JP4124091B2 - スタータ - Google Patents

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Description

本発明は、ボールベアリングを介してフレームに支持されたチューブの内周にスプライン嵌合する出力軸を備え、この出力軸がチューブに対し軸方向に移動可能に設けられたスタータに関する。
従来技術として、例えば、特許文献1に記載されたスタータがある。このスタータは、図5に示す様に、筒状の外周面がボールベアリング100を介してフレーム110に支持されたチューブ120と、このチューブ120の一部をクラッチインナ130とし、そのクラッチインナ130にモータ(図示せず)の回転力を伝達する一方向クラッチ140と、チューブ120の内周にヘリカルスプライン嵌合する出力軸150等を備え、チューブ120に対し出力軸150を図示左方向へ押し出すことで、出力軸150の端部に支持されたピニオン(図示せず)をエンジンのリングギヤ(図示せず)に噛み合わせる方式である。
また、特許文献2に記載された公知技術では、ボールベアリングのボールを直接、回転軸の外周面に当接させることで、ボールベアリングの内輪を廃止した構成が示されている。
実公平6−23742号公報 実開昭58−96059号公報
ところが、上記の特許文献1に示される公知技術では、ボールベアリング100の規格寸法に合わせてチューブ120の外径を決定する必要があり、設計自由度が小さくなるという問題がある。仮に、チューブ120の外径を大きく設計すると、ボールベアリング100の内径寸法も大きくする必要があるため、必然的にベアリング全体のサイズ(外径及び幅)も大きくなり、スタータの体格が大きくなってしまう。
また、ボールベアリング100は、内径が大きくなる程、市場性が小さくなるため、コストも高くなってしまう。なお、チューブ120の外径を大きく設計して、且つスタータの体格を制限しようとすると、特殊サイズのベアリングを使用することになり、更にコスト高となることは避けられない。
一方、特許文献2に示される公知技術では、ボールが直接当接する回転軸の外周面が平滑な円筒面であるため、回転軸の表面に潤滑用のグリスを溜めることができない。また、ボールが当接する回転軸は、ボールに対して軸方向に移動するため、ボールに付着していたグリスが回転軸の表面上に取り残されてしまう。上記の結果、例えば、リングギヤと噛み合っているピニオンがエンジンにより高速で回されるオーバラン状態になると、回転軸とボールとの間にグリスが不足した状態で回転軸が高速回転するため、ボールと回転軸とが焼き付き、寿命低下の要因となる。
また、回転軸が軸方向に移動する構造であるため、回転軸の表面上に異物が付着すると、その異物が、回転軸の移動に伴ってボールの転動面に巻き込まれ易くなる。その結果、摺動性が悪化して作動不良を招く虞が生じる。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、チューブの外周面を支持するボールベアリングの内輪を廃止してチューブの設計自由度を向上すると共に、潤滑性に優れ、且つ異物の巻き込みを抑制できる軸受構造を備えたスタータを提供することにある。
(請求項1の発明)
本発明のスタータは、円筒形状の内周に雌スプラインが形成され、且つ軸方向の少なくとも一端側がボールベアリングを介してフレームに支持される軸受部として形成されたチューブと、このチューブの他端側がクラッチインナとして形成され、モータの回転力をクラッチアウタからローラを介してクラッチインナに伝達する一方向クラッチと、チューブの内周に挿通される軸部を有し、この軸部の外周にチューブの雌スプラインと係合する雄スプラインが形成された出力軸を備え、チューブに対し出力軸が軸方向に移動可能に設けられている。ボールベアリングは、チューブの軸受部を内輪として利用し、その軸受部の外周面に断面円弧状の転動溝が形成され、この転動溝にボールベアリングのボールが回転自在に保持されているとともに、転動溝のボールが転動するボール転動面の径は、ローラが転動するローラ転動面の径より小径に設定したことを特徴とする。
上記の構成によれば、チューブの軸受部をボールベアリングの内輪として利用することにより、ボールベアリング自体の内輪を廃止でき、部品点数を削減できる。また、チューブとボールベアリングとを一体構造にできるので、内輪の廃止による部品点数の削減と、組み付け工数の削減によるコストダウンを図ることができる。
更に、ボールベアリングは、内輪を廃止したことにより、内輪を有する従来のボールベアリングと比較して、同一外径であれば、使用するボールのサイズ(直径)を大きくできる。その結果、ベアリング自体の許容荷重を大きくできる。
また、ボールベアリングの内輪を廃止することにより、チューブの外径を大きく設計しても、ボールベアリングの外径サイズを大きくする必要はなく、市場性のあるボールベアリングを使用できるので、コストアップを回避できる。
更に、ボールベアリングの規格に捕らわれることなく、転動溝が形成される軸受部の外周面を自由に削り加工で製作できるので、チューブの設計自由度を上げることができる。
本発明のスタータは、チューブが軸方向に移動しない構造であり、ボールとチューブとが軸方向に相対移動しないため、軸受部に形成された転動溝にグリスを長期に渡って保持できる。その結果、例えば、オーバラン状態においてチューブが高速回転しても、グリスが不足することなく、ボールと転動溝との間に良好な潤滑を維持できるので、耐焼き付き性が良い。また、チューブが軸方向に移動しないため、転動溝に異物が巻き込まれることが少なくなり、寿命の長い軸受構造を提供できる。
更に、ボールベアリングの内輪を廃止することで、従来より軸受部の肉厚を増大できるので、防炭等の特殊処理をしなくても強度を確保できる。
また、ボールベアリングのボールが転動溝に保持されて、チューブとボールベアリングとを一体構造にできるので、従来の様に、ボールベアリングの内輪をチューブに圧入しなくても、チューブからボールベアリングが抜けることはなく、且つ、圧入した場合の様に、ボールベアリングのラジアル隙間が減少することがないので、精度の良い軸受構造を提供できる。
(請求項2の発明)
請求項1に記載したスタータにおいて、チューブの内周には、クラッチインナの内周側から軸受部の内周側まで雌スプラインが形成され、その雌スプラインの終端が、転動溝の最深部と軸方向に略同位置の所に設定されていることを特徴とする。
「背景技術」にて説明した特許文献1に示される公知技術では、ボールベアリングの規格寸法に合わせてチューブの外径が決定される。このため、ボールベアリングに支持される軸受部の内径側まで雌スプラインを形成すると、軸受部の肉厚が薄くなって強度不足を招く虞がある。従って、軸受部の内径側まで雌スプラインを形成することができないため、必然的に雌スプラインの終端から軸受部の端面までの距離(雌スプラインが形成されていない部分の長さ)が長くなり、チューブ全体の長さが長くなってしまう。
これに対し、本発明では、ボールベアリングの内輪を廃止したことにより、その分、チューブ(軸受部)の肉厚を従来より厚くできるので、雌スプラインの終端を転動溝の径方向内側まで形成しても、必要な強度を確保できる。その結果、雌スプラインの終端から軸受部の端面までの距離(雌スプラインが形成されていない部分の長さ)を従来より短くして、チューブの全長を短縮できる。
(請求項の発明)
請求項1または2に記載のスタータにおいて、チューブは、転動溝が形成された軸受部の外周面とクラッチインナの外周面との間に段差が設けられ、一方向クラッチは、ローラの軸方向一端側に配されて、ローラのスラスト力を受けるスラスト受けワッシャを備え、このスラスト受けワッシャの内径側端部が、チューブの外周面に設けられた段差に支持されていることを特徴とする。
この構成によれば、チューブの外周面にスラスト受けワッシャを固定するための溝などを形成する必要がなく、軸受部の外周面とクラッチインナの外周面との間に設けられる段差を利用してスラスト受けワッシャを支持することができる。
(請求項の発明)
請求項1または2に記載のスタータにおいて、ボールベアリングは、外輪をフレームに隙間嵌めして組み付けられていることを特徴とする。
この構成によれば、フレームに対して組み付けが容易であり、且つボールベアリングのラジアル隙間の減少を考えなくても良いため、精度の良い軸受構造を提供できる。
(請求項の発明)
請求項1または2に記載のスタータにおいて、ボールベアリングは、外輪をフレームに圧入して組み付けられていることを特徴とする。
この構成によれば、内輪を有する従来のボールベアリングにおいて、内輪と外輪の両方を圧入して組み付ける場合と比較すると、圧入によるラジアル隙間の減少量が小さく(理論上は1/2)なり、且つ内輪側の圧入代の公差幅分だけラジアル隙間の公差幅を小さくできるので、圧入代のばらつきの影響を受け難く、精度の良い軸受を提供できる。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例により詳細に説明する。
図1は実施例1に係わるスタータ1の部分断面図である。
本実施例のスタータ1は、回転力を発生するモータ2と、このモータ2の回転速度を減速する減速装置(後述する)と、この減速装置で減速された回転が一方向クラッチ3(図2参照)を介して伝達される出力軸4と、この出力軸4上に配置されるピニオン5と、モータ2の通電回路に設けられるメイン接点(後述する)を開閉制御すると共に、シフトレバー6を介して出力軸4を軸方向に移動させる電磁スイッチ7等より構成される。
モータ2は、磁束を発生する界磁と、整流子(図示せず)を有する電機子2a(図3参照)、及び整流子上に配置されるブラシ2b(図3参照)等より構成される周知の直流電動機であり、電磁スイッチ7によりメイン接点が閉制御されると、車載バッテリ8(図3参照)から始動電流が供給されて、電機子2aに回転力が発生する。
界磁は、磁気回路を形成するヨーク2cの内周に界磁極2dが固定され、その界磁極2dに界磁コイル2eを巻線して構成される。なお、巻線式界磁に替えて磁石式界磁を用いても良い。
電機子2aは、回転軸2fと、この回転軸2fに固定される電機子鉄心2g、及び電機子鉄心2gに巻線される電機子コイル2hより構成され、整流子を形成するセグメントが電機子コイル2hに電気的且つ機械的に結合されている。
減速装置は、周知の遊星歯車機構によって構成され、電機子2aの回転速度を遊星歯車9の公転運動に変換して減速する。減速された回転は、遊星歯車9を回転自在に支持するギヤ軸9aを介してキャリア9bに伝達される。
一方向クラッチ3は、図3に示す様に、キャリア9bと一体に設けられたクラッチアウタ3aと、このクラッチアウタ3aの内径側にクラッチインナ3bを形成するチューブ10と、クラッチアウタ3aの内周面に形成されたくさび状のカム室(図示せず)に配設されるローラ3c等より構成される。
クラッチインナ3bを形成するチューブ10は、クラッチインナ3bの軸方向反モータ側(図示左側)に軸受部10aが設けられ、この軸受部10aの外周に配置されたボールベアリング11を介して、本発明のフレームであるセンタケース12に回転自在に支持されている。
ボールベアリング11は、図2に示す様に、チューブ10の軸受部10aを内輪として利用することにより、チューブ10と一体構造に設けられている。内輪として利用される軸受部10aの外周面には、断面円弧状の転動溝10bが全周に渡って形成され、この転動溝10bと外輪11aに形成される転動溝11bとの間に複数のボール11cが回転自在に保持されている。また、外輪11aは、センタケース12の軸受面に圧入または隙間嵌めにより保持されている。
センタケース12は、モータ2のヨーク2cと、エンジンへの取付けフランジを有するハウジング13との間に配置され、減速装置と一方向クラッチ3を内部に収容している。
チューブ10の内周には、雌ヘリカルスプライン10cが形成されている。この雌ヘリカルスプライン10cは、クラッチインナ3bの内径側から軸受部10aの内径側まで、具体的には、軸受部10aに形成された転動溝10bの最深部と軸方向に略同位置まで形成されている。言い換えると、転動溝10bの最深部と軸方向に略同位置の所に、雌ヘリカルスプライン10cの終端(端部)が設定され、この終端が、チューブ10に対する出力軸4の軸方向移動を止めるストッパ10dとして機能している。
上記のチューブ10は、図2に示す様に、軸受部10aの外径よりクラッチインナ3bの外径の方が大きく設けられ、その結果、軸受部10aの外周面とクラッチインナ3bの外周面との間に段差10eが形成されている。この段差10eは、一方向クラッチ3に使用されるスラスト受けワッシャ3dの内径側端部を軸方向に受けるワッシャ受け面として利用される。なお、スラスト受けワッシャ3dは、ローラ3cの抜け止めを行うもので、ローラ3cの軸方向反キャリア側に配置され、クラッチカバー3eによりかしめ固定されている。
出力軸4は、ハウジング13に固定された軸受14に回転自在且つ摺動自在に支持されると共に、自身の後端部(本発明の軸部)がチューブ10の内周に挿通され、その後端部の外周に形成された雄ヘリカルスプライン4aがチューブ10の雌ヘリカルスプライン10cに噛み合わされて、軸方向に移動可能に設けられている。
なお、図1において、出力軸4の中心線より上側は、スタータ1の静止状態を示し、中心線より下側は、スタータ1の作動状態(出力軸4が前進してピニオン5がエンジンのリングギヤ15に噛み合った状態)を示している。
ピニオン5は、軸受14より前方へ突き出た出力軸4の前端部にスプライン結合されて、出力軸4と一体に回転可能に設けられると共に、ピニオン5と出力軸4との間に配設されたピニオンスプリング16の反力を受けて出力軸4上を反モータ方向(図示左方向)へ付勢され、出力軸4の先端部に取り付けられたカラー17に当接して保持されている。
なお、出力軸4に対するピニオン5の後退位置は、ピニオンスプリング16が全圧縮された時に、そのピニオンスプリング16の全圧縮量によって規制される。
電磁スイッチ7は、始動スイッチSW(図3参照)の閉操作によりバッテリ8から通電される励磁コイル18と、この励磁コイル18の内側に挿入されて、励磁コイル18の通電時に発生する磁力により、図1の右方向へ吸引されるプランジャ19と、励磁コイル18への通電が停止されて磁力が消滅した時に、プランジャ19を押し戻すためのリターンスプリング20と、プランジャ19の凹部に挿入されるフック21と、このフック21とプランジャ19との間に配設されたドライブスプリング22等より構成され、プランジャ19の凹部から突き出たフック21の先端部にシフトレバー6の上端部が連結されている。
シフトレバー6は、センタケース12に固定されたレバーホルダ23により揺動可能に支持され、シフトレバー6の下端部が、出力軸4に設けられた一組のリングワッシャ24間に係合されて、プランジャ19の動きを出力軸4に伝達する。
なお、図1において、プランジャ19の中心線より上側は、電磁スイッチ7の静止状態(励磁コイル18の通電停止状態)を示し、中心線より下側は、電磁スイッチ7の作動状態(励磁コイル18の通電状態)を示している。
モータ2の通電回路に設けられるメイン接点は、図3に示す様に、電磁スイッチ7に設けられる2本の外部端子25(25a、25b)を介して通電回路に接続されると一組の固定接点26(26a、26b)と、プランジャ19の移動に連動して(またはプランジャ19と一体に)可動する可動接点27とで構成され、この可動接点27が一組の固定接点26に当接して両固定接点26間が導通することによりメイン接点が閉状態となり、可動接点27が一組の固定接点26から離れることでメイン接点が開状態となる。
2本の外部端子25は、図3に示す様に、バッテリケーブル28を介してバッテリ8のプラス電極に接続されるバッテリ端子25aと、モータリード線29を介してモータ2の内部回路に接続されるモータ端子25bであり、それぞれ電磁スイッチ7の接点カバー(図示せず)に固定され、且つ接点カバーの内部で、バッテリ端子25aと一方の固定接点26a、及びモータ端子25bと他方の固定接点26bとが、それぞれ電気的且つ機械的に結合されている。
次に、スタータ1の作動を説明する。
始動スイッチSWの閉操作により電磁スイッチ7の励磁コイル18が通電されると、プランジャ19が吸引されることにより、シフトレバー6を介して出力軸4が反モータ方向へ押し出される。ここで、出力軸4上のピニオン5がスムーズにリングギヤ15に噛み合った場合は、可動接点27が一組の固定接点26に当接してメイン接点が閉じることにより、電機子2aに回転力が発生する。
一方、ピニオン5がスムーズにリングギヤ15に噛み合うことなく、リングギヤ15に衝突した場合は、ピニオンスプリング16を押し縮めながら出力軸4だけが更に前進することにより、ピニオン5が出力軸4上を相対的に後退する。この時、出力軸4の移動に伴ってピニオン5がリングギヤ15と噛み合い可能な位置まで回転すると、ピニオンスプリング16の反力により、ピニオン5が押し出されてリングギヤ15に噛み合い、その後、メイン接点が閉じることで電機子2aに回転力が発生する。
また、メイン接点が閉じる前に、ピニオン5とリングギヤ15との噛み合いが出来なかった場合でも、メイン接点が閉じて電機子2aに回転力が発生すると、出力軸4がモータ2の回転力を受けて回転することにより、ピニオン5がリングギヤ15と噛み合い可能な位置まで回転した時点で、ピニオンスプリング16の反力とドライブスプリング22の反力とを合わせた合成力により、ピニオン5をリングギヤ15に押し込んで噛み合わせることができる。
ピニオン5とリングギヤ15との噛み合いが完了すると、ピニオン5からリングギヤ15に回転力が伝達されてエンジンをクランキングさせる。
(実施例1の効果)
上記のスタータ1は、チューブ10の軸受部10aをボールベアリング11の内輪として利用し、軸受部10aの外周面に形成された転動溝10bと、外輪11aに形成された転動溝11bとの間に複数のボール11cが回転自在に保持されている。これにより、ボールベアリング自体の内輪を廃止でき、部品点数を削減できる。また、チューブ10とボールベアリング11とを一体構造にできるので、内輪の廃止による部品点数の削減と、組み付け工数の削減によるコストダウンを図ることができる。
また、チューブ10とボールベアリング11とを一体構造としたことにより、従来の様に、ボールベアリング11の内輪を軸受部10aの外周面に圧入しなくても、チューブ10からボールベアリング11が抜けることはなく、且つ、圧入した場合の様に、ボールベアリング11のラジアル隙間が減少することがないので、精度の良い軸受構造を提供できる。
更に、チューブ10の軸受部10aは、ボールベアリング11の規格に捕らわれることなく、転動溝10bが形成される外周面を自由に削り加工で製作できるので、チューブ10の設計自由度を上げることができる。
実施例1に記載したボールベアリング11は、内輪を廃止したことにより、内輪を有する従来のボールベアリングと比較して、外径が同一であれば、使用するボール11cのサイズ(直径)を大きくできるので、ボールベアリング11の許容荷重を大きくできる。
また、ボールベアリング自体の内輪を廃止することにより、チューブ10の外径を大きく設計した場合でも、ボールベアリング11の外径サイズを大きくする必要はなく、市場性のあるボールベアリング11を使用できるので、コストアップを回避できる。
また、チューブ10の軸受部10aをボールベアリング11の内輪として利用することで、従来より軸受部10aの外径を大きくでき、軸受部10aの肉厚を増大できるため、防炭等の特殊処理をしなくても強度を確保できる。
更に、軸受部10aの外径を大きくできるので、雌ヘリカルスプライン10cを軸受部10aの内周側まで形成した場合、つまり、雌ヘリカルスプライン10cの終端を転動溝10bの最深部と軸方向に略同位置の所に設定した場合でも、軸受部10aとして必要十分な強度を確保できる。その結果、雌ヘリカルスプライン10cの終端から軸受部10aの端面までの距離(雌ヘリカルスプライン10cが形成されていない部分の長さ)を従来より短くして、チューブ10の全長を短縮することが可能である。特に、実施例1に記載したスタータ1は、遊星歯車機構による減速装置を採用することで、モータ2の回転軸2fと出力軸4とが同一直線上に配置されるため、チューブ10の全長短縮による効果が大きい。
また、本実施例のチューブ10は、転動溝10bが形成された軸受部10aの外周面とクラッチインナ3bの外周面との間に段差10eが設けられ、この段差10eにスラスト受けワッシャ3dの内径側端部が支持されている。つまり、前記段差10eをワッシャ受け面として利用できるので、チューブ10の外周面にスラスト受けワッシャ3dを固定するための溝などを形成する必要がなく、その分、製造工程を短縮できる。
なお、チューブ10の外周面に形成される段差10eは、軸受部10aの外径よりクラッチインナ3bの外径の方を小さくして設けても良い。
実施例1に記載したスタータ1は、チューブ10に対して出力軸4が移動する構造である。つまり、チューブ10が軸方向に移動しないため、ボール11cとチューブ10とが軸方向に相対移動することはなく、軸受部10aに形成された転動溝10bに潤滑用のグリスを長期に渡って保持できる。その結果、例えば、エンジンの回転がリングギヤ15からピニオン5に伝達されるオーバラン状態となった時でも、グリスが不足することはなく、ボール11cと転動溝10bとの間に良好な潤滑を維持できるので、耐焼き付き性が良い。また、チューブ10が軸方向に移動しないため、転動溝10bに異物が巻き込まれることが少なくなり、寿命の長い軸受構造を提供できる。
図4は実施例2に係わるスタータ1の要部断面図である。
本実施例のスタータ1は、図4に示す様に、チューブ10の両端側にそれぞれ軸受部10aが設けられている場合の一例である。
チューブ10は、実施例1と比較して、軸方向に長く設けられ、その両軸受部10aがそれぞれボールベアリング11を介してフレーム31に回転自在に支持されて、両軸受部10aの間に一方向クラッチ3のクラッチインナ3bが形成されている。
一方向クラッチ3は、クラッチカバー3eを介してクラッチアウタ3aに連結されたクラッチギヤ32を備え、このクラッチギヤ32に減速装置(図示せず)を介してモータ2の回転力が伝達される。
出力軸4は、実施例1と同様に、チューブ10の内部に挿通された軸部の外周に雄ヘリカルスプライン4aが形成され、この雄ヘリカルスプライン4aがチューブ10の内周に形成された雌ヘリカルスプライン10cに噛み合って、チューブ10に対し軸方向に移動可能に設けられている。
チューブ10に設けられる両軸受部10aは、実施例1と同様に、それぞれボールベアリング11の内輪として利用され、軸受部10aの外周面に転動溝10bが形成されている。但し、チューブ10の一端側(図示左側)の軸受部10aに形成された転動溝10bは、実施例1と同じく、断面円弧状に形成されているが、チューブ10の他端側の軸受部10aに形成された転動溝10bは、最深部より軸方向内側(一端側)半分のみ形成され、最深部より軸方向外側は、最深部と同一外径を有する円筒面として形成されている。
本実施例の構成によれば、チューブ10の両端側に設けられる軸受部10aをそれぞれボールベアリング11の内輪として利用することにより、実施例1の構成と比較して、ボールベアリング自体の内輪の廃止による部品点数の削減と、組み付け工数の削減によるコストダウン効果を倍増できる。
また、チューブ10の他端側の軸受部10aに形成された転動溝10bが軸方向内側の半分だけ形成されているので、ボールベアリング11の組み付け、及び分解を容易に行うことができる。
なお、実施例2では、チューブ10の他端側の軸受部10aに形成された転動溝10bが軸方向内側の半分だけ形成されている例を記載したが、一端側の軸受部10aと同様に、軸方向外側にも転動溝10bが形成されていても良い。
また、実施例2に記載した転動溝10bを軸方向半分だけ形成する方法は、実施例1に適用することもできる。つまり、実施例1に記載した軸受部10aに形成される転動溝10bを軸方向内側(クラッチインナ3b側)だけ形成し、軸方向外側を転動溝10bの最深部と同一外径を有する円筒面として形成しても良い。
また、減速装置としては、歯車減速機構を用いることができ、その歯車減速機構としては、実施例1に例示した遊星歯車機構の他に、外歯−外歯減速方式、あるいは外歯−内歯減速方式の減速機構を用いることもできる。
実施例1に係わるスタータの部分断面図である。 実施例1に係わる一方向クラッチ周辺の構成を示す断面図である。 実施例1に係わるスタータの電気回路図である。 実施例2に係わるスタータの要部断面図である。 従来技術に係わる一方向クラッチ周辺の構成を示す断面図である。
符号の説明
1 スタータ
2 モータ
3 一方向クラッチ
3a クラッチアウタ
3b クラッチインナ
3c ローラ
3d スラスト受けワッシャ
4 出力軸
4a 雄ヘリカルスプライン(雄スプライン)
9 遊星歯車
9a ギヤ軸
10 チューブ
10a 軸受部(内輪)
10b 転動溝
10c 雌ヘリカルスプライン(雌スプライン)
10e 段差
11 ボールベアリング
11a 外輪
11c ボール
12 センタケース(フレーム)
31 フレーム(実施例2)

Claims (5)

  1. 回転力を発生するモータと、円筒形状の内周に雌スプラインが形成され、且つ軸方向の少なくとも一端側がボールベアリングを介してフレームに支持される軸受部として形成されたチューブと、このチューブの他端側がクラッチインナとして形成され、前記モータの回転力をクラッチアウタからローラを介して前記クラッチインナに伝達する一方向クラッチと、前記チューブの内周に挿通される軸部を有し、この軸部の外周に前記チューブの雌スプラインと係合する雄スプラインが形成された出力軸とを備え、前記チューブに対して前記出力軸が軸方向に移動可能に設けられたスタータにおいて、前記ボールベアリングは、前記チューブの軸受部を内輪として利用し、その軸受部の外周面に断面円弧状の転動溝が形成され、この転動溝に前記ボールベアリングのボールが回転自在に保持されているとともに、
    前記転動溝の前記ボールが転動する軸受部の外周面(ボール転動面)の径は、前記ローラが転動する前記クラッチインナの外周面(ローラ転動面)の径より小径に設定した
    ことを特徴とするスタータ。
  2. 請求項1に記載したスタータにおいて、
    前記チューブの内周には、前記クラッチインナの内周側から前記軸受部の内周側まで前記雌スプラインが形成され、その雌スプラインの終端が、前記転動溝の最深部と軸方向に略同位置の所に設定されていることを特徴とするスタータ。
  3. 請求項1または2に記載のスタータにおいて、前記チューブは、前記転動溝が形成された前記軸受部の外周面と前記クラッチインナの外周面との間に段差が設けられ、前記一方向クラッチは、前記ローラの軸方向一端側に配されて、前記ローラのスラスト力を受けるスラスト受けワッシャを備え、このスラスト受けワッシャの内径側端部が、前記チューブの外周面に設けられた段差に支持されていることを特徴とするスタータ。
  4. 請求項1または2に記載のスタータにおいて、前記ボールベアリングは、外輪を前記フレームに隙間嵌めして組み付けられていることを特徴とするスタータ。
  5. 請求項1または2に記載のスタータにおいて、前記ボールベアリングは、外輪を前記フレームに圧入して組み付けられていることを特徴とするスタータ。
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