JP2000204592A - 建設機械のステップ取付構造 - Google Patents

建設機械のステップ取付構造

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JP2000204592A
JP2000204592A JP11010379A JP1037999A JP2000204592A JP 2000204592 A JP2000204592 A JP 2000204592A JP 11010379 A JP11010379 A JP 11010379A JP 1037999 A JP1037999 A JP 1037999A JP 2000204592 A JP2000204592 A JP 2000204592A
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turning
operation valve
machine
inspection
machinery
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JP11010379A
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Tatsuya Idemaru
達也 出丸
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両や作業機を駆動する油圧アクチュエータ
用の操作バルブの近傍に作業者が安定姿勢で近寄れるよ
うにして、操作バルブ、旋回マシナリ及びその周辺機器
の点検、整備を容易にした建設機械のステップ取付構造
を提供する。 【解決手段】 点検ステップ12を、操作バルブ10と
旋回マシナリ9の略中間位置に配設する。また、上部旋
回体の下部に設けたレボフレーム1に操作バルブ10を
取り付ける取付ブラケット11に点検ステップ12を取
着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
建設機械のステップ取付構造に係り、特に、車両や作業
機を駆動する油圧アクチュエータ用の操作バルブ、およ
び旋回マシナリの点検、整備を容易にしたステップ取付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建設機械の例として、油圧ショベ
ル20を図8に示している。同図において、下部走行体
21は左右1対の走行装置21a,21aを有してお
り、図示しない駆動装置により走行装置21a,21a
が駆動されて走行自在となっている。この下部走行体2
1の略中央上部には旋回軸受23を介して上部旋回体2
4が装着されており、上部旋回体24は旋回モータ25
により下部走行体21に対して旋回自在となっている。
この上部旋回体24は、レボフレーム1の上に運転室2
6、エンジン27や操作バルブ10等が内設された機械
室28、カウンタウエイト29、および作業機30等を
配設して構成されている。作業機30は、レボフレーム
1の前部に上下方向に揺動自在に取着されたブーム3
1、ブーム31の先端部に前後方向に揺動自在に取着さ
れたアーム33、アーム33の先端部に上下方向に回動
自在に取着されたバケット35、およびこれらをそれぞ
れ作動させるブームシリンダ32、アームシリンダ3
4、バケットシリンダ36を備えている。そして、油圧
ショベル20は操作バルブ10を操作して、前記走行モ
ータ22、旋回モータ25および各作業機用の油圧シリ
ンダ32、34、36を駆動することにより、土砂や岩
石等の掘削を行うようになっている。
【0003】次に、レボフレーム1の構成、および搭載
装置の配置について、図6乃至図8により説明する。図
6は操作バルブ、および旋回マシナリの平面図であり、
図7は図6のY視図である。また図8は、操作バルブお
よび旋回マシナリと隣接装置との関連を示す図である。
図6に示すように、レボフレーム1は、センタフレーム
2と、センタフレーム2からそれぞれ左右側方に張り出
して固着された左、右デッキ3,4とにより構成されて
いる。センタフレーム2は、左、右ビーム5,6と、こ
れらに固着されたシートプレート7,8とを有してい
る。図6,7示すように、センタフレーム2のシートプ
レート7の上面には、旋回モータ25を搭載した旋回マ
シナリ9が2台装着されている。シートプレート7の下
面は図5に示した旋回軸受23に締結されていて、旋回
モータ25によりレボフレーム1(上部旋回体24)は
下部走行体21に対して旋回自在となっている。また、
センタフレーム2のシートプレート8の上面には、取付
ブラケット11を介して操作バルブ10が装着されてい
る。この操作バルブ10は、図5に示した走行モータ2
2、旋回モータ25および油圧シリンダ32、34、3
6を油圧操作するための複数の操作バルブがアッセンブ
リで組み込まれており、ブロック状に一体化されている
ものである。
【0004】また、図8に示すように、操作バルブ10
の後部にはセンタフレーム2上にエンジン27が装着さ
れている。操作バルブ10の左右側方には、それぞれ、
左デッキ3上に作動油タンク27a、及び右デッキ4上
に燃料タンク27bが装着されている。更に、操作バル
ブ10と前記走行モータ22、旋回モータ25および油
圧シリンダ32、34、36等の各油圧機器とを接続す
る油圧配管がそれぞれ縦横に配設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の建設機械の構造においては以下の問題があ
る。上記のように、操作バルブ10の周囲に沢山の装
置、配管類が配設されているので、メンテナンス時に作
業者が操作バルブ10の近傍に足を踏み入れるスペース
が無い状態となっている。このため、作業者は操作バル
ブ10に近寄ることができないので、下部走行体21の
上部や上部旋回体の上部に足を乗せた状態で外部から機
械室28の内部を覗き込んで操作バルブ10や旋回マシ
ナリ9等の点検、整備を行わなければならず、よって点
検や整備が非常に困難で、作業性が悪い。この結果、油
圧機器の油漏れや異常があっても点検や整備時に作業者
がこれに気づかずに車両を稼動させることがあり、この
ため車両が故障して休車せざるを得なくなるという問題
が発生している。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に着目し、油
圧アクチュエータ用の操作バルブの近傍に作業者が安定
姿勢で近寄れるようにして、操作バルブ、旋回マシナリ
およびその周辺機器の点検、整備を容易にした建設機械
のステップ取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するために、本発明に係る建設機械のステップ取
付構造の第1発明は、下部走行体の上部に旋回自在に搭
載された上部旋回体に配設された機械室の内部に、下部
走行体や作業機を駆動する油圧アクチュエータ用の操作
バルブと、上部旋回体を旋回させる旋回モータを有する
旋回マシナリとを搭載した建設機械において、操作バル
ブと旋回マシナリの略中間位置に点検ステップを配設し
た構成としている。第1発明によれば、作業者は、操作
バルブと旋回マシナリの略中間位置に設けられた点検ス
テップに乗ることにより、身体を安定した状態にするこ
とができるとともに、点検部位を近くから見ることがで
きる。したがって、操作バルブ、旋回マシナリおよぼそ
の周辺機器の点検、整備を丹念に、かつ容易に行うこと
ができるので、点検ミスや整備不良等を無くして車両故
障の発生を未然に防止できる。
【0008】第2発明は、第1発明において、点検ステ
ップを、上部旋回体の下部に設けたレボフレームに操作
バルブを取り付ける取付ブラケットに取着した構成とし
ている。第2発明によれば、点検ステップが操作バルブ
の取付ブラケットに取着されるので、取付部の構造が簡
単で、部品点数が少なくなり、組み立て時の取付が容易
となり、製造コストを安くできる。また、旋回マシナ
リ、油圧バルブ及びその周辺装置が密集した狭い場所に
もかかわらず、他の装置の取付位置変更や外形寸法変更
等を伴わずに取着できるので、取付が容易であり、また
強度も確保できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る点検ステップ
のステップ取付構造の実施形態について、図1乃至図4
により説明する。図1は点検ステップの平面図であり、
図2は図1のZ視図である。また図3は点検ステップの
斜視図であり、図4は点検ステップとその隣接装置との
関連を示す図である。なお、図1乃至図4において、図
5乃至図8に示した構成要素と同一の要素については同
一符号を付し、説明は省略する。図1,2,4に示すよ
うに、点検ステップ12は、操作バルブ10の取付ブラ
ケット11にブラケット13を介して取着されており、
旋回マシナリ9と操作バルブ10の略中間に位置するよ
うに取着されている。
【0010】図3に示すように、取付ブラケット11
は、車両進行方向の左右の脚板11a,11bと上板1
1cとからなっていて、この上板11cの上に操作バル
ブ10が載置されている。そして、左右の脚板11a,
11bがセンタフレーム2のシートプレート8の上面
に、ボルト14により固定されている。また、ブラケッ
ト13は左右の脚板13a,13bと上板13cとから
なっていて、この左右の脚板13a,13bがそれぞれ
取付ブラケット11の左右の脚板11a,11bに、ボ
ルト15により固定されている。
【0011】ステップ12は、断面コ字形に形成され、
かつ後部で内側に折り曲げて取付座12aとした左右1
対の枠板12b,12bと、両枠板12b,12bの前
部間及び中部間をそれぞれ連結する前後1対のリブ板1
2c,12cと、枠板12b,12b及びリブ板12
c,12cに囲まれた部分に挿入された状態で取着され
た踏板12dとを備えている。また、取付座12aが前
記ブラケット13の上板13cの上面にボルト16によ
り固定されている。踏板12dは、枠板12b,12b
とリブ板12c,12cとの間に取着され、踏面(上
面)には複数の孔を明けた滑り止めが施されている。
【0012】このような実施形態によれば、点検ステッ
プ12が操作バルブ10と旋回マシナリ9との略中間位
置に設けられているので、作業者はこの点検ステップ1
0に乗って身体を安定させた状態で点検作業ができる。
したがって、操作バルブ10、旋回マシナリ9およびそ
の周辺機器の点検、整備を安定した姿勢で行えるので、
点検ミスや整備漏れ等がなくなり、車両の故障発生を未
然に防止できる。また、点検ステップ12はブラケット
13を介して、従来から設けられている操作バルブ10
の取付ブラケット11に取着されるので、取付部の構造
が簡単で部品点数が少なくなり、製造コストを安くでき
る。また、狭い場所にもかかわらず、他の装置の取付位
置変更や外形寸法変更を伴わずに取着することができる
ので、取付が容易であり、また強度も確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステップ取付構造の点検ステップ
の平面図である。
【図2】同、図1のZ視図である。
【図3】同、点検ステップの斜視図である。
【図4】同、点検ステップと隣接装置との関連を示す図
である。
【図5】油圧ショベルの側面図である。
【図6】同、操作バルブおよび旋回マシナリの平面図で
ある。
【図7】同、図6のY視図である。
【図8】同、操作バルブ、および旋回マシナリと隣接装
置との関連を示す図である。
【符号の説明】
1…レボフレーム、2…センタフレーム、3,4…左、
右デッキ、5,6…左右ビーム、7,8…シートプレー
ト、9…旋回マシナリ、10…操作バルブ、11…取付
ブラケット、11a,11b…左右脚板、11c…上
板、12…点検ステップ、12a…取付座、12b…枠
板、12c…リブ板、12d…踏板、13…ブラケッ
ト、13a,13b…左右脚板、13c…上板、14,
15,16…ボルト、20…油圧ショベル、21…下部
走行体、22…走行モータ、23…旋回軸受、24…上
部旋回体、25…旋回モータ、26…運転室、27…エ
ンジン、27a…作動油タンク、27b…燃料タンク、
28…機械室、29…カウンタウエイト、30…作業
機、31…ブーム、32…ブームシリンダ、33…アー
ム、34…アームシリンダ、35…バケット、36…バ
ケットシリンダ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体の上部に旋回自在に搭載され
    た上部旋回体に配設された機械室の内部に、下部走行体
    や作業機を駆動する油圧アクチュエータ用の操作バルブ
    と、上部旋回体を旋回させる旋回モータを有する旋回マ
    シナリとを搭載した建設機械において、 操作バルブ(10)と旋回マシナリ(9) の略中間位置に点検
    ステップ(12)を配設したことを特徴とする建設機械のス
    テップ取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載した建設機械のステップ取
    付構造において、 点検ステップ(12)を、上部旋回体の下部に設けたレボフ
    レーム(1)に操作バルブ(10)を取り付ける取付ブラケッ
    ト(11)に取着したことを特徴とする建設機械のステップ
    取付構造。
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