JP2012036970A - クラッチ機構、およびスタータ - Google Patents

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茂之 円角
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昌貴 小田切
Narihiro Kanbe
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Abstract

【課題】延命化を図ることができるクラッチ機構、およびこれを用いたスタータを提供する。
【解決手段】有底筒状のクラッチアウタ81と、このクラッチアウタ81の内周側に同心円状に配置された筒状のクラッチインナ82と、クラッチアウタ81の内周面と、クラッチインナの外周面との間に配置された複数のクラッチローラ83とを備え、クラッチインナ82に対するクラッチアウタ81の回転方向が一方の方向であるとき、クラッチアウタ81とクラッチローラ83とが同時に回転し、クラッチインナ82に対するクラッチアウタ81の回転方向が他方の方向であるとき、クラッチインナ82の外周面とクラッチアウタ81の内周面とにクラッチローラ83が挟持され、これによって生じる摩擦力が、クラッチインナ82とクラッチアウタ81との相対回転を阻止するクラッチ80であって、クラッチアウタ81の周壁の底壁側に、肉盗み部87を形成した。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、自動車に搭載されるスタータに関するものである。
自動車の始動用に用いられるスタータは、モータ部と、このモータ部の回転力を受けて回転する出力軸と、この出力軸にクラッチを介して連結され、かつ出力軸に沿って進退移動可能に設けられたピニオンと、このピニオンを進退移動させる電磁装置とを備えている。そして、電磁装置によってピニオンを押出すと、このピニオンがエンジンのリングギヤに噛合うようになっており、これによって、出力軸の回転力がエンジンに伝達され、エンジンが始動する。
ここで、クラッチは、エンジンが始動し、リングギヤの回転速度がピニオンの回転速度を上回った際に、リングギヤによってピニオンが回されるのを防ぐオーバーランニング機能と、過大トルクが生じた際に滑ってトルクを逃がすトルクリミッタ機能を有している(例えば、特許文献1参照)。
図5は、従来のクラッチを示し、(a)は一部縦断面図、(b)は正面図である。
図5(a)、図5(b)に示すように、クラッチ200は、有底筒状のクラッチアウタ201と、このクラッチアウタ201と同心円状に配置された筒状のクラッチインナ202と、クラッチローラ203と、スプリング204とを有し、クラッチアウタ201とクラッチインナ202とによって形成されるクラッチカム室205に、クラッチローラ203を収納するようになっている。そして、クラッチアウタ201に出力軸(不図示)の回転が伝達される一方、クラッチインナ202にピニオン206が固定される。
ここで、クラッチカム室205は、径方向の寸法が一方向(図5(b)における反時計方向、矢印CCW参照)に向けて徐々に縮小し狭くなるように形成されている。一方、スプリング204は、クラッチローラ203を一方向に向かって付勢している。このため、出力軸の回転を受けてクラッチアウタ201が回転すると、クラッチアウタ201とクラッチインナ202との間にクラッチローラ203が噛み込まれ、クラッチアウタ201とクラッチインナ202とが機械的に結合される。
すなわち、クラッチアウタ201とクラッチインナ202とによりクラッチローラ203が挟持される。これによって生じる摩擦力により、クラッチアウタ201の回転がクラッチインナ202に伝達される。
これに対し、例えばエンジンが始動し、クラッチインナ202がクラッチアウタ201よりも高速に回転すると、クラッチアウタ201とクラッチインナ202との相対回転方向が逆転する。このため、スプリング204の付勢力に抗してクラッチローラ203が他方向(図5(b)における矢印CW参照)に向かって移動し、クラッチアウタ201とクラッチローラ203とが同時に回転する。これにより、クラッチアウタ201とクラッチインナ202との機械的な結合が解除され、スタータのオーバーランニング状態が防止される。
特開2008−2500号公報
ところで、上述の従来技術にあっては、クラッチアウタ201とクラッチインナ202との間にクラッチローラ203が噛み込まれた際、クラッチアウタ201の周壁201aに径方向外側に向かう押圧力が作用する(図5(a)における矢印Y201参照)。このとき、クラッチアウタ201が有底筒状に形成されているので、周壁201aの開口部側が底壁201bとの接続部201cを基点として拡径する方向に向かって変位する(図5(a)における矢印Y202参照)。
このように変位すると、周壁201aの接続部201c近傍に、クラッチローラ203による応力が集中し、ピッチングが生じたり、片当たりによるクラッチローラ203の摩耗が増大したりしてクラッチ200の寿命が低下してしまうという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、延命化を図ることができるクラッチ機構、およびこれを用いたスタータを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、有底筒状のクラッチアウタと、このクラッチアウタの内周側に同心円状に配置され、前記クラッチアウタに対して相対回転可能、かつ軸方向に相対移動不能に設けられた筒状のクラッチインナと、前記クラッチアウタの内周面と、前記クラッチインナの外周面との間に配置された複数の逆転防止部材とを備え、前記クラッチインナに対する前記クラッチアウタの回転方向が一方の方向であるとき、前記クラッチアウタと前記逆転防止部材とが同時に回転し、前記クラッチインナに対する前記クラッチアウタの回転方向が他方の方向であるとき、前記クラッチインナの外周面と前記クラッチアウタの内周面とに前記逆転防止部材が挟持され、これによって生じる摩擦力が、前記クラッチインナと前記クラッチアウタとの相対回転を阻止するクラッチ機構であって、前記クラッチアウタの周壁の底壁側に、肉盗み部を形成したことを特徴とする。
このように構成することで、クラッチアウタの周壁の底壁側の剛性を弱めることができる。このため、クラッチアウタの周壁を逆転防止部材が押圧する際、周壁の開口部側が底壁側を基点として拡径変形するのを抑制でき、周壁の開口部側で逆転防止部材の押圧力を受けることができる。すなわち、周壁のかかる応力を分散させることができ、逆転防止部材の摩耗を抑制することができる。よって、クラッチ機構の延命化を図ることが可能になる。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載のクラッチ機構のクラッチアウタを出力軸に連係する一方、前記クラッチインナにピニオン機構を取り付け、このピニオン機構を介して前記出力軸の出力をエンジンのリングギヤに伝達することを特徴とするスタータとした。
このように構成することで、スタータの製品寿命を延命化することができる。
本発明によれば、クラッチアウタの周壁の底壁側の剛性を弱めることができる。このため、クラッチアウタの周壁を逆転防止部材が押圧する際、周壁の開口部側が底壁側を基点として拡径変形するのを抑制でき、周壁の開口部側で逆転防止部材の押圧力を受けることができる。すなわち、周壁のかかる応力を分散させることができ、逆転防止部材の摩耗を抑制することができる。よって、クラッチ機構の延命化を図ることが可能になる。
本発明の実施形態におけるスタータの断面図である。 本発明の実施形態におけるクラッチの正面図である。 本発明の実施形態におけるクラッチアウタの側面図である。 図1の要部拡大図である。 従来のクラッチを示し、(a)は一部縦断面図、(b)は正面図である。
(スタータ)
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、スタータの断面図であって、中心線より上側に静止状態を示し、下側に通電状態を示している。
同図に示すように、スタータ1は、不図示のエンジンの始動に必要な回転力を発生するためのものであって、モータ部3と、モータ部3に連結されている出力軸4と、出力軸4上に摺動自在に設けられたクラッチ80、およびピニオン機構70と、モータ部3に対する電源供給路を開閉するスイッチユニット7と、スイッチユニット7の可動接点板8、およびピニオン機構70を軸線方向に沿って移動させるための電磁装置9とを有している。
モータ部3は、ブラシ付直流モータ51と、ブラシ付直流モータ51の回転軸52に連結され、この回転軸52の回転力を出力軸4に伝達するための遊星歯車機構2とにより構成されている。
ブラシ付直流モータ51は、略円筒状のヨーク53と、ヨーク53の径方向内側に配置され、ヨーク53に対して回転自在に設けられているアーマチュア54とを有している。
ヨーク53の内周面には、複数(例えば、この実施形態では6つ)の永久磁石57が周方向に磁極が順番となるように配設されている。
ヨーク53の遊星歯車機構2とは反対側の一端には、ヨーク53の開口部53aを閉塞するエンドプレート55が設けられている。エンドプレート55の径方向中央には、回転軸52の一端を回転自在に支持するための滑り軸受け56が設けられている。
アーマチュア54は、回転軸52と、回転軸52の永久磁石57に対応する位置に外嵌固定されているアーマチュアコア58と、回転軸52のアーマチュアコア58よりも遊星歯車機構2側(図1における左側)に外嵌固定されているコンミテータ61とにより構成されている。
アーマチュアコア58は、放射状に形成された複数のティース(不図示)と、周方向に隣接する各ティース間に形成された複数のスロット(不図示)とを有している。周方向に所定間隔をあけた2つのスロット間には、コイル59が例えば波巻により巻装されている。コイル59の端末部は、コンミテータ61に向かって引き出されている。
コンミテータ61には、複数枚(例えば、この実施形態では26枚)のセグメント62が周方向に沿って、かつ互いに絶縁されるように所定間隔をあけた状態で配設されている。
各セグメント62のアーマチュアコア58側端には、折り返すように曲折形成されたライザ63が設けられている。このライザ63にアーマチュアコア58に巻装されているコイル59の端末部が接続されるようになっている。
ヨーク53の他端には、有底筒状のトッププレート12が設けられており、このトッププレート12のアーマチュアコア58側の内面に、遊星歯車機構2が配置されている。
遊星歯車機構2は、回転軸52に外嵌固定されているサンギヤ13と、サンギヤ13に噛合され、サンギヤ13を中心に公転する複数のプラネタリギヤ14と、これらプラネタリギヤ14の外周側に設けられた環状の内歯リングギヤ15とにより構成されている。
複数のプラネタリギヤ14は、キャリアプレート16により連結されている。キャリアプレート16には、各プラネタリギヤ14に対応する位置に支持シャフト16aが立設されており、ここにプラネタリギヤ14が回転自在に支持されている。また、キャリアプレート16の径方向中央には、出力軸4の一端が接合されている。
内歯リングギヤ15は、トッププレート12の内周面に一体成形されている。トッププレート12の底面には、径方向中央に滑り軸受け12aが設けられている。この滑り軸受け12aは、回転軸52と同軸上に配置されている出力軸4の一端を回転自在に支持するためのものである。
また、トッププレート12には、不図示のエンジンにスタータ1を固定するためのハウジング17が接合されている。ハウジング17は有底筒状に形成されており、開口部17a側に、トッププレート12が開口部17aを閉塞するように接合されている。
ハウジング17の開口部17a側外周面には、軸線方向に沿うように雌ネジ部17bが刻設されている。
一方、ブラシ付直流モータ51のヨーク53の一端側(図1における右端側)に配置されたエンドプレート55には、雌ネジ部17bに対応する位置にボルト孔55aが形成されている。このボルト孔55aにボルト91を挿入し、雌ネジ部17bにボルト91を螺入することによって、モータ部3とハウジング17とが一体化される。
さらに、ハウジング17には、底部17cの径方向中央に出力軸4の一端を回転自在に支持するための滑り軸受け17dが設けられている。
出力軸4の一端には、回転軸52の他端を挿入可能な凹部4aが形成されている。この凹部4aの内周面には、滑り軸受け4bが圧入されており、出力軸4と回転軸52とが相対回転可能に連結されるようになっている。
また、出力軸4の軸方向略中央には、ヘリカルスプライン19が形成されている。このヘリカルスプライン19に、クラッチ80がヘリカルスプライン嵌合されている。
(クラッチ)
図2はクラッチの正面図、図3はクラッチを構成するクラッチアウタの側面図である。
図1〜図3に示すように、クラッチ80は、有底筒状のクラッチアウタ81と、このクラッチアウタ81と同心円状に形成されたクラッチインナ82と、クラッチアウタ81の周壁18aとクラッチインナ82の周壁82aとの間に配置された円柱状のクラッチローラ83、およびコイルスプリング84と、これらクラッチローラ83、およびコイルスプリング84の脱落防止やクラッチ80内への塵埃の侵入を防止するためのクラッチカバー85とを備えている。
クラッチアウタ81の底壁81bには、径方向中央にスリーブ86がモータ部3側に向かって突出形成されている。スリーブ86は、クラッチアウタ81の周壁81aよりも縮径された形になっており、出力軸4に外嵌された状態になっている。そして、スリーブ86の内周面には、出力軸4のヘリカルスプライン19に噛合うヘリカルスプライン86aが形成されている。
また、クラッチアウタ81の周壁81aには、外周面の底壁81b側に肉盗み部87が形成されている。これにより、周壁81aは、開口部81c側に形成された大径部88aと、肉盗み部87が形成されて、大径部88aよりも薄肉になっている小径部88bと、これら大径部88aと小径部88bとを滑らかに連結する段差部88cとで構成される。
小径部88bよりも肉厚な大径部88aには、内周面側に複数(この実施形態では5つ)の凹部90が周方向に等間隔で形成されている。凹部90は、ローラ収納部89aと、スプリング収納部89bとが連通形成されたものである。
ローラ収納部89aは、クラッチローラ83を収納するためのものであって、その深さがスプリング収納部89bとは反対方向、つまり、図2における反時計回り方向(図2における矢印CCW方向)に向かうに従って漸次浅くなるように形成されている。また、スプリング収納部89bは、コイルスプリング84を収納するためのものである。スプリング収納部89bは、コイルスプリング84を周方向に沿って配置可能なように形成されている。そして、コイルスプリング84は、クラッチローラ83を常時図2における反時計回り方向に向かって付勢している。
クラッチローラ83、およびコイルスプリング84を収納したクラッチアウタ81には、開口部81c側からクラッチカバー85が取り付けられる。クラッチカバー85は、有底筒状に形成されており、底壁85aをクラッチアウタ81の開口部81c側に向けた状態で、クラッチアウタ81に外嵌されている。そして、クラッチカバー85の周壁85bをかしめることにより、クラッチアウタ81に固着される。
ここで、クラッチアウタ81の段差部88は、クラッチカバー85のカシメ代として設定される。また、クラッチカバー85の底壁85aには、径方向中央の大部分にクラッチインナ82を挿通可能な挿通孔85a1が形成されている。
図1に示すように、クラッチインナ82は、クラッチアウタ81のスリーブ86よりも拡径形成されており、クラッチインナ82と出力軸4との間に、空隙22が形成されている。出力軸4の空隙22に対応する位置には、ストッパプレート20が設けられている。ストッパプレート20とスリーブ86との間には、出力軸4を取り囲むように形成された第2リターンスプリング21が圧縮変形した状態で設けられている。すなわち、空隙22は、第2リターンスプリング21を収納する収納部として機能している。第2リターンスプリング21を収納することにより、クラッチアウタ81は、常時モータ部3側へ向かって押し戻されるように付勢された状態になる。
ここで、ハウジング17の内壁には、クラッチアウタ81のモータ部3側への変位を規制するリング状のストッパ94が設けられている。このストッパ94は、樹脂やゴム等により形成され、クラッチアウタ81の底壁81bが当接した際の衝撃を緩和できるようになっている。また、クラッチインナ82の先端には、ピニオン機構70が一体的に設けられている。
(ピニオン機構)
ピニオン機構70は、クラッチインナ82の先端に一体成形された筒状のピニオンインナ71を有している。ピニオンインナ71の内周面には、軸方向両端側にそれぞれ出力軸4にピニオンインナ71を摺動可能に支持するための滑り軸受け72,72が設けられている。
一方、ピニオンインナ71の外周面には、クラッチ80とは反対側である先端側に、段差により縮径された縮径部73が形成されている。この縮径部73には、不図示のエンジンのリングギヤ23に噛合可能なピニオン74がスプライン嵌合されている。
また、ピニオン74の内周面には、後端側に段差により拡径された拡径部75が形成されており、ピニオンインナ71とピニオン74との間に収納部76が形成されるようになっている。収納部76のクラッチ80側に形成されている開口部は、クラッチインナ82の基端側によって閉塞された状態になっている。すなわち、ピニオンインナ71に、ピニオン74の先端側、および基端側が摺動可能に支持された状態になっている。これにより、ピニオンインナ71に対して大きくがたつくことなく、ピニオン74が軸回りに回転しながら軸方向に移動する。
収納部76には、ピニオンインナ71の外周面を取り囲むように形成されたコイルスプリング11が収納されている。コイルスプリング11は、収納部76に収納された状態で、ピニオン74の拡径部75の段差面と、ピニオンインナ71の段差面とにより圧縮変形されている。これによりピニオン74は、ピニオンインナ71に対してリングギヤ23側に向かって付勢された状態になる。ここで、ピニオンインナ71の外周面には、先端側にピニオン74の抜けを規制する止め輪77が設けられている。
(電磁装置)
ハウジング17の内周面には、クラッチ5よりもモータ部3側に、電磁装置9を構成するヨーク25が内嵌固定されている。ヨーク25は有底筒状に形成されており、底部25aの径方向中央の大部分が大きく開口されている。また、ヨーク25の底部25aとは反対側端には、円環状のプランジャホルダ26が設けられている。
これらヨーク25、およびプランジャホルダ26によって径方向内側に形成される収納凹部25bに、略円筒状に形成された励磁コイル24が収納されている。励磁コイル24は、スイッチユニット7に設けられたダイオード92、およびコネクタ93を介し、不図示のイグニションスイッチに電気的に接続されている。
励磁コイル24の内周面と出力軸4の外周面との間の空隙には、プランジャ機構37が励磁コイル24に対して軸方向にスライド移動可能に設けられている。プランジャ機構37は、磁性材で形成された略円筒状のスイッチプランジャ27と、このスイッチプランジャ27と出力軸4の外周面との間の空隙に配置され略円筒状のギヤプランジャ28とを有している。これらスイッチプランジャ27とギヤプランジャ28は、互いに同心円上に設けられ、軸方向に相対移動可能に設けられている。
スイッチプランジャ27のモータ部3側端には、外フランジ部29が一体成形されている。この外フランジ部29の外周側には、連結ロッド30が軸線方向に沿って立設されている。この連結ロッド30は、モータ部3のトッププレート12を貫通している。連結ロッド30のトッププレート12から突出した端部には、ブラシ付直流モータ51のコンミテータ61に隣接配置されたスイッチユニット7の可動接点板8が連結されている。
可動接点板8は、連結ロッド30に対して軸線方向に沿ってスライド移動可能に取り付けられていると共に、コイルバネ32によって浮動的に支持されている。そして、可動接点板8は、コンミテータ61の周囲に設けられたブラシステー33に固定されているスイッチユニット7の固定接点板34に対し、近接離反可能になっている。
固定接点板34は、連結ロッド30を挟んでコンミテータ61側である径方向内側に配置された第1固定接点板34aと、コンミテータ61とは反対側である径方向外側に配置された第2固定接点板34bとに分割構成されている。これら第1固定接点板34a、および第2固定接点板34bに可動接点板8が跨るように当接するようになっている。可動接点板8が第1固定接点板34a、および第2固定接点板34bに当接することにより、両者34a,34bが導通される。
また、スイッチプランジャ27は、外フランジ部29とハウジング17の内壁との間に圧縮した状態で設けられている第1リターンスプリング35によって、モータ部3側に向かって付勢された状態になっている。これにより、スイッチプランジャ27は、通常、接点間を開いた状態(図1の中心線の上側の状態)で静止している。
ギヤプランジャ28は、樹脂で形成されたものであって、モータ部3側の外周面にリング状の鉄心28aが装着されている。また、ギヤプランジャ28のモータ部3側には、軸線方向平面視略円環状の凹部28bが形成されており、ここに出力軸4を取り囲むように形成されたシフトスプリング36が収納されている。
一方、スイッチプランジャ27の内周面にシフトスプリング36の端部に対応する位置に、軸線方向平面視略円環状の受け皿48が設けられている。この受け皿48とギヤプランジャ28の凹部28bの底面とにより、シフトスプリング36の軸線方向への移動が規制されている。
スイッチユニット7の固定接点板34が固定されているブラシステー33には、コンミテータ61の周囲に4つのブラシ41が進退可能に配置されている。
各ブラシ41の基端側には、コイルスプリング42が設けられている。このコイルスプリング42によって、各ブラシ41がコンミテータ61側に向かって付勢され、各ブラシ41の先端がコンミテータ61のセグメント62に摺接するようになっている。
4つのブラシ41は、2つの陽極側ブラシと2つの陰極側ブラシとで構成され、このうち2つの陽極側ブラシが不図示のピグテールを介して固定接点板34の第1固定接点板34aに接続されている。一方、固定接点板34の第2固定接点板34bには、ターミナルボルト44を介して不図示のバッテリの陽極が電気的に接続される。
すなわち、固定接点板34に可動接点板8が当接した際、ターミナルボルト44、固定接点板34、ピグテール(不図示)を介して4つのブラシ41のうちの2つの陽極側ブラシに電圧が印加され、コイル59に電流が供給されるようになっている。
ターミナルボルト44は、スタータ1に取り付けるためのカバー45を有している。カバー45は、ヨーク10、およびハウジング17に挟持された状態で固定されている。
また、4つのブラシ41のうち、2つの陰極側ブラシは、不図示のピグテールを介して後述のセンタープレート43に接続されている。そして、このセンタープレート43、ハウジング17、および不図示の車体を介して、バッテリの陰極に4つのブラシ41のうちの2つの陰極側ブラシが電気的に接続されるようになっている。
ブラシステー33とトッププレート12との間には、金属により形成されたリング状のセンタープレート43が介設されており、遊星歯車機構2とブラシ付直流モータ51との間を隔絶している。このセンタープレート43の径方向略中央には、円筒部43aがコンミテータ61側に向かって突設されている。
円筒部43aの内径は、回転軸52の直径よりもやや大きく設定されており、円筒部43aと回転軸52との間の微小間隙が形成されるようになっている。この円筒部43aの遊端は、コンミテータ61の端面に形成された凹部61aに臨まされ、遊星歯車機構2のグリスがコンミテータ61側へ漏洩することを防止している。
(スタータの動作)
次に、図1に基づいて、スタータ1の動作について説明する。
同図に示すように、まず、励磁コイル24に電流を供給する前の静止状態にあっては、スイッチプランジャ27は、第1リターンスプリング35に付勢されてモータ部3側(図1における右側)へ一杯に移動し、外フランジ部29がトッププレート12に当接した状態で停止している。そして、外フランジ部29に立設されている連結ロッド30に設けられている可動接点板8は、固定接点板34に対して離間している。
これと同時に、第2リターンスプリング21に付勢されたクラッチアウタ81が、ピニオン機構70と一体化されているクラッチインナ82、およびギヤプランジャ28をモータ部3側へ一杯に移動している。そして、クラッチ80のクラッチアウタ81がストッパ94に当接した位置で停止しており、ピニオン機構70とリングギヤ23との結合が断たれている(図1における中心線の上側の状態)。
この状態からイグニションスイッチをオンすると、励磁コイル24に電流が供給されて励磁される。すると、スイッチプランジャ27、およびギヤプランジャ28を磁束が通る磁路が形成され、これらスイッチプランジャ27、およびギヤプランジャ28がリングギヤ23側(図1における左側)へ向かって移動する。このとき、スイッチプランジャ27がギヤプランジャ28の鉄心28aよりもプランジャホルダ26とのギャップ(軸方向クリアランス)が小さく、吸引力が大きいので、ギヤプランジャ28に先行してスイッチプランジャ27が移動する。
ここで、シフトスプリング36のバネ力は、ピニオン機構70の静止状態にあってはクラッチアウタ81に設けられた第2リターンスプリング21のバネ力より弱く設定されている。また、ギヤプランジャ28よりも先に移動するスイッチプランジャ27による最大圧縮状態に至る途中で、第2リターンスプリング21のバネ力より強くなるように設定されている。
すなわち、シフトスプリング36のバネ力は、第2リターンスプリング21のバネ力より弱いため、スイッチプランジャ27の吸引移動の初期ではギヤプランジャ28の静止状態が保たれて、先にコイルばね36が圧縮変形される。
スイッチプランジャ27がリングギヤ23側へ向かって移動すると、外フランジ部29、および連結ロッド30を介して可動接点板8が固定接点板34側に向かって移動し、固定接点板34に接触する。このとき、スイッチプランジャ27のフルストロークに対して早めに可動接点板8が固定接点板34に接触し、かつ可動接点板8が連結ロッド30に対して軸線方向変位可能に浮動支持されているので、コイルばね32の押圧力が両接点板8,34間に加わることになる。
固定接点板34に可動接点板8が接触すると、4つのブラシ41のうちの2つの陽極側ブラシにバッテリの電圧が印加され、コンミテータ61のセグメント62を介してコイル59が通電される。すると、アーマチュアコア58に磁界が発生し、この磁界とヨーク10に設けられている永久磁石57との間で磁気的な吸引力や反発力が生じる。これにより、アーマチュア54が継続的に回転する。
アーマチュア54が回転することにより、このアーマチュア54の回転軸52の回転力が遊星歯車機構2を介して出力軸4に伝達され、出力軸4が回転する。出力軸4が回転することにより、出力軸4のヘリカルスプライン19に噛合うクラッチアウタ81が連れ回り、クラッチ80に慣性力が作用する。そして、慣性力によってクラッチ80がヘリカルスプライン19に沿うように第2リターンスプリング21のバネ力に抗してリングギヤ23側へ向かって押し出される。
ここで、ギヤプランジャ28には、リングギヤ23側へ向かう力が作用しているので、クラッチ80の移動に伴ってギヤプランジャ28もリングギヤ23側へ向かって移動する。
クラッチ80がリングギヤ23側へ向かって押し出されることにより、クラッチ80と一体化しているピニオン機構70がリングギヤ23側へと回転しながら押し出される。
このとき、ピニオン機構70のピニオン74とリングギヤ23との噛合わせ位相がずれていると、リングギヤ23にピニオン74が歯当たりして噛合わない。この場合、ピニオン機構70のコイルスプリング11が圧縮変形し、ピニオン74のリングギヤ23に対する歯当たりの衝撃を吸収しつつ、ピニオン74にリングギヤ23側に向かう付勢力を付与する。
すなわち、リングギヤ23にピニオン74が歯当たりして噛み合いに失敗しても、コイルスプリング11を圧縮変形させながら、ピニオン74がリングギヤ23により軸線方向への移動を止められた状態において、可動接点板8が固定接点板34への接触によりアーマチュア54が回転することにより、ピニオン74が回転し、ピニオン74は、リングギヤ23との噛合わせ位相が合ったところで、リングギヤ23に確実に噛合う。
(クラッチの動作)
ここで、図2〜図4に基づいて、クラッチ80の動作について説明する。
図4は、図1の要部拡大図である。
図2〜図4に示すように、出力軸4にクラッチアウタ81が連れ回される状態では、このクラッチアウタ81は、図2における時計回り方向(図2における矢印CW方向)に回転する。すると、クラッチローラ83が、クラッチアウタ81に形成されているローラ収納部89aの凹み深さが浅くなっている側に向かって移動する。
このため、クラッチアウタ81とクラッチインナ82との間にクラッチローラ83が噛み込まれ、クラッチアウタ81とクラッチインナ82とが機械的に結合される。すなわち、クラッチアウタ81とクラッチインナ82とによりクラッチローラ83が挟持され、これにより生じる摩擦力によって、クラッチアウタ81の回転がクラッチインナ82に伝達される。
クラッチインナ82が回転すると、これと一体化されているピニオン機構70が回転する。これにより、出力軸4の回転力がピニオン機構70を介してリングギヤ23に伝達され、これによってエンジンが始動する。
ここで、クラッチアウタ81とクラッチインナ82との間にクラッチローラ83を噛み込んだ状態にあっては、クラッチアウタ81の周壁81aに、径方向外側に向かって押し広げられるように力が作用する(図4における矢印Y1参照)。このとき、クラッチアウタ81の周壁81aに肉盗み部87が形成されているので、大径部88aと比較して薄肉な小径部88bの剛性が弱くなっている。このため、小径部88bが押し広げられる一方、大径部88aの開口部81c側が底壁81b側を基点にして押し広げられることが抑制される。よって、周壁81aのクラッチローラ83から受ける応力が分散される。
また、クラッチ80は、クラッチアウタ81とクラッチインナ82との間のトルク差が大きくなると、クラッチローラ83が回転してクラッチインナ82に対してクラッチアウタ81が回転し始める。これにより、クラッチアウタ81からクラッチインナ82への回転力の伝達が遮断される。
次に、エンジンが始動した場合のクラッチ80の動作について説明する。
エンジンが始動し、ピニオン機構70の回転数が出力軸4の回転数を上回ると、ピニオンインナ71(クラッチインナ82)とクラッチアウタ81との相対回転方向が逆転する。つまり、クラッチアウタ81は、クラッチインナ82に対して図2における反時計回り方向(図2における矢印CCW方向)に回転する状態になる。すると、クラッチローラ83がコイルスプリング84の付勢力に抗し、ローラ収納部89aにおける凹み深さが深くなっている側(図2における矢印CW方向)に向かって移動する。
このため、クラッチアウタ81とクラッチインナ82とによるクラッチローラ83の噛み込みが解除される、つまり、クラッチアウタ81とクラッチインナ82との機械的な結合が解除される。この結果、クラッチアウタ81とクラッチローラ83とが同時に回転し、ピニオン機構70が出力軸4に対して空転する。このため、クラッチインナ82からクラッチアウタ81への回転力の伝達が遮断され、モータ部3の逆転、つまり、スタータ1のオーバーランニング状態が防止される。
このように、クラッチローラ83は、クラッチアウタ81とクラッチインナ82とを機械的に結合したり、機械的結合を解除したりすることにより、クラッチインナ82とクラッチアウタ81との相対回転を許容したり阻止したりするための逆転防止部材として機能している。
図1に戻り、エンジンが始動し、出力軸4に対してピニオン機構70が空転すると、不図示の制御機器からの信号に基づいて、イグニションスイッチがオフされ、励磁コイル24への通電が停止される。より具体的には、不図示の制御機器は、リングギヤ23の回転数が、例えば約400rpm以上になると励磁コイル24への通電を遮断する信号を出力する。なお、リングギヤ23の回転数は、車体に設けられた不図示の回転センサ等を用いて検出する。
励磁コイル24への通電を停止すると、スイッチプランジャ27、およびギヤプランジャ28を磁束が通る磁路が消磁され、励磁コイル24によるスイッチプランジャ27、およびギヤプランジャ28のリングギヤ23側への付勢力が作用しなくなる。さらに、クラッチアウタ81に対する第2リターンスプリング21の付勢力、およびスイッチプランジャ27に対する第1リターンスプリング35の付勢力が作用する。このため、ピニオン機構70がリングギヤ23から容易に離脱すると共に、可動接点板8が固定接点板34から離間してブラシ付直流モータ51が停止する。
(効果)
したがって、上述の実施形態によれば、クラッチアウタ81の周壁81aにおける底壁81b側に肉盗み部87を形成し、周壁81aの底壁81b側の剛性を弱めているので、クラッチアウタ81とクラッチインナ82とが機械的に結合した際、周壁81aが底壁81b側を基点にして押し広げられることを抑制できる。このため、周壁81aのクラッチローラ83から受ける応力が分散され、周壁81aやクラッチローラ83の摩耗を抑制できる。よって、クラッチ80の延命化を図ることが可能になる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、スタータ1のモータ部3、電磁装置9、出力軸4、およびピニオン6を同軸上に配置した場合について説明した。そして、モータ部3の駆動に伴って出力軸4が回転することにより、クラッチ80に生じる慣性力を利用してピニオン機構70をリングギヤ23側に向かって移動させる場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、電磁装置9がモータ部3の径方向外側に配置され、例えばシフトレバーを用いてピニオン機構をスライド移動させるように構成したスタータにも、本実施形態のクラッチ80を適用することが可能である。
また、上述の実施形態では、クラッチアウタ81とクラッチインナ82とを機械的に結合したり、機械的結合を解除したりすることにより、クラッチインナ82とクラッチアウタ81との相対回転を許容したり阻止したりするための逆転防止部材として円柱状のクラッチローラ83を用いた場合について説明した。しかしながら、逆転防止部材はクラッチローラ83に限られるものではなく、クラッチインナ82とクラッチアウタ81との相対回転を許容したり阻止したりすることが可能な部材であればよい。例えば、円柱状のクラッチローラ83に代わって球形状の逆転防止部材を用いることも可能である。
1 スタータ
3 モータ部
4 出力軸
23 リングギヤ
70 ピニオン機構
71 ピニオンインナ
74 ピニオン
80 クラッチ(クラッチ機構)
81 クラッチアウタ
81a,82a 周壁
82 クラッチインナ
83 クラッチローラ(逆転防止部材)
84 コイルスプリング
85 クラッチカバー
86 スリーブ
87 肉盗み部
88a 大径部
88b 小径部
88c 段差部

Claims (2)

  1. 有底筒状のクラッチアウタと、
    このクラッチアウタの内周側に同心円状に配置され、前記クラッチアウタに対して相対回転可能、かつ軸方向に相対移動不能に設けられた筒状のクラッチインナと、
    前記クラッチアウタの内周面と、前記クラッチインナの外周面との間に配置された複数の逆転防止部材とを備え、
    前記クラッチインナに対する前記クラッチアウタの回転方向が一方の方向であるとき、前記クラッチアウタと前記逆転防止部材とが同時に回転し、
    前記クラッチインナに対する前記クラッチアウタの回転方向が他方の方向であるとき、前記クラッチインナの外周面と前記クラッチアウタの内周面とに前記逆転防止部材が挟持され、これによって生じる摩擦力が、前記クラッチインナと前記クラッチアウタとの相対回転を阻止するクラッチ機構であって、
    前記クラッチアウタの周壁の底壁側に、肉盗み部を形成したことを特徴とするクラッチ機構。
  2. 請求項1に記載のクラッチ機構のクラッチアウタを出力軸に連係する一方、前記クラッチインナにピニオン機構を取り付け、このピニオン機構を介して前記出力軸の出力をエンジンのリングギヤに伝達することを特徴とするスタータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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