JP4155735B2 - 半導体素子の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体素子の製造方法にかかり、より詳細には、コンタクトパッドを有する半導体素子の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体素子の集積度の増加に従って、配線の幅及びそれらの間隔が減少しつつある。これに従って、配線間の所定領域を突き抜けるコンタクトホールを形成するための写真工程を実施する際に、整列余裕度を増加させるために、自己整列コンタクト技術が提案されている。また、高集積半導体素子の場合、下部導電膜及び上部導電膜の間にコンタクトパッドを介在させることによって、各コンタクトホールのアスペクト比を減少させる技術が幅広く使用されている。
【0003】
図1乃至図5は自己整列コンタクトホールの内部にコンタクトパッドを形成する従来の半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。
【0004】
図1を参照すると、半導体基板1の上に並行した複数の絶縁されたゲートパターン8を形成する。各ゲートパターン8はゲート絶縁膜3によって、半導体基板1から絶縁される。また、各ゲートパターン8は順次に積層されたゲート電極5及びキャッピング絶縁膜パターン7を含む。ゲートパターン8の側壁にスペーサ9を形成する。
【0005】
図2を参照すると、スペーサ9が形成された半導体基板(結果物)上の全面にコンフォーマルな(下地形状に従った)エッチング阻止膜11及び平坦化された第1層間絶縁膜13を順次に形成する。エッチング阻止膜11は第1層間絶縁膜13に対してエッチング選択比を有する物質膜で形成する。例えば、エッチング阻止膜11はシリコン窒化膜で形成し、第1層間絶縁膜13はシリコン酸化膜で形成する。
【0006】
第1層間絶縁膜13の上にハードマスク膜を形成する。ハードマスク膜は第1層間絶縁膜13及びエッチング阻止膜11に対してエッチング選択比を有する物質膜、例えば、ポリシリコン膜で形成する。ハードマスク膜をパターニングして、第1層間絶縁膜13の所定領域を露出させるハードマスク15を形成する。ハードマスク15は後続工程で形成されるコンタクトホールの位置を限定する。
【0007】
図3を参照すると、ハードマスク15をエッチングマスクとして使用して、露出された第1層間絶縁膜13及びその下のエッチング阻止膜11を順次にエッチングして、ゲートパターン8の間の半導体基板1を露出させる自己整列コンタクトホール17を形成する。
【0008】
この時、露出された半導体基板1の表面にエッチング損傷が加えられる。このようなエッチング損傷は、後続工程で形成されるコンタクトパッドと露出された半導体基板1との間のコンタクト抵抗特性を低下させる。従って、自己整列コンタクトホール17が形成された半導体基板(結果物)に事前洗浄工程(pre−cleaning process)を適用して、エッチング損傷層を除去する。
【0009】
事前洗浄工程は乾式洗浄工程及び湿式洗浄工程を順次に実施することによってなされる。この時、湿式洗浄工程は、自己整列コンタクトホール17によって露出された半導体基板1の上に残存する自然酸化膜(native oxide layer)を除去するために、酸化膜エッチング溶液を使用して実施する。従って、事前洗浄工程が完了されると、図3に示すように、ハードマスク15の端部の下にアンダーカット領域19が形成される。
【0010】
図4を参照すると、事前洗浄工程が完了された後、半導体基板上の全面に自己整列コンタクトホール17を充填するドーピングされたポリシリコン膜21を形成する。この時、図4に示すように、自己整列コンタクトホール14の内部のドーピングされたポリシリコン膜21の内部にボイド23が形成され得る。ボイド23はアンダーカット領域19によって形成される。
【0011】
図5を参照すると、キャッピング絶縁膜パターン7が露出される時まで、ドーピングされたポリシリコン膜21、ハードマスク15及び第1層間絶縁膜13を平坦化して、自己整列コンタクトホール17の内部にコンタクトパッド21aを形成する。ここで、コンタクトパッド21aの中心部に、ボイド23によってリセスされた(凹んだ)領域が形成される。
【0012】
次に、コンタクトパッド21aが形成された後、半導体基板上の全面に第2層間絶縁膜25を形成する。第2層間絶縁膜25をパターニングして、コンタクトパッド21aを露出させる開口部27、即ち、ビットラインコンタクトホール又はストレージノードコンタクトホールを形成する。この時、図5に示すように、第2層間絶縁膜25を過度にエッチングしても、リセスされた領域の内部の第2層間絶縁膜25aは容易に除去されない。従って、コンタクトパッド21aの露出面積は減少されて、コンタクトパッド21a及び後続工程で開口部の内部に形成される導電膜の間のコンタクト抵抗が増加してしまう。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、自己整列コンタクトホールを充填する導電膜の内部にボイドが形成されることを防止できる半導体素子の製造方法を提供することを目的とする。
【0014】
さらに、本発明は、自己整列コンタクトホールの内部に形成されるコンタクトパッドの表面にリセスされた領域が形成されることを防止できる半導体素子の製造方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するために、本発明はコンタクトパッドを有する半導体素子の製造方法を提供する。本発明の特徴は、自己整列コンタクトホールの内部にコンフォーマルな第1導電膜を形成した後、第1導電膜を異方性エッチングして、第1導電膜の側壁プロファイルをプラスの傾斜(positive slope)を有する側壁プロファイルに変換することである。これに従って、第1導電膜が異方性エッチングされた後、半導体基板上の全面に第2導電膜を形成する場合、自己整列コンタクトホールの内部にボイドが形成されることを防止できる。
【0016】
本発明は半導体基板の上に複数の絶縁された配線パターンを形成し、配線パターンを有する半導体基板の全面に下部層間絶縁膜を形成することを含む。下部層間絶縁膜を形成する前に、コンフォーマルなエッチング阻止膜を形成することもできる。下部層間絶縁膜の上に自己整列コンタクトホールを限定するハードマスクを形成する。
【0017】
ハードマスクをエッチングマスクとして使用して、下部層間絶縁膜をエッチングして、配線パターンの間の半導体基板を露出させる自己整列コンタクトホールを形成する。露出された半導体基板に表面処理工程を適用して、露出された半導体基板の表面に形成されたエッチング損傷層を除去する。この時、表面処理工程は自己整列コンタクトホールによって露出された下部層間絶縁膜の側壁を等方性エッチングする。従って、ハードマスクの端部の下にアンダーカット領域が形成される。
【0018】
アンダーカット領域が形成された後、半導体基板上の全面にコンフォーマルな第1導電膜を形成する。ここで、自己整列コンタクトホールの内部の第1導電膜の側壁は突出部を含む。このような突出部はアンダーカット領域によって形成される。
【0019】
第1導電膜を異方性エッチングして突出部を除去する。これによって、自己整列コンタクトホールの内部の第1導電膜はプラスの傾斜を有する側壁プロファイルを有する。
【0020】
第1導電膜が異方性エッチングされた後、半導体基板上の全面に自己整列コンタクトホールを充填する第2導電膜を形成する。第2導電膜は、自己整列コンタクトホールの内部をボイドなしに完全に充填する。これは第1導電膜を異方性エッチングする工程によって、自己整列コンタクトホールの内部の第1導電膜の側壁がプラスの傾斜を有するためである。
【0021】
続いて、第2導電膜、第1導電膜、ハードマスク及び下部層間絶縁膜を連続的に平坦化して、配線パターンの上部面を露出させる。これによって、自己整列コンタクトホールの内部に平らな上部面を有し、その内部にボイドがないコンタクトパッドが形成される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図を参照して、本発明の望ましい実施形態を詳細に説明する。しかし、説明される実施形態に限られなく、他の形態に具体化することもできる。説明される実施形態は開示された内容が完全になるように、そして、当業者に本発明の思想が十分伝達されるようにするために提供されるものである。図において、層及び領域の厚さは、明確性のために誇張される。また、層が他の層又は基板の“上”にあるというのは、他の層又は基板の上に直接形成されることもでき、又は、それらの間の第3層に介在されることもできる。明細書において、同一の参照番号は同一の構成要素を示す。
【0023】
図6乃至図12は本発明の望ましい実施形態によるDRAMの製造方法を説明するための断面図である。
【0024】
図6を参照すると、シリコン基板のような半導体基板51の所定領域に素子分離膜53を形成して活性領域を限定する。素子分離膜53は通常の素子分離工程、例えば、LOCOS(local oxidation of silicon)工程又はトレンチ素子分離工程を使用して形成する。素子分離膜53を含む半導体基板の全面にゲート絶縁膜55を形成する。
【0025】
ゲート絶縁膜55は列酸化膜のような絶縁体膜で形成する。ゲート絶縁膜55が形成された後、半導体基板上の全面に導電膜及びキャッピング絶縁膜を順次に形成する。導電膜はドーピングされたポリシリコン膜又は金属ポリサイド膜で形成し、キャッピング絶縁膜は層間絶縁膜として幅広く使用されるシリコン酸化膜に対してエッチング選択比を有する絶縁膜を含むことが望ましい。例えば、キャッピング絶縁膜はシリコン窒化膜で形成することが望ましい。
【0026】
キャッピング絶縁膜及び導電膜を連続的にパターニングして、活性領域及び素子分離膜の上部を横切る複数の絶縁された配線パターン60を形成する。各配線パターン60は順次に積層された導電膜パターン57及びキャッピング絶縁膜パターン59を含む。ここで、各導電膜パターン57はワード線に該当する。従って、各配線パターン60はDRAMのワード線パターンに該当する。
【0027】
配線パターン60及び素子分離膜53をイオン注入マスクとして使用して、半導体基板51に不純物イオンを注入して、配線パターン60の間の半導体基板51に低濃度不純物領域61s,61dを形成する。この時、不純物イオンの導電型は半導体基板51の導電型と異なる。また、不純物イオンの注入は、1×1012atoms/cm2乃至1×1014atoms/cm2のドーズ量で行うことが望ましい。
【0028】
各活性領域は、図6に示すように、1対のワード線パターン60によって、3つの部分に分けられる。従って、各活性領域に3つの低濃度不純物領域61s,61dが形成される。ここで、各活性領域の中心部に形成された低濃度不純物領域61dは共通ドレイン領域に該当し、共通ドレイン領域の両側に形成された2つの低濃度不純物領域61sはソース領域に該当する。続いて、各配線パターン60の側壁にスペーサ63を形成する。スペーサ63はキャッピング絶縁膜と同一の物質膜で形成することが望ましい。
【0029】
図7を参照すると、スペーサ63が形成された半導体基板上の全面にコンフォーマルなエッチング阻止膜65を形成する。エッチング阻止膜65は層間絶縁膜として幅広く使用されるシリコン酸化膜に対してエッチング選択比を有する絶縁膜、例えば、シリコン窒化膜で形成することが望ましい。
【0030】
エッチング阻止膜65の上に下部層間絶縁膜67を形成する。下部層間絶縁膜67は平坦化されたシリコン酸化膜で形成することが望ましい。下部層間絶縁膜67の上にハードマスク層を形成する。
【0031】
ハードマスク層はエッチング阻止膜65及び下部層間絶縁膜67に対してエッチング選択比を有する物質膜で形成することが望ましい。詳細には、ハードマスク層はシリコン膜、望ましくは、ポリシリコン膜で形成する。ハードマスク層をパターニングして、下部層間絶縁膜67の所定領域を露出させるハードマスク69を形成する。
【0032】
図8を参照すると、ハードマスク69をエッチングマスクとして使用して露出された下部層間絶縁膜67をエッチングして、配線パターン60の間のエッチング阻止膜65を露出させる。
【0033】
続いて、ハードマスク69をエッチングマスクとして使用して露出されたエッチング阻止膜65をエッチングして、共通ドレイン領域61d及びソース領域61sを露出させる自己整列コンタクトホール71を形成する。この時、自己整列コンタクトホール71によって、露出された共通ドレイン領域61d及びソース領域61sの表面にエッチング損傷層が形成される。このようなエッチング損傷層はコンタクト抵抗を増加させるので、必ず除去する。従って、露出された共通ドレイン領域61d及びソース領域61sの表面に表面処理工程を適用する。表面処理工程は乾式洗浄工程及び湿式洗浄工程を含む。
【0034】
乾式洗浄工程は、工程ガスとしてフッ素を含有するガスと基板バイアスとして200Watt以下の低電力を使用して実施する。この時、フッ素を含有するガスはCF4ガスが望ましく、酸素ガス及びアルゴンガスをさらに使用する。他の方法として、乾式洗浄工程は、基板バイアスなしに、エッチングガスとしてCF4ガス及び酸素ガスを使用して実施することもできる。
【0035】
乾式洗浄工程を実施した後、湿式洗浄工程を実施する。湿式洗浄工程は、水酸化アンモニウム(ammonium hydroxide:NH4OH)、過酸化水素(hydrogen peroxide:H22)及び脱イオン水(de−ionized water:DI water)の混合溶液を使用して、共通ドレイン領域61d及びソース領域61sの表面に存在する汚染物質を除去する工程と、フッ酸のような酸化膜エッチング溶液を使用して、混合溶液を使用して汚染物質を除去する間に生成された自然酸化膜を除去する工程を含む。自然酸化膜は混合溶液内の過酸化水素によって生成される。
【0036】
この時、自己整列コンタクトホール71によって露出された下部層間絶縁膜67の側壁が等方性エッチングされる。これによって、図8に示すように、ハードマスク69の端部の下にアンダーカット領域73が形成される。
【0037】
図9を参照すると、表面処理工程が完了された後、半導体基板上の全面に第1導電膜75をコンフォーマルに形成する。これによって、図9に示すように、自己整列コンタクトホール71の上部側壁に突出部77が形成される。このような突出部77はアンダーカット領域73によって形成される。第1導電膜75はLPCVD(low pressure chemical vapor deposition)工程を使用して、ドーピングされたポリシリコン膜で形成することが望ましい。
【0038】
図10を参照すると、第1導電膜75を異方性エッチングして、オーバーハングしている突出部77を除去する。これによって、図10に示すように、自己整列コンタクトホール71の内部の第1導電膜75の側壁プロファイルは、オーバーハングしなくなり、プラスの傾斜を有するようになる。ここで、プラスの傾斜とは、側壁プロファイルの接線が全て同一方向となる傾斜をいう。
【0039】
第1導電膜75を異方性エッチングする工程は、塩素ガス、酸素ガス及びHBrガスを使用して実施する。結果的に、変形された第1導電膜75aが形成される。第1導電膜75を異方性エッチングする間、ハードマスク69がさらにエッチングされることもできる。変形された第1導電膜75aが形成された後、半導体基板上の全面に第2導電膜79を形成する。第2導電膜79は第1導電膜75と同一の物質膜で形成することが望ましい。
【0040】
また、第2導電膜79は変形された第1導電膜75aによって囲まれた自己整列コンタクトホールが完全に充填されるように厚く形成する。この時、自己整列コンタクトホール71の内部の第2導電膜79の内部にボイドが形成されることを防止できる。これは変形された第1導電膜75aの側壁プロファイルがプラスの傾斜を有するためである。
【0041】
図11を参照すると、配線パターン60の上部面が露出される時まで、第2導電膜79、変形された第1導電膜75a、ハードマスク69及び下部層間絶縁膜67を連続的に平坦化して、自己整列コンタクトホール71の内部にコンタクトパッド81s,81dを形成する。ここで、共通ドレイン領域61dの上に形成されるコンタクトパッド81dはビット線コンタクトパッドに該当し、ソース領域61sの上に形成されるコンタクトパッド81sはストレージノードコンタクトパッドに該当する。
【0042】
コンタクトパッド81s,81dは全部、図11に示すように、従来技術と違って、平らな上部面を有する。一方、平坦化工程は、化学機械的研磨工程、エッチバック工程又はこれらの組合を使用して実施できる。
【0043】
図12を参照すると、コンタクトパッド81s,81dが形成された後、半導体基板上の全面に第1上部層間絶縁膜83を形成する。第1上部層間絶縁膜83をパターニングして、ビットラインコンタクトパッド81dを露出させるビットラインコンタクトホール(図示しない)を形成する。第1上部層間絶縁膜83の上にビットラインコンタクトホールを覆うビットライン(図示しない)を形成する。
【0044】
続いて、ビットラインが形成された後、半導体基板上の全面に第2上部層間絶縁膜85を形成する。第1及び第2上部層間絶縁膜83,85は上部層間絶縁膜86を構成する。上部層間絶縁膜86をパターニングして、ストレージノードコンタクトパッド81sを露出させるストレージノードコンタクトホール87を形成する。ここで、図12に示すように、ストレージノードコンタクトホール87を形成した後、露出されたストレージノードコンタクトパッド81sの表面には上部層間絶縁膜の残余物が存在しない。これは、コンタクトパッド81d,81sが、従来技術と違って平らな上部面を有するためである。次に、図示しないが、通常の方法によって、ストレージノードコンタクトホール87を充填するストレージノードを形成する。
【0045】
【発明の効果】
前述したように本発明によると、自己整列コンタクトホールを充填するコンタクトパッドの内部にボイドが形成されることを防止できる。これによって、コンタクト抵抗の増加を防止し、これを改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図2】 図1に続く半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図3】 図2に続く半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図4】 図3に続く半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図5】 図4に続く半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図6】 本発明による半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図7】 図6に続く半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図8】 図7に続く半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図9】 図8に続く半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図10】 図9に続く半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図11】 図10に続く半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。
【図12】 図11に続く半導体素子の製造方法を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1…半導体基板、
3…ゲート絶縁膜、
5…ゲート電極、
7…キャッピング絶縁膜パターン、
8…ゲートパターン、
9…スペーサ、
11…エッチング阻止膜、
13…層間絶縁膜、
14…自己整列コンタクトホール、
15…ハードマスク、
17…自己整列コンタクトホール、
19…アンダーカット領域、
21a…コンタクトパッド、
21…ポリシリコン膜、
23…ボイド、
25、25a…層間絶縁膜、
51…半導体基板、
53…素子分離膜、
55…ゲート絶縁膜、
57…導電膜パターン、
59…キャッピング絶縁膜パターン、
60…配線パターン、
61s…ソース領域、
61d…共通ドレイン領域、
63…スペーサ、
65…エッチング阻止膜、
67…下部層間絶縁膜、
69…ハードマスク、
71…自己整列コンタクトホール、
73…アンダーカット領域、
75、75a…第1導電膜、
77…突出部、
79…第2導電膜、
81s…ストレージノードコンタクトパッド、
81d…ビットラインコンタクトパッド、
83…第1上部層間絶縁膜、
85…第2上部層間絶縁膜、
86…上部層間絶縁膜、
87…ストレージノードコンタクトホール。

Claims (16)

  1. 半導体基板の上に複数の絶縁された配線パターンを形成する段階と、
    前記配線パターン及び前記半導体基板を覆う下部層間絶縁膜を形成する段階と、
    前記下部層間絶縁膜の上にハードマスクを形成する段階と、
    前記ハードマスク膜をエッチングマスクとして使用して、前記下部層間絶縁膜をエッチングして前記配線パターンの間の前記半導体基板を露出させる自己整列コンタクトホールを形成する段階と、
    前記露出された半導体基板に表面処理工程を適用し、前記表面処理工程は前記自己整列コンタクトホールによって露出された前記下部層間絶縁膜の側壁を等方性エッチングする段階と、
    前記表面処理工程が実施された前記半導体基板の全面に第1導電膜をコンフォーマルに形成する段階と、
    前記第1導電膜を異方性エッチングして、前記自己整列コンタクトホールの内部の前記第1導電膜の側壁プロファイルをプラスの傾斜を有する側壁プロファイルに変換する段階と、
    前記第1導電膜を異方性エッチングした後、前記半導体基板上の全面に前記自己整列コンタクトホールを完全に充填する第2導電膜を形成する段階とを含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  2. 前記第2導電膜を形成する段階の後に、
    前記配線パターンの上部面が露出される時まで、前記第2導電膜、前記第1導電膜、前記ハードマスク及び前記下部層間絶縁膜を連続的に平坦化して、前記自己整列コンタクトホールの内部に平らな上部面を有するコンタクトパッドを形成する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子の製造方法。
  3. 前記複数の絶縁された配線パターンを形成する段階は、
    前記半導体基板の所定領域に素子分離膜を形成して、活性領域を限定する段階と、
    前記活性領域の上にゲート絶縁膜を形成する段階と、
    前記ゲート絶縁膜が形成された前記半導体基板の全面に導電膜及びキャッピング絶縁膜を順次に形成する段階と、
    前記キャッピング絶縁膜及び前記導電膜を連続的にパターニングして、前記活性領域の上部を横切る複数のゲート電極及び前記ゲート電極の上に積層されたキャッピング絶縁膜パターンを形成する段階とを含み、
    さらに、
    むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体素子の製造方法。
  4. 前記キャッピング絶縁膜は、前記下部層間絶縁膜に対してエッチング選択比を有する絶縁体膜を含むことを特徴とする請求項3に記載の半導体素子の製造方法。
  5. 前記配線パターンの側壁にスペーサを形成する段階を含むことを特徴とする請求項3に記載の半導体素子の製造方法。
  6. 前記スペーサは、前記キャッピング絶縁膜と同一の膜で形成することを特徴とする請求項5に記載の半導体素子の製造方法。
  7. 前記下部層間絶縁膜を形成する前に、
    前記配線パターンを有する半導体基板の全面にコンフォーマルなエッチング阻止膜を形成する段階を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体素子の製造方法。
  8. 前記エッチング阻止膜は、前記下部層間絶縁膜に対してエッチング選択比を有する物質膜で形成することを特徴とする請求項7に記載の半導体素子の製造方法。
  9. 前記下部層間絶縁膜は、シリコン酸化膜で形成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体素子の製造方法。
  10. 前記ハードマスクは、シリコン膜で形成することを特徴とする請求 項1または請求項2に記載の半導体素子の製造方法。
  11. 前記表面処理工程は、
    前記半導体基板の表面に乾式洗浄工程を適用して、前記自己整列コンタクトホールを形成する間、前記半導体基板の表面に生成されたエッチング損傷層を除去する段階と、
    前記エッチング損傷層が除去された半導体基板の表面に湿式洗浄工程を適用して、前記半導体基板の表面に残存する汚染物質及び自然酸化膜を除去する段階とを含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体素子の製造方法。
  12. 前記乾式洗浄工程は、フッ素を含有する工程ガスを使用して実施し、前記湿式洗浄工程は、酸化膜エッチング溶液を使用して実施することを特徴とする請求項11に記載の半導体素子の製造方法。
  13. 前記第1導電膜は、ドーピングされたポリシリコン膜で形成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体素子の製造方法。
  14. 前記第2導電膜は、前記第1導電膜と同一の物質膜で形成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体素子の製造方法。
  15. 前記平坦化工程は、化学機械的研磨、エッチバック工程又はこれらの組合を使用して実施することを特徴とする請求項2に記載の半導体素子の製造方法。
  16. 下部層間絶縁膜を上部のハードマスクを用いてエッチングし、さらに、前記下部層間絶縁膜の側壁を等方性エッチングして、前記ハードマスクの端部の下にアンダーカット領域を形成してなる前記下部層間絶縁膜の自己整列コンタクトホールの内部にコンフォーマルな第1導電層を形成する段階と、
    前記第1導電層を異方性エッチングして、前記自己整列コンタクトホールの内部の第1導電層の側壁がプラスの傾斜を有するように変形する段階と、
    前記基板の上に前記自己整列コンタクトホールを充填する第2導電層を形成する段階とを含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
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