JP4239785B2 - 車両用扉部材オープナー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、閉状態の扉部材と車体とを係合する車両用扉部材オープナー装置に関する。
自動車(車両)の例えばテールゲート(扉部材)は、閉状態時に車体に係合されるように、かつ例えば電気式のドアスイッチ装置の操作によって閉状態時の車体への係合が解除されるように車両用扉部材オープナー装置を備えている。車両用扉部材オープナー装置は、例えば車体に固定されるストライカと、テールゲートに固定されてストライカ(係合機構)と係合するラッチ機構(係合機構)を備えている。テールゲートは、ストライカとラッチ機構が係合することにより、閉状態時には車体に係合される。
ラッチ機構は、ハウジングにストライカが進入可能な切り込みが形成されており、ストライカと係合するクロー部材とを備えている。クロー部材は、ラッチ機構に進入してきたストライカに押されて回動するように回動自在に支持されているとともに、ストライカが嵌る凹部を備えており、回動するにしたがいストライカが凹部に嵌るようになっている。さらに、クロー部材は、ストライカとの係合を解除する方向に回動するように付勢されている。
このため、ラッチ機構は、クロー部材の回動を規制するために、クロー部材がストライカと係合すると、クロー部材に設けられる噛合い部と噛合うことでクロー部材の回動を規制し、クロー部材とストライカとの係合を維持するポール部材(ロック機構)を備えている。ポール部材は、ストライカが進入する切り込みを挟んでクロー部材とは反対側にクロー部材と略同一面上で回動自在に支持されているとともに、クロー部材側に回動するように付勢されている。
乗員がテールゲートを開ける場合は、ドアハンドル装置のハンドル部材を操作することによりハンドルスイッチがオンされ、オープンアクチュエータ(解除機構)がポール部材をクロー部材との噛み合いを外す方向に回動させる。これにより、ポール部材とクロー部材との噛み合いが外され、クロー部材に作用する付勢力や乗員がドアを引くことによってストライカとクロー部材との係合が解除されるようになっている。
このとき、オープンアクチュエータは、駆動開始後所定時間経過すると駆動を停止し、ポール部材は、付勢力によってクロー部材側に戻る。この状態では、ポール部材は、クロー部材の噛合部とは噛み合ってはいないものの、テールゲートが閉められるとラッチ機構にストライカが進入してクロー部材が回動し、再びクロー部材と噛み合うようになる。
一方、テールゲートは、万一、走行中にストライカとクロー部材との係合が外れても一度に開くことがないように、半開状態で車体に係合されるようになっている。ストライカとクロー部材との係合は、テールゲートの正規の閉状態と半開状態に対応して正規の係合状態と半開状態での係合状態があり、クロー部材とポール部材も正規の係合状態と半開状態での係合状態に対応して噛み合うようになっている。
このため、テールゲートは、乗員がドアを閉めるときの力加減によっては、車体との間に介装されるウエザストリップの弾性力の影響で正規の閉状態まで閉まることなく半開状態となることがある。この状態になると、乗員は、テールゲートを閉め直さなければならない。
テールゲートの閉め直しでは、一端テールゲートを開け大抵その直後にテールゲートを閉めるので、テールゲートが開いている時間が短い。このとき、一端噛み合いが外れたポール部材が付勢力によってクロー部材側に戻る前にテールゲートが正規の閉状態の位置まで閉められても、クロー部材はフリー状態のままである。それゆえ、テールゲートは、ウエザストリップの弾性力の影響で半開状態の位置まで戻る。そして、その状態でポール部材がクロー部材側に戻ってきて再びクロー部材と噛み合うので、テールゲートは、半開状態で車体に係合されることになる。このため、ドアの半開状態を効果的に解消することが求められている。
そこで、テールゲートの閉め直しの際に、オープンアクチュエータの駆動時間をハンドル部の操作後からテールゲートが正規の閉状態の位置まで閉められるまでの所要時間よりも短く設定することが提案されている。これは、テールゲートが正規の閉状態の位置から半開状態の位置に戻る前にクロー部材とポール部材とを互いに噛み合うようにするためである。
または、所定時間以内であっても、ハンドルスイッチのオフ操作によりオープンアクチュエータの駆動を停止し、テールゲートが正規の閉状態の位置まで閉められる前にポール部材をクロー部材側に戻すことが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−123722号公報
一方、乗員によってはハンドル部の操作後直ぐにテールゲートを引かない場合や、テールゲートをゆっくり開ける場合がある。テールゲートを直ぐ引かない場合は、テールゲートは、クロー部材に作用する付勢力によって押し出されるものの、テールゲート自体の重みにより半開状態の位置まで戻ることがある。このため、ストライカとクロー部材との係合か完全に解除されていない状態でオープンアクチュエータの駆動が停止するとクロー部材とポール部材とが噛み合い、テールゲートは、半開状態で車体に係合される。
すなわち、乗員によってはハンドル部の操作後からストライカとクロー部材との係合が完全に解除されるまでの時間がオープンアクチュエータの駆動時間を越えてしまい、テールゲートを開けなくなることがある。オープンアクチュエータの駆動時間をテールゲートの閉め直しの所要時間よりも短く設定すると、この傾向は顕著に現れ、テールゲートの開操作が滞る。
したがって、本発明の目的は、扉部材を効果的に開閉できる車両用扉部材オープナー装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の車両用扉部材オープナー装置は、ストライカと、回動自在に支持されてストライカと係合されるとともにその係合を外す方向に付勢されているクロー部材とを備える係合機構と、扉部材の閉状態時にクロー部材の付勢力方向への移動を規制することで係合機構の係合を固定するロック機構とで閉状態の扉部材を車体に係合し、扉部材の開要求時に扉部材の半開状態の閉め直しを考慮した第1所定時間クロー部材の移動の規制を解除し、その後ロック機構をクロー部材の移動の規制可能状態にする解除機構を備える構成を前提とし、扉部材の閉状態が第2所定時間以上継続すると次の扉部材の開要求時は扉部材の閉め直しではないと判定してロック機構がクロー部材の規制可能状態となるまでの時間を第1所定時間よりも長くする構成とする。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の車両用扉部材オープナー装置では、扉部材の開要求時に扉部材が半開状態であると扉部材の閉め直しと判定してロック機構が規制可能状態となるまでの時間を第1所定時間とし、そうでないときは、第1所定時間よりも長くする構成とする。
また、より効果的に扉部材を開閉するために、請求項3に記載の車両用扉部材オープナー装置では、扉部材が所定間隔開くと、ロック機構をクロー部材の回動の規制可能状態にする。
請求項1に記載の車両用扉部材オープナー装置によれば、扉部材の閉め直し以外では、乗員による開扉動作がゆっくりであっても係合機構の係合が扉部材の半開状態で固定されることを軽減できる。すなわち、扉部材の閉め直し時とそれ以外の時に、それぞれに適した開閉ができるので、扉部材を効果的に開閉することができる。
請求項2に記載の車両用扉部材オープナー装置によれば、請求項1の効果に加えて、扉部材の半開状態の閉め直し時では、扉部材を確実に閉め直すことができる。
請求項3に記載の車両用扉部材オープナー装置によれば、扉部材が所定間隔開くと乗員による扉部材の閉動作時にはロック機構をクロー部材の回動の規制可能状態とすることができるので、効果的に扉部材を閉めることができる。それゆえ、効果的に扉部材を開閉することができる。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る車両用扉部材オープナー装置10を図1から図8を参照して説明する。図1は、車両用扉部材オープナー装置10を備える自動車11の後側を示している。12は、自動車11のテールゲートである。テールゲート12は、上端部13を例えばヒンジによって車体14の後開放端15の縁20の上端部に回動自在に支持されており、図1の(a)に示すように上方に引き上げることで開くようになっている。図1の(b)は、テールゲート12の正規の閉状態を示しており、テールゲート12は、閉状態時に、その自由端が車両用扉部材オープナー装置10によって車体14に係合されている。なお、テールゲート12の縁21と車体14の後開放端15の縁20との間には、ウエザストリップ22が介装されている。
図2は、テールゲート12が閉じられた状態で、車幅方向略中央で車体14の前後方向に沿う断面を示している。テールゲート12は、正規の閉状態では、そのインナパネル23の底壁部23aが例えば上下方向に対して略垂直方向に沿って所定の幅を持って形成されている。
車両用扉部材オープナー装置10は、例えば車体14の後開放端15の縁20の下端部に固定されるストライカ24と、ストライカ24と対向するテールゲート12のインナパネル23の底壁部23aの下面に取り付けられ、ストライカ24と係脱可能に係合するラッチ機構25とを備える係合機構30を備えている。ストライカ24は、略U字形であって、その開放端が車体14の前後方向に沿って車体14に固定されている。
図3は、ラッチ機構25とストライカ24との係合状態を示している。ラッチ機構25は、ハウジング部材31を備えている。ハウジング部材31は、例えばテールゲート12のインナパネル23の底壁部23aに接触するベースプレート32を備えている。ベースプレート32は、テールゲート12を閉める際に、ストライカ24の後側の柱部24aがラッチ機構25の内部まで進入できるように切り込み33が形成されている。切り込み33は、例えばストライカ24の柱部24aがテールゲート12の正規の閉状態の位置よりも若干深く進入できるように形成されている。
ラッチ機構25は、ストライカ24と係合するクロー部材34を備えている。クロー部材34は、例えば板形状であって、ストライカ24の柱部24aが嵌る凹部34aが形成されている。クロー部材34は、ベースプレート32に略平行に回動するように第1支軸35を用いて回動自在にベースプレート32に支持されており、その一部が切り込み33を覆っている。
クロー部材34は、図3から図8において、例えばばねを用いて時計回り方向に付勢されており、ストライカ24が凹部34aに嵌っただけではストライカ24との係合が維持されない構造になっている。このため、ラッチ機構25は、クロー部材34がストライカ24と係合すると、クロー部材34の時計回り方向への回動を規制するロック機構40を備えている。
ロック機構40は、ポール部材41を備えている。ポール部材41は、例えば略Y字形状の部材であって、切り込み33を挟んで第1支軸35とは反対側に、第2支軸42を用いてその略中央がクロー部材34と同様に回動自在にベースプレート32に支持されている。ポール部材41は、図3から図8において、反時計回り方向に回動するように例えばばねを用いて付勢されている。
クロー部材34には、第1噛合凸部34bが形成されている。ポール部材41は、クロー部材34側に設けられる噛合凸部41aが第1噛合凸部34bと噛み合うことにより、テールゲート12の正規の閉状態において、付勢力によるクロー部材34の回動を規制してクロー部材34とストライカ24との係合を維持している。
一方、テールゲート12は、自動車11の走行中に、万一、ストライカ24とクロー部材34との係合が解除されても一度に開くことがないように、半開状態で車体に係合されるようになっている。すなわち、テールゲート12の閉状態には、正規の閉状態と半開状態とがある。
このため、クロー部材34は、テールゲート12の半開状態においてストライカ24との係合が固定されるように、第2噛合凸部34cが形成されている。ポール部材41は、噛合凸部41aがクロー部材34の第2噛合凸部34cと噛み合うことで、図4に示すように、テールゲート12の半開状態でのストライカ24とクロー部材34との係合を維持する。
また、乗員によるテールゲート12の開要求時には、ストライカ24とクロー部材34との係合を解除することが必要になる。このため、車両用扉部材オープナー装置10は、テールゲート12に設けられるテールゲートオープナーハンドル装置43のハンドル部材50の操作に連動してクロー部材34とポール部材41との噛み合いを外す解除機構44を備えている。
テールゲート12は、図2に示すように、略中央の位置から下方にかけて、例えばナンバプレートが取り付けられる窪み部45が形成されている。窪み部45の上縁部45aには、車幅方向に沿って帯体状のドアガーニッシュ46が取り付けられている。テールゲートオープナーハンドル装置43は、電気式のドアハンドル装置であって、ドアガーニッシュ46に覆われるテールゲート12のアウタパネル47に組み付けられている。
テールゲートオープナーハンドル装置43は、ベース部材48とハンドル部材50とハンドルスイッチ52と伝達部材51とを備えている。ベース部材48は、例えば車幅方向両端にそれぞれ壁部48aを備え後方に開口する形状であって、アウタパネル47に形成される開口47aに内側から組み付けられている。ハンドル部材50は、例えばベース部材48の両壁部48a間に掛け渡される軸部材49に、テールゲート12を開ける際に乗員が手を掛けると上方に回動するように支持されている。
伝達部材51は、その後方端部51aが例えばベース部材48の壁部48aの外側で軸部材49に支持されており、ハンドル部材50の回動変位に連動して回動するようになっている。ハンドルスイッチ52は、ハンドル部材50が操作されたことを検出するスイッチである。ハンドルスイッチ52は、例えば伝達部材51の下方においてベース部材48の壁部48aの外面に固定されている。ハンドルスイッチ52は、伝達部材51との間にスイッチングレバー53を備えており、スイッチングレバー53は、伝達部材51によって押圧されるようになっている。すなわち、スイッチングレバー53は、ハンドル部材50の回動変位に連動して押圧されるようになっている。ハンドルスイッチ52は、伝達部材51が押圧されるとオン状態になりハンドル部材50が操作されたことを検出する。
解除機構44は、図2に示すように、オープンアクチュエータ55と、オープンアクチュエータ55によって駆動するオープンレバー60を備えている。オープンアクチュエータ55は、例えばテールゲート12のインナパネル23の底壁部23aの上面に取り付けられている。オープンレバー60は、ラッチ機構25側に延びるとともに、その一部が図3から図8に示すように、ベースプレート32に形成される溝部32aのクロー部材34側一端から突出している。
溝部32aは、ポール部材41の噛合凸部41aを挟んでクロー部材34側とは反対側に位置するポール部材の解除凸部41bの回動起動上に略沿って形成されている。オープンレバー60は、オープンアクチュエータ55が駆動すると溝部32aを解除凸部41bに向けて移動し、そのまま接触してポール部材41を図3から図8において時計回り方向に回動させて図5に示すようにクロー部材34とポール部材41との噛み合いを外す。なお、図5は、テールゲート12の正規の閉状態においてクロー部材34とポール部材41との噛み合いが外れた瞬間を示しているが、これはテールゲート12の半開状態でも同様である。
なお、ハンドルスイッチ52とオープンアクチュエータ55とは、ECU54に接続されている。ハンドルスイッチ52は、オン状態になるとECU54にオープンアクチュエータ55の駆動用電気信号を出力する。ECU54は、オープンアクチュエータ55の駆動用電気信号が入力されると、乗員のテールゲート12の開要求があったとして、オープンアクチュエータ55の駆動を開始する。このとき、ECU54は、オープンアクチュエータ55の駆動開始後所定時間が経過するとオープンアクチュエータ55の駆動を停止する。ポール部材41は、オープンアクチュエータ55の駆動が停止すると、付勢力によって図3から図8において反時計回り方向に回動する。
図6は、図1の(a)に示すようにテールゲート12が引き上げられてオープンアクチュエータ55の駆動が停止した状態でのクロー部材34とポール部材41とを示している。この状態は、クロー部材34とポール部材41とがともにフリー状態となっているとともに、切り込み33の上にクロー部材34の第1噛合凸部34bが位置する。
このため、ストライカ24がベースプレート32の切り込み33に進入してくると柱部24aがクロー部材34の第1噛合凸部34bに接触してクロー部材34が図3から図8において反時計回り方向に回動するとともに、ストライカ24の柱部24aがクロー部材34の凹部34aに嵌り込む。
さらに、ストライカ24の進入に伴ってクロー部材34が回動すると、ポール部材41の噛合凸部41aがクロー部材34の第2噛合凸部34cまたは第1噛合凸部34bとを乗り越えて、ポール部材41の噛合凸部41aが第2噛合凸部34cまたは第1噛合凸部34bに噛合ようなる。
これにより、車両用扉部材オープナー装置10は、オープンアクチュエータ55の駆動が停止していると、テールゲート12が閉められるとストライカ24とクロー部材34とが自然に係合し、かつ係合が維持される構造になっている。すなわち、ストライカ24とクロー部材34との係合を解除することができるのはオープンアクチュエータ55が駆動している間であって、ストライカ24とクロー部材34との係合を維持することができるのは、オープンアクチュエータ55の駆動が停止している間である。
以下に、オープンアクチュエータ55の駆動時間について、詳細に説明する。オープンアクチュエータ55の駆動時間は、テールゲート12の半開状態を閉め直す場合の閉め直し時駆動時間(第1所定時間)と、通常時の通常時駆動時間の2通りを備えている。
閉め直し時駆動時間について、先ず、テールゲート12の半開状態の閉め直しについて説明する。テールゲート12の閉め直し行程は、一端、テールゲート12を開けてから閉めるという工程になる。閉め直し時は、特に乗員の乗降がないのでハンドル部材50の操作後、テールゲート12が閉状態になるまでの時間が比較的短い。
テールゲート12を閉める際に、オープンアクチュエータ55が駆動したままの状態、つまりクロー部材34がフリー状態のままでテールゲート12が正規の閉状態の位置まで閉められても、ストライカ24とクロー部材34との係合は維持されない。それゆえ、テールゲート12は、ウエザストリップ22の弾性力により半開状態の位置まで戻ってしまうことがある。その状態でオープンアクチュエータ55の駆動が停止すると、クロー部材34の第2噛合凸部34cとポール部材41の噛合凸部41aとが噛み合ってしまい、再び半開状態になる。
このため、ポール部材41は、テールゲート12が正規の閉状態の位置まで閉められる前にクロー部材34側に戻っていることが望ましい。すなわち、テールゲート12が正規の閉め状態の位置から半開状態の位置に戻る前にクロー部材34の第1噛合凸部34bとポール部材41の噛合凸部41aとが噛み合うようにする。それゆえ、閉め直し時駆動時間は、比較的短くなる。
通常時駆動時間について、先ず、通常時の乗員によるテールゲート12の開動作を説明する。テールゲート12は、クロー部材34とポール部材41との噛み合いが外れると、クロー部材34に作用する付勢力や乗員による引き上げ力によって開くようになる。このとき、乗員によっては、テールゲート12をゆっくり引き上げたり、またはハンドル部材50の操作後直ぐにテールゲート12を引き上げない場合がある。
ゆっくりテールゲート12を引き上げる場合は、ストライカ24とクロー部材34との係合が完全に解除される前にオープンアクチュエータ55が駆動を停止すると、テールゲート12が半開状態で車体14に係合されることがある。
ハンドル部材50の操作後直ぐにテールゲート12を引き上げない場合は、テールゲート12は、クロー部材34の付勢力によって一端押し出されるものの、テールゲート12の自重により沈みこんで、図7に示すように半開状態の位置まで戻ってしまう。この状態でオープンアクチュエータ55が駆動を停止すると、テールゲート12が半開状態で車体14に係合される。
それゆえ、通常時駆動時間は、テールゲート12をゆっくり開ける場合や直ぐに引き上げない場合の所要時間においてストライカ24とクロー部材34との係合が完全に解除されるまでの時間に基づいて設定されており、閉め直し時駆動時間よりも長く設定されている。
また、車両用扉部材オープナー装置10は、テールゲート12の閉状態を検出するアジャスイッチ61を備えている。アジャスイッチ61は、図3から図8に示すように、例えばラッチ機構25のベースプレート32に取り付けられている。アジャスイッチ61は、本体部62と検出レバー63とを備えている。検出レバー63は、その一端部63aが本体部62に回動自在に支持されているとともに、他端部63bがクロー部材34の周縁に接触するようになっている。
検出レバー63は、図3と図4とに示すように、テールゲート12の正規の閉状態、半開状態とでその位置が変動する。これにより、テールゲート12の正規の閉状態と半開状態とを検出する。なお、アジャスイッチ61は、ECU54に接続されている。アジャスイッチ61は、ECU54にテールゲート12の閉状態に対応する電気信号を出力する。ECU54は、テールゲート12の閉状態を判定するとともに、閉状態の継続時間を検出するようになっている。
次に、車両用扉部材オープナー装置10の動作を説明する。乗員は、テールゲート12を開くために、テールゲートオープナーハンドル装置43のハンドル部材50を操作する。ECU54は、図8に示すように、ステップST1において、ハンドルスイッチ52がオン状態なり、ハンドルスイッチ52からオープンアクチュエータ55の駆動用電気信号が入力されるとステップST2に進む。
ステップST2では、ECU54は、ハンドル部材50が操作されるまでのテールゲート12の閉状態の継続時間が、閉め直し判定時間(第2所定時間)を経過したか否かを判定する。閉め直し判定時間とは、テールゲート12が閉状態になった時点から、その閉状態が半開状態であった場合に乗員が半開状態に気付いてテールゲート12を閉め直すためにハンドル部材50を操作するまでの所要時間に基づいて設定されている。
すなわち、ECU54は、ハンドル部材50が操作されるまでのテールゲート12の閉状態の継続時間が閉め直し判定時間を経過していると、そのハンドル部材50の操作はテールゲート12の閉め直しのための操作ではなく、通常時の操作であると判定する。
乗員が図3に示すように正規の閉状態のテールゲート12を開く場合にテールゲート12の閉状態継続時間が閉め直し判定時間を経過しているとステップST3に進み、ECU54は、オープンアクチュエータ55の駆動を開始する。オープンアクチュエータ55の駆動が開始されると、オープンレバー60は、ポール部材41側に移動する。オープンレバー60は、ポール部材41の解除凸部41bと接触するとともに、ポール部材41を図3から図8において時計回り方向に回動させる。ポール部材41が時計回り方向に回動することにより、図5に示すようにクロー部材34とポール部材41との噛み合いが外れ、クロー部材34とストライカ24との係合が解除される。
この結果、クロー部材34は、フリー状態となり付勢力や乗員によるテールゲート12の引き上げ力によってストライカ24に引っ張られ図9のように回動する。乗員は、通常時駆動時間以内であれば、テールゲート12を引き上げることができる。次いで、オープンアクチュエータ55の駆動時間が通常時駆動時間を経過するとステップST5に進み、ECU54は、オープンアクチュエータ55の駆動を停止する。
この状態は、テールゲート12が引き上げられており、かつポール部材41が付勢力によってクロー部材側に戻る、図6に示す状態になる。次に、乗員がテールゲート12を閉める場合は、テールゲート12を下方に引き下げる。そして、ストライカ24の柱部24aが切り込み33に進入する。このとき、クロー部材34の第1噛合凸部34bは、切り込み33を覆う位置にある。このため、ストライカ24の柱部24aは、進入に伴ってクロー部材34の第1噛合凸部34bに接触する。
次いで、クロー部材34は、ストライカ24に押されて図3から図8において半時計回方向に回動する。その際、ストライカ24の柱部24aは、クロー部材34の凹部34aに嵌り、ストライカ24とクロー部材34とが係合する。ポール部材41の噛合凸部41aは、クロー部材34が回動することによりクロー部材34の第2噛合凸部34cと第1噛合凸部34bとを乗り越える。
乗員がテールゲート12を最後まで閉めると、クロー部材34の第1噛合凸部34bとポール部材41の噛合凸部41aとが噛み合い、テールゲート12は、正規の閉状態で車体14に係合される。
また、図4に示すテールゲート12の半開状態時に、乗員が閉め直し判定時間以内にテールゲート12の閉め直しする場合は、ECU54は、ステップST6においてオープンアクチュエータ55の駆動を開始する。このときの動作は、ステップST3と同様である。そして、オープンアクチュエータ55の駆動開始後閉め直し駆動時間が経過するとステップST5に進んでオープンアクチュエータ55の駆動を停止する。
上記構成の車両用扉部材オープナー装置10では、テールゲート12の閉め直しと通常時に、オープンアクチュエータ55の駆動時間をそれぞれに適した時間に設定することにより、テールゲート12を効果的に開閉することができる。
なお、閉め直し判定時間は、乗員や自動車11に合わせて適宜変換可能であることはいうまでもない。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る車両用扉部材オープナー装置10の動作を図10を参照して説明する。第1実施形態と同様な機能を有する構成およびステップについては同一の符号を付して説明する。第2実施形態では、ハンドル部材50の操作時のテールゲート12の閉状態に基づいて、閉め直しかまたは通常時であるかを判定する。
ECU54は、図10に示すように、ステップST1において、ハンドルスイッチ52がオン状態なるとステップST2aに進む。ステップST2aでは、ECU54は、ハンドル部材50の操作時のテールゲート12が半開状態か否かを判定する。ECU54は、テールゲート12が半開状態であれば、ハンドル部材50の操作はテールゲート12の閉め直しと判定してステップST6に進む。また、ECU54は、ステップST2aにおいて、テールゲート12が半開状態ではない、つまり正規の閉状態であればハンドル部材50の操作は閉め直しではなく通常時であると判定してステップST3に進む。
第2実施形態の車両用扉部材オープナー装置10でも第1実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、ハンドル部材50の操作時にテールゲート12が半閉状態であれば、閉め直しと判定することにより、テールゲート12の半開状態を確実に閉め直すことができる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態に係る車両用扉部材オープナー装置10について図11と図12とを参照して説明する。第1実施形態と同様な機能を有する構成およびステップについては同一の符号を付して説明する。車両用扉部材オープナー装置10は、開状態検出センサ64を備えている。開状態検出センサ64は、テールゲート12が開いた際に、車体14とテールゲート12との間隔を検出する検出するセンサであって、図11に示すように例えば車体14の後方端に取り付けられている。開状態検出センサ64は、ECU54に接続されており、ECU54に車体14とテールゲート12との間隔に対応する電気信号を出力する。
次に、第3実施形態での車両用扉部材オープナー装置10の動作を図12を参照して説明する。なお、第3実施形態では、テールゲート12の閉状態の継続時間に基づいてハンドル部材50の操作がテールゲート12の閉め直しか通常時であるかを判定している。
ECU54は、ステップST2において、テールゲート12の閉状態の継続時間が閉め直し判定時間を経過していればステップST3に進み、オープンアクチュエータ55を駆動する。次いで、ステップST3aに進む。ステップST3aでは、ECU54は、車体14とテールゲート12との間隔が所定間隔開いたか否かを判定する。
所定間隔とは、例えば、乗員がテールゲート12を無理なく正規の閉状態の位置まで閉めるためにテールゲート12を引き上げたときの車体14とテールゲート12との間隔に基づいて設定されている。このとき、テールゲート12が所定間隔開いたらステップST5に進み、ECU54は、オープンアクチュエータ55の駆動を停止する。また、テールゲート12が所定間隔開かない場合であっても、通常時駆動時間が経過するとステップST5に進み、ECU54は、オープンアクチュエータ55の駆動を停止する。
また、乗員が閉め直し判定時間以内にテールゲート12の閉め直しする場合は、ECU54は、ステップST6においてオープンアクチュエータ55を駆動を開始する。次いで、ステップST6aに進む。ステップST6aでは、ECU54は、車体14とテールゲート12との間隔が所定間隔開いたか否かを判定する。このとき、テールゲート12が所定間隔開いたらステップST5に進み、ECU54は、オープンアクチュエータ55の駆動を停止する。また、テールゲート12が所定間隔開かない場合であっても、閉め直し駆動時間が経過するとステップST5に進み、ECU54は、オープンアクチュエータ55の駆動を停止する。
第3実施形態の車両用扉部材オープナー装置10によれば、テールゲート12の閉め直しと通常時に、オープンアクチュエータ55の駆動時間をそれぞれに適した時間に設定するとともに、車体14とテールゲート12との間隔が所定間隔開くとオープンアクチュエータ55の駆動を即停止する。このため、テールゲート12を車体14に対して所定間隔開くように引き上げてから閉めるようにすると、オープンアクチュエータ55の駆動が停止するので、閉め直しの際にテールゲート12が閉め直し時駆動以内で正規の閉状態の位置まで閉められてもテールゲート12を正規の閉状態で車体14に係合できる。これは、通常時でも同様である。すなわち、テールゲート12をより効果的に開閉することができる。
なお、テールゲート12が所定間隔引き上げられたことを検出する手段は、開状態検出センサ64に限定されるものではなく、別の手段を用いてテールゲート12と車体14との間隔を検出してもよい。また、車体14とテールゲート12との所定間隔は、乗員や自動車11に合わせて適宜変換可能であることはいうまでもない。また、テールゲート12の閉状態の継続時間に基づいてテールゲート12の閉め直しの判定を行ったが、これに限定されるものではなく、例えば、テールゲート12の閉状態に基づいてテールゲート12の閉め直しの判定を行ってもよい。
第1実施形態と第2実施形態と第3実施形態では、ストライカ24が車体14に固定され、ラッチ機構25と解除機構44とがテールゲート12に固定されているが、これに限定されるものではなく、例えばラッチ機構25と解除機構44とが車体14に固定され、ストライカ24がテールゲート12に固定されていてもよい。車両用扉部材オープナー装置10は、テールゲート12に採用されたがこれに限定されるものではなく、例えば運転席ドアや助手席ドアに採用されてもよい。なお、オープンアクチュエータ55の駆動時間である閉め直し時駆動時間と通常時駆動時間とは、乗員や自動車11に合わせて適宜変更可能であることはいうまでもない。
(a)は、本発明の第1実施形態と第2実施形態とに係る車両用扉部材オープナー装置を備える自動車をテールゲートが開けられた状態で後方から示す斜視図。(b)は、本発明の第1実施形態と第2実施形態とに係る車両用扉部材オープナー装置を備える自動車をテールゲートが閉められた状態で後方から示す斜視図。 図1の(b)のF2−F2線に沿うテールゲートの断面図。 図2中のF3−F3線に沿う係合機構の断面図。 テールゲートの半開状態でのストライカとクロー部材とを示す平面図。 オープンアクチュエータが駆動し、クロー部材とポール部材との噛み合いが外れた瞬間のクロー部材とポール部材とを示す平面図。 テールゲートが引き上げられた後、オープンアクチュエータの駆動が停止した状態のクロー部材とポール部材とを示す平面図。 オープンアクチュエータの駆動開始後、テールゲートが直ぐに引き上げられない状態でのクロー部材とポール部材とを示す平面図。 本発明の第1実施形態に係るテールゲートを開く際のフローチャート。 オープンアクチュエータが駆動し、かつテールゲートが引き上げられた状態のクロー部材とポール部材とを示す平面図。 本発明の第2実施形態に係るテールゲートを開く際のフローチャート。 本発明の第3実施形態に係る車両用扉部材オープナー装置を備える自動車をテールゲートが開けられた状態で後方から示す斜視図。 本発明の第3実施形態に係るテールゲートを開く際のフローチャート。
符号の説明
10…車両用扉部材オープナー装置、12…テールゲート(扉部材)、14…車体、24…ストライカ、30…係合機構、34…クロー部材、40…ロック機構、44…解除機構、54…ECU(制御手段、継続時間検出手段)、61…アジャスイッチ(継続時間検出手段、半開状態検出手段)、64…開状態検出センサ(開状態検出手段)。

Claims (3)

  1. 扉部材と車体との一方に固定されるストライカと他方に回動自在に支持され前記ストライカと係合可能であるとともに前記ストライカとの係合を外す方向に付勢されているクロー部材とを備える係合機構と、前記扉部材の正規の閉状態または半開状態で前記クロー部材の前記付勢力方向への回動を規制するロック機構と、前記扉部材の開要求時に前記ロック機構によるクロー部材の回動の規制を解除し、前記扉部材の半開状態の閉め直しを考慮した第1所定時間が経過すると前記ロック機構を前記クロー部材の回動規制可能状態とする解除機構とを備える車両用扉部材オープナー装置において、
    前記扉部材の閉状態の継続時間を検出する継続時間検出手段と、前記扉部材の閉状態の継続時間が第2所定時間を経過すると次の前記扉部材の開要求時は前記扉部材の閉め直しではないと判定して前記ロック機構が規制可能状態となるまでの時間を前記第1所定時間よりも長くする制御手段とを具備することを特徴とする車両用扉部材オープナー装置。
  2. 扉部材と車体との一方に固定されるストライカと他方に回動自在に支持され前記ストライカと係合可能であるとともに前記ストライカとの係合を外す方向に付勢されているクロー部材とを備える係合機構と、前記扉部材の正規の閉状態または半開状態で前記クロー部材の前記付勢力方向への回動を規制するロック機構と、前記扉部材の開要求時に前記ロック機構によるクロー部材の回動の規制を解除し、前記扉部材の半開状態の閉め直しを考慮した第1所定時間が経過すると前記ロック機構を前記クロー部材の回動規制可能状態とする解除機構とを備える車両用扉部材オープナー装置において、
    前記扉部材の半開状態を検出する半開状態検出手段と、次の前記扉部材の開要求時に前記扉部材が半開状態であると前記扉部材の閉め直しと判定して前記ロック機構が再び規制可能状態となるまでの時間を前記第1所定時間とし、そうでないときは、前記第1所定時間よりも長くする制御手段とを具備することを特徴とする車両用扉部材オープナー装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用扉部材オープナー装置において、更に、前記扉部材が所定間隔開いたことを検出する開状態検出手段を備え、前記扉部材が前記所定間隔開くと前記ロック機構を前記クロー部材の回動規制可能状態にすることを特徴とする車両用扉部材オープナー装置。
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