JP2012026337A - スタータ - Google Patents

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茂之 円角
Hiroo Yokoyama
洋朗 横山
Masataka Odagiri
昌貴 小田切
Narihiro Kanbe
成広 神戸
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Abstract

【課題】リングギヤにピニオンを確実に噛み込ませることが可能で、かつピニオンの摩耗による寿命低下を抑制することができるスタータを提供する。
【解決手段】モータ部3と、モータ部3の回転力を受けて回転する出力軸4と、出力軸4に、相対回転不能、かつ軸方向にスライド移動可能に設けられ、エンジンのリングギヤ23に噛合可能なピニオン74を有するピニオン機構70と、モータ部3への通電、遮断を行うと共に、ピニオン機構70にリングギヤ23側に向かって押圧力を付勢する電磁装置9とを備えたスタータ1であって、ピニオン機構70は、押圧力を受けて出力軸4に沿ってスライド移動するピニオンインナ71を有し、このピニオンインナ71にピニオン74がヘリカルスプライン嵌合され、ピニオンインナ71に対してピニオン74が軸方向に移動可能に設けられている。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、自動車に搭載されるスタータに関するものである。
自動車の始動用に用いられるスタータは、電動機(モータ)と、この電動機の回転軸と同軸上に配置された出力軸と、この出力軸に沿って移動可能に設けられ、エンジンのリングギヤに噛合うピニオンと、ピニオンをリングギヤ側に向かって押出す電磁装置(電磁スイッチ)とを備えている。
電磁装置は、通電されることにより磁路を形成する励磁コイルと、この励磁コイルに吸引されて移動するプランジャとを備えている。一方、ピニオンは、クラッチを介して出力軸にヘリカルスプライン嵌合されている。
このような構成のもと、電磁装置に通電が行われるとプランジャが移動してクラッチに押圧力が付勢される。すると、クラッチとピニオンとが一体となって出力軸のヘリカルギヤに沿って軸回りに回転しながらリングギヤ側に向かって押出される。
このとき、ピニオンには、押圧力と回転力とが作用している。このため、リングギヤとピニオンとの噛合わせ位相がずれて互いの端面同士が当接した場合であっても、その後スムーズにリングギヤにピニオンを噛み込ませることができる。そして、リングギヤにピニオンが噛合されると、電動機の回転力が出力軸、クラッチ、およびピニオンを介してリングギヤに伝達され、リングギヤが回転することによりエンジンが始動する(例えば、特許文献1、特許文献2参照)
特開平10−271759号公報 特開2006−307680号公報
しかしながら、上述の従来技術にあっては、リングギヤにピニオンを確実に噛み込ませるという点では優れているが、ピニオンが回転しながら押出されるので、リングギヤとピニオンとの噛合わせ位相がずれると、リングギヤの端面とピニオンの端面との間に生じる摺動摩擦が大きくなり、摩耗が促進されてしまうという課題がある。
これに対し、例えばピニオンの端面にダンパを設けることも考えられるが、ダンパの寿命等を考慮すると恒久的な対策となり難い。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、リングギヤにピニオンを確実に噛み込ませることが可能で、かつピニオンの摩耗による寿命低下を抑制することができるスタータを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、通電により回転力を発生するモータ部と、前記モータ部の回転力を受けて回転する出力軸と、前記出力軸に、相対回転不能、かつ軸方向にスライド移動可能に設けられ、エンジンのリングギヤに噛合可能なピニオンを有するピニオン機構と、前記モータ部への通電、遮断を行うと共に、前記ピニオン機構に前記リングギヤ側に向かって押圧力を付勢する電磁装置とを備えたスタータであって、前記ピニオン機構は、前記押圧力を受けて前記出力軸に沿ってスライド移動するピニオンインナを有し、このピニオンインナに前記ピニオンがヘリカルスプライン嵌合され、前記ピニオンインナに対して前記ピニオンが軸方向に移動可能に設けられていることを特徴とする。
このように構成することで、ピニオンが軸回りに回転することなく、電磁装置によってリングギヤ側に向かって押出される。このとき、リングギヤとピニオンとの噛合わせ位相がずれて互いの端面同士が当接した場合、ピニオンインナのみリングギヤ側に向かって押出される。すると、ピニオンインナにヘリカルスプライン嵌合されているピニオンが回転し、リングギヤとピニオンとの噛合わせ位相が合う。
したがって、リングギヤにピニオンを確実に噛み込ませることができる。
また、リングギヤ側に向かってピニオンが軸回りに回転することなく押出されるので、リングギヤとピニオンとの噛合わせ位相がずれた際、リングギヤの端面とピニオンの端面との間に生じる摺動摩擦を小さくすることができる。このため、ピニオンの摩耗による寿命低下を抑制することができる。
さらに、従来のように、ピニオンを軸回りに回転させながら押出す必要がないので、ピニオンを押出す負荷を低減することができる。このため、ピニオン機構に押圧力を付勢する電磁装置の出力を小さく設定することができる。よって、電磁装置の小型化が可能になる。
請求項2に記載した発明は、前記ピニオンインナと前記ピニオンとの間に、このピニオンを前記リングギヤ側に向かって付勢する弾性部材が設けられていることを特徴とする。
このように構成することで、リングギヤとピニオンとの噛合わせ位相がずれて互いの端面同士が当接し、ピニオンインナのみリングギヤ側に向かって押出されたとき、弾性部材の付勢力によって、確実にピニオンをリングギヤ側に向かって押出すことができる。このため、より確実にリングギヤにピニオンを噛み込ませることが可能になる。
請求項3に記載した発明は、前記ピニオンインナに、クラッチ機構が一体的に設けられており、前記出力軸に、前記クラッチ機構がスプライン嵌合されていることを特徴とする。
このように構成することで、エンジンからの回転力をピニオン機構を介して出力軸に伝達されてしまうことを防止できる。また、簡素な構造で確実に、出力軸にクラッチ機構を相対回転不能、かつスライド移動可能に設けることができる。
請求項4に記載した発明は、前記電磁装置は、励磁コイルと、前記励磁コイルの通電に伴い、前記出力軸の軸方向に沿って移動するプランジャ機構と、前記プランジャ機構の軸方向への移動に伴って断続される接点機構とを有し、前記プランジャ機構が移動することによって、前記ピニオン機構に前記押圧力が付勢され、前記接点機構が接続されることによって前記モータ部に電流が供給されることを特徴とする。
このように構成することで、出力軸が回転するよりも先にプランジャ機構によってピニオンが押し出され、その後出力軸が回転し始める。このため、ピニオンが押出されるときから出力軸が回転している場合と比較して、リングギヤにピニオンが噛み込むときの衝撃を緩和することができる。このため、部品の延命化を図ることが可能になる。また、出力軸の駆動時間を短縮することができるので、スタータの省電力化を図ることが可能になる。
本発明によれば、リングギヤにピニオンを確実に噛み込ませることができる。また、リングギヤ側に向かってピニオンが軸回りに回転することなく押出されるので、リングギヤとピニオンとの噛合わせ位相がずれた際、リングギヤの端面とピニオンの端面との間に生じる摺動摩擦を小さくすることができる。このため、ピニオンの摩耗による寿命低下を抑制することができる。
本発明の実施形態におけるスタータの断面図である。 本発明の実施形態における電磁装置の動作説明図である。 本発明の実施形態におけるピニオン機構の概略断面であって、(a)〜(c)はピニオン機構の挙動を示す。 本発明の実施形態におけるリングギヤ、およびピニオンの概略構成図であって、(a)〜(c)はピニオンの挙動を示す。
(スタータ)
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、スタータの断面図であって、中心線より上側に静止状態を示し、下側に通電状態を示している。
同図に示すように、スタータ1は、不図示のエンジンの始動に必要な回転力を発生するためのものであって、モータ部3と、モータ部3に連結されている出力軸4と、出力軸4上に摺動自在に設けられたクラッチ5、およびピニオン機構70と、モータ部3に対する電源供給路を開閉するスイッチユニット7と、スイッチユニット7の可動接点板8、およびピニオン機構70を軸方向に沿って移動させるための電磁装置9とを有している。
モータ部3は、ブラシ付直流モータ51と、ブラシ付直流モータ51の回転軸52に連結され、この回転軸52の回転力を出力軸4に伝達するための遊星歯車機構2とにより構成されている。
ブラシ付直流モータ51は、略円筒状のヨーク53と、ヨーク53の径方向内側に配置され、ヨーク53に対して回転自在に設けられているアーマチュア54とを有している。
ヨーク53の内周面には、複数(例えば、この実施形態では6つ)の永久磁石57が周方向に磁極が順番となるように配設されている。
ヨーク53の遊星歯車機構2とは反対側の一端には、ヨーク53の開口部53aを閉塞するエンドプレート55が設けられている。エンドプレート55の径方向中央には、回転軸52の一端を回転自在に支持するための滑り軸受け56が設けられている。
アーマチュア54は、回転軸52と、回転軸52の永久磁石57に対応する位置に外嵌固定されているアーマチュアコア58と、回転軸52のアーマチュアコア58よりも遊星歯車機構2側(図1における左側)に外嵌固定されているコンミテータ61とにより構成されている。
アーマチュアコア58は、放射状に形成された複数のティース(不図示)と、周方向に隣接する各ティース間に形成された複数のスロット(不図示)とを有している。周方向に所定間隔をあけた2つのスロット間には、コイル59が例えば波巻により巻装されている。コイル59の端末部は、コンミテータ61に向かって引き出されている。
コンミテータ61には、複数枚(例えば、この実施形態では26枚)のセグメント62が周方向に沿って、かつ互いに絶縁されるように所定間隔をあけた状態で配設されている。
各セグメント62のアーマチュアコア58側端には、折り返すように曲折形成されたライザ63が設けられている。このライザ63にアーマチュアコア58に巻装されているコイル59の端末部が接続されるようになっている。
ヨーク53の他端には、有底筒状のトッププレート12が設けられており、このトッププレート12のアーマチュアコア58側の内面に、遊星歯車機構2が配置されている。
遊星歯車機構2は、回転軸52に外嵌固定されているサンギヤ13と、サンギヤ13に噛合され、サンギヤ13を中心に公転する複数のプラネタリギヤ14と、これらプラネタリギヤ14の外周側に設けられた環状の内歯リングギヤ15とにより構成されている。
複数のプラネタリギヤ14は、キャリアプレート16により連結されている。キャリアプレート16には、各プラネタリギヤ14に対応する位置に支持シャフト16aが立設されており、ここにプラネタリギヤ14が回転自在に支持されている。また、キャリアプレート16の径方向中央には、出力軸4の一端が接合されている。
内歯リングギヤ15は、トッププレート12の内周面に一体成形されている。トッププレート12の底面には、径方向中央に滑り軸受け12aが設けられている。この滑り軸受け12aは、回転軸52と同軸上に配置されている出力軸4の一端を回転自在に支持するためのものである。
また、トッププレート12には、不図示のエンジンにスタータ1を固定するためのハウジング17が接合されている。ハウジング17は有底筒状に形成されており、開口部17a側に、トッププレート12が開口部17aを閉塞するように接合されている。
ハウジング17の開口部17a側外周面には、軸方向に沿うように雌ネジ部17bが刻設されている。
一方、ブラシ付直流モータ51のヨーク53の一端側(図1における右端側)に配置されたエンドプレート55には、雌ネジ部17bに対応する位置にボルト孔55aが形成されている。このボルト孔55aにボルト91を挿入し、雌ネジ部17bにボルト91を螺入することによって、モータ部3とハウジング17とが一体化される。
さらに、ハウジング17には、底部17cの径方向中央に出力軸4の一端を回転自在に支持するための滑り軸受け17dが設けられている。
出力軸4の一端には、回転軸52の他端を挿入可能な凹部4aが形成されている。この凹部4aの内周面には、滑り軸受け4bが圧入されており、出力軸4と回転軸52とが相対回転可能に連結されるようになっている。
また、出力軸4の軸方向略中央には、スプライン19が形成されている。スプライン19は、軸方向に沿って形成された複数の歯(不図示)が周方向に等間隔に配置されたものである。このスプライン19に、クラッチ5がスプライン嵌合されている。
クラッチ5は、略円筒状のクラッチアウタ18と、このクラッチアウタ18と同心円上に形成されたクラッチインナ22とを有している。そして、クラッチアウタ18とクラッチインナ22との間に生じるトルク差、および回転速度差が所定値以内の場合、互いに回転力を伝達する一方、トルク差、および回転速度差が所定値を越えた場合、回転力の伝達が遮断されるように構成されている。
クラッチアウタ18のモータ部3側には、縮径形成されたスリーブ18aが一体成形されており、この内周面に、出力軸4のスプライン19に噛合うスプライン18bが形成されている。これにより、クラッチ5は、出力軸4に対して相対回転不能、かつ軸方向にスライド移動可能に設けられた状態になる。
出力軸4のスプライン19よりも他端側(図1における左側)には、ストッパプレート20が設けられている。ストッパプレート20とクラッチアウタ18のスリーブ18aとの間には、出力軸4を取り囲むように形成されたリターンスプリング21が圧縮変形した状態で設けられている。これにより、クラッチアウタ18は、常時モータ部3側へ向かって押し戻されるように付勢された状態になる。
ハウジング17の内壁には、クラッチアウタ18のモータ部3側への変位を規制するリング状のストッパ94が設けられている。このストッパ94は、樹脂やゴム等により形成され、クラッチアウタ18が当接した際の衝撃を緩和できるようになっている。
クラッチ5のクラッチインナ22の内径は、ストッパプレート20との干渉が回避可能な大きさに設定される。このように形成されたクラッチインナ22の先端に、ピニオン機構70が一体的に設けられている。
(ピニオン機構)
ピニオン機構70は、クラッチインナ22の先端に一体成形された筒状のピニオンインナ71を有している。ピニオンインナ71の内周面には、軸方向両端側にそれぞれ出力軸4にピニオンインナ71を摺動可能に支持するための滑り軸受け72,72が設けられている。
一方、ピニオンインナ71の外周面には、クラッチ5とは反対側である先端側に、段差により縮径された縮径部73が形成されている。この縮径部73には、不図示のエンジンのリングギヤ23に噛合可能なピニオン74がヘリカルスプライン嵌合されている。すなわち、ピニオンインナ71の縮径部73の先端側に、ヘリカルスプライン73aが形成されている一方、ピニオン74の内周面の先端側に、ヘリカルスプライン73aに噛合うヘリカルスプライン74aが形成されている。
また、ピニオン74の内周面には、ヘリカルスプライン74aの後端側に、段差により拡径された拡径部75が形成されており、ピニオンインナ71とピニオン74との間に収納部76が形成されるようになっている。
収納部76のクラッチ5側に形成されている開口部は、クラッチインナ22の基端側によって閉塞された状態になっている。すなわち、ピニオンインナ71に、ピニオン74の先端側、および基端側が摺動可能に支持された状態になっている。これにより、ピニオンインナ71に対して大きくがたつくことなく、ピニオン74が軸回りに回転しながら軸方向に移動する。
収納部76には、ピニオンインナ71の外周面を取り囲むように形成されたコイルスプリング11が収納されている。コイルスプリング11は、収納部76に収納された状態で、ピニオン74の拡径部75の段差面と、ピニオンインナ71の段差面とにより圧縮変形されている。これによりピニオン74は、ピニオンインナ71に対してリングギヤ23側に向かって付勢された状態になる。ここで、ピニオンインナ71の外周面には、先端側にピニオン74の抜けを規制する止め輪77が設けられている。
(電磁装置)
ハウジング17の内周面には、クラッチ5よりもモータ部3側に、電磁装置9を構成するヨーク25が内嵌固定されている。ヨーク25は有底筒状に形成されており、底部25aの径方向中央の大部分が大きく開口されている。また、ヨーク25の底部25aとは反対側端には、円環状のプランジャホルダ26が設けられている。
これらヨーク25、およびプランジャホルダ26によって径方向内側に形成される収納凹部25bに、略円筒状に形成された励磁コイル24が収納されている。励磁コイル24は、スイッチユニット7に設けられたダイオード92、およびコネクタ93を介し、不図示のイグニションスイッチに電気的に接続されている。
励磁コイル24の内周面と出力軸4の外周面との間の空隙には、プランジャ機構37が励磁コイル24に対して軸方向にスライド移動可能に設けられている。プランジャ機構37は、磁性材で形成された略円筒状のスイッチプランジャ27と、このスイッチプランジャ27と出力軸4の外周面との間の空隙に配置され略円筒状のギヤプランジャ28とを有している。これらスイッチプランジャ27とギヤプランジャ28は、互いに同心円上に設けられ、軸方向に相対移動可能に設けられている。
スイッチプランジャ27のモータ部3側端には、外フランジ部29が一体成形されている。この外フランジ部29の外周部側には、連結ロッド30が軸方向に沿って立設されている。この連結ロッド30は、モータ部3のトッププレート12を貫通している。連結ロッド30のトッププレート12から突出した端部には、ブラシ付直流モータ51のコンミテータ61に隣接配置されたスイッチユニット7の可動接点板8が連結されている。
可動接点板8は、連結ロッド30に対して軸方向に沿ってスライド移動可能に取り付けられていると共に、コイルバネ32によって浮動的に支持されている。そして、可動接点板8は、コンミテータ61の周囲に設けられたブラシステー33に固定されているスイッチユニット7の固定接点板34に対し、近接離反可能になっている。
固定接点板34は、連結ロッド30を挟んでコンミテータ61側である径方向内側に配置された第1固定接点板34aと、コンミテータ61とは反対側である径方向外側に配置された第2固定接点板34bとに分割構成されている。これら第1固定接点板34a、および第2固定接点板34bに、可動接点板8が跨るように当接するようになっている。可動接点板8が第1固定接点板34a、および第2固定接点板34bに当接することにより、両者34a,34bが導通される。
一方、ギヤプランジャ28は樹脂で形成されたものであって、クラッチ5側の先端がクラッチアウタ18のスリーブ18aに当接可能になっている。また、ギヤプランジャ28のモータ部3側には、外周面にリング状の鉄心28aが装着されている。さらに、ギヤプランジャ28のモータ部3側には、軸方向平面視略円環状の凹部28bが形成されている。
この凹部28bが形成されることにより、ギヤプランジャ28の外周部に円筒部28cが形成された状態になる。そして、円筒部28cの外周面であって、かつモータ部3側に鉄心28aが装着された状態になる。
ここで、スイッチプランジャ27の内周面には、ギヤプランジャ28における円筒部28cのモータ部3側端部に当接・離反するリング部材81が一体成形されている。リング部材81は、スイッチプランジャ27がリングギヤ23側へ向かって移動する際、ギヤプランジャ28をリングギヤ23側に向かって押圧するためのものである。
すなわち、ギヤプランジャ28における円筒部28cのモータ部3側端部は、スイッチプランジャ27のリング部材81に当接する当接部28dとして機能している。
また、リターンスプリング21により、クラッチ5のクラッチアウタ18が常時モータ部3側へ向かって押し戻されるように付勢された状態になっているので、スリーブ18aを介してギヤプランジャ28も常時モータ部3側へ向かって押し戻されるように付勢された状態になっている。そして、ギヤプランジャ28の当接部28dにスイッチプランジャ27のリング部材81が当接することにより、スイッチプランジャ27は、通常、接点板8,34間を開いた状態(図1における中心線よりも上側の状態)で静止している。
また、スイッチユニット7の固定接点板34が固定されているブラシステー33には、コンミテータ61の周囲に4つのブラシ41が進退可能に配置されている。
各ブラシ41の基端側には、コイルスプリング42が設けられている。このコイルスプリング42によって、各ブラシ41がコンミテータ61側に向かって付勢され、各ブラシ41の先端がコンミテータ61のセグメント62に摺接するようになっている。
4つのブラシ41は、2つの陽極側ブラシと2つの陰極側ブラシとで構成され、このうち2つの陽極側ブラシが不図示のピグテールを介して固定接点板34の第1固定接点板34aに接続されている。一方、固定接点板34の第2固定接点板34bには、ターミナルボルト44を介して不図示のバッテリの陽極が電気的に接続される。
すなわち、固定接点板34に可動接点板8が当接した際、ターミナルボルト44、固定接点板34、ピグテール(不図示)を介して4つのブラシ41のうちの2つの陽極側ブラシに電圧が印加され、コイル59に電流が供給されるようになっている。
ターミナルボルト44は、これをスタータ1に取り付けるためのカバー45を有している。カバー45は、ヨーク53、およびハウジング17に挟持された状態で固定されている。
また、4つのブラシ41のうち、2つの陰極側ブラシは、不図示のピグテールを介して後述のセンタープレート43に接続されている。そして、このセンタープレート43、ハウジング17、および不図示の車体を介して、バッテリの陰極に4つのブラシ41のうちの2つの陰極側ブラシが電気的に接続されるようになっている。
ブラシステー33とトッププレート12との間には、金属により形成されたリング状のセンタープレート43が介設されており、遊星歯車機構2とブラシ付直流モータ51との間を隔絶している。このセンタープレート43の径方向略中央には、円筒部43aがコンミテータ61側に向かって突設されている。
円筒部43aの内径は、回転軸52の直径よりもやや大きく設定されており、円筒部43aと回転軸52との間の微小間隙が形成されるようになっている。この円筒部43aの遊端は、コンミテータ61の端面に形成された凹部61aに臨まされ、遊星歯車機構2のグリスがコンミテータ61側へ漏洩することを防止している。
(スタータの動作)
次に、図1〜図4に基づいて、スタータ1の動作について説明する。
まず、電磁装置9の動作について説明する。
図2は、図1の要部拡大図であって、電磁装置の動作説明図である。
図1、図2における中心線の上側の状態に示すように、励磁コイル24に電流を供給する前の静止状態にあっては、リターンスプリング21に付勢されたクラッチアウタ18が、ピニオン74と一体化されているクラッチインナ22、およびギヤプランジャ28をモータ部3側へ一杯に移動している。そして、クラッチ5のクラッチアウタ18がストッパ94に当接した位置で停止しており、ピニオン74とリングギヤ23との結合が断たれている。
また、スイッチプランジャ27は、クラッチアウタ18にギヤプランジャ28を介して押し戻され、モータ部3側(図1、図2における右側)へ一杯に移動している。そして、スイッチプランジャ27の外フランジ部29がトッププレート12に当接した状態で停止している。さらに、外フランジ部29に立設されている連結ロッド30に設けられている可動接点板8は、固定接点板34に対して離間している。
この状態からイグニションスイッチをオンすると、励磁コイル24に電流が供給されて励磁される。すると、スイッチプランジャ27、およびギヤプランジャ28を磁束が通る磁路が形成され、これらスイッチプランジャ27、およびギヤプランジャ28がリングギヤ23側(図1における左側)へ向かって移動する(図1、図2における中心線の下側参照)。
ここで、スイッチプランジャ27がギヤプランジャ28の鉄心28aよりもプランジャホルダ26とのギャップ(軸方向クリアランス)が小さく、吸引力が大きいので、ギヤプランジャ28に先行してスイッチプランジャ27が移動しようとする。このとき、スイッチプランジャ27の内周面にリング部材81が一体成形されていることから、このリング部材81がギヤプランジャ28の当接部28dを押圧し、スイッチプランジャ27、およびギヤプランジャ28が一体となってリングギヤ23側へ向かって移動する(図2における2点鎖線参照)。
スイッチプランジャ27が移動することにより、可動接点板8が固定接点板34に接触する。このとき、可動接点板8が連結ロッド30に対して軸方向変位可能に浮動支持されているので、コイルばね32の押圧力が両接点板8,34間に加わることになる。
固定接点板34に可動接点板8が接触すると、4つのブラシ41のうちの2つの陽極側ブラシにバッテリの電圧が印加され、コンミテータ61のセグメント62を介してコイル59が通電される。
すると、アーマチュアコア58に磁界が発生し、この磁界とヨーク53に設けられている永久磁石57との間で磁気的な吸引力や反発力が生じる。これにより、アーマチュア54が継続的に回転する。アーマチュア54が回転することにより、このアーマチュア54の回転軸52の回転力が遊星歯車機構2を介して出力軸4に伝達され、出力軸4が回転する。
一方、スイッチプランジャ27がリングギヤ23側へ向かって移動すると共に、スイッチプランジャ27が移動した分、ギヤプランジャ28が移動する。ここで、スイッチプランジャ27がリングギヤ23側へ向かって移動した状態において、スイッチプランジャ27とプランジャホルダ26との間に間隙が生じるようになっている。
この間隙から励磁コイル24の磁束が漏れ(漏れ磁束)、この漏れ磁束によりギヤプランジャ28の鉄心28aが吸引され、ギヤプランジャ28にリングギヤ23側へ向かう力が作用する。
このため、スイッチプランジャ27からギヤプランジャ28が離反し、ギヤプランジャ28がさらにリングギヤ23側に向かって移動する。そして、ギヤプランジャ28がクラッチアウタ18をリングギヤ23側に向かって押圧する(図2における矢印Y1参照)。そして、クラッチアウタ18が押出されると、これと一体化されているピニオン機構70がリングギヤ23側へと押出される。
続いて、図3、図4に基づいてピニオン機構70の動作について説明する。
図3(a)〜図3(c)は、ピニオン機構の挙動説明図、図4は、リングギヤ、およびピニオンの歯当たりの状態を示す説明図であって、(a)〜(c)は図3(a)〜図3(c)に対応している。
図3(a)、図4(a)に示すように、出力軸4にクラッチアウタ18がスプライン嵌合されているので、電磁装置9に通電が行われると、クラッチアウタ18は出力軸4に対して相対回転することなく押出される。また、ピニオン機構70も出力軸4に対して相対回転することなく押出される(矢印Y10参照)。
このとき、ピニオン74とリングギヤ23との噛合わせ位相がずれていると、ピニオン74の歯部74bとリングギヤ23の歯部23aとが歯当たりして噛合わない。
図3(b)、図4(b)に示すように、ピニオン74は、ピニオンインナ71にヘリカルスプライン嵌合されているので、ピニオン74の歯部74bとリングギヤ23の歯部23aとが歯当たりした状態のままクラッチアウタ18が押出されると、これと一体成形されているピニオンインナ71だけがさらに押出される(矢印Y11参照)。
このとき、ピニオン74は、この内周面、およびピニオンインナ71の縮径部73に形成されているヘリカルスプライン74a,73aの捩れ角に応じて軸回りに回転する(矢印Y12参照)。
また、ピニオンインナ71だけが押出されることにより、ピニオンインナ71とピニオン74との間に設けられているコイルスプリング11が圧縮変形する。
図3(c)、図4(c)に示すように、このような状態でピニオン74が軸回りに回転し続け、このピニオン74とリングギヤ23との噛合わせ位相が合うと、コイルスプリング11の押圧力が作用してリングギヤ23にピニオン74が噛み込む。すなわち、コイルスプリング11は、ピニオン74のリングギヤ23に対する歯当たりの衝撃を吸収しつつ、ピニオン74にリングギヤ23側に向かう付勢力を付与する。
また、リングギヤ23にピニオン74が噛み込む際、ピニオン74は、ヘリカルスプライン74a,73aの捩れ角に応じて軸回りに回転しながらリングギヤ23に向かって飛び込む(矢印Y13参照)。このため、リングギヤ23に対するピニオン74の噛み込み動作がスムーズに行われる。
また、ピニオン74の噛合い位置では、ストッパプレート20にクラッチアウタ18が当接した状態になる。そして、このような状態で出力軸4の回転力がクラッチ5、およびピニオン機構70を介してリングギヤ23に伝達され、不図示のエンジンが始動する。
エンジンが始動し、ピニオン74の回転速度が出力軸4の回転速度を上回ると、クラッチ5が作用してピニオン74が空転する。また、エンジンが始動に伴って励磁コイル24への通電を停止する。すると、クラッチアウタ18に対するリターンスプリング21の付勢力により、ピニオン74がリングギヤ23から離脱すると共に、可動接点板8が固定接点板34から離間してブラシ付直流モータ51が停止する。
(効果)
したがって、上述の実施形態によれば、出力軸4にクラッチアウタ18をスプライン嵌合させることにより、クラッチアウタ18と一体化されているピニオン機構70を出力軸4に対して相対回転させることなく押出すことができる。このため、簡素な構造としつつ、リングギヤ23とピニオン74との噛合わせ位相がずれた際、リングギヤ23の歯部23aとピニオン74の歯部74bとの間に生じる摺動摩擦を小さくすることができる。よって、スタータ1の製造コストの低減化を図りつつ、ピニオン74の摩耗による寿命低下を抑制することができる。
また、従来のように、電磁装置9によってピニオン74を押出す際、このピニオン74を軸回りに回転させながら押出す必要がないので、ピニオン74を押出す負荷を低減することができる。このため、プランジャ機構37を吸引するために必要な磁力を小さく設定することができ、この分電磁装置9の小型化を図ることが可能になる。
さらに、ピニオン機構70を、クラッチアウタ18と一体成形されているクラッチインナ22と、このクラッチインナ22にヘリカルスプライン嵌合されているピニオン74と、これらクラッチインナ22とピニオン74との間に設けられたコイルスプリング11とにより構成することで、リングギヤ23とピニオン74とが歯当たりした際、ピニオン74を軸回りに回転させて噛合わせ位相を合わせることができる。
これに加え、リングギヤ23に回転させながらピニオン74を飛び込ませることができる。また、コイルスプリング11の復元力を利用して確実にピニオン74をリングギヤ23側に向かって押出すことができる。
このため、リングギヤ23に対するピニオン74の噛み込み動作をスムーズに行うことが可能になり、リングギヤ23にピニオン74を確実に噛み込ませることができる。
そして、クラッチ5のクラッチインナ22と、ピニオン機構70ピニオンインナ71とを一体成形することにより、出力軸4とピニオン機構70とをクラッチ5を介して連結することができる。このため、エンジンが始動し、ピニオン74の回転速度が出力軸4の回転速度を上回ると、クラッチ5が作用してピニオン74を空転させることができる。すなわち、エンジンからの回転力をピニオン機構70を介して出力軸4に伝達されてしまうことを防止できる。
また、電磁装置9を、励磁コイル24と、プランジャ機構37と、スイッチユニット7とを備えた構成とし、プランジャ機構37のスイッチプランジャ27が移動することによってモータ部3に電流が供給される一方、プランジャ機構37のギヤプランジャ28が移動することによってピニオン機構70が押出されるようになっている。
このため、出力軸4が回転するよりも先にプランジャ機構37によってピニオン機構70を押し出し、その後に出力軸4を回転させることができる。この結果、ピニオン機構70が押出されるときから出力軸4が回転している場合と比較して、リングギヤ23にピニオン74が噛み込むときの衝撃を緩和することができる。よって、ピニオン74等の部品の延命化を図ることが可能になると共に、出力軸4の駆動時間を短縮することができるので、スタータ1の省電力化を図ることが可能になる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、出力軸4にスプライン19を形成してクラッチ5をスプライン嵌合することにより、このクラッチ5を出力軸4に対して相対回転不能、かつ軸方向にスライド移動可能としている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、出力軸4に対してクラッチ5が相対回転不能、かつ軸方向にスライド移動可能に設けられていればよい。例えば、出力軸4にキーを設ける一方、クラッチ5にキーをスライド移動可能に受け入れるキー溝を形成した構成としてもよい。
また、上述の実施形態では、電磁装置9を、励磁コイル24と、プランジャ機構37と、スイッチユニット7とを備えた構成とし、プランジャ機構37を、出力軸4と同軸上に配置した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ピニオン機構70を進退動作させることができる構成を含むスタータであれば、本実施形態のピニオン機構70を適用することが可能である。
1 スタータ
3 モータ部
4 出力軸
5 クラッチ(クラッチ機構)
7 スイッチユニット(接点機構)
8 可動接点板
9 電磁装置
11 コイルスプリング(弾性部材)
18 クラッチアウタ
19 スプライン
22 クラッチインナ
23 リングギヤ
24 励磁コイル
27 スイッチプランジャ
28 ギヤプランジャ
34 固定接点板
37 プランジャ機構
70 ピニオン機構
71 ピニオンインナ
73a,74a ヘリカルスプライン
74 ピニオン

Claims (4)

  1. 通電により回転力を発生するモータ部と、
    前記モータ部の回転力を受けて回転する出力軸と、
    前記出力軸に、相対回転不能、かつ軸方向にスライド移動可能に設けられ、エンジンのリングギヤに噛合可能なピニオンを有するピニオン機構と、
    前記モータ部への通電、遮断を行うと共に、前記ピニオン機構に前記リングギヤ側に向かって押圧力を付勢する電磁装置とを備えたスタータであって、
    前記ピニオン機構は、前記押圧力を受けて前記出力軸に沿ってスライド移動するピニオンインナを有し、
    このピニオンインナに前記ピニオンがヘリカルスプライン嵌合され、前記ピニオンインナに対して前記ピニオンが軸方向に移動可能に設けられていることを特徴とするスタータ。
  2. 前記ピニオンインナと前記ピニオンとの間に、このピニオンを前記リングギヤ側に向かって付勢する弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスタータ。
  3. 前記ピニオンインナに、クラッチ機構が一体的に設けられており、
    前記出力軸に、前記クラッチ機構がスプライン嵌合されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスタータ。
  4. 前記電磁装置は、
    励磁コイルと、
    前記励磁コイルの通電に伴い、前記出力軸の軸方向に沿って移動するプランジャ機構と、
    前記プランジャ機構の軸方向への移動に伴って断続される接点機構とを有し、
    前記プランジャ機構が移動することによって、前記ピニオン機構に前記押圧力が付勢され、前記接点機構が接続されることによって前記モータ部に電流が供給されることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のスタータ。
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