JP4082753B2 - 摩擦クラッチ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、摩擦クラッチ、特に自動車の摩擦クラッチであって、特にクラッチの接続・遮断の間に発生する加圧プレートの振動を減衰し、これによって不快な騒音もおさえることのできる装置を備えている形式のものに関する。殊に本発明はケーシングと該ケーシングに旋回可能に支承された皿ばねとを有し、該皿ばねがケーシングに回動不能ではあるが、制限されて軸方向に移動可能な加圧プレートを負荷しており、前記皿ばねが旋回した場合に加圧プレートが強制的に押し離されるために押し離し湾曲部材が前記皿ばねと前記加圧プレートとの間に設けられている形式のものに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、前記形式の摩擦クラッチを改良して、できるだけわずかな費用で、クラッチの接続及び遮断過程の間に少なくとも部分的に発生する振動を、簡単でかつ価格的に有利な処置により阻止し、その際に摩擦クラッチの機能が損なわれないようにすることである。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明の課題は、加圧プレートの軸方向の振動を減少させる摩擦減衰作用を発生させるために押し離し手段が使用されることにより解決された。この場合には前記押し離し手段によって保証された摩擦結合は、前記加圧プレートに対し軸方向に運動可能な構成部分に支えられた押し離し手段に遠心力が作用した場合に存在する。
【0004】
【発明の効果】
本発明の構成は、特に簡単な形式で、摩擦クラッチにおいていずれにしても既に存在する押し離し手段が加圧プレートの振動の減衰に関与させられることを保証する。
【0005】
特に有利な形式で、前記押し離し手段とケーシングとの間には摩擦による結合が存在することができる。この場合、前記押し離し手段はケーシングに直接的に支えられていることができるが、適当な中間層、例えば摩擦又は滑り材料から成る中間層が設けられていることもできる。前記押し離し手段のためのケーシングにおける支持範囲は有利な形式で、摩擦クラッチの回転軸に対し少なくともほぼ平行に向けられていることができる。この支持範囲はケーシングの壁部範囲によって形成されていることができる。
【0006】
有利であるのは、前記押し離し手段が前記加圧プレートに固定されており、皿ばねの外側の縁部範囲を、前記加圧プレートとは反対側において軸方向で背後から掴んでいることである。有利には前記押し離し手段はばね鋼から成っている。この場合、この押し離し手段はバイアスがかけられて摩擦クラッチ内に組込まれることができ、しかも有利には前記加圧プレートが皿ばねに向かって力で負荷されるように組込まれることができる。
【0007】
この場合、押し離し手段の特に有利な構成は、押し離し手段が摩擦クラッチ内に組込まれた状態で弾性的な半径方向のバイアスを保証するような形を有していることである。この場合、押し離し手段は半径方向のバイアスをかけて摩擦クラッチ内に組込まれていることができかつケーシングに支えられていることができる。有利であることは、押し離し手段とケーシングとの間の摩擦係合が皿ばねの外縁の軸方向の高さで行われることである。しかしながらこの摩擦係合は他の個所で行われることもできる。この場合にはこのためには押し離し手段も相応に構成されなければならない。例えばこのような押し離し手段は加圧プレートに対して運動可能な構成部分、例えばクラッチケーシングに支えられる階段状に一体成形された翼体を有していることもできる。この翼体は半径方向で又はこの翼体が押し離し手段の基体に対して適当に折曲げられていると、側方でも、もしくは摩擦クラッチの周方向で見て適当な構成部材に、しかも摩擦減衰作用を生ぜしめるために支えられていることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1に参考例として示した摩擦クラッチはいわゆるツウマスはずみ車2に取付けられている摩擦クラッチ1が示されている。ツウマスはずみ車2は、モータの出力軸と結合可能な1次質量体3と、該1次質量体3に対し軸受4を介して制限されて回動可能な2次はずみ質量体5とから成っている。この2次はずみ質量体5には摩擦クラッチ1が固定されている。
【0009】
ツウマスはずみ車2の構造と作用形式とに関しては、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4414584号明細書を参照されたい。すなわち、該明細書の開示内容は本願明細書に統合されるものとする。
【0010】
摩擦クラッチ1はクラッチカバー6を有し、このクラッチカバー6に2腕のレバーとして有効な皿ばね7が旋回可能に保持されている。皿ばね7は半径方向内方へ向けられた、摩擦クラッチを作動するための舌状部7aと、該舌状部7aに一体に結合された外側のリング状の基体7bとを有している。この基体7bはエネルギー蓄え器として役立つ。皿ばね7はカバー側の旋回支承部8と、皿ばね7の、カバーとは反対側に設けられた旋回支承部9との間に旋回可能に支承されている。旋回支承部8,9は図示された実施例ではワイヤリングによって形成されている。これらのワイヤリングは、基体7bの半径方向内側を軸方向に皿ばね7を通って延びるリベット10により、カバー6に軸方向で結合されている。カバー6の内部には加圧プレート11が受容されている。該加圧プレート11はカバー6に板ばね部材12を介して回転不能ではあるが、しかし軸方向に制限されて移動可能に結合されている。
【0011】
図示の構成では、板ばね部材12はリベット10と結合され、同時に旋回支承部8,9並びに皿ばね7を軸方向に支えるために役立つ。他方の端部で板ばね部材12は加圧プレート11に回動不能に、しかも既に述べたドイツ連邦共和国特許出願公開第4414584号明細書の図1に示された形式と似た形式で結合されている。
【0012】
2次はずみ質量体5と固定的に結合されたクラッチカバー6は中空円筒状の構成部分13と固定的に結合され、有利には先きに述べたドイツ連邦共和国特許出願公開第4414584号明細書に開示されているようにねじ固定されている。中空円筒状の構成部分13は2次はずみ質量体5を周囲から掴みかつ2次はずみ質量体5と固定的に結合されている。軸方向で見て加圧プレート11と対抗加圧プレートを形成する2次はずみ質量体5との間にはクラッチ円板14の摩擦ライニングが締込まれている。
【0013】
さらに摩擦クラッチ1は押し離し手段15を有している。この押し離し手段15は加圧プレート11と固定的に結合されかつ皿ばね7の外縁を、皿ばね7の加圧プレート11とは反対側で、フック状の範囲16で背後から掴む。有利には加圧プレート11の円周に亙って均一に分配されてこのような押し離し手段が3つ設けられている。
【0014】
押し離し手段15は、これが組込まれた状態で皿ばね7に緊縮力を生ぜしめ、これによって加圧プレート11が皿ばね7の下面に引き付けられるように構成されている。したがって皿ばね7の外縁は、押し離し手段15のフック状の範囲16の支持範囲16aと、加圧プレート11の突起17との間にばね弾性的に締込まれる。図1から判るように、支持範囲16aと突起17とが皿ばね7に接触する範囲は、有利には軸方向で向き合うように配置されている。しかしこれらの接触範囲は半径方向で互いにずらされていることもできる。しかしながらこの場合には押し離し手段15の軸方向のバイアスに基づき、皿ばね7から加圧プレート11の支持突起17に生ぜしめられた力に影響を及ぼすモーメントが皿ばね7に導入される。
【0015】
図示された構成では押し離し手段15は加圧プレート11の半径方向外側の周面に、しかもねじ結合部18で固定されている。しかし、押し離し手段15は例えば米国特許第3640364号明細書によって公知であるのと似たような形式で、すなわち適当な加圧プレートにリベット結合される半径方向に延びる範囲を介して加圧プレートに結合されていることもできる。この場合、リベット結合は同時に加圧プレートとケーシングとの間の回転結合を成す板ばね部材の固定に役立つことができる。さらに押し離し手段は板ばね部材と一体であることもできる。この板ばね部材は適当な加圧プレートとケーシングとの間の回転不能な結合を成す。
【0016】
図2から判るように押し離し手段15は足部範囲20に、固定部材18を通す孔状の切欠き19を有している。固定範囲20に続くフック状の範囲16は、この範囲16が少なくとも遠心力の作用下でカバー6の壁部範囲21に支えられるように構成されている。しかしながら有利には押し離し手段15は、該押し離し手段15が所定の半径方向のバイアスで摩擦クラッチ1内に受容され、これによってフック状の範囲16の区分16bが軸方向に延びる壁部範囲21に弾性的に接触するように構成されている。これによって常に摩擦結合が加圧プレート11もしくは押し離し手段15とケーシング6との間に存在することが保証される。このように構成された場合には押し離し手段15とケーシング6との間の支持は、皿ばね7の外側の縁部範囲の軸方向の高さにおいて行われる。しかしながらこの支持は他の個所で行うこともできる。この場合には押し離し手段15は適当に形成されていなければならない。例えば押し離し手段15は図2に示すように、ケーシング6にバイアスがかけられて支持されていることのできる一体に成形された張出し部22を有していることもできる。構成では押し離し手段15が半径方向で支持される壁部範囲21は正確に軸方向に向けられていることができる。しかしながらこの壁部範囲21は−クラッチの軸方向で見て−所定の角度を有し、例えば摩擦クラッチ1の遮断過程の間に加圧プレート11が軸方向に移動した場合に押し離し手段15の半径方向のバイアスが変化し、例えば遮断に際しては増大するか又は合目的的である場合には減少するようにすることができる。
【0017】
押し離し手段15が支えられる壁部範囲21の寸法は、この支持もしくは摩擦結合が有利には摩擦クラッチ1の全耐用年限に亙って存在するように設定されている。すなわちこれは、クラッチ円板14の摩擦ライニングが磨滅した場合にも押し離し手段15とケーシング6との間に伝力結合もしくは摩擦結合が存在していることを意味している。
【0018】
ケーシング6における押し離し手段15の範囲16bの支持は、図1のように直接的に又は間接的に行うことができる。したがって例えば支持範囲21と押し離し手段15との間に摩擦又は滑り材料、すなわちケーシング及び(又は)個々の押し離し手段15により保持されていることができる中間層が設けられていることができる。
【0019】
さらに有利であることは押し離し手段15が少なくとも接触区分16bの範囲において被覆層を有していることである。この被覆層は例えば燐酸塩層又は硬質ニッケル層から形成されていることができる。場合によってはケーシング6も少なくとも押し離し手段15と協働する範囲に適当な被覆層を有していることができる。
【0020】
ばね湾曲部材として構成された押し離し手段15は、摩擦クラッチ1を作動した場合に加圧プレート11が強制的に皿ばね7によって軸方向に移動させられるように作用する。押し離し手段15とケーシング6との間の摩擦結合によって、クラッチの接続及び遮断過程の間に発生する加圧プレートの軸方向運動の減衰が保証され、これによりクラッチ円板14の摩擦ライニングと加圧プレート11と対応加圧プレート5との摩擦面との間の申し分のない分離が保証される。さらに押し離し手段15によって、例えば加圧プレート11が振動する場合に突起17が皿ばね7に当接することで生ぜしめられる騒音が抑えられる。
【0021】
したがって押し離し手段15の図示の構成は、加圧プレート11の軸方向振動を、摩擦クラッチの全耐用年限に亙って減衰するための簡単でかつ費用的に好ましい解決策を可能にする。したがって摩擦クラッチ1の図示の構成によって簡単でかつエレガントな形式で、加圧プレートの軸方向振動に基づくいわゆる切換え騒音が回避される。さらに加圧プレート11の軸方向振動を抑えるための摩擦減衰は、押し離し手段の弾性に関する押し離し手段の適当な構成により、回転数の増大と共に変化、例えば拡大させられる。
【0022】
図1に示された装置−摩擦クラッチ1とクラッチ円板14とツウマスはずみ車2から成る−は、既に述べたドイツ連邦共和国特許出願公開第4414584号明細書に記載されているように、そのようなものとして運搬もしくは発送させられることができ、自動車製造工場の組立てベルトにおいてモータの出力軸に完全な形で固定されることができる。適当なねじ工具を用いて前記の完全な装置を取外すことは、取付けと似た形式で行うことができる。しかしながらこのためにはまず、皿ばね7とクラッチ円板14と第2のはずみ質量体5にねじ工具もしくは取外し工具を通すために設けられた開口を、少なくともほぼ軸方向で整合する位置へもたらし、ねじにとどくようにしなければならない。
【0023】
しかしながらモータの出力軸からツウマスはずみ車2を取外すためにはまず、クラッチ1を2次はずみ質量体5から除くかもしくは分離し、これによりクラッチ円板14も取除かれるようにすることも有利である。両方のはずみ質量体3,5の間に配置されかつ周方向に圧縮可能な減衰器24のばねが、2次はずみ質量体5に設けられた切欠き5aが実質的にねじヘッド23と軸方向に整合する規定された出発位置へ両方のはずみ質量体3,5をもたらさない限り、場合によっては2次はずみ質量体5は適当な角度だけ回動させられなければならない。2次はずみ質量体5の切欠き5aとねじヘッド23とが位置的にほぼ正しく合致している限り、ねじは図5に示されているように切欠き5aを通される適当な工具25により取外すことができる。この場合に特に有利であることはねじ工具が、少なくともほぼ切欠き5aの直径もしくは輪郭に適合させられ、これによってねじ23aを取外すときにねじ23aのヘッド23が2次はずみ質量体5の切欠き5a内へ侵入することが保証されることである。ねじ工具25が切欠き5aの範囲において、ねじヘッド23の外側輪郭に接する円とほぼ等しいか又は該円よりも大きい直径を有する円に接する横断面を有していると特に有利である。ねじヘッド23と2次はずみ質量体5との間の傾きを回避するためにはねじヘッド23及び又は切欠き5aは導通輪郭を形成する適当な傾斜部を有していることができる。
【0024】
ケーシングカバー106に皿ばね107を旋回可能に保持するための、図6に示された支承装置は図7から図10までに示す本発明の摩擦クラッチ201においても使用することができる。
【0025】
カバー側の旋回支承部はカバー106に周方向で保持部材110の間に設けられた溝状の圧刻部108により形成されている。この保持部材110はカバー106と一体である。舌状部として構成された保持部材110はドイツ連邦共和国特許出願公開第4420251号と米国特許出願Serial No.08/246,557号明細書に記載されているようにカバー106から形成することができる。しかしながら図1に示されているようなワイヤリング9のような付加的な支持部材は必要とされない。何故ならばこの場合には保持部材110の端部範囲110aが皿ばね107の支持に直接的に関与させられるからである。保持部材110における皿ばね107の申し分のない支持と旋回を保証するためには、皿ばね107は保持部材110が軸方向に貫く切欠き107aの範囲に円弧状もしくは丸味の付けられた圧刻部107bを有し、この圧刻部107bを中心として保持部材もしくは舌状部110もしくはその支持範囲110aが折り返えされるかもしくは曲げ返えされている。皿ばね107もしくは皿ばね107のリング状の基体107cを下から掴む舌状部110の区分110bは、皿ばね107が申し分なくカバーに対して旋回可能であり、これがクラッチ円板(図1の14)が摩滅した場合にも可能であるように構成されている。このためには図示の構成では摩擦クラッチ並びにクラッチ円板が新しい状態で範囲110bと基体107cとの間に角度112が設けられている。角度112は摩擦クラッチの耐用年限に亙って必要な皿ばね107の円錐性の変化を可能にする。この円錐性の変化はクラッチ円板の摩擦ライニングにおける摩滅の補償に必要である。
【0026】
旋回支承部が図6に示すように構成されている場合には、皿ばね107を下から掴む範囲110aが所定の力でカバー側の旋回支承部108に向かって負荷されるかもしくは押圧されるように舌状部110がカバー106と結合されていると有利である。これに関しては前述の2つの特許明細書並びに米国特許第4781280号明細書を参照されたい。この公知技術によれば、保持部材110は弾性的なトーション範囲もしくは弾性的な曲げ範囲として作用するカバー区分を介してカバーの本来の基体と結合され、これにより皿ばねの旋回支承範囲の摩滅が補償できるようになっている。皿ばね107の旋回支承部が図6のように構成されている利点は、舌状部110の端部範囲110aの簡単な折曲げにより皿ばね107がカバー106に旋回可能に保持されることである。皿ばね107の基体107cは保持部材110の折曲げ過程の間、支持部として、すなわち実質的に折曲げ工具として役立つ。
【0027】
図7に部分的に示された本発明による摩擦クラッチ201は押し離し手段215の特別な構成を除いて図1の摩擦クラッチ1と似たように構成されかつこの摩擦クラッチ1と置換えることができるので、この摩擦クラッチ201の詳細な記述については省略する。
【0028】
皿ばね207を加圧プレート211に軸方向に結合する押し離し手段215はリング状の基体216を有している。この基体216は図示の実施例の場合、ダイヤフラム状もしくは皿ばね状に作用可能である。さらに押し離し手段215は基体216の外縁から発する張出し部217を有している。この張出し部217は加圧プレート211を軸方向で皿ばね207と結合する押し離し部材を形成する。図9から判るように、この実施例においては外周に亙って均一に分配された4つの張出し部217が設けられている。図8によれば押し離し手段215が弛緩された状態で、すなわち取付けられていない状態でリング状の基体216が皿ばね状に起立することが示されている。さらにこの場合には張出し部217がクラッチ201において図7に示したように取る位置に対しクラッチ201の回転軸線に向かって半径方向にずらされているかもしくは旋回させられていることが示されている。したがって図7と図8からは皿ばね207とケーシング206と加圧プレート211とを組み立てる場合には、ばねリングとして有効なリング状の基体216がその円錐性を、しかも円錐性を減少させる方向に変化させるのに対し、張出し部217がクラッチ201の回転軸線から遠ざかる方向に半径方向に旋回させられかつ半径方向外側で加圧プレート211に支持されることが判る。
【0029】
ばねもしくは押し離しリングとして構成された押し離し手段215は、組込まれた状態で皿ばね207に緊張力を生ぜしめ、これによって加圧プレート211が皿ばね207の下面に引き付けられるように構成されている。リング状の基体216はリング状の支持範囲218を形成し、該支持範囲218は皿ばね207の、加圧プレート211とは反対側に支持される。支持範囲218は円周全体に亙って延在することができるが、個々のセクタ状の範囲から成ることもできる。この場合には少なくとも張出し部217の周方向の延在範囲に支持範囲があり、この支持範囲を介して押し離し手段215が皿ばね207に支持されるようにしたい。それぞれ皿ばね207に接触する支持範囲218と加圧プレートの突起219との間の接触範囲は有利には少なくともほぼ軸方向で向き合うように配置されている。この場合には図7から判るように半径方向のずれが存在することもできる。図7からは、押し離し手段215と皿ばね207との間の接触範囲が突起219と皿ばね7との間の接触範囲に対して半径方向でわずかに内方へずらされていることが判る。
【0030】
摩擦クラッチ201を組み立てる場合には、皿ばね207がクラッチケーシング206に旋回可能に固定される前に、押し離し手段215がケーシング206内へ入れられる。ケーシング206はリング状の支持範囲206aを有し、この支持範囲206aに、リング状の基体216に半径方向内方へ一体成形された舌片220が軸方向で支持される。摩擦クラッチ201の組み立てられた新しい状態で加圧プレート211は図7に示された軸方向の位置をとる。これによって皿ばね207のリング状の基体207aは実質的に平らな状態に緊縮される。図7と図8との比較から判るように、少なくとも摩擦クラッチ201の組み立てられた新しい状態で、リング状の基体216は軸方向で皿ばね207とケーシング206の支持範囲206aとの間に締込まれている。リング状の基体216により軸方向に生ぜしめられた力は皿ばね207により生ぜしめられた力に加算される。
【0031】
図7から図10までから判るように、半径方向でバイアスのかけられた押し離し手段215は加圧プレート211の外側の範囲221に半径方向で支えられている。ほぼ軸方向に延びる張出し部217は図示の実施例の場合には2つの外側の脚部222,223を有している。これらの脚部222,223はリング状の基体216とは反対側の端部において横結合部材224を介して互いに結合されている。横結合部材224からはさらに舌状部225が発しており、この舌状部225は軸方向にリング状の基体216に向かって延びている。自由端部226は半径方向のバイアスがかけられてケーシング206の区分227に支えられている。該区分227は図7に図示した実施例の場合にはケーシング206の軸方向に延びる壁部228の範囲にある。図7と図8との比較から判るように舌状部225は押し離し手段215が組み立てられていない状態で脚部222,223に対して半径方向に突出しているのに対し、組み立てられた状態ではそれぞれ2つの脚部222,223に配属された舌状部225はこの脚部222,223と少なくともほぼ同一平面内に位置している。舌状部端部226はバルーン状に構成されかつケーシング206に摩擦結合されている。これによって加圧プレート211もしくは皿ばね207とケーシング206との間には常に摩擦結合が存在することが保証される。押し離し手段215と加圧プレート211との間の軸方向の結合は形状接続的な結合部229を介して行われる。このためには張出し部217は加圧プレート211に向いた自由端に加圧プレート211の半径方向外側の範囲を軸方向で下から掴む舌状部230を有している。図8と図10とから判るように、舌状部230は押し離し手段215をクラッチ201内へ取付ける前は、軸方向に延びている。加圧プレート211がケーシング206内へ挿入されかつ皿ばね207に例えば加圧プレート211の軸方向の移動によって適当なバイアスがかけられた後ではじめて、舌状部230は押し離し手段215で加圧プレート211を皿ばね207に軸方向に緊締するために半径方向内方へ折曲げられる。しかしながら構造的には、適当な半径方向内方に向いた範囲230が押し離し手段215を取付ける前に既に存在するように構成することもできる。この場合には張出し部217もしくは脚部222,223は適当な、半径方向の、弾性的な変形能力を有し、これが半径方向内方に向いた範囲230を加圧プレート211の相応する範囲の上へ軸方向に導きかつ所定の位置に達したあとで再び半径方向内方へ弾性的に戻すことを可能にする。
【0032】
さらに押し離し手段215とケーシング206との間には回動防止手段231が設けられている。回動防止は押し離し手段215により保持されかつケーシング206の相応する切欠き内に係合する張出し部232によって行われる。図8及び図9から判るように図示の実施例においては前記張出し部232は、リング状の基体216の半径方向の内縁に、しかも周方向で見て舌状部225の範囲に一体成形されている。
【0033】
舌状部225とケーシング206との間の摩擦係合によって発生する摩擦ヒステリシスは、図1と関連して記述しかつ押し離し手段15とケーシング6との間に存在する摩擦係合と同じ効果を発揮する。
【0034】
特に図8から判るように押し離し手段215は半径方向で見て支持範囲218の外側にフック状もしくは円弧状の範囲233を有している。これらの範囲233は、支持範囲218の半径方向外側に設けられた皿ばね範囲207bが摩擦クラッチ201の遮断のために、前記範囲233に接触することなく旋回させられ得るように構成されている。押し離し手段215のリング状の基体216は、摩擦クラッチ内に組込まれた状態で、同様に皿ばね207の旋回を可能にする適当な位置をとる。円弧状の範囲233はリング状の基体216と脚部222,223との間に設けられている。
【0035】
しかし、図7から図10までの本発明の構成とは異なって、周方向に分配された個別の押し離し手段を使用することもできる。この構成の場合には例えば90゜ずらされて外周に亙って分配されて配置されていることのできる例えば4つの前記形式の押し離し手段を使用することができる。このような構造は図9に示された、リング状の基体216において周方向で脚部222,223もしくは張出し部217の間を延びる範囲をかくすことで想像することができる。この場合には舌状部232とカバー206は、適当な押し離し手段が半径方向外方に向かって確保されるかもしくは支持されるように互いに調和させられている。この半径方向の確保は押し離し手段と皿ばね207との間の形状接続によって行うこともできる。このためには、例えば舌状の範囲は舌状部232のように皿ばね207の対応する切欠きに係合するかもしくは皿ばね207の対応する支持輪郭に接触する。
【0036】
範囲226と227との間に発生する摩擦は、クラッチ201の回転に際して存在する遠心力に基づき舌状部225に作用する力に関連する。したがってこれは回転数の増大に伴って摩擦減衰作用が増強することを意味する。
【0037】
リング状の基体216が皿ばね状に構成されているので、この基体216は非直線的な力−距離−特性線を有している。このばね特性線を適当に選ぶこともしくはクラッチの新しい状態でリング状の基体216が適当な状態に組込まれることにより、摩擦クラッチの耐用年限に亙って加圧プレート211に作用する圧着力には影響を及ぼすことができる。さらに皿ばね状の基体216によってクラッチ201の遮断力の経過をも調整することができる。
【0038】
本願の請求の範囲の請求項は他の請求項の権利の達成を妨げないものとする。又、出願人は明細書に記載されているか又は図面に開示されているに過ぎない他の特徴に対する権利の請求を保留する。
【0039】
従属請求項に記載されている請求項の引用は従属請求項の特徴による独立請求項の構成の変化を示すものである。すなわち従属請求項に記載した請求項の引用は引用された従属請求項の特徴の独立した保護の達成を断念することを意味するものではない。
【0040】
又、従属請求項の対象は先行する従属請求項の対象に依存しない構成を有する独立した発明を成すものでもある。
【0041】
本発明は明細書の実施例に限定されるものではない。むしろ本発明の枠内では数多くの変化実施例が可能である。特に明細書全般及び実施例並びに請求項に記載されかつ図面に示された特徴もしくは部材又は方法段階と関連して個々に発明的でありかつ組み合わせ可能な特徴によって新しい対象を成すか又は製造、検査及び作業方法に関する限り、新しい方法段階もしくは方法段階の連続を成すヴァリエーション、部材及び組み合わせ及び又は材料が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ツウマスはずみ車に取付けられた、押し離し手段を有する摩擦クラッチを示した参考図。
【図2】 押し離し手段を図1の矢印IIの方向から見た図。
【図3】 図2の側面図。
【図4】 図3の平面図。
【図5】 図1の詳細を示した図。
【図6】 カバーにクラッチ皿ばねを保持するための旋回支承部の構成を示した図。
【図7】 本発明による摩擦クラッチの構成の部分断面図。
【図8】 図7に断面して示された押し離し手段の拡大断面図(図8には押し離し手段は弛緩させられた状態で示されている)。
【図9】 押し離し手段を図7の矢印IXの方向から見た図。
【図10】 図9の矢印Xの方向から見た図。
【符号の説明】
1 摩擦クラッチ、 2 ツウマスはずみ車、 3 1次質量体、 4 軸受、 5 2次はずみ質量体、 6 クラッチカバー、 7 皿ばね、 8,9 旋回支承部、 10 リベット、 11 加圧プレート、 12 板ばね部材、 13 中空円筒状の構成部分、 14 クラッチ円板、 15 押し離し湾曲部材、 16 フック状の範囲、 17 突起、 18 ねじ結合部、 19 切欠き、 20 固定範囲、 21 壁部範囲、 23 ねじヘッド、 24 減衰器、 25 工具、 106 カバー(ケーシング)、 107 皿ばね、 108 圧刻部、 109 ワイヤリング、 110 保持部材、 112 角度、 201 摩擦クラッチ、 206 ケーシング、 207 皿ばね、 211 加圧プレート、 215 押し離し手段、 216 基体、 217 張出し部、 218 支持範囲、 219 突起、 221 外側の範囲、 222,223 脚部、 224 横結合部、 225 舌状部、 226 端部、 227 区分、 229 形状接続による結合、 230 舌状部、 231 回動防止部、 232 張出し部、 233 円弧状の範囲
Claims (6)
- 摩擦クラッチ(201)であって、ケーシング(206)と該ケーシング(206)に旋回可能に支承された皿ばね(207)とを有し、該皿ばね(207)が、前記ケーシング(206)に回動不能ではあるが軸方向に制限されて移動可能に結合された加圧プレート(211)を負荷しており、前記皿ばね(207)が旋回した場合に前記加圧プレート(211)を強制的に押し離すために前記皿ばね(207)と前記加圧プレート(211)との間に押し離し手段(215)が設けられている形式のものにおいて、前記押し離し手段(215)が前記皿ばね(207)に軸方向で支えられるリング状の基体(216)を有し、該基体(216)の外縁に軸方向に延びる張出し部(217)が一体成形されており、該張出し部(217)によって前記加圧プレート(211)が前記皿ばね(207)に軸方向で結合されており、前記張出し部(217)が前記加圧プレート(211)に対し相対的に軸方向に移動可能な構成部分に対し、少なくとも遠心力の作用下で摩擦接続による結合を有する複数の舌状部(225)を形成しており、前記押し離し手段(215)が当該摩擦クラッチ内に組込まれた状態で前記舌状部(225)に半径方向でばね弾性的なバイアスがかけられるように、該舌状部(225)が成形されていることを特徴とする、摩擦クラッチ。
- 摩擦接続による前記結合が前記舌状部(225)と前記ケーシング(206)との間に存在している、請求項1記載の摩擦クラッチ。
- 前記舌状部(225)が前記ケーシング(206)に直接的に支えられている、請求項1又は2記載の摩擦クラッチ。
- 前記舌状部(225)を支持する前記ケーシング(206)の支持範囲(227)が該ケーシング(206)の、ほぼ軸方向に向けられた壁部範囲(228)により形成されている、請求項3記載の摩擦クラッチ。
- 前記押し離し手段(215)が前記加圧プレート(211)に固定されておりかつ前記リング状の基体(216)が前記皿ばね(207)の外側の縁部範囲を前記加圧プレート(211)とは反対側で背後から軸方向に掴んでいる、請求項1から4までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
- 前記押し離し手段(215)がばね鋼から成り、バイアスがかけられて取付けられており、これにより前記加圧プレート(211)が前記皿ばね(207)に対し力で負荷されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
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