JP2004104187A - ディジタル複写装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿サイズ混載モードを搭載し、自動変倍機能を有し、原稿流し読み方式の自動原稿送り装置を搭載し、自動原稿送り装置の小型化を維持したまま生産性を犠牲することのないディジタル複写装置を提供する。
【解決手段】原稿載置台上にセットされた原稿を1枚ずつ搬送する原稿搬送手段と、搬送される原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段と、搬送中の原稿画像を読み取る画像読取手段と、読み取られた画像データをメモリに蓄積する画像記憶手段と、複写すべき原稿サイズと選択された用紙サイズにより変倍率を確定する変倍率確定手段と、読み取られた画像データを確定された変倍率で変倍処理する変倍手段と、選択された用紙に変倍された原稿画像を出力する出力手段とを有し、原稿サイズ検知工程と原稿画像読取工程とを同時平行で行い、読み取られた原稿画像に対する変倍処理は、変倍率確定時に開始する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル複写装置に関し、特に、サイズ混載モードに対応し、自動変倍機能を有し、自動原稿送り装置を搭載するディジタル複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、電子複写機、デジタル複写機(PPC)においては、スキャナ部における画像読み取り用の光電変換素子として、電荷結合素子(CCD:Charge Coupled Device )が用いられている。CCDなどの光電変換索子を用いて画像データを読み取る光学系において、主走査方向については、デジタル信号を計算処理することによって倍率を変える手法が広く用いられている。一方、副走査方向については、読取速度を変化させて1主走査ラインで読み取る原稿幅を変えることにより倍率を変える手法が用いられている。また、他の方式として、原稿1ページ分の画像データを読み込んだ後に、主走査方向及び副走査方向とも、画像処理(計算処理)により倍率を変える手法が知られている。
【0003】
また、原稿載置台に置かれた原稿を1枚ずつ読み取るために読取装置に対し自動で送り出す機構を持つ自動原稿送り装置も良く知られている。
【0004】
自動原稿送り装置を利用して原稿を読み取る場合の方式としては、コンタクトガラス上に原稿を送り、そこに載置された原稿画像をスキャナユニットの移動によって読み取る原稿固定読み方式と、自動原稿送り装置により原稿搬送中に原稿画像を読み取る原稿流し読み方式がある。
【0005】
原稿流し読み方式による原稿画像の読み取り方式は、原稿固定読み方式に比べて、原稿間のスキャナ移動時間がないため、原稿束全体の読み取り時間を短縮することが可能となるのみならず、自動原稿送り装置を小型化することも可能であることにより、広く採用されるようになってきている。
【0006】
また、複写装置の主機能として、原稿サイズと出力用紙サイズに基づいて倍率を計算して画像を形成する自動変倍機能が存在する。この自動変倍機能は、装置の備える原稿サイズ検知機能により自動検出した原稿サイズと、使用者によって選択された出力用紙サイズとから読取画像に対する最適な変倍率を計算し、その変倍率で画像形成処理することで実現される。
【0007】
この自動変倍機能を原稿の搬送速度を変えることにより実現するためには、原稿読取開始前に原稿サイズを検知して変倍率を確定する必要が有り、そのための原稿サイズ検知方法として、原稿載置台上に設けられたセンサで原稿サイズを決定する方法がある。これは、原稿搬送方向と直行する方向のサイズ検知は、原稿載置台上で原稿の上下方向の幅を規制するガイド部材の幅をセンサで読み取る方式、あるいは、原稿搬送方向に複数並べられたセンサーにより検知する方式が有る。また、搬送方向の長さの検知に関しては、原稿載置台上に配置されたセンサを原稿が遮る組み合わせにより検知する方法、原稿搬送パスに設けられた検知センサで原稿先端から予め決められた長さ分の位置から、原稿後端が通過するまでの通過時間を測定することにより搬送速度との組み合わせで検知する方法等がある。
【0008】
原稿載置台上で原稿サイズを検知する前者の方式の欠点として、サイズの異なる原稿を一度にセットして複写を実行する原稿サイズ混載モードにおいては、搬送方向のサイズ検知は、セットされた原稿のうちの最大長の原稿のために、それより短い長さの原稿の長さが原稿台上では検知できない問題があり、そのため、原稿混載モードに対応した複写装置においては、後者の方式と組み合わせて原稿サイズ検知を実施している。
【0009】
ところが、後者の方式で原稿サイズ混載モード時に原稿サイズを検知するためには、原稿載置台上の原稿が搬送され、その1枚の原稿が原稿載置台上の原稿束から離れ、完全に独立した状態になった時点で初めて原稿サイズを確定することになる。従って、それが可能となるような搬送路(パス)の確保が必要になり、コンタクトガラス上に原稿を送り、そこに載置された原稿の画像をスキャナの移動によって読み取る原稿固定読み方式の場合では実現できるが、自動原稿送り装置(シートDF)の場合においては、同様のことを実現しようとすると、その特徴である小型化を阻害することになる。
【0010】
上記問題の解決手段として、両面原稿を読み取る場合の原稿反転機構を利用して、原稿読取を実施しないで原稿サイズ検知を行う工程を設け(搬送パスの確保)、この工程による原稿サイズの確定後、再度原稿読取位置に原稿を搬送して原稿読取を実行する工程とを分離して処理している。従って、この場合は、両面原稿搬送パスで原稿を複数回搬送させる必要が有り、複写処理における生産性は極端に落ちてしまうことになる。
【0011】
上記のような問題を解決するための方法として、一旦読取画像データを画像メモリに蓄積し、その後の原稿サイズ検知により変倍を実行するという方法がある(前述)。この方法は、少なくとも1頁分以上の画像メモリ容量を必要としそのためのメモリコストが高いという理由で、従来の複写装置においてはこれまで実用化されていなかったというのが実状である。
【0012】
ところが近年はメモリコストの大幅な低減により、上記の欠点はそれ程大きなものとは言えなくなってきている。しかし、前述のごとくコスト高という要因によって、方式は存在するものの採用されなかったことにより実用面での技術検討はなされていない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、原稿サイズ混載モードを搭載し、自動変倍機能を有し、原稿流し読み方式の自動原稿送り装置を搭載するディジタル複写装置において、自動原稿送り装置の小型化を維持したまま生産性を犠牲にすることのないディジタル複写装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、原稿載置台上にセットされた原稿を1枚ずつ画像読取手段へ搬送する原稿搬送手段と、原稿搬送手段により搬送される原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段と、搬送中の原稿画像を読み取る画像読取手段と、読み取られた画像データをメモリに蓄積する画像記憶手段と、複写すべき原稿サイズと選択された用紙サイズにより変倍率を確定する変倍率確定手段と、読み取られた画像データを確定された変倍率で変倍処理する変倍手段と、選択された用紙に変倍された原稿画像を出力する出力手段とを有するディジタル複写装置であって、原稿サイズ検知手段による原稿サイズ検知工程と、画像読取手段による原稿画像読取工程とを同時平行で行い、画像読取手段により読み取られた原稿画像に対する変倍手段による変倍処理は、変倍率確定手段による変倍率確定時に開始することを特徴としている。
【0015】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、原稿サイズ検知手段は、原稿通過を検知するセンサとその通過時間を計測するタイマとを有して構成され、原稿搬送路において原稿通過センサ位置と画像読取手段における画像読取開始位置との距離は、原稿サイズ検知工程中に原稿画像読取工程を開始させる距離に設定され、原稿サイズ検知手段は、タイマにより計測した原稿通過時間と原稿搬送速度をもとに原稿の搬送方向の原稿サイズを算出することを特徴としている。
【0016】
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、搬送原稿が小サイズであることにより原稿読取手段による原稿読取の開始前に原稿サイズ検知手段による原稿サイズの検知が完了した場合、検知された原稿サイズをもとに変倍率確定手段により確定された変倍率をもとに、原稿読取開始と同時に変倍手段による変倍処理を開始することを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。構成要素には記号を付与して区別する。図1は、本発明の第1の実施の形態におけるディジタル複写装置の全体構成を示す図である。
【0018】
本発明のディジタル複写装置は、原稿載置台上にセットされた原稿を1枚ずつ画像読取部へと搬送する原稿搬送手段と、原稿搬送手段により搬送される原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段と、搬送中の原稿画像を読み取る画像読取手段と、読み取られた画像データをメモリに蓄積する画像記憶手段と、複写すべき原稿のサイズと選択された用紙のサイズにより変倍率を確定する変倍率確定手段と、前記画像読取手段によって読み取られた画像データを確定された変倍率で変倍処理する変倍手段と、選択された用紙に変倍された原稿画像を出力する出力手段とを有し、原稿サイズ検知手段による原稿サイズ検知工程と画像読取手段による原稿画像の読取工程とを原稿搬送時に同時平行で行う。また上記画像読取手段により読み取られた原稿画像に対する変倍手段による変倍処理は、上記変倍率確定手段による変倍率確定時(直後)に開始することを特徴としている。
【0019】
上記原稿サイズ検知工程と画像読取工程を順に処理するのではないから搬送路は短く設計して自動原稿送り装置は小型化される。原稿サイズ検知を契機として画像データ変倍率が確定された直後、読取画像データの変倍処理の実行を開始する。本発明では、サイズ混載モードに対応し、自動変倍機能を有し、原稿流し読み方式の自動原稿送り装置を搭載した複写装置において、自動原稿送り装置の小型化を維持したまま生産性を犠牲にすることなく複写機能を実現できる。
【0020】
まず、図1を参照しながら、本実施形態の複写装置の全体構成及び概略動作について説明する。自動原稿送り装置(シートDF)200にある原稿台上に、原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部30上のスタートキー34が操作者により押下されたことを契機として読取ユニット50に送られ、原稿画像として電気的に読み込まれる。読み取りユニット50によって画像読み取りされた原稿は、そのままシートDF200によって原稿排出トレイに排出される。この原稿動作の詳細は後述する。
【0021】
次に印刷動作であるが、第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙は、各々、第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。
【0022】
読み取りユニット50にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット57からのレーザーによって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によって後処理装置であるフィニッシャ100に排出される。
【0023】
後処理装置のフィニッシャ100は、本体の排紙ローラ19によって搬送された転写紙を、通常排紙ローラ102方向と、ステープル処理部方向へ導く事ができる。切り替え板101を上方向に切り替える事により、搬送ローラ103を経由して通常排紙トレイ104側に排紙する事ができる。また、切り替え板101を下方向に切り替える事で、搬送ローラ105、搬送ローラ107を経由して、ステープル台108に搬送する事ができる。ステープル台108に積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー109によって、紙端面が揃えられ、原稿一部のコピー完了と共にステープラ106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ(落下トレイ)110に収納される。
【0024】
一方、通常の排紙トレイ104は前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ部104は、原稿毎、あるいは、画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
【0025】
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えの為の分岐爪112を上側にセットする事で、一旦両面給紙ユニット111にストックする。その後、両面給紙ユニット111にストックされた転写紙は再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット111から再給紙され、経路切り替えの為の分岐爪112を下側にセットし、排紙トレイ104に導く。この様に転写紙の両面に画像を形成する場合に両面給紙ユニット111は使用される。
【0026】
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27はメインモータ25によって駆動され、各給紙装置11〜13はメインモータ25の駆動を各々給紙クラッチ22〜24によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータ25の駆動を中間クラッチ21によって伝達駆動される。
【0027】
次に、画像読み取り手段、および画像を記録面上に潜像形成するまでの動作の詳細について説明する。読み取りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されており、光学走査系は、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDセンサ54等々で構成されている。露光ランプ51及び第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は図示しない第1キャリッジ上に固定されている。
【0028】
原稿画像の読取方法には、原稿をコンタクトガラス6上に置いて、光学走査系を移動させて読み取る方法と、光学走査系は読取位置に固定して、原稿を移動させて読み取る方法との大きく2通りがある。光学走査系の移動で原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジ第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。
【0029】
原稿移動の読取方法の場合は、光学走査系は固定読取位置に移動して、原稿画像が読み取られる。どちらの場合においても原稿画像は、CCDセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
【0030】
書き込みユニット57はレーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)が備わっている。レーザ出力ユニット58より照射されるレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーで偏光され、結像レンズ59を通り、ミラー60で折り返され、感光体面上に集光結像する。偏光されたレーザ光は感光体15が回転する方向と直行する方向(主走査方向)に露光走査され、画像信号のライン単位の記録を行う。感光体15の回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによって、感光体面上に画像(静電潜像)が形成される。
【0031】
上述のように、書き込みユニット57から出力されるレーザ光が、画像作像系の感光体15に照射される。図示しないが感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。この主走査同期信号をもとに主走査方向の画像記録開始タイミングの制御、および後述する画像信号の入出力を行うための制御信号の生成を行う。
【0032】
図3は、操作部30を示した図である。操作部30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、スタートキー34、モードクリアキー35、テスト印刷キー40等が設けられ、液晶タッチパネル31には、機能キー37、部数、及び画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。テスト印刷キー40は、設定されている印刷部数に関わらずに1部だけを印刷して印刷結果を確認するためのキーである。また、コピー機能、プリンタ機能、蓄積コピー機能を切り替える機能切換キー39がある。
【0033】
コピー機能は、スキャナ(読み取り部)で読みとった画像を転写紙に指定された動作で複写する機能である。
【0034】
プリンタ機能は、外部からLAN及びパラレルI/F等で接続され、外部からのプリント画像データとその指示を受けて、プリント出力する機能である。蓄積コピー機能とは、スキャナで読みとった画像や、外部からの画像データを蓄積して、機械の操作でプリントできる機能である。
【0035】
図13から図15は、操作部30の液晶タッチパネル31の表示一例を示した図である。操作者が液晶タッチパネル31に表示されたキーにタッチする事で、選択された機能を示すキーが黒く反転する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば変倍機能であれは変倍値等)は、キーにタッチする事で、詳細機能の設定画面が表示される。このように液晶タッチパネル31はドット表示器を使用しているため、その時の最適な表示をグラフィカルに行う事が可能である。
【0036】
図13は、コピー機能を選択設定する際の画面であり、左上は、「コピーできます」、「お待ちください」等のメッセージを表示するメッセージエリア、その右は、セットした枚数を表示するコピー枚数表示部、その下の画像濃度を自動的に調整する自動濃度キー、転写紙を自動的に選択する自動用紙選択キー、倍率を自動で設定する用紙指定変倍キー、コピーを一部ずつページ順にそろえる処理を指定するソートキー、コピーをページ毎に仕分けする処理を指定するスタックキー、ソート処理されたものを一部ずつ綴じる処理を指定するステープルキー、倍率を等倍にセットする等倍キー、拡大/縮小倍率をセットする変倍キー、両面モードを設定する両面キー、綴じ代モード等を設定する消去/移動キー、スタンプや日付やページ等の印字を設定する印字キーである。選択されているモードはキーが網掛け表示されている。
【0037】
図14は、プリンタ機能用の操作画面である。印刷要求の許可を設定するオンライン/オフラインキー、データイン状態で排出されていない画像を強制排出する強制排出キー、画像データのデータ入力状態を示すデータイン表示、転写紙のセット状況を知らせる表示等がある。
【0038】
図15は、スキャナからの蓄積動作を実行する際の画面である。各モード設定し、スタートキーにて読み込み動作が開始される。このファイルのユーザー名、ファイル名は、自動的に表示のように設定される。複数ある場合はファイル名を区別できるようにネーミングされる。読み込み終了キーで読み込み動作が終了しファイルが閉じられる。
【0039】
次に、図2を参照して、自動原稿送り装置200による、原稿束sの搬送動作について説明する。
【0040】
まず、読み取り対象の原稿束sを原稿テーブル210上に先端を原稿ストッパ214に突き当てた状態でセットし、さらに、原稿束sの幅方向をサイドガイド211によって搬送方向と直交する方向の位置決めを行う。
【0041】
この状態で、原稿セット検知フィラが変位し、これに伴って原稿セットセンサ215の遮光が解除され、原稿のセットが検知される。さらに、原稿セットテーブル210に設けられた第1原稿長さセンサ212及び第2原稿長さセンサ213により、原稿搬送方向の長さの概略が判定される。
【0042】
図6は、原稿が原稿台に載置されたときの、長さ関係を表したものである。本実施形態では2つの原稿長さセンサにより原稿長さを検知しているが、更にセンサを追加することで、方向の異なる原稿についても区別がつくようにすることが可能である。
【0043】
その後、スタート信号によりピックアップローラ220が駆動装置により原稿上面にセットされた後、所定の圧力で圧接され、さらに、所定時間後、分離給紙部及びレジスト部を駆動する駆動装置(給紙モータ)が作動し、ピックアップローラ220を図における時計方向に回転させて原稿束sの最上位の原稿を給紙ベルト223、分離ローラ226等の分離部方向へ搬送する。このとき、給紙ベルト23はベルトプーリー222、224に所定の張力をもって掛け渡されており対抗的に設けられた分離ローラ226に巻きかけられるように圧接している。
【0044】
分離ローラ226は、所定の大きさのトルクを有するトルクリミッタを介してフリクション駆動されており、給紙ベルト223の回転につれて図における反時計方向に回転させられ、仮に原稿が2枚以上、給紙ベルト223と分離ローラ226間に進入した場合は、連れ回り力がトルクリミッタのトルクよりも低くなるように設定されており、分離ローラ226は、本来の駆動方向である時計方向に回転し、余分な原稿を押し戻すように作用するので、重送が防止される。
【0045】
給紙ベルト223と分離ローラ226との作用により、1枚ずつ分離された原稿は給紙ベルト223によってさらに搬送され、給紙経路中に進む過程で、突き当てセンサ229によって先端が検知され、さらに搬送されて、停止しているレジストローラ230に突き当たる。その後、突き当てセンサ229の検知から所定量定められた距離を搬送され、結果的にはレジストローラ230に所定量のたわみを持って押し当てられた状態で給紙ベルト223の駆動が停止する。このとき、原稿先端はレジストローラ230の上下ローラ対のニップ部に進入し、そのニップラインで先端の整合(突き当てスキュー補正)が行われる。
【0046】
その後、レジストローラ230が駆動され、原稿を読取部の方向に搬送する。ここでは、原稿突き当て動作で停止した時間の遅れを取り戻すため、搬送速度を高速にして先端センサ234までこの高速度で搬送し、先端センサ234の検知により読み取り速度(読み取り搬送ローラ243の搬送速度)まで減速させる。この動作を連続する原稿間で行うことにより、所定の原稿間隔を維持することができる。
【0047】
また、レジストローラ230を過ぎた原稿先端は、サイズセンサ群232により搬送方向と直交する方向の幅が検知される。この幅信号と、原稿長さセンサ212及び原稿長さセンサ213による長さ信号と、の組み合わせによって正確な原稿サイズが確定される。
【0048】
その後、原稿は、読み取り搬送ローラ243と加圧ローラ241とのニップ部へ送られ、レジストセンサ240の検知によって停止し、作像側(図示しない読取部側)からの画像位置合わせ信号の入力を待つ。
【0049】
作像側からの画像位置合わせ信号の入力によって再度搬送を開始し、読み取り搬送ローラ243と加圧ローラ241とにより第1読取搬送部に搬送される。この第1読取搬送部では、コンタクトガラス254及びその上面に所定の間隔をもって配置された白色背景板251の間を原稿が通過する間に、上記読取部により画像が読み取られ、CCDを介して光電変換されて、画像メモリに記憶される。
【0050】
その後、中間搬送加圧コロによって第1読取搬送部から送り出された原稿は、第2読取搬送部に送り出される。そして、その原稿は、原稿の裏面側上方でその読み取り面を下方に向けて配置された密着イメージセンサ261と、その密着イメージセンサ261の読み取り面に対向して、所定圧と所定の間隔を保って配置された押圧部材260と、の間を通過する。このとき、両面原稿の場合は、密着イメージセンサ261により原稿の裏面に当たる上面の画像が読み取られ、表面(下面)と同様に光電変換されて上記メモリに記憶される。この際、押圧部材261はシェーディングの基準として作用するとともに、白色背景板としても利用される。
【0051】
原稿搬送方向の長さ検知は、レジストセンサ240の位置で一旦停止した原稿が、再度搬送を開始した後、サイズセンサ群232がOFFするまでの時間を測定することで、検知することが可能である。即ち、用紙長さ=搬送時間×搬送速度+(レジストセンサ/サイズ原稿群距離)となる。
【0052】
さらに、原稿は排紙駆動ローラ271と排紙加圧ローラ272とにより、スタック部に排出される。このスタック部における排紙スタッカ290には、上流側よりも下流側が高くなるように傾斜面が設けられ、排出原稿の飛び出しを防止するとともにスタック原稿の揃え精度を向上させるように構成されている。
【0053】
次に、混載モードで異なるサイズの原稿が混載された場合の原稿の搬送/読取動作について説明する。
【0054】
混載モード時には、異なる長さの原稿が混在するため、原稿テーブル210上の原稿長さセンサ212、原稿長さセンサ213では判別不能なので、原稿を1枚ずつ分離した後、その1枚の原稿が原稿束sから離れ、完全に独立した状態になった時点で初めて原稿サイズを確定することが可能になる。そのため、読み取り前に原稿サイズを確定する場合は、分離後の最初の原稿後端検知位置から読み取り前のレジストセンサ位置までの間が、最大原稿長さの1/2以上の長さとなるように設定して、搬送路を構成する必要がある。この条件を満足させるためには、原稿セット位置を読取位置から大きく離す必要があり、原稿セットテーブルと搬送路を含む部分が大きくなり装置全体が幅広なものとなってしまう。
【0055】
そのため、混載モードにおいて、原稿サイズを画像読み取り開始前に確定できない場合は、最初の搬送では画像読み取りを全く行わず、サイズの検知だけのために通紙し、反転部を介した2回目の読み取り部通過時画像を読み取る方式によって装置の小型化を図ることが可能であるが、すべての原稿においてサイズ検知動作が必要になり、そのため生産性が落ちてしまう。
【0056】
図4は、上記の従来技術例を示す図である。原稿を一旦読取位置を通過させて原稿サイズを確定した後、反転部にて原稿を反転させ再度読取部に導く必要が有るが、一旦反転部をスイッチバックで通過すると、原稿表裏が逆転するため、もう一度通過させる必要がある。
【0057】
本発明では上記従来技術のような動作は不用になる。上記従来技術例における反転機構は、両面原稿において表面画像を読み取った後に裏面を読み取る際に同じ読取位置に裏面を搬送するために必要な機構であった。しかしながら、両面同時読取可能な原稿送り装置を備える装置の場合は、原稿を反転させることなく両面の画像を読取可能なため、特に必要ないものである。
【0058】
図5は、本実施形態のディジタル複写装置における画像読取部のブロック図である。CCDセンサ501は、原稿画像の1ライン分の電気信号を奇数画素(ODD)と偶数画素(EVEN)の2系統に分けて出力する。A/D変換部503は、CCDセンサ501のアナログ出力をディジタル信号に変換する。
【0059】
アナログ処理回路502は、CCDセンサ501の2系統の出力信号を、各系統毎にクランプ、ゲイン調整及びサンプル・ホールドした後、スイッチング処理により1系統に統合して出力する。A/D変換器503は、アナログ処理回路502のアナログ出力を、アナログ・スイッチ504からの基準電圧入力を基準にして、8ビットのディジタル信号に変換する。
【0060】
AE回路505は、A/D変換器503の基準電圧を制御して、原稿の地肌部分のA/D変換器出力を白レベル(FFh(16進数))に近づけるために設けられる。アナログ・スイッチ504は、アナログ処理回路502からの一定基準電圧と、AE回路505の出力電圧の一方を、制御信号に従って選択し、A/D変換器503に基準電圧として印加する。なお、図示しない駆動信号発生回路が、CCDセンサ501、アナログ処理回路502及びA/D変換器503に同期信号などライン単位の信号及び駆動クロックを供給する。
【0061】
AE回路505は、A/D変換器503の出力を基にA/D変換器503の基準電圧値を制御する。シェーディング補正回路506は、A/D変換装置503の出力データに含まれる、主に光学系及びCCDセンサ501の各受光素子の感度ばらつきを、黒レベル及びゲインについてディジタル的に補正する。その後、濃度変換部509に送られる。濃度変換部509では、入力された輝度データを濃度データに変換するためのLUT(テーブル)が格納されており、入力されたデータに対応するテーブル値を出力することによって、輝度データを濃度データに変換する。濃度変換された画像データは一旦画像メモリ510に蓄積される。
【0062】
その後の原稿サイズ検知により原稿サイズと指定用紙サイズとから変倍率が確定されると、画像メモリ510に蓄積された画像データから変倍処理回路511により上記確定された変倍率に基づき変倍処理された画像データが得られることになる。変倍処理された画像データは画像蓄積メモリに一旦入力され、その後指定サイズの用紙へ印刷出力処理される。
【0063】
原稿裏面画像は密着イメージセンサ(CIS)261からの画像信号を受けつけ、表面画像と同様の処理により画像メモリに蓄積され、同様に印刷出力処理される。
【0064】
次に、図11、図12を参照して、本実施形態の複写装置における、原稿搬送、原稿サイズ検知、原稿画像読取、画像データ蓄積、変倍処理等の一連の処理のタイミング関係について説明する。図11は、通常サイズの原稿についての処理タイミングを示し、画像読み取り中にサイズ検知がなされる場合である。図11は、小サイズの原稿についての処理タイミングを示し、原稿一旦停止前にサイズ検知がなされる場合である。
【0065】
原稿載置台上の原稿が搬送開始され、サイズセンサ群232が原稿を検知するとセンサ信号はONする。その時に一旦タイマーをスタートさせる。やがて、原稿先端が画像合わせのための位置に到達すると、一旦原稿搬送は中断される。その後、読取のための準備が完了し、再スタート信号を受け取ると、原稿はその位置からの搬送が再開される。
【0066】
原稿搬送再開で再度原稿長さ検知のためのタイマーをスタートさせ、サイズセンサ群232により検知されなくなる時点、即ち、原稿後端が検知されるまでの時間を測定する。画像読取は、原稿の再スタートにより開始され、原稿画像は画像メモリに読み込まれているが、原稿後端検知により原稿の長さが確定するため、その時点(直後)で原稿サイズと指定用紙サイズとから変倍率が計算され、変倍率が確定されると、その変倍率での画像データの変倍処理を開始する。
【0067】
原稿の長さが短い場合は、画像合わせのための位置まで搬送されないうちに原稿後端が検知され、変倍率が読取開始前に確定することになる。従ってその場合には原稿の読取と同時に変倍処理が開始できることになる。
【0068】
図7〜図10は、上記処理手順について示すフローチャートである。まず(図7)、原稿搬送開始後、原稿検知センサのONを待ち(ステップS701)、原稿検知センサがONとなると原稿サイズ検知タイマーをスタートさせる(ステップS702)。
【0069】
原稿停止位置がくれば一旦原稿搬送を停止させるため、原稿停止位置かをチェックし(ステップS703)、停止位置でなければ(ステップS703−NO)、サイズ検知センサがOFFかをチェックする(ステップS704)。これは、図12で示す、小サイズの原稿のためである(原稿停止前にサイズ検知)。サイズ検知センサがOFFしないうちに停止位置がくれば原稿は停止するため(ステップS703−YES)、原稿搬送再開を待って(ステップS707)、原稿サイズ検知タイマーをスタートさせる(ステップS708)。
【0070】
その後、サイズ検知センサがOFFするのを待ち(ステップS709)、サイズ検知センサがOFFしたとき(ステップS709−YES)に、原稿の長さをタイマー値、搬送速度、及び距離から算出し(ステップS710)、原稿サイズを確定する(ステップS711)。
【0071】
原稿長さの算出処理は、原稿搬送時間×搬送速度によって算出される長さに読取前の停止位置から原稿サイズセンサまでの距離を加えることで求められる。
【0072】
次に(図8−A)、確定した原稿サイズが定型サイズか不定型サイズかをチェックし(ステップS801)、定型サイズであれば(ステップS801−YES)、定型サイズであることをセットし(ステップS802)、不定形であれば(ステップS801−NO)、不定型サイズであることをセットする(ステップS803)。そして、原稿が定形で確定倍率が変倍能力を超えていないならば(ステップS804−YES)変倍処理を開始する(ステップS805)。
【0073】
また、原稿が、停止位置に到着するよりはやくサイズ検知センサがOFFした場合は(ステップS704−YES)、その時のタイマーの値及び搬送速度から原稿の長さを算出し(ステップS705)、原稿サイズを確定し(ステップS706)、同様に、定型サイズか不定形かをチェックし(図8−B、ステップS806)、定形/不定形をセットする(ステップS807/S808)。この場合(小サイズ原稿)は、まだ原稿は搬送され続けているため、一旦停止後の読取開始のための搬送再開を待って(ステップS809)、変倍処理を開始するか否かを決定し、変倍処理可能であれば(ステップS810−YES)、読取開始と同時に変倍処理を開始する(ステップS811)。この時、変倍率が変倍能力を超えることもあり、その場合は変倍処理ができないことになるが、変倍処理が開始できなくとも原稿搬送は実行し、画像データは画像メモリへ読み込んでしまう。これは、原稿を止めておくよりも能率が向上するためである。
【0074】
図9、図10により変倍処理完了チェックのフローについて説明する。上述したように、変倍不可であっても原稿の画像データは読み込んでしまうため、原稿読取完了をチェックし(ステップS901)、変倍可能であれば、変倍処理が動作しているため、その完了を待つ(ステップS902)。変倍処理が動作していない場合は、原稿読取完了で変倍処理が実行されなかった理由によってメッセージを出力して、その後のユーザ操作を待つことになる。
【0075】
原稿が不定形であった場合は(ステップS903−YES)、原稿サイズ確認メッセージを出力する(ステップS904)。倍率が変倍能力以上であった場合は(ステップS905−YES)、用紙変更メッセージを出力する(ステップS906)。それ以外の場合は変倍率確定失敗メッセージを出力する(ステップS907)。
【0076】
リカバリ可能であれば、例えば、限界を超えない用紙を選択する等の選択により(ステップS1001)、再度倍率計算を行い(ステップS1002)、変倍可能になれば(ステップS1003−YES)、画像データは既に読み込まれているため、再度原稿をセットすることなく変倍処理以降からの実行が可能であり(ステップS1004)、使い勝手が向上する。
【0077】
なお、用紙変更がなされない場合(ステップS1001−NO)、処理中止を促し(ステップS1005)、それに応じて終了するあるいはそのまま実行する(ステップS1006)など対応する。
【0078】
この時の操作部画面を図16に示す。図中における「そのまま実行」キーは変倍能力の限界で処理を実行することであるので、上記と同様、変倍処理からの実行であり、操作は簡単である。
【0079】
図5に示す画像読取部の構成による、片面原稿の場合の変倍処理の実施方法は、次の通りである。原稿サイズが確定しないうちは、等倍での読取を実行し、画像メモリ510へ読取データを蓄積していく。その後、原稿サイズの確定を契機として、原稿サイズと出力用紙サイズにより変倍率が確定した時点で、蓄積済み画像についての変倍処理を開始する。
【0080】
両面原稿の場合の変倍処理の実施方法は、原稿サイズの確定を契機として原稿サイズと出力用紙サイズにより変倍率が確定した時点で、原稿第1面画像の変倍処理を開始する。この時点では原稿第2面の画像は、画像メモリ510に蓄積されるのみである。第1面画像の読取が終了し、その後、変倍処理が終了すると、次に裏面画像が画像メモリ510から読み出され、裏面画像に対する変倍処理が開始される。時分割に開始されることにより、両面同時読取であっても、変倍処理回路511が1つの構成で済むことになる。
【0081】
以上により本発明の実施の形態について説明した。なお、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
【0082】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、サイズ混載モードを搭載し、自動変倍機能を有し、原稿流し読み方式の自動原稿送り装置を搭載した複写装置において、原稿サイズ検知と原稿画像読み取りとを同時に行って原稿搬送路を短くして自動原稿送り装置の小型化を維持したまま、原稿サイズ検知に伴う変倍率の確定直後に原稿画像の変倍処理を開始・実行して印刷出力できるため生産性を犠牲にすることなく複写機能が実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるディジタル複写装置の全体構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるディジタル複写装置の自動原稿送り装置200部の構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるディジタル複写装置の操作部30の構成例を示す図である。
【図4】従来技術である反転部を備えた自動原稿送り装置部の構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるディジタル複写装置の画像読取部の回路構成ブロック図である。
【図6】原稿の長さ関係について示す図である。
【図7】本実施形態の複写装置における原稿サイズ検知処理を示すフローチャートである。
【図8】本実施形態の複写装置における変倍処理を示すフローチャートである。
【図9】本実施形態の複写装置における変倍処理完了チェックを示すフローチャート(その1)である。
【図10】本実施形態の複写装置における変倍処理完了チェックを示すフローチャート(その2)である。
【図11】本実施形態の複写装置における通常サイズ原稿についての処理タイミングを示す図である。
【図12】本実施形態の複写装置における小サイズ原稿についての処理タイミングを示す図である。
【図13】操作部30における表示例を示す図(その1)である。
【図14】操作部30における表示例を示す図(その2)である。
【図15】操作部30における表示例を示す図(その3)である。
【図16】操作部30における表示例を示す図(その4:変倍率が変倍能力を超える場合)である。
【符号の説明】
6 コンタクトガラス
8 第1トレイ
9 第2トレイ
10 第3トレイ
11、12、13 第1給紙ユニット
14 縦搬送ユニット
15 感光体
16 搬送ベルト
17 定着ユニット
18 排紙ユニット
21 中間クラッチ
22〜24 給紙クラッチ
25 メインモータ
27 現像ユニット
30 操作部
31 液晶タッチパネル
32 テンキー
33 クリア/ストップキー
34 スタートキー
35 モードクリアキー
39 機能切換キー
40 テスト印刷キー
50 読取ユニット
51 露光ランプ
52 第1ミラー
53 レンズ
54 CCDセンサ
55 第2ミラー
56 第3ミラー
57 書き込みユニット
58 レーザー出力ユニット
59 結像レンズ
60 ミラー
100 フィニッシャ
101 分岐偏向板
102 スタッカ搬送ローラ
103 スタッカ排紙ローラ
104 スタッカトレイ
105 ステープラ搬送ローラ
106 ステープラ
107 ステープラ排紙ローラ
108 ステープルトレイ
109 落下ストッパ
110 落下トレイ
111 両面給紙ユニット
112 分岐爪
200 自動原稿送り装置(シートDF)
210 原稿セットテーブル
211 サイドガイド
212 第1原稿長さセンサ
213 第2原稿長さセンサ
214 原稿ストッパ
215 原稿セットセンサ
220 ピックアップローラ
222、224 ベルトプーリー
223 給紙ベルト
226 分離ローラ
229 突き当てセンサ
230 レジストローラ
232 サイズセンサ群
234 先端センサ
240 レジストセンサ
241 加圧ローラ
243 読み取り搬送ローラ
251 白色背景板
254 コンタクトガラス
260 押圧部材
261 密着イメージセンサ
270 排紙センサ
271 排紙駆動ローラ
272 排紙加圧ローラ
290 排紙スタッカ
501 CCD
502 アナログ処理部
503 A/D変換部
504 アナログSW
505 AE回路
506 シェーディング補正回路
507 AE切換信号
509 濃度変換部
510 画像メモリ
511 変倍処理部
s 原稿束

Claims (3)

  1. 原稿載置台上にセットされた原稿を1枚ずつ画像読取手段へ搬送する原稿搬送手段と、
    前記原稿搬送手段により搬送される原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段と、
    前記搬送中の原稿画像を読み取る画像読取手段と、
    前記読み取られた画像データをメモリに蓄積する画像記憶手段と、
    複写すべき原稿サイズと選択された用紙サイズにより変倍率を確定する変倍率確定手段と、
    前記読み取られた画像データを前記確定された変倍率で変倍処理する変倍手段と、
    前記選択された用紙に前記変倍された原稿画像を出力する出力手段と、を有するディジタル複写装置であって、
    前記原稿サイズ検知手段による原稿サイズ検知工程と、前記画像読取手段による原稿画像読取工程とを同時平行で行い、
    前記画像読取手段により読み取られた原稿画像に対する前記変倍手段による変倍処理は、前記変倍率確定手段による変倍率確定時に開始することを特徴とするディジタル複写装置。
  2. 前記原稿サイズ検知手段は、原稿通過を検知するセンサと該通過時間を計測するタイマとを有して構成され、
    原稿搬送路において前記原稿通過センサ位置と前記画像読取手段における画像読取開始位置との距離は、前記原稿サイズ検知工程中に前記原稿画像読取工程を開始させる距離に設定され、
    前記原稿サイズ検知手段は、前記タイマにより計測した原稿通過時間と原稿搬送速度をもとに原稿の搬送方向の原稿サイズを算出することを特徴とする請求項1記載のディジタル複写装置。
  3. 搬送原稿が小サイズであることにより前記原稿読取手段による原稿読取の開始前に前記原稿サイズ検知手段による原稿サイズの検知が完了した場合、前記検知された原稿サイズをもとに前記変倍率確定手段により確定された変倍率をもとに、前記原稿読取開始と同時に前記変倍手段による変倍処理を開始することを特徴とする請求項1または2に記載のディジタル複写装置。
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