JP3090141B1 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3090141B1
JP3090141B1 JP9137499A JP9137499A JP3090141B1 JP 3090141 B1 JP3090141 B1 JP 3090141B1 JP 9137499 A JP9137499 A JP 9137499A JP 9137499 A JP9137499 A JP 9137499A JP 3090141 B1 JP3090141 B1 JP 3090141B1
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健太郎 永谷
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Abstract

【要約】 【課題】用紙収容部からの用紙と片面画像形成済みの用
紙との衝突、片面画像形成済みの用紙同士の衝突を確実
に回避できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】用紙収容部1a、1b、1c、1dからの
用紙と片面画像形成済みの用紙とが、転写ベルト5に交
互に給紙される画像形成装置において、第2面の画像形
成のために片面画像形成済みの用紙を循環搬送する循環
搬送路9上に、前記片面画像形成済みの用紙が停止・待
機する複数個の待機部91、92が設けられている。用
紙収容部からの記録材との衝突回避のため、一個の待機
部92での停止時間が長くても、他の待機部91での停
止時間を調整することによって、片面画像形成済みの用
紙同士の衝突をも確実に避けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録材の表裏両面
に画像形成を行うことができる電子写真方式、静電記録
方式などのスタックレスの画像形成装置に関し、例え
ば、複数の画像形成手段を有し、これら画像形成手段に
よってそれぞれの像担持体上に色の異なる複数の画像を
形成し、これら画像を搬送体にて担持、搬送される同一
の記録材上に順次に重ねて転写するようにしたタンデム
方式のカラー複写機やカラープリンタ等の画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】記録材の両面に画像を形成できるスタッ
クレス画像形成装置では、記録材収容部からの記録材
は、搬送ベルト等の無端状の搬送体により搬送されると
ともに、片面に画像を形成された後、循環搬送手段によ
り循環搬送経路に沿って搬送され、前記搬送体に再給紙
される。また、前記循環搬送路には、記録材の他面に画
像形成を行うために記録材の表裏を反転する反転部が設
けられている。
【0003】このような画像形成装置において、記録材
収容部からの記録材(以下、第1の記録材ともいう)と
循環搬送路を搬送されてきた片面画像形成済みの記録材
(以下、第2の記録材ともいう)とを、搬送体で効率良
く搬送するために、前記第1の記録材と前記第2の記録
材とを交互に搬送体に給紙することが行われている。
【0004】この場合、第1の記録材と第2の記録材と
が衝突しないように、各記録材の搬送体への給紙を制御
する必要がある。
【0005】このような制御を行う画像形成装置とし
て、特開平7−306550号に記載されたものがあ
る。この画像形成装置では、第1の記録材が片面に画像
形成されたのち反転して第2の記録材として同じ位置に
戻ってくるまでの時間である用紙搬送ループ時間をT
l、1カ所を記録材が通過するのに要する時間である用
紙通過時間をTt、隣接する記録材間の最も短い間隔が
通過するのに要する時間である最短用紙間ギャップ時間
をTgminとし、用紙搬送ループ時間の分割数をNと
し、第1の記録材の給紙間隔をTdfとしたとき、前記
分割数NをTl/(Tt+Tgmin)の商以下で最大
の奇数とし、第1の記録材の給紙間隔Tdfを(Tl/
N)×2に設定して、搬送体への記録材の給紙を行うも
のである。これにより、循環搬送されてきた第2の記録
材が第1の記録材と次の第1の記録材との中間に必ず位
置するようになり、第1の記録材と第2の記録材との衝
突が避けられるものとなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置では、次のような欠点があった。
【0007】すなわち、装置には搬送体や循環搬送経路
の機差ばらつき、さらには搬送速度ばらつきなどが存在
するが、上記の画像形成装置では、このような機差ばら
つきや、搬送速度ばらつきに対する考慮がなされていな
かった。このため、ばらつきの大きなものでは、第1の
記録材と第2の記録材とが衝突する恐れもあった。
【0008】しかも、第1の記録材の搬送体への給紙間
隔が決定されているため、第1の記録材の給紙間隔を変
更、調整できる自由度が少なかった。
【0009】さらには、画像データを画像メモリに記憶
するとともに、記憶した画像データに基づいて画像形成
を行うデジタル複写機等の画像形成装置では、記録材が
片面に画像形成されたのち反転して同じ位置に戻ってく
るまでの経路長に載置できる枚数(内臓枚数)は、画像
メモリの容量に依存するから、コスト的な問題等から画
像メモリの容量を減らすと、内臓枚数も減ってしまう。
このとき、生産性を上げるためには、前記用紙搬送ルー
プ時間Tlを変えなければならないが、上記の画像形成
装置では、このような対応を十分に行うことができなか
った。
【0010】なお、上記のような第1の記録材と第2の
記録材との衝突を避け、あるいは第1の記録材の給紙間
隔の変更等に対応するためには、第2の記録材を一旦停
止させてタイミングを調整する必要があるが、第2の記
録材の停止時間が長すぎると、第2の記録材が後続の第
2の記録材と衝突するという欠点があった。
【0011】この発明は、このような技術的背景に鑑み
てなされたものであって、第1の記録材と第2の記録材
との衝突はもとより第2の記録材同士の衝突も確実に避
けることができ、しかも画像メモリの容量の増減にも対
応できる画像形成装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題は、記録材を保
持して搬送する無端状の搬送体と、該搬送体で搬送され
る前記記録材に画像を形成する画像形成手段と、記録材
収容部に収容された記録材を前記搬送体へ供給する給紙
手段と、前記画像形成手段によって第面に画像が形成
された記録材を、第2面の画像形成のために循環搬送路
に沿って搬送し、前記搬送体へ反転状態で再度供給する
循環搬送手段と、を備え、前記記録材収容部からの記録
材と前記片面画像形成済みの記録材とが、前記搬送体に
交互に給紙されるものとなされた画像形成装置におい
て、前記循環搬送路上に設けられた前記片面画像形成済
みの記録材が停止・待機する複数個の待機部と、 前記待
機部のうちのいずれかについて、搬送体における所望の
位置に片面画像形成済みの記録材が載置され、かつ、前
記循環搬送手段によって循環搬送路を搬送される片面画
像形成済みの記録材同士の衝突を避けるための条件を満
たす、片面画像形成済みの記録材の停止時間の最大値と
最小値を算出するとともに、該最大値と最小値の間の値
を、その記録材の停止時間に設定し、かつ、その停止時
間を用いて他の待機部におけるその記録材の停止時間を
算出する本体制御部とを有し、 前記本体制御部は、算出
した停止時間をタイマーに設定し、該タイマーがタイム
アップするまで前記記録材を各待機部に停止させ、タイ
ムアップしたときに前記各待機部の記録材の搬送を再開
することを特徴とする画像形成装置によって解決され
る。
【0013】この画像形成装置では、循環搬送路上に設
けられた複数の待機部で第2の記録材を停止・待機させ
たのち、搬送体へ再給紙するから、第1の記録材と衝突
しそうな場合には、第2の記録材を待機部で停止させる
ことができ、衝突を避けることができる。しかも、一個
の待機部での停止時間が長い場合であっても、他の待機
部での停止時間を調整することによって、第2の記録材
同士の衝突をも確実に避けることができる。
【0014】また、各待機部での停止時間の変更によっ
て、前記用紙搬送ループ時間Tlの変更、調整に対する
許容範囲が拡大し、画像メモリの増減に対しても容易に
対処でき、生産性を低下させることなく画像形成を行う
ことができる。
【0015】また、前記待機部のうちのいずれかについ
て、搬送体における所望の位置に片面画像形成済みの記
録材が載置され、かつ前記循環搬送手段によって循環搬
送路を搬送される片面画像形成済みの記録材同士の衝突
を避けるための条件を満たす、片面画像形成済みの記録
材の停止時間の最大値と最小値を算出するとともに、該
最大値と最小値の間の値を、その記録材の停止時間に設
定し、かつ、その停止時間を用いて他の待機部における
その記録材の停止時間を算出する本体制御部を有してい
るから、第2の記録材同士の衝突を避けつつ、第2の記
録材を搬送体の所定の位置に再給紙する動作が、より確
実に実行されるとともに、各待機部での停止時間の算出
が容易になる。
【0016】上記各待機部における第2の記録材の停止
時間に関し、前記本体制御部は、少なくとも搬送方向の
記録材のサイズ、搬送体の周長、搬送体の一周に載置で
きる記録材の枚数、循環搬送路上に載置できる記録材の
枚数、画像形成装置のシステム速度をパラメータとして
含む予め定められた数式を用いて、前記各待機部におけ
る記録材の停止時間を算出する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
係る電子写真方式のフルカラー複写機における画像形成
主要部を示したものである。なお、本発明は、実施形態
以外の電子写真方式、静電記録方式等の種々の構成の画
像形成装置に等しく適用できるものである。
【0018】この画像形成装置は、装置内に4つの画像
形成部Pc、Pm、Py、Pkを有し、その下側に給紙
部1、左側に定着器2が配置されている。定着器2は、
一対の定着ローラ2aと一対の定着後ローラ2bを備え
ている。さらに、定着器2の左側にはソータ3が配置さ
れている。このソータ3はステープル機能やシフトトレ
ー機能を有している。
【0019】給紙部1と定着器2の間の位置において、
前記画像形成部Pc、Pm、Py、Pkの下方には、記
録材としての用紙を担持、搬送する転写搬送体としての
無端状の転写ベルト5が、周知の態様で複数のローラ
(図示せず)間に架張されている。
【0020】前記転写ベルト5は、矢印の方向に駆動さ
れ、給紙部1を通じて給送される用紙を担持し、各画像
形成部Pc、Pm、Py、Pkへと順次搬送する。
【0021】各画像形成部Pc、Pm、Py、Pkは実
質的に同一の構成を有し、図示矢印の方向に回転駆動さ
れる感光体ドラム6c、6m、6y、6kが配置される
とともに、各感光体ドラムの周辺には図示しない画像形
成手段がそれぞれ配置されている。
【0022】これらの画像形成手段としては任意の構成
を採用し得るが、本実施形態では各感光体ドラム6c、
6m、6y、6kを一様に帯電させる帯電チャージャ、
各感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像する現像
器、現像されたトナー像を用紙へ転写する転写チャージ
ャ、感光体ドラムに残存するトナーを除去するクリーナ
ーが、各感光体ドラムの回転方向に順次配設されてい
る。また、各感光体ドラム6c、6m、6y、6kの上
方には像露光装置7c、7m、7y、7kが設けられて
いる。
【0023】画像形成部Pcの現像器にはシアン色のト
ナーが、画像形成部Pmの現像器にはマゼンタ色のトナ
ーが、画像形成部Pyの現像器にはイエロー色のトナー
が、画像形成部Pkの現像器には黒色のトナーがそれぞ
れ収納されている。
【0024】像露光装置7c、7m、7y、7kは、半
導体レーザー、ポリゴンミラー、fθレンズ等からな
り、デジタル画像信号の入力を受けてこの信号に対応し
て変調されたレーザービームを、帯電チャージャ、現像
器との間で感光体ドラム6c、6m、6y、6kの母線
方向に走査してドラム面を露光し、各感光体ドラム上に
静電潜像を形成するようになっている。画像形成部Pc
の像露光装置7cにはカラー画像のシアン成分に対応す
る画像信号が、画像形成部Pmの像露光装置7mにはカ
ラー画像のマゼンタ成分に対応する画像信号が、画像形
成部Pyの像露光装置7yにはカラー画像のイエロー成
分に対応する画像信号が、画像形成部Pkの像露光装置
7kにはカラー画像の黒成分に対応する画像信号がそれ
ぞれ入力されるまた、転写ベルト5の下方には、裏面コ
ピーのために、定着器2を通過した用紙を前記給紙部1
側へ循環搬送する循環搬送路9が形成されている。
【0025】前記循環搬送路9は、定着器2とソータ3
の間の位置において下方に延びた反転部91と、この反
転部91から給紙部1側へ水平に延びた水平搬送部92
とを備えており、反転部91には、一対の反転ローラ9
1aが、水平搬送部92には各1対合計4個の水平搬送
ローラ92a、92b、92c、92dが、それぞれ設
けられている。これらのローラ91a、92a、92
b、92c、92dによって、循環搬送手段が構成され
ている。
【0026】前記反転部91は用紙反転排出のためのも
のであり、用紙をソータ3へ排出するか、用紙を裏面コ
ピーのために循環搬送路9へ導くかを切り換える手段を
兼ねている。また、水平搬送部92には、裏面コピーの
ために搬送されてきた第2の用紙を検知する図示しない
用紙検知センサーが設けられている。この実施形態で
は、前記第2の用紙は、前記反転部91及び水平搬送部
92において一旦停止させられる構成となっており、従
って、反転部91及び水平搬送部92が第2の用紙を停
止・待機する2個の待機部として機能する。
【0027】画像形成部Pcと給紙部1との間には、用
紙吸着手段(図示せず)が設置されており、給紙部1か
ら供給される用紙を転写ベルト5に確実に吸着させる。
一方、画像形成部Pkと定着器2との間には除電帯電器
(図示せず)が設けられており、この除電帯電器は転写
ベルト5に吸着された用紙を分離する。
【0028】転写ベルト5は、半導電(または導電体)
の特性を持った樹脂からなるフィルムシートの両端部
を、融着等の手段により無端状につなぎ合わせたもので
あり、駆動ローラ(図示せず)により矢印方向に一定速
度で無端駆動される。
【0029】給紙部1は、サイズの異なる用紙を収納す
る複数の記録材収容部としての給紙トレー(給紙カセッ
ト式のものを含む)1a〜1d、各給紙トレーから用紙
を1枚づつ給紙するための給紙手段を構成する給紙ロー
ラ11a〜11d、各給紙ローラーによって給送される
用紙を検知する給紙センサー12a〜12d、給紙トレ
ーから給紙された用紙を所定のタイミングで転写ベルト
5上に給紙するためのタイミングローラ8、タイミング
ローラ8の上流側近傍部位に設けられたタイミングセン
サー13、タイミングローラ8の上流側に設けられ、給
紙トレーから給送された用紙や循環経路9を再送されて
きた片面コピー済みの用紙を前記タイミングローラ8へ
と送る中間ローラ15等によって構成されている。
【0030】なお、タイミングローラ8、中間ローラ1
5、給紙ローラ11a〜11dは駆動モーターやベル
ト、ギアなどからなる図示しない駆動手段によって駆動
されるものである。
【0031】図1に示すフルカラー複写機では、用紙が
タイミングローラ8から給紙搬送ガイドによって案内さ
れて転写ベルト5上に搬送されると、用紙は用紙吸着手
段の作用により転写ベルト5上に静電的に確実に吸着さ
れる。そして、転写ベルト5の矢印方向への移動にとも
なって、画像形成部Pcの感光体ドラム6cにはシアン
色(C)の可視画像が、画像形成部Pmの感光体ドラム
6mにはマゼンタ色(M)の可視画像が、画像形成部P
yの感光体ドラム6yにはイエロー色(Y)の可視画像
が、画像形成部Pkの感光体ドラム6kには黒色(K)
の可視画像がそれぞれ分担されて形成される。これらの
可視画像は、転写ベルト5の移動によって用紙が各画像
形成部Pc、Pm、Py、Pkの感光体ドラム6c、6
m、6y、6kの下部を順次に通過して定着器2の方向
へ搬送される間に、各画像形成部の転写チャージャによ
り用紙上に順次に重ねて転写され、カラー画像が合成さ
れる。用紙が画像形成部Pkを通過した後、除電用帯電
器により除電され、用紙は転写ベルト5から分離され
る。転写ベルト5から分離された用紙は、転写された多
重合成像を定着器2によって定着された後、ソータ3に
排出される。
【0032】あるいは、両面コピーのためにさらに裏面
コピーを行う場合は、ソータ3へ排出されることなく用
紙反転部91で反転したのち水平循環経路92へ搬送さ
れ、さらに転写ベルト5に搬送されて、転写ベルト上で
上記と同様にして用紙裏面への画像形成が行われたの
ち、ソータ3に排出される。
【0033】以上で一連の複写サイクルが終了する。
【0034】図2は図1に示したフルカラー複写機の操
作パネル200の一部を示したものである。画像形成装
置は、この操作パネル200により各種コピーモードの
設定やコピー動作の開始を行ったり、表示によりコピー
モード等の設定状態、装置状態を知ることができる。
【0035】枚数設定部201はコピー枚数を設定し、
あるいは設定されたコピー枚数をクリアするためのキー
群である。
【0036】プリントキー202は、コピー動作を開始
するキーであり、コピー中断キー203は、動作中のコ
ピー動作を中断するためのキーであり、濃度設定キー2
04はコピーされる画像の濃度を調整するキーであり、
倍率設定キー205はコピーされる画像の変倍率を設定
するキーであり、カラーモード選択キー206は、コピ
ーされる画像の色をフルカラーで印字するか黒色一色で
印字するかを設定するキーである。
【0037】また、両面キー207は、コピーされる画
像を用紙の片面のみに印字するか両面に印字するかを設
定するキーであり、給紙トレー選択キーは208は、1
段目から4段目の給紙トレーの中でどのトレーの用紙を
コピー動作に用いるかを選択するキーである。
【0038】枚数表示部210は、設定された枚数、ま
たはコピー動作中は残コピー枚数を表示する表示部であ
り、倍率表示部211は設定された変倍率を表示する表
示部であり、液晶表示部212は枚数変倍率以外の、設
定されている各種コピーモードや装置の状態等の多くの
情報を表示する多目的表示部である。
【0039】図3は、図1及び図2に示したフルカラー
複写機の全体の制御を示すブロック図である。
【0040】フルカラー複写機は、図1や図2の説明で
詳述した画像形成主要部やパネル部分に加えて、複写機
としての機能として原稿の画像情報を読み込むイメージ
リーダー(IR)や、複数の原稿を1枚づつ順次イメー
ジリーダーの画像読み取り部へ給紙搬送する原稿送り装
置(ADF)を有している。ただし、構成はこれに限定
されるものではない。
【0041】システムコントローラー301は、この複
写機全体を統括制御する制御部である。
【0042】ADF制御部302は、イメージリーダー
の画像読み取り部分に原稿を1枚づつ給紙搬送し、画像
読み込みが完了すれば、その原稿の原稿排出部への排出
を行うように、原稿送り装置を制御する制御部である。
【0043】IR制御部303は、原稿の画像を読み込
むためのスキャナーの走査速度制御、位置制御を行う制
御部である。
【0044】画像処理制御部304はコピーシーケンス
やコピーモードに応じてマルチメモリ画像処理部312
の動作指示等を行う制御部である。具体的には、スキャ
ナー画像処理部311で処理された画像信号を原稿のペ
ージ単位で記録する制御や、コピーシーケンス等に応じ
た順序で、記憶させたページ単位の原稿の画像信号を選
択させ、その階調処理部313にその画像信号を送る制
御、コピーモード等に応じて画像方向を90度あるいは
180度回転する制御を行う。
【0045】パネル制御部305は、図2で説明したよ
うに操作パネル200のキー入力処理や表示を行う制御
部である。
【0046】本体制御部306は、図1で説明した用紙
給紙搬送制御や転写ベルト5の制御、感光体ドラム6
c、6m、6y、6kとその周辺の画像形成手段の制
御、定着器2等の制御を行う制御部である。詳細は後述
する。
【0047】ソータ制御部307は、ソータ3内での用
紙搬送排出制御やビンの移動、シフトトレーの位置制
御、ステープル動作の制御を行う制御部である。
【0048】画像入力部310は、原稿の画像を読み込
むCCD等からなるセンサ部と、その信号をデジタル化
する回路部から構成されている。この実施形態ではCM
YKの各成分を同時平行処理する回路構成になってい
る。
【0049】スキャナー画像処理部311は、デジタル
化された画像信号をコピーモード等に応じて変倍処理や
画像シフト処理やイレース処理を行う回路から構成され
る。
【0050】マルチメモリ画像処理部312は、画像情
報を記憶するメモリや、画像の回転あるいは画像の圧縮
伸長を行う等の回路から構成される。
【0051】階調処理部313は、回路構成に応じた階
調データへの変換(8階調から3階調変換等)を行う等
の回路から構成される。
【0052】フレームメモリ314は、両面コピー時に
複数ページの画像信号を一時的に記憶し、必要なタイミ
ングで必要なページの画像信号を出力する回路から構成
されている。
【0053】レジスト補正部315は、カラー画像のC
MYK各成分に対応する画像信号を、用紙が画像形成部
Pc、Pm、Py、Pkの下部を順次に通過していくタ
イミングのずれに相当する時間分だけ遅らせる回路から
構成されている。この回路により、CMYK各成分の画
像信号を、画像入力部310から階調処理部313また
はフレームメモリ314までの間は同時並行処理するこ
とが出来る。
【0054】像露光装置316は、図1の符号7c、7
m、7y、7kに対応するものであり、CMYK各成分
毎に、対応する画像信号に応じて感光体6c、6m、6
y、6k上に静電潜像を形成する回路から構成される。
【0055】次に、両面コピーを行うために循環搬送路
9に送られた片面コピー済みの第2の用紙に対する、循
環搬送路9における循環搬送制御について説明する。
【0056】定着器2を通過した第2の用紙は、反転部
91に入るまで増速され、反転部に入って所定時間停止
する。停止時間の経過後、反転部91で反転排出された
のち、水平搬送ローラ92a〜92dによって、水平搬
送部92を最右側の水平搬送ローラ92dまで送られ、
ここで再度停止する。所定の停止時間の経過後、第1の
記録材の搬送路との合流点Gへと送られ、さらに中間ロ
ーラ15、タイミングローラによって転写ベルト5へと
搬送される。
【0057】この実施形態では、第2の記録材は、給紙
トレー1a〜1dから搬送されてきた第1の記録材どう
しの間に配置されるものとなされている。従って、第1
の記録材と第2の記録材とが交互に転写ベルト5に載置
される。
【0058】このような交互方式では、第1の記録材の
給紙、排出、第2の記録材の搬送に際して、紙間が1用
紙ピッチ分空くため、反転部9aでの反転制御やソータ
3の制御に余裕ができ、また、循環している用紙の位置
補正やスキュー補正等に余裕ができる。
【0059】第2の記録材を転写ベルト5の所望の位置
に載せるためには、循環搬送路9で、一度用紙を停止し
てタイミングを取る必要がある。循環搬送路9における
停止箇所が1カ所のみの場合、循環搬送路9は、ある吸
着枚数(転写ベルト5の1周に載置できる枚数)や内臓
枚数に最適になるように設計されるため、内臓枚数や吸
着枚数によっては、数秒程度用紙を停止しなければなら
ないパターンも生じる。そうなると、第2の記録材同士
が衝突してしまう。
【0060】そこで、この実施形態では、第2の記録材
を停止させる待機部を反転部91、水平搬送部92の2
箇所設け、衝突の危険性をより減少させている。
【0061】次に、反転部91、水平搬送部92におけ
る停止時間について説明する。ここで、図4に示すよう
に、 x:反転部での停止時間 y:水平搬送路での停止時間 T:搬送方向の用紙サイズ Tb:転写ベルトの周長 n:吸着枚数 m:内臓枚数 S:装置のシステム速度 Sd:定着後ローラ2b抜けでの増速速度 P(n):Tb/n a:タイミングローラ8から定着後ローラ2bまでの距
離 b:反転ポイントPからタイミングローラ8までの距離 e:反転ローラ91aから反転ポイントPまでの距離 f:定着後ローラ2aから反転ポイントPまでの距離 g:反転ポイントPから反転部91に最も近い水平搬送
ローラ92aまでの距離 t:反転部91での最小の用紙停止時間 と定義する。
【0062】まず、第2の用紙を反転部91及び水平搬
送部92で停止させることなく所望の位置に給送できる
かどうか、即ちその位置に間に合うかどうかを判断する
必要がある。
【0063】例えば、吸着枚数5、内臓枚数9として考
えると、第1の用紙の1枚目は、第2の用紙として反転
状態で転写ベルト5の10番目の位置に載せられる。即
ち内臓枚数m+1番目の位置に吸着される。以下の式を
満たすとき、循環してきた第2の用紙が所望の吸着位置
に吸着できる(間に合う)。
【0064】
【数1】
【0065】上記(1)式において、右辺はタイミング
ローラをONした1枚目の用紙がm+1枚目に吸着され
るのに要する時間を、左辺は実際に用紙がタイミングロ
ーラ8をONして、反転部91と水平搬送部92で停止
することなく循環したとして、タイミングローラ8まで
搬送される時間である。この式を満たせぱ、循環してき
た第2の用紙は所望の吸着位置に少なくとも吸着される
(間に合う)。
【0066】なお、上記(1)式において、βは循環搬
送路9のばらつきやローラ径のばらつきや、反転時のモ
ータの立ち上げ、立ち下げなどに対するマージンであ
る。
【0067】従って、所望の位置に第2の用紙を載せる
ために、(1)式の右辺から左辺を差し引いた時間、第
2の用紙を循環搬送路9で停止させる必要がある。かつ
また、反転部91と水平搬送部92で第2の用紙を停止
したとき、後続の第2の用紙との衝突が起こらないよう
に用紙の各停止時間を決定する必要がある。
【0068】そこで、αを水平搬送部92において許容
される後続の用紙との最も小さな紙間とすると、水平搬
送部9bでの用紙停止時間yは、以下の(2)式で表わ
すことができる。交互方式のための用紙ピッチ(時間)
は2P(n)/Sであり、図5(a)に示すように、こ
の用紙ピッチで第2の前後の用紙20a、20bが水平
搬送部92を搬送される。このとき紙間は(2P(n)
−T)/Sとなる。図5(b)のように前側の用紙20
aが水平搬送ローラ92dに到達して停止を開始したと
き、後側の用紙20bの搬送持続により、図5(c)の
ように両用紙の紙間は縮小する。紙間がα/Sとなるま
で前側の用紙20aは停止可能であるから、(2P
(n)−T)/Sからα/Sをさらに引いたものがyと
なる。
【0069】
【数2】
【0070】反転部91での用紙停止時間xは、タイミ
ングローラ8をONした用紙が所望のm+1番自に吸着
されるのに要する時間mP(n)/Sから、反転部9
1、水平搬送部92での停止時間がないと仮定したとき
の循環時間((1)式の左辺)と、水平搬送部92での
停止時間yを引いたものであり、その式を以下の(3)
式に示す。xはαを変数とする式となる。
【0071】
【数3】
【0072】次に、第2の用紙同士の衝突を避けるため
の判断について説明する。
【0073】反転部91での停止時間xを小さくする
と、水平搬送部92での用紙停止時間yは大きくなり
(合計の停止時間x+yは、ある用紙サイズ、吸着枚
数、内臓枚数で絶対的な値である)、水平搬送部92で
第2の用紙同士が衝突するパターンも生じてくる。逆に
yを小さくするとxが大きくなり、反転部91で用紙が
衝突するパターンが生じてくる。
【0074】このため、衝突しない範囲のx、yを明確
にするため、x、yどちらか一方を小さくしたときの衝
突しない最小時間について計算する。
【0075】まず、反転部91での用紙停止時間xの最
小値(最小停止時間)について考える。
【0076】反転部91での用紙停止時間xを最小にす
るとき、水平搬送部92で一番小さくなる紙間αも最小
値(これをα minとする)となる。もちろん、α
minは0以上の値であり、かつ装置の機械系要素、制
御系要素の要因により0に近い値ではなくある程度の大
きさの値である。ここで、xの最小時間をFとするとF
は、(3)式の下側の式を用いて以下の(4)式とな
る。
【0077】
【数4】
【0078】ここでγは、循環搬送路長のばらつきやロ
ーラ径ばらつきなどや、反転時のモータの立ち上げ、立
ち下げなどのマージンである。
【0079】次にxの最大値(最大停止時間)について
考える。xを大きくとると後続の用紙が近づき、最終的
に衝突してしまう。このため、衝突しない即ち、用紙が
反転ローラ91aを抜けるまでに後ろにある用紙が反転
ローラ91aに突入しないようなぎりぎりの値が最大用
紙停止時間となる。
【0080】ここで、最大用紙停止時間をDとしたと
き、Dは以下の式となる(なお、反転ローラに圧接離間
機構がないものとする)。また、zを用紙先端が反転ロ
ーラ91aを通過してから収納されるまで(停止するま
で)の時間とする。
【0081】
【数5】
【0082】ここでzは、用紙の副走査方向(搬送方
向)サイズと定着後ローラ2a〜反転ローラ91a間距
離の大小関係で以下の2通りに分けられる。
【0083】
【数6】
【0084】(5)式の左辺は、用紙先端が反転ローラ
91aを通過開始してから反転して、反転ローラ91a
を抜けるまでの時間であり、右辺は、現在の用紙が反転
ローラ91aを通過開始してから、次の用紙が反転ロー
ラ91aを通過するまでの時間である。左辺が右辺に限
りなく近いとき用紙が衝突しないきりぎりの値である。
よって、xの最大値Dは、(5)式を変形して(6)式
となる。
【0085】以上、xについて説明したが、F<x<D
を満たすようなxを選ぶことで、yも決定され、循環し
た用紙を所望の位置に吸着できる。
【0086】以上の制御をまとめると、(1)式より、
反転部91と水平搬送部92で停止することなく循環し
たと仮定したときに所望の吸着位置に吸着できる(間に
合う)かどうかを判断する。(1)式を満たすなら、
(4)式、(6)式よりxの最小時間Fと最大時間Dを
求める。そして、F<x<Dを満たすxを選び、(3)
式の上側の式よりyを求める。
【0087】このような制御を行うことで、反転部91
での停止時間xと水平搬送部92での停止時間yとの組
み合わせ自由度を確保しながら、確実に第1の記録材と
第2の記録材との衝突、及び第2の記録材同士の衝突を
避けて、第2の記録材の循環搬送を行うことができる。
【0088】図6は、本体制御部306による処理のメ
インフローチャートを示す。なお、以下の説明及び図面
では、ステップをSと略する。
【0089】電源が投入され、本体制御部306のCP
Uの動作がスタートすると、S1001で所定の初期化
処理を行う。初期化処理では、CPUの初期設定、メモ
リー、I/O等の初期化、初期設定等を行う。
【0090】次いで、S1002で給紙処理を行う。給
紙処理では、給紙の要求を受けて所定の給紙口1a〜1
dから第1の用紙を搬送路へ送り出す。
【0091】次に、S1003で搬送処理を行う。搬送
処理では、給紙された第1の用紙及び循環搬送されてき
た第2の用紙を転写ベルト5へ搬送する処理を行う。
【0092】次に、S1004で両面搬送処理を行う。
両面搬送処理では、循環搬送される第2の用紙に対する
待機部91、92での制御処理を行う。詳細は後述す
る。
【0093】次に、S1005でその他の処理を行う。
その他の処理では、他のCPUとの通信に関わる処理
や、異常検出に関わる処理、I/Oポートからの入出力
処理、その他本発明とは直接関係のない画像形成装置の
処理を行う。
【0094】S1006のルーチンタイマーは、給紙処
理(S1002)からその他の処理(S1006)まで
の処理を所定時間毎に実行するためのタイマーで、タイ
マーがフローする毎に、各処理が1回実行される。
【0095】図7は、図6に示したメインフローチャー
トにおけるS1004の両面搬送処理のサブルーチンを
示すフローチャートである。
【0096】まず、S200で、ステート変数を判断す
る。ステート変数が0のときは、S201で第2の用紙
が待機部に達したか否かが判断される。達していれば
(S201にてYES)、S202で待機フラグをセッ
トしたのち、S203でステート変数を1にして、S2
11に進む。用紙が待機部に達していなければ(S20
1にてNO)、そのままS211に進む。
【0097】ステート変数が1のときは、S204で、
上述したような方法にて停止(待機)時間x、yの算出
処理を行う。次に、S205で、待機タイマーに待機時
間をセットしたのち、S206でステート変数を2にし
て、S211に進む。ステート変数が2のときは、S2
07で、待機タイマーのカウントを開始し、S208で
待機タイマーがタイムアップしたかどうかを判断する。
タイムアップしていれば(S208にてYES)、S2
09で待機フラグをリセットしたのち、S210でステ
ート変数を0にもどして、S211に進む。タイムアッ
プしていなければ(S208にてNO)、そのままS2
11に進む。
【0098】S211では、待機フラグがセットされて
いるかどうかを判断する。セットされているときは(S
211にてYES)、S212で搬送を中断し、セット
されていなければ(S211にてNO)、S213で待
機中の第2の用紙を搬送する。
【0099】こうして、待機部91、92において、第
2の用紙が所定時間停止・待機する。
【0100】なお、以上の実施形態では、反転部91で
の停止時間xについて最大値と最小値を求め、これに基
づいて水平搬送部92での停止時間yを求めるものとし
たが、水平搬送部92での停止時間yの最大値と最小値
を求め、これに基づいて反転部91での停止時間xを求
めても良い。
【0101】また、循環搬送路9における待機部を、反
転部91と水平搬送部92の2個設けたが、3個以上設
けても良い。
【0102】
【発明の効果】この発明によれば、循環搬送路上に設け
られた複数の待機部で第2の記録材を停止・待機させた
のち、搬送体へ再給紙するから、第1の記録材との衝突
が予測される場合には、第2の記録材を待機部で停止さ
せることができ、衝突を避けることができる。しかも、
一個の待機部での停止時間が長い場合であっても、他の
待機部での停止時間を調整することによって、第2の記
録材同士の衝突をも確実に避けることができる。
【0103】また、各待機部での停止時間の変更によっ
て、前記用紙搬送ループ時間の変更、調整に対する許容
範囲が拡大し、画像メモリの増減に対しても容易に対処
でき、生産性を低下させることなく画像形成を行うこと
ができる。
【0104】また、第2の記録材同士の衝突を避けつ
つ、第2の記録材を搬送体の所定の位置に再給紙する動
作が、より確実に実行されるとともに、各待機部での停
止時間の算出が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るフルカラー画像形
成装置の画像形成主要部の概略構成図である。
【図2】操作パネルの一部を示す平面図である。
【図3】装置全体の制御構成を示すブロック図である。
【図4】待機部での停止時間を求めるための説明図で、
用紙の搬送系の概略構成図である。
【図5】水平搬送部での前後の用紙の紙間の関係を説明
するための図である。
【図6】メインルーチン処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】図6のメインルーチンにおける両面搬送処理の
内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】 Pc、Pm、Py、Pk…画像形成部(画像形成手段) 1…給紙部(給紙手段) 1a、1b、1c、1d…給紙トレー(記録材収容部) 2…定着器 3…ソータ 5…転写ベルト(搬送体) 6c、6m、6y、6k…感光体ドラム 7c、7m、7y、7k…像露光装置 8…タイミングローラ 9…循環搬送路 91…用紙反転部(待機部) 91a…反転ローラ(循環搬送手段) 92…水平搬送部(待機部) 92a、92b、92c、92d…水平搬送ローラ(循
環搬送手段) 20a、20b…第2の用紙(第2の記録材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 敦 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 高野 良昭 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−310335(JP,A) 特開 平4−179677(JP,A) 特開 平2−60776(JP,A) 特開 平8−231133(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 85/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材を保持して搬送する無端状の搬送
    体と、 該搬送体で搬送される前記記録材に画像を形成する画像
    形成手段と、 記録材収容部に収容された記録材を前記搬送体へ供給す
    る給紙手段と、 前記画像形成手段によって第面に画像が形成された記
    録材を、第2面の画像形成のために循環搬送路に沿って
    搬送し、前記搬送体へ反転状態で再度供給する循環搬送
    手段と、を備え、 前記記録材収容部からの記録材と前記片面画像形成済み
    の記録材とが、前記搬送体に交互に給紙されるものとな
    された画像形成装置において、 前記循環搬送路上に設けられた前記片面画像形成済みの
    記録材が停止・待機する複数個の待機部と、 前記待機部のうちのいずれかについて、搬送体における
    所望の位置に片面画像形成済みの記録材が載置され、か
    つ、前記循環搬送手段によって循環搬送路を搬送される
    片面画像形成済みの記録材同士の衝突を避けるための条
    件を満たす、片面画像形成済みの記録材の停止時間の最
    大値と最小値を算出するとともに、該最大値と最小値の
    間の値を、その記録材の停止時間に設定し、かつ、その
    停止時間を用いて他の待機部におけるその記録材の停止
    時間を算出する本体制御部とを有し、 前記本体制御部は、算出した停止時間をタイマーに設定
    し、該タイマーがタイムアップするまで前記記録材を各
    待機部に停止させ、タイムアップしたときに前記各待機
    部の記録材の搬送を再開する ことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記本体制御部は、少なくとも搬送方向
    の記録材のサイズ、搬送体の周長、搬送体の一周に載置
    できる記録材の枚数、循環搬送路上に載置できる記録材
    の枚数、画像形成装置のシステム速度をパラメータとし
    て含む予め定められた数式を用いて、前記各待機部にお
    ける記録材の停止時間を算出することを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
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