JP3049628B2 - 画像形成装置のカール補正装置の制御装置 - Google Patents

画像形成装置のカール補正装置の制御装置

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JP3049628B2
JP3049628B2 JP5307139A JP30713993A JP3049628B2 JP 3049628 B2 JP3049628 B2 JP 3049628B2 JP 5307139 A JP5307139 A JP 5307139A JP 30713993 A JP30713993 A JP 30713993A JP 3049628 B2 JP3049628 B2 JP 3049628B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カール補正装置を記録
紙排出部に接続して、記録紙に生じたカールを補正する
装置に関し、特に、カラー電子写真複写機を用いてカラ
ーコピーを作成する際に、最後に転写する色の画像濃度
の情報を、先に形成する色の濃度の情報にもとづいて推
定し、カール補正作用を行わせ得るようにする画像形成
装置のカール補正装置の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機やプリンタ等の画像形成
装置においては、画像担持体として設けられる感光体ド
ラムに対して、電子写真方式を用いたトナー画像の形成
手段を配置し、該感光体ドラムに形成したトナー画像を
用紙に転写したものを定着装置を通して定着し、記録紙
を作成する機構を構成している。前記画像形成装置にお
いて、黒トナーのみを用いる単色の複写機等では、1個
の感光体ドラムを使用しているが、カラー電子写真複写
機においては、例えば、特開平1−107280号公報
等に示されるように、4個の感光体ドラムを用紙の通路
に沿って配置している。そして、各感光体ドラムに対し
て、それぞれ色の異なるトナー画像を形成する手段を配
置して、原稿を走査した情報にしたがって、カラートナ
ー画像を形成し、用紙に対して前記カラートナー画像を
重ねて転写し、定着装置を通して全部の色のトナーを溶
融させてカラーコピーを作成するようにしている。
【0003】前述したような画像形成装置においては、
定着装置を通って定着される用紙には、4色のトナーが
重ねて転写されるために、その画像の濃度が非常に大き
いものとなり、用紙が排出される際に、その用紙にカー
ルが発生しやすいという問題が生じる。そして、用紙に
カールが生じた場合には、その用紙をソータのトレイに
収容する際等に、用紙の端部がめくれ上がったりして、
次の用紙が正常に収容されない等の問題が発生する。ま
た、用紙に凹凸が生じたりすることによって、トレイに
収容可能な用紙の枚数が少なくなり、記録紙の後処理の
作業に支障が生じたりすることがある。そこで、前記用
紙に生じたカールを補正して、用紙の後処理の作業を容
易に行い得るようにするために、定着装置に続いてカー
ル補正装置を配置し、用紙に生じたカールを補正して、
トレイに収容する作業を正常に行い得るようにすること
が行われている。
【0004】前記カール補正装置としては、例えば、特
開昭60−31464号公報等に示されるような装置が
用いられている。前記従来例のカール補正装置では、ベ
ルト部材に対して押圧ロールを押圧し、両部材の間を通
る用紙に対して、カールの発生方向と反対側に向けて急
激に湾曲させるような作用を加えて、用紙に生じたカー
ルを補正する作用を行うようにしている。また、前記装
置では、用紙の厚さの情報に応じて、押圧ロールを押圧
する力を調整し、用紙の厚さに応じたカール補正作用を
行い得るようにすることにより、用紙に対して余分な曲
げ作用を付与することがないようにされる。そして、前
述したようなカール補正装置を用いることにより、用紙
にカールが生じた場合でも、ソータに収容する作業を良
好な状態で行うことができ、複写の後処理の作業を容易
に行い得るようにすることができるものとされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したよ
うなカール補正装置を用いる場合に、黒トナーのみを用
いた複写の場合と、フルカラーコピーを作成する場合と
では、用紙に生じるカールの程度に大きな差がある。つ
まり、フルカラーコピーの場合には、黒トナーの他に、
シアン、マゼンダ、イエローの3色のトナーが用紙に転
写されるものであり、その4色のトナーの使用量が、黒
トナーのみを使用するモノクロコピーに比較して非常に
濃いものであり、コピーの画像濃度が非常に大きい値と
なるためである。したがって、用紙の厚さの情報のみに
よって、カール補正性能を設定した場合には、フルカラ
ーコピーに対しては、カール補正の動作が良好に行われ
ないという問題が発生する。また、用紙の両面に画像を
形成するフルカラーコピーでは、用紙の表裏両面に形成
する画像の濃度に差があると、用紙に生じるカールの方
向と、カールの大きさ等に違いが発生する。そして、カ
ール補正装置を一方向のカールを補正する手段として設
けた場合には、カールの補正効果を良好な状態で発揮す
ることができないという問題もある。
【0006】そこで、前述したように、用紙に生じるカ
ールの状態に対応させて、カール補正装置でのカール補
正の強さを設定することが考えられている。そのために
は、例えば、用紙に転写されるトナー画像の濃度の情報
を用いて、用紙に生じるカールの大きさを推定し、その
推定されたカールの値に応じて、カール補正性能を設定
することもできる。ところが、フルカラー電子写真複写
機では、定着装置に近接した位置にカール補正装置を配
置することが多いために、トナー画像の濃度の情報を用
いて、カール補正装置の押圧ロールを移動させ、カール
補正性能を変化させるために必要とされる時間に対し
て、用紙の移動速度が早いという問題が発生する。その
ような問題を解決するためには、例えば、定着装置とカ
ール補正装置との間に十分な距離を設定することによ
り、容易に解決することが可能であるが、装置が余分に
大型になるという問題が発生し、実用的ではない。
【0007】また、前述したようなカラー電子写真複写
機においては、第1面に画像を形成した用紙に対して、
その裏面に第2面の画像を転写して、両面コピーを作成
する場合がある。前述したように、既に第1面に画像が
形成された用紙は、一般に手差しトレイから給紙するこ
とが多く行われているが、その枚数が多い場合には、給
紙トレイに片面コピー用紙を収容して、通常のコピーモ
ードで給紙される。ところが、前記片面コピー用紙に対
して第2面のトナー画像を転写して、両面コピーを作成
する場合にも、第1面に形成されている画像の濃度と、
第1面に転写する画像の濃度との間に画像の濃度の差が
あると、用紙にカールが発生し、そのカールの大きさが
異なった状態で生じるという問題がある。しかしなが
ら、前述したような片面コピー用紙に対して第2面に画
像を形成する場合のカールの問題は、従来の電子写真複
写機等においては考慮されてなく、そのような対策を施
した装置がないのが現状である。
【0008】
【発明の目的】本発明は、前述したように、電子写真複
写機にカール補正装置を接続した場合の問題を解消する
もので、カール補正装置に対して画像濃度に応じたカー
ル補正の作用を行わせる際に、転写される複数色のトナ
ー画像のうち、最後の1色の画像濃度の情報を、その前
の複数色の画像濃度の情報の平均値を用いて計算し、そ
の推定値を用いてカール補正装置での用紙に対する押圧
力を設定できる画像形成装置のカール補正装置の制御装
置を提供すること、および、第1面の濃度の差の情報に
もとづいて方向の異なるカールを補正できるような装置
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、複
数の画像担持体を配置し、各画像担持体に対して色の異
なるトナー画像を形成する機構を配置し、前記画像担持
体に形成されたトナー画像を用紙に重ねて転写し、定着
装置を通して定着して記録紙を作成する画像形成装置
と、前記画像形成装置の記録紙排出部に対してカール補
正装置を配置し、用紙に生じたカールを補正する状態
で、後処理手段に向けて送り出す機構とを設けた装置に
関する。本発明においては、前記画像担持体に対して、
各色のトナー消費量を計測する計測手段を各々設け、前
記各色のトナーの消費量の情報のうち、最後に転写する
色の情報を除く情報の平均値を、最終色の情報として推
定して、カラートナー画像の濃度に応じて、カール補正
装置に対するカール補正強さの情報を出力する手段を設
け、前記カール補正装置に対する制御を行う機構を構成
している。また、本発明において、前記画像形成装置に
接続されるカール補正装置は、カール補正方向の異なる
2つの装置を組み合わせてユニットを構成し、用紙の表
裏に形成するカラートナー画像の濃度の差の情報にもと
づいて、用紙に生じるカールの方向を推定し、用紙のカ
ールの生じる方向に対応させてカール補正装置を選択
し、カラートナー画像の濃度に対応するカールの補正を
行う機構を構成することができる。
【0010】さらに、本発明においては、前記画像形成
装置の給紙手段として手差しトレイを配置し、前記手差
しトレイからの給紙する用紙搬送路に、片面コピー用紙
の第1面の画像濃度を検知する手段を設けることもでき
る。前記構成に加えて、本発明においては、前記画像形
成装置の片面コピー用紙搬送経路に片面コピー用紙の第
1面の画像濃度を検知する手段を設け、第2面に対応す
る原稿の画像の濃度の情報と、前記第1面の画像濃度情
報の2つの情報を制御手段に入力し、前記用紙の表裏に
形成するカラートナー画像の濃度の差の情報にもとづい
て、用紙に生じるカールの方向とカールの大きさを推定
する手段を制御手段に設けるとともに、前記画像形成装
置の排出部に、カール補正方向の異なる2つの装置を組
み合わせてカール補正装置を配置し、前記用紙のカール
の生じる方向に対応させてカール補正装置を選択し、カ
ラートナー画像の濃度の差に対応するカールの補正の動
作を行う機構を構成することができる。
【0011】
【作用】前述したように、フルカラー電子写真複写機に
おいて、複数色のカラートナー画像を用紙に転写する際
に、最後のトナー画像の画像濃度の情報を用いずに、そ
の前に転写するカラートナー画像の画像濃度の平均値を
用いることによって、カール補正装置に用紙が入る前
に、カール補正装置を作動位置に待機させることができ
る。そして、定着装置とカール補正装置との間隔を非常
に近接させた状態で、装置を構成する場合でも、カール
補正装置による用紙の処理の動作を正確に行わせること
ができる。また、カール補正方向の異なる2つのカール
補正装置を組み合わせて、カール補正ユニットを構成す
る場合には、用紙の両面にフルカラーコピーを形成する
場合に、その用紙に生じるカールの方向に対応させて、
カール補正の作用を行う装置を構成することができる。
【0012】さらに、本発明においては、片面コピー用
紙に対して第2面の画像を記録して両面コピーを作成す
る際に、第1面の画像濃度を検知する手段を、手差しト
レイに対応する用紙搬送路または、片面コピー用紙の搬
送経路の所定の位置に配置することができる。そして、
前記画像読取り装置で得られる画像濃度の情報と、第1
面の画像濃度の情報とを比較して、カールの方向と大き
さを推定し、適正な値のカール補正の動作を行うことが
可能であり、定着装置の下流部に配置する2つのカール
補正装置を用いて、カールの補正を行うことができる。
【0013】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明の画像形
成装置のカール補正装置の制御装置を説明する。図1に
示される例は、フルカラー電子写真複写機1に対してカ
ール補正装置を配置し、フルカラーコピーとして作成さ
れた用紙を、カール補正装置を通してカールを補正し、
ソータ38のトレイに収容する場合を示している。前記
図1に示されるフルカラー電子写真複写機1は、一般の
電子写真複写機の場合と同様に、給紙部に給紙トレイ2
と給紙装置3とを組み合わせた給紙手段を複数配置する
とともに、片面コピー用紙として作成された用紙を収容
し、裏面の複写に向けて送り出すための中間トレイ4を
配置して、自動両面複写機として構成している。前記自
動両面複写機では、給紙トレイや中間トレイから送り出
される用紙を、用紙搬送路5を介して画像転写部に向け
て送り、中間トレイに対して片面コピー用紙を収容する
ために、反転路9を設けている。
【0014】また、前記フルカラー電子写真複写機1で
は、搬送ベルト装置6に用紙を静電気で吸着した状態で
搬送する機構、または、用紙の先端部をクリップ手段を
用いて係止した状態で、用紙を搬送する手段等を設け
て、感光体ドラムからのカラートナー画像の転写を、搬
送ベルト装置による用紙の搬送経路に沿わせて設けてい
る。前記用紙搬送装置に対応させて、本発明のフルカラ
ー電子写真複写機では、4つの感光体ドラム7〜7cを
設けており、それ等の感光体ドラムに対応させて、図示
を省略しているが、一般のカラー電子写真複写機の場合
と同様に、黒、イエロー、マゼンダ、シアンの各色のカ
ラートナー画像を現像する機構と、それ等の感光体ドラ
ムに対して画像情報を書き込む機構とを配置する。そし
て、画像読取り装置にセットした原稿を走査した画像の
情報にもとづいて、感光体ドラムに対してカラートナー
画像を形成し、そのカラートナー画像を用紙に重ねて転
写し、定着装置8を通して定着し、カラーコピーとして
の用紙をソータ38に向けて送り出すようにしている。
【0015】前記フルカラー電子写真複写機1とソータ
38との間には、カール補正ユニット30を配置してお
り、前記カール補正ユニット30を通して用紙に生じた
カールを補正し、ソータに収容したり、他の後処理の動
作を行う際に、問題が生じないようにしている。前記カ
ール補正装置では、用紙のカール方向に対して、反対方
向に急激に湾曲させる作用を付与して、カールを補正
し、用紙のカールが排出路や戻し路を通過する際に、ジ
ャムを発生したりすることを防止できるようにする。前
記カール補正ユニットに設けるカール補正装置は、図2
に示されるように構成するもので、本発明の装置に用い
られるカール補正装置10は、ベルト11に対して押圧
ロール15を押圧し、該ベルト11を急激に湾曲させた
状態で、両部材の間に用紙を通過させるようにする手段
を用いている。前記ベルト11は、狭い間隔で配置した
ロール12とロール13に支持され、そのベルト11の
中間部を押圧ロール15が押圧する状態に構成してい
る。前記押圧ロール15を支持するリンク部材16の端
部にカム従動部材17を設け、該カム従動部材17に対
して、カム部材20による押圧機構を設けている。
【0016】そして、前記押圧ロール15とベルト11
との間を通して、矢印X方向に搬送される用紙をカール
補正装置10のニップ部分に案内し、用紙に対して急激
に湾曲させる作用を加えて、カール除去作用を行わせる
ようにする。前述したように構成される本発明のカール
補正装置においては、軸21を駆動することにより、カ
ム部材20を回転させ、そのカム部材により、押圧ロー
ル15をベルト11に向けて突出する量を調整すること
により、ベルトの湾曲の程度を設定することができる。
【0017】前記カール補正装置10において、前記カ
ム部材20の回転角度を変化させ、用紙に対するカール
の補正の作用を調整するために、カム部材の回転角度の
調整手段を用いることができる。前記押圧ロールの押圧
力の制御手段においては、軸21に対して、カム部材2
0とともに設けた割出し用円板23の周囲に、複数の爪
部材24、24a、24bを設けておき、該割出し用円
板23に対して、ソレノイド25により作動される係合
爪26を設けた係止手段を配置している。また、前記割
出し用円板23に設けた爪部材を、押圧ロール15がベ
ルトに対して押圧する距離に応じて設定し、割出し用円
板23に設けた爪部材を係合爪26により係止した位置
で、押圧量を任意に設定することができる。そして、前
記カール補正装置10においては、モータ22によりカ
ム軸21を駆動し、カム部材20を指定した押圧量にな
るような位置に停止させて、押圧ロール15のベルトに
対する押圧量を規制することができる。
【0018】前記カール補正装置10を装備する画像形
成装置においては、給紙トレイ等に収容した用紙の紙質
の情報の他に、カラートナー画像を形成するためのトナ
ー消費量読取り値の情報、その他の情報を用いて、カー
ル補正装置におけるカール補正作用を行わせることがで
きる。前述したようなカール補正装置に対して、ベルト
11に対する押圧ロール15の押圧力を制御するため
に、図3のブロック図に示されるような制御手段を設け
ている。前記図3のブロック図において、制御装置40
には、CPU41に対してメモリー手段42、43を配
置し、入力部44を介して入力された情報にもとづい
て、出力部50からカール補正方向の情報51と、カー
ル補正量の情報52とを出力し、用紙に対する案内機構
の切り換えと、押圧ロールを駆動するモータ22の制御
とを行うようにする。
【0019】前記入力部44を介して、制御装置に入力
される情報としては、カラー電子写真複写機本体に設け
た画像濃度検知部45から、第1面の画像濃度46、第
2面の画像濃度47の情報、および、紙質の情報48、
温湿度の情報49等が用いられる。前記制御装置に入力
される第1面の画像濃度または第2面の画像濃度の情報
は、感光体ドラムにカラートナー画像を形成する際のト
ナー消費量読取り値の情報を用いるもので、4つの感光
体ドラムを用いたフルカラー電子写真複写機では、それ
ぞれの感光体ドラムに形成するトナー画像で、トナー消
費量読取り値を計算した値が画像濃度検知部の情報とし
て入力される。また、コピーが片面の場合には、第1面
の画像濃度46の情報のみが画像濃度検知部の情報とし
て用いられ、その第1面の画像濃度の情報とともに、紙
質の情報と、温湿度の情報を用いて、制御装置がカール
の補正方向と補正量とを設定する。
【0020】前記図3に示される制御装置40におい
て、カール補正装置の押圧ロールを駆動するための制御
情報を出力するために、本発明においては、最後に転写
するカラートナー画像でのトナー消費量読取り値の情報
を用いずに、その前のカラートナー画像の情報を用いて
カール補正装置のモータを駆動する情報を出力させる機
構を設けている。前記図1に示されるフルカラー電子写
真複写機では、4つの感光体ドラム7〜7cに対して、
それぞれ色の異なるカラートナー画像を形成する際に、
次のような計算式を用いて、最後に転写されるカラート
ナー画像のトナー消費量読取り値を計算するような方式
を用いる。まず、1色目の黒のトナーに対してトナー消
費量読取り値を計算し、その値をKとする。また、2色
目のイエローのトナー消費量読取り値をY、3色目のマ
ゼンダのトナー消費量読取り値をMとすると、最後の4
色目のシアンのトナー消費量読取り値Cは、(K+Y+
M)/3=Cとして計算し、その4色のトナーを使用し
たカラーコピーの画像濃度を推定することができる。
【0021】そして、前述したようにして、4色のカラ
ートナー画像を転写して作成したコピーでは、画像濃度
を次のようにして計算し、その計算値に応じて、押圧ロ
ールをベルトに向けて押圧し、カール補正作用を行い得
るようにすることができる。まず、使用する用紙サイズ
において、1色のトナーでトナー画像を形成する際に、
使用し得るトナーの最大消費量をRとすると、前記4色
のトナーによる画像濃度Dは、D=100×(K+Y+
M+C)/(R×4)(%)の式により求めることがで
きる。したがって、本発明の制御装置では、4色のカラ
ートナー画像を転写して、フルカラーコピーを作成する
際には、最初の3色のトナーの消費量の情報から、4色
目のトナー消費量読取り値を推定し、用紙に形成する画
像濃度を算出し、その画像濃度の情報に対応させて、カ
ール補正装置でのカール補正性能を設定することができ
る。
【0022】また、例えば3色のカラートナー画像を転
写してカラーコピーを作成する場合には、1、2色目の
カラートナー画像のトナー消費量読取り値Y、Mに対し
て、3色目のシアンのトナー消費量読取り値Cは、C=
(Y+M)/2の計算式を用いて、推定値を算出する。
そして、用紙に転写されるカラー画像の全体の画像濃度
Dを、D=100×(Y+M+C)/(4×R)(%)
の式により計算する。したがって、本発明のフルカラー
電子写真複写機に設ける制御装置では、最後に転写する
カラートナー画像の情報を直接トナー消費量読取り値を
読み取って入力せずに、先の複数のカラートナーでのト
ナー消費量読取り値の検出値にもとづいて推定値として
計算することにより、制御装置から出力されるカール補
正装置の制御情報を早期に出力して、用紙の先端部がカ
ール補正装置に突入する前に、カール補正を行い得る状
態を設定することができる。
【0023】前述したような画像濃度の計算式にしたが
って、用紙に形成される画像の濃度を計算し、用紙に生
じるカールの状態を推定して、カール補正装置によるカ
ール補正性能を設定することは、両面コピーの場合に
も、第1面と第2面とに対してそれぞれ行われる。そし
て、両面の画像濃度の情報を比較して、それ等の情報に
もとづいて、用紙に対するカール補正を行う方向と、第
1面の画像濃度と第2面の画像濃度の差にもとづくカー
ル補正量とを設定する。したがって、前記図1に示され
るカール補正ユニット30では、カール補正方向の異な
る2つのカール補正装置を配置して、制御装置から出力
されるカール補正方向の情報に対応させて、一方のカー
ル補正装置を使用するモードを設定することができる。
【0024】前記カール補正ユニットにおいては、図4
または図5に示されるように、2つのカール補正方向の
異なるカール補正装置を組み合わせて用いることができ
る。前記図4に示されるカール補正ユニット30では、
分岐ゲート33を介して2つのカール補正装置31、3
2を並列に配置し、上部のカール補正装置31は上向き
のカールを補正し、下部のカール補正装置32は下向き
のカールを補正する装置として配置する。そして、前記
制御装置から出力される第1面と第2面との画像濃度の
差にもとづくカール補正面の情報にもとづいて、作動さ
せるカール補正装置を選択し、選択されたカール補正装
置に対して押圧ロールを押圧する力を設定し、用紙に対
するカール補正の作用を行わせるようにする。
【0025】また、図5に示される例では、2つのカー
ル補正方向の異なるカール補正装置36、37を直列に
配置して、カール補正ユニット35を構成している。前
記カール補正ユニット35では、カールの方向に応じ
て、1つのカール補正装置を作動させ、他方のカール補
正装置では用紙に対する押圧作用を付与しない機構を構
成している。そして、両面コピーのカールの方向に応じ
て、制御装置から出力される情報により、1つのカール
補正装置の押圧ロールをベルトに向けて押圧させ、両面
の画像濃度の差に応じたカール補正の作用を行わせるこ
とができる。したがって、前記図1に示されるカール補
正ユニットにおいては、図4または図5に示されるよう
なカール補正ユニットを設けることによって、用紙のカ
ールを補正することができ、両面コピーでのカール発生
の程度に応じた補正作用を発揮させることができる。
【0026】前述したように構成される本発明の装置で
は、1枚の原稿にもとづいて複数枚のコピーを作成する
場合に、最初に読み取って設定したカール補正値を用い
て、カール補正装置におけるカール補正作用を行うよう
な制御手段を構成することができる。例えば、前記カー
ル補正作用を行う場合に、それぞれのトナー消費量読取
り値の値を記憶しておくことは、記憶しておく情報の量
が多くなるという問題が発生するが、カールの補正値の
みを記憶しておくことは、記憶容量が比較的少ないの
で、メモリーに大きな負担を強いることはない。したが
って、本発明の制御装置では、1種類の原稿から複数枚
のカラーコピーを作成する場合でも、カール補正の作用
を容易に行うことができるものとなる。
【0027】そして、前述したように制御方式を用い、
用紙の任意の面に対してカール補正作用を発揮できるよ
うなカール補正ユニットを用いることにより、用紙に生
じるカールを適宜補正することが可能になる。また、本
発明のカール補正装置は、カラー電子写真複写機に適用
することの他に、任意のカラープリンタにも使用するこ
とができ、ソータの排紙トレイに用紙を収容する等の後
処理作業を行う際に、用紙の後処理の動作を容易に行い
得るようにすることができる。さらに、前記カール補正
装置としては、複数段階に押圧ロールの押圧力を設定す
る機構を用いることの他に、無段階に押圧力を設定可能
な機構を用いることも可能であり、そのカール補正装置
の機構としては、図示されたものに限定されずに、任意
の機構を用いることができる。
【0028】
【実施例2】本発明は、片面コピー用紙の裏面にトナー
画像を転写して、両面コピーを作成する装置に対しても
適用が可能である。図6に示される装置では、複写機本
体に対して手差しトレイからの給紙系統を配置し、前記
手差しトレイに片面コピー用紙を収容して、両面コピー
を作成する手段を構成することができる。前記図6に示
される画像形成装置1Aは、一般のカラー電子写真複写
機と同様に、装置本体の上部に原稿Dの画像を走査する
画像読取り装置50を配置し、原稿Dの画像を走査した
情報を、画像書き込み装置55に向けて出力させる手段
を構成している。前記画像読取り装置50においては、
デジタル方式の読取り手段を構成しているもので、発光
部材51から出力される光を原稿に照射して、その反射
光を複数のミラー52、52aを介して反射し、レンズ
53を用いてCCD等の光電変換手段に結像させる。そ
して、前記CCDに受光した光を電気信号として出力す
るが、カラー画像の光信号を各色別に分割して検知し、
用紙搬送路に沿わせて複数配置する感光体ドラムのそれ
ぞれに対して、画像書き込み装置を介して書き込みを行
うようにする。
【0029】なお、前記カラー電子写真複写機において
は、図1に示すように、複数の感光体ドラムを配置し
て、用紙にカラートナー画像を順次重ねて転写する機構
を構成するが、図6では1つの転写ドラム70に対して
感光体ドラム7を配置している。そして、感光体ドラム
に形成したトナー画像を転写ドラムを介して、用紙に転
写する機構を構成している。さらに、前記カラー電子写
真複写機1Aでは、定着装置8の下流部に、図4に示さ
れるような2つのカール補正装置を組み合わせたカール
補正ユニット30を配置し、両面コピーのカール方向に
応じたカール補正の動作を行い得る機構を構成する。そ
して、前記カール補正ユニットに対しては、画像読取り
装置50に設けた第2面の画像濃度検知装置60と、後
述する用紙搬送路に配置した第1面の画像濃度検知手段
からの情報を用いて、2つのカール補正装置に対する用
紙の振り分けと、指定されたカール補正装置によるカー
ル補正の動作を行わせるようにする。
【0030】前記カラー電子写真複写機1Aでは、給紙
トレイからの給紙手段に加えて、手差しトレイ65から
の給紙手段を設けて、既に片面コピーとして作成された
用紙を手差しトレイ65から給紙し、両面コピーを作成
することができる。前記手差しトレイ65には、給紙装
置66を配置して、片面コピー用紙を1枚ずつ送り出す
とともに、用紙搬送路内では搬送ベルト装置6を用い
て、片面コピー用紙を画像転写部内で搬送する作用を行
う。前記手差しトレイ65から給紙される片面コピー用
紙Pは、既に第1面に画像P1が形成されているもの
で、第2面P2に対応する画像を新たに書き込むが、用
紙Pに対しては、第1面に既に記載されている画像の濃
度と、第2面に新たに書き込む画像の濃度との差に応じ
てカールが発生する。
【0031】そこで、本発明においては、前記手差しト
レイ65からの用紙搬送路に、用紙の第1面の画像濃度
を検知する検知手段56を配置している。前記画像濃度
検知手段56は、ランプ57による発光手段と、レンズ
58と受光手段59により構成し、片面コピー用紙の第
1面に反射した光の情報を用いて、画像濃度を検知す
る。また、前記検知手段は、給紙トレイからの用紙搬送
路に対応させて配置することができるもので、例えば、
手差しトレイと給紙トレイからの給紙路の合流部に検知
手段を配置し、片面コピー用紙の第1面の画像濃度を検
知することができるようにする。前述したように、用紙
搬送路に配置する第1面の画像濃度検知手段56からの
情報と、画像読取り装置に設けた第2面の画像濃度検知
手段60からの情報は、前記図3の制御装置を用いて、
カール方向とカール補正量の情報をカール補正ユニット
に向けて出力し、定着装置から排出される両面コピー
を、2つのカール補正装置に対して振り分ける動作と、
指定したカール補正装置に対して、カール補正強さの制
御を行い得るようにする。
【0032】そして、大量の片面コピー用紙を給紙トレ
イに収容させ、両面コピーを連続して作成する場合と、
手差しトレイから少数毎の片面コピー用紙を挿入して両
面コピーを作成する場合のいずれのモードに対しても、
第1面と第2面の画像の濃度差の情報にもとづいたカー
ル補正の作用を行わせる。また、前記カラー電子写真複
写機に設けるカール補正ユニット30においては、図5
に示されるように、2つのカール修正方向の異なるカー
ル補正装置を、直列状に配置したもので構成することも
できる。したがって、前述したように、すでに第1面に
画像が形成された片面コピー用紙を用いて、両面コピー
を作成する場合でも、第1面の画像濃度を検知する手段
を組み合わせることにより、両面コピーに生じるカール
を推定して、カール補正の動作を行うことができ、排出
トレイ等に向けて排出される両面コピーでは、カールが
残らない状態で収容することができ、コピーの後処理を
容易に行う手段を構成することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の装置は、前述したように構成し
たものであるから、フルカラー電子写真複写機におい
て、複数色のカラートナー画像を用紙に転写する際に、
最後のトナー画像の画像濃度の情報を用いずに、その前
に転写するカラートナー画像の画像濃度の平均値を用い
ることによって、カール補正装置に用紙が入る前に、カ
ール補正装置を作動位置に待機させることができる。そ
して、定着装置とカール補正装置との間隔を非常に近接
させた状態で、装置を構成する場合でも、カール補正装
置による用紙の処理の動作を正確に行わせることができ
る。また、カール補正方向の異なる2つのカール補正装
置を組み合わせてカール補正ユニットを構成し、用紙の
両面にフルカラーコピーを形成する場合に、その用紙に
生じるカールの方向に対応させて、カール補正の作用を
行うことができる。さらに、本発明においては、既に第
1面に画像が形成された片面コピー用紙に対して、第2
面の画像を転写する場合に、画像濃度の検知手段を用紙
の各面に対応させて配置することができる。そして、コ
ピーに発生するカールに対応させて、カール補正を行う
手段を構成することができるので、自動両面複写機で連
続して両面コピーを作成する場合の他に、既に片面コピ
ー用紙として作成された用紙を対象として両面コピーを
作成する場合にも、カール補正装置を適用することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のフルカラー電子写真複写機の構成を
示す側面図である。
【図2】 本発明のカール補正装置の構成を示す説明図
である。
【図3】 本発明の制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】 本発明に用いるカール補正ユニットの説明図
である。
【図5】 本発明に用いる別の構成のカール補正ユニッ
トの説明図である。
【図6】 本発明の第2の実施例の説明図である。
【符号の説明】
1 フルカラー電子写真複写機、 6 搬送ベルト
装置、7〜7c 感光体ドラム、 8 定着装置、
10 カール補正装置、11 ベルト、 15
押圧ロール、 20 カム部材、22 モータ、
23 割出し用円板、 25 ソレノイド、30
・35 カール補正ユニット、 40 制御装置、
45 画像濃度検知部、 46 第1面の画像濃度
情報、47 第2面の画像濃度情報、50 画像読
取り装置、 56 第1面の画像濃度検知装置、60
第2面の画像濃度検知装置、 65 手差しトレ
イ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−152057(JP,A) 特開 平2−249858(JP,A) 特開 平4−338060(JP,A) 特開 昭62−130967(JP,A) 特開 平5−341600(JP,A) 実開 昭61−108251(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/00 534 G03G 21/00 370 - 502 G03G 21/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像担持体を配置し、各画像担持
    体に対して色の異なるトナー画像を形成する機構を配置
    し、前記画像担持体に形成されたトナー画像を用紙に重
    ねて転写し、定着装置を通して定着して記録紙を作成す
    る画像形成装置と、 前記画像形成装置の記録紙排出部に対してカール補正装
    置を配置し、用紙に生じたカールを補正する状態で、後
    処理手段に向けて送り出す機構とを設けた装置におい
    て、 前記画像担持体に対して、各色のトナー消費量を計測す
    る計測手段をそれぞれ設け、 前記各色のトナーの消費量の情報のうち、最後に転写す
    る色の情報を除く情報の平均値を、最終色の情報として
    推定して、カラートナー画像の濃度に応じて、カール補
    正装置に対するカール補正強さの情報を出力する手段を
    設け、 前記カール補正装置に対する制御を行うことを特徴とす
    る画像形成装置のカール補正装置の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置に接続されるカール補
    正装置は、カール補正方向の異なる2つの装置を組み合
    わせてユニットを構成し、 用紙の表裏に形成するカラートナー画像の濃度の差の情
    報にもとづいて、用紙に生じるカールの方向およびカー
    ルの大きさを推定し、 用紙のカールの生じる方向に対応させてカール補正装置
    を選択し、カラートナー画像の濃度に対応するカールの
    補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置のカール補正装置の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成装置の給紙手段として手差
    しトレイを配置し、前記手差しトレイからの給紙する用
    紙搬送路に、片面コピー用紙の第1面の画像濃度を検知
    する手段を設けることを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成装置のカール補正装置の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置の片面コピー用紙搬送
    経路に片面コピー用紙の第1面の画像濃度を検知する手
    段を設け、 第2面に対応する原稿の画像の濃度の情報と、前記第1
    面の画像濃度情報の2つの情報を制御手段に入力し、 前記用紙の表裏に形成するカラートナー画像の濃度の差
    の情報にもとづいて、用紙に生じるカールの方向とカー
    ルの大きさを推定する手段を制御手段に設けるととも
    に、 前記画像形成装置の排出部に、カール補正方向の異なる
    2つの装置を組み合わせてカール補正装置を配置し、 前記用紙のカールの生じる方向に対応させてカール補正
    装置を選択し、カラートナー画像の濃度の差に対応する
    カールの補正の動作を行うことを特徴とする請求項3に
    記載の画像形成装置のカール補正装置の制御装置。
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