JP4544238B2 - スタータ - Google Patents

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Description

本発明は、シフトレバーを介してピニオンをエンジン側へ押し出す方式のスタータに関する。
従来、特許文献1及び特許文献2に示される様に、シフトレバーを介してピニオンをクラッチと一体にエンジン側へ押し出してリングギヤに噛み合わせる方式のスタータが公知である。
上記の特許文献1には、クラッチに係合するシフトレバー端部の摩耗を低減する手段として、レバー端部に穴部を設けて、その穴部にグリス等の潤滑剤を充填する方法が記載されている。
また、特許文献2には、シフトレバーのピニオン押出部に耐摩耗性、耐熱性等に優れたコーティング材を付着させた構造が示されている。
ところで、特許文献1に示されるスタータは、出力軸がモータに駆動されて回転すると、その出力軸の回転がクラッチを介してピニオンに伝達される。つまり、クラッチは、ピニオンと一体に設けられたインナと、出力軸にヘリカルスプライン嵌合するアウタとに分割され、両者の間に配置されるローラを介してトルク伝達を断続する構造である。このため、エンジンが始動すると、リングギヤに噛み合ったピニオンが高速(エンジン回転数にリングギヤとピニオンとのギヤ比を掛けた回転数)で回転するが、クラッチが切り離される(アウタとインナとの間でローラが空転する)ことにより、ピニオンの回転が出力軸に伝達されることはなく、出力軸にヘリカルスプライン嵌合するアウタは、出力軸の回転数(無負荷回転数)で回転する。
これに対し、シフトレバーを介して出力軸をエンジン側へ押し出す方式のスタータでは、ピニオンが出力軸に直接係合しているため、エンジン回転がリングギヤからピニオンに伝達されると、エンジン回転数にギヤ比を掛けた回転数でピニオン及び出力軸が回転する。この場合、出力軸の回転数が前者のスタータと比較して数倍(例えば5倍以上)大きくなるため、出力軸に係合するシフトレバー端部の摩擦も大きくなる。このため、特許文献1に開示された従来技術、つまり、レバー端部に設けた穴にグリスを充填する方法では、摩擦を充分に抑えることができない。また、シフトレバーが樹脂製(熱可塑性樹脂)の場合は、摩擦に伴う発熱の影響でシフトレバーの端部が変形する問題も生じる。
一方、特許文献2に示される様に、シフトレバーのピニオン押出部にコーティング材を付着させる技術は、金属製のシフトレバーに有効な方法であり、樹脂製のシフトレバーには適していない。つまり、樹脂製シフトレバーへのコーティング処理は困難であり、コストアップとなる。また、コーティング処理された金属製シフトレバーを使用することも考えられるが、その場合、樹脂製のシフトレバーと比較してコストが大きくなることは避けられない。
そこで、本出願人は、金属製のシフトレバーと比較してコストの安い樹脂製のシフトレバーを使用すると共に、そのシフトレバーの摩擦に伴う摩耗及び熱変形を低減できる技術(特許文献3)を提案した。
上記の特許文献3に記載された先願技術は、図4に示す様に、出力軸100の外周に嵌合する樹脂製のレバーリング110と、出力軸100に対してレバーリング110の軸方向の動きを規制する一組のリングワッシャ120、130と、この一組のリングワッシャ120、130のうちピニオン140側に配置される一方のリングワッシャ120とレバーリング110との間に配設されるレバーワッシャ150とを有し、このレバーワッシャ150に当接するレバーリング110の端面に溝部111が形成され、その溝部111にグリスが充填されている。
上記の構成によれば、エンジンの回転がピニオン140に伝達されて出力軸100が高速回転した時(オーバラン時)に、一方のリングワッシャ120とレバーワッシャ150とが相対回転することにより、レバーワッシャ150とレバーリング110との相対回転速度差が小さくなる。その上、グリスの働きによってレバーワッシャ150とレバーリング110との摩擦を抑制できるので、摩擦に伴うレバーリング110の摩耗及び熱変形を低減できる。
特開2002−213329号公報 実開昭62−82365号公報 特願2005−278649号
ところが、上記の先願発明では、レバーワッシャ150に当接するレバーリング110の端面(溝部111が形成された端面)が平面であるため、オーバラン時にグリスの飛散量が多くなる問題がある。すなわち、オーバラン時に出力軸100が高速で回転して、一方のリングワッシャ120にレバーワッシャ150が連れ回りすると、レバーワッシャ150の表面に付着したグリスが遠心力の働きで外周側へ飛散するため、早期にグリスが流出して、長期間のグリス維持が困難であった。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、グリスによりシフトレバーの摩耗を低減すると共に、そのグリスの飛散を防止して、長期に渡りグリスを保持できるスタータを提供することにある。
(請求項の発明)
本発明は、回転力を発生するモータと、このモータの駆動トルクが伝達されて回転する出力軸と、この出力軸上に配置されて出力軸と一体に回転するピニオンと、出力軸上に設けられると共に、出力軸に対し軸方向ピニオン側への移動が規制されたリングワッシャと、このリングワッシャの軸方向反ピニオン側に配置されて出力軸の外周に嵌合する樹脂製のレバーリングを有し、このレバーリングを介してリングワッシャを軸方向に押圧することにより、出力軸をエンジン側へ押し出すシフトレバーとを備え、このシフトレバーにより、出力軸と一体にピニオンをエンジン側へ移動させてリングギヤに噛み合わせる方式のスタータであって、リングワッシャとレバーリングとの間にレバーワッシャが配置されて、このレバーワッシャが出力軸に対し相対回転可能に設けられ、レバーリングは、レバーワッシャに当接する軸方向端面(ワッシャ当接面と呼ぶ)にグリスを保持する凹部が形成されると共に、ワッシャ当接面より径方向外側に、レバーワッシャの径方向外側を軸方向に突き出るグリス飛散防止壁が設けられていることを特徴とする。
本発明のスタータは、ピニオンがリングギヤに噛み合った状態で、エンジン回転がリングギヤからピニオンに伝達されると、そのピニオンと一体に出力軸が高速(エンジン回転数にリングギヤとピニオンとのギヤ比を掛けた回転数)で回転する。これにより、出力軸上に設けられたリングワッシャが回転して、そのリングワッシャの回転にレバーワッシャが連れ回りすると、レバーワッシャとレバーリングとが相対回転することにより、両者間に摩擦が生じる。しかし、レバーワッシャは、出力軸に対して相対回転可能に支持され、且つ、レバーリングの凹部に保持されたグリスの粘性によってレバーワッシャの回転が抑制されるため、レバーワッシャとレバーリングとの相対回転速度は小さくなる。これにより、レバーワッシャとレバーリングとの間に生じる摩擦が小さくなり、且つ、グリスの潤滑作用によって摩擦力が低減される。その結果、レバーリングの摩耗が抑制されると共に、摩擦によって発生する熱(摩擦熱)が抑えられるため、その摩擦熱によるレバーリングの変形を防止できる。
また、本発明のレバーリングには、レバーワッシャに当接するワッシャ当接面より径方向外側に、レバーワッシャの径方向外側を軸方向に突き出るグリス飛散防止壁が設けられているので、レバーワッシャの回転に伴う遠心力の働きで外周へ飛散したグリスをグリス飛散防止壁で受け止めることができる。これにより、グリスがグリス飛散防止壁を乗り越えてレバーリングの外側へ飛散することを抑制できるので、グリスが早期に流出することはなく、長期に渡ってグリスを保持できる。
(請求項の発明)
本発明は、回転力を発生するモータと、このモータの駆動トルクが伝達されて回転する出力軸と、この出力軸の外周に嵌合して出力軸に対し軸方向に移動可能に支持された円筒部を有すると共に、この円筒部の軸方向エンジン側にピニオンが設けられ、出力軸と一体に回転するピニオン移動体と、円筒部上に設けられると共に、円筒部に対し軸方向ピニオン側への移動が規制されたリングワッシャと、このリングワッシャの軸方向反ピニオン側に配置されて円筒部の外周に嵌合する樹脂製のレバーリングを有し、このレバーリングを介してリングワッシャを軸方向に押圧することにより、ピニオン移動体をエンジン側へ押し出すシフトレバーとを備え、このシフトレバーにより、ピニオン移動体をエンジン側へ移動させて、ピニオンをリングギヤに噛み合わせる方式のスタータであって、リングワッシャとレバーリングとの間にレバーワッシャが配置されて、このレバーワッシャが円筒部に対し相対回転可能に設けられ、レバーリングは、レバーワッシャに当接する軸方向端面(ワッシャ当接面と呼ぶ)にグリスを保持する凹部が形成されると共に、ワッシャ当接面より径方向外側に、レバーワッシャの径方向外側を軸方向に突き出るグリス飛散防止壁が設けられていることを特徴とする。
本発明のスタータは、ピニオンがリングギヤに噛み合った状態で、エンジン回転がリングギヤからピニオンに伝達されると、そのピニオンが設けられたピニオン移動体が高速(エンジン回転数にリングギヤとピニオンとのギヤ比を掛けた回転数)で回転する。これにより、ピニオン移動体の円筒部上に設けられたリングワッシャが回転して、そのリングワッシャの回転にレバーワッシャが連れ回りすると、レバーワッシャとレバーリングとが相対回転することにより、両者間に摩擦が生じる。しかし、レバーワッシャは、円筒部に対して相対回転可能に支持され、且つ、レバーリングの凹部に保持されたグリスの粘性によってレバーワッシャの回転が抑制されるため、レバーワッシャとレバーリングとの相対回転速度は小さくなる。これにより、レバーワッシャとレバーリングとの間に生じる摩擦が小さくなり、且つ、グリスの潤滑作用によって摩擦力が低減される。その結果、レバーリングの摩耗が抑制されると共に、摩擦によって発生する熱(摩擦熱)が抑えられるため、その摩擦熱によるレバーリングの変形を防止できる。
また、本発明のレバーリングには、レバーワッシャに当接するワッシャ当接面より径方向外側に、レバーワッシャの径方向外側を軸方向に突き出るグリス飛散防止壁が設けられているので、レバーワッシャの回転に伴う遠心力の働きで外周へ飛散したグリスをグリス飛散防止壁で受け止めることができる。これにより、グリスがグリス飛散防止壁を乗り越えてレバーリングの外側へ飛散することを抑制できるので、グリスが早期に流出することはなく、長期に渡ってグリスを保持できる。
(請求項の発明)
請求項1または2に記載したスタータにおいて、グリス飛散防止壁の突出高さは、レバーワッシャの板厚以上に設定されていることを特徴とする。
この場合、グリス飛散防止壁に溜めることが可能なグリス量を増加させることができるので、より長期間のグリス保持が可能となる。
また、リングワッシャの回転にレバーワッシャが連れ回りした時に、リングワッシャとレバーワッシャとの間にグリスを供給することが可能となり、両ワッシャ間のグリス潤滑を長期に渡り維持できる。
(請求項の発明)
請求項1〜3に記載した何れかのスタータにおいて、グリス飛散防止壁は、スタータをエンジン側に取り付けた状態で、レバーリングの少なくとも地面方向側に設けられていることを特徴とする。
レバーリングの凹部に保持されたグリスは、エンジン回転がピニオンに伝達されるオーバラン時に遠心力の働きで外周へ飛散すること以外に、車両の振動でも地面方向に垂れてくる。そこで、レバーリングの少なくとも地面方向側にグリス飛散防止壁を設けることにより、地面方向に垂れてくるグリスをグリス飛散防止壁で受け止めることができるので、車両振動に対してグリスの流出を抑制することが可能である。
(請求項の発明)
請求項1〜4に記載した何れかのスタータにおいて、シフトレバーは、揺動可能に支持されたレバーアームと、このレバーアームに連結されるレバーリングとで構成され、レバーリングは、径方向の両側にそれぞれレバーアームとの連結部が設けられると共に、この連結部は、レバーリングの軸方向中心よりピニオン側にオフセットした位置に配置され、グリス飛散防止壁は、連結部が設けられる径方向両側の土台部同士を連結して設けられていることを特徴とする。
レバーリングにグリス飛散防止壁を設けない状態で、レバーアームとの連結部を軸方向ピニオン側にオフセットした位置に配置すると、ワッシャとの摩擦により生じる熱の影響で、連結部を有する土台部が径方向の内側へ倒れる恐れがある。これに対し、本発明のレバーリングは、グリス飛散防止壁が径方向両側の土台部同士を連結しているので、そのグリス飛散防止壁が土台部の補強リブとして機能する。その結果、連結部をレバーリングの軸方向中心よりピニオン側にオフセットした位置に配置しても、土台部が径方向の内側へ倒れることはない。また、連結部をピニオン側にオフセット配置することで、出力軸を支持するハウジングの軸受部とレバーアームの端部とを軸方向にラップさせることが可能となり、軸方向にスタータを短くすることが可能となる。
(請求項の発明)
請求項に記載したスタータにおいて、出力軸の外周に相対回転可能に嵌合して、リングワッシャとレバーワッシャとの間に1枚以上の中間ワッシャが配置されていることを特徴とする。
リングワッシャとレバーワッシャとの間に中間ワッシャを配置することにより、レバーワッシャの連れ回りを抑えることができるため、レバーワッシャとレバーリングとの相対回転により生じるレバーリングの摩擦を更に抑制できる。
(請求項の発明)
請求項に記載したスタータにおいて、円筒部の外周に相対回転可能に嵌合して、リングワッシャとレバーワッシャとの間に1枚以上の中間ワッシャが配置されていることを特徴とする。
リングワッシャとレバーワッシャとの間に中間ワッシャを配置することにより、レバーワッシャの連れ回りを抑えることができるため、レバーワッシャとレバーリングとの相対回転により生じるレバーリングの摩擦を更に抑制できる。
(請求項の発明)
請求項またはに記載したスタータにおいて、リングワッシャは、レバーワッシャより外径が小さく設けられていることを特徴とする。
この場合、リングワッシャの回転に対しレバーワッシャが連れ回りし難くなるため、レバーワッシャとレバーリングとの相対回転速度差が更に小さくなり、レバーリングの摩擦を低減できる。
(請求項の発明)
請求項またはに記載したスタータにおいて、中間ワッシャは、レバーワッシャより外径が小さく設けられていることを特徴とする。
この場合、リングワッシャの回転に対し中間ワッシャが連れ回りし難くなるため、その中間ワッシャの回転に対してレバーワッシャの連れ回りを抑えることができ、レバーワッシャとレバーリングとの相対回転により生じるレバーリングの摩擦を更に抑制できる。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例により詳細に説明する。
図1はスタータ1の断面図、図2は本発明に係るスタータ1の要部断面図である。
本実施例のスタータ1は、図1に示す様に、回転力を発生するモータ2と、このモータ2の回転を減速する減速機3と、この減速機3にクラッチ4を介して連結される出力軸5と、この出力軸5に支持されるピニオン6と、モータ2の通電回路(モータ回路と呼ぶ)に設けられるメイン接点を開閉すると共に、シフトレバー7を介して出力軸5を軸方向に移動させる働きを有する電磁スイッチ8等より構成される。なお、図1において、出力軸5及び電磁スイッチ8の中心線より上側は、スタータ1の停止状態を示し、中心線より下側は、スタータ1の作動状態を示している。
モータ2は、円筒状のヨーク9と、このヨーク9の内周に配置される複数の界磁コイル10(永久磁石でも良い)と、電機子軸11の後端部に整流子(図示せず)を有する電機子12と、この電機子12の回転によって整流子の表面上を摺接するブラシ(図示せず)等より構成される周知の直流電動機であり、ハウジング13に対し複数本のスルーボルト14を締め付けて固定されている。
減速機3は、電機子軸11と同軸上で減速できる遊星歯車減速機であり、電機子軸11の反整流子側の端部に構成されている。
クラッチ4は、減速機3を介してモータ2の駆動トルクが伝達されるクラッチアウタ4aと、このクラッチアウタ4aの内径側に配置され、ボールベアリング15を介してセンタケース16に回転自在に支持されたインナチューブ4bと、両者の間でトルク伝達を断続するローラ4c等より構成され、このローラ4cを介してクラッチアウタ4aからインナチューブ4bへのトルク伝達を許容し、インナチューブ4bからクラッチアウタ4aへのトルク伝達を遮断する一方向クラッチとして構成されている。
センタケース16は、モータ2のヨーク9とハウジング13との間に挟持されて、減速機3とクラッチ4の外周を覆っている。
出力軸5は、電機子軸11と同軸線上に配置され、一端側が軸受17を介してハウジング13に回転自在及び摺動自在に支持され、他端側がインナチューブ4bの内側に挿通されてヘリカルスプライン結合されている。
ピニオン6は、軸受17より前方(エンジン側)へ突き出る出力軸5の前端部に直スプライン結合されると共に、出力軸5に対し軸方向に所定量だけ移動可能に支持されている。また、ピニオン6は、出力軸5との間に配設されたピニオンスプリング18により、出力軸5上を反モータ方向(図1の左方向)に付勢され、出力軸5の先端部に取り付けられたストッパ19に当接して位置決めされている。
電磁スイッチ8は、始動スイッチ(図示せず)の閉操作によってバッテリから通電される電磁コイル20と、この電磁コイル20の内周を軸方向(図1の左右方向)に可動するプランジャ21とを備え、電磁コイル20への通電により電磁石が形成されると、プランジャ21が吸引されて移動することにより、そのプランジャ21の動きに連動してモータ回路のメイン接点を閉操作する。また、電磁コイル20への通電が停止して電磁石の吸引力が消滅すると、リターンスプリング22の反力を受けてプランジャ21が押し戻されることにより、メイン接点を開操作する。
上記のプランジャ21には、ピニオン6をエンジンのリングギヤ23に噛み合わせるための反力を蓄えるドライブスプリング24と、このドライブスプリング24を介してプランジャ21の動きをシフトレバー7に伝えるためのレバー用フック25が取り付けられている。
シフトレバー7は、図3に示す様に、レバーアーム70とレバーリング71とで構成される。このレバーアーム70とレバーリング71は、共に樹脂製である。
レバーアーム70は、レバーピン72を有する胴体部70aと、レバー用フック25に連結される頭部70bと、レバーリング71を保持する脚部70cとが設けられ、センタケース16に固定されたレバーホルダ26(図1参照)にレバーピン72を介して揺動自在に支持されている。
レバーピン72は、胴体部70aに形成された貫通孔に圧入して取り付けられ、その貫通孔から突き出るレバーピン72の両端部がレバーホルダ26に支持されている。
頭部70bには、レバー用フック25に係合する溝部70dが形成されている。
脚部70cは、図3(a)に示す様に、二股に分岐して設けられ、その先端部に係合孔70eが形成されている。
レバーリング71は、図3(a)に示す様に、例えば、楕円形あるいはO字形に設けられており、その短軸方向(図示左右方向)の両外側にそれぞれ係合ピン71aが突出して設けられ、この係合ピン71aがレバーアーム70の脚部70cに形成された係合孔70eに嵌合して、レバーアーム70に回動自在に保持されている。なお、係合ピン71aは、レバーリング71の軸方向中心よりピニオン側にオフセットした位置に設けられている〔図3(b)参照〕。
このレバーリング71は、図2に示す様に、レバーワッシャ27と共に出力軸5の外周に嵌合すると共に、出力軸5に対し一組のリングワッシャ28、29を介して軸方向の移動が規制されている。
一組のリングワッシャ28、29は、それぞれ出力軸5の外周に嵌合する第1のリングワッシャ28と第2のリングワッシャ29である。第1のリングワッシャ28は、レバーリング71の軸方向ピニオン側に配置されると共に、出力軸5に固定されたスナップリング30に係合してピニオン側への移動が阻止されている。第2のリングワッシャ29は、レバーリング71の軸方向反ピニオン側に配置されると共に、出力軸5の外周に形成された段差(図示せず)に係合して反ピニオン側への移動が阻止されている。
レバーワッシャ27は、レバーリング71と第1のリングワッシャ28との間に配置され、出力軸5に対し相対回転可能に嵌合している。このレバーワッシャ27は、第1のリングワッシャ28より外径が大きく形成されている。
続いて、本発明に係るレバーリング71の特徴について説明する。
上記のレバーリング71には、図3(a)に示す様に、レバーワッシャ27に当接する軸方向端面(ワッシャ当接面と呼ぶ)に凹部71bが形成され、この凹部71bにグリスが充填されている。この凹部71bは、レバーリング71の周方向に複数個所形成され、且つ、連通溝71cによって各凹部71bが連通している。
また、レバーリング71には、ワッシャ当接面より径方向外側にグリス飛散防止壁71dが設けられている。このグリス飛散防止壁71dは、レバーリング71の外周部から軸方向ピニオン側へ突き出て設けられ、その突出高さが、レバーワッシャ27の板厚以上に設定されている。また、グリス飛散防止壁71dは、スタータ1をエンジン側に取り付けた状態で、レバーリング71の少なくとも地面方向側に設けられ、さらに、係合ピン71aを有する両側の土台部71e同士を連結して設けられている〔図3(a)参照〕。
次に、スタータ1の作動を説明する。
始動スイッチの閉操作により、電磁スイッチ8の電磁コイル20に通電されて電磁石が形成され、その電磁石にプランジャ21が吸引されると、プランジャ21の動きがシフトレバー7を介して出力軸5に伝達される。これにより、出力軸5は、インナチューブ4bに対してヘリカルスプラインの作用で回転しながら反モータ方向(図1の左方向)へ移動し、ピニオン6の端面がリングギヤ23の端面に当接した後、ピニオンスプリング18を押し縮めた状態で一旦停止する。
この後、ドライブスプリング24に反力を蓄えながら、プランジャ21が更に移動してメイン接点を閉じると、バッテリからモータ2に給電されて電機子12に回転力が発生する。この電機子12の回転力は、減速機3で増幅された後、クラッチ4を介して出力軸5に伝達される。これにより、出力軸5が強制的に回されるため、ピニオン6がリングギヤ23に噛み合い可能な位置まで回転した時点で、ドライブスプリング24に蓄えられた反力によって出力軸5が前進する。その結果、ピニオン6がリングギヤ23に噛み合い、モータ2の駆動トルクがピニオン6からリングギヤ23に伝達されることにより、エンジンをクランキングする。
クランキングからエンジンが完爆した後、始動スイッチが開操作されると、電磁コイル20への通電が停止して電磁石の吸引力が消滅するため、リターンスプリング22の反力でプランジャ21が押し戻される。その結果、メイン接点が開いてバッテリからモータ2への給電が停止されることにより、電機子12の回転が次第に減速して停止する。
また、プランジャ21が押し戻されると、エンジン始動時とは反対方向にシフトレバー7が揺動することにより、出力軸5が反エンジン方向へ押し戻されて、ピニオン6がリングギヤ23から離脱する。
(実施例1の効果)
本実施例のスタータ1は、ピニオン6がリングギヤ23に噛み合った状態で、エンジン回転がリングギヤ23からピニオン6に伝達されると、そのピニオン6と一体に出力軸5が高速(エンジン回転数にリングギヤ23とピニオン6とのギヤ比を掛けた回転数)で回転する。このため、出力軸5と一体に第1のリングワッシャ28が回転して、その第1のリングワッシャ28の回転にレバーワッシャ27が連れ回りすると、レバーワッシャ27とレバーリング71とが相対回転する。しかし、レバーワッシャ27は、レバーリング71の凹部71bに保持されたグリスの粘性によって回転が抑制されるため、レバーワッシャ27とレバーリング71との相対回転速度は小さくなる。また、第1のリングワッシャ28は、レバーワッシャ27より外径が小さく設けられているので、第1のリングワッシャ28の回転に対しレバーワッシャ27が連れ回りし難くなる。
これにより、レバーワッシャ27とレバーリング71との相対回転速度差が小さくなるため、レバーワッシャ27とレバーリング71との間に生じる摩擦が小さくなり、且つ、グリスの潤滑作用によって摩擦力が低減される。その結果、レバーリング71の摩耗が抑制されると共に、摩擦によって発生する熱(摩擦熱)が抑えられるため、その摩擦熱によるレバーリング71の変形が防止される。
また、レバーリング71には、グリス飛散防止壁71dが設けられているので、レバーワッシャ27の回転に伴う遠心力の働きで外周へ飛散したグリスをグリス飛散防止壁71dで受け止めることができる。これにより、グリスがグリス飛散防止壁71dを乗り越えてレバーリング71の外側へ飛散することを抑制できるため、グリスが早期に流出することはなく、長期に渡ってグリスを保持できる。
さらに、グリス飛散防止壁71dの突出高さ(軸方向に突き出る長さ)は、レバーワッシャ27の板厚以上に設定されているので、グリス飛散防止壁71dに溜めることが可能なグリス量を増加させることができ、より長期間のグリス保持が可能となる。また、グリス飛散防止壁71dに溜められたグリスを、第1のリングワッシャ28とレバーワッシャ27との間に供給することが可能となり、両ワッシャ間のグリス潤滑を長期に渡り維持できる。
上記のグリス飛散防止壁71dは、スタータ1をエンジン側に取り付けた状態で、レバーリング71の少なくとも地面方向側に設けられているので、車両の振動等で地面方向に垂れてくるグリスをグリス飛散防止壁71dで受け止めることができ、車両振動に対してグリスの流出を抑制することが可能である。
レバーリング71にグリス飛散防止壁71dを設けない状態で、レバーアーム70との連結部を軸方向ピニオン側にオフセットした位置に配置すると、レバーワッシャ27との摩擦により生じる熱の影響で、連結部を有する土台部71eが径方向の内側へ倒れる恐れがある。これに対し、本実施例では、グリス飛散防止壁71dが径方向両側の土台部71e同士を連結しているので、グリス飛散防止壁71dが土台部71eの補強リブとして機能する。その結果、連結部をレバーリング71の軸方向中心よりピニオン側にオフセットした位置に配置しても、土台部71eが径方向の内側へ倒れることはない。また、連結部をピニオン側にオフセット配置することで、図2に示す様に、出力軸5を支持するハウジング13の軸受部とレバーアーム70の端部とを軸方向に図示L分だけラップさせることができ、軸方向にスタータ1を短くすることが可能となる。
(変形例)
実施例1では、第1のリングワッシャ28とレバーリング71との間にレバーワッシャ27を配置しているが、第1のリングワッシャ28を廃止して、レバーワッシャ27をスナップリング30に係合させることにより、レバーリング71の軸方向ピニオン側への移動を規制することもできる。
また、第1のリングワッシャ28とレバーワッシャ27との間に1枚の以上の中間ワッシャを配置しても良い。この場合、レバーワッシャ27の外径より中間ワッシャの外径を小さく、且つ、中間ワッシャの外径より第1のリングワッシャ28の外径を小さくすることにより、レバーワッシャ27の連れ回りを更に抑制することが可能である。
実施例1に記載したスタータ1は、シフトレバー7を介して出力軸5を軸方向に移動させて、その出力軸5に支持されるピニオン6をリングギヤ23に噛み合わせる方式であるが、本発明は、請求項3または4に記載した様に、出力軸5上をピニオン移動体が移動可能に設けられ、そのピニオン移動体をシフトレバー7によりエンジン側へ移動させて、ピニオン移動体に設けられたピニオン6をリングギヤ23に噛み合わせる方式のスタータにも適用できる。
スタータの断面図である。 本発明に係るスタータの要部断面図である。 (a)シフトレバーの軸方向正面図、(b)シフトレバーの側面図である。 先願技術に係るスタータの要部断面図である。
符号の説明
1 スタータ
2 モータ
5 出力軸
6 ピニオン
7 シフトレバー
23 リングギヤ
27 レバーワッシャ
28 第1のリングワッシャ
70 レバーアーム
71 レバーリング
71a 係合ピン(連結部)
71b 凹部
71e 土台部
71d グリス飛散防止壁

Claims (9)

  1. 回転力を発生するモータと、
    このモータの駆動トルクが伝達されて回転する出力軸と、
    この出力軸上に配置されて前記出力軸と一体に回転するピニオンと、
    前記出力軸上に設けられると共に、前記出力軸に対し軸方向ピニオン側への移動が規制されたリングワッシャと、
    このリングワッシャの軸方向反ピニオン側に配置されて前記出力軸の外周に嵌合する樹脂製のレバーリングを有し、このレバーリングを介して前記リングワッシャを軸方向に押圧することにより、前記出力軸をエンジン側へ押し出すシフトレバーとを備え、このシフトレバーにより、前記出力軸と一体に前記ピニオンをエンジン側へ移動させてリングギヤに噛み合わせる方式のスタータであって、
    前記リングワッシャと前記レバーリングとの間にレバーワッシャが配置されて、このレバーワッシャが前記リングワッシャに対し相対回転可能に設けられ、
    前記レバーリングは、前記レバーワッシャに当接する軸方向端面(ワッシャ当接面と呼ぶ)にグリスを保持する凹部が形成されると共に、前記ワッシャ当接面より径方向外側に、前記レバーワッシャの径方向外側を軸方向に突き出るグリス飛散防止壁が設けられていることを特徴とするスタータ。
  2. 回転力を発生するモータと、
    このモータの駆動トルクが伝達されて回転する出力軸と、
    この出力軸の外周に嵌合して前記出力軸に対し軸方向に移動可能に支持された円筒部を有すると共に、この円筒部の軸方向エンジン側にピニオンが設けられ、前記出力軸と一体に回転するピニオン移動体と、
    前記円筒部上に設けられると共に、前記円筒部に対し軸方向ピニオン側への移動が規制されたリングワッシャと、
    このリングワッシャの軸方向反ピニオン側に配置されて前記円筒部の外周に嵌合する樹脂製のレバーリングを有し、このレバーリングを介して前記リングワッシャを軸方向に押圧することにより、前記ピニオン移動体をエンジン側へ押し出すシフトレバーとを備え、このシフトレバーにより、前記ピニオン移動体をエンジン側へ移動させて、前記ピニオンをリングギヤに噛み合わせる方式のスタータであって、
    前記リングワッシャと前記レバーリングとの間にレバーワッシャが配置されて、このレバーワッシャが前記円筒部に対し相対回転可能に設けられ、
    前記レバーリングは、前記レバーワッシャに当接する軸方向端面(ワッシャ当接面と呼ぶ)にグリスを保持する凹部が形成されると共に、前記ワッシャ当接面より径方向外側に、前記レバーワッシャの径方向外側を軸方向に突き出るグリス飛散防止壁が設けられていることを特徴とするスタータ。
  3. 請求項1または2に記載したスタータにおいて、
    前記グリス飛散防止壁の突出高さは、前記レバーワッシャの板厚以上に設定されていることを特徴とするスタータ。
  4. 請求項1〜3に記載した何れかのスタータにおいて、
    前記グリス飛散防止壁は、前記スタータをエンジン側に取り付けた状態で、前記レバーリングの少なくとも地面方向側に設けられていることを特徴とするスタータ。
  5. 請求項1〜4に記載した何れかのスタータにおいて、
    前記シフトレバーは、揺動可能に支持されたレバーアームと、このレバーアームに連結される前記レバーリングとで構成され、
    前記レバーリングは、径方向の両側にそれぞれ前記レバーアームとの連結部が設けられると共に、この連結部は、前記レバーリングの軸方向中心よりピニオン側にオフセットした位置に配置され、前記グリス飛散防止壁は、前記連結部が設けられる径方向両側の土台部同士を連結して設けられていることを特徴とするスタータ。
  6. 請求項に記載したスタータにおいて、
    前記出力軸の外周に相対回転可能に嵌合して、前記リングワッシャと前記レバーワッシャとの間に1枚以上の中間ワッシャが配置されていることを特徴とするスタータ。
  7. 請求項に記載したスタータにおいて、
    前記円筒部の外周に相対回転可能に嵌合して、前記リングワッシャと前記レバーワッシャとの間に1枚以上の中間ワッシャが配置されていることを特徴とするスタータ。
  8. 請求項1または2に記載したスタータにおいて、
    前記リングワッシャは、前記レバーワッシャより外径が小さく設けられていることを特徴とするスタータ。
  9. 請求項6または7に記載したスタータにおいて、
    前記中間ワッシャは、前記レバーワッシャより外径が小さく設けられていることを特徴とするスタータ。
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