JP2003278426A - ドアロック解除装置 - Google Patents

ドアロック解除装置

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JP2003278426A
JP2003278426A JP2002079265A JP2002079265A JP2003278426A JP 2003278426 A JP2003278426 A JP 2003278426A JP 2002079265 A JP2002079265 A JP 2002079265A JP 2002079265 A JP2002079265 A JP 2002079265A JP 2003278426 A JP2003278426 A JP 2003278426A
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Japan
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door
handle
lever
actuator
lock
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JP2002079265A
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English (en)
Inventor
Akiro Sugiki
昭郎 杉木
Kiichi Kobayashi
紀一 小林
Kazuyoshi Mori
和良 森
Yoshinori Hitomi
佳典 人見
Yoshihiro Fujikawa
吉弘 藤川
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者のドアハンドル操作感を向上すること
ができるドアロック解除装置を提供する。 【解決手段】 ドアハンドル及びドアロックの間には、
リモートコントローラ13が介設されている。このリモ
ートコントローラ13は、所定の遊びを有するハンドル
操作入力レバー31及びハンドル操作出力レバー32を
備え、ドアハンドルの操作をこれらハンドル操作入力レ
バー31、ハンドル操作出力レバー32を介してドアロ
ックに伝達するとともに、アクチュエータの作動をドア
ロックに伝達する。開扉スイッチ35は、ハンドル操作
入力レバー31及びハンドル操作出力レバー32間の遊
びの範囲内でのドアハンドルの操作量に基づきドアハン
ドルの操作を検知する。そして、検知されたドアハンド
ルの操作に基づきアクチュエータが作動されドアロック
解除が補助される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアロック解除装
置に係り、詳しくはドアハンドルの操作によるドアロッ
ク解除をアクチュエータにて補助するドアロック解除装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ドアロック解除装置としては種々
のものが提案されており、例えば実開平7−21956
号公報に記載されたものが知られている。同公報に記載
の装置は、ドアハンドルが手動操作されて予め設定され
た所定の操作量(ストローク)分だけ移動すると、この
操作がハンドルスイッチ(開扉スイッチ)にて検知され
てアクチュエータが作動する。これにより、ハンドル操
作がアクチュエータにて補助されてドアロックが解除さ
れる。従って、アクチュエータの作動後は必要とされる
ハンドル操作力が著しく軽減されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図10は、こうしたド
アロック解除装置のハンドル操作量(ストローク)と必
要なハンドル操作力との関係を示す説明図である。同図
に示されるように、ドアロックを解除する当初のハンド
ル操作では、人的なハンドル操作力のみでドアロック解
除を行う。すなわち、ハンドルスイッチ(開扉スイッ
チ)がオンしてアクチュエータが作動開始する操作量S
11までの範囲では、人的なハンドル操作力のみでドア
ロック解除を行うことになる。このドアハンドルの初期
操作においても、ドアハンドル及びドアロック間に配設
された連結部材を介してドアロック解除が開始されるた
め、ハンドル操作量の増加に伴ってハンドル操作力も増
加していく。ちなみに、アクチュエータの作動がない状
態では、ドアロック解除が完了する操作量S12に達す
るまでこのハンドル操作力の増加が継続される。
【0004】ハンドル操作量が操作量S11を超える
と、ハンドルスイッチ(開扉スイッチ)がオンしてアク
チュエータが作動開始する。このとき、ハンドル操作が
アクチュエータにて補助されるため、人的なハンドル操
作力は急激に減少する。つまり、利用者がハンドル操作
している間にドアハンドルの負荷が急激に減少するた
め、利用者は違和感を覚えることになる。
【0005】本発明の目的は、利用者のドアハンドル操
作感を向上することができるドアロック解除装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、ドアハンドルの操作に
よるドアロック解除をアクチュエータにて補助するドア
ロック解除装置において、前記ドアハンドル及び前記ド
アロックの結合間の遊びの範囲内での該ドアハンドルの
操作量に基づき該ドアハンドルの操作を検知する検知手
段を備え、前記検知されたドアハンドルの操作に基づき
前記アクチュエータを作動させてドアロック解除を補助
したことを要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、ドアハンドルの
操作によるドアロック解除をアクチュエータにて補助す
るドアロック解除装置において、所定の遊びを有する結
合部を備え、前記ドアハンドル及び前記ドアロックの間
に介設されて該ドアハンドルの操作を該結合部を介して
該ドアロックに伝達するとともに、前記アクチュエータ
の作動を該ドアロックに伝達する介設部材と、前記介設
部材の結合部の遊びの範囲内での前記ドアハンドルの操
作量に基づき該ドアハンドルの操作を検知する検知手段
とを備え、前記検知されたドアハンドルの操作に基づき
前記アクチュエータを作動させてドアロック解除を補助
したことを要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のドアロック解除装置において、前記結合部は、前記ド
アハンドルに連結された入力レバーと、該入力レバーに
所定の遊びを有して連結されるとともに前記ドアロック
に連結された出力レバーとを備えたことを要旨とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のドアロック解除装置において、前記アクチュエータ
は、前記出力レバーに連結されたことを要旨とする。請
求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載のドアロ
ック解除装置において、前記介設部材には、前記ドアハ
ンドルの非操作時において前記入力レバー及び出力レバ
ー間の遊びを略一定に保持する保持部材が設けられたこ
とを要旨とする。
【0010】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
ドアハンドル及びドアロックの結合間の遊びの範囲内で
のドアハンドルの操作量に基づきドアハンドルの操作が
検知される。そして、この段階でアクチュエータを作動
させてドアロック解除が補助されることから、利用者は
ドアハンドルの操作間を通じて過剰なハンドル操作力を
必要とせず、その操作感が向上される。
【0011】また、アクチュエータが不具合などで作動
しなかった場合には、遊びの範囲を超えてハンドル操作
がドアロックに伝達されドアロック解除を始めるため、
ドアロック解除するための人的なハンドル操作力は急激
に増加し始める。このように、利用者はアクチュエータ
の不具合をハンドル操作力の急増によって認識できるこ
とから、整備所への退避行動など速やかな対応が可能で
ある。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、介設部材
の結合部の遊びの範囲内でのドアハンドルの操作量に基
づきドアハンドルの操作が検知される。そして、この段
階でアクチュエータを作動させてドアロック解除が補助
されることから、利用者はドアハンドルの操作間を通じ
て過剰なハンドル操作力を必要とせず、その操作感が向
上される。
【0013】また、アクチュエータが不具合などで作動
しなかった場合には、上記結合部の遊びの範囲を超えて
ハンドル操作がドアロックに伝達されドアロック解除を
始めるため、ドアロック解除するための人的なハンドル
操作力は急激に増加し始める。このように、利用者はア
クチュエータの不具合をハンドル操作力の急増によって
認識できることから、整備所への退避行動など速やかな
対応が可能である。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、上記結合
部は、ドアハンドルに連結された入力レバーと、入力レ
バーに所定の遊びを有して連結されるとともにドアロッ
クに連結された出力レバーとを備えている。従って、ハ
ンドル操作がこれら入力レバー及び出力レバー間の遊び
の範囲を超えてドアロックに伝達される場合において人
的に必要とされるハンドル操作力を、その長さ比の設定
等によって容易に調整できる。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、上記アク
チュエータは、出力レバーに連結されている。従って、
不要な遊び(入力レバー及び出力レバー間の遊び)を廃
してアクチュエータによるドアロック解除が開始される
ことからその応答性が向上される。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、上記介設
部材には、ドアハンドルの非操作時において入力レバー
及び出力レバー間の遊びを略一定に保持する保持部材が
設けられている。従って、例えば意図しない外力などで
入力レバー及び出力レバー間の遊びが変動し、ドアハン
ドルの操作が誤検出されることも防止される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図8に従って説明する。図6は、本実施形
態が適用される車両のスライドドアシステムを示す模式
図である。同図に示されるように、スライドドアシステ
ム1は、スライドドア10と、同スライドドア10の所
定位置に取り付けられたドアハンドルとしてのアウトサ
イドハンドル11、インサイドハンドル12、介設部材
としてのリモートコントローラ13、アクチュエータと
してのレリーズアクチュエータ14、クローザアクチュ
エータ15、ドアロックとしてのフロントロック16、
リアロック17及び全開・半開ストッパ18とを備えて
いる。
【0018】スライドドア10は、車両のボディ側面に
設けられた開口部(図示略)に対して車両前後方向に移
動(スライド)することでその開閉を行う。アウトサイ
ドハンドル11は、ハンドル連結ケーブル21を介して
リモートコントローラ13と連結されている。そして、
アウトサイドハンドル11は、このリモートコントロー
ラ13及び連結ケーブル22,23,24を介してそれ
ぞれフロントロック16、リアロック17及び全開・半
開ストッパ18と連結されている。アウトサイドハンド
ル11の操作(ストローク)は、ハンドル連結ケーブル
21、リモートコントローラ13及び連結ケーブル2
2,23,24を介して後述の態様でそれぞれフロント
ロック16、リアロック17及び全開・半開ストッパ1
8に伝達され、これらのロック解除(解錠)等を行うよ
うになっている。
【0019】インサイドハンドル12は、上記リモート
コントローラ13及び連結ケーブル22,23,24を
介してそれぞれフロントロック16、リアロック17及
び全開・半開ストッパ18と連結されている。そして、
インサイドハンドル12の操作も、リモートコントロー
ラ13及び連結ケーブル22,23,24を介してそれ
ぞれフロントロック16、リアロック17及び全開・半
開ストッパ18に伝達され、これらのロック解除(解
錠)等を行うようになっている。
【0020】レリーズアクチュエータ14は、例えば電
動モータを備えており、アクチュエータ連結ケーブル2
5を介してリモートコントローラ13と連結されてい
る。そして、レリーズアクチュエータ14も、このリモ
ートコントローラ13及び連結ケーブル22,23,2
4を介してそれぞれフロントロック16、リアロック1
7及び全開・半開ストッパ18と連結されている。レリ
ーズアクチュエータ14の電動操作(ストローク)は、
アクチュエータ連結ケーブル25、リモートコントロー
ラ13及び連結ケーブル22,23,24を介して後述
の態様でそれぞれフロントロック16、リアロック17
及び全開・半開ストッパ18に伝達される。そして、レ
リーズアクチュエータ14はこれらのロック解除(解
錠)等を電動で行うようになっている。
【0021】クローザアクチュエータ15は、例えば減
速機付電動モータを備えており、リアロック17と連結
されている。クローザアクチュエータ15の電動操作は
リアロック17に伝達され、スライドドア10の半ドア
状態においてフロントロック16ともどもリアロック1
7の閉扉作動を電動で行うようになっている。
【0022】フロントロック16は、図7に示されるよ
うにラッチ16a及びポール16bからなるラッチ機構
を備えており、スライドドア10の半ドア状態において
ボディ側に取り付けられている係合部材(ストライカ)
26と係合することで同スライドドア10の前側を施錠
する。すなわち、スライドドア10を閉めるときラッチ
16aが回転して係合部材26と係合し、同時にポール
16bがラッチ16aを回り止めすることで同スライド
ドア10の前側を施錠する。また、ポール16bを動か
してラッチ16aの回り止めを解除すると、ラッチ16
aは弾性部材(図示略)による復元力にて戻り回転し、
係合部材26との係合を開放して同スライドドア10の
前側を解錠する。従って、フロントロック16の解錠操
作を伝達する前記連結ケーブル22は、このラッチ機構
のポール16bに連結されている。
【0023】リアロック17も、ラッチ17a及びポー
ル17bからなるラッチ機構を備えており、スライドド
ア10の半ドア状態においてボディ側に取り付けられて
いる係合部材(ストライカ)27と係合することで上記
に準じてスライドドア10の後側を施錠する。従って、
リアロック17の解錠操作を伝達する前記連結ケーブル
23は、このラッチ機構のポール17bに連結されてい
る。また、リアロック17の閉扉作動の操作を伝達する
クローザアクチュエータ15は、このラッチ機構のラッ
チ17aに連結されている。
【0024】全開・半開ストッパ18も、ラッチ及びポ
ールからなるラッチ機構(図示略)を備えており、スラ
イドドア10の軌道上の所定位置においてボディ側に取
り付けられている係合部材(ストッパなど)と係合する
ことでスライドドア10のスライド(移動)をその全開
・半開状態に規制する。すなわち、スライドドア10を
開けるとき係合部材と干渉するようにラッチが回転し、
同時にポールがラッチを回り止めすることで同スライド
ドア10のスライド(移動)を規制する。また、ポール
を動かしてラッチの回り止めを解除すると、ラッチは上
記に準じて戻り回転し、係合部材との干渉を外して同ス
ライドドア10のスライド(移動)規制を解除する。従
って、全開・半開ストッパ18の操作(規制解除)を伝
達する前記連結ケーブル24は、このラッチ機構のポー
ルに連結されている。
【0025】なお、スライドドア10の各種操作状態は
コントローラ(図示略)によって監視されており、コン
トローラはこの操作状態に応じて前記レリーズアクチュ
エータ14及びクローザアクチュエータ15を駆動制御
するようになっている。
【0026】次に、本実施形態でのリモートコントロー
ラ13について図1〜図5に基づき更に説明する。図1
に示されるように、このリモートコントローラ13は、
スライドドア10に取付用のブラケット30と、結合部
を構成する入力レバーとしてのハンドル操作入力レバー
31と、結合部を構成する出力レバーとしてのハンドル
操作出力レバー32と、フロント・リアロック作動レバ
ー33と、全開・半開ストッパ作動レバー34と、検知
手段を構成する開扉スイッチ35とを備えている。そし
て、上記ハンドル操作入力レバー31、ハンドル操作出
力レバー32、フロント・リアロック作動レバー33及
び全開・半開ストッパ作動レバー34は、ブラケット3
0の所定位置に設けられた軸部30aに挿通されて同ブ
ラケット30に回動自在に支持されている。
【0027】上記ハンドル操作入力レバー31は、径方
向(図1において下側)に延出形成されたレバー部41
を有している。図2に併せ示されるように、このレバー
部41の径方向略中間部には周方向に伸びる長孔41a
が形成されている。この長孔41aには一側(図2にお
いて左側)から伸びる前記ハンドル連結ケーブル21と
連結されたクランプ42が摺動自在に挿通されている。
従って、ハンドル操作入力レバー31は、アウトサイド
ハンドル11の操作によりハンドル連結ケーブル21が
引っ張られることで長孔41aの内壁面がクランプ42
に押圧され、一側方向(図2において時計回り方向)に
回動する。
【0028】上記レバー部41の先端部には、周方向一
側及び他側(図1において右側及び左側)にそれぞれ伸
びる延出部41b,41cが形成されている。図5に併
せ示されるように、上記延出部41bの先端部は一側
(図2において紙面と直交する下側)に屈曲されて入力
側係止片41dを形成している。ハンドル操作入力レバ
ー31は、この入力側係止片41dが前記ハンドル操作
出力レバー32に係止されることでその回転を同ハンド
ル操作出力レバー32に伝達する。一方、上記延出部4
1cの先端部は他側(図2において紙面と直交する上
側)に屈曲されて保持部材を構成するコイルばね取付片
41eを形成している。
【0029】また、上記ハンドル操作入力レバー31
は、上記開扉スイッチ35と対向する径方向(図1にお
いて左側)に延出形成されたプレート部43を有してい
る。図2に併せ示されるように、このプレート部43の
外壁面は、上記開扉スイッチ35と係合可能な押圧面4
3a及びガイド面43bを有している。このプレート部
43の外壁面(押圧面43a及びガイド面43b)は、
通常は前記開扉スイッチ35と離隔されており同開扉ス
イッチ35はオフ状態にある。そして、ハンドル操作入
力レバー31が一側方向(図2において時計回り方向)
に回動すると、プレート部43の外壁面(押圧面43a
及びガイド面43b)は開扉スイッチ35と係合してこ
れをオン状態にする。
【0030】上記ハンドル操作出力レバー32は、径方
向(図1において下側)に延出形成されたレバー部44
を有している。そして、このレバー部44の前記延出部
41b,41cに対応する径方向略中間部には、周方向
に伸びる係止部45が固着されている。図2及び図5に
併せ示されるように、この係止部45の周方向一側(図
2及び図5において左側)先端部は一側(図2において
紙面と直交する上側)に屈曲されて保持部材を構成する
コイルばね取付片45aを形成している。このコイルば
ね取付片45a及び前記延出部41cのコイルばね取付
片41eには、保持部材を構成するコイルばね46の一
端及び他端がそれぞれ取り付けられている。そして、上
記ハンドル操作出力レバー32はハンドル操作入力レバ
ー31に比してその慣性力が大きく設定されていること
から、上記ハンドル操作入力レバー31はハンドル操作
出力レバー32に対して相対回動を規制するようにこの
コイルばね46にて付勢されている。従って、通常は延
出部41bの入力側係止片41dがコイルばね取付片4
5aの内壁面に当接するようにコイルばね46にて付勢
され、上記ハンドル操作入力レバー31及びハンドル操
作出力レバー32は略一定の相対位置を保持する(図5
(a)参照)。
【0031】上記係止部45の周方向他側(図2及び図
5において右側)先端部は、前記入力側係止片41dに
対向して一側(図2において紙面と直交する上側)に屈
曲されて出力側係止片45bを形成している。既述のよ
うに、通常は延出部41bの入力側係止片41dがコイ
ルばね取付片45aの内壁面に当接するようにコイルば
ね46にて付勢されており、上記入力側係止片41d及
び出力側係止片45bの各対向面は所定距離だけ離隔さ
れている(図5(a)参照)。そして、ハンドル操作入
力レバー31が一側方向(図5において時計回り方向)
に回動すると、上記入力側係止片41d及び出力側係止
片45bの各対向面間の離隔距離が徐々に縮まる(図5
(b)参照)。次いで、ハンドル操作入力レバー31が
更に回動すると、上記入力側係止片41dは出力側係止
片45bに係止され(図5(c)参照)、ハンドル操作
入力レバー31及びハンドル操作出力レバー32は一体
となって連れ回りする。なお、コイルばね46のばね定
数は、上記入力側係止片41d及び出力側係止片45b
の各対向面間が離隔されている状態においてハンドル操
作出力レバー32を連れ回りさせることのないように設
定されている。
【0032】また、図2に併せ示されるように上記レバ
ー部44の先端部には、周方向に伸びる長孔44aが形
成されている。この長孔44aには一側(図2において
左側)から伸びる前記アクチュエータ連結ケーブル25
と連結されたクランプ47が摺動自在に挿通されてい
る。従って、ハンドル操作出力レバー32は、レリーズ
アクチュエータ14の電動操作によりアクチュエータ連
結ケーブル25が引っ張られることで長孔44aの内壁
面がクランプ47に押圧され、一側方向(図2において
時計回り方向)に回動する。
【0033】さらに、上記レバー部44の係止部45よ
りも径方向中心側には、周方向及び径方向に伸びる略L
字状の長孔44bが形成されている。図3に併せ示され
るようにハンドル操作出力レバー32は、この長孔44
bに挿通された係止ピン48を介して前記フロント・リ
アロック作動レバー33に係止されることでその回転を
同フロント・リアロック作動レバー33に伝達する。
【0034】さらにまた、上記レバー部44の長孔44
b近傍の一側(図3において右側)縁部は、一側(図3
において紙面と直交する上側)に屈曲されて係止片44
cを形成している。ハンドル操作出力レバー32は、こ
の係止片44cが前記全開・半開ストッパ作動レバー3
4に係止されることでその回転を同全開・半開ストッパ
作動レバー34に伝達する。
【0035】上記フロント・リアロック作動レバー33
は、略相反する径方向(図1において下側及び上側)に
それぞれ延出形成された第1レバー部51及び第2レバ
ー部52を有している。そして、図3に併せ示されるよ
うに第1レバー部51には径方向に伸びる長孔51aが
形成されている。この長孔51aには、前記ハンドル操
作出力レバー32の長孔44bととども係止ピン48が
挿通される。そして、上記ハンドル操作出力レバー32
及びフロント・リアロック作動レバー33が係止ピン4
8を介して係止されているとき、同ハンドル操作出力レ
バー32はその回転を同フロント・リアロック作動レバ
ー33に伝達する。
【0036】上記第1レバー部51の先端部には、一側
(図3において右側)から伸びる前記連結ケーブル22
と連結されたクランプ53が回動自在に接続されてい
る。従って、フロント・リアロック作動レバー33(第
1レバー部51)は、その一側方向(図3において時計
回り方向)への回動により連結ケーブル22を引っ張る
ことで前記フロントロック16のポール16bを動か
し、同フロントロック16を解錠する。
【0037】一方、上記第2レバー部52の先端部に
は、他側(図3において左側)から伸びる前記連結ケー
ブル23が連結されている。従って、フロント・リアロ
ック作動レバー33(第2レバー部52)は、その一側
方向(図3において時計回り方向)への回動により連結
ケーブル23を引っ張ることで前記リアロック17のポ
ール17bを動かし、同リアロック17を解錠する。
【0038】上記全開・半開ストッパ作動レバー34
は、略相反する径方向(図1において下側及び上側)に
それぞれ延出形成された第1レバー部54及び第2レバ
ー部55を有している。そして、図4に併せ示されるよ
うに第1レバー部54の先端部には、周方向一側(図4
において右側)に突設された突設部54aが形成されて
いる。この突設部54aの先端部は、前記係止片44c
の内壁面に対向して一側(図4において紙面と直交する
下側)に屈曲されてストッパ側係止片54bを形成して
いる。また、上記第2レバー部55の基端部には、周方
向一側(図4において右側)に突設されたコイルばね取
付片55aが形成されている。このコイルばね取付片5
5aには、前記軸部30aと略同心円上に配置されて同
軸部30aにその一端が固定されたねじりコイルばね5
6の他端が係止されている。そして、このねじりコイル
ばね56は、フロント・リアロック作動レバー33(第
1レバー部54)のストッパ側係止片54bを係止片4
4cの内壁面に押圧するように他側方向(図4において
反時計回り方向)に付勢する。従って、前記ハンドル操
作出力レバー32は、係止片44c及びストッパ側係止
片54bを介してその回転を全開・半開ストッパ作動レ
バー34に伝達する。
【0039】上記第2レバー部55の先端部には、一側
(図4において左側)から伸びる前記連結ケーブル24
が連結されている。従って、全開・半開ストッパ作動レ
バー34(第2レバー部55)は、その一側方向(図4
において時計回り方向)への回動により連結ケーブル2
4を引っ張ることで前記全開・半開ストッパ18のポー
ルを動かし、スライドドア10のスライド(移動)規制
を解除する。
【0040】前記開扉スイッチ35は、前記ハンドル操
作入力レバー31のプレート部43近傍においてブラケ
ット30に締結されている。この開扉スイッチ35はオ
ン・オフ式のスイッチであって、その可動端子35aの
先端部は通常は前記押圧面43aから若干離隔されて配
置されている(図5(a)参照)。
【0041】そして、ハンドル操作入力レバー31が一
側方向(図5において時計回り方向)に所定位置まで回
動すると、その押圧面43aにて上記可動端子35aが
押圧されることで開扉スイッチ35はオン状態になる
(図5(b)参照)。この開扉スイッチ35のオン状態
がスライドドアシステム1のコントローラに検知される
ことで、同コントローラはレリーズアクチュエータ14
を駆動する。既述のように、前記ハンドル操作入力レバ
ー31の入力側係止片41dが未だ出力側係止片45b
に係止されていない状態では、アウトサイドハンドル1
1の操作(ストローク)により同ハンドル操作入力レバ
ー31のみを回動させることになる。そして、この状態
でレリーズアクチュエータ14が駆動されハンドル操作
出力レバー32を介してフロント・リアロック作動レバ
ー33及び全開・半開ストッパ作動レバー34を電動で
回動させることで、フロントロック16、リアロック1
7及び全開・半開ストッパ18を解錠等することにな
る。このように解錠等が電気的に補助されることから、
必要とされる人的な操作力を比較的小さくできる。
【0042】また、アウトサイドハンドル11のハンド
ル操作速度が早過ぎたりレリーズアクチュエータ14の
不具合などでハンドル操作入力レバー31(入力側係止
片41d)が出力側係止片45bに係止されるまで回動
させる(図5(c)参照)。すると、ハンドル操作入力
レバー31及びハンドル操作出力レバー32は一体とな
って連れ回りする。このように、電気的な補助がなくて
もハンドル操作入力レバー31及びハンドル操作出力レ
バー32を介してフロント・リアロック作動レバー33
及び全開・半開ストッパ作動レバー34を回動させるこ
とで、フロントロック16、リアロック17及び全開・
半開ストッパ18の解錠等が可能である。
【0043】次に、上記のように構成されたスライドド
アシステム1のドアロック解除態様を説明する。図8
は、本実施形態でのドアロック解除等(フロントロック
16、リアロック17及び全開・半開ストッパ18の解
錠等)におけるアウトサイドハンドル11の操作量(ス
トローク)と必要なハンドル操作力との関係を示すもの
である。すなわち、図8(a)はアウトサイドハンドル
11におけるハンドル操作量を示す模式図であり、図8
(b)はハンドル操作量とハンドル操作力との関係を示
すグラフである。
【0044】同図に示されるように、ドアロックを解除
等する当初のアウトサイドハンドル11の操作では、人
的なハンドル操作力のみでドアロック解除等を行う。こ
のとき、前記ハンドル操作入力レバー31の入力側係止
片41dがハンドル操作出力レバー32の出力側係止片
45bに係止されていないことから、アウトサイドハン
ドル11の操作(ストローク)により同ハンドル操作入
力レバー31のみを回動させることになる。従って、利
用者はこのハンドル操作によって過剰な負荷を感じるこ
とはない。
【0045】そして、ハンドル操作量が開扉スイッチ3
5がオンしてレリーズアクチュエータ14が作動開始す
る操作量S1を超えると、ハンドル操作に代わってレリ
ーズアクチュエータ14がドアロック解除等を開始す
る。このとき、利用者が感じるハンドル操作の負荷(人
的なハンドル操作力)はもともと小さかったことから、
レリーズアクチュエータ14が作動開始しても利用者は
違和感を覚えることはない。そして、レリーズアクチュ
エータ14がドアロック解除等をするまでこの状態が継
続される。
【0046】一方、レリーズアクチュエータ14が不具
合などで作動しなかった場合には、前記ハンドル操作入
力レバー31の入力側係止片41dがハンドル操作出力
レバー32の出力側係止片45bに係止される。このと
き、ハンドル操作入力レバー31はハンドル操作出力レ
バー32を連れ回りさせてハンドル操作を伝達するた
め、ドアロック解除等をするための人的なハンドル操作
力は急激に増加し始める。このようにハンドル操作力の
急増が発生するものの、ハンドル操作がドアロック解除
等をする操作量S2に達することで手動のみでもドアロ
ック解除等が可能である。特に、利用者はレリーズアク
チュエータ14の不具合を必要なハンドル操作力の急増
によって認識できることから、整備所への退避行動など
速やかな対応が可能である。
【0047】以上詳述したように、本実施形態によれ
ば、以下に示す効果が得られるようになる。 (1)本実施形態では、ハンドル操作入力レバー31及
びハンドル操作出力レバー32間の遊びの範囲内でのア
ウトサイドハンドル11の操作量S1に基づき開扉スイ
ッチ35にてその操作を検知した。そして、この段階で
レリーズアクチュエータ14を作動させてドアロック解
除を補助するようにしたことから、利用者はアウトサイ
ドハンドル11の操作間を通じて過剰なハンドル操作力
を必要とせず、その操作感を向上できる。
【0048】(2)本実施形態では、レリーズアクチュ
エータ14が不具合などで作動しなかった場合には、上
記ハンドル操作入力レバー31及びハンドル操作出力レ
バー32間の遊びの範囲を超えてハンドル操作がフロン
トロック16、リアロック17、全開・半開ストッパ1
8に伝達されドアロック解除を始める。このため、ドア
ロック解除するための人的なハンドル操作力は急激に増
加し始める。このように、利用者はレリーズアクチュエ
ータ14の不具合をハンドル操作力の急増によって認識
できることから、整備所への退避行動など速やかな対応
が可能である。
【0049】(3)本実施形態では、2つのレバー(ハ
ンドル操作入力レバー31及びハンドル操作出力レバー
32)を設けてハンドル操作を伝達させるようにした。
従って、ハンドル操作がこれらハンドル操作入力レバー
31及びハンドル操作出力レバー32間の遊びの範囲を
超えてフロントロック16、リアロック17、全開・半
開ストッパ18に伝達される場合において人的に必要と
されるハンドル操作力を、その長さ比の設定等によって
容易に調整できる。
【0050】(4)本実施形態では、レリーズアクチュ
エータ14は、ハンドル操作出力レバー32に連結され
ている。従って、不要な遊び(ハンドル操作入力レバー
31及びハンドル操作出力レバー32間の遊び)を廃し
てレリーズアクチュエータ14によるドアロック解除が
開始されることからその応答性を向上できる。
【0051】(5)本実施形態では、ハンドル操作入力
レバー31のコイルばね取付片41e及びハンドル操作
出力レバー32のコイルばね取付片45aにその一端及
び他端が取り付けられたコイルばね46を設けた。そし
て、このコイルばね46の付勢力により、アウトサイド
ハンドル11の非操作時においてハンドル操作入力レバ
ー31及びハンドル操作出力レバー32間の遊びを略一
定に保持した。従って、例えば意図しない外力などでハ
ンドル操作入力レバー31及びハンドル操作出力レバー
32間の遊びが変動し、アウトサイドハンドル11の操
作が誤検出されることを防止できる。
【0052】(6)本実施形態では、アウトサイドハン
ドル11の操作若しくはレリーズアクチュエータ14の
電動操作をリモートコントローラ13を介して同時にフ
ロントロック16、リアロック17、全開・半開ストッ
パ18に伝達するようにしたため、ロック解除のための
部品点数を削減することができる。
【0053】なお、本発明の実施の形態は上記実施形態
に限定されるものではなく、次のように変更してもよ
い。 ・前記実施形態においては、コイルばね46の他端をハ
ンドル操作出力レバー32のコイルばね取付片45aに
取り付けた。これに対して、図9に示されるようにブラ
ケット30に固定された筐体部57にコイルばね46の
他端を取り付けてもよい。なお、このときのコイルばね
46も、ハンドル操作入力レバー31(延出部41b)
の入力側係止片41dがコイルばね取付片45aの内壁
面に当接する付勢力を有する位置にその他端が取り付け
られる。このように変更をしても前記実施形態と同様の
効果が得られる。
【0054】・前記実施形態においては、アクチュエー
タとして電動モータを備えたレリーズアクチュエータ1
4としたが、ロック解除の駆動力を発生可能なその他の
アクチュエータであってもよい。例えば油圧や圧力差
(負圧)を利用して駆動力を発生させるアクチュエータ
であってもよい。
【0055】・前記実施形態においては、アウトサイド
ハンドル11の操作に対して具体化したが、インサイド
ハンドル12の操作に対して具体化してもよい。 ・前記実施形態においては、リモートコントローラ13
とアウトサイドハンドル11、フロントロック16、リ
アロック17、全開・半開ストッパ18との連結をケー
ブル21〜24にて行ったが、例えばロッドにて行って
もよい。
【0056】・前記実施形態においては、リモートコン
トローラ13に設けたハンドル操作入力レバー31及び
ハンドル操作出力レバー32間の遊びを利用してアウト
サイドハンドル11の操作を検知した。これに対して、
アウトサイドハンドル11及びフロントロック16、リ
アロック17、全開・半開ストッパ18間に存在する任
意の遊びを利用してアウトサイドハンドル11の操作を
検知してもよい。この場合、リモートコントローラ13
を割愛してもよい。
【0057】・前記実施形態においけるアウトサイドハ
ンドル11及びフロントロック16、リアロック17、
全開・半開ストッパ18間の連結構造は一例であってそ
の他の構造を採用してもよい。
【0058】・前記実施形態においては、スライドドア
10のドアロックに本発明を適用したが、例えば片ヒン
ジ式ドアのドアロックに適用してもよい。 ・前記実施形態においては、車両のドアロックに本発明
を適用したが、例えば店舗などの自動ドアのドアロック
に適用してもよい。
【0059】次に、以上の実施形態から把握することが
できる技術的思想を、その効果とともに以下に記載す
る。 (イ)請求項2〜5のいずれかに記載のドアロック解除
装置において、前記ドアロックは複数であることを特徴
とするドアロック解除装置。同構成によれば、同時に複
数のドアロックが解除されることからロック解除のため
の部品点数が削減される。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1又は2に
記載の発明によれば、利用者のドアハンドル操作感を向
上することができる。
【0061】請求項3に記載の発明によれば、ハンドル
操作が入力レバー及び出力レバー間の遊びの範囲を超え
てドアロックに伝達される場合において人的に必要とさ
れるハンドル操作力を、容易に調整できる。
【0062】請求項4に記載の発明によれば、不要な遊
び(入力レバー及び出力レバー間の遊び)を廃してアク
チュエータによるドアロック解除が開始されることから
その応答性を向上できる。
【0063】請求項5に記載の発明によれば、ドアハン
ドルの操作が誤検出されることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す平面図。
【図2】同実施形態を示す平面図。
【図3】同実施形態を示す平面図。
【図4】同実施形態を示す平面図。
【図5】同実施形態の作用を示す平面図。
【図6】同実施形態が適用されるスライドドアシステム
の模式図。
【図7】ラッチ機構を示す説明図。
【図8】ハンドル操作量とハンドル操作力との関係を示
す説明図。
【図9】同実施形態の別例を示す平面図。
【図10】ハンドル操作量とハンドル操作力との関係を
示す説明図。
【符号の説明】
11 ドアハンドルとしてのアウトサイドハンドル 13 介設部材としてのリモートコントローラ 14 アクチュエーとしてのレリーズアクチュエータ 16 ドアロックとしてのフロントロック 17 ドアロックとしてのリアロック 18 ドアロックとしての全開・半開ストッパ 31 結合部を構成する入力レバーとしてのハンドル操
作入力レバー 32 結合部を構成する出力レバーとしてのハンドル操
作出力レバー 35 検知手段を構成する開扉スイッチ 41e,45a 保持部材を構成するコイルばね取付片 46 保持部材を構成するコイルばね 57 保持部材を構成する筐体部
フロントページの続き (72)発明者 小林 紀一 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機 株式会社内 (72)発明者 森 和良 愛知県刈谷市昭和町2丁目3番地 アイシ ン・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 人見 佳典 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 (72)発明者 藤川 吉弘 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA21 JJ46 KK01 KK02 LL01 MM01 PP04 PP12 QQ01 QQ03 QQ09 RR11 RR61 SS02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアハンドルの操作によるドアロック解
    除をアクチュエータにて補助するドアロック解除装置に
    おいて、 前記ドアハンドル及び前記ドアロックの結合間の遊びの
    範囲内での該ドアハンドルの操作量に基づき該ドアハン
    ドルの操作を検知する検知手段を備え、 前記検知されたドアハンドルの操作に基づき前記アクチ
    ュエータを作動させてドアロック解除を補助したことを
    特徴とするドアロック解除装置。
  2. 【請求項2】 ドアハンドルの操作によるドアロック解
    除をアクチュエータにて補助するドアロック解除装置に
    おいて、 所定の遊びを有する結合部を備え、前記ドアハンドル及
    び前記ドアロックの間に介設されて該ドアハンドルの操
    作を該結合部を介して該ドアロックに伝達するととも
    に、前記アクチュエータの作動を該ドアロックに伝達す
    る介設部材と、 前記介設部材の結合部の遊びの範囲内での前記ドアハン
    ドルの操作量に基づき該ドアハンドルの操作を検知する
    検知手段とを備え、 前記検知されたドアハンドルの操作に基づき前記アクチ
    ュエータを作動させてドアロック解除を補助したことを
    特徴とするドアロック解除装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のドアロック解除装置に
    おいて、 前記結合部は、前記ドアハンドルに連結された入力レバ
    ーと、該入力レバーに所定の遊びを有して連結されると
    ともに前記ドアロックに連結された出力レバーとを備え
    たことを特徴とするドアロック解除装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のドアロック解除装置に
    おいて、 前記アクチュエータは、前記出力レバーに連結されたこ
    とを特徴とするドアロック解除装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載のドアロック解除
    装置において、 前記介設部材には、前記ドアハンドルの非操作時におい
    て前記入力レバー及び出力レバー間の遊びを略一定に保
    持する保持部材が設けられたことを特徴とするドアロッ
    ク解除装置。
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