JP2002278724A - プリンタドライバ - Google Patents

プリンタドライバ

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JP2002278724A
JP2002278724A JP2001077103A JP2001077103A JP2002278724A JP 2002278724 A JP2002278724 A JP 2002278724A JP 2001077103 A JP2001077103 A JP 2001077103A JP 2001077103 A JP2001077103 A JP 2001077103A JP 2002278724 A JP2002278724 A JP 2002278724A
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Tatsuro Yoshioka
達郎 吉岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CPUの処理能力を考慮して的確な処理条件
を設定するプリンタドライバを提供する。 【解決手段】 PC内に搭載されたCPU9の処理能力
をプリンタドライバ1内のCPU情報調査モジュール6
で取得し、設定情報保存モジュール4に格納する。ま
た、アプリケーション2からの印刷要求に対しては、プ
リンタドライバ1が印刷命令をすべて取得し、全印刷命
令と処理能力とを用いて印刷完了時間を推測し、処理条
件を設定する。このとき、UI処理モジュール3を介し
てユーザから印刷完了時間が指定されていれば、この時
間内で最大の印刷品質となるとなるよう印刷条件を決定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタドライバ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PC上からアプリケーション経由
で印刷する場合、通常、プリンタドライバに対し解像度
を指定するよう構成されていた。
【0003】しかしながら、上記のような構成では、印
刷する文書の内容が、比較的大きな(高解像度の)イメ
ージデータであったり、1ピクセルあたりの色数が高か
ったりなど、複雑なパスを擁する図形データであった場
合、印刷時のプリンタ側の解像度を高く設定すると、印
刷に非常に時間を要したり、場合によってはメモリ領域
が確保できず、描画することが不可能となる問題が生じ
る。
【0004】このような問題に対して従来では、プリン
タドライバが、ユーザが出力した文書の内容を基に、印
刷解像度を決定する構成や、イメージデータの使用する
色数を決定する構成で解決せんとしていた。
【0005】また、このような問題を解決せんとする従
来技術としては、以下にあげるものが存在する。
【0006】まず、特開2000−29646号公報が
開示するところの「データ処理装置、印刷装置、制御方
法および記録媒体」では、出力単位毎の予測されたデー
タ量と印刷装置における確保可能なメモリ容量とから圧
縮率を決定するよう構成することで、画像データのデー
タ量に応じて最適な処理を行い、印刷処理全体の時間を
短縮していた。
【0007】また、特開2000−222146号公報
が開示するところの「印刷データ変換装置、印刷データ
の変換方法および印刷データの変換制御プログラムを記
録した記録媒体」では、印刷データを生成するアプリケ
ーションプログラムの所定の情報(種類やバージョン情
報)に応じて適切な描画能力を設定し、印刷データのデ
ータ形式を変換する構成とされていた。
【0008】また、特開平7−329402号公報が開
示するところの「印刷システムおよび印刷システムの印
刷時間予測方法」では、印刷装置の動作速度と印刷デー
タとを基に印刷時間を予測し、この予測した印刷時間を
ユーザに提示することで、高精細、もしくは高速度等の
印刷条件をユーザに選択させる構成としてある。
【0009】従来技術では、このように、プリンタドラ
イバが使用するアプリケーションやOS(オペレーティ
ングシステム)によって印刷条件を設定し、文書の内容
から印刷時間を予測するなどの方法が解決策として提案
されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
従来技術では、印刷命令を出力する計算機におけるCP
U(中央処理装置)の処理能力が考慮されておらず、必
ずしも的確な印刷条件が設定されているとは限らなかっ
た。
【0011】したがって、本発明は、CPUの処理能力
を考慮して的確な処理条件を設定するプリンタドライバ
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、CPUの処理能力を取得
するCPU処理能力取得手段と、処理能力に基づいて印
刷データの処理条件を設定する印刷データ処理条件設定
手段と、を有することを特徴としている。
【0013】この構成により、本発明は、CPUの処理
能力を考慮して的確な処理条件を設定することが可能と
なる。
【0014】また、請求項2記載の発明は、さらに、印
刷データと処理能力とに基づいて、印刷完了時間を算出
する印刷完了時間算出手段を有し、印刷データ処理条件
設定手段は、印刷完了時間が所定の時間より長い場合、
処理条件において、印刷データの画像解像度を低減させ
ることを特徴としている。
【0015】この構成により、本発明は、CPUの処理
能力から印刷完了時間を予測することが可能となり、印
刷完了まで一定時間以上を要すると推測される場合は、
描画する画像の解像度を自動的に設定することが可能と
なる。
【0016】また、請求項3記載の発明は、さらに、印
刷データと処理能力とに基づいて、印刷完了時間を算出
する印刷完了時間算出手段を有し、印刷データ処理条件
設定手段は、印刷完了時間が所定の時間より長い場合、
処理条件において、印刷データの1ピクセルあたりの色
数を低減させることを特徴としている。
【0017】この構成により、本発明は、CPUの処理
能力から印刷完了時間を予測することが可能となり、印
刷完了まで一定時間以上を要すると推測される場合は、
描画する画像の1ピクセルあたりの色数を自動的に設定
することが可能となる。
【0018】また、請求項4記載の発明は、さらに、ユ
ーザより印刷に要する時間の制限を設定させる印刷時間
制限設定手段を有し、所定の時間は、印刷時間制限設定
手段により設定された時間の制限であることを特徴とし
ている。
【0019】この構成により、本発明は、ユーザが印刷
が完了するまでに待つことができる時間をあらかじめ設
定することが可能となる。
【0020】また、請求項5記載の発明は、さらに、処
理条件の変更をユーザより取得する処理条件変更取得手
段を有し、印刷データ処理条件設定手段は、処理条件変
更取得手段により取得された処理条件の変更に基づい
て、処理条件を設定することを特徴としている。
【0021】この構成により、本発明は、印刷を完了す
るまでの時間があらかじめ設定した時間より長いと推測
される場合は、ユーザにたとえばポップアップメニュー
等を用いて解像度や色数を低減させる指示を入力させる
ことが可能となる。
【0022】また、請求項6記載の発明によれば、CP
U処理能力取得手段は、ユーザに対して処理能力を入力
させるか、またはCPUより種類および動作周波数を取
得することにより、処理能力を特定することを特徴とし
ている。
【0023】この構成により、本発明は、CPUの処理
能力が自動的に特定できない場合でも、手動により設定
することが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】〔本発明の特徴〕本発明は、印刷
完了時間をより的確に予測し、限られた時間内に最大限
に印刷品質の良い出力結果を得ることを目的としたプリ
ンタドライバに関するものである。
【0025】この効果を奏するために、本発明は、実際
の処理を行うCPU(中央処理装置)の処理能力をプリ
ンタドライバソフトウェアが取得し、取得した処理能力
を基に、出力に擁する解像度や色数を自動的に決定する
ことを特徴としている。
【0026】このような特徴を有するために、本発明
は、パーソナルコンピュータ(PC)やワークステーシ
ョン等、CPUが組み込まれ、プリンタドライバを組み
込むことができる計算機(以下の説明では、すべてPC
に含まれるものとする)上でアプリケーションからの印
刷要求をプリンタが使用するプリンタ言語に変換するプ
リンタドライバにおいて、CPUの処理能力を取得し、
これをプログラム内に保持するよう構成している。ただ
し、この処理能力は、ユーザによる設定、もしくはソフ
トウェアあるいはハードウェアによる自動的な処理によ
り取得される構成としてある。
【0027】また、本発明は、取得したCPUの処理能
力から印刷完了時間を予測し、印刷完了までに一定以上
時間を要すると推測される場合には、描画する画像解像
度を自動的に設定することも可能な構成としてある。
【0028】また、本発明は、CPUの処理能力から印
刷完了時間を予測し、印刷完了まで一定以上時間を要す
ると推測される場合には、使用する1ピクセルあたりの
色数を自動的に設定することも可能な構成としてある。
【0029】さらに、本発明は、ユーザが印刷完了まで
の制限時間をあらかじめ設定することを可能とする構成
としてある。
【0030】さらにまた、本発明は、あらかじめ設定さ
れた制限時間より、印刷終了に要する時間の方が長いと
推測される場合には、ユーザへポップアップ画面等で解
像度や色数等の処理条件を落としてよいか否かを確認す
ることも可能な構成としてある。
【0031】以下、この特徴を有するプリンタドライバ
を好適に実施した形態について、図面を用いて詳細に説
明する。
【0032】〔一実施形態〕以下に本発明の一実施形態
について、図面を用いて詳細に説明する。
【0033】(一実施形態の構成)図1は、本発明の一
実施形態によるプリンタドライバおよびその周辺のモジ
ュール構成を示すブロック図である。
【0034】図1を参照すると、本実施形態によるプリ
ンタドライバ1が組み込まれたPC(パーソナルコンピ
ュータ)は、このプリンタドライバ1のほかに、プリン
タドライバ1に対して印刷要求を出力するアプリケーシ
ョン2と、PCを動作させるためのOS(オペレーティ
ングシステム)8と、各ソフトウェア(アプリケーショ
ン、OS等)を実行するCPU9と、印刷データをプリ
ンタに出力するための、セントロニクスインタフェース
やUSBやネットワーク等の出力ポート10と、を有し
て構成される。
【0035】また、図1におけるプリンタドライバ1
は、UI処理モジュール3と設定情報保存モジュール4
と終了時間予測モジュール5とCPU情報調査モジュー
ル6とグラフィック処理モジュール7とを有して構成さ
れる。
【0036】この構成において、UI処理モジュール3
は、プリンタドライバ1内のモジュールであり、PCの
画面上にユーザインタフェース(UI)を表示させ、各
種印刷条件をユーザに設定させる。
【0037】また、設定情報保存モジュール4は、設定
された印刷条件や、印刷に必要な各種情報を保存してお
く。
【0038】また、終了時間予測モジュール5は、印刷
が終了するまでの時間を予測する。
【0039】また、CPU情報調査モジュール6は、P
Cの使用しているCPU9の能力を調べる。
【0040】また、グラフィック処理モジュール7は、
アプリケーションからの印刷命令からプリンタに送信す
る印刷データを作成する。
【0041】ただし、これらの各モジュールはプログラ
ムであり、PC内のROMやハードディスク等に保存さ
れ、必要に応じて読み出され、メモリ上の作業領域が確
保されて実行されるものである。
【0042】(一実施形態の動作)次に、上記した一実
施形態の動作について、以下に図面を用いて詳細に説明
する。
【0043】・CPU能力取得処理 図2は、本実施形態によるプリンタドライバ1が、CP
U9の処理能力(たとえばCPU9の種類や動作周波数
等)を取得する動作(CPU能力取得処理)を示すフロ
ーチャートである。ただし、このフローは、アプリケー
ション2から印刷要求がかかったとき、あるいは、プリ
ンタドライバ1に認識されているCPU9の設定の変更
が要求されたときに読み出され、実行されるものであ
る。
【0044】図2を参照すると、本実施形態によるプリ
ンタドライバ1は、CPU9の処理能力を取得するにあ
たり、まず、CPU9の処理能力を、プリンタドライバ
1が自動で認識するか、もしくはユーザに必要なデータ
を入力させるかをユーザに選択させる(ステップS1
1)。この選択に関する情報および選択肢は、UI処理
モジュール3を介してPCの画面上に表示される。ま
た、この表示に対してユーザより入力された情報は、U
I処理モジュール3を介して取り込まれる。
【0045】このステップS11において、手動で処理
能力を入力することが選択された場合(ステップS11
のNo)、プリンタドライバ1は、UI処理モジュール
3を介してPCの画面上に必要な設定内容(CPU9の
処理能力(種類や動作クロック等)を入力させるための
項目を表示し、これに応じて入力されたデータを取り込
む(ステップS12)。
【0046】また、ステップS11において、プリンタ
ドライバ1が自動で認識することが選択された場合(ス
テップS11のYes)、プリンタドライバ1は、CP
U情報処理モジュール6を用いてCPU9の処理能力を
調査・取得する(ステップS14)。
【0047】その後、プリンタドライバ1は、ステップ
S12あるいはステップS14で取得したCPU9の処
理能力を設定情報保存モジュールに格納し(ステップS
13)、処理を終了する。
【0048】以上、図2が示すように、本実施形態によ
るCPU能力取得処理によれば、ユーザがアプリケーシ
ョン2からプリンタドライバ1を使用して印刷する場
合、プリンタドライバ1はCPU情報調査モジュール6
を使用し、CPU9の種類や動作周波数を取得するよう
動作する。さらに、プリンタドライバ1の認識できない
CPU9であった場合には、ユーザにCPU9の情報を
UI処理モジュール3を介して入力させ、この入力され
たCPU情報を基に、CPU9の処理能力を特定するよ
う動作する。また、上述のいずれかのように取得した処
理能力は、設定情報保存モジュール4に保存するよう動
作する。
【0049】・印刷処理 次に、本実施形態によるプリンタドライバ1がアプリケ
ーション2より受けた印刷要求に対して実行する動作
(印刷処理)を、図3を用いて詳細に説明する。ただ
し、このフローは、アプリケーション2から印刷要求が
かかったときに読み出され、実行されるものである。
【0050】図3を参照すると、本実施形態によるプリ
ンタドライバ1は、印刷処理が起動されると、まず、設
定情報保存モジュール4よりCPU9の情報(処理能
力)を読み出し、取得する(ステップS21)。
【0051】次に、プリンタドライバ1は、アプリケー
ション2から出力される印刷命令をすべて取得する(ス
テップS22)。
【0052】また、プリンタドライバ1は、印刷終了ま
でにかかる時間に制限を設けるか否かの判断をユーザに
要求する(ステップS23)。この要求は、UI処理モ
ジュール3を介して入力される。
【0053】このステップS23において、ユーザより
制限時間(印刷完了希望時間ともいう)を設けることが
選択された場合(ステップS23のYes)、プリンタ
ドライバ1は、UI処理モジュール3を介してユーザよ
り印刷完了希望時間を取得し、設定する(ステップS2
4)。これに対して、ユーザより制限時間(印刷完了希
望時間)を設けないことが選択された場合(ステップS
23のNo)、プリンタドライバ1は、ステップS25
へ移行する。
【0054】ステップS25では、プリンタドライバ1
は、ステップS21で取得したCPU9の処理能力とス
テップS22で取得したアプリケーション2からの全印
刷命令とを用いて、印刷完了までに要する時間(印刷完
了時間)を予測(計算)する(ステップS25)。
【0055】次に、プリンタドライバ1は、この予測し
た印刷完了時間と、ステップS24で取得した印刷完了
希望時間と、を比較し(ステップS26)、印刷完了時
間が印刷完了希望時間よりも長い、即ち、印刷が印刷完
了希望時間内に終了しない場合(ステップS26のN
o)、プリンタドライバ1は、UI処理モジュール3を
介してユーザに印刷データの解像度や色数を落として処
理をするか否かの選択を要求する(ステップS27)。
【0056】ステップS27の要求の結果、印刷データ
の解像度を落とすことが選択された場合(ステップS2
8のYes)、プリンタドライバ1は、グラフィック処
理モジュール7において印刷データの解像度を変更し
(ステップS31)、変更後の印刷データを出力ポート
10を介してプリンタへ送信し(ステップS32)、処
理を終了する。
【0057】また、ステップS27の要求の結果、印刷
データの解像度を落とさず(ステップS28のNo)、
印刷データの色数を落とすことが選択された場合(ステ
ップS29のYes)、プリンタドライバ1は、グラフ
ィック処理モジュール7において印刷データの色数を変
更し(ステップS30)、変更後の印刷データを出力ポ
ート10を介してプリンタへ送信し(ステップS3
2)、処理を終了する。
【0058】また、ステップS27の要求の結果、印刷
データの解像度を落とさず(ステップS28のNo)、
印刷データの色数も落とさないことが選択された場合
(ステップS29のNo)、プリンタドライバ1は、印
刷データに対して何ら変更を行わず、ステップS32へ
移行し、印刷データを出力ポート10を介してプリンタ
へ送信し(ステップS32)、処理を終了する。
【0059】さらに、ステップS26において、印刷完
了終了時間が印刷完了時間よりも長い、即ち、印刷が印
刷完了希望時間内に終了する場合(ステップS26のY
es)、もしくは、ステップS27において、印刷デー
タの解像度および色数を落とさないことが選択された場
合(ステップS27のNo)、プリンタドライバ1は、
印刷データに対して何ら変更を行わず、ステップS32
へ移行し、印刷データを出力ポート10を介してプリン
タへ送信し(ステップS32)、処理を終了する。
【0060】このように動作することにより、本実施形
態では、ユーザからの希望に従い、CPU9の処理能力
を考慮して、最適な印刷条件を設定することが可能とな
る。
【0061】このように、本実施形態による印刷処理に
よれば、図3のフローチャートに示すように、印刷時に
図2に示す動作でCPU9の処理能力を取得後、プリン
タドライバ1は、アプリケーション2から全印刷命令を
取得し、終了時間予測モジュール5を使用してCPU9
の処理能力と全印刷命令とから印刷が終了するまでに要
する時間(印刷完了時間)を予測(算出)するよう動作
する。この予測の結果、印刷完了時間が一定時間以上か
かる場合には、プリンタドライバ1は、グラフィック処
理モジュール7に印刷データ(イメージデータともい
う)の解像度を落とす要求や、1ピクセルあたりの色数
を落とす要求を出すよう動作する。これに対して、グラ
フィック処理モジュール7は、指定された解像度や色数
でプリンタに送信するデータを作成し、出力ポート10
からこの作成した印刷データをプリンタへ出力する。
【0062】また、本実施形態による印刷処理によれ
ば、印刷する際、UI処理モジュール3を使用し、ユー
ザに印刷の完了を待機できる時間を指定することができ
るよう動作する。
【0063】さらに、本実施形態による印刷処理によれ
ば、プリンタドライバ1が終了時間予測モジュール5が
計算した印刷完了時間が、ユーザより指定された時間
(印刷完了希望時間)よりも長い場合には、UI処理モ
ジュール3を使用して印刷が印刷完了希望時間内に終了
しない旨のポップアップ画面を表示し、印刷条件を変更
してもよいか否かの判断を求め、よい場合には、解像度
や色数を変更して印刷するよう動作する。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、CPUの処理能力を考慮して処理条件を設
定することが可能となる、即ち、プリンタドライバがC
PUの処理能力を取得することで、印刷内容から印刷完
了時間を予測することができるため、ユーザが煩わしい
印刷条件の設定を行わなくても、最適な効率で印刷処理
を実行することが可能となる。
【0065】また、請求項2記載の発明によれば、さら
に、CPUの処理能力から印刷完了時間を予測すること
が可能となり、印刷完了まで一定時間以上を要すると推
測される場合は、描画する画像の解像度を自動的に設定
することが可能となる。即ち、解像度を印刷完了時間か
らプリンタドライバが自動的に修正することが可能とな
るため、所定時間内に最大の効率で印刷処理を実行する
ことが可能となる。
【0066】また、請求項3記載の発明によれば、さら
に、CPUの処理能力から印刷完了時間を予測すること
が可能となり、印刷完了まで一定時間以上を要すると推
測される場合は、描画する画像の1ピクセルあたりの色
数を自動的に設定することが可能となる。即ち、1ピク
セルあたりの色数を印刷完了時間からプリンタドライバ
が自動的に修正することが可能となるため、所定時間内
に最大の効率で印刷処理を実行することが可能となる。
【0067】また、請求項4記載の発明によれば、さら
に、ユーザが印刷が完了するまでに待つことができる時
間をあらかじめ設定することが可能となる。即ち、ユー
ザが印刷時間完了を希望(予定)する時間を指定するこ
とが可能となるため、予測した印刷完了時間との比較が
容易となる。
【0068】また、請求項5記載の発明によれば、さら
に、印刷を完了するまでの時間があらかじめ設定した時
間より長いと推測される場合は、ユーザにたとえばポッ
プアップメニュー等を用いて解像度や色数を低減させる
指示を入力させることが可能となる。即ち、ユーザが設
定した時間より予測される印刷完了時間が長い場合、ユ
ーザにたとえばポップアップメニュー等を用いて通知す
ることで、画像解像度を落としてはいけない画像に対し
て間違って解像度を落として印刷してしまったり、1ピ
クセルあたりの色数を落としてはいけない画像に対して
間違って色数を落としてしまったりうというような、ヒ
ューマンエラー的なミスをなくすことが可能となる。
【0069】また、請求項6記載の発明によれば、CP
Uの処理能力が自動的に特定できない場合でも、手動に
より設定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるプリンタドライバお
よびその周辺のモジュール構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態によるプリンタドライバ1
がCPU9の処理能力を取得するCPU能力取得処理を
示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態によるプリンタドライバ1
がアプリケーション2より受けた印刷要求に対して実行
する印刷処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタドライバ 2 アプリケーション 3 UI処理モジュール 4 設定情報保存モジュール 5 終了時間予測モジュール 6 CPU情報調査モジュール 7 グラフィック処理モジュール 8 オペレーティングシステム 9 CPU 10 出力ポート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUの処理能力を取得するCPU処理
    能力取得手段と、 前記処理能力に基づいて印刷データの処理条件を設定す
    る印刷データ処理条件設定手段と、 を有することを特徴とするプリンタドライバ。
  2. 【請求項2】 前記印刷データと前記処理能力とに基づ
    いて、印刷完了時間を算出する印刷完了時間算出手段を
    有し、 前記印刷データ処理条件設定手段は、前記印刷完了時間
    が所定の時間より長い場合、前記処理条件において、前
    記印刷データの画像解像度を低減させることを特徴とす
    る請求項1記載のプリンタドライバ。
  3. 【請求項3】 前記印刷データと前記処理能力とに基づ
    いて、印刷完了時間を算出する印刷完了時間算出手段を
    有し、 前記印刷データ処理条件設定手段は、前記印刷完了時間
    が所定の時間より長い場合、前記処理条件において、前
    記印刷データの1ピクセルあたりの色数を低減させるこ
    とを特徴とする請求項1記載のプリンタドライバ。
  4. 【請求項4】 ユーザより印刷に要する時間の制限を設
    定させる印刷時間制限設定手段を有し、 前記所定の時間は、前記印刷時間制限設定手段により設
    定された前記時間の制限であることを特徴とする請求項
    2または3記載のプリンタドライバ。
  5. 【請求項5】 前記処理条件の変更をユーザより取得す
    る処理条件変更取得手段を有し、 前記印刷データ処理条件設定手段は、前記処理条件変更
    取得手段により取得された前記処理条件の変更に基づい
    て、前記処理条件を設定することを特徴とする請求項1
    から4のいずれか1項に記載のプリンタドライバ。
  6. 【請求項6】 前記CPU処理能力取得手段は、ユーザ
    に対して前記処理能力を入力させるか、または前記CP
    Uより種類および動作周波数を取得することにより、前
    記処理能力を特定することを特徴とする請求項1から5
    のいずれか1項に記載のプリンタドライバ。
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