JP2002061222A - 旋回式建設機械 - Google Patents

旋回式建設機械

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JP2002061222A JP2000253624A JP2000253624A JP2002061222A JP 2002061222 A JP2002061222 A JP 2002061222A JP 2000253624 A JP2000253624 A JP 2000253624A JP 2000253624 A JP2000253624 A JP 2000253624A JP 2002061222 A JP2002061222 A JP 2002061222A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転席等をメインのフレームとは別個にエン
ジン前カバーに組付けることにより、組付け作業性、生
産性を向上する。 【解決手段】 エンジン前カバー42に、運転席56、
エンジンコントロールレバー58、コントロールボック
ス59、エアクリーナ60、コントローラ65、乗降レ
バー67、バッテリ68をサブ組付けして運転席サブ組
付体41を形成し、この運転席サブ組付体41のエンジ
ン前カバー42をメイン組付体をなす旋回フレーム16
に組付ける構成としている。従って、エンジン前カバー
42に上述した各部材等を組付けるサブ組付け作業を、
広い作業場所で行うことができ、しかも、旋回フレーム
16への組付け作業は、エンジン前カバー42のボルト
止め作業だけであるから、これらの組付け作業を容易に
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば土砂の掘削
作業を行うのに用いて好適な油圧ショベル等の旋回式建
設機械に関し、特に、上部旋回体の旋回半径を小さくす
るようにした旋回式建設機械に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、旋回式建設機械としての油圧シ
ョベルは、下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に
搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前部に俯仰動
可能に設けられた作業装置とによって大略構成されてい
る。
【0003】また、上部旋回体は、旋回フレームと、該
旋回フレームの後部側に位置して左,右方向に延在する
横置き状態に搭載されたエンジンと、該エンジンを覆う
ように前記旋回フレーム上に設けられた外装カバーと、
前記旋回フレーム上に設けられた運転席とを備えてい
る。
【0004】一方、油圧ショベルには、ミニショベルと
呼ばれる小型の油圧ショベルがあり、この種の油圧ショ
ベルは、例えば特開平10−100667号公報等によ
って知られてる。そして、小型の油圧ショベルは、上部
旋回体を旋回させたときに旋回半径が小さく収まるよう
に、該上部旋回体をほぼ円形に形成し、かつ径寸法を小
さくしている。
【0005】さらに、上部旋回体のスペースを有効的に
利用したものとして、特開平8−218431号公報に
よる油圧ショベルが知られている。この油圧ショベル
は、上部旋回体を小型化するために、外装カバーを利用
して運転席を配置する構成としている。即ち、この油圧
ショベルは、旋回フレームに門型の支持部材を立設し、
該支持部材に外装カバーと座席取付金具を取付け、該取
付金具に運転席を取付けることにより、該運転席を外装
カバー上に配置している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した特
開平8−218431号公報による油圧ショベルは、旋
回フレームに立設された支持部材に、外装カバー、取付
金具を取付け、該取付金具に運転席を取付けている。従
って、この油圧ショベルでは、外装カバー、取付金具、
運転席の取付作業を全て旋回フレーム上で行う必要があ
る。このときに、小型の油圧ショベルでは、上部旋回体
を小さくしているために、これらの部品を取付ける場合
に、手を差し入れるスペースがなく、例えばボルトをボ
ルト挿通穴に通したり、また締着するためのスパナ等の
工具を動かす場合にも困難を生じてしまい、作業性、生
産性が低下するという問題がある。
【0007】しかも、運転席を取付けるのに多くの部品
を用いているから、組立作業性が低下する上に、部品の
分だけ運転席の高さ位置、即ちオペレータの着座位置が
高くなってしまう。この場合、オペレータの目線の位置
が高くなるから、オペレータに安定性が低下したような
不安感を与えてしまい信頼性が低下するという問題があ
る。さらに、着座位置が高くなると、この着座位置に合
わせて床板の位置も高くなるから、履帯と床板との距離
が大きくなり、乗降がしにくくなるという問題がある。
【0008】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、運転席等をメインのフ
レームとは別個にエンジン前カバーに組付けることによ
り、組付け作業性、生産性、信頼性を向上することがで
きるようにした旋回式建設機械を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による旋回式建設
機械は、下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭
載された上部旋回体と、該上部旋回体の前部に俯仰動可
能に設けられた作業装置とからなり、前記上部旋回体
は、旋回フレームと、該旋回フレームの後側に位置して
旋回フレーム上に搭載されたエンジンと、該エンジンの
前側に立設されたエンジン前カバーとエンジンの後側を
開閉可能に覆ったエンジン後カバーとを含む外装カバー
と、前記旋回フレーム上に設けられた運転席とを備えて
いる。
【0010】そして、上述した課題を解決するために、
請求項1の発明が採用する構成の特徴は、運転席をエン
ジン前カバーにサブ組付けして運転席サブ組付体を形成
し、この運転席サブ組付体のエンジン前カバーを旋回フ
レームに組付ける構成としたことにある。
【0011】このように構成したことにより、エンジン
前カバーを旋回フレームに取付ける前に、該エンジン前
カバーを広い作業場所に配置し、この状態で、運転席を
エンジン前カバー上にサブ組付けすることにより、例え
ば、運転席の組付けに用いるボルトをボルト挿通穴に通
したり、該ボルトにナットを螺着したり、また締着する
ためのスパナ等の工具を動かす作業を容易に行うことが
できる。そして、運転席サブ組付体のエンジン前カバー
を旋回フレームに組付けることにより、運転席を旋回フ
レーム上に搭載することができる。さらに、運転席は、
エンジン前カバーに直接的に取付けられているから、運
転席の高さ位置、即ちオペレータの着座位置を低くする
ことができる。
【0012】請求項2の発明によると、エンジン前カバ
ーには、運転席への乗降を許す乗降許可位置と乗降を禁
止する乗降禁止位置との間で回動操作される乗降レバー
を一緒にサブ組付けする構成としたことにある。
【0013】このように構成したことにより、乗降レバ
ーを運転席と一緒にエンジン前カバーに運転席サブ組付
体の一部として組付けることができる。
【0014】請求項3の発明によると、エンジン前カバ
ーには、エンジンの出力を制御するエンジンコントロー
ルレバーを一緒にサブ組付けする構成としたことにあ
る。
【0015】このように構成したことにより、エンジン
コントロールレバーを運転席と一緒にエンジン前カバー
に運転席サブ組付体の一部として組付けることができ
る。
【0016】請求項4の発明によると、エンジン前カバ
ーには、運転時に用いられる各種機器類が設けられたコ
ントロールボックスを一緒にサブ組付けする構成とした
ことにある。
【0017】このように構成したことにより、コントロ
ールボックスを運転席と一緒にエンジン前カバーに運転
席サブ組付体の一部として組付けることができる。
【0018】請求項5の発明によると、エンジン前カバ
ーには、バッテリを一緒にサブ組付けする構成としたこ
とにある。
【0019】このように構成したことにより、バッテリ
を運転席と一緒にエンジン前カバーに運転席サブ組付体
の一部として組付けることができる。
【0020】請求項6の発明によると、エンジン前カバ
ーには、エンジンが吸入する空気を清浄化するエアクリ
ーナを一緒にサブ組付けする構成としたことにある。
【0021】このように構成したことにより、エアクリ
ーナを運転席と一緒にエンジン前カバーに運転席サブ組
付体の一部として組付けることができる。
【0022】請求項7の発明によると、エンジン前カバ
ーには、各種電気部品からなるコントローラを一緒にサ
ブ組付けする構成としたことにある。
【0023】このように構成したことにより、コントロ
ーラを運転席と一緒にエンジン前カバーに運転席サブ組
付体の一部として組付けることができる。
【0024】請求項8の発明によると、エンジン前カバ
ーは、エンジンの前側で旋回フレーム上に立設された前
面板と、該前面板の上部から後方に延びた座面板と、該
座面板の後部から上方に延びた背面板と、該背面板の上
部から後方に延びた上面板とを含んで構成し、運転席、
エンジンコントロールレバー、コントロールボックス
は、前記座面板の上側に組付けたことにある。
【0025】このように構成したことにより、エンジン
前カバーの座面板を利用して、運転席、エンジンコント
ロールレバー、コントロールボックスを纏めて組付ける
ことができる。
【0026】請求項9の発明によると、エアクリーナ
は、エンジン側となるエンジン前カバーの背面板後面に
組付けたことにある。
【0027】このように構成したことにより、エンジン
前カバーの背面板を利用してエアクリーナを組付けるこ
とができるから、該エアクリーナをエンジンの上側に配
置して、立体的なスペースを有効に利用して組付けるこ
とができる。また、エンジン後カバーを開いたときに
は、エアクリーナを容易に点検することができる。
【0028】請求項10の発明によると、コントローラ
は、エンジン前カバーの前面板前面に組付けたことにあ
る。
【0029】このように構成したことにより、エンジン
前カバーの前面板前面、即ち、オペレータの足元のスペ
ースを利用してコントローラを組付けることができる。
【0030】請求項11の発明によると、エンジン前カ
バーには、前面板の後側に位置して左,右方向の外側に
立設された側面板と、該側面板から左,右方向の内側に
延びた載置板とを設け、乗降レバーは前記側面板に組付
け、バッテリは前記載置板上に組付けたことにある。
【0031】このように構成したことにより、エンジン
前カバーの側面板を利用して乗降レバーを組付けること
ができる。また、側面板上に設けられた載置板には、運
転席の下側のスペースを利用してバッテリを組付けるこ
とができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
旋回式建設機械として油圧ショベルを例に挙げ、図1な
いし図10に従って詳細に説明する。
【0033】1は油圧ショベルの下部走行体、2は該下
部走行体1上に旋回装置3を介して旋回可能に搭載され
た上部旋回体で、前記下部走行体1の前部には地均し作
業、排土作業等を行う排土板装置4が設けられ、該上部
旋回体2の前部には土砂の掘削作業等を行なう作業装置
5が設けられている。
【0034】ここで、作業装置5は、後述する旋回フレ
ーム16の縦板18,19に俯仰動可能に取付けられた
ロアブーム6と、該ロアブーム6の先端部に左,右方向
に揺動可能に取付けられたアッパブーム7と、該アッパ
ブーム7の先端部に左,右方向に揺動可能に取付けられ
たアームリテーナ8と、該アームリテーナ8に俯仰動可
能に取付けられたアーム9と、該アーム9の先端部に回
動可能に取付けられたバケット10とによって大略構成
されている。
【0035】また、ロアブーム6の先端部とアームリテ
ーナ8との間には、リンクロッド11が左,右方向に回
動可能に連結して設けられ、このリンクロッド11は、
ロアブーム6、アッパブーム7、アームリテーナ8と共
に平行リンクを構成し、ロアブーム6に対してアーム9
(アームリテーナ8)を常時平行状態に保持するもので
ある。
【0036】さらに、旋回フレーム16とロアブーム6
との間にはブームシリンダ12が設けられ、アームリテ
ーナ8とアーム9との間にはアームシリンダ13が設け
られ、アーム9とバケット10との間にはバケットシリ
ンダ14が設けられ、また、ロアブーム6とアッパブー
ム7との間にはオフセットシリンダ15が設けられてい
る。
【0037】ここで、作業装置5は、例えば側溝掘り作
業を行うときに、オフセットシリンダ15を伸縮動作し
てアーム9をロアブーム6に対し左,右方向に平行移動
させることにより、バケット10を上部旋回体2の左,
右方向に移動することができる。
【0038】次に、上部旋回体2は、旋回したときに旋
回半径が小さく収まるようにほぼ円形をなし、また径寸
法も小さくなっている。そして、上部旋回体2は、後述
する旋回フレーム16、カウンタウエイト20、エンジ
ン21、外装カバー30、運転席サブ組付体41等によ
って大略構成されている。
【0039】16は上部旋回体2の旋回フレームで、該
旋回フレーム16は、図2ないし図4に示す如く、平板
状の底板17と、該底板17から上向きに立設され、前
後方向に延びた左,右の縦板18,19とによって大略
構成されている。また、底板17には、後述するエンジ
ン前カバー42の取付ブラケット47Aに対応する左側
に位置して該取付ブラケット47Aが取付けられるブラ
ケット支持台17Aと、左脚体53に対応する後部左側
寄りに位置して該左側脚体53が取付けられる支柱17
Bと、右脚体54に対応する後部右側寄りに位置して該
右側脚体54が取付けられる脚体支持台17C等とが設
けられている。そして、底板17上には、縦板18の左
側に位置して後述の制御弁群26、レバースタンド27
等が配設され、縦板19の右側に位置して後述の作動油
タンク28、燃料タンク29が配設され、また後部側に
位置してエンジン21、運転席サブ組付体41が配設さ
れている。
【0040】20は旋回フレーム16の後端部に取付け
られたカウンタウェイトで、該カウンタウエイト20
は、作業装置5との重量バランスをとるもので、旋回半
径に応じた円弧状に形成されている。
【0041】21は旋回フレーム16上に搭載されたエ
ンジンで、該エンジン21は、旋回フレーム16の後側
でカウンタウエイト20の前側に左,右方向に延在する
横置き状態に配設されている。また、エンジン21の右
側には冷却ファン22が設けられ、左側には油圧ポンプ
23が取付けられている。さらに、エンジン21の上側
には、後述のエアクリーナ60が配設され、該エアクリ
ーナ60はエンジン21の吸気側に接続されている。
【0042】24はエンジン21の右側で冷却ファン2
2の近傍に配設されたラジエータで、該ラジエータ24
は、エンジン冷却水を冷却するものである。また、25
はラジエータ24の左側(エンジン側)に隣接して配設
されたオイルクーラで、該オイルクーラ25は、作動油
を冷却するものである。
【0043】26は旋回フレーム16の縦板18左側に
位置して油圧ポンプ23の前側に配設された制御弁群
で、該制御弁群26は、油圧パイロット式等の切換弁か
らなる多数個の制御弁によって構成されている。
【0044】27は後述の運転席56の前側に位置して
旋回フレーム16の前部左側寄りに配設されたレバース
タンドで、該レバースタンド27には、下部走行体1を
走行させる左,右の走行用レバー27A,27Aと、作
業装置5と旋回装置3を操作する左,右の操作用レバー
27B,27Bと、排土板装置4を操作する排土用レバ
ー27Cとが設けられている。
【0045】28は旋回フレーム16の縦板19右側に
位置してラジエータ24、オイルクーラ25の前側に配
設された作動油タンクで、該作動油タンク28は、油圧
ポンプ23に供給する作動油を貯えるもので、該油圧ポ
ンプ23、オイルクーラ25、制御弁群26に接続され
ている。
【0046】また、29は作動油タンク28の前側に位
置して旋回フレーム16上に配設された燃料タンクで、
該燃料タンク29は、エンジン21に供給する燃料を貯
えるもので、該エンジン21に接続されている。
【0047】一方、30は上部旋回体2の外装カバー
で、該外装カバー30は、エンジン21の上側から前側
を覆う後述のエンジン前カバー42と、作動油タンク2
8、燃料タンク29等を覆うタンクカバー31と、油圧
ポンプ23等を覆う左カバー32と、エンジン21の後
側を開閉可能に覆ったエンジン後カバーとしてのボンネ
ット33とによって大略構成されている。さらに、3
4,35は外装カバー30の下側に位置して旋回フレー
ム16の周囲を覆う左,右のスカートカバーを示してい
る。
【0048】次に、41は旋回フレーム16の後部側に
取付けられた運転席サブ組付体で、該運転席サブ組付体
41は、前側に位置して縦板18左側に配置されてい
る。そして、運転席サブ組付体41は、図5ないし図7
に示す如く、後述のエンジン前カバー42、運転席5
6、エンジンコントロールレバー58、コントロールボ
ックス59、エアクリーナ60、コントローラ65、乗
降レバー67、バッテリ68によって大略構成されてい
る。
【0049】42は運転席サブ組付体41のブラケット
をなすエンジン前カバーで、該エンジン前カバー42
は、外装カバー30の一部としてエンジン21の前側と
上側を覆うものである。また、エンジン前カバー42
は、図8に示す如く、エンジン21の前側に位置して
左,右方向に延びるように旋回フレーム16上に立設さ
れる前面板43と、該前面板43の上部から後方に延び
た座面板44と、該座面板44の後部から上方に延びた
背面板45と、該背面板45の上部から後方に延びた上
面板46と、前記前面板43の左,右方向の左端部下側
に固着され前,後方向に延びるように旋回フレーム16
上に立設される外側面板47と、該外側面板47から
左,右方向の内側に延びた載置板48と、該載置板48
の内側端部から上方に延びて座面板44下面に固着され
た内側面板49と、前面板43、座面板44、背面板4
5、上面板46の右端部に固着された中間縦板50と、
該中間縦板50の端縁から左,右方向の右側に延びた枠
板51と、該枠板51の右端部に固着された右側縦板5
2とによって大略構成されている。また、エンジン前カ
バー42には、図4等に示す如く、上面板46から下向
きに延びた左脚体53と、枠板51の後端部から下向き
に延びた右脚体54とが設けられている。
【0050】ここで、前面板43には、エンジン21等
のメンテナンスを行うための開口43Aが形成されてい
る。また、前面板43には、開口43Aを囲むように枠
体43Bが取付けられ、該枠体43Bには該枠体43B
の前側を開閉可能に閉塞する蓋体(図示せず)が取付け
られる。一方、背面板45には、後面側に位置して後述
のエアクリーナ60が取付けられるエアクリーナブラケ
ット45Aが固着されている。また、外側面板47に
は、旋回フレーム16の底板17に設けられたブラケッ
ト支持台17Aに衝合する取付ブラケット47Aが設け
られている。また、内側面板49には、前述した開口4
3Aと同様にエンジン21等のメンテナンスを行うため
の開口49Aと、下側に位置して前,後方向に離間した
位置に後述の固定フック69Bが係合する長穴49B,
49Bが形成されている。
【0051】さらに、枠板51には、作業装置5のロア
ブーム6が上側に移動したときに該ロアブーム6を避け
るため、前部上側に位置して傾斜面部51Aが設けら
れ、該傾斜面部51Aから下側には図示しない蓋板によ
って閉塞されるメンテナンス用の開口51Bが形成され
ている。また、枠板51の下側には、旋回フレーム16
側のブラケット(図示せず)に取付けられる取付ブラケ
ット51Cが設けられている。
【0052】そして、エンジン前カバー42は、外側面
板47の取付ブラケット47Aをボルト55,55を用
いて旋回フレーム16側のブラケット支持台17Aに固
定し、左脚体53をボルト55,55を用いて支柱17
Bに固定し、さらに、右脚体54をボルト55を用いて
脚体支持台17Cに固定することにより、旋回フレーム
16に組付けることができる。
【0053】56はエンジン前カバー42上に設けられ
た運転席で、該運転席56は、座面板44上にボルト5
7,57,…(図5中に図示)を介して直接的に組付け
られている。
【0054】58は運転席56の右側に位置して座面板
44上の後方に設けられたエンジンコントロールレバー
で、該エンジンコントロールレバー58は、エンジン2
1の出力を制御するもので、門型状のフレーム58A
と、該フレーム58Aに回動可能に取付けられたレバー
部58Bとによって大略構成されている。そして、エン
ジンコントロールレバー58は、フレーム58Aが座面
板44、中間縦板50等にボルト(図示せず)を用いて
組付けられている。
【0055】59はエンジンコントロールレバー58の
前側に位置して座面板44上に設けられたコントロール
ボックスで、該コントロールボックス59は、縦置きさ
れたケース59Aと、該ケース59Aの上面側に設けら
れ、運転時に用いられる表示器、スイッチ類(いずれも
図示せず)を備えたパネル59Bと、エンジンキー(図
示せず)が差込まれるキーシリンダ59Cとによって大
略構成されている。そして、コントロールボックス59
は、ケース59Aが座面板44にボルト(図示せず)を
用いて組付けられている。
【0056】60はエンジン前カバー42に組付けられ
たエアクリーナで、該エアクリーナ60は、エンジン2
1が吸入する空気を清浄化するものである。ここで、エ
アクリーナ60は、図10に示す如く、内部にフィルタ
エレメント(図示せず)等を収容した円筒状のクリーナ
ケース60Aと、該クリーナケース60Aの外周側に開
口した吸気口60Bと、前記クリーナケース60Aのほ
ぼ軸中心に開口した排気口60Cと、前記クリーナケー
ス60Aの外周側に設けられたねじ座60Dとによって
大略構成され、ねじ座60Dには、取付プレート61が
ボルト止めされている。
【0057】そして、エアクリーナ60は、取付プレー
ト61が背面板45のエアクリーナブラケット45Aに
ボルト62,62を用いて固定されることにより、エン
ジン21の上側部位に組付けられている。また、エアク
リーナ60には、吸気口60Bに吸気パイプ63が接続
され、排気口60Cにはエンジン21の吸気側に接続さ
れる接続パイプ(図示せず)が接続される。
【0058】64は前面板43に取付けられた閉塞板
で、該閉塞板64は、前面板43の開口43Aを閉塞す
るもので、該前面板43にボルト止めされている。
【0059】65は枠体43B内に位置して前面板43
前面に設けられたコントローラで、該コントローラ65
は、演算処理等を行う各種電気部品を箱体65A内に収
容して構成されている。そして、コントローラ65は、
その箱体65Aがボルト66,66,…を用いて前面板
43に組付けられている。
【0060】67はエンジン前カバー42の外側面板4
7に設けられた乗降レバーで、該乗降レバー67は、外
側面板47の内面側(エンジン21側)に組付けられた
本体部67Aと、外側面板47の外面側に位置して該本
体部67Aに回動可能に取付けられたレバー部67Bと
によって大略構成されている。そして、乗降レバー67
は、レバー部67Bを図3中に二点鎖線で示す乗降許可
位置としたときには、運転席56への乗降を許すと共
に、この乗降時にオペレータが周囲のスイッチ、レバー
類を誤まって操作してしまった場合でも、これらの操作
を無効にしている。一方、運転席56に乗込んで、レバ
ー部67Bを図3中に実線で示す乗降禁止位置に回動さ
せた場合には、乗降動作を禁止して安全性を高めること
ができる。
【0061】68はエンジン前カバー42の載置板48
上に組付けられたバッテリ、69は該バッテリ68を固
定するバッテリ固定具をそれぞれ示し、該バッテリ固定
具69は、バッテリ68の上部側で前,後方向に延びた
角隅に衝合する押え板69Aと、一端側が内側面板49
の長穴49Bに係合し、他端側が押え板69Aを貫通し
た固定フック69Bとからなり、該固定フック69Bの
他端部にはナット69C,69Cが螺着されている。そ
して、バッテリ68をエンジン前カバー42に組付ける
ときには、バッテリ68を載置板48上に載置し、各固
定フック69Bを内側面板49の長穴49Bに係合さ
せ、押え板69Aをバッテリ68の上部側の角隅に衝合
し、この状態でナット69Cを締め込むことにより、バ
ッテリ固定具69は、バッテリ68を載置板48と内側
面板49に押付けて固定することができる。
【0062】なお、70はレバースタンド27とエンジ
ン前カバー42との間で旋回フレーム16上を覆った床
板(図1中に図示)、71は運転席56の上方を覆うよ
うに旋回フレーム16とエンジン前カバー42とに取付
けられたキャノピを示している。
【0063】本実施の形態による油圧ショベルは上述の
如き構成を有するもので、オペレータは運転席56に着
座し、レバースタンド27に設けられた走行用レバー2
7Aを操作することにより、制御弁群26を介して下部
走行体1に圧油を供給し、該下部走行体1を走行させ
る。また、操作用レバー27Bを操作したときには、作
業装置5を俯仰動させ、土砂の掘削作業等を行うことが
できる。
【0064】次に、本実施の形態に用いる運転席サブ組
付体41を組立てる作業の手順について説明する。
【0065】まず、周囲に障害物等のない広い作業場所
にエンジン前カバー42を配置する。そして、例えばエ
ンジン前カバー42の座面板44に運転席56、エンジ
ンコントロールレバー58、コントロールボックス59
をボルト57等を用いて順次組付ける。また、背面板4
5のエアクリーナブラケット45Aにボルト62を用い
てエアクリーナ60を組付け、該エアクリーナ60に吸
気パイプ63を接続する。また、前面板43にコントロ
ーラ65をボルト66を用いて組付ける。さらに、外側
面板47に乗降レバー67を組付け、載置板48上にバ
ッテリ68をバッテリ固定具69を用いて組付ける。
【0066】そして、エンジン前カバー42に、運転席
56、エンジンコントロールレバー58、コントロール
ボックス59、エアクリーナ60、コントローラ65、
乗降レバー67、バッテリ68を組付けたら、これらの
部品に接続される配線等を接続する。この運転席サブ組
付体41の組付け作業時には、例えばボルト57,6
2,66等を通したり、該ボルト57,62,66をス
パナ等の工具によって容易に締付けることができる。
【0067】このようにして運転席サブ組付体41をサ
ブ組付けしたら、該運転席サブ組付体41をメイン組付
体をなす旋回フレーム16の後部側に載置し、エンジン
前カバー42を各ボルト55によって旋回フレーム16
に固定することにより、運転席サブ組付体41を旋回フ
レーム16に容易に組付けることができる。
【0068】さらに、旋回フレーム16に運転席サブ組
付体41を組付けたら、他の配管、配線(図示せず)等
を接続する。これにより、運転席サブ組付体41、即ち
エンジン前カバー42、運転席56、エンジンコントロ
ールレバー58、コントロールボックス59、エアクリ
ーナ60、コントローラ65、乗降レバー67、バッテ
リ68等を旋回フレーム16に組付けることができる。
【0069】以上のように、本実施の形態によれば、エ
ンジン前カバー42に、運転席56、エンジンコントロ
ールレバー58、コントロールボックス59、エアクリ
ーナ60、コントローラ65、乗降レバー67、バッテ
リ68をサブ組付けして運転席サブ組付体41を形成
し、この運転席サブ組付体41のエンジン前カバー42
をメイン組付体をなす旋回フレーム16に組付ける構成
としている。従って、エンジン前カバー42に運転席5
6、エンジンコントロールレバー58、コントロールボ
ックス59、エアクリーナ60、コントローラ65、乗
降レバー67、バッテリ68等を組付けるサブ組付け作
業を、広い作業場所で行うことができ、しかも、旋回フ
レーム16への組付け作業は、エンジン前カバー42の
ボルト止め作業だけであるから、これらの組付け作業を
容易に行うことができ、作業性、生産性を向上すること
ができる。
【0070】また、運転席56はエンジン前カバー42
の座面板44に直接的に組付けているから、運転席56
の高さ位置、即ちオペレータの着座位置を低くして、オ
ペレータの目線の位置を下げることができ、オペレータ
に安定感を与えて、信頼性を向上することができる。し
かも、下部走行体1の履帯から床板70までの距離を小
さくすることができるから、運転席56への乗降を容易
に行うことができる。
【0071】さらに、エアクリーナ60をエンジン21
の上側となる上面板46の下面に組付け、コントローラ
65をオペレータの足元となる前面板43に組付け、バ
ッテリ68を運転席56の下側となる載置板48上に組
付けているから、立体的なスペースを有効に利用して組
付けることができ、作業スペースの確保、または上部旋
回帯2の小型化を図ることができる。
【0072】なお、実施の形態では、ロアブーム6に対
してアーム9が平行移動することにより、バケット10
を左,右方向に移動するオフセット式の油圧ショベルを
例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば
旋回フレームの前部に左,右方向に回動するスイングポ
ストを有し、該スイングポストに作業装置が取付けられ
たスイング式の油圧ショベルに適用してもよい。また、
オフセット機構、スイング機構を備えていない一般的な
油圧ショベルに適用してもよい。
【0073】また、実施の形態では、運転席56の上側
を覆うキャノピ71を備えた油圧ショベルに適用した場
合を例に挙げて説明したが、これに替えて、運転席56
の周囲を覆うキャブボックスを備えた油圧ショベルに適
用してもよい。
【0074】さらに、各実施の形態では、旋回式建設機
械として油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明
はこれに限らず、例えば油圧クレーン等の他の旋回式建
設機械にも適用することができる。
【0075】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、運転席をエンジン前カバーにサブ組付けして運転
席サブ組付体を形成し、この運転席サブ組付体のエンジ
ン前カバーを旋回フレームに組付ける構成としているの
で、エンジン前カバーを旋回フレームに取付ける前に、
該エンジン前カバーを広い作業場所に配置し、この状態
で、運転席をエンジン前カバー上にサブ組付けすること
ができる。従って、組付け作業時に、例えば、運転席の
組付けに用いるボルトをボルト挿通穴に通したり、該ボ
ルトにナットを螺着したり、また締着するためのスパナ
等の工具を動かす作業を容易に行うことができる。しか
も、旋回フレームへの組付け作業は、エンジン前カバー
を組付けるだけであるから、これらの組付け作業を容易
に行うことができ、作業性、生産性を向上することがで
きる。
【0076】さらに、運転席は、エンジン前カバーに直
接的に取付けられているから、運転席の高さ位置、即ち
オペレータの着座位置を低くして、オペレータの目線の
位置を下げることができ、オペレータに安定感を与え
て、信頼性を向上することができる。さらに、下部走行
体の履帯から床板までの距離を小さくすることができる
から、運転席への乗降を容易に行うことができる。
【0077】請求項2の発明によれば、エンジン前カバ
ーには、運転席への乗降を許す乗降許可位置と乗降を禁
止する乗降禁止位置との間で回動操作される乗降レバー
を一緒にサブ組付けする構成としているので、乗降レバ
ーを運転席と一緒にエンジン前カバーに運転席サブ組付
体の一部として組付けることができ、乗降レバーの組付
け作業性を向上することができる。
【0078】請求項3の発明によれば、エンジン前カバ
ーには、エンジンの出力を制御するエンジンコントロー
ルレバーを一緒にサブ組付けする構成としているので、
エンジンコントロールレバーを運転席と一緒にエンジン
前カバーに運転席サブ組付体の一部として組付けること
ができ、エンジンコントロールレバーの組付け作業性を
向上することができる。
【0079】請求項4の発明によれば、エンジン前カバ
ーには、運転時に用いられる各種機器類が設けられたコ
ントロールボックスを一緒にサブ組付けする構成として
いるので、コントロールボックスを運転席と一緒にエン
ジン前カバーに運転席サブ組付体の一部として組付ける
ことができ、コントロールボックスの組付け作業性を向
上することができる。
【0080】請求項5の発明によれば、エンジン前カバ
ーには、バッテリを一緒にサブ組付けする構成としてい
るので、バッテリを運転席と一緒にエンジン前カバーに
運転席サブ組付体の一部として組付けることができ、バ
ッテリの組付け作業性を向上することができる。
【0081】請求項6の発明によれば、エンジン前カバ
ーには、エンジンが吸入する空気を清浄化するエアクリ
ーナを一緒にサブ組付けする構成としているので、エア
クリーナを運転席と一緒にエンジン前カバーに運転席サ
ブ組付体の一部として組付けることができ、エアクリー
ナの組付け作業性を向上することができる。
【0082】請求項7の発明によれば、エンジン前カバ
ーには、各種電気部品からなるコントローラを一緒にサ
ブ組付けする構成としているので、コントローラを運転
席と一緒にエンジン前カバーに運転席サブ組付体の一部
として組付けることができ、コントローラの組付け作業
性を向上することができる。
【0083】請求項8の発明によれば、エンジン前カバ
ーは、エンジンの前側で旋回フレーム上に立設された前
面板と、該前面板の上部から後方に延びた座面板と、該
座面板の後部から上方に延びた背面板と、該背面板の上
部から後方に延びた上面板とを含んで構成し、運転席、
エンジンコントロールレバー、コントロールボックス
は、前記座面板の上側に組付けているので、エンジン前
カバーの座面板を利用して、運転席、エンジンコントロ
ールレバー、コントロールボックスを纏めて組付けるこ
とができる。
【0084】請求項9の発明によれば、エアクリーナ
は、エンジン側となるエンジン前カバーの背面板後面に
組付けているので、エンジン前カバーの背面板を利用し
てエアクリーナを組付けることができ、該エアクリーナ
をエンジンの上側に配置することができる。これによ
り、立体的なスペースを有効に利用して組付けることが
でき、作業スペースの確保、または上部旋回帯の小型化
を図ることができる。しかも、エンジン後カバーを開い
たときには、エアクリーナを容易に点検することがで
き、作業性を向上することができる。
【0085】請求項10の発明によれば、コントローラ
は、エンジン前カバーの前面板前面に組付けているの
で、エンジン前カバーの前面板前面、即ち、オペレータ
の足元のスペースを利用してコントローラを組付けるこ
とができる。
【0086】請求項11の発明によれば、エンジン前カ
バーには、前面板の後側に位置して左,右方向の外側に
立設された側面板と、該側面板から左,右方向の内側に
延びた載置板とを設け、乗降レバーは前記側面板に組付
け、バッテリは前記載置板上に組付けているので、エン
ジン前カバーの側面板を利用して乗降レバーを組付ける
ことができる。また、側面板上に設けられた載置板に
は、運転席の下側のスペースを利用してバッテリを組付
けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に適用される油圧ショベル
を示す正面図である。
【図2】図1中の上部旋回体を拡大して示す平面図であ
る。
【図3】図2の上部旋回体を矢示III−III方向からみた
正面図である。
【図4】図2の上部旋回体を矢示IV−IV方向からみた右
側面図である。
【図5】運転席サブ組付体を単体で示す正面図である。
【図6】運転席サブ組付体を単体で示す平面図である。
【図7】運転席サブ組付体を図5中の VII−VII 方向か
らみた左側面図である。
【図8】運転席サブ組付体のエンジン前カバーを単体で
示す外観斜視図である。
【図9】運転席サブ組付体を単体で示す外観斜視図であ
る。
【図10】運転席サブ組付体を分解した状態で示す分解
斜視図である。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部旋回体 5 作業装置 16 旋回フレーム 21 エンジン 30 外装カバー 33 ボンネット(エンジン後カバー) 41 運転席サブ組付体 42 エンジン前カバー 43 前面板 44 座面板 45 背面板 46 上面板 47 外側面板 48 載置板 56 運転席 58 エンジンコントロールレバー 59 コントロールボックス 60 エアクリーナ 65 コントローラ 67 乗降レバー 68 バッテリ 70 床板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 晋一 滋賀県甲賀郡水口町笹ヶ丘1−2 株式会 社日立建機ティエラ滋賀工場内 Fターム(参考) 2D015 CA03 EB01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体と、該下部走行体上に旋回可
    能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前部に俯
    仰動可能に設けられた作業装置とからなり、 前記上部旋回体は、旋回フレームと、該旋回フレームの
    後側に位置して旋回フレーム上に搭載されたエンジン
    と、該エンジンの前側に立設されたエンジン前カバーと
    エンジンの後側を開閉可能に覆ったエンジン後カバーと
    を含む外装カバーと、前記旋回フレーム上に設けられた
    運転席とを備えてなる旋回式建設機械において、 前記運転席を前記エンジン前カバーにサブ組付けして運
    転席サブ組付体を形成し、この運転席サブ組付体のエン
    ジン前カバーを前記旋回フレームに組付ける構成とした
    ことを特徴とする旋回式建設機械。
  2. 【請求項2】 前記エンジン前カバーには、前記運転席
    への乗降を許す乗降許可位置と乗降を禁止する乗降禁止
    位置との間で回動操作される乗降レバーを一緒にサブ組
    付けする構成としてなる請求項1に記載の旋回式建設機
    械。
  3. 【請求項3】 前記エンジン前カバーには、前記エンジ
    ンの出力を制御するエンジンコントロールレバーを一緒
    にサブ組付けする構成としてなる請求項1または2に記
    載の旋回式建設機械。
  4. 【請求項4】 前記エンジン前カバーには、運転時に用
    いられる各種機器類が設けられたコントロールボックス
    を一緒にサブ組付けする構成としてなる請求項1,2ま
    たは3に記載の旋回式建設機械。
  5. 【請求項5】 前記エンジン前カバーには、バッテリを
    一緒にサブ組付けする構成としてなる請求項1,2,3
    または4に記載の旋回式建設機械。
  6. 【請求項6】 前記エンジン前カバーには、前記エンジ
    ンが吸入する空気を清浄化するエアクリーナを一緒にサ
    ブ組付けする構成としてなる請求項1,2,3,4また
    は5に記載の旋回式建設機械。
  7. 【請求項7】 前記エンジン前カバーには、各種電気部
    品からなるコントローラを一緒にサブ組付けする構成と
    してなる請求項1,2,3,4,5または6に記載の旋
    回式建設機械。
  8. 【請求項8】 前記エンジン前カバーは、前記エンジン
    の前側で前記旋回フレーム上に立設された前面板と、該
    前面板の上部から後方に延びた座面板と、該座面板の後
    部から上方に延びた背面板と、該背面板の上部から後方
    に延びた上面板とを含んで構成し、前記運転席、エンジ
    ンコントロールレバー、コントロールボックスは、前記
    座面板の上側に組付けてなる請求項1,2,3,4,
    5,6または7に記載の旋回式建設機械。
  9. 【請求項9】 前記エアクリーナは、前記エンジン側と
    なるエンジン前カバーの背面板後面に組付けてなる請求
    項8に記載の旋回式建設機械。
  10. 【請求項10】 前記コントローラは、前記エンジン前
    カバーの前面板前面に組付けてなる請求項8に記載の旋
    回式建設機械。
  11. 【請求項11】 前記エンジン前カバーには、前記前面
    板の後側に位置して左,右方向の外側に立設された側面
    板と、該側面板から左,右方向の内側に延びた載置板と
    を設け、前記乗降レバーは前記側面板に組付け、前記バ
    ッテリは前記載置板上に組付けてなる請求項8に記載の
    旋回式建設機械。
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