブル300に、頁数「n」と、モ
ード「カラー」を設定する(ステップS26)。一方、
モノクロ画像ならば(ステップS25;N)、設定モー
ドテーブル300に、頁数「n」と、モード「モノク
ロ」を設定する(ステップS27)。設定モードテーブ
ル300への書き込みが終了すると、全ての原稿(画像
データ)の読み取りが終了したか否かを判定し(ステッ
プS28)、終了していなければ、ステップS22に戻
って処理を繰り返す。一方、原稿送りトレイ6に載置さ
れた全ての原稿について読み取りが終了した場合には、
本処理を終了する。
【0075】モード設定処理4について説明する。モー
ド設定処理4は、図6の処理決定テーブル400に示し
たように、利用者により「両面プリント」が指定された
場合に実行する処理であり、反転循環系に搬送可能な記
録紙の枚数Mを単位としてモードを設定する処理であ
る。例えば、反転循環系に搬送可能な記録紙の枚数が3
枚である場合に、表裏合わせて6頁分の画像データの中
に一つでもカラー画像が含まれる場合には、その6頁分
を全てカラーモードに設定し、全てモノクロ画像の場合
には、全てをモノクロモードに設定する。
【0076】図13は、14頁分の原稿を両面プリント
する場合の、モード設定処理4による処理例を示す図で
ある。ここで、最大搬送枚数M=3とする。モード設定
処理4では、最大搬送枚数を単位としてモードを設定す
る。即ち、6頁分づつ画像データを読み取り、モードを
設定する。図13によれば、4頁目にカラー画像が含ま
れるため、1〜6頁目までを全てカラーモードに設定す
る。続く7〜12頁目の画像データは全てモノクロ画像
であるため、これらを全てモノクロモードに設定する。
残る13頁目と14頁目の画像データは、13頁目の画
像データがカラーである為、これらをカラーモードに設
定する。
【0077】図14は、モード設定処理4を説明するフ
ローチャートである。CPU100は、操作入力部10
8から「両面プリント」の押下信号が入力されると、処
理決定テーブル400に基づいて、モード判定処理4を
実行するためのプログラムをROM102から読み出し
て以下の処理を実行する。
【0078】図14によれば、モード判定処理4では、
CPU100は、まずRAM101内に設定モードテー
ブル310の記憶エリアを形成し(ステップS30)、
画像データの数(頁数)をカウントする為の引数nをn
=1にセットする(ステップS31)。
【0079】次いで、CPU100は、画像読取制御部
103に対して、原稿送りトレイ6に載置された原稿の
うち、反転循環系に搬送できる記録紙の最大搬送枚数M
分(即ち2M頁分)を上限として、m頁分の画像データ
を読み取る指示を出力する(ステップS32)。例え
ば、反転循環系に最大3枚の記録紙の搬送が可能である
場合には、その裏表合わせた6頁分を上限として画像デ
ータを読み取る。
【0080】ステップS32にて読み取った画像データ
の数に応じて搬送枚数を設定する(ステップS33)。
例えば、3頁分の画像データを読み取った場合には、反
転循環系に搬送する記録紙の枚数を2枚に設定する。或
いは、6頁分の画像データを読み取った場合には、搬送
枚数として3枚を設定する。
【0081】更に、ステップS32にて読み取った画像
データの一つ一つについてカラーかモノクロかを判定し
(ステップS34)、係る複数の画像データにカラー画
像が含まれるか否かを判定する(ステップS35)。
【0082】カラー画像が含まれる場合(ステップS3
5;Y)には、設定モードテーブル310の、n頁目か
らm頁分を全てカラーモードに設定する(ステップS3
6)。一方、カラー画像が含まれない場合(ステップS
35;N)には、設定モードテーブル310の、n頁目
からm頁分を全てモノクロモードに設定する(ステップ
S37)。
【0083】読み取った画像データについてモードの設
定が完了すると、頁数をカウントする為の引数nにmを
加算し(ステップS38)、原稿送りトレイ6に載置さ
れた原稿について全て読み取りが終了したか否かを判定
し(ステップS39)、未処理の原稿が存在する場合に
は、ステップS32に戻って処理を繰り返す。一方、セ
ットされた原稿について全て処理が終了した場合には、
本処理を終了する。
【0084】モード設定処理5について説明する。モー
ド設定処理5は、図6の処理決定テーブル400に示し
たように、利用者により「両面プリント」と「混在(カ
ラーモードとモノクロモードの混在)」が指定された場
合に実行する処理であり、画像データの種類に応じてモ
ードを切り換えるとともに、反転循環系への記録紙送り
を区切る為の処理である。但しこのとき、カラーからモ
ノクロへのモード切り換えにおいては、反転循環系への
記録紙送りを区切らずに、モードのみを切り換えるよう
に設定する。これは、カラーからモノクロへのモード切
換が比較的高速に行える為である。
【0085】例えば、図15に示すように、14頁分の
原稿を両面プリントする場合に、係る14頁分の画像デ
ータ一つ一つについてモードを設定するとともに、記録
紙の搬送枚数を設定する。具体的には、原稿送りトレイ
6に載置された原稿の中から最大搬送枚数M(=3)に
相当する原稿6頁分づつ画像データを読み取って、モー
ドおよび搬送枚数を設定する。
【0086】図15によれば、最初の6頁分について、
1〜3頁目まではカラー画像であり、4〜6頁目までは
モノクロ画像である。これは、カラーからモノクロへの
切り換えに該当するため、記録紙送りの枚数を区切らず
に、即ち搬送枚数を3枚に設定し、モードのみ切り換え
る設定をする。このとき、設定モードテーブル310に
は、最初の1〜6頁について、搬送枚数が3枚、1〜3
頁目がカラーモード、残りの4〜6頁がモノクロモード
に設定される。
【0087】続く6頁分(7〜12頁)については、最
初の7〜9頁がモノクロ画像で、残りがカラー画像とな
っている。そこで、設定モードテーブル310には、最
初の1枚分(7、8頁)をモノクロモードに設定し、搬
送枚数を1に設定する。残る9〜12頁については、カ
ラーモードに設定するとともに、搬送枚数を2に設定す
る。
【0088】最後の13、14頁については、13頁目
がモノクロ画像であるが、14頁目(13頁目の裏面)
がカラー画像であるため、設定モードテーブル310に
は、係る二つの頁をカラーモードに設定するとともに、
搬送枚数を1に設定する。プリント制御処理では、係る
設定モードテーブル310に基づいて、反転循環系に送
り込む記録紙の枚数を制御するとともに、モードの制御
を行う。
【0089】図16は、モード設定処理5を説明するフ
ローチャートである。CPU100は、操作入力部10
8から「両面プリント」及び「混在(カラーモードとモ
ノクロモードの混在)」の押下信号が入力されると、処
理決定テーブル400に基づいて、モード判定処理5を
実行するためのプログラムをROM102から読み出し
て以下の処理を実行する。
【0090】図16によれば、モード判定処理5では、
CPU100は、まずRAM101内に設定モードテー
ブル310の記憶エリアを形成し(ステップS40)、
画像データの数(頁数)をカウントする為の引数nをn
=1にセットする(ステップS41)。
【0091】次いで、CPU100は、画像読取部10
に対して、原稿送りトレイ6に載置された原稿のうち、
反転循環系に搬送できる記録紙の最大枚数M分(即ち2
M頁分)を上限として、m頁分の画像データを読み取る
指示を出力する(ステップS42)。更に、読み取った
m頁分の画像データ一つ一つについてカラーかモノクロ
かを判定し(ステップS43)、係るm頁分の画像デー
タのうち、最初の頁の画像データがカラー画像か否かを
判定する(ステップS44)。
【0092】ステップS44にて最初の画像データがカ
ラーならば(Y)、読み取った画像データの数(頁数)
mに基づいて搬送枚数を設定する(ステップS45)。
例えば、m=6ならば搬送枚数を3に設定し、m=3な
らば搬送枚数を2に設定する。更に、m頁分の画像デー
タの中に、モノクロ画像からカラー画像へと切り換わる
個所があるか否かを判定する(ステップS46)。即
ち、最初の頁がカラー、次の頁がモノクロ、更にその次
の頁がカラー、といったように、カラー画像がモノクロ
画像を挟んで存在するか否かを判定する。このように、
モノクロ画像を挟んでカラー画像が繰り返し存在する場
合には(ステップS46;Y)、読み取ったm頁分の画
像データを全てカラーモードに設定する(ステップS4
7)。一方、ステップS46にて、モノクロからカラー
へと切り換わる箇所がない場合(N)、即ち、m頁分が
全てカラーであるか、或いは、カラーからモノクロへの
切り換わりのみの場合には、最初の連続するカラー画像
をカラーモードに、残りをモノクロモードに設定する。
具体的には、最初の連続するカラー画像の数kを判定し
(ステップS48)、係るk頁分をカラーモードに設定
し(ステップS49)、残る(m−k)頁分をモノクロ
モードに設定する(ステップS50)。
【0093】一方、ステップS44にて、最初の画像デ
ータがモノクロデータである場合(N)には、まず、最
初の連続するモノクロ画像の数kを判定し(ステップS
51)、更にkが偶数か否かを判定する(ステップS5
2)。kが偶数ならば、設定モードテーブル310に対
して、搬送枚数を(k/2)に設定するとともに(ステップ
S53)、係るk頁分をモノクロモードに設定する(ス
テップS54)。kが奇数ならば、設定モードテーブル
310に対して、搬送枚数を((k-1)/2)に設定するとと
もに(ステップS55)、係る(k-1)頁分をモノクロモ
ードに設定する(ステップS56)。次いで、残りの搬
送枚数を算出し、設定モードテーブル310に対して、
残りの頁をカラーモードに設定し、また、残りの搬送枚
数を設定する(ステップS57)。例えば、m=6、k
=3である場合には、最初の1頁分をモノクロモードに
設定するとともに搬送枚数として「1」を対応付け、残
る2頁分をカラーモードに設定し、搬送枚数として
「2」を対応付ける。
【0094】以上の処理が終了すると、ステップS42
にて読み取った画像データの数mを引数nに加算し(ス
テップS58)、原稿送りトレイ6に載置された原稿に
ついて全て読み取りが終了したか否かを判定する(ステ
ップS59)。未処理の原稿が存在する場合にはステッ
プS42に戻って処理を繰り返す。一方、全ての原稿に
ついて処理が終了している場合には、本処理を終了す
る。
【0095】モード設定処理6について説明する。モー
ド設定処理6は、図6の処理決定テーブル400に示し
たように、利用者によりプリント項目について指定され
なかった場合に実行する処理であり、モードを自動的に
設定する為の処理である。具体的には、モノクロ画像が
規定頁数a以上連続して存在する場合には、モノクロモ
ードに設定し、それ以外の場合にはカラーモードに設定
する。
【0096】図17は、規定頁数a=3として、モード
設定処理6を実行した場合の一例を示す図である。図1
7において、3頁分以上モノクロ画像が連続している箇
所は、5〜7頁目の部分のみである。故に、1〜4頁を
カラーモードに設定し、5〜7頁をモノクロモードに設
定し、8〜12頁をカラーモードに設定する。このよう
に、モノクロ画像の連続頁数に応じてモードを切り換え
ることによって、より迅速にプリント(画像形成)を実
行することが可能となる。
【0097】また、カラーモードでモノクロプリントを
した回数βをカウントし、係るカウント数βが所定数b
以上になった場合には、モノクロ画像については連続頁
数にかかわらずモノクロモードに設定する。これは、カ
ラーモードでのモノクロプリント時に生じるトナーの劣
化を防止するための処置である。即ち、カラーモードで
モノクロ画像をプリントすると、イエロー、マゼンタ、
シアンの各トナーが不使用のまま画像形成可能な状態に
維持されるため、劣化する恐れがある。故に、所定回数
b以上カラーモードでモノクロプリントをした場合に
は、モノクロ画像の連続数にかかわらず、モノクロモー
ドに設定する。
【0098】図18は、モード設定処理6を説明するフ
ローチャートである。CPU100は、操作入力部10
8からプリント項目について指定されることなく、スタ
ートボタンが押下されると、処理決定テーブル400に
基づいて、モード判定処理6を実行するためのプログラ
ムをROM102から読み出して以下の処理を実行す
る。
【0099】図18によれば、モード判定処理6では、
CPU100は、まずRAM101内に設定モードテー
ブル300の記憶エリアを形成し(ステップS60)、
画像データの数(頁数)をカウントする為の引数nをn
=1にセットする(ステップS61)。
【0100】次いで、CPU100は、画像読取部10
に対して原稿送りトレイ6に載置された原稿のうち1頁
分の画像データを読み取る指示を出力する(ステップS
62)。更に読み取った画像データについてカラーかモ
ノクロかを識別し、係る画像データがモノクロ画像であ
るか否かを判定する(ステップS63)。
【0101】カラー画像ならば(ステップS63;
N)、設定モードテーブルのn頁目をカラーモードに設
定する(ステップS64)。更に、引数nに1を加算す
る(ステップS65)。また、原稿送りトレイ6に載置
された全ての原稿について処理が終了したか否かを判定
し(ステップS66)、未処理の原稿が存在するならば
ステップS62に戻って処理を繰り返す。一方、全ての
原稿について読み取りが終了した場合には、本処理を終
了する。
【0102】ステップS62にて読み取った画像データ
がモノクロ画像である場合(ステップS63;Y)に
は、モノクロ画像をカウントする為の引数αを1にセッ
トし(ステップS67)、更に原稿送りトレイ6に載置
された原稿について全て読み取りが終了した否かを判定
する(ステップS68)。このとき、全ての原稿につい
て読み取りが終了した場合(Y)には、ステップS74
に移行する。
【0103】ステップS68にて、次ぎの原稿(画像デ
ータ)が存在する場合には(N)、頁数をカウントする
為の引数nに1を加算し(ステップS69)、画像読取
制御部103に対して次ぎの画像データを読み取る指示
を出力する(ステップS70)。そして、その読み取ら
れた画像データがモノクロ画像であるか否かを判定する
(ステップS71)。
【0104】ステップS70にて読み取った画像データ
がモノクロ画像である場合(ステップS71;Y)に
は、モノクロ画像をカウントする為の引数αに1を加算
する(ステップS72)。更に次ぎの原稿(画像デー
タ)が存在するか否かを判定し(ステップS73)、存
在しない場合(Y)には、ステップS74に移行する。
一方、次の原稿が存在する場合(N)には、ステップS
69に戻って処理を繰り返す。このように、順次画像デ
ータを読み取って、モノクロ画像の頁数αをカウントす
る。
【0105】ステップS68、S73にて全ての原稿の
読み取りが終了した場合には、それまでにカウントした
モノクロ画像の頁数αが規定頁数a以上か否かを判定す
る(ステップS74)。(α≧a)を満たす場合(Y)
には、設定モードテーブルの(n−α)頁目からn頁目
までを全てモノクロモードに設定する(ステップS7
5)。
【0106】ステップS74にて、モノクロ画像の連続
頁数αが規定頁数aに満たない場合(N)、即ちα<a
ならば、カラーモードでのモノクロプリントの回数βが
所定数b以上か否かを判定する(ステップS76)。こ
のとき、モノクロプリント回数βが所定数b以上の場合
(Y)には、設定モードテーブルの(n−α)頁目から
n頁目までをモノクロモードに設定する(ステップS7
5)。モノクロプリント回数βが所定数bに満たない場
合(N)には、設定モードテーブルの(n−α)頁目か
らn頁目までをカラーモードに設定するとともに(ステ
ップS77)、モノクロプリント回数βに頁数αを加算
する(ステップS78)。設定モードテーブル300へ
の書き込みが終了すると、本処理を終了する。
【0107】さて、ステップS62にて読み取った画像
データがカラー画像であった場合(ステップS71;
N)、即ち、モノクロ画像データに続いて読み取った画
像データがカラー画像データであった場合には、それま
でにカウントしたモノクロ画像の頁数αが規定頁数a以
上であるか否かを判定する(ステップS79)。
【0108】ステップS79にて、(α≧a)を満たす
場合(Y)には、設定モードテーブル300の(n−
α)頁目からα頁分をモノクロモードに設定し(ステッ
プS80)、続くn頁目をカラーモードに設定する(ス
テップS81)。更に、頁数をカウントする為の引数n
に1を加算し(ステップS82)、次ぎの原稿(画像デ
ータ)が存在するか否かを判定し(ステップS86)、
存在する場合には、ステップS62に戻って処理を繰り
返す。一方、全ての原稿について読み取りが終了した場
合には、本処理を終了する。
【0109】ステップS79にて、モノクロ画像の頁数
αが規定頁数aに満たない場合(N)、即ちα<aなら
ば、カラーモードでのモノクロプリントの回数βが所定
数b以上か否かを判定する(ステップS83)。(β≧
b)を満たす場合(Y)には、ステップS80に移行す
る。一方、モノクロプリントの回数βが所定数bに満た
ない場合(N)には、設定モードテーブル300の(n
−α)頁目からn頁目までを全てカラーモードに設定し
(ステップS84)、更に、モノクロプリントの回数β
にαを加算する(ステップS85)。そして、原稿送り
トレイ6に載置された全ての原稿について読み取りが終
了したか否かを判定し(ステップS86)、終了してい
ない場合には、ステップS62に戻って処理を繰り返
し、終了している場合には、本処理を終了する。
【0110】続いて、プリント制御処理について説明す
る。CPU100は、各モード判定処理により生成され
た設定モードテーブルに基づいてプリント制御処理を実
行する。なお、CPU100は、モード判定処理におい
て、所定頁数分の画像データの読み取りが完了すると、
以下に示すプリント制御処理を行う為のプログラムをR
OM102から読み出して実行する。
【0111】図19は、プリント制御処理を説明する為
のフローチャートである。まず、CPU100は、RA
M101内に記憶される設定モードテーブルを読み出す
とともに(ステップS90)、両面プリントであるか否
かを判定する(ステップS91)。
【0112】両面プリントの場合には(ステップS9
1;Y)、設定モードテーブル310から記録紙の搬送
枚数を読み出し(ステップS92)、該当する頁につい
て設定されたモードを判定し(ステップS93)、モー
ド制御処理を行う(ステップS94)。モード制御処理
が終了すると、給紙制御部106に対して、ステップS
92にて読み出した搬送枚数分の記録紙を反転循環系に
送り込む指示を出力して、記録紙の搬送を開始させる
(ステップS95)。また同時に、画像形成制御部10
5、中間転写体制御部107に対して、係る搬送枚数分
の頁をプリントする指示を出力して、プリントを開始さ
せる(ステップS96)。
【0113】なお、CPU100は、プリント実行中
に、設定モードテーブル310を読み出して、反転循環
系に送り込んだ記録紙に対するプリントについて、モー
ドの切換が設定されているか否かを判定する(ステップ
S97)。モード切換がなければ、そのままプリントを
続行させ、ステップS100に移行する。一方、モード
切換がある場合には、必要なタイミングでモード制御処
理を実行する(ステップS98)。例えば、モード設定
処理5では、カラーからモノクロへのモード切換につい
ては、記録紙の送り込みを区切らずに切り換えることと
した。故に、この場合には、最後のカラー頁のプリント
が終了するや否やモード制御処理を実行してモード切換
を行う。そして、残りの頁についてプリントを行うよう
に、画像形成制御部105と中間転写体制御部107へ
と指示を出力する(ステップS99)。また、CPU1
00は、プリント実行中に、次ぎの画像データの存在有
無を判定する(ステップS100)。次ぎの画像データ
があれば、ステップS92に戻って処理を繰り返し、画
像データがなければ、本処理を終了する。
【0114】片面プリントを実行する場合には(ステッ
プS91;N)、設定モードテーブル300から1頁分
のモードを読み出し(ステップS101)、その読み出
したモードに基づいてモード制御処理を実行する(ステ
ップS102)。次いで、給紙制御部106に対して、
記録紙を1枚搬送させる指示を出力し(ステップS10
3)、画像形成制御部105と中間転写制御部に対し
て、係る1枚の記録紙へのプリントを実行する指示を出
力する(ステップS104)。なお、CPU100は、
プリント実行中に、次ぎの画像データの存在有無を判定
し(ステップS105)、次ぎの画像データがあればス
テップS101に戻って処理を繰り返し、なければ本処
理を終了する。
【0115】以上のように、利用者による入力指示に応
答してモードを設定する為の処理を抽出する。また、モ
ード設定処理6によれば、より生産性が向上するように
モード切換を設定することができる。
【0116】図20は、同じ原稿について、モード設定
処理6の処理結果に基づいてモード切換を行った場合
(a)と、モード設定処理3の処理結果に基づいてモー
ド切換を行った場合(b)のプリント速度を比較する為
のタイムチャートである。図20において、破線部分が
モード切換に要する時間を示している。さて、(a)で
は(即ちモード設定処理6では)、連続するモノクロ画
像の頁数が少ない場合には、カラーモードにてモノクロ
プリントを行っている。一方、(b)では(即ちモード
設定処理3では)、画像データの種類に応じてその都度
モードを切り換えている。故に(a)では(b)に比
べ、モード切換にかかるロスタイムが軽減され、より迅
速にプリントできることがわかる。
【0117】ところで、本実施の形態におけるカラーモ
ードとはカラープリントが可能な状態を指し、モノクロ
モードとはモノクロプリントのみが可能な状態を指す。
係るモードの切り換え制御については、画像形成部40
Y、40M、40C、40Kのそれぞれの駆動を制御す
る方法と、各感光体ドラム41Y、41M、41C、4
1Kに対する中間転写体50の圧着/解除を制御する方
法と、が考えられる。以下、これらの実施例について詳
述する。
【0118】〔実施例1〕実施例1は、画像形成部40
Y、40M、40C、40Kのそれぞれを制御すること
によって、モードを切り換えるものである。
【0119】実施例1におけるカラーモードでは、4つ
の画像形成部40Y、40M、40C、40Kをそれぞ
れ駆動状態とする。例えば、カラーモードにおいてモノ
クロプリントを行う場合には、イエローの画像形成部4
0Yは、感光体ドラム41Yを回転させ、帯電装置42
Yと、露光装置43Yと、現像装置44Yと、クリーニ
ング部材45Yとをそれぞれ駆動させ、露光のみ実行し
ない状態となる。マゼンタの画像形成部40Mも、シア
ンの画像形成部40Cも、同様である。
【0120】一方、モノクロモードでは、ブラックの画
像形成部40Kのみが駆動状態となり、それ以外の画像
形成部40Y、40M、40Cは停止状態とする。例え
ば、イエローの画像形成部40Yは、感光体ドラム41
Yは回転させるが、帯電装置42Y、露光装置43Y、
現像装置44Y、クリーニング部材45Yをそれぞれ停
止させる。
【0121】図21は、実施例1におけるモード制御処
理1を説明する為のフローチャートである。CPU10
0は、プリント処理にて、設定モードテーブルからモー
ドを読み出すと、以下の処理を開始する。
【0122】図21によれば、CPU100は、まずプ
リント処理にて設定モードテーブルから読み出したモー
ドがカラーモードであるか否か判定する(ステップS1
10)。このとき、カラーモードであった場合には
(Y)、画像形成部40Y、40M、40C、40Kの
現在の駆動状態を判定する(ステップS111)。現在
の駆動状態がカラー駆動状態である場合には(Y)、駆
動状態を変更する必要がない為、本処理を終了する。一
方、現在の駆動状態がモノクロ駆動状態である場合には
(N)、画像形成制御部105に対して、各画像形成部
40Y、40M、40C、40Kの駆動を開始させる指
示を出力し(ステップS112)、本処理を終了する。
【0123】一方、設定モードテーブルから読み出した
モードがモノクロモードであった場合には(ステップS
110;N)、画像形成部40Y、40M、40C、4
0Kの現在の駆動状態がモノクロ駆動状態であるか否か
を判定する(ステップ113)。モノクロ駆動状態であ
る場合(Y)には、駆動状態を変更する必要がないた
め、本処理を終了する。一方、駆動状態がカラー駆動状
態である場合(N)には、画像形成制御部105に対し
て、ブラックの画像形成部40Kを駆動状態とし、それ
以外の画像形成部40Y、40M、40Cを停止状態と
するように指示を出力して(ステップS114)、本処
理を終了する。
【0124】〔実施例2〕実施例2は、各感光体ドラム
41Y、41M、41C、41Kに対する中間転写体5
0の圧着/解除を制御することによって、モードを切り
換えるものである。
【0125】図22(a)は、実施例2のカラーモード
における中間転写体50と各感光体ドラム41Y、41
M、41C、41Kのカラー圧着状態を示す図である。
図22(a)によれば、中間転写体50は、第一圧着ロ
ーラ51Yによりイエローの感光体ドラム41Yに圧着
され、第一圧着ローラ51Mによりマゼンタの感光体ド
ラム41Mに圧着され、第一圧着ローラ51Cによりシ
アンの感光体ドラム41Cに圧着され、第一圧着ローラ
51Kによりブラックの感光体ドラム41Kに圧着され
ている。故に、全ての色のトナー画像が感光体ドラム4
1Y、41M、41C、41Kを介して中間転写体50
に一次転写されることとなる。
【0126】図22(b)は、実施例2のモノクロモー
ドにおける中間転写体50と感光体ドラム41Kのモノ
クロ圧着状態を示す図である。図22(b)によれば、
中間転写体50は、第一圧着ローラ51Kによりブラッ
クの感光体ドラム41Kに圧着されるものの、それ以外
の感光体ドラムとは非接触の状態となっている。故に、
ブラックのトナー画像のみが中間転写体50に一次転写
される。
【0127】図23は、実施例2におけるモード制御処
理2を説明する為のフローチャートである。CPU10
0は、プリント処理にて、設定モードテーブルからモー
ドを読み出すと、以下の処理を開始する。
【0128】図23によれば、CPU100は、まずプ
リント処理にて設定モードテーブルから読み出したモー
ドがカラーモードであるか否か判定する(ステップS1
20)。このとき、カラーモードである場合には
(Y)、第一圧着ローラ51Y、51M、51C、51
Kの現在の圧着状態を判定する(ステップS121)。
現在の配置がカラー圧着状態である場合には(Y)、配
置を変更する必要がない為、本処理を終了する。一方、
現在の配置がモノクロ圧着状態である場合には(N)、
中間転写体制御部107に対して、各第一圧着ローラ5
1Y、51M、51C、51Kを圧着位置へと移動させ
る指示を出力し(ステップS122)、本処理を終了す
る。
【0129】一方、設定モードテーブルから読み出した
モードがモノクロモードであった場合には(ステップS
120;N)、現在の配置がモノクロ圧着状態であるか
否かを判定する(ステップ123)。モノクロ圧着状態
である場合(Y)には、配置を変更する必要がないた
め、本処理を終了する。一方、現在の配置がカラー圧着
状態である場合(N)には、中間転写体制御部107に
対して、ブラックの第一圧着ローラ51Kのみが感光体
ドラム41Kに接触し、それ以外の第一圧着ローラが解
除状態(非接触状態)となるように指示を出力して(ス
テップS124)、本処理を終了する。
【0130】ところで、画像形成の際には、記録紙とし
て、薄紙、普通紙、厚紙、といった様々な厚みの紙を用
いる場合がある。これら記録紙の厚みに応じて線速度を
変更する場合がある。即ち、記録紙の厚みに合わせて中
間転写体50や感光体ドラム41Y、41M、41C、
41Kの回転速度を変更する場合がある。さて、この線
速度の切り換えを行うときに、各第一圧着ローラ51
Y、51M、51C、51Kが感光体ドラム41Y、4
1M、41C、41Kに圧着した状態であると、各ロー
ラの回転速度変更のばらつきにより、中間転写体50や
感光体ドラム41Y、41M、41C、41Kの表面に
損傷を与える恐れがある。
【0131】そこで、実施例2を行う場合において、線
速度を切り換える際には、図22(c)に示すように、
第一圧着ローラ51Y、51M、51C、51Kを全て
解除状態(非接触状態)にして線速度の変更を行い、線
速度が安定してから、図22(a)に示すカラー圧着状
態や、図23(b)に示すモノクロ圧着状態へと切り換
えるようにしても良い。
【0132】なお、上記実施の形態で説明した詳細な部
分は、上記内容に限定されるものではなく、適宜変更可
能である。例えば、本実施の形態では、利用者が原稿送
りトレイ6に載置した原稿(画像データ)を随時読み出
して処理を実行する場合を例に説明したが、これに限定
する必要はなく、例えば、プリンタとして画像形成装置
1を用いる場合や、FAXとして画像形成装置1を用い
る場合などに適用しても良いことは勿論である。
【0133】また、本実施の形態では、画像読取部10
により読み取った画像データ一つ一つに対してモードを
設定して設定モードテーブルを生成し、係る設定モード
テーブルに基づいてプリントを実行することとして説明
したが、これに限定する必要はない。例えば、画像形成
装置1をプリンタとして用いる際に、JAMで停止して
いるときや、ダウンロードのみが終了しているような場
合に、その待機中の画像データに対してのみ上記各種処
理(モード設定処理1〜6、プリント制御処理等)を実
行するようにしてもよい。
【0134】また、本実施の形態では、モード設定処理
とプリント制御処理とを分けて行うこととして説明した
が、これらを一連の処理として実行しても良いことは勿
論である。その場合には、最初の1頁目に対応する原稿
のカラー判定結果に基づき、カラーモードまたはモノク
ロモードでプリントを行い、モノクロ画像からカラー画
像への切り換わりに際してのみ、モード変更の処理を実
行するようにしてもよい。
【0135】図24は、モード設定とプリント処理とを
一連に行う場合におけるCPU100の処理(プリント
処理)の一例を示す図である。図24によれば、CPU
100は、まず画像読取部10に対して画像を読み取る
指示を出力する(ステップS130)。そして、画像読
取部10により読み取られた画像データがカラー画像か
否かを判定し(ステップS131)、カラー画像ならば
(Y)、カラーモードにする(ステップS132)。そ
して、画像形成制御部105に対して、ステップS13
0にて読み取った画像データをカラーモードでプリント
させる(ステップS133)。次いで、全ての画像デー
タについてプリントが終了したか否かを判定し(ステッ
プS134)、終了した場合には本処理を終了する。
【0136】一方、ステップS134にて、未処理の画
像データが存在するならば(N)、画像読取部10に対
して、次ぎの画像データを読み取る指示を出力し(ステ
ップS135)、その読み取った画像データをカラーモ
ードで画像形成制御部105にプリントさせる(ステッ
プS136)。再び未処理の画像データが存在するか否
かを判定し(ステップS137)、存在するならばステ
ップS135に戻って処理を繰り返す。一方、全ての画
像データについてプリントが完了している場合には、本
処理を終了する。
【0137】また、ステップS130にて読み取った画
像データがモノクロ画像である場合には(ステップS1
31;N)、モノクロモードにする(ステップS13
8)。そして、画像形成制御部105に対して、ステッ
プS130にて読み取った画像データをモノクロモード
でプリントさせて(ステップS139)、全ての画像デ
ータについてプリントが終了したか否かを判定する(ス
テップS140)。全ての画像データのプリントが終了
したならば(Y)、本処理を終了する。
【0138】一方、未処理の画像データが存在するなら
ば(ステップS140;N)、画像読取部10に対し
て、次ぎの画像データを読み取る指示を出力し(ステッ
プS141)、その読み取った画像データがカラー画像
であるか否かを判定する(ステップS142)。カラー
画像である場合には(Y)、ステップS132に移行す
る。モノクロ画像であるならば(N)、画像形成制御部
105に対して、係る画像データをモノクロモードでプ
リントするように指示を出力する(ステップS14
3)。そして、全ての画像データについてプリントが終
了したか否かを判定し(ステップS144)、未処理の
画像データが存在する場合にはステップS141に戻っ
て処理を繰り返す。一方、全ての画像データについてプ
リントが終了している場合には本処理を終了する。この
ように、一連の処理としてモード設定とプリントを行う
ことで、より迅速に画像形成を行うことが可能となる。
【0139】また、上記実施の形態では、実施例1のモ
ード制御処理1と、実施例2のモード制御処理2を別々
に行うこととして説明したが、これらを組み合わせてモ
ード制御を行っても良い。即ち、画像形成制御部105
により画像形成部40Y、40M、40C、40Kの駆
動を制御しつつ、第一圧着ローラ51Y、51M、51
C、51Kの圧着/解除を行うようにしてもよい。
【0140】また、本実施の形態にて説明した画像形成
装置1を店等に設置する場合には、プリント枚数をカウ
ントする為の課金装置を更に設けてもよい。その際、モ
ノクロ画像をカラーモードでプリントしたときには、モ
ノクロモードとしてカウントするように設定してもよ
い。例えば、各モード設定処理において、読み取った画
像データのカラー/モノクロ判定の結果に応じてモノク
ロプリント数、カラープリント数をカウントし、これら
のカウント結果に基づいて課金するようにしてもよい。
【0141】
【発明の効果】本発明によれば、カラーモードとモノク
ロモードの何れでも画像形成が可能な画像形成装置にお
いて、画像データがカラー画像かモノクロ画像かに応じ
て画像を形成する際のモードを適宜変更する手段と、強
制的に何れかのモードに制御する手段とを有する。故
に、画像データの種類(カラー/モノクロ)に応じたプ
リントが可能である上に、強制的にモードを制御してモ
ード切換の回数を低減し、一連の画像データのプリント
速度を向上させることも可能となる。
【0142】また、反転循環部内に存在する記録媒体
を、全て同一のモードでプリントする。故に、記録媒体
を反転循環部内で待機させることなく、より迅速にプリ
ントすることが可能となる。
【0143】また、反転循環部に搬送する記録媒体の数
をモードの切り換えに合わせて制御することによって、
両面プリントする場合であっても、記録媒体を反転循環
部内に待機させることなく、画像データの種類に応じた
プリントが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における画像形成装置の外観斜俯
瞰図である。
【図2】本実施の形態における画像形成装置の断面図で
ある。
【図3】本実施の形態における画像形成装置の機能ブロ
ック図である。
【図4】メニュー画面の一例を示す図である。
【図5】(a)は片面プリント時の設定モードテーブル
の一例を示す図である。(b)は両面プリント時の設定
モードテーブルの一例を示す図である。
【図6】処理決定テーブルの一例を示す図である。
【図7】モード設定処理1によるモードの設定例を示す
図である。
【図8】モード設定処理1を説明する為のフローチャー
トである。
【図9】モード設定処理2によるモードの設定例を示す
図である。
【図10】モード設定処理2を説明する為のフローチャ
ートである。
【図11】モード設定処理3によるモードの設定例を示
す図である。
【図12】モード設定処理3を説明する為のフローチャ
ートである。
【図13】モード設定処理4によるモードの設定例を示
す図である。
【図14】モード設定処理4を説明する為のフローチャ
ートである。
【図15】モード設定処理5によるモードの設定例を示
す図である。
【図16】モード設定処理5を説明する為のフローチャ
ートである。
【図17】モード設定処理6によるモードの設定例を示
す図である。
【図18】モード設定処理6を説明する為のフローチャ
ートである。
【図19】プリント制御処理を説明する為のフローチャ
ートである。
【図20】(a)はモード設定処理6に基づくモード切
換のタイムチャートである。(b)はモード設定処理3
に基づくモード切換のタイムチャートである。
【図21】実施例1におけるモード制御処理1を説明す
る為のフローチャートである。
【図22】(a)はカラー圧着状態を示す図である。
(b)はモノクロ圧着状態を示す図である。(c)は解
除状態を示す図である。
【図23】実施例2におけるモード制御処理2を説明す
る為のフローチャートである。
【図24】プリント処理を説明する為のフローチャート
である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 100 CPU 101 RAM 102 ROM 103 画像読取制御部 104 通信制御部 105 画像形成制御部 106 給紙制御部 107 中間転写体制御部 108 操作入力部 109 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 384 G03G 21/00 384 5C074 H04N 1/29 H04N 1/29 G 5C079 1/46 1/46 C (72)発明者 小澤 健一 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 豊田 輝敬 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 新井 浩之 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AQ06 AR01 HH03 HH05 HK15 HQ13 2H027 DA45 DB02 DC02 DE07 ED24 EE01 EE03 EE05 FA13 FA28 FB05 FB07 FB19 2H028 BA16 BB02 BD03 2H030 AB02 AD08 AD17 BB02 BB42 BB53 BB63 2H200 GA10 GA12 GA34 GA47 GA49 GB12 GB22 GB25 HA02 HA12 HA28 HB03 HB12 JA02 JA16 JA18 JC03 JC07 JC12 JC19 LA24 LB02 LB09 LB13 PA11 PA26 PB25 PB32 5C074 AA20 BB26 DD24 EE20 FF15 HH02 5C079 HA11 HA13 HB03 KA08 LA03 MA01 NA13 PA01 PA02 PA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一連の画像データに基づく連続的な画像の
    形成が可能であるとともに、モノクロモードとカラーモ
    ードの何れでも画像の形成を可能とする画像形成装置に
    おいて、 前記一連の画像データの一つ一つについて、モノクロ画
    像かカラー画像かを検知する検知手段と、 前記検知手段による検知結果に応じて、画像データ毎に
    画像を形成する際のモードをモノクロモードとカラーモ
    ードの何れかに制御するモード制御手段と、 前記検知手段による検知結果に基づいて、前記モード制
    御手段によるモードの制御に代えて、モノクロモード又
    はカラーモードの何れか一方のモードに強制的に制御す
    る強制モード制御手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置であって、 前記強制モード制御手段は、前記一連の画像データの
    内、カラー画像の画像データに後続する全ての画像デー
    タに対して、画像を形成する際のモードを強制的にカラ
    ーモードにすることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の画像形成装置であって、 前記強制モード制御手段は、前記一連の画像データに含
    まれるモノクロ画像の画像データの連続数が所定数aを
    満たさない場合には、当該モノクロ画像の画像データに
    基づく画像を形成する際のモードを強制的にカラーモー
    ドにすることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の画像形成装置であって、 カラーモードでのプリント数をカウントするカウント手
    段を更に備え、 前記強制モード制御手段は、前記一連の画像データに含
    まれるモノクロ画像の画像データの連続数が所定数aを
    満たさず、かつ、前記カウント手段によるカウント数が
    所定数b未満である場合に、当該モノクロ画像の画像デ
    ータに基づく画像を形成する際のモードを強制的にカラ
    ーモードにすることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の画像形成装置は、記録媒体
    を反転循環させる反転循環部を備える画像形成装置であ
    って、 前記強制モード制御手段は、前記反転循環部内に存する
    記録媒体に対応する画像データの中に、カラー画像の画
    像データが含まれる場合には、それら全ての画像データ
    に基づく画像を形成する際のモードを強制的にカラーモ
    ードにすることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】複数の記録媒体を反転循環させる反転循環
    部と、前記反転循環部に記録媒体を搬送する搬送部とを
    備え、モノクロモード及びカラーモードでのプリントが
    可能な画像形成装置において、 入力される一連の画像データの一つ一つについて、モノ
    クロ画像かカラー画像かを検知する検知手段と、 前記一連の画像データに対する両面プリントを行う際
    に、前記反転循環部内に搬送する記録媒体に対応する画
    像データが、モノクロ画像またはカラー画像の何れか一
    方になるように、前記反転循環部に搬送する記録媒体の
    数を制御する搬送制御手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項1から6の何れかに記載の画像形成
    装置は、形成する画像の色が異なる複数の画像形成部
    と、前記各画像形成部に含まれる感光部材が圧着して画
    像が転写される中間転写体とを備える画像形成装置であ
    って、 前記各画像形成部の感光部材を前記中間転写体に圧着さ
    せるか否かを制御する圧着制御手段を更に備え、この圧
    着制御手段が全ての前記感光部材を前記中間転写体に圧
    着させることによりカラーモードの画像を形成すること
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の画像形成装置であって、 記録媒体の種類に応じて前記中間転写体の線速度を可変
    する可変手段を更に備え、 前記制御手段は、前記可変手段により線速度が可変され
    る場合には、一時的に前記各感光部材の前記中間転写体
    への圧着を解除することを特徴とする画像形成装置。
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