JP4261744B2 - 口腔用組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、生薬エキス及びヒノキチオールを配合した口腔用組成物に関し、より詳しくはヒノキチオールが安定して配合されている口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
虫歯や歯周病といった口腔内疾患は、口腔内細菌が原因と考えられている。特に口腔内細菌によって生じた歯垢は、歯周ポケットの形成を促進させ、歯肉炎や歯周炎を惹起する。この原因を取り除き口腔内を健全に保つためには、ブラッシングによる物理的な清掃の他、殺菌剤による口腔内細菌の増殖抑制が好適な手段となる。
こういった理由から、従来より歯磨剤等の口腔用組成物に殺菌剤を配合する試みがなされており、配合される殺菌剤としては、合成系の塩化セチルピリジニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウムや、天然系のヒノキチオールなどが挙げられる。
【0003】
ところで、最近の傾向としては、安全性への配慮から天然系成分を配合した口腔用組成物が注目されつつあり、こういった観点から生薬やハーブエキスなどを配合した口腔用組成物が幾つか商品化されている。
このような生薬成分は天然より採取される成分であるため、非常にイメージが良いが、このような生薬エキスを配合した歯磨剤中にヒノキチオールを更に配合すると、ヒノキチオールの保存安定性に難が生じるという問題点がある。
従って、生薬エキスとヒノキチオールを同時に配合しながら、ヒノキチオールの保存安定性に優れた口腔用組成物が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、生薬エキスとヒノキチオールを同時に配合しながら、ヒノキチオールの保存安定性に優れた口腔用組成物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、生薬エキス及びヒノキチオールを配合した口腔用組成物において、アラントイン類を配合することによりヒノキチオールの保存安定性が向上することを見出した。また、さらにエデト酸及びその塩類を配合すると、ヒノキチオールの保存安定性がより向上することを見出した。
また、生薬エキス及びヒノキチオールを配合した口腔用組成物、特に歯磨剤組成物の調製にあたり、該歯磨剤組成物10gにイオン交換水25gを加えて得られる水性懸濁液がpH4〜6を示すように調整することで、ヒノキチオールの保存安定性がより優れた口腔用組成物が得られることを見出した。
【0006】
従って本発明は、少なくとも1種の生薬エキス及びヒノキチオールを含有する口腔用組成物であって、アラントイン類を含有することを特徴とする口腔用組成物に関する。本発明の好ましい実施態様として、該アラントイン類として、アラントイン、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム及びアラントインジヒドロキシアルミニウムから選ばれる少なくとも1種を含む口腔用組成物がある。本発明はまた、さらにエデト酸及びその塩類から選ばれる少なくと1種を含有することを特徴とする上記の口腔用組成物に関する。
本発明の好ましい実施態様としては、口腔用組成物が歯磨剤組成物であって、該歯磨剤組成物10gにイオン交換水25gを加えて得られる水性懸濁液がpH4〜6を示す上記の口腔用組成物が挙げられる。
本発明はまた、少なくとも1種の生薬エキス及びヒノキチオールを含有する口腔用組成物であって、該口腔用組成物10gにイオン交換水25gを加えて得られる水性懸濁液がpH4〜6を示す口腔用組成物に関する。本発明はさらに、エデト酸及びその塩類を含有する上記の口腔用組成物に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本明細書中でいう口腔用組成物とは、練歯磨剤、粉歯磨剤、液状歯磨剤、液体歯磨剤及び潤製歯磨剤などの歯磨剤類、トローチ剤、錠剤、クリーム剤、軟膏剤、添付剤、口中清涼剤、洗口剤、チューインガム又はうがい薬などを包含する。
【0008】
本発明の口腔用組成物に用いる生薬エキスとしては、ローズマリーエキス、ビワ葉エキス、カンゾウエキス、チャエキス、シャクヤクエキス、トウキエキス、カミツレエキス、クマザサエキス、ムクロジエキス、キキョウエキス、キジツエキス、イチョウエキス、アマチャエキス、チョウジエキスなどが挙げられる。本発明の歯磨剤組成物には、これらの生薬エキスを1種単独で、あるいは2種以上を使用することができる。
このような生薬エキスは医薬品や化粧品をはじめ、食品、雑貨品など広く一般的に使用されるものであり、液状又は粉末状で市販されている。本発明においては市販品を用いることができる。市販品として例えば、トウキ抽出液(丸善製薬製)、シャクヤク抽出液(丸善製薬製)、ローズマリー抽出液(丸善製薬製)などがある。
本発明の口腔用組成物における1種あるいは2種以上の生薬エキスの含有量は、口腔用組成物の全質量に対して0.01〜10質量%が適当で、好ましくは0.05〜1質量%である。
【0009】
ヒノキチオールは、天然樹木である青森ヒバに含まれる特有成分で、結晶性酸性化合物である。ヒノキチオールを含有する他の樹種としては、台湾ヒノキ、北米のウエスタンレッドシダー等が挙げられる。ヒノキチオールは強い抗菌活性と広い抗菌スペクトルを有しており、数少ない天然系殺菌剤のひとつである。ヒノキチオールはまた、化学合成品もあり、本発明では天然物を使用してもよいし、合成品を使用してもよい。
このようなヒノキチオールは食品や化粧品をはじめ、医薬品、農芸用品、建築材料、餌類など広く一般的に使用されるものであり、本発明においてはこれらに使用されている市販品を用いることができる。市販品として例えばヒノキチオール(高砂香料製)などがある。
本発明の口腔用組成物におけるヒノキチオールの含有量は、口腔用組成物の全質量に対して0.005〜0.5質量%が適当であり、好ましくは0.01〜0.2質量%である。この量が0.005質量%未満であると、期待される殺菌効果が発揮されず、一方0.5質量%を越えると、含有量に見合った効果が得られず使用性を損ねる場合がある。
【0010】
アラントインはヒレハレ草根より抽出される成分であり、中世紀から18世紀後半に至るまで潰瘍や胃潰瘍の治療剤として重宝されていたものである。
アラントインはムコ多糖の合成を促進し、壊死組織の除去や新しい正常な皮膚や歯肉組織の形成を促進する働きが知られている。
本発明で使用するアラントイン類としては、アラントイン及びその誘導体が挙げられ、具体的にアラントイン、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム及びアラントインジヒドロキシアルミニウムなどがある。本発明の口腔用組成物には、これらのアラントイン類から選ばれる1種又は2種以上を含有させることができる。アラントイン類は化学合成品もあり、本発明では天然物を使用してもよいし、化学合成品を使用してもよい。
【0011】
このようなアラントイン類は医薬品や化粧品をはじめ、食品、農芸用品など広く一般的に使用されるものであり、本発明においてはこれらに使用されている市販品を用いることができる。市販品として、例えばアラントイン(メルク・ジャパン製)、アルミニウムクロライドヒドロキシドアラントイン(メルク・ジャパン製)、アラントインジヒドロキシアルミニウム(メルク・ジャパン製)などがある。
本発明の口腔用組成物におけるアラントイン類の含有量は、口腔用組成物の全質量に対して0.005〜3質量%が適当であり、好ましくは0.01〜1質量%である。この量が0.005質量%未満であると、期待されるヒノキチオールの安定化効果が発揮されず、一方3質量%を越えると、含有量に見合った効果が得られず使用性を損ねる場合がある。
【0012】
本発明の口腔用組成物にはさらにエデト酸及びその塩類から選ばれる少なくとも1種を含有させることで、ヒノキチオールの安定性をより高めることができる。本発明の口腔用組成物に用いるエデト酸及びその塩類には、エデト酸、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、エデト酸四ナトリウム二水塩、エデト酸四ナトリウム四水塩、エデト酸二カリウム二水塩などが挙げられる。これらは重金属化合物の金属イオンをその分子内に結合し、安定な環状化合物を作って非活性化する、いわゆるキレート剤で、従来から重金属中毒の解毒剤として重要であった。この性質を利用して食品の領域では変色防止、酸化防止の目的で使用されている。
このようなエデト酸及びその塩類は食品や化粧品をはじめ、医薬品、農芸用品、硬水軟化、染色工業、油脂精製など広く一般的に使用されるものであり、本発明においてはこれらに使用されている市販品を用いることができる。
本発明の口腔用組成物におけるエデト酸及びその塩類から選ばれる少なくとも1種の含有量は、口腔用組成物の全質量に対して一般に0.01〜1質量%が適当であり、好ましくは0.1〜0.5質量%である。
【0013】
上記に説明してきた、少なくとも1種の生薬エキス及びヒノキチオールを含有する口腔用組成物は、特に練歯磨剤、粉歯磨剤、液状歯磨剤及び潤製歯磨剤といった歯磨剤組成物の場合、該歯磨剤組成物10gにイオン交換水25gを加え均一になるよう、よく撹拌して得られた水性懸濁液がpH4〜6、好ましくはpH4〜5.5を示すように調製することで、ヒノキチオールの保存安定性を向上させることができる。
このpHは、通常のガラス電極pH測定器などを使用して測定することができる。
また、液体歯磨剤、口中清涼剤及び洗口剤などは調製した剤をそのままpH測定し、pH4〜6、好ましくはpH4〜5.5を示すことが望ましい。
【0014】
本発明の口腔用組成物の製造は、常法に従って実施することができる。
口腔用組成物の調製にあたって、pHを上記のように調整するのに、好適な成分として乳酸アルミニウム、クエン酸及びリン酸などが挙げられる。この中で乳酸アルミニウムが特に好ましく使用できる。口腔用組成物におけるこれらの剤の含有量は、口腔用組成物の全質量に対して0.01〜1質量%、好ましくは0.03〜0.3質量%である。
【0015】
本発明の口腔用組成物にはその種類に応じて、上記成分に加えて、必要により以下の成分を通常の使用量の範囲内で配合することができる。
<研磨剤>
シリカゲル、沈降性シリカ、火成性シリカ、含水ケイ酸、無水ケイ酸、ゼオライト、アルミノシリケート、ジルコノシリケート等のシリカ系研磨剤、第二リン酸カルシウム二水和物、第二リン酸カルシウム無水和物、ピロリン酸カルシウム、第三リン酸マグネシウム、第三リン酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸ジルコニウム、合成樹脂系研磨剤などが挙げられ、これらのうち1種または2種以上を併用して用いることができる。上記研磨剤の配合量は、組成物全体に対して3〜60質量%が好ましく、より好ましくは10〜45質量%である。
【0016】
<湿潤剤>
グリセリン、濃グリセリン、ジグリセリン、ソルビット、マルチトール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール等の多価アルコール等の1種または2種以上を使用することができる。
<粘結剤>
カラギーナン(ι、λ、κ)、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、カルシウム含有アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸カルシウム、アルギン酸アンモニウム等のアルギン酸塩及びその誘導体、キサンタンガム、グァーガム、ゼラチン、寒天、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウムなどが挙げられ、これらのうち1種または2種以上を併用して用いることができる。
【0017】
<発泡剤>
ラウリル硫酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、アルキルスルホコハク酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸モノグリセリンスルホン酸ナトリウム、α-オレフィンスルホン酸ナトリウム、、N-アシルグルタメート等のN-アシルアミノ酸塩、2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、マルチトール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸ジエタノールアミド、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル等が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を併用して用いることができる。
【0018】
<甘味剤>
サッカリンナトリウム、アスパルテーム、トレハロース、ステビオサイド、ステビアエキス、パラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、ペリラルチン等。
<防腐剤>
メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン等のパラベン類、安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノール、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン等。
【0019】
<香料成分>
l-メントール、アネトール、メントン、シネオール、リモネン、カルボン、メチルサリシレート、エチルブチレート、オイゲノール、チモール、シンナミックアルデヒド、トランス-2-ヘキセナールなどの中から1種または2種以上を併用して用いることができる。これらの成分は単品で配合してもよいが、これらを含有する精油等を配合してもよい。
また、上記香料成分に加え、脂肪族アルコールやそのエステル、テルペン系炭化水素、フェノールエーテル、アルデヒド、ケトン、ラクトン等の香料成分、精油を本発明の効果を妨げない範囲で配合してもよい。上記香料の配合量は、組成物全体に対して0.02〜2質量%とすることが好ましい。
【0020】
<有効成分>
塩化リゾチーム、モノフルオロホスフェート、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、ポリエチレングリコール,ポリビニルピロリドン、ゼオライト、アスコルビン酸、クロルヘキシジン塩類、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ビサボロール、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール、酢酸トコフェロール、ε−アミノカプロン酸、トラネキサム酸、ジヒドロコレステロール、グリチルレチン酸、グリチルリチン酸塩類、銅クロロフィリン塩、塩化ナトリウム、グァイアズレンスルホン酸塩、デキストラナーゼ、塩酸ピリドキシン,などを1種または2種以上を配合することができる。
<その他>
青色1号等の色素、酸化チタン等の顔料、ジブチルヒドロキシトルエン等の酸化防止剤、チャ乾留液、グルタミン酸ナトリウム等の矯味剤など。
【0021】
なお、上記成分を組み合わせた口腔用組成物は、常法に準じて製造できるものであり、特に限定されるものではない。得られた練歯磨等の口腔用組成物は、アルミニウムチューブ、ラミネートチューブ、ガラス蒸着チューブ、プラスチックチューブ、プラスチックボトル、エアゾール容器等に充填されて使用することができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明の口腔用組成物は、経時後もヒノキチオールが安定して存在していて、優れた効果を発揮することができる。
【0023】
【実施例】
以下、実験例及び実施例により、本発明を詳細に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。表1に示す組成(単位:質量%)にて常法により各種練歯磨剤を調製し、以下の試験に供した。
<ヒノキチオール定量試験>
表1に示す練歯磨剤を調製後、下記条件にて過酷保存を行った。過酷保存終了後、各歯磨剤中のヒノキチオールについて液体クロマトグラフ法にて定量試験を行った。尚、ヒノキチオールの残存率は数式(1)より求めた。
「過酷保存条件」
1.60℃の恒温槽中に、1ヶ月間保存
2.40℃の恒温槽中に、6ヶ月間保存
数式(1):
残存率(%)=[(上記過酷保存後のヒノキチオールの量)/(歯磨剤調製時のヒノキチオールの量)]×100
尚、歯磨剤過酷保存品において、ヒノキチオール残存率が85%以上であった場合、ヒノキチオールは安定であると判断した。
なお、練歯磨剤のpHは、製造直後、各練歯磨剤10gにイオン交換水25gを加え均一になるよう、よく撹拌して得られた水性懸濁液を、通常のガラス電極pH測定器にて測定した値である。
【0024】
【表1】
【0025】
以上の実験結果から、本発明の口腔用組成物は、ヒノキチオールの保存安定性に優れていることが判った。また下記の実施例6〜15についても上記の実験を行ったところ、全て上記と同様な結果が得られ、また、pHも4〜6の範囲にあった。以下、実施例6〜15を示す。
【0026】
【実施例6】
練歯磨剤の調製
【0027】
【実施例7】
練歯磨剤の調製
【0028】
【実施例8】
練歯磨剤の調製
【0029】
【実施例9】
練歯磨剤の調製
【0030】
【実施例10】
練歯磨剤の調製
【0031】
【実施例11】
練歯磨剤の調製
【0032】
【実施例12】
液状歯磨剤の調製
【0033】
【実施例13】
液体歯磨剤の調製
【0034】
【実施例14】
口中清涼剤の調製
【0035】
【実施例15】
洗口剤の調製
Claims (9)
- 少なくとも1種の生薬エキス及びヒノキチオールを含有する口腔用組成物であって、アラントイン類を含有することを特徴とする口腔用組成物。
- アラントイン類がアラントイン、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム及びアラントインジヒドロキシアルミニウムから選ばれる少なくとも1種である請求項1記載の口腔用組成物。
- さらにエデト酸及びその塩類から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1又は2記載の口腔用組成物。
- アラントイン類を0.005〜3質量%含有する請求項1〜3のいずれか1項記載の口腔用組成物。
- エデト酸及びその塩類から選ばれる少なくとも1種を0.01〜1質量%含有する請求項3又は4記載の口腔用組成物。
- 口腔用組成物が歯磨剤組成物であって、該歯磨剤組成物10gにイオン交換水25gを加えて得られる水性懸濁液がpH4〜6を示す請求項1〜5のいずれか1項記載の口腔用組成物。
- さらに乳酸アルミニウムを0.01〜1質量%含有する請求項1〜6のいずれか1項記載の口腔用組成物。
- 生薬エキスがローズマリーエキス、ビワ葉エキス、カンゾウエキス、チャエキス、シャクヤクエキス、トウキエキス、カミツレエキス、クマザサエキス、ムクロジエキス、キキョウエキス、キジツエキス、イチョウエキス、アマチャエキス及びチョウジエキスからなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1〜7のいずれか1項記載の口腔用組成物。
- 生薬エキスがシャクヤクエキス及び/又はトウキエキスである、請求項1〜7のいずれか1項記載の口腔用組成物。
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