JP4590801B2 - 車両の前席用シートベルト構造 - Google Patents

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    • B60R22/24Anchoring devices secured to the side, door, or roof of the vehicle

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、いわゆる観音開き式構造のドアを備えた車両に適する車両の前席乗員用シートベルト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
乗用車等の車両において、前席用3点シートベルトのウェビングを巻き取るリトラクター、ウェビングを乗員の車外側上方で摺動可能に支持するショルダー・アンカー及びウェビングを乗員の車外側下方で固定支持するラップ・アンカーは、車体のセンターピラーに配置されるのが通常である。
一方、センターピラーがなく、いわゆる観音開き式ドアを備えた車両において、これら、前席用シートベルトのリトラクター、ショルダー・アンカー及びラップ・アンカーが、後席乗員の乗降性等に配慮してリア・ドアに設けるものが知られている(特開2001−105864)。
【0003】
しかし、ラップ・アンカーを、車体のセンターピラーに配置した場合、ラップ・アンカーの位置(アンカー・ポイント)が、ドア下縁よりも下方に配置されるのに対し、上記のように、ラップ・アンカーをリア・ドアに配置した場合、リア・ドア開閉に支障をきたさぬよう、ラップ・アンカーをドア下縁よりも上方に配置することとなり、アンカー・ポイントが、高くなるため、乗員着座位置の高い車両においては何ら問題を生じないが、乗員着座位置が相対的に低い車両においては、問題を生じる可能性がある。つまり、シートベルトによる乗員拘束時に、ウェビングによる乗員拘束位置が相対的に高くなり、乗員拘束が最適に行なわれ得ない可能性がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の問題点に鑑みなされたもので、センターピラーがなく、いわゆる観音開き式ドアを備えた自動車の前席用シートベルト装置の乗員拘束性能を、相対的に乗員着座位置の低い場合であっても、後席乗員の乗降性等を妨げることなしに、最適に保つことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明の第1の構成は、車室内に前後席を備えると共に、車体側面の単一開口がフロント・ドアとリア・ドアとにより開閉可能であって、上記フロント・ドアがその前部に固定されたヒンジを介して車体に対して回転可能に固定され、上記リア・ドアがその後部に固定されたヒンジを介して車体に対して回転可能に固定された車両の、前席用シートベルト装置であって、該シートベルト装置が、乗員を拘束するウェビング、上記リア・ドアの下部に設けられ上記ウェビングを衝突時に保持可能に巻取るリトラクター、上記リア・ドアの上部に設けられ上記ウェビングを摺動可能に支持するショルダー・アンカー、上記ウェビングを前席乗員の車内側下方において摺動可能に支持し、それ自体を上記車体に対して着脱操作可能であるタング・バックル部、及び、上記ウェビングを前席乗員の車外側下方において固定支持するラップ・アンカーを備えたものにおいて、該ラップ・アンカーが設けられたアンカー・ブラケット、上記リア・ドアに設けられ上記アンカー・ブラケットを上下方向に移動可能に支持する支持部材、上記リア・ドアの開時に上記アンカー・ブラケットを上記リア・ドアの開閉に支障のない位置まで上方に駆動すると共に、上記リア・ドア閉時には上記アンカー・ブラケットを下方に駆動する駆動機構、及び、リア・ドア閉時に、上記アンカー・ブラケットが下方に移動して係合することにより、上記ウェビングに作用する荷重を、上記アンカー・ブラケットを介して車体側にて受けるよう、上記リア・ドアより下方の車体に固定されたアンカー・ピン、を有する。
【0006】
上記構成によれば、駆動機構がアンカー・ブラケットを上下方向に駆動するもので、リア・ドア開時には、上記アンカー・ブラケットは、上方に移動してリア・ドア開閉の支障となることがなく、リア・ドア閉時には下方に移動してアンカー・ピンと係合することにより、ウェビングに作用する荷重をラップ・アンカーが設けられたアンカー・ブラケットを介して、リア・ドアより下方の車体に固定されたアンカー・ピンで受けることが出来る。
【0007】
本発明の第2の構成によれば、上記駆動機構が、電気的に発生する駆動力を利用する電動式駆動機構である。
【0008】
上記構成によれば、少ない構成部品で上記駆動機構を実現することが出来、省スペース化、省コスト化を図ることが出来る。
【0009】
本発明の第3の構成によれば、上記電動式駆動機構が、回転力を発生するモータと、上記モータの回転力をリンクへ伝えるギアと、上記ギアにより伝達されたモータの回転力をその先端に結合されたアンカー・ブラケットの上下方向の移動力として伝えるリンクと、上記リンクに結合され上方への引張力を生じさせるバネと、上記アンカー・ブラケットを、上記アンカー・ピンに係合した位置で支持部材に保持させるストッパー・ピン、とにより構成される。
【0010】
上記構成によれば、リア・ドアが閉状態から開状態へ移行時は、アンカー・ブラケットを瞬時に、リア・ドアを開放するに支障のない位置まで上昇させることが出来るとともに、逆にリア・ドアが開状態から閉状態へ移行時は、アンカー・ブラケットを徐々に下降させることで、アンカー・ブラケットを確実に上記アンカー・ピンに係合させ、上記アンカー・ピンに係合した後は、リア・ドアノブに連動したストッパー・ピンにより、確実に上記アンカー・ピンに係合した位置を保持させることが出来る。
【0011】
本発明の第4の構成によれば、車室内に前後席を備えると共に、車体側面の単一開口がフロント・ドアとリア・ドアとにより開閉可能であって、上記フロント・ドアがその前部に固定されたヒンジを介して車体に対して回転可能に固定され、上記リア・ドアがその後部に固定されたヒンジを介して車体に対して回転可能に固定された自動車の、前席用シートベルト装置であって、該シートベルト装置が、乗員を拘束するウェビング、上記リア・ドアの下部に設けられ上記ウェビングを衝突時に保持可能に巻取るリトラクター、上記リア・ドアの上部に設けられ上記ウェビングを摺動可能に支持するショルダー・アンカー、上記ウェビングを前席乗員の車内側下方において摺動可能に支持し、それ自体を上記車体に対して着脱操作可能であるタング・バックル部及び上記ウェビングを前席乗員の車外側下方において固定支持するラップ・アンカーを備えたものにおいて、上記ラップ・アンカーが設けられたアンカー・リンク、上記リア・ドアに設けられ、上記アンカー・リンクを車体前後方向に枢動可能に支持し、上記リア・ドアが閉じており、かつ上記タング・バックル部が係合しているときに、上記ウェビングから作用する引張力により、上記アンカー・リンクを車体の前下方向に枢動可能とする枢支部材、上記リア・ドアが開いており、かつ上記タング・バックル部が脱離しているときに、上記アンカー・リンクを上記リア・ドアの開閉に支障のない位置まで移動させるよう、上記アンカー・リンクに結合され、車体の後上方向への引張力を生じさせるバネ、及び上記リア・ドアが閉じており、上記タング・バックル部が係合しているときに、上記アンカー・リンクが枢動して係合することにより、上記ウェビングに作用する荷重を、上記アンカー・リンクを介して車体側にて受けるよう、上記リア・ドアより下方の車体に固定されたアンカー・ピン、を有する。
【0012】
上記構成によれば、リア・ドア開で、タングとバックルの脱離時には、上記アンカー・リンクは、車体の後上方向に枢動してリア・ドア開閉の支障となることがなく、リア・ドア閉で、タングとバックルの係合時には、車体の前下方向に枢動してアンカー・ピンと係合することにより、ウェビングに作用する荷重をラップ・アンカーが設けられたアンカー・リンクを介して、リア・ドアより下方の車体に固定されたアンカー・ピンで受けることが出来る。
【0013】
また、リア・ドアが閉状態から開状態へ移行時は、アンカー・リンクを瞬時に、リア・ドアを開放するに支障のない位置まで上昇させることが出来るとともに、逆にリア・ドアが開状態から閉状態へ移行時は、上記アンカー・リンクを徐々に下降させることで、上記アンカー・リンクを確実に上記アンカー・ピンに係合させることが出来るうえ、少ない構成部品で、上記駆動機構を実現し、省スペース化、省コスト化を図ることが出来る。
【0014】
本発明の第5の構成によれば、車室内に前後席を備えると共に、車体側面の単一開口がフロント・ドアとリア・ドアとにより開閉可能であって、上記フロント・ドアがその前部に固定されたヒンジを介して車体に対して回転可能に固定され、上記リア・ドアがその後部に固定されたヒンジを介して車体に対して回転可能に固定された自動車の、前席用シートベルト装置であって、該シートベルト装置が、乗員を拘束するウェビング、上記リア・ドアの下部に設けられ上記ウェビングを衝突時に保持可能に巻取るリトラクター、上記リア・ドアの上部に設けられ上記ウェビングを摺動可能に支持するショルダー・アンカー、上記ウェビングを前席乗員の車内側下方において摺動可能に支持し、それ自体を上記車体に対して着脱操作可能であるタング・バックル部及び上記ウェビングを前席乗員の車外側下方において固定支持するラップ・アンカーを備えたものにおいて、該ラップ・アンカーが設けられたアンカー・リンク、上記リア・ドアに設けられ、上記アンカー・リンクを車体前後方向に枢動可能に支持する枢支部材、上記枢支部材に連結され、上記リア・ドア閉時に、上記アンカー・リンクを車体の前下方向に枢動するモータ、上記リア・ドア開時に、上記アンカー・リンクを上記リア・ドアの開閉に支障のない位置まで移動させるよう、上記アンカー・リンクに結合され、車体の後上方向への引張力を生じさせるバネ、上記リア・ドア閉時、上記アンカー・リンクが枢動して係合することにより、上記ウェビングに作用する荷重を、上記アンカー・リンクを介して車体側にて受けるよう、上記リア・ドアより下方の車体に固定されたアンカー・ピン、及び上記アンカー・リンクを、上記アンカー・ピンに係合した位置で保持させるストッパー機構、を有する。
【0015】
上記構成によれば、リア・ドアが閉状態から開状態へ移行時は、アンカー・リンクを瞬時に、リア・ドアを開放するに支障のない位置まで上昇させることが出来るとともに、逆にリア・ドアが開状態から閉状態へ移行時は、アンカー・リンクを徐々に下降させることで、アンカー・リンクを確実に上記アンカー・ピンに係合させることが出来る。
【0016】
【発明の効果】
本発明によれば、センターピラーがなく、いわゆる観音開き式ドアを備えた自動車の前席用シートベルト装置の乗員拘束性能を、相対的に乗員着座位置の低い場合であっても、後席乗員の乗降性等を妨げることなしに、最適に保つことが出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
まず、車体構造及びドア構造について説明する。
【0018】
車両の車室内には、図1に示すように、その前後方向に前席21及び後席(不図示)が配置され、これら前席21及び後席に着座する乗員が、それぞれ乗降するための前席用乗降口13aと後席用乗降口13bが、車体の少なくとも一方の側面に設けられている。
【0019】
前席用乗降口13aは、図1に示すように、その前端部をフロントドアヒンジ4によりこのヒンジ部4を支点として回転するよう車体に支持されたフロントドア2で開閉され、同様に後席用乗降口13bは、その後端部をリア・ドアヒンジ5によりこのヒンジ部5を支点として回転するよう車体に支持されたリア・ドア3で開閉され、いわゆる観音開き式構造のサイドドアが形成されている。
【0020】
また、これらの乗降口13a、13bは、両ドア2,3によって開閉自在に覆われる連続した1つの開口13を形成し、センタピラーレス構造の車体が構成されている。
【0021】
一方、リア・ドア3前端の上部、及び下部にはリア・ドア3を車体にロックするためのロック部材14,15が設けられ、フロント・ドア2後端の中間部にはリア・ドア3のストライカ16をロックするためのロック部材(不図示)が設けられている。
【0022】
リア・ドア3のロック部材14、15は、フロント・ドア2が、開かれた後、ロック解除が可能となるよう構成されているため、本実施形態の観音開き式構造のドアは、フロント・ドア2が優先して開放され、リア・ドア3はフロント・ドア2の開放後において、その開放が許容される。
【0023】
次に、前席用シートベルトの構成、及び配置について説明する。
前席用シートベルト装置は、図2に示すように、乗員を拘束するウェビング31、上記リア・ドア3の下部に設けられウェビング31を衝突時に保持可能に巻取るリトラクタ32、ベルト支持点のうちの1つで、リア・ドア3の上部に設けられ上記ウェビング31を摺動可能に支持するショルダー・アンカー35、他の1つのベルト支持点で、上記ウェビング31を前席乗員の車内側下方において摺動可能に支持し、それ自体を上記車体に対して着脱操作可能であるタング・バックル部36、さらに他の1つのベルト支持点で、ウェビング31を前席乗員の車外側下方において固定支持するラップ・アンカー42を有する。
【0024】
上記構成部品のうち、タング・バックル部36は、フロアパネル18にブラケット26を介して固定され、上記ウェビング31を前席乗員の車内側下方において摺動可能に支持し、それ自体を上記車体に対して着脱操作可能である。
【0025】
リトラクタ32は、リア・ドア3におけるセンタピラーと同等の剛性を有するリア・ドア前部構造体内に設けられ、ウェビング31を巻取るよう構成されている。
【0026】
ショルダー・アンカー35は、上記リア・ドア前部構造体の車室側の上部に、前席21のヘッドレスト24の位置と対応するように取付けられている。
【0027】
即ち、リトラクタ32から引き出されたウェビング31は、上記リア・ドア前部構造体の車室側表面に配置されるドアトリム(不図示)の上端部から、車室内へ引き出され、ショルダー・アンカー35のベルトガイド孔を通したのち、タング・バックル部36に設けられるバックル36bに接続可能なベルト着脱用のタング36aを経た後、その端部が、リア・ドア前部下方位置に設けられるラップ・アンカー42に固定されている。
【0028】
次に、ラップ・アンカーの構造及び作動につき、下記の三つの実施形態について、図面に基づき説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態のラップ・アンカーは、図2及び図3に示すように、ラップ・アンカー42が設けられたアンカー・ブラケット44、上記リア・ドア3に設けられ、アンカー・ブラケット44を上下方向に摺動可能に支持する支持部材62、リア・ドア3の開時にアンカー・ブラケット44をリア・ドア3の開閉に支障のない位置まで上方に駆動すると共に、リア・ドア閉時にはアンカーブラケット44を下方に駆動する駆動機構(電動式駆動機構)50、及びリア・ドア3の閉時に、アンカー・ブラケット44が下方に移動し、下端に設けられた切欠部と係合するようリア・ドア3より下方の車体に固定された、アンカー・ピン64、より構成される。
【0029】
さらに、上記駆動機構(電動式駆動機構)50は、回転力を発生するモータ51、上記モータ51の回転力をリンク55へ伝えるギア53、ギア53により伝達されたモータ51の回転力により回転し、先端部に設けられた長穴内でアンカー・ブラケット44に設けられたピンを摺動させることによりアンカー・ブラケット44を上下動させるリンク55、上記リンク55に結合され上方への引張力を生じさせるバネ57、及び、リア・ドアノブ(不図示)とケーブル54により連動され、アンカー・ブラケット44が、下方へ移動し、上記アンカー・ピン64と係合した位置を保持するよう支持部材62に設けられたストッパー・ピン59、より構成される。
【0030】
次に、上記構成による第1実施形態のラップ・アンカーの作動について説明する。
リア・ドア3が、開状態から、閉状態に移行した場合、リア・ドア3の状態変化は、リア・ドア3に設けられたリア・ドアスイッチ(不図示)、又は、タング・バックル部36に設けられたバックルスイッチ(不図示)の出力電圧変化により検出される。
【0031】
上記リア・ドアスイッチ、又は上記バックルスイッチの出力電圧変化を検出すると、リア・ドア3が、開状態から、閉状態に移行したと判定し、確認用タイマをスタートさせる。
上記確認用タイマが、カウント動作中、再度、上記リア・ドアスイッチ、又は上記バックルスイッチの出力電圧変化を検出した場合、リア・ドア3が、開状態へ復帰したと判定し、制御を中止し、ラップ・アンカー42の位置は、変化しない。
【0032】
一方、上記確認用タイマが、カウント動作中、上記リア・ドアスイッチ、及び上記バックルスイッチのいずれの出力電圧変化も検出することなく、所定時間経過した場合、リア・ドア3の閉状態が確認されたとして、モータ51を図3において時計回り方向(図3の矢印方向)へ回転駆動する。上記モータ51の回転力は、ギア53を介して、連結されているリンク55へ伝達され、リンク55は、反時計回り方向(図3の矢印方向)へ回転駆動される。しかし、上記リンク55の先端部に連結されているアンカー・ブラケット44は、支持部材62により、上下方向のみの移動に規制されていることから、アンカー・ブラケット44は、バネ57による上方向への引張力に抗して、下方向へ移動する。
【0033】
アンカー・ブラケット44の下方向への移動は、リア・ドア3下方の車体に固定されたアンカー・ピン64が、アンカー・ブラケット44の下端部に設けられた切欠部に係合することにより終了し、同時に、支持部材62に設けられたストッパー・ピン59が、アンカー・ブラケット44の上端部に嵌合する。
【0034】
すなわち、アンカー・ブラケット44は、図3に示すように、車体に固定されたアンカー・ピン64により、下端部を支持され、リア・ドア3に設けられた支持部材62とストッパー・ピン59により上端部を支持された状態で、下方向への移動を停止し、モータ51は、ロック電流検出により通電を中止する。
【0035】
逆に、リア・ドア3が、閉状態から、開状態に移行した場合、リア・ドアノブ(不図示)が操作されることで、リア・ドアノブとケーブル54によって連結されているストッパー・ピン59が、支持部材62とアンカー・ブラケット44の嵌合を解除する方向へ移動し、リンク55に設けられたバネ57の上方向への引張力によって、アンカー・ブラケット44は、瞬時に、支持部材62により、規制される位置まで上方向へ移動する。
【0036】
<第2実施形態>
第2実施形態のラップ・アンカーは、図4及び図5に示すように、ラップ・アンカー46が一体として設けられたアンカー・リンク48、リア・ドア3に設けられ、アンカー・リンク48を車体前後方向に枢動可能に支持し、リア・ドア3が閉じており、かつタング・バックル部36が係合しているとき、ウェビング31から作用する引張力により、アンカー・リンク48を車体の前下方向に枢動可能とする枢支部材66、上記リア・ドア3が開いており、かつタング・バックル部36が脱離しているとき、アンカー・リンク48をリア・ドア3の開閉に支障のない位置まで移動させるよう、アンカー・リンク48に結合され、車体の後上方向への引張力を生じさせるバネ58、及び、リア・ドア3が閉じており、タング・バックル部36が係合しているとき、上記アンカー・リンク48が枢動して係合することにより、ウェビング31に作用する荷重を、上記アンカー・リンク48を介して車体側にて受けるよう、上記リア・ドア3より下方の車体に固定されたアンカー・ピン68、より構成される。
【0037】
次に、上記構成による第2実施形態のラップ・アンカーの作動について説明する。
リア・ドア3が、開状態から閉状態に移行し、タング・バックル部36が係合される際、乗員によりウェビング31に引張力が加えられ、この引張力は、ラップ・アンカー46に伝達される。
【0038】
これより、ラップ・アンカー46は、枢支部材66を回転中心として車体前下方向へ回転移動を開始し、ラップ・アンカー46は、バネ58による車体後上方向への引張力に抗して、車体前下方向へ移動する。
【0039】
上記車体前下方向への移動は、リア・ドア3の下方車体部に固定されたアンカー・ピン68が、ラップ・アンカー46と一体であるアンカー・リンク48の下方部に設けられた切欠部に係合することにより終了する。
【0040】
アンカー・リンク48とアンカー・ピン68が係合した状態は、ウェビング31が、リトラクタ32と、ショルダー・アンカー35と、タング・バックル部36とラップ・アンカー46間に張架され、リトラクタ32によるウェビング31の引張力が、ラップ・アンカー46に伝達されることにより、保持される。
【0041】
逆に、リア・ドア3を、閉状態から、開状態に移行させるため、タング・バックル部36において、タング36aを、バックル36bから脱離させた場合、ウェビング31の引張力は、消失するため、アンカー・リンク48に設けられたバネ58の車体後上方向への引張力によって、アンカー・リンク48は、瞬時に、枢支部材66を回転中心として回転し、車体後上方向へ移動する。
【0042】
<第3実施形態>
第3実施形態のラップ・アンカーは、図6に示すように、上記の第2実施形態の構成に、枢支部材66を枢動可能とするよう枢支部材66に連結されたモータ69、及び上記アンカー・リンク48を、上記アンカー・ピン68に係合した位置で保持させるストッパー機構67、を追加することにより構成される。
【0043】
上記構成によれば、第2実施形態のラップ・アンカー46が、乗員またはリトラクタ32による引張力を利用し、アンカー・リンク48を枢動したのにかえて、
上記第1実施形態のモータ制御と同様に、リア・ドア3の状態変化を、リア・ドア3に設けられたリア・ドアスイッチ(不図示)、又は、タング・バックル部36に設けられたバックルスイッチ(不図示)の出力電圧変化により検出し、リア・ドア3の開状態から閉状態への移行が確認された場合、モータ69を図6(b)において時計回り方向(図6の矢印方向)へ回転駆動させ、これにより、連結された枢支部材66とアンカー・リンク48が、バネ58による車体後上方向への引張力に抗して、車体前下方向へ移動する。
【0044】
上記車体前下方向への移動は、リア・ドア3の下方車体部に固定されたアンカー・ピン68が、ラップ・アンカー46と一体であるアンカー・リンク48の下方部に設けられた切欠部に係合することにより終了し、同時に、第1実施形態と同様に、ストッパー機構67により、アンカー・リンク48が、この位置で保持される。
【0045】
逆に、リア・ドア3が、閉状態から、開状態に移行した場合、第1実施形態と同様に、リア・ドアノブ(不図示)が操作されることで、リア・ドアノブとケーブル65によって連結されているストッパー機構67によるアンカー・リンク48の保持が解除され、アンカー・リンク48に設けられたバネ58の車体後上方向への引張力によって、アンカー・リンク48は、瞬時に、枢支部材66を回転中心として回転し、車体後上方向へ移動する。
【0046】
以上のことから、リア・ドア3が、開状態から閉状態へ移行し、タング・バックル部36において、タング36aが、バックル36bに係合されると、乗員の手を煩わせることなく、第1実施形態であればラップ・アンカー42が、第2実施形態、及び第3実施形態であればラップ・アンカー46が、いずれも自動的に低い位置まで低下するため、乗員着座位置が相対的に低い車両においても、ウェビング31による乗員拘束位置が適切な高さとなり、シートベルトによる乗員拘束を最適に行なうことが可能となる。
【0047】
また、リア・ドア3が、開状態から閉状態へ移行し、シートベルトによる乗員拘束時、ウェビング31から作用する荷重を、第1実施形態であれば、リア・ドア3に設けた支持部材62と車体に固定されたアンカー・ピン64により、あるいは第2実施形態及び第3実施形態であれば、第1実施形態と同様に、リア・ドアに設けた枢支部材66と車体に固定されたアンカー・ピン68により、いずれも、車体とリア・ドア3に分散して伝えることが出来る。このため、リア・ドアと車体の負担が軽減されることになり、リア・ドア及び車体の変形、破損等が防止され、延いてはシートベルトの拘束性能を確保することが可能となる。
【0048】
さらに、第1実施形態によれば、リア・ドア3が、開状態から閉状態へ移行した場合には、モータ51により徐々にアンカー・ポイントを低くし、アンカー・ブラケット44を、確実に、アンカー・ピン64に係合させ、逆にリア・ドア3が、閉状態から開状態へ移行した場合には、バネ57により、アンカー・ブラケット44を、瞬時に、リア・ドア3が開状態となるのに支障のない位置へ移動させることにより、リア・ドア3を支障なく開閉させ、信頼性を向上させるとともに、シートベルト装着時のアンカー・ポイントを適切な高さとすることで、乗員の安全性を確保することが可能となる。
【0049】
同様に、第2実施形態によれば、リア・ドア3が、開状態から、閉状態に移行し、タング・バックル部36において、タング36aが、バックル36bに係合された場合には、リトラクタ32によるウェビング31の引張力により、また、第3実施形態によれば、モータ69の回転力により、徐々にアンカー・ポイントを低くし、アンカー・リンク48を、確実に、アンカー・ピン68に係合させ、逆にタング・バックル部36において、タング36aが、バックル36bから脱離され、リア・ドア3が、閉状態から、開状態に移行する場合には、バネ58により、アンカー・リンク48を、瞬時に、リア・ドアが開状態となるのに支障のない位置へ移動させることにより、リア・ドア3を支障なく開閉させ、信頼性を向上させるとともに、シートベルト装着時のアンカー・ポイントを適切な高さとすることで、乗員の安全性を確保することが可能となる。
【0050】
また、上記ラップ・アンカーの位置移動が、第1実施形態であれば、モータ51、ギア53、リンク55、バネ57、ストッパー・ピン59、により、あるいは第2実施形態であれば、枢支部材66、バネ58、により、第3実施形態であれば、枢支部材66、バネ58、モータ69、ストッパー機構67、により、いずれも、少ない構成部品で実現され、省スペース化、省コスト化を図ることが可能となる。
【0051】
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更することが可能である。
たとえば、第1実施形態において、上記ラップ・アンカー42の位置移動のため、駆動機構50をモータ51により実現したが、油圧装置などによることも勿論可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシートベルト構造を備えた車両の側面図。
【図2】リア・ドアと第1実施形態を有するシートベルト装置を室内から見た縦断面図。
【図3】第1実施形態のラップ・アンカーを室内から見た側面図。
【図4】第2実施形態のラップ・アンカーを室内から見た斜視図。
【図5】第2実施形態のラップ・アンカーの部分側面図及び部分正面図。
【図6】第3実施形態のラップ・アンカーの部分側面図及び部分正面図。
【符号の説明】
3…リア・ドア
31…ウェビング
42、46…ラップ・アンカー
44…アンカー・ブラケット
48…アンカー・リンク
50…駆動機構(電動式駆動機構)
51…モータ
53…ギア
55…リンク
57、58…バネ
59…ストッパー・ピン
62…支持部材
66…枢支部材
64、68…アンカー・ピン

Claims (5)

  1. 車室内に前後席を備えると共に、車体側面の単一開口がフロント・ドアとリア・ドアとにより開閉可能であって、上記フロント・ドアがその前部に固定されたヒンジを介して車体に対して回転可能に固定され、上記リア・ドアがその後部に固定されたヒンジを介して車体に対して回転可能に固定された車両の、前席用シートベルト装置であって、
    該シートベルト装置が、乗員を拘束するウェビング、上記リア・ドアの下部に設けられ上記ウェビングを衝突時に保持可能に巻取るリトラクター、上記リア・ドアの上部に設けられ上記ウェビングを摺動可能に支持するショルダー・アンカー、上記ウェビングを前席乗員の車内側下方において摺動可能に支持し、それ自体を上記車体に対して着脱操作可能であるタング・バックル部、及び、上記ウェビングを前席乗員の車外側下方において固定支持するラップ・アンカーを備えたものにおいて、
    該ラップ・アンカーが設けられたアンカー・ブラケット、上記リア・ドアに設けられ上記アンカー・ブラケットを上下方向に移動可能に支持する支持部材、上記リア・ドアの開時に上記アンカー・ブラケットを上記リア・ドアの開閉に支障のない位置まで上方に駆動すると共に、上記リア・ドア閉時には上記アンカー・ブラケットを下方に駆動する駆動機構、及び、リア・ドア閉時に、上記アンカー・ブラケットが下方に移動して係合することにより、上記ウェビングに作用する荷重を、上記アンカー・ブラケットを介して車体側にて受けるよう、上記リア・ドアより下方の車体に固定されたアンカー・ピン、
    を有することを特徴とする車両の前席用シートベルト構造。
  2. 請求項1に記載された前席用シートベルト装置において、
    上記駆動機構が、電気的に発生する駆動力を利用する電動式駆動機構である、ことを特徴とする車両の前席用シートベルト構造。
  3. 請求項2に記載された前席用シートベルト装置において、
    上記電動式駆動機構が、回転力を発生するモータと、該モータの回転力をリンクへ伝えるギアと、該ギアにより伝達されたモータの回転力をその先端に結合されたアンカー・ブラケットの上下方向の移動力として伝えるリンクと、該リンクに結合され上方への引張力を生じさせるバネと、上記アンカー・ブラケットを、上記アンカー・ピンに係合した位置で支持部材に保持させるストッパー・ピン、とにより構成されることを特徴とする車両の前席用シートベルト構造。
  4. 車室内に前後席を備えると共に、車体側面の単一開口がフロント・ドアとリア・ドアとにより開閉可能であって、上記フロント・ドアがその前部に固定されたヒンジを介して車体に対して回転可能に固定され、上記リア・ドアがその後部に固定されたヒンジを介して車体に対して回転可能に固定された自動車の、前席用シートベルト装置であって、
    該シートベルト装置が、乗員を拘束するウェビング、上記リア・ドアの下部に設けられ上記ウェビングを衝突時に保持可能に巻取るリトラクター、上記リア・ドアの上部に設けられ上記ウェビングを摺動可能に支持するショルダー・アンカー、上記ウェビングを前席乗員の車内側下方において摺動可能に支持し、それ自体を上記車体に対して着脱操作可能であるタング・バックル部及び上記ウェビングを前席乗員の車外側下方において固定支持するラップ・アンカーを備えたものにおいて、
    該ラップ・アンカーが設けられたアンカー・リンク、上記リア・ドアに設けられ、上記アンカー・リンクを車体前後方向に枢動可能に支持し、上記リア・ドアが閉じており、かつ上記タング・バックル部が係合しているときに、上記ウェビングから作用する引張力により、上記アンカー・リンクを車体の前下方向に枢動可能とする枢支部材、上記リア・ドアが開いており、かつ上記タング・バックル部が脱離しているときに、上記アンカー・リンクを上記リア・ドアの開閉に支障のない位置まで移動させるよう、上記アンカー・リンクに結合され、車体の後上方向への引張力を生じさせるバネ、及び上記リア・ドアが閉じており、上記タング・バックル部が係合しているときに、上記アンカー・リンクが枢動して係合することにより、上記ウェビングに作用する荷重を、上記アンカー・リンクを介して車体側にて受けるよう、上記リア・ドアより下方の車体に固定されたアンカー・ピン、
    を有することを特徴とする車両の前席用シートベルト構造。
  5. 車室内に前後席を備えると共に、車体側面の単一開口がフロント・ドアとリア・ドアとにより開閉可能であって、上記フロント・ドアがその前部に固定されたヒンジを介して車体に対して回転可能に固定され、上記リア・ドアがその後部に固定されたヒンジを介して車体に対して回転可能に固定された自動車の、前席用シートベルト装置であって、
    該シートベルト装置が、乗員を拘束するウェビング、上記リア・ドアの下部に設けられ上記ウェビングを衝突時に保持可能に巻取るリトラクター、上記リア・ドアの上部に設けられ上記ウェビングを摺動可能に支持するショルダー・アンカー、上記ウェビングを前席乗員の車内側下方において摺動可能に支持し、それ自体を上記車体に対して着脱操作可能であるタング・バックル部及び上記ウェビングを前席乗員の車外側下方において固定支持するラップ・アンカーを備えたものにおいて、
    該ラップ・アンカーが設けられたアンカー・リンク、上記リア・ドアに設けられ、上記アンカー・リンクを車体前後方向に枢動可能に支持する枢支部材、上記枢支部材に連結され、上記リア・ドア閉時に、上記アンカー・リンクを車体の前下方向に枢動するモータ、上記リア・ドア開時に、上記アンカー・リンクを上記リア・ドアの開閉に支障のない位置まで移動させるよう、上記アンカー・リンクに結合され、車体の後上方向への引張力を生じさせるバネ、上記リア・ドア閉時、上記アンカー・リンクが枢動して係合することにより、上記ウェビングに作用する荷重を、上記アンカー・リンクを介して車体側にて受けるよう、上記リア・ドアより下方の車体に固定されたアンカー・ピン、及び上記アンカー・リンクを、上記アンカー・ピンに係合した位置で保持させるストッパー機構、
    を有することを特徴とする車両の前席用シートベルト構造。
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