JP4057542B2 - 建設機械 - Google Patents

建設機械 Download PDF

Info

Publication number
JP4057542B2
JP4057542B2 JP2004028347A JP2004028347A JP4057542B2 JP 4057542 B2 JP4057542 B2 JP 4057542B2 JP 2004028347 A JP2004028347 A JP 2004028347A JP 2004028347 A JP2004028347 A JP 2004028347A JP 4057542 B2 JP4057542 B2 JP 4057542B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching valve
pattern
valve
driver
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004028347A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005220576A (ja
Inventor
元 石井
茂 平澤
浩 多辺田
庄吾 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2004028347A priority Critical patent/JP4057542B2/ja
Priority to PCT/JP2005/001632 priority patent/WO2005075753A1/ja
Priority to US10/564,186 priority patent/US7530418B2/en
Publication of JP2005220576A publication Critical patent/JP2005220576A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4057542B2 publication Critical patent/JP4057542B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/2025Particular purposes of control systems not otherwise provided for
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/30Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom
    • E02F3/32Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom working downwardly and towards the machine, e.g. with backhoes
    • E02F3/325Backhoes of the miniature type
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0858Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
    • E02F9/0866Engine compartment, e.g. heat exchangers, exhaust filters, cooling devices, silencers, mufflers, position of hydraulic pumps in the engine compartment
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0858Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
    • E02F9/0875Arrangement of valve arrangements on superstructures
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/2004Control mechanisms, e.g. control levers
    • E02F9/2012Setting the functions of the control levers, e.g. changing assigned functions among operations levers, setting functions dependent on the operator or seat orientation
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0833Improving access, e.g. for maintenance, steps for improving driver's access, handrails
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/86493Multi-way valve unit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

本発明は、例えば油圧ショベル、ホイールローダ等の建設機械に関し、特に、操作装置によって作業装置を操作するときの操作パターンを切換えるパターン切換弁を備えた建設機械に関する。
一般に、建設機械としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回装置を介して旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前側に俯仰動可能に設けられたブーム、アーム、バケットおよびこれらを駆動する油圧シリンダからなる作業装置とによって大略構成されている。
また、上部旋回体は、旋回フレームと、該旋回フレーム上に設けられた運転席と、前記旋回フレームの後側に搭載され、油圧ポンプを駆動するエンジンと、前記旋回フレーム上に搭載され、前記下部走行体の走行モータ、作業装置の各油圧シリンダ、旋回装置の旋回モータに前記油圧ポンプからの圧油を給排する複数個の制御弁と、前記運転席の近傍となる左,右両側等に配設され、前記作業装置、旋回装置を操作する作業レバーとによって大略構成されている。
また、油圧ショベルには、左,右の作業レバーを操作したときに作動する制御弁を切換えるパターン切換弁を備えたものがある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。このパターン切換弁は、例えばリース会社から油圧ショベルを借りたときに、この油圧ショベルの操作方式がオペレータが日頃から馴れた操作パターンと異なることがあり、このような場合にオペレータの好みに合わせて操作パターンを切換えるものである。そして、パターン切換弁は、制御弁群と作業レバーとを接続するパイロット管路の途中に設けられている。
実開昭63−135004号公報 特開2001−330004号公報
ここで、従来技術による油圧ショベルでは、エンジンの前側を覆うエンジン前カバーに箱形状をした切換弁取付ブラケットを設け、パターン切換弁は、エンジン室内に位置して切換部となる切換レバーが後側となるように前記切換弁取付ブラケットに取付ける構成としている。そして、パターン切換弁の切換レバーは、エンジンの後側を覆うボンネットを開くことにより操作することができる(例えば、特許文献3参照)。
また、油圧ショベルには、運転席の右側に位置する右カバー内にパターン切換弁を配設したものがある。そして、パターン切換弁の切換レバーは、右カバーを開くことにより操作することができる。また、油圧ショベルには、運転席に着座したオペレータの視界内に作業レバーと作業装置、旋回装置の動作との関係を示す表示装置を設け、選択されている操作パターンをオペレータに報知するものがある(例えば、特許文献4参照)。
さらに、他の油圧ショベルには、運転席に着座したオペレータの足元の左側に位置し、床板を突出させて形成したスペースにパターン切換弁を配設したものがある。そして、パターン切換弁の切換レバーは、上方を覆うゴムカバーを取外すことにより操作することができる(例えば、特許文献5参照)。
特開2001−40702号公報 特開2003−56011号公報 特開2002−227249号公報
ところで、上述した引用文献3による油圧ショベルでは、パターン切換弁の切換レバーの切換位置を確認する場合、パターン切換弁の切換レバーを操作する場合に、運転席から降りて油圧ショベルの後側に回り込み、ボンネットを開いて確認または操作しなくてはならず、作業に手間を要するという問題がある。また、エンジン前カバーに箱形状の切換弁取付ブラケットを設けているから、取付作業に手間を要し、製造コストも嵩むという問題がある。
また、引用文献4による油圧ショベルでは、運転席に着座した状態で表示装置を目視することにより、パターン切換弁の切換レバーがどのパターンに切換わっているのかを確認することができる。しかし、パターン切換弁の切換レバーを操作する場合には、引用文献1と同様に、運転席から降りて油圧ショベルの右側に回り込み、右カバーを開いて切換レバーを操作する必要があり、切換操作に手間がかかるという問題がある。
さらに、引用文献5による油圧ショベルでは、乗降する床板の左側部分を突出させてパターン切換弁を取付けているから、乗降するとき、作業するときに邪魔になるという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、パターン切換弁の切換位置の確認、切換操作を容易に行なうことができ、作業性を向上できるようにした建設機械を提供することにある。
請求項1の発明による建設機械は、車体と、該車体の前部に俯仰動可能に設けられた作業装置と、前記車体に設けられた運転席台座と、該運転席台座上に設けられオペレータが着座する運転席と、前記作業装置を油圧源に接続する油路の途中に設けられ圧油の給排により前記作業装置を制御する制御弁と、前記運転席の近傍に設けられ前記作業装置を操作するために該制御弁を制御する操作装置と、該操作装置と前記制御弁との間に位置し前記操作装置の操作パターンと前記制御弁との組合せパターンを切換えるパターン切換弁とを備えている。
そして、上述した課題を解決するために、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記パターン切換弁は、前記操作装置と前記制御弁との間で油路の接続状態を切換える方向切換弁からなる弁本体と、該弁本体に回動可能に設けられ前記方向切換弁を切換操作する切換部である切換レバーとによって構成し、前記運転席台座内には、前記パターン切換弁をパターンの切換操作切換レバーを前側に向けた状態で設け、前記運転席台座の前側には、前記パターン切換弁を覆う前カバーを開閉可能に設け、該前カバーには、前記運転席台座内に収容した前記パターン切換弁の切換レバーの切換位置を覗くための覗き窓を設ける構成としたことにある。
請求項2の発明によると、前記運転席台座には、前記パターン切換弁を収容する切換弁収容部を設ける構成としたことにある。
請求項3の発明によると、前記切換弁収容部は、周囲が仕切られたボックス形状に構成したことにある。
請求項4の発明によると、前記パターン切換弁は、前記運転席を挟んだ左,右両側位置のうち、前記運転席に乗降する乗降口寄りに設け、前記覗き窓は、前記前カバーのうち該パターン切換弁の切換レバーに対応して乗降口寄りに配置する構成としたことにある。
請求項の発明によると、前記覗き窓には、当該覗き窓を覆う透明部材を設ける構成としたことにある。
請求項6の発明によると、前記覗き窓の近傍には、前記パターン切換弁の切換レバーの切換位置に合わせ、前記操作装置の操作パターンと前記制御弁との組合せパターンを表示するパターン表示を設ける構成としたことにある。
請求項の発明によると、前記前カバーには、当該前カバーを閉じた状態でロックするロック機構を設ける構成としたことにある。
請求項の発明によると、前記制御弁と前記操作装置との間には、前記操作装置の油圧パイロット弁から前記制御弁の油圧パイロット部にパイロット圧を供給するパイロット管路を設け、該パイロット管路の途中には、当該パイロット管路の途中位置を接続する中継部材を設ける構成としたことにある。
請求項9の発明によると、前記運転席台座は床板上に設け、前記中継部材は該床板の下側に位置して設ける構成としたことにある
請求項1の発明によれば、パターン切換弁の切換部の切換位置を確認する場合には、運転席に乗り込むときに運転席台座内を見ることにより、前記切換部の切換位置を容易に確認することができる。また、パターン切換弁の切換部を操作する場合には、運転席から降りて後側等に回り込むことなく、その場所で容易に操作することができる。
この結果、パターン切換弁の切換レバーの切換位置の確認作業、パターン切換弁の切換レバーの操作は、運転席に乗り込むとき、または乗り込んでからも容易に行うことができ、作業性、信頼性等を向上することができる。
また、運転席台座の前側を覆う前カバーは、運転席台座内に配設した機器を雨水や塵埃から保護することができる。また、運転席台座内に配設した機器を覆い隠して見栄えを良好にすることができる。さらに、例えばパターン切換弁から作動油が漏れ出るような事態が生じた場合でも、作動油が周囲に飛散するのを防止することができ、信頼性、安全性等を向上することができる。
また、前カバーには、運転席台座内に収容したパターン切換弁の切換レバーの切換位置を覗くための覗き窓を設けたから、パターン切換弁の前側を前カバーによって覆った状態でも、覗き窓によりパターン切換弁の切換レバーの切換位置を目視で確認することができ、切換状態の確認作業を容易に行なうことができる。
請求項2の発明によれば、運転席台座に設けた切換弁収容部内にパターン切換弁を収容しているから、運転席の下側のスペースをパターン切換弁用に有効利用することができる。これにより、パターン切換弁に対するメンテナンス作業等を前側から容易に行なうことができる。また、レイアウトの自由化、車体の小型化等を図ることができる。
請求項3の発明によれば、パターン切換弁は、周囲が仕切られたボックス形状の切換弁収容部内に収容することができるから、例えばパターン切換弁から作動油が漏れ出るような事態が生じた場合でも、作動油が周囲に飛散するのを防止することができ、信頼性、安全性等を向上することができる。
請求項4の発明によれば、運転席に乗降する乗降口寄りに設けたパターン切換弁は、作業スペースを確保し易い乗降口側から確認作業、切換作業、メンテナンス作業、組立作業等を行なうことができる。また、覗き窓は前カバーのうちパターン切換弁の切換レバーに対応して乗降口寄りに配置したから、覗き窓を目視することによってパターン切換弁の切換レバーの切換位置を確認することができる。
請求項の発明によれば、覗き窓は透明部材で覆っているから、運転席台座内の機器を雨水や塵埃から保護することができ、また、例えばパターン切換弁から漏れ出た作動油が覗き窓から周囲に飛散するのを防止することができる。
請求項6の発明によれば、覗き窓からパターン切換弁の切換部を目視で確認したときに、パターン表示に対する切換レバーの切換位置を見るだけで、どの操作パターンに切換わっているか一瞬で判断することができ、確認作業、切換作業を確実かつ容易に行なうことができる。
請求項の発明によれば、ロック機構を用いて前カバーを閉じた状態にロックすることができるから、パターン切換弁が不用意に切換えられるのを防止することができる。
請求項の発明によれば、操作装置と中継部材との間、中継部材と制御弁との間でそれぞれ別個にパイロット管路を取回すことができる。これにより、パイロット管路の接続作業を容易に行なうことができる。
また、パターン切換弁を設ける場合またはパターン切換弁を設けない場合に切換えたときには、パイロット管路の取回しの変更は、操作装置と中継部材との間に位置するパイロット管路だけに止めることができる。これにより、中継部材と制御弁との間となる車体側では、制御弁の取付位置、制御弁側(車体側)のパイロット管路の取回しを一定にすることができ、これらを共通化して組合せの自由度を向上することができる。
請求項9の発明によれば、中継部材は床板の下側に設けているから、中継部材を床板で隠すことができ、見栄えを良好にすることができる
以下、本発明の実施の形態に適用される建設機械として、キャノピ仕様の油圧ショベルを例に挙げ、図1ないし図11に従って詳細に説明する。
図1において、1は本実施の形態に適用される建設機械としてのキャノピ仕様の油圧ショベルで、該油圧ショベル1は、自走可能な下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回装置3を介して旋回可能に搭載され、下部走行体2と一緒に車体を構成する上部旋回体4と、該上部旋回体4の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置5とにより大略構成されている。
また、作業装置5は、後述する旋回フレーム6の前側に俯仰動可能に取付けられたブーム5Aと、該ブーム5Aの先端部に俯仰動可能に取付けられたアーム5Bと、該アーム5Bの先端部に回動可能に取付けられたバケット5Cと、前記ブーム5Aを俯仰動するブームシリンダ5Dと、前記アーム5Bを俯仰動するアームシリンダ5Eと、前記バケット5Cを回動するバケットシリンダ5Fとによって大略構成されている。
また、上部旋回体4は、下部走行体2の車幅内でほぼ旋回できるように、上方からみて略円形状に形成されている(図4参照)。そして、上部旋回体4は、後述の旋回フレーム6、エンジン7、ベースユニット13、運転席23、制御弁25、作業レバー26,27、中継部材31、パターン切換弁32、前カバー34、覗き窓37等により大略構成されている。
6は上部旋回体4のベースを構成する旋回フレームで、該旋回フレーム6は、図4等に示す如く、左,右方向の中間部を前,後方向に延びた平板状の底板6Aと、該底板6Aの上面側に左,右に離間して立設された一対の縦板6B,6Bと、該各縦板6Bの前端部に設けられ、作業装置5を支持する支持ブラケット6Cと、前側に位置して左,右方向に延びた前梁6Dと、前記各縦板6Bの後部位置で左,右方向に延びた中梁6Eと、前記前梁6Dと中梁6Eとの間に設けられたアンダカバー6F等により大略構成されている。
7は旋回フレーム6の後側に搭載されたエンジンで、該エンジン7は、左,右方向に延在する横置き状態に配置されている。ここで、エンジン7は、後述するベースユニット13の後部台座15の下側に入り込むように配設されている。また、エンジン7の左側には、該エンジン7によって駆動される油圧ポンプ8が設けられ、エンジン7の右側にはラジエータ、オイルクーラ等の熱交換器9が配設されている。
さらに、10は熱交換器9の前側に位置して旋回フレーム6の右側に設けられた作動油タンク、11は該作動油タンク10の前側に設けられた燃料タンクを示している。また、12は旋回フレーム6の後側に設けられた支持部材で、該支持部材12は、後述するベースユニット13の後側位置を支持するものである。
13は旋回フレーム6上の左側寄りに設けられたベースユニットで、該ベースユニット13は、その前側位置が旋回フレーム6の前梁6Dに支持され、後側位置が支持部材12に支持されている。また、ベースユニット13は、図2、図5ないし図7に示す如く、後述の床板14、後部台座15、切換弁収容部16、建屋取付板17、計器取付部18、補強パイプ19等によって大略構成されている。
14はベースユニット13の前側部分を形成する床板で、該床板14は、後述の運転席23に着座したオペレータの足乗せ場となるもので、その前側部分は、後述の走行レバー・ペダル40等を取付けるためのレバー・ペダル取付部14Aとなっている。また、床板14の下側(裏面)には、左側に位置して後述の中継部材31が取付けられている。
15は床板14の後側に設けられ、後述する前部台座21と共に運転席台座22を構成する後部台座で、該後部台座15は、床板14の後側から立上がった後にエンジン7の上側を後方に延びて設けられ、これにより、エンジン7は、後部台座15の下側に入り込むように配設することができる。
詳しくは、後部台座15は、図7に示すように、床板14の後端から上方に立上った立上り壁15Aと、該立上り壁15Aの上端から後方に延びた運転席支持板15Bと、該運転席支持板15Bの後端から上側に延びた背板部15Cと、前記立上り壁15Aの左端から後側に延びた仕切板15Dと、該仕切板15Dの左側に間隔をもって立設され、上端が前記運転席支持板15Bの左端に接続された左側面板15Eと、前記仕切板15Dと左側面板15Eとの間で前記床板14の後端と運転席支持板15Bの後端に亘って設けられた後閉塞板15Fとにより形成されている。
そして、立上り壁15Aには、図6等に示す如く、その前面側に後述の各電装部品42等が取付けられている。また、運転席支持板15Bには、後述の運転席23が搭載されている。
16は運転席23に乗降する後述の乗降口33寄りとなる左側に位置して後部台座15に設けられた切換弁収容部で、該切換弁収容部16は、後述のパターン切換弁32を収容するもので、前側に向けて開口する空間部を画成している。また、切換弁収容部16は、運転席支持板15B、仕切板15D、左側面板15E等によって囲まれ、奥部(後側)が後閉塞板15Fによって閉塞されることにより、周囲が仕切られたボックス形状に形成されている。
これにより、切換弁収容部16内には、パターン切換弁32を切換レバー32Bを前側に向けて収容することができる。しかも、切換弁収容部16は、パターン切換弁32に接続されたパイロット管路28から作動油が漏れ出るような事態が生じた場合でも、作動油が周囲に飛散するのを防止する機能を有している。
17は後部台座15の上端部から後側に張出した建屋取付板で、建屋取付板17は、上部旋回体4の円弧形状に沿うように、左側から後側に亘って円弧状に形成されている。そして、建屋取付板17は、旋回フレーム6側の支持部材12に支持されている。また、建屋取付板17には、後述するキャノピ41の後側部分が取付けられている。
18は後部台座15の右側に設けられた計器取付部で、該計器取付部18は、後部台座15の立上り壁15Aの右側に立上って設けられた前面板18Aと、該前面板18Aの上部から建屋取付板17に向けて斜めに延びた斜面板18Bとにより大略構成されている。また、計器取付部18には、後述の計器台43を介してスイッチ、モニタ等の計器類(図示せず)が取付けられる。
19,19は強度を増すためにベースユニット13に設けられた左,右の補強パイプで、該各補強パイプ19は、床板14、後部台座15、建屋取付板17、計器取付部18に亘って設けられている。また、各補強パイプ19は、その大部分が床板14、後部台座15、建屋取付板17の裏面側に隠れ、一部分だけが後部台座15、計器取付部18から前側に露出している。また、後部台座15から露出した左側の補強パイプ19は、切換弁収容部16の開口部に配置され、その左側には後述する取付板20が取付けられている。
20は切換弁収容部16の開口部に位置する左側の補強パイプ19に設けられた取付板で、該取付板20は、左側の補強パイプ19に溶接、ねじ止め等の固着手段を用いて固着されている。また、取付板20は、図7、図9に示すように、上,下方向に延びる1枚の板体として形成され、これにより、取付板20は、簡単な構造で後述するパターン切換弁32を固定することができる。
また、取付板20は、切換弁収容部16(パターン切換弁32)と後述の電装部品42との間を仕切る仕切板を構成している。これにより、取付板20は、パターン切換弁32に接続されたパイロット管路28から作動油が漏れ出るような事態が生じた場合でも、作動油がコントローラ、ヒューズ等からなる各電装部品42にかかるのを防止することができる。
また、21はベースユニット13を構成する後部台座15の立上り壁15A前面に取付けられる前部台座で、該前部台座21は、後部台座15と一緒に後述の運転席台座22を構成している。そして、前部台座21は、後部台座15の運転席支持板15Bと一緒に後述の運転席23を支持するものである。
22は床板14上に設けられた運転席台座で、該運転席台座22は、前述したベースユニット13の後部台座15と前部台座21とにより構成されている。そして、運転席台座22は、上部旋回体4上に配設され、後述の運転席23を設置する台座を構成している。
ここで、運転席台座22は、後部台座15に対する後述のパターン切換弁32、各電装部品42等の取付作業、パターン切換弁32等のメンテナンス作業を容易に行なうことができるように、後部台座15に前部台座21を着脱可能に取付ける構成としている。従って、運転席台座22としては、後部台座15と前部台座21とからなる2部材とせず、両者を一体化した形状の台座部材として構成することもできる。
23は運転席台座22上に設けられた運転席(図1、図3等参照)で、該運転席23は、油圧ショベル1を操縦するオペレータが着座するものである。また、運転席23の左,右両側には、作業装置5等を操作する後述の作業レバー26,27が配設されている。
次に、旋回装置3、作業装置5等を制御するための構成について、図8、図11等を用いて説明する。
24は油圧ポンプ8から吐出された圧油が流通する主管路(図11参照)で、該主管路24は、油圧ポンプ8と旋回装置3の旋回モータ3A、作業装置5の各シリンダ5D,5E,5Fとの間をそれぞれ接続するものである。
25A〜25Dは主管路24の途中に位置して旋回フレーム6上に配設された複数個の制御弁(全体として、単に「制御弁25」という)で、該制御弁25は油圧パイロット式スプール弁によって形成されている。ここで、制御弁25は、旋回装置3の旋回モータ3Aを制御する旋回制御弁25Aと、作業装置5のアームシリンダ5Eを制御するアーム制御弁25Bと、ブームシリンダ5Dを制御するブーム制御弁25Cと、バケットシリンダ5Fを制御するバケット制御弁25Dととによって大略構成されている。そして、それぞれの制御弁25の油圧パイロット部には、後述するパイロット管路28の制御弁側管路30が接続されている。
26は運転席23の左側に配設された操作装置としての左作業レバーで、該左作業レバー26は、減圧弁型の油圧パイロット弁26Aと、該油圧パイロット弁26Aを手動操作するレバー26Bとによって大略構成されている。そして、左作業レバー26は、レバー26Bを傾転操作することにより、油圧パイロット弁26Aから制御弁25の油圧パイロット部にパイロット圧を供給し、旋回装置3の旋回モータ3A、作業装置5の各シリンダ5D,5E,5Fのうち、いずれか2つを制御するものである。
また、27は運転席23の右側に配設された操作装置としての右作業レバーで、該右作業レバー27は、左作業レバー26とほぼ同様に、減圧弁型の油圧パイロット弁27A、レバー27Bにより大略構成されている。そして、右作業レバー27は、旋回装置3の旋回モータ3A、作業装置5の各シリンダ5D,5E,5Fのうち、残りの2つを制御するものである。
28は複数個の制御弁25と作業レバー26,27とを接続する2本を一対として複数組設けられたパイロット管路を示している。ここで、各パイロット管路28は、図8、図11等に示す如く、左,右の作業レバー26,27と後述の中継部材31とを接続する操作装置側管路としてのレバー側管路29と、中継部材31と制御弁25とを接続する制御弁側管路30とに分割することができる。
また、レバー側管路29は、左作業レバー26と後述のパターン切換弁32とを接続する左レバー側管路29Aと、右作業レバー27と後述の中継部材31とを接続する右レバー側管路29Bと、中継部材31とパターン切換弁32とを接続し該中継部材31を介して右レバー側管路29Bに連通する中間管路29Cと、パターン切換弁32と中継部材31とを接続する切換弁流出側管路29Dとによって構成されている。そして、切換弁流出側管路29Dは、中継部材31を介して制御弁側管路30に接続されている。
31はパイロット管路28の途中、即ちレバー側管路29と制御弁側管路30との間に設けられた中継部材で、該中継部材31は、床板14の下側(裏面)の左寄りに取付けられている。また、中継部材31は、図5、図6、図8に示すように、ほぼL字状に折曲げた板体に取付穴31Aを複数個穿設し、必要な数だけ取付穴31Aに接続金具31Bを取付けることにより構成されている。そして、中継部材31は、レバー側管路29の右レバー側管路29Bと中間管路29Cとを分離可能に接続し、また、レバー側管路29の切換弁流出側管路29Dと制御弁側管路30とを分離可能に接続するものである。
ここで、中継部材31は、レバー側管路29と制御弁側管路30とを分離可能に接続する構成としている。これにより、機種に応じてパターン切換弁32を設ける場合とパターン切換弁32を設けない場合があるとしても、パイロット管路28の取回しの変更をレバー側管路29だけに止めることができる。これにより、制御弁側管路30の取回し、制御弁25の取付位置等を一定にすることができる。
32は運転席台座22を構成する後部台座15内に設けられたパターン切換弁で、該パターン切換弁32は、左,右の作業レバー26,27が前,後方向と左,右方向に操作されたときの操作パターンと制御弁25との組合せパターンを、例えば4パターンに切換えるものである。
ここで、油圧ショベル1は、運転席23が上部旋回体4の左側寄りに配置され、この運転席23の右側には、作動油タンク10、燃料タンク11等が配設され、或は機種によっては作業装置のブーム等が配設されている。このため、運転席23に乗り降りする場合には、該運転席23の左側を乗降口33として乗り降りするようになっている。
そこで、パターン切換弁32は、運転席23を挟んだ左,右両側位置のうち、該運転席23に乗降する乗降口33寄り、即ち後部台座15の左側に設けられた切換弁収容部16内に収容されている。さらに、パターン切換弁32は、左,右の作業レバー26,27と制御弁25との間、即ち、レバー側管路29の左レバー側管路29A、右レバー側管路29Bに連続する中間管路29Cと切換弁流出側管路29Dとの間に配設されている。
そして、パターン切換弁32は、例えば特許文献1、特許文献2に記載されたものと同様に、方向切換弁(図示せず)を内蔵した弁本体32Aと、該弁本体32A内の方向切換弁を操作する切換部としての切換レバー32Bとによって大略構成されている。
さらに、パターン切換弁32は、図9に示す如く、パターンの切換操作を行なう切換レバー32Bが前側となるように、弁本体32Aがブラケット32Cを介して取付板20にねじ止めされている。これにより、パターン切換弁32の切換レバー32Bの切換位置を確認する場合には、乗降口33で運転席23の下側を見ることにより、切換レバー32Bの切換位置を容易に確認することができる。また、パターン切換弁32の切換レバー32Bを切換える場合にも、運転席23に乗り込むときに、その場所で容易に切換えることができる。
34は運転席台座22の前側に設けられた前カバーで、該前カバー34は、図5、図6等に示すように、後部台座15に設けられたパターン切換弁32、後述の各電装部品42等を開閉可能に覆うものである。また、前カバー34の下端部にはヒンジ34Aが設けられ、該前カバー34は、ヒンジ34Aを介して運転席台座22を構成する前部台座21の下端部に開閉可能に取付けられている。
また、35は前カバー34の上部中央に設けられたロック機構で、該ロック機構35は、例えばエンジンキー36(図5、図6中に図示)によって施錠、解錠可能となっている。これにより、ロック機構35は、前カバー34が開かれてパターン切換弁32が不用意に切換えられるのを防止することができる。また、ロック機構35は、エンジンキー36で解錠するようにしているから、パターン切換弁32を操作するときには、必ずエンジン7を停止した状態でパターンの切換作業を行わせることができる。
さらに、エンジンキー36は、ロック機構35に差し込むことにより、そのまま前カバー34を開閉するための把手として用いる構成としている。これにより、前カバー34の前面側から把手のような突起を無くすことができる。
37は前カバー34に設けられた覗き窓で、該覗き窓37は、パターン切換弁32の切換レバー32Bを外部から目視するための開口として形成されている。また、覗き窓37は、切換弁収容部16に収容されたパターン切換弁32の切換レバー32Bに対応するように、前カバー34の左側に配設されている。これにより、オペレータは、前カバー34を閉じた状態でも内部に収容されたパターン切換弁32の切換レバー32Bの位置を容易に確認することができる。
また、38は覗き窓37を覆うように設けられた透明部材で、該透明部材38は、覗き窓37を遮蔽しつつ、パターン切換弁32の切換レバー32Bを外部から見えるようにしている。これにより、透明部材38は、雨天作業、洗車による雨水、塵埃等の浸入を防止し、また作動油が周囲に飛散するのを防止することができる。
39は前カバー34の前面で覗き窓37の左脇に設けられたパターン表示で、該パターン表示39は、例えばパターン切換弁32が4パターンのいずれのパターンに切換えられているのかをオペレータに簡単に、かつ正確に知らせるものである。即ち、パターン表示39は、図10に示す如く、パターン切換弁32の切換レバー32Bを回動してパターンを切換えたときに、該切換レバー32Bの切換位置に対応する位置にパターンA〜パターンDまでの4つを表示している。また、パターン表示39は、油圧ショベル1のメーカ名、または旋回装置3、作業装置5の動作をシンボル化したものを、印刷、刻印等の手段を用いて形成されている。
これにより、オペレータは、覗き窓37からパターン切換弁32の切換レバー32Bを目視で確認したときに、切換レバー32Bの切換位置に対応するパターン表示39を見るだけで、どの操作パターンに切換わっているか一瞬で判断することができる。
一方、図1において、40は運転席23の前側に設けられた走行レバー・ペダルで、該走行レバー・ペダル40は、下部走行体2を走行させるものである。また、41は運転席23の上側を覆うように旋回フレーム6上に設けられたキャノピで、該キャノピ41は、例えば前,後と左,右に柱を有する4柱キャノピとして形成されている。
また、図6等において、42は後部台座15の立上り壁15A前面に取付けられた複数個の電装部品で、該各電装部品42は、コントローラ、ヒューズ、リレー等から構成されている。そして、各電装部品42は、パターン切換弁32等と一緒に前カバー34によって前側が覆われている。
なお、43はベースユニット13を構成する計器取付部18に設けられた計器台で、該計器台43は、計器取付部18の斜面板18B上に取付けられ、その上面部には例えばスイッチ、モニタ、ランプ等の計器44が取付けられている。
本実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、以下、その作動について説明する。
まず、運転席23に着座したオペレータは、走行レバー・ペダル40を操作することにより、下部走行体2を走行させることができる。また、左,右の作業レバー26,27を操作することにより、作業装置5を駆動して土砂の掘削作業等を行なうことができる。
また、オペレータは、運転席23に乗り込むときに、前カバー34に設けられた覗き窓37からパターン切換弁32の切換レバー32Bの位置を確認し、パターン表示39と照らし合わせることにより、左,右の作業レバー26,27の操作パターンが自分の好みに合っているかを簡単に知ることができる。
一方、左,右の作業レバー26,27の操作パターンが自分の好みに合っていない場合には、エンジンキー36を前カバー34のロック機構35に差し入れて解錠し、該エンジンキー36を持って前カバー34を開く。そして、パターン切換弁32の切換レバー32Bを回動操作することにより、操作パターンを自分の好みのものに合わせることができる。
かくして、本実施の形態によれば、運転席台座22内には、パターン切換弁32を切換レバー32Bを前側に向けた状態で設ける構成としているから、パターン切換弁32の切換レバー32Bの切換位置を確認する場合には、運転席23に乗り込むときに覗き窓37から内部の切換レバー32Bを見ることにより、該パターン切換弁32の切換位置を容易に確認することができる。また、パターン切換弁32の切換レバー32Bを操作する場合には、運転席23から降りて後側等に回り込むことなく、その場所で容易に操作することができる。
この結果、パターン切換弁32の切換位置の確認作業、パターン切換弁32の切換レバー32Bの操作を、運転席23に乗り込むとき、または乗り込んでからも容易に行うことができ、作業性を向上することができる。
また、パターン切換弁32は、ベースユニット13に前側に開口して設けられた切換弁収容部16内に収容しているから、運転席23の下側のスペースをパターン切換弁32用に有効利用することができる。これにより、パターン切換弁32に対するメンテナンス作業等を前側から容易に行なうことができる。また、レイアウトの自由化、車体の小型化等を図ることができる。
また、切換弁収容部16は、後部台座15の運転席支持板15B、仕切板15D、左側面板15E、後閉塞板15Fによって周囲が仕切られたボックス形状に形成している。この結果、例えばパターン切換弁32に接続されたパイロット管路28が損傷して作動油が漏れ出るような事態が生じた場合でも、ボックス形状をなした切換弁収容部16は、作動油が周囲に飛散するのを防止することができ、信頼性、安全性等を向上することができる。
また、パターン切換弁32は、運転席23に乗降する乗降口33寄りに設けているから、作業スペースを確保し易い乗降口33側から確認作業、切換作業、メンテナンス作業、組立作業等を行なうことができ、作業性を向上することができる。
一方、運転席台座22の前側を覆う前カバー34は、運転席台座22内に配設したパターン切換弁32、コントローラ、ヒューズ等の電装部品42を雨水や塵埃から保護することができる。また、これらの機器を覆い隠して見栄えを良好にすることができる。さらに、例えばパターン切換弁32から作動油が漏れ出るような事態が生じた場合でも、作動油が周囲に飛散するのを防止することができ、信頼性、安全性等を向上することができる。
また、前カバー34には覗き窓37を設けているから、パターン切換弁32を前カバー34によって覆った状態でも、覗き窓37によりパターン切換弁32の切換レバー32Bを目視で確認することができる。しかも、覗き窓37は透明部材38で覆っているから、パターン切換弁32、電装部品42等を雨水や塵埃から保護することができ、また、作動油が漏れ出るような事態が生じた場合でも、作動油が周囲に飛散するのを防止することができる。
また、前カバー34には、パターン切換弁32の切換レバー32Bの切換位置に合わせて作業レバー26,27の操作パターンと制御弁25との組合せパターンを表示するパターン表示39を設けているから、切換レバー32Bの切換位置に対応するパターン表示39を見るだけで、どの操作パターンに切換わっているか一瞬で判断することができ、確認作業、切換作業を確実かつ容易に行なうことができる。
また、前カバー34はロック機構35で施錠することができるから、パターン切換弁32が不用意に切換えられるのを防止することができる。また、パターン切換弁32を操作するときには、エンジンキー36が必要になるから、必ずエンジン7を停止した状態でパターンの切換作業を行わせることができ、安全性を向上することができる。さらに、前カバー34を開くときには、ロック機構35を解錠したエンジンキー36をそのまま開閉用の把手として用いることができるから、前カバー34から把手等の突起を廃止でき、構造を簡略化し、また見栄えを良好にすることができる。
さらに、ベースユニット13の床板14の下側には、各パイロット管路28の途中位置を接続する中継部材31を設けているから、該中継部材31の位置でパイロット管路28をレバー側管路29と制御弁側管路30とに分割することができる。これにより、機種に応じてパターン切換弁32を設ける場合とパターン切換弁32を設けない場合があるとしても、パイロット管路28の取回しの変更をレバー側管路29だけに止めることができる。これにより、制御弁側管路30の取回し、制御弁25の取付位置等を一定にすることができるから、これらを共通化して組合せの自由度を向上することができる。
また、取付板20は、切換弁収容部16(パターン切換弁32)と電装部品42との間を仕切る仕切板として形成しているから、パターン切換弁32に接続されたパイロット管路28から作動油が漏れ出るような事態が生じた場合でも、作動油がコントローラ、ヒューズ等の電装部品42にかかるのを防止することができる。
なお、実施の形態では、パターン表示39は、前カバー34の前面で覗き窓37の左脇に設けた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば図12に示す第1の変形例のように、パターン表示51を覗き窓37を覆う透明部材38に設ける構成としてもよい。この場合には、パターン表示51が擦れて消えないように透明部材38の内面側に形成するのが望ましい。
また、実施の形態では、パイロット管路28のレバー側管路29は、左作業レバー26とパターン切換弁32とを接続する左レバー側管路29Aと、右作業レバー27と中継部材31とを接続する右レバー側管路29Bと、中継部材31とパターン切換弁32とを接続し該中継部材31を介して右レバー側管路29Bに連通する中間管路29Cと、パターン切換弁32と中継部材31とを接続する切換弁流出側管路29Dとから構成した場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば図13に示す第2の変形例によるパイロット管路61のように、レバー側管路62を、左作業レバー26とパターン切換弁32とを接続する左レバー側管路62Aと、右作業レバー27とパターン切換弁32とを接続する右レバー側管路62Bと、パターン切換弁32と中継部材31とを接続する切換弁流出側管路62Cとから構成してもよい。
また、実施の形態では、パターン切換弁32は、4パターンに切換えるものを例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば輸出用の油圧ショベルではパターン切換弁の切換パターンを2パターンとしてもよい。この場合には、パターン表示39もA,Bの2つとなる。
一方、実施の形態では、床板14、後部台座15、建屋取付板17等を一体に形成してベースユニット13を構成した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、床板14、後部台座15、建屋取付板17等を別個に設け、それぞれの部材を旋回フレーム6側に取付ける構成としてもよい。
また、実施の形態では、運転席台座22は、ベースユニット13の後部台座15と前部台座21との2つの部材によって構成した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば前部台座21を廃止し、後部台座15を前側に延ばすことにより単一の部材で運転席台座を構成してもよい。
また、実施の形態では、運転席23の上方を覆う4柱キャノピ41を用いたキャノピ仕様の油圧ショベル1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、2柱、3柱、5柱のキャノピを備えた油圧ショベル、運転席23の前,後、左,右、上方を覆うキャブボックスを用いたキャブ仕様の油圧ショベル等に適用してもよい。
さらに、実施の形態では、建設機械として旋回装置3により上部旋回体4が旋回可能な油圧ショベル1を例示した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば旋回装置を備えていない油圧ショベル、ホイールローダ、ジラフ等の他の建設機械にも広く適用することができる。
本発明の実施の形態に適用される油圧ショベルを示す正面図である。 旋回フレームにエンジン、ベースユニット、運転席、キャノピ等を取付けた上部旋回体を示す正面図である。 旋回フレームにエンジン、ベースユニット、運転席、キャノピ等を取付けた上部旋回体を示す左側面である。 旋回フレームにエンジン、制御弁、タンク等を取付けた上部旋回体を示す平面面である。 中継部材、パターン切換弁が設けられたベースユニットを前カバーを閉じた状態で示す一部破断の外観斜視図である。 中継部材、パターン切換弁が設けられたベースユニットを前カバーを開いた状態で示す一部破断の外観斜視図である。 ベースユニット、前部台座、前カバーを分解した状態で示す分解斜視図である。 制御弁、左,右の作業レバー、中継部材、パターン切換弁に対するパイロット管路の接続状態を示す外観斜視図である。 ベースユニットに対するパターン切換弁の取付状態を示す要部拡大斜視図である。 覗き窓とパターン表示を示す前カバーの要部拡大図である。 左,右の作業レバーで操作する油圧ショベルの油圧回路を示す油圧回路図である。 本発明の第1の変形例によるパターン表示を示す前カバーの要部拡大図である。 本発明の第2の実施の形態によるパイロット配管を示す油圧回路図である。
符号の説明
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体(車体)
3 旋回装置
4 上部旋回体(車体)
5 作業装置
6 旋回フレーム
13 ベースユニット
14 床板
15 後部台座
16 切換弁収容部
17 建屋取付板
18 計器取付部
19 補強パイプ
20 取付板
21 前部台座
22 運転席台座
23 運転席
25 制御弁
26 左作業レバー(操作装置)
27 右作業レバー(操作装置)
28,61 パイロット管路
29,62 レバー側管路
30 制御弁側管路
31 中継部材
32 パターン切換弁
32B 切換レバー(切換部)
33 乗降口
34 前カバー
35 ロック機構
37 覗き窓
38 透明部材
39,51 パターン表示

Claims (9)

  1. 車体と、該車体の前部に俯仰動可能に設けられた作業装置と、前記車体に設けられた運転席台座と、該運転席台座上に設けられオペレータが着座する運転席と、前記作業装置を油圧源に接続する油路の途中に設けられ圧油の給排により前記作業装置を制御する制御弁と、前記運転席の近傍に設けられ前記作業装置を操作するために該制御弁を制御する操作装置と、該操作装置と前記制御弁との間に位置し前記操作装置の操作パターンと前記制御弁との組合せパターンを切換えるパターン切換弁とを備えてなる建設機械において、
    前記パターン切換弁は、前記操作装置と前記制御弁との間で油路の接続状態を切換える方向切換弁からなる弁本体と、該弁本体に回動可能に設けられ前記方向切換弁を切換操作する切換部である切換レバーとによって構成し、
    前記運転席台座内には、前記パターン切換弁切換レバーを前側に向けた状態で設け、
    前記運転席台座の前側には、前記パターン切換弁を覆う前カバーを開閉可能に設け、
    該前カバーには、前記運転席台座内に収容した前記パターン切換弁の切換レバーの切換位置を覗くための覗き窓を設ける構成としたことを特徴とする建設機械。
  2. 前記運転席台座には、前記パターン切換弁を収容する切換弁収容部を設ける構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記切換弁収容部は、周囲が仕切られたボックス形状に構成してなる請求項1または2に記載の建設機械。
  4. 前記パターン切換弁は、前記運転席を挟んだ左,右両側位置のうち、前記運転席に乗降する乗降口寄りに設け、
    前記覗き窓は、前記前カバーのうち該パターン切換弁の切換レバーに対応して乗降口寄りに配置してなる請求項1,2または3に記載の建設機械。
  5. 前記覗き窓には、当該覗き窓を覆う透明部材を設ける構成としてなる請求項1,2,3または4に記載の建設機械。
  6. 前記覗き窓の近傍には、前記パターン切換弁の切換レバーの切換位置に合わせ、前記操作装置の操作パターンと前記制御弁との組合せパターンを表示するパターン表示を設ける構成としてなる請求項1,2,3,4または5に記載の建設機械。
  7. 前記前カバーには、当該前カバーを閉じた状態でロックするロック機構を設ける構成としてなる請求項1,2,3,4,5または6に記載の建設機械。
  8. 前記制御弁と前記操作装置との間には、前記操作装置の油圧パイロット弁から前記制御弁の油圧パイロット部にパイロット圧を供給するパイロット管路を設け、該パイロット管路の途中には、当該パイロット管路の途中位置を接続する中継部材を設ける構成としてなる請求項1,2,3,4,5,6または7に記載の建設機械。
  9. 前記運転席台座は床板上に設け、前記中継部材は該床板の下側に位置して設ける構成としてなる請求項8に記載の建設機械。
JP2004028347A 2004-02-04 2004-02-04 建設機械 Expired - Lifetime JP4057542B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004028347A JP4057542B2 (ja) 2004-02-04 2004-02-04 建設機械
PCT/JP2005/001632 WO2005075753A1 (ja) 2004-02-04 2005-01-28 建設機械
US10/564,186 US7530418B2 (en) 2004-02-04 2005-01-28 Construction machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004028347A JP4057542B2 (ja) 2004-02-04 2004-02-04 建設機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005220576A JP2005220576A (ja) 2005-08-18
JP4057542B2 true JP4057542B2 (ja) 2008-03-05

Family

ID=34835924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004028347A Expired - Lifetime JP4057542B2 (ja) 2004-02-04 2004-02-04 建設機械

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7530418B2 (ja)
JP (1) JP4057542B2 (ja)
WO (1) WO2005075753A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4303708B2 (ja) * 2005-07-05 2009-07-29 ヤンマー株式会社 旋回作業車
JP4737018B2 (ja) * 2006-07-05 2011-07-27 コベルコ建機株式会社 建設機械
US20080078917A1 (en) * 2006-10-03 2008-04-03 Roehrl Jonathan J Engine mount
JP4758400B2 (ja) * 2007-07-19 2011-08-24 日立建機株式会社 建設機械
CN103189575B (zh) * 2010-11-29 2015-06-10 日立建机株式会社 工程机械
CN103764921B (zh) * 2011-09-09 2015-12-23 日立建机株式会社 工程机械
JP5803981B2 (ja) 2013-06-07 2015-11-04 コベルコ建機株式会社 建設機械のバルブ装置
JP5803984B2 (ja) * 2013-06-13 2015-11-04 コベルコ建機株式会社 作業機械
JP5854024B2 (ja) * 2013-10-31 2016-02-09 コベルコ建機株式会社 建設機械
JP5958455B2 (ja) * 2013-12-06 2016-08-02 コベルコ建機株式会社 建設機械
JP6191658B2 (ja) * 2015-06-25 2017-09-06 コベルコ建機株式会社 建設機械
EP3258017B1 (en) * 2015-10-30 2020-09-02 Komatsu Ltd. Work vehicle with rotatable console box
JP6479646B2 (ja) * 2015-12-17 2019-03-06 株式会社日立建機ティエラ 小型の建設機械
JP6697369B2 (ja) * 2016-11-02 2020-05-20 日立建機株式会社 建設機械
US10281054B2 (en) 2017-09-15 2019-05-07 Caterpillar Inc. Valve guard for valve assembly
JP7105645B2 (ja) * 2018-07-31 2022-07-25 株式会社小松製作所 キャブおよび作業機械
JP7379173B2 (ja) * 2020-01-09 2023-11-14 日立建機株式会社 作業機械
JP2023033717A (ja) * 2021-08-30 2023-03-13 ヤンマーホールディングス株式会社 作業機械

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5362173A (en) 1992-09-17 1994-11-08 Industri Ab Thule Lockable quick release mechanism
JPH0710054U (ja) * 1993-07-16 1995-02-10 株式会社小松製作所 マルチ操作パターン切換装置
JPH0874292A (ja) * 1994-09-02 1996-03-19 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd ショベル系建設機械における操作パターン切換装置の配設構造
JP3622889B2 (ja) * 1998-09-19 2005-02-23 コベルコ建機株式会社 建設機械の操作パターン切換装置
JP3950246B2 (ja) * 1999-01-26 2007-07-25 ヤンマー株式会社 操作パタ―ン切替装置
JP2001040702A (ja) * 1999-07-29 2001-02-13 Hitachi Constr Mach Co Ltd 旋回式建設機械
JP2001330004A (ja) 2000-03-13 2001-11-30 Hitachi Constr Mach Co Ltd 操作パターン切換式パイロット弁装置
JP2002227249A (ja) 2001-01-31 2002-08-14 Hitachi Constr Mach Co Ltd 旋回式建設機械
JP2003041621A (ja) * 2001-08-01 2003-02-13 Hitachi Constr Mach Co Ltd 旋回式建設機械
JP2003056011A (ja) 2001-08-08 2003-02-26 Hitachi Constr Mach Co Ltd 旋回式建設機械
JP3908067B2 (ja) 2002-03-26 2007-04-25 日立建機株式会社 建設機械の操作パターン表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2005075753A1 (ja) 2005-08-18
US7530418B2 (en) 2009-05-12
US20080035401A1 (en) 2008-02-14
JP2005220576A (ja) 2005-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4057542B2 (ja) 建設機械
JP4695017B2 (ja) 建設機械
KR101553200B1 (ko) 유압 셔블
US8038202B2 (en) Operators section construction for work vehicle
JP4758400B2 (ja) 建設機械
JP2014031688A (ja) 作業機
JP2006233643A (ja) 建設機械
JP4606293B2 (ja) バックホー
JP2002061222A (ja) 旋回式建設機械
JP2017008582A (ja) 作業機械
JPWO2004076265A1 (ja) 後端小旋回油圧ショベル
JP2007092278A (ja) バックホーの上部構造
JP4347730B2 (ja) 建設機械
JP5785128B2 (ja) 旋回作業機の運転部におけるマニュアル収納部構造
JP5410691B2 (ja) 車両のコンソール装置
JP2005048380A (ja) 建設機械
JP4625430B2 (ja) 建設機械
JP2001040702A (ja) 旋回式建設機械
JP2005307522A (ja) 旋回式建設機械
JPH11269921A (ja) 旋回作業機
JP3589561B2 (ja) 建設機械の上部旋回体
JP2014084574A (ja) 建設機械
JPH11269916A (ja) 旋回作業機
JP2000096612A (ja) 旋回作業機並びにこれに用いるキャビン
JP2007092326A (ja) バックホー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4057542

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131221

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350