JP2007166210A - 複写装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】サイズの異なる複数枚の原稿束に対し、選択的に分割処理を実施する分割処理実施手段を設けることで、同一サイズのコピーを容易に作成可能な複写装置を提供する。
【解決手段】原稿載置台上にセットされた見開き原稿画像を2分割し、選択された転写紙に、分割された原稿画像を印刷可能であり、画像読み取り手段で読み取った画像データを蓄積する画像メモリ87を備え、原稿画像を2分割して出力する場合は、前記画像メモリ87に蓄積された画像データを分割出力する複写装置において、前記原稿載置台にセットされた、サイズの異なる複数枚の原稿束に対して、選択的に画像分割を実施する。
【選択図】図9
【解決手段】原稿載置台上にセットされた見開き原稿画像を2分割し、選択された転写紙に、分割された原稿画像を印刷可能であり、画像読み取り手段で読み取った画像データを蓄積する画像メモリ87を備え、原稿画像を2分割して出力する場合は、前記画像メモリ87に蓄積された画像データを分割出力する複写装置において、前記原稿載置台にセットされた、サイズの異なる複数枚の原稿束に対して、選択的に画像分割を実施する。
【選択図】図9
Description
本発明は、原稿載置台上にセットされた見開き原稿画像を2分割し、選択された転写紙に分割した原稿画像を印刷可能な複写装置に関するものである。
周知のように、電子複写機、デジタル複写機においては、スキャナ部における画像読み取り用の光電変換素子として、電荷結合素子(CCD)が用いられ、原稿像の読み取りを実施している。
また原稿載置台に置かれた原稿を、1枚ずつ読み取るために読み取り装置に自動で送り出す自動原稿送り装置も良く知られている。さらに上記を用いた複写装置の主機能として、本のような見開き原稿を左右のページに分割して読み取り、2枚の用紙にコピーしたり(見開き片面機能)、あるいは1枚の用紙の両面にコピーする(見開き両面機能)分割機能が存在する。
図15は従来の見開き原稿の分割動作を説明する概略図である。原稿載置台に置かれた見開き原稿を、2回の読み取り動作で読み取って左右ページに分割している。その際、原稿は裏返して置かれるため、原稿左面は読み取り時右面になるため、1回目の読み取りはスキャナホームポジションより遠い面から読み取られ、2回目で近い面が読み取られ、ページ順になるようにしている。従って、フラットベッドタイプの自動原稿送り装置の場合は、同様の仕組みで分割機能を実現することができる。
なお、特許文献1、2には、様々な原稿及びそのセット状態に対して適正なページ順通りの分割コピーを可能とする画像形成装置が開示されている。
また原稿載置台に置かれた原稿を、1枚ずつ読み取るために読み取り装置に自動で送り出す自動原稿送り装置も良く知られている。さらに上記を用いた複写装置の主機能として、本のような見開き原稿を左右のページに分割して読み取り、2枚の用紙にコピーしたり(見開き片面機能)、あるいは1枚の用紙の両面にコピーする(見開き両面機能)分割機能が存在する。
図15は従来の見開き原稿の分割動作を説明する概略図である。原稿載置台に置かれた見開き原稿を、2回の読み取り動作で読み取って左右ページに分割している。その際、原稿は裏返して置かれるため、原稿左面は読み取り時右面になるため、1回目の読み取りはスキャナホームポジションより遠い面から読み取られ、2回目で近い面が読み取られ、ページ順になるようにしている。従って、フラットベッドタイプの自動原稿送り装置の場合は、同様の仕組みで分割機能を実現することができる。
なお、特許文献1、2には、様々な原稿及びそのセット状態に対して適正なページ順通りの分割コピーを可能とする画像形成装置が開示されている。
しかしながら、原稿流し読みタイプの自動原稿送り装置を使用して、分割機能を実現する場合は、2度の読み取り動作が必要になるため、かかる自動原稿送り装置では分割機能はそのままでは実現できない。
従って、見開き原稿分割機能は、サイズの異なる複数枚の原稿からなる原稿束に対して、選択的に実施するということは実現されてない。このため、例えば、A4サイズの原稿とA3サイズの原稿とからなる原稿束を、自動原稿送り装置にセットし、A3サイズの原稿のみ2分割し、全てA4サイズの用紙に印刷するということはできないため、そのような場合は、A3原稿を予めA4原稿に分割し、それを用いて実施する必要があり、非常に不便であった。
そこで、本発明の目的は、上記のような場合での複写処理においても、サイズの異なる複数枚の原稿束に対し、選択的に分割処理を実施する分割処理実施手段を設けることで、同一サイズのコピーを容易に作成可能な複写装置を提供することにある。
従って、見開き原稿分割機能は、サイズの異なる複数枚の原稿からなる原稿束に対して、選択的に実施するということは実現されてない。このため、例えば、A4サイズの原稿とA3サイズの原稿とからなる原稿束を、自動原稿送り装置にセットし、A3サイズの原稿のみ2分割し、全てA4サイズの用紙に印刷するということはできないため、そのような場合は、A3原稿を予めA4原稿に分割し、それを用いて実施する必要があり、非常に不便であった。
そこで、本発明の目的は、上記のような場合での複写処理においても、サイズの異なる複数枚の原稿束に対し、選択的に分割処理を実施する分割処理実施手段を設けることで、同一サイズのコピーを容易に作成可能な複写装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、原稿載置台上にセットされた見開き原稿画像を2分割し、選択された転写紙に分割された原稿画像を印刷する複写装置において、原稿画像を読み取る画像読み取り手段と、該画像読み取り手段で読み取った画像データを蓄積する画像メモリと、を備え、原稿画像を2分割して出力する際に、前記画像メモリに蓄積された画像データを分割出力すると共に、前記原稿載置台にセットされたサイズの異なる複数枚の原稿束に対して選択的に画像分割を行う複写装置を特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、画像分割した原稿画像の印刷を行う転写紙と、画像分割しない原稿画像の転写紙とを同一サイズにした請求項1記載の複写装置を特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、印刷を転写紙の両面に行う両面印刷の場合に2分割された原稿の印刷を1枚の転写紙の表裏に行う請求項2記載の複写装置を特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、画像分割した原稿画像の印刷を行う転写紙と、画像分割しない原稿画像の転写紙とを同一サイズにした請求項1記載の複写装置を特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、印刷を転写紙の両面に行う両面印刷の場合に2分割された原稿の印刷を1枚の転写紙の表裏に行う請求項2記載の複写装置を特徴とする。
本発明によれば、異なるサイズが混在した原稿束であっても、原稿サイズに応じて分割が可能になるため、例えばA4とA3が混在された原稿束であっても、A3のみが分割され、容易にA4サイズのみの用紙束を作成することができ、保管等に便利になる。見開き原稿分割機能は、画像メモリに蓄積された画像データを分割出力することで実現される。
また、両面印刷を実施する場合においては、分割された原稿の画像と分割されない原稿の画像とが分離されて印刷することができるので、さらに望ましい複写装置を提供することができる。
また、両面印刷を実施する場合においては、分割された原稿の画像と分割されない原稿の画像とが分離されて印刷することができるので、さらに望ましい複写装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明を実施形態としての複写装置の構成を示す概略図である。
先ず、図1を参照して本実施の形態の複写装置の構成、及び概略動作を説明する。
自動原稿送り装置(以後、シートDF)1にある原稿台(原稿セットテーブル)上に、原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部上のスタートキーが押下されると、読み取りユニット20に送られ、原稿画像として電気的に読み込まれる。読み取りユニット20によって読み取られた原稿は、そのままシートDF1によって原稿排出トレイに排出される。この原稿動作の詳細は後述する。
次に印刷動作であるが、第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。
一方、読み取りユニット20において読み込まれた画像データは、書き込みユニット27からのレーザによって感光体15に書き込まれ、現像ユニット31を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によって後処理装置のフィニシャ32に排出される。
図1は本発明を実施形態としての複写装置の構成を示す概略図である。
先ず、図1を参照して本実施の形態の複写装置の構成、及び概略動作を説明する。
自動原稿送り装置(以後、シートDF)1にある原稿台(原稿セットテーブル)上に、原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部上のスタートキーが押下されると、読み取りユニット20に送られ、原稿画像として電気的に読み込まれる。読み取りユニット20によって読み取られた原稿は、そのままシートDF1によって原稿排出トレイに排出される。この原稿動作の詳細は後述する。
次に印刷動作であるが、第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。
一方、読み取りユニット20において読み込まれた画像データは、書き込みユニット27からのレーザによって感光体15に書き込まれ、現像ユニット31を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によって後処理装置のフィニシャ32に排出される。
後処理装置のフィニシャ32は、本体の排紙ローラ19によって搬送された転写紙を、通常排紙ローラ方向と、ステープル処理部方向へ導くことができる。切り換え板(分岐偏向板)33を上に切り換えることにより、スタッカ搬送ローラ34を経由して通常排紙トレイ(スタッカトレイ)36側に排紙することができる。
また、切り換え板33を下方向に切り換えることで、ステープラ搬送ローラ37、ステープラ排紙ローラ39を経由して、ステープルトレイ40に搬送することができる。ステープルトレイ40に積載された転写紙は、1枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー(落下ストッパ)41によって、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ38によって綴じられる。ステープラ38で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ(落下トレイ)42に収納される。
一方、通常の排紙トレイ(スタッカストッパ)36は前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ部36は、原稿毎、あるいは、画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
また、切り換え板33を下方向に切り換えることで、ステープラ搬送ローラ37、ステープラ排紙ローラ39を経由して、ステープルトレイ40に搬送することができる。ステープルトレイ40に積載された転写紙は、1枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー(落下ストッパ)41によって、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ38によって綴じられる。ステープラ38で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ(落下トレイ)42に収納される。
一方、通常の排紙トレイ(スタッカストッパ)36は前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ部36は、原稿毎、あるいは、画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され、作像された転写紙を排紙トレイ36側に導かないで、経路切り換えのための分岐爪44を上側にセットすることで、一旦、両面給紙ユニット43にストックする。
その後、両面給紙ユニット43にストックされた転写紙は再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット43から再給紙され、経路切り換えのための分岐爪44を下側にセットし、排紙トレイ36に導く。このように転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニット43が使用される。
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット31は図示してないメインモータによって駆動され、各給紙装置11〜13はメインモータの駆動を各々給紙クラッチ(図示せず)によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータの駆動を中間クラッチによって伝達駆動される。
その後、両面給紙ユニット43にストックされた転写紙は再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット43から再給紙され、経路切り換えのための分岐爪44を下側にセットし、排紙トレイ36に導く。このように転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニット43が使用される。
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット31は図示してないメインモータによって駆動され、各給紙装置11〜13はメインモータの駆動を各々給紙クラッチ(図示せず)によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータの駆動を中間クラッチによって伝達駆動される。
次に、画像読み取りユニット及び画像を記録面上に潜像形成するまでの動作の詳細を説明する。
読み取りユニット20は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されており、光学走査系には露光ランプ21、第1ミラー22、レンズ23、CCDセンサ24等で構成されている。露光ランプ21及び第1ミラー22は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー25及び第3ミラー26は図示しない第1キャリッジ上に固定されている。
原稿の読み取りには、原稿をコンタクトガラス6上に置いて、光学走査系を移動させて読み取る方法と、光学走査系は読み取り位置に固定して、原稿を移動して読み取る方法の2通りがある。光学走査系の移動で原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。
原稿移動の場合は、光学走査系は固定読み取り位置に移動して、原稿画像が読み取られる。どちらの場合においても原稿画像は、CCDセンサ24によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
読み取りユニット20は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されており、光学走査系には露光ランプ21、第1ミラー22、レンズ23、CCDセンサ24等で構成されている。露光ランプ21及び第1ミラー22は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー25及び第3ミラー26は図示しない第1キャリッジ上に固定されている。
原稿の読み取りには、原稿をコンタクトガラス6上に置いて、光学走査系を移動させて読み取る方法と、光学走査系は読み取り位置に固定して、原稿を移動して読み取る方法の2通りがある。光学走査系の移動で原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。
原稿移動の場合は、光学走査系は固定読み取り位置に移動して、原稿画像が読み取られる。どちらの場合においても原稿画像は、CCDセンサ24によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
書き込みユニット27はレーザ出力ユニット28、結像レンズ29、ミラー30で構成され、レーザ出力ユニット28の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)が備わっている。レーザ出力ユニット28より照射されるレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーで偏光され、結像レンズ29を通り、ミラー30で折り返され、感光体15面上に集光結像する。
偏光されたレーザ光は感光体15が回転する方向と直行する方向(主走査方向)に露光走査され、画像信号のライン単位の記録を行う。感光体15の回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによって、感光体15面上に画像(静電潜像)が形成される。
上述のように、書き込みユニット27から出力されるレーザ光が、画像作像系の感光体15に照射される。図示しないが感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。この主走査同期信号をもとに主走査方向の画像記録開始タイミングの制御、および後述する画像信号の入出力を行うための制御信号の生成を行う。
偏光されたレーザ光は感光体15が回転する方向と直行する方向(主走査方向)に露光走査され、画像信号のライン単位の記録を行う。感光体15の回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによって、感光体15面上に画像(静電潜像)が形成される。
上述のように、書き込みユニット27から出力されるレーザ光が、画像作像系の感光体15に照射される。図示しないが感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。この主走査同期信号をもとに主走査方向の画像記録開始タイミングの制御、および後述する画像信号の入出力を行うための制御信号の生成を行う。
図2は図1の複写装置の操作部全体を示す概略図である。また図3〜図6は、操作部の液晶タッチパネルの表示例を示した図であり、図3は液晶タッチパネルに「コピーできます」画面を表示したときの画面例、図4は「印刷できます」画面を表示したときの画面例、図5は「原稿読み取りできます」画面を表示したときの画面例、図6はさらに他の選択モードを有する「コピーできます」画面を表示したときの画面例である。
図2に示す操作部45には、液晶タッチパネル46、テンキー47、クリア/ストップキー48、スタートキー49、モードクリアキー50、テスト印刷キー51があり、液晶タッチパネル45には、部数、及び画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される機能キー52、及び機能切り換えキー53が配置されている。テスト印刷キー51は、設定されている印刷部数に関わらずに1部だけを印刷し、印刷結果を確認するためのキーである。
機能切り換えキー53はコピー機能、プリンタ機能、蓄積コピー機能を切り換える。コピー機能はスキャナで読み取った画像を転写紙に指定された動作で複写する機能である。プリンタ機能は外部からLAN及びI/F等で接続され、外部からのプリント画像データとその指示を受けてプリント出力する機能である。蓄積コピー機能はスキャナで読み取った画像、又は外部からの画像データを蓄積して、機械の操作でプリントできる機能である。
図2に示す操作部45には、液晶タッチパネル46、テンキー47、クリア/ストップキー48、スタートキー49、モードクリアキー50、テスト印刷キー51があり、液晶タッチパネル45には、部数、及び画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される機能キー52、及び機能切り換えキー53が配置されている。テスト印刷キー51は、設定されている印刷部数に関わらずに1部だけを印刷し、印刷結果を確認するためのキーである。
機能切り換えキー53はコピー機能、プリンタ機能、蓄積コピー機能を切り換える。コピー機能はスキャナで読み取った画像を転写紙に指定された動作で複写する機能である。プリンタ機能は外部からLAN及びI/F等で接続され、外部からのプリント画像データとその指示を受けてプリント出力する機能である。蓄積コピー機能はスキャナで読み取った画像、又は外部からの画像データを蓄積して、機械の操作でプリントできる機能である。
図3〜図6は操作部45の表示画面の一例を示した図である。
オペレータが液晶タッチパネル46に表示されたキーにタッチすることにより、選択された機能を示すキーが黒く反転する。
また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば、変倍であれは変倍値等)は、キーにタッチすることで、詳細機能の設定画面が表示される。このように、液晶タッチパネル46は、ドット表示器を使用しているため、その時の最適な表示をグラフィカルに行うことが可能である。
図3はコピー機能を選択設定する画面で、選択されているモードはキーが網掛け表示されている。図3において左上には、「コピーできます」、「お待ください」等のメッセージを表示するメッセージエリア、その右には、セットした枚数を表示するコピー枚数表示部を示している。この図において、選択されているモードはその下の画像濃度を自動的に調整する自動濃度キー、倍率を自動で設定する用紙指定変倍キー、原稿の向きを設定する原稿上向きキー及び原稿左向きキーである。
図3のコピー機能を選択設定する画面には、さらに転写紙を自動的に選択する自動用紙選択キー、コピーを1部ずつページ順に揃える処理を指定するソートキー、コピーをページ毎に仕分けする処理を指定するスタックキー、ソート処理されたものを1部ずつ綴じる処理を指定するステープルキー、倍率を等倍にセットする等倍キー、拡大/縮小倍率をセットする変倍キー、両面モードと分割モードを設定する両面/分割キー、綴じ代モード等を設定する消去/移動キー、スタンプや日付やページ等の印字を設定する印字キーが示してある。図4乃至図6でも同様に、選択されているモードはキーが網掛け表示されている。
図4では、プリンタ機能用の操作画面を示している。この状態は印刷要求の許可を設定するオンライン、画像データの入力状態を示すデータイン表示が選択されている。
図5では、自動濃度、自動用紙選択、等倍モードが選択されている。図6では、自動濃度、等倍、片面原稿、見開き片面、両面/分割モードが選択されている。読み込み終了キーで読み込み動作が終了し、ファイルが閉じられる。
オペレータが液晶タッチパネル46に表示されたキーにタッチすることにより、選択された機能を示すキーが黒く反転する。
また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば、変倍であれは変倍値等)は、キーにタッチすることで、詳細機能の設定画面が表示される。このように、液晶タッチパネル46は、ドット表示器を使用しているため、その時の最適な表示をグラフィカルに行うことが可能である。
図3はコピー機能を選択設定する画面で、選択されているモードはキーが網掛け表示されている。図3において左上には、「コピーできます」、「お待ください」等のメッセージを表示するメッセージエリア、その右には、セットした枚数を表示するコピー枚数表示部を示している。この図において、選択されているモードはその下の画像濃度を自動的に調整する自動濃度キー、倍率を自動で設定する用紙指定変倍キー、原稿の向きを設定する原稿上向きキー及び原稿左向きキーである。
図3のコピー機能を選択設定する画面には、さらに転写紙を自動的に選択する自動用紙選択キー、コピーを1部ずつページ順に揃える処理を指定するソートキー、コピーをページ毎に仕分けする処理を指定するスタックキー、ソート処理されたものを1部ずつ綴じる処理を指定するステープルキー、倍率を等倍にセットする等倍キー、拡大/縮小倍率をセットする変倍キー、両面モードと分割モードを設定する両面/分割キー、綴じ代モード等を設定する消去/移動キー、スタンプや日付やページ等の印字を設定する印字キーが示してある。図4乃至図6でも同様に、選択されているモードはキーが網掛け表示されている。
図4では、プリンタ機能用の操作画面を示している。この状態は印刷要求の許可を設定するオンライン、画像データの入力状態を示すデータイン表示が選択されている。
図5では、自動濃度、自動用紙選択、等倍モードが選択されている。図6では、自動濃度、等倍、片面原稿、見開き片面、両面/分割モードが選択されている。読み込み終了キーで読み込み動作が終了し、ファイルが閉じられる。
次に、図7、図8を参照して自動原稿送り装置(以後、シートDF)1による、原稿束sの搬送動作について説明する。
図7は図1の自動原稿送り装置を示す拡大図である。図8は原稿載置台に置かれたときの原稿の長さ関係を表す概略図である。
先ず、読み取り対象の原稿束sを原稿セットテーブル2上に先端を原稿ストッパ54に突き当てた状態でセットし、さらに、原稿束sの幅方向をサイドガイド55によって搬送方向と直交する方向の位置決めを行う。
この状態で、原稿セット検知フィラが変位し、これに伴って原稿セットセンサ56の遮光が解除され、原稿のセットが検知される。さらに、原稿セットテーブル2に設けられた原稿長さセンサ57、及び原稿長さセンサ58により、原稿搬送方向の長さの概略が判定される。
図7は図1の自動原稿送り装置を示す拡大図である。図8は原稿載置台に置かれたときの原稿の長さ関係を表す概略図である。
先ず、読み取り対象の原稿束sを原稿セットテーブル2上に先端を原稿ストッパ54に突き当てた状態でセットし、さらに、原稿束sの幅方向をサイドガイド55によって搬送方向と直交する方向の位置決めを行う。
この状態で、原稿セット検知フィラが変位し、これに伴って原稿セットセンサ56の遮光が解除され、原稿のセットが検知される。さらに、原稿セットテーブル2に設けられた原稿長さセンサ57、及び原稿長さセンサ58により、原稿搬送方向の長さの概略が判定される。
本実施形態では2つのセンサを使用して長さ方向を検知しているが、センサをさらに追加することによって、方向の異なる原稿も区別が付くようにすることが可能である。
原稿セットテーブル2上に原稿をどのような向きにセットするかは、操作部45(図2)上の原稿上向きキー、あるいは原稿左向きキーで設定する。通常は上向きであるため原稿上向きキーが設定された状態であるが、原稿左向きを設定することも可能である。
その後、スタート信号を得てピックアップローラ59が駆動装置(図示せず)により作動して原稿上面にセットされた後、所定の圧力で圧接され、さらに、所定時間後、分離給紙部2及びレジスト部3を駆動する駆動装置(給紙モータ)が作動し、ピックアップローラ59を時計方向に回転させて原稿束sの最上位の原稿を給紙ベルト60、分離ローラ61等の分離部方向へ搬送する。
この時、給紙ベルト60はベルトプーリ62、63に所定の張力をもって掛け渡されており、対向的に設けられた分離ローラ61に巻き掛けられるように圧接している。分離ローラ61は、所定の大きさのトルクを有するトルクリミッタを介してフリクション駆動されており、給紙ベルト60の回転に連れて反時計方向に回転させられる。
万が一、原稿が2枚以上、給紙ベルト60と分離ローラ61間に進入した場合は、連れ回り力がトルクリミッタのトルクよりも低くなるように設定されており、分離ローラ61は、本来の駆動方向である時計方向に回転し、余分な原稿を押し戻すように作用するので、重送が防止される。
原稿セットテーブル2上に原稿をどのような向きにセットするかは、操作部45(図2)上の原稿上向きキー、あるいは原稿左向きキーで設定する。通常は上向きであるため原稿上向きキーが設定された状態であるが、原稿左向きを設定することも可能である。
その後、スタート信号を得てピックアップローラ59が駆動装置(図示せず)により作動して原稿上面にセットされた後、所定の圧力で圧接され、さらに、所定時間後、分離給紙部2及びレジスト部3を駆動する駆動装置(給紙モータ)が作動し、ピックアップローラ59を時計方向に回転させて原稿束sの最上位の原稿を給紙ベルト60、分離ローラ61等の分離部方向へ搬送する。
この時、給紙ベルト60はベルトプーリ62、63に所定の張力をもって掛け渡されており、対向的に設けられた分離ローラ61に巻き掛けられるように圧接している。分離ローラ61は、所定の大きさのトルクを有するトルクリミッタを介してフリクション駆動されており、給紙ベルト60の回転に連れて反時計方向に回転させられる。
万が一、原稿が2枚以上、給紙ベルト60と分離ローラ61間に進入した場合は、連れ回り力がトルクリミッタのトルクよりも低くなるように設定されており、分離ローラ61は、本来の駆動方向である時計方向に回転し、余分な原稿を押し戻すように作用するので、重送が防止される。
給紙ベルト60と分離ローラ61との作用により、1枚ずつ分離された原稿は給紙ベルト60によってさらに搬送され、給紙経路中に進む過程で、突き当てセンサ64によって先端が検知され、さらに搬送されて停止しているレジストローラ65に突き当たる。
その後、突き当てセンサ64の検知から所定量定められた距離を搬送され、結果的にはレジストローラ65に所定量のたわみを持って押し当てられた状態で給紙ベルト60の駆動が停止する。この時、原稿先端はレジストローラ65の上下ローラ対のニップ部に進入し、そのニップラインで先端の整合(突き当てスキュー補正)が行われる。
続いて、レジストローラ65が駆動され、原稿を読み取り部の方向に搬送する。ここでは、原稿突き当て動作で停止した時間の遅れを取り戻すため、搬送速度を高速にして先端センサ66までこの高速度で搬送し、先端センサ66の検知により読み取り速度(読み取り搬送ローラ67の搬送速度)まで減速させる。この動作を連続する原稿間で行うことにより、所定の原稿間隔を維持することができる。
また、レジストローラ65を過ぎた原稿先端は、サイズセンサ群68により搬送方向と直交する方向の幅が検知される。この幅信号と、第1原稿長さセンサ57及び第2原稿長さセンサ58による長さ信号との組み合わせによって正確な原稿サイズが確定される。
その後、原稿は、読み取り搬送ローラ67と加圧ローラ69とのニップ部へ送られ、レジストセンサ70の検知によって停止し、作像側(図示しない読み取り部側)からの画像位置合わせ信号の入力を待つ。
その後、突き当てセンサ64の検知から所定量定められた距離を搬送され、結果的にはレジストローラ65に所定量のたわみを持って押し当てられた状態で給紙ベルト60の駆動が停止する。この時、原稿先端はレジストローラ65の上下ローラ対のニップ部に進入し、そのニップラインで先端の整合(突き当てスキュー補正)が行われる。
続いて、レジストローラ65が駆動され、原稿を読み取り部の方向に搬送する。ここでは、原稿突き当て動作で停止した時間の遅れを取り戻すため、搬送速度を高速にして先端センサ66までこの高速度で搬送し、先端センサ66の検知により読み取り速度(読み取り搬送ローラ67の搬送速度)まで減速させる。この動作を連続する原稿間で行うことにより、所定の原稿間隔を維持することができる。
また、レジストローラ65を過ぎた原稿先端は、サイズセンサ群68により搬送方向と直交する方向の幅が検知される。この幅信号と、第1原稿長さセンサ57及び第2原稿長さセンサ58による長さ信号との組み合わせによって正確な原稿サイズが確定される。
その後、原稿は、読み取り搬送ローラ67と加圧ローラ69とのニップ部へ送られ、レジストセンサ70の検知によって停止し、作像側(図示しない読み取り部側)からの画像位置合わせ信号の入力を待つ。
作像側からの画像位置合わせ信号の入力によって再度搬送を開始し、読み取り搬送ローラ67と加圧ローラ69とによって第1読み取り搬送部Aに搬送される。この第1読み取り搬送部Aでは、読み取ガラス71及びその上面に所定の間隔をもって配置された白色背景板72の間を原稿が通過する間に、前記第1読み取り部により画像が読み取られ、CCDを介して光電変換されて、画像メモリに記憶される。
その後、中間搬送加圧コロ73によって第1読取搬送部Aから送り出された原稿は、第2読み取り搬送部Bに送り出される。そして、その原稿は、原稿の裏面側上方でその読み取り面を下方に向けて配置された密着イメージセンサ(CIS)74と、この密着イメージセンサ(CIS)74の読み取り面に対向して、所定圧と所定の間隔を保って配置された押圧部材75との間を通過する。
この時、原稿の裏面に当たる上面の画像が読み取られ、表面(下面)と同様に光電変換されて前記メモリに記憶される。この際、押圧部材75はシェーディングの基準として作用するとともに、白色背景板としても利用される。
その後、中間搬送加圧コロ73によって第1読取搬送部Aから送り出された原稿は、第2読み取り搬送部Bに送り出される。そして、その原稿は、原稿の裏面側上方でその読み取り面を下方に向けて配置された密着イメージセンサ(CIS)74と、この密着イメージセンサ(CIS)74の読み取り面に対向して、所定圧と所定の間隔を保って配置された押圧部材75との間を通過する。
この時、原稿の裏面に当たる上面の画像が読み取られ、表面(下面)と同様に光電変換されて前記メモリに記憶される。この際、押圧部材75はシェーディングの基準として作用するとともに、白色背景板としても利用される。
原稿搬送方向の長さ検知は、レジストセンサ70の位置で一旦停止した原稿が、再度搬送を開始した後、サイズセンサ群68がオフするまでの時間を測定することで、検知することが可能である。
すなわち、用紙長さ=搬送時間×搬送速度+(レジストセンサ/サイズセンサ群距離)となる。
さらに、原稿は排紙駆動ローラ75と排紙加圧ローラ76とにより、スタック部Cに排出される。このスタック部Cにおける排紙スタッカ77には、上流側よりも下流側が高くなるように傾斜面が設けられ、排出原稿の飛び出しを防止するとともにスタック原稿の揃え精度を向上させるように構成されている。
すなわち、用紙長さ=搬送時間×搬送速度+(レジストセンサ/サイズセンサ群距離)となる。
さらに、原稿は排紙駆動ローラ75と排紙加圧ローラ76とにより、スタック部Cに排出される。このスタック部Cにおける排紙スタッカ77には、上流側よりも下流側が高くなるように傾斜面が設けられ、排出原稿の飛び出しを防止するとともにスタック原稿の揃え精度を向上させるように構成されている。
図9は本実施形態におけるデジタル複写装置の画像読み取りを説明するブロック図である。CCDセンサ24は、原稿画像の1ライン分の電気信号を奇数画素と偶数画素の2系統に分けてアナログ処理回路80に出力する。A/D変換器81は、CCDセンサ24のアナログ出力をデジタル信号に変換する。
アナログ処理回路80は、CCDセンサ24の2系統の出力信号を、系統毎にクランプ、ゲイン調整及びサンプル・ホールドした後、スイッチング処理により1系統に統合して出力する。A/D変換器81は、アナログ処理回路80のアナログ出力を、アナログ・スイッチ82からの基準電圧入力を基準にして、8ビットのデジタル信号に変換する。
AE回路83は、A/D変換器81の基準電圧を制御して、原稿の地肌部分のA/D変換器出力を白レベル(FFh(16進数))に近づけるために設けられる。アナログ・スイッチ82は、アナログ処理回路80からの一定基準電圧と、AE回路83の出力電圧の一方を、制御信号に従って選択し、A/D変換器81に基準電圧として印加する。
なお、図示しない駆動信号発生回路がCCDセンサ24、アナログ処理回路80及びA/D変換器81に同期信号などライン単位の信号及び駆動クロックを供給する。
アナログ処理回路80は、CCDセンサ24の2系統の出力信号を、系統毎にクランプ、ゲイン調整及びサンプル・ホールドした後、スイッチング処理により1系統に統合して出力する。A/D変換器81は、アナログ処理回路80のアナログ出力を、アナログ・スイッチ82からの基準電圧入力を基準にして、8ビットのデジタル信号に変換する。
AE回路83は、A/D変換器81の基準電圧を制御して、原稿の地肌部分のA/D変換器出力を白レベル(FFh(16進数))に近づけるために設けられる。アナログ・スイッチ82は、アナログ処理回路80からの一定基準電圧と、AE回路83の出力電圧の一方を、制御信号に従って選択し、A/D変換器81に基準電圧として印加する。
なお、図示しない駆動信号発生回路がCCDセンサ24、アナログ処理回路80及びA/D変換器81に同期信号などライン単位の信号及び駆動クロックを供給する。
AE回路83は、A/D変換器81の出力を基にA/D変換器81の基準電圧値を制御する。シェーディング補正回路84は、A/D変換装置81の出力データに含まれる主に光学系及びCCDセンサ24の各受光素子の感度バラツキを、黒レベル及びゲインについてデジタル的に補正する。その後、濃度変換部86に送られる。
この濃度変換部86では、入力された輝度データを濃度データに変換するためのLUTが格納されており、入力されたデータに対応するテーブル値を出力することによって、輝度データを濃度データに変換する。濃度変換された画像データは一旦画像メモリ87に蓄積される。
その後の原稿サイズ検知により、変倍率が確定されると、画像メモリ87に蓄積された画像データから変倍回路88により変倍された画像データが得られることになる。変倍された画像データは蓄積メモリ(図示せず)に一旦入力され、その後印刷処理される。
同様の方法で原稿裏面を読み取る密着イメージセンサ(CIS)74からの画像信号も、アナログ処理回路89、A/D変換器90、アナログ・スイッチ91、AE回路92、シェーディング補正回路93、及び濃度変換部94を含む同様の制御回路によって画像メモリ87に蓄積される。
この濃度変換部86では、入力された輝度データを濃度データに変換するためのLUTが格納されており、入力されたデータに対応するテーブル値を出力することによって、輝度データを濃度データに変換する。濃度変換された画像データは一旦画像メモリ87に蓄積される。
その後の原稿サイズ検知により、変倍率が確定されると、画像メモリ87に蓄積された画像データから変倍回路88により変倍された画像データが得られることになる。変倍された画像データは蓄積メモリ(図示せず)に一旦入力され、その後印刷処理される。
同様の方法で原稿裏面を読み取る密着イメージセンサ(CIS)74からの画像信号も、アナログ処理回路89、A/D変換器90、アナログ・スイッチ91、AE回路92、シェーディング補正回路93、及び濃度変換部94を含む同様の制御回路によって画像メモリ87に蓄積される。
次に、本発明の見開き原稿分割について説明する。見開き原稿分割機能は、画像メモリ87に蓄積された画像データを分割出力することで実現される。原稿画像は、CCDセンサ24により、8ビットのデジタル信号に変換され、主走査1ライン分ずつ画像メモリ87に蓄積される。
図10は原稿を上向きにセットした場合の処理を示す概略図である。図11は左向きにセットした場合の処理を示す概略図である。本実施形態の複写装置は、読み取り解像度が600dpiであるため、A4サイズの原稿を原稿上向きでセットし、読み取り動作を実行した場合は、主走査長さは210mmである。
このため、4961バイト毎にメモリアドレスの0番地から蓄積され、副走査297mmで、7016ライン分のデータが蓄積される。左ページの場合は、先頭から3508ライン分が相当し、残りが右ページとなる。すなわち、右ページ読み取りの場合は、画像メモリ87に蓄積されたデータを出力する。
原稿のセット方向を切り換え手段により原稿の向きを変更した場合の処理について説明する。上向きにセットした場合は上記と同じである。同じA4サイズの原稿を左向きでセットし、読み取り動作を実行した場合は、主走査長さ297mmで7016バイト毎にメモリアドレスの0番地から蓄積され、副走査210mmで、4961分のデータが画像メモリ87(図9)に蓄積される。
図10は原稿を上向きにセットした場合の処理を示す概略図である。図11は左向きにセットした場合の処理を示す概略図である。本実施形態の複写装置は、読み取り解像度が600dpiであるため、A4サイズの原稿を原稿上向きでセットし、読み取り動作を実行した場合は、主走査長さは210mmである。
このため、4961バイト毎にメモリアドレスの0番地から蓄積され、副走査297mmで、7016ライン分のデータが蓄積される。左ページの場合は、先頭から3508ライン分が相当し、残りが右ページとなる。すなわち、右ページ読み取りの場合は、画像メモリ87に蓄積されたデータを出力する。
原稿のセット方向を切り換え手段により原稿の向きを変更した場合の処理について説明する。上向きにセットした場合は上記と同じである。同じA4サイズの原稿を左向きでセットし、読み取り動作を実行した場合は、主走査長さ297mmで7016バイト毎にメモリアドレスの0番地から蓄積され、副走査210mmで、4961分のデータが画像メモリ87(図9)に蓄積される。
しかし、分割出力する場合は、上記と異なり3508バイトで次ラインの先頭に戻ることで実現する。主走査方向は、原稿上向きの場合は短辺側で、原稿左向きの場合は長辺側になるため、画像メモリ87への入力画像が変わることになる。そのため、上述したように、原稿左向きの場合は画像メモリ87の途中でメモリアドレスを変更することによって画像分割を実現する。
また、原稿載置台(コンタクトガラス)6(図1)上にセットした見開き原稿の読み取りの場合も同様に実現される。すなわち、1度の読み取りで、原稿画像を画像メモリ87に蓄積し、2回目の読み取り動作は実行せずに、1度目の読み取り動作によって画像メモリ87に蓄積された右ページの原稿画像を出力すれば良い。
但し、注意する点として、図8に示す原稿を自動原稿読み取り装置1で読む場合と、原稿載置台(コンタクトガラス)6上で読む場合では、読み取り順が変わることである。自動原稿読み取り装置1で表面を読む場合は、「左ページ→右ページ」の順になるが、原稿載置台で読む場合と自動原稿読み取り装置1で裏面を読む場合は「右ページ→左ページ」の順になることである。
また、原稿載置台(コンタクトガラス)6(図1)上にセットした見開き原稿の読み取りの場合も同様に実現される。すなわち、1度の読み取りで、原稿画像を画像メモリ87に蓄積し、2回目の読み取り動作は実行せずに、1度目の読み取り動作によって画像メモリ87に蓄積された右ページの原稿画像を出力すれば良い。
但し、注意する点として、図8に示す原稿を自動原稿読み取り装置1で読む場合と、原稿載置台(コンタクトガラス)6上で読む場合では、読み取り順が変わることである。自動原稿読み取り装置1で表面を読む場合は、「左ページ→右ページ」の順になるが、原稿載置台で読む場合と自動原稿読み取り装置1で裏面を読む場合は「右ページ→左ページ」の順になることである。
図12はサイズ混載の原稿を示す斜視図である。図13はサイズ混載分割コピーの場合を示す斜視図である。図14は両面印刷時の原稿の印刷を示す斜視図である。次に、本発明である原稿載置台に置かれたサイズの異なる原稿(原稿サイズ混載)の分割について説明する。
原稿サイズが混載された場合、先ず、読み取り原稿のサイズと印刷される転写紙のサイズを比較し、原稿サイズと転写紙サイズが同じであれば、画像分割を実施せず、読み取り原稿のサイズの画像を選択された転写紙に印刷実行する。
原稿サイズが、転写紙サイズより大きい場合は、原稿画像を2分割し(図13)、2枚の原稿として、選択された転写紙に印刷実行する。この時、転写紙トレイが指定されていれば、そのトレイの転写紙を使用して、印刷動作を実施することで、分割されない原稿の転写紙と分割された原稿の転写紙とを分けることができる。この時、分割印刷指定トレイの転写紙の色を変えて(図13)置けば、元の原稿が分割されたか否かを印刷された転写紙から認識することが容易である。
両面印刷を実施する場合(図14)は、まず表面を印刷し、次に裏面を印刷することになるが、片面原稿から両面印刷を実施する場合、分割すべき原稿が裏面になる場合がある。すなわち、奇数枚原稿の後に分割原稿が検知される場合である。その場合は、裏面印刷は実施せずに、転写紙を排出する。この動作により2分割される原稿は、1枚の転写紙の両面に印刷されることになる。
原稿サイズが混載された場合、先ず、読み取り原稿のサイズと印刷される転写紙のサイズを比較し、原稿サイズと転写紙サイズが同じであれば、画像分割を実施せず、読み取り原稿のサイズの画像を選択された転写紙に印刷実行する。
原稿サイズが、転写紙サイズより大きい場合は、原稿画像を2分割し(図13)、2枚の原稿として、選択された転写紙に印刷実行する。この時、転写紙トレイが指定されていれば、そのトレイの転写紙を使用して、印刷動作を実施することで、分割されない原稿の転写紙と分割された原稿の転写紙とを分けることができる。この時、分割印刷指定トレイの転写紙の色を変えて(図13)置けば、元の原稿が分割されたか否かを印刷された転写紙から認識することが容易である。
両面印刷を実施する場合(図14)は、まず表面を印刷し、次に裏面を印刷することになるが、片面原稿から両面印刷を実施する場合、分割すべき原稿が裏面になる場合がある。すなわち、奇数枚原稿の後に分割原稿が検知される場合である。その場合は、裏面印刷は実施せずに、転写紙を排出する。この動作により2分割される原稿は、1枚の転写紙の両面に印刷されることになる。
2 原稿載置台(原稿セットテーブル)、6 原稿載置台(コンタクトガラス)、20 画像読み取り手段(画像読み取りユニット)、87 画像メモリ、88 変倍回路
Claims (3)
- 原稿載置台上にセットされた見開き原稿画像を2分割し、選択された転写紙に分割された原稿画像を印刷する複写装置において、原稿画像を読み取る画像読み取り手段と、該画像読み取り手段で読み取った画像データを蓄積する画像メモリと、を備え、原稿画像を2分割して出力する際に、前記画像メモリに蓄積された画像データを分割出力すると共に、前記原稿載置台にセットされたサイズの異なる複数枚の原稿束に対して選択的に画像分割を行うことを特徴とする複写装置。
- 画像分割した原稿画像の印刷を行う転写紙と、画像分割しない原稿画像の転写紙とを同一サイズにしたことを特徴とする請求項1記載の複写装置。
- 印刷を転写紙の両面に行う両面印刷の場合に2分割された原稿の印刷を1枚の転写紙の表裏に行うことを特徴とする請求項2記載の複写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005359593A JP2007166210A (ja) | 2005-12-13 | 2005-12-13 | 複写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005359593A JP2007166210A (ja) | 2005-12-13 | 2005-12-13 | 複写装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007166210A true JP2007166210A (ja) | 2007-06-28 |
Family
ID=38248603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005359593A Pending JP2007166210A (ja) | 2005-12-13 | 2005-12-13 | 複写装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007166210A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010130103A (ja) * | 2008-11-25 | 2010-06-10 | Riso Kagaku Corp | 画像形成装置および画像形成方法 |
TWI386031B (zh) * | 2008-08-19 | 2013-02-11 | Avision Inc | 具分頁功能之影像讀取設備 |
-
2005
- 2005-12-13 JP JP2005359593A patent/JP2007166210A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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TWI386031B (zh) * | 2008-08-19 | 2013-02-11 | Avision Inc | 具分頁功能之影像讀取設備 |
JP2010130103A (ja) * | 2008-11-25 | 2010-06-10 | Riso Kagaku Corp | 画像形成装置および画像形成方法 |
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