JP3921069B2 - 撮像装置 - Google Patents

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    • H04N23/74Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the scene brightness using illuminating means

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、被写体像調整装置及び撮像装置に係わり、特に、各種モードに応じた焦点調整や輝度調整を行う被写体像調整装置及び各種モードに応じた焦点調整機能や輝度調整機能を有する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラなどの撮像装置では、結像面に最適な被写体像が結像されるように、例えば、自動的にピントを調整するオートフォーカス(AF)を行っている。一般に、デジタルカメラではCCDAFと言われるオートフォーカス方法が用いられている。これは、無限遠から撮影し近距離までピント状態をずらしながら、CCDから得られる画像信号のうちの高周波成分(以下、『評価値』と呼ぶ。)をサンプリングし、評価値が最大となる点を合焦位置とする方法である。
【0003】
そもそも、フォーカス駆動は、レンズF値や焦点距離、CCD画素ピッチによって決まってくる焦点深度よりも細かい分解能でレンズ系(もしくはCCD)を停止する必要がある(そうしないと、ある位置では後ピンで1パルス繰出すと前ピンとなり、ピントが合わない状況が生じてしまう)。一般には、フォーカスモータ1パルスで全焦点深度の1/2程度、レンズ系(もしくはCCD)を移動するように設計されることが多いようである。無論、もっと細かくても性能上は問題無いが、駆動時間の面では不利となるので、以降、フォーカスモータ1パルス=全焦点深度1/2という前提で話を進める。
【0004】
この時、あるF値、焦点距離、CCD画素ピッチにおいて、フォーカスモータの駆動パルス数は図10、図11に示すごとく計算される。例えば、無限遠〜30cmまでをカバーしようとすると、Tele状態において、フォーカスモータを100パルス程度駆動させる事になり、この100パルス分が前述の“全走査幅”ということになる。即ち、この全走査幅内において適当な粗さ間隔で評価値をサンプリングし、その結果で合焦位置を決めることになる(必ずしも1パルス毎に評価値を入手する必要はなく、3〜4パルス進めては評価値を取り込み、後は補間演算すれば良い)。当然のことながら、AF時間の長さは、全走査幅の広さに大きく影響されることになる。
【0005】
この全走査幅はCCDの画素ピッチが細かくなるほど、F値が明るくなるほど、焦点距離が長く(望遠系に)なるほど、最至近距離が近くなるほど、広くなっていくため、近年のデジタルカメラにおいてはAF時間が増大するという問題が生じてきている。
【0006】
この問題を解決するために、よく行なわれているのが、近接撮影モード(以下マクロモードとする)の設置である。
例えば、無限遠〜最至近30cmに設計されたレンズ系を有するカメラにおいて、通常モードが選択されているときは無限遠〜60cmを撮影可能範囲とし、マクロモードが選択されているときは60cm〜30cmを撮影可能範囲としてしまう方法である。これにより、通常モードでもマクロモードでも全走査幅は50パルス程度に低減され、AF時間が格段に短縮される。
【0007】
なお、従来のカメラでは、通常モード及びマクロモードの選択は、半押し操作により、AFを指示するためのレリーズボタンとは別途に設けられた、例えば、ダイヤル式などのモード選択スイッチによって、行われている。すなわち、撮影者が、モード選択スイッチの選択操作を行って、通常モードを選択した後、レリーズボタンを半押しすると、通常モードでのAFが行われる。一方、マクロモードを選択した後、レリーズボタンを半押しすると、マクロモードでのAFが行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、従来のモード選択方法だと、近接撮影時に、レリーズボタンを操作する前に、モード選択スイッチを操作して、マクロモードを選択する必要があり、非常に面倒である。特に、動き回る子供を撮影するような、近接撮影と、通常距離撮影をランダムに行わなければならない場合などは、非常に煩わしい。
【0009】
さらには、近年のデジタルカメラでは、モード操作により数cmの近接撮影が可能なマクロモードを有するものが出現しており、こういったカメラに上記の方法を適用すると、2つのマクロモード(例えば、“30〜60cmを撮影可能な通常マクロモード”と“1〜30cm撮影可能なスーパーマクロモード)を有することになり、選択操作にさらに手間がかかり、シャッターチャンスを逃してしまうと言う問題があった。
【0010】
さらに、近年では、上述した通常モード及びマクロモードだけでなく、例えば、レリーズボタンの半押し操作に応じて、一度しかAFを行わない単発AFモード、レリーズボタンの半押し状態が続いている間、繰り返しAFを実行するコンティニュアスAFモードなど様々な撮影モードが設けられている。
【0011】
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、迅速に、撮影者の意図を反映した最適な被写体像を結像面に結像することができる被写体像調整装置及び当該被写体像調整装置を用いた撮像装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、被写体像を所定位置に結像する結像レンズと、前記結像レンズを介して入力される被写体像を撮像した画像データを出力する撮像手段と、前記撮像手段を使用して、前記結像レンズと前記撮像手段との相対位置を変化させて前記被写体像のコントラストをサンプリングすることで合焦位置を自動検出する合焦位置検出手段と、前記合焦位置検出手段にサンプリング動作を行うよう指示を与える少なくとも3つの合焦指示操作手段と、前記少なくとも3つの合焦指示操作手段の何れか一つが操作されて前記合焦位置検出手段にサンプリング動作を行うように指示を与えた後に、その操作された合焦指示操作手段以外の残りの前記合焦指示操作手段の操作に応じて前記結像レンズと前記撮像手段の相対位置を変化させる合焦位置調整手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置手段の相対位置を変化させる合焦位置調整手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置に存する。
【0013】
請求項2記載の発明は、前記合焦位置調整手段が、前記少なくとも3つの合焦指示操作手段の何れか一つが操作されて前記合焦位置検出手段にサンプリング動作を行うように指示を与えた後に、その操作された合焦指示操作手段以外の残りの前記合焦指示操作手段の一つが操作されると合焦位置が遠距離側に移動するように前記結像レンズと前記撮像手段の相対位置を変化させると共に、前記残りの合焦指示操作手段の他の一つが操作されると合焦位置が近距離側に移動するように前記結像レンズと前記撮像手段の相対位置を変化させるものであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置に存する。
【0014】
請求項3記載の発明は、前記合焦位置調整手段が、前記少なくとも3つの合焦指示操作手段の何れか一つが操作されて前記合焦位置検出手段にサンプリング動作を行うように指示を与えた後に、その操作された合焦指示操作手段以外の残りの前記合焦指示操作手段が操作されると予め記憶されている合焦位置に結像するように前記結像レンズと前記撮像手段の相対位置を変化させるものであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置に存する。
【0015】
請求項4記載の発明は、前記合焦位置検出手段が、前記サンプリングすることで前記合焦候補位置の検索を行いこの検索された合焦候補位置が複数あるとき複数の合焦候補位置の1つを合焦位置として検出するものであり、前記合焦位置調整手段が、前記少なくとも3つの合焦指示操作手段の何れか一つが操作されて前記合焦位置検出手段にサンプリング動作を行うように指示を与えた後に、その操作された合焦指示操作手段以外の残りの前記合焦指示操作手段の一つが操作されると前記複数の合焦候補位置のうち前記合焦位置検出手段が検出した合焦位置よりも遠距離側の合焦候補位置で結像するように前記結像レンズと前記撮像手段の相対位置を変化させ、前記残りの合焦指示操作手段の他の一つが操作されると前記複数の合焦候補位置のうち前記合焦検出手段が検出した合焦位置よりも近距離側の合焦候補位置で結像するように前記結像レンズと前記撮像手段の相対位置を変化させるものであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置に存する。
【0016】
請求項5記載の発明は、前記合焦位置検出手段が、前記少なくとも3つの合焦指示操作手段のうちの予め定めた第1の合焦指示操作手段が操作されると無限遠から第1の距離までの範囲で前記合焦位置を検出し、前記少なくとも3つの合焦指示操作手段のうちの予め定めた第2の合焦指示操作手段が操作されると無限遠よりも近側である第2の距離から前記第1の距離よりも近側である第3の距離までの範囲で前記合焦位置を検出し、前記少なくとも3つの合焦指示操作手段のうちの予め定めた第3の合焦指示操作手段が操作されると前記第2の距離よりも近側である第4の距離から前記第3の距離よりも近側である第5の距離までの範囲で前記合焦位置を検出することを特徴とする請求項1〜3何れか1に記載の撮像装置に存する。
【0028】
【発明の実施の形態】
第1実施形態
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の被写体像調整装置を組み込んだ撮像装置としてのデジタルカメラの一実施の形態を示すブロック図である。
同図に示すように、被写体光は、まず光学系1に入射される。光学系1は、光軸方向の進退により被写体像の焦点調節を行うフォーカスレンズ群1aと、光軸方向の進退により被写体像の拡大・縮小を行うズームレンズ群1bと、フォーカスレンズ群1a及びズームレンズ群1bとともに後述する撮像面に被写体像を結像させる結像レンズ群1cとを備えている。
【0029】
また、フォーカスレンズ群1aとズームレンズ群1bとの間には、絞り2(請求項中の絞り手段に相当。)が配置され、この絞り2により、フォーカスレンズ群1aに入射される光量が制限される。なお、上述したフォーカスレンズ群1aは、フォーカス駆動部3(請求項中の駆動手段に相当。)により、ズームレンズ群1bは、ズーム駆動部4により、絞り2は、絞り駆動部5により各々駆動される。
【0030】
上述した光学系1を透過した被写体光は、高周波成分の光を除去するローパスフィルタ6を介して、撮像素子7(請求項中の撮像手段に相当。)に入射される。撮像素子7は、光電変換を行う複数の画素を二次マトリクス状に配列した撮像面(請求項中の結像面に相当。)を有し、被写体光が入射されることにより、撮像面に結像された被写体像を電気信号に変換して、画像データとして出力する。
【0031】
撮像素子7から出力された画像データは、A/D変換器8によりディジタル値に変換された後、画像処理部9に対して出力される。画像処理部9では、画像データの圧縮/伸長処理や解像度の変更等の画像処理を行った後、システムコントローラ10に対して出力する。
【0032】
システムコントローラ10は、デジタルカメラ全体の制御を行うためのものであり、プログラムに従って各種演算処理を行うCPU10a、CPU10aが行うプログラムなどを格納した読出専用メモリであるROM10b及びCPU10aでの各種の処理過程で利用するワークエリア、各種データを格納するデータ格納エリアなどを有する読出書込自在のメモリであるRAM10cなどを内蔵し、これらが図示しないバスラインによって相互接続されている。
【0033】
上述したシステムコントローラ10には、上述したフォーカス駆動部3、ズーム駆動部4及び絞り駆動部5と、画像処理部9から出力される画像データを格納するためのメモリなどを含むメモリ群11と、上記画像データを表示したりする液晶ディスプレイや、焦点調整が成功したか否かを報知するAFLEDなどを含む表示部12とが接続されている。そして、システムコントローラ10は、これら接続された各ユニット3〜5、11、12の制御を行う。
【0034】
また、デジタルカメラは、撮影者が半押し操作を行うことにより、被写体像調整の指示を与え、全押し操作を行うことにより、被写体像撮像の指示を与えるための2つのレリーズ釦A及びBが設けられている。なお、レリーズ釦Aは、遠距離の被写体を撮影するための通常モード(請求項中の被写体像調整モードに相当。)に対応して設けられ、レリーズ釦Bは、近距離の被写体を撮影するためのマクロモード(請求項中の被写体像調整モードに相当。)に対応して設けられている。以上のことから、レリーズ釦A及びBは、請求項中の調整操作手段及び撮像操作手段に相当することが明らかである。また、上述した半押し操作が、請求項中の調整操作、全押し操作が、請求項中の撮像操作に相当する。
【0035】
さらに、デジタルカメラは、レリーズ釦Aが半押し操作されるとオンする半押し検出スイッチ(SW)13a、レリーズ釦Aが全押し操作されるとオンする全押し検出SW14a、レリーズ釦Bが半押し操作されるとオンする半押し検出SW13b及びレリーズ釦Bが全押し操作されるとオンする全押し検出SW14bを備え、これら検出SW13a、14a、13b及び14bは、システムコントローラ10に接続されている。
【0036】
また、デジタルカメラは、被写体輝度を計測するストロボ受光部15、被写体を照射する光を発生するストロボ発光部16及び上記被写体輝度に基づき、被写体を照射するか否かを判断し、その判断結果に基づき、ストロボ発光部16の発光制御を行うストロボ制御部17(請求項中の照射判断手段に相当。)を備えている。ストロボ制御部17は、上記判断結果を、システムコントローラ10に対して出力している。
【0037】
上述した構成のデジタルカメラの外観は、図2のようになっている。同図に示すように、上述したレリーズ釦A及びBは、上述した各ユニット1〜17を収容する収容ケースの上面F1であって、光学系1の開口部が設けられている側面から、相対する面である対側面F2に向かって、順次設けられ、かつ、マクロモードに対応して設けられたレリーズ釦Bが対側面F2側に位置するように設けられている。また、上面F1には、さらに、押下操作を行うことにより、被写体像の拡大・縮小の指示を与えるズーム釦Zが設けられている。12aは、撮像した画像や、メニュー画面を表示するための液晶ディスプレイである。
【0038】
側面F2にはさらに、デジタルカメラのモードを、被写体の撮像を行うための撮影モード、撮像した画像データを液晶ディスプレイ12aに表示するための再生モード、撮像した画像データをパーソナルコンピュータなどに対して転送するための転送モードなどに切り替える切替指示を与えるモードダイヤルD及びファインダ18などが設けられている。また、側面F3には、撮像した画像データを格納する着脱可能な記憶媒体の挿入口19が設けられている。
【0039】
上述したデジタルカメラの動作を、CPU10aの処理手順を示す図3及び図4のフローチャートを参照して以下説明する。
CPU10aは、例えば、図示しない電源釦のオン操作によって動作を開始し、図示しない初期ステップにおいて、システムコントローラ10内のRAM10cに形成した各種のエリアの初期設定を行う。
【0040】
その後、CPU10aは、ステップS1及びステップS15において、レリーズ釦A及びレリーズ釦Bの何れかが半押し操作されるのを待つ。半押し検出SW13aがオンして(ステップS1でY)、レリーズ釦Aが半押し操作されたことを検出すると、CPU10aは、通常モードが選択されたと判断して、ステップS2に進む。
【0041】
ステップS2において、CPU10aは、フォーカス駆動部3を制御して、フォーカスレンズ群1aを移動させて、60cm〜無限遠の範囲で焦点を走査するとともに、評価値取り込みを実施し、合焦点と言えるピークが有ったかどうかを判断する(ステップS3)。
【0042】
合焦点有りと判断された場合(ステップS3でY)、CPU10aは、合焦位置へフォーカスレンズ群1aを移動させた後(ステップS4)、表示部12内のAFLEDを点灯させる(ステップS5)。一方、合焦点無しと判断された場合(ステップS3でN)は、焦点が特定距離(ここでは2.5m)となるようにフォーカスレンズ群1aを移動させ(ステップS6)、AFがうまくいかなかったこと(いわゆるAFNG)を撮影者に知らせる為に表示部12内のAFLEDを点滅させる(ステップS7)。
【0043】
ここでいう“特定距離”とは、一般に“常焦点”と言われる距離で有り、比較的被写体が存在する可能性が高い距離を想定して決められる。以上のステップS2〜S4及びS6において、CPU10aは、請求項中の焦点調整手段として働く。
【0044】
その後、CPU10aは、AF以外の撮影準備動作を実施し(ステップS8)、レリーズ釦Aが全押しされるのを待つ(ステップS10)。ここで、半押し検出SW13aがオフであり(ステップS9でN)、レリーズ釦Aの半押し操作が解除されていると判断できる場合、CPU10aは、再びステップS1の待機状態に戻る。全押し検出SW14aがオンして(ステップS10でY)、レリーズ釦Aの全押し操作が検出されると、CPU10aは、ストロボ制御部17からの判断結果に基づき、ストロボ発光部16を発光させてストロボ撮影を行うか否かを判断する(ステップS11)。
【0045】
ストロボ撮影でない場合は(ステップS11でN)、絞り駆動部5により絞り2を駆動して、計算された絞り値への設定を行う(ステップS12)。一方、ストロボ撮影を行う場合は(ステップS11でY)、絞り駆動部5により絞り2を駆動して、絞りを開放に設定する(ステップS13)。以上のステップS11〜S13において、CPU10aは、請求項中の輝度調整手段として働く。
【0046】
その後、CPU10aは、撮影動作に移行し、撮像素子7を駆動する図示しない撮像素子駆動部を制御して、被写体像の画像データを取り込む(ステップS14)。撮影終了後、ステップS1の待機状態に戻る。この場合のストロボ撮影とは、被写体の明るさが不十分な場合を指し、被写体が明るいにも関わらず強制的に発光させるモードの場合は絞り値は適当な所に設定される。
【0047】
一方で、半押し検出SW13bがオンして(ステップS15でY)、レリーズ釦Bの半押し操作を検出すると、CPU10aは、マクロモードが選択されたと判断して、ステップS16に進む。ステップS16において、CPU10aは、フォーカス駆動部3を制御して、フォーカスレンズ群1aを移動し、30cm〜80cmの範囲で焦点を走査するとともに、評価値取り込みを実施する。
【0048】
以降、ステップS17〜ステップS24まで、レリーズ釦Aの半押し操作検出時の動作であるステップS3〜S10と同様の動作を行う。以上のステップS16〜S18及びS20において、CPU10aは、請求項中の焦点調整手段として働く。
【0049】
ただし、レリーズ釦Bの半押し操作検出時は、撮影者が近距離被写体であることを認識しているという事なので、合焦点が見つからなかった場合の処理(ステップS20)において、レリーズ釦Aの半押し操作検出時の常焦点位置(2.5m)ではなく、より近距離(ここでは0.7m)の位置にフォーカスレンズ群1aを移動させる。
【0050】
さらに、レリーズ釦Bの全押し操作が検出された後の動作も、レリーズ釦Aの時とは多少異なる。すなわち、CPU10aは、ストロボ撮影か否かを判定し(ステップS25)、ストロボ撮影で無い場合(ステップS25でN)、適切な絞り値に設定するが(ステップS26)、ストロボ撮影の場合(ステップS25でY)、絞り2は小絞りに設定される(ステップS27)。小絞りに設定する理由は後述する。そして、絞り2の絞り値を設定した後は、ステップS14に進む。以上のステップS25〜S27において、CPU10aは、請求項中の輝度調整手段として働く。
【0051】
本実施形態によれば、レリーズ釦Aが半押し操作されると、通常モードでの焦点調整、絞り調整が行われ、レリーズ釦Bが半押し操作されると、マクロモードでの焦点調整、絞り調整が行われる。このように、レリーズ釦を各モードに対応して各々別体に設けることにより、撮影者は、2つのレリーズ釦A及びBの1つを選択して、半押し操作するだけで、選択したモードで、被写体像の焦点調整、絞り調整を行うことができる。すなわち、半押し操作が、モード選択操作を兼ねているため、選択操作と半押し操作とを別々に行わずに済み、迅速に、撮影者の意図を反映した最適な被写体像を撮像素子7内の撮像面に結像することができる。
【0052】
また、本実施形態によれば、図2に示すように、複数のレリーズ釦A及びBがカメラ上面F1に並んで配置されているので、ホールディング状態を保持したまま、指先で複数のレリーズ釦のいずれを操作するかを選択可能である。その上、複数のレリーズ釦A及びBは、光学系1の開口部が設けられている側面から、その側面に対向する対側面F2に向かう方向に並んでおり、光学系1側(被写体側)のレリーズ釦Aを押すと遠方対応の撮影距離が、対側面F2側の(撮影者側)のレリーズ釦Bを押すと近接対応の撮影距離が自動的に選択される。このため、撮影者が『近い時は近い釦』と感覚的に記憶し易く、撮影時に混乱することを避けることが出来る。
【0053】
また、本実施形態によれば、各モード毎に、焦点調整可能な距離範囲が異なる。これにより、AF走査幅を小さく出来、AF高速化を図ることができる。
【0054】
また、本実施例によれば、各モード毎に、AFNG時の処置が異なるので、より撮影者の意図を反映することができる。具体的には、AFNG時に設定される被写体距離がマクロモード用レリーズ釦では通常モード用レリーズ釦よりも近い距離に設定される為、万が一の場合も、より撮影者の意図に近い所にフォーカスを設定することが可能であり、大きくぼけた画像となる確率を低下せしめる事が可能である。
【0055】
さらには、本実施例によれば、撮影者が近距離撮影を意図した場合のストロボ撮影において、絞りを小絞りに設定するように構成したので、近距離撮影時にストロボ光量が強すぎて、画像がオーバーとなることを防止することが出来る。一般にデジタルカメラにおいては、オートストロボ制御が用いられることが多いが、オートストロボ制御は、ストロボ反射光をセンサで検出して、最適露光量に達した時にストロボ発光を停止させるため、被写体が近すぎる場合は瞬時に発光を停止させる必要があり、非常に制御が難しい。こういうような被写体が近い場合に絞りを絞っておけば、それだけ発光時間を長く出来るので、制御が容易になるという仕組みである。
【0056】
本件のようにモードの区別によって絞りを変えるのではなく、単純に合焦位置によって絞りを変える方法もあるにはあるが、レンズの焦点距離が短い(広角レンズ)場合は、CCDAFの結果によって得られる被写体距離精度が粗い為、モードによって区別する方が好ましい。
【0057】
本実施例では、撮影可能範囲を30cm〜無限遠とし、通常モードで60cm〜無限遠、マクロモードで30cm〜70cmをカバーするような構成としたが、あくまで一例であり、30cm〜1m、80cm〜無限遠といったような分け方をして、頻繁に使う遠距離撮影時(レリーズ釦B)での走査幅を相対的に小さくしてAF高速化を図ることも出来る。
【0058】
また、通常モードでの走査範囲と、マクロモードでの走査範囲に重複部分を設けるかどうかであるが、AF高速化のためには、極力走査幅を狭くしたいので、重複は避けたいところである。しかるに、30cm〜60cm、60cm〜無限遠のように設定すると、“だいたい60cm”の時にどちらのレリーズ釦を押せばいいのか、撮影者が迷う事態が生じてしまう。使い勝手としては、ある程度の重複範囲(=どちらのレリーズ釦でも合焦可能な範囲)を設けるのが好ましいと思われる。
【0059】
また、上記では、それぞれの撮影範囲を全域走査するような表現となっているが、従来の方法の一つである“全域走査せずにピーク判定”しても構わない。この場合、特定の範囲しか走査しないという本件発明のメリットと、その上、明らかなピークが見つかったらそこで走査を中止するという従来技術のメリットが相乗効果を上げ、より高速なAFを実現できる。
さらには、AFNG時のフォーカス距離もあくまで一例であり、カメラの性格等により、いろいろと考えられる。
【0060】
なお、図5のような縦形カメラでも、何の問題も無く適用可能であるが、図から明らかなように、上面部の幅が狭い為、前後方向にレリーズ釦を並べると釦が小さくなったり、操作し難い位置になったりしてしまう。これに比べて、図2のような横形カメラにおいては、カメラ上面の面積が広い為、無理なく複数のレリーズ釦を配置でき、その結果、操作性を損なう事無く本件発明を実現可能である。
【0061】
第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態におけるデジタルカメラの構成は、図1について上述した第1実施形態と同様であるため、その詳細な説明を省略する。
以下、第2実施形態におけるデジタルカメラの動作を、図6及び図7のCPU10aの処理手順を示すフローチャートを参照して、説明する。なお、第1実施形態と同様の動作を行うステップについては同一符号で示してあり、第1実施形態と異なる部分(ステップS31以降)に重点を置いて説明する。
【0062】
半押し検出SW13aがオンして(ステップS1でY)、レリーズ釦Aの半押し操作を検出すると、CPU10aは、フォーカス駆動部3を制御して、フォーカスレンズ群1aを移動し、合焦可能な距離範囲全域で焦点を走査する(ステップS31)。ただし、ステップS31において、CPU10aは、遠距離被写体への合焦速度向上のため、遠距離側(無限遠)から近距離側(30cm)へ走査を実施する。このとき、ピークが発見された場合は(ステップS32でYかつステップS3でY)、その位置に、明確なピークが発見できないまま走査が完了した場合は(ステップS33でYかつステップS3でY)、全域の評価値の中で最も合焦位置である可能性が高いと想定される位置に、フォーカスレンズを駆動する(ステップS4)。
【0063】
ここでの“ピーク検出”においては、極値が発見された場合に直ちにピークと判断する訳ではなく、例えば、被写体のコントラストが所定値以上あることや、ピークの高さが所定値以上あること、さらには、高周波成分の評価値と、比較的低周波成分の評価値の2種類を用いたりすることにより、その位置が本当の合焦位置なのかどうかを厳密に判定する必要がある。この判定をおざなりにすると、間違った極値にフォーカスを合わせてしまう“偽合焦”が頻繁に発生し、カメラとしての質が低下する。
【0064】
このため、曖昧な極値に対しては、ピークであると判断しないような構成とせざるを得ないため、こういう場合は全域走査が完了してからピーク位置同士を比較検証して、どこに合焦させるかを決定することになる。なお、全域走査しても明確な極値が検出されない場合に(ステップS3でN)、ステップS6及びS7でAFNGとして処理するのは第一実施形態と同じである。以上のステップS31〜S33、S4、S6において、CPU10aは、請求項中の焦点調整手段として働く。
【0065】
次に、合焦位置にフォーカスレンズ群1aを駆動した後(ステップS4)、撮影距離が遠距離側にあるかどうかを判断する(ステップS34)。レリーズ釦Aを操作したということは、撮影者の意図が遠距離被写体であることを示している為、実際の合焦位置が近距離の場合は、何らかの原因で近距離側に偽合焦していることが考えられる。
【0066】
そこで、フォーカス位置が近距離である場合には(ステップS34でN)、撮影者の意図と実際の合焦位置とが異なっていることを、AFLEDを長点滅することにより、撮影者に認識させる(ステップS35)。ここで言う“長点滅”とは、比較的長時間(1〜2秒程度)LEDを点灯→短時間消灯を繰り返す動作を指し、ステップS5の“点灯”や、ステップS7の“点滅”(比較的短時間に点灯→消灯を繰り返す)とは明確に区別できる。なお、撮影者の意図と実際の合焦位置とが異なっているからといって、合焦位置が間違いとは限らないので、ステップS35は単に警告することのみを目的とし、ステップS35以降の動作は上述した第1実施形態と同じとなる。
【0067】
一方で、半押し検出SW13bがオンして(ステップS15でY)、レリーズ釦Bの半押し操作を検出すると、CPU10aは、合焦可能な範囲全域で焦点を走査する。ただしステップS36では、近距離被写体への合焦速度向上のため、ステップS31とは反対に近距離側(30cm)から遠距離側(無限遠)へ走査を実施する。この結果、ピークが発見された場合は(ステップS37でYかつステップS17でY)、その位置に、明確なピークが発見できないまま走査が完了した場合は(ステップS38でYかつステップS17でY)、全域の評価値の中で最も合焦位置である可能性が高いと想定される位置に、フォーカスレンズを駆動する(ステップS18)。以上のステップS36〜S38、ステップS17、S18及びS20において、CPU10aは、請求項中の焦点調整手段として働く。
【0068】
その後のステップS39、S40での動作は、上述したステップS34、S35での動作と同じ考え方であり、今度は撮影者の意図が近距離撮影であるので、合焦位置が遠距離側にある場合は、“長点滅”となる。
【0069】
本来、フォーカス駆動系のような厳しい精度が要求されるメカ的駆動部においては、バックラッシの影響を除外するために、常に最終動作方向を同一にするような制御方法が常套手段として用いられるが、本実施例では、ステップS31とステップS36とで、走査方向が異なる。そのため、近距離方向への走査時の検出ピークと、遠距離方向への走査時の検出ピークとの差を、事前にカメラ内に記憶しておき、補正してやる必要がある。
【0070】
上記のように、第2実施形態においては、レリーズ釦により選択されたモード毎に、AF走査方向が異なるため、AF高速化を図ることができる。
【0071】
さらに、撮影者の撮影距離に関する意図と、実際の合焦位置とが異なる場合に、その旨を撮影者に表示するように構成している為、偽合焦によるピントぼけを撮影者が判断して事前に防止することが出来る。しかも、その表示を、通常、AF動作が正常に終了したかどうかを表示するAFLEDで実施しているので、撮影者が容易に認識することが可能である。
【0072】
第3実施形態
なお、第2実施形態では、ステップS31に示すように、通常モードが選択された時は、遠距離(無限遠)から最至近距離(30cm)へ焦点を走査させていた。しかしながら、例えば、このステップS31において、遠距離被写体への合焦速度向上のため、最至近距離からではなく、途中の距離(ここでは1mとした)から遠距離側へ焦点を走査し、ピークが発見された場合は(ステップS32でYかつステップS3でY)、その位置に、明確なピークが発見できないまま無限遠に至った場合は、フォーカスレンズ系を最至近距離(30cm)に戻して、再度30cmから1mまでを走査するようにしてもよい。
【0073】
この第3実施形態では、走査開始位置をレリーズ釦A及びBによって変化させることにより、走査方向を同一のままで、遠距離高速AFと近距離高速AFを実現している。よって、第2実施形態のような走査方向の違いによる補正は必要ない。上記のように、第3実施形態においては、モード毎に、AF走査開始位置が異なるため、撮影者が意図する距離の被写体に対するAFの高速化が可能である。
【0074】
第4実施形態
また、これまでの実施形態は基本的にAF高速化を考慮したものであるが、操作されるレリーズ釦A及びBがいずれであるかによって、撮影者が意図する被写体距離が明確になるのであれば、これをAFの高精度化に用いることが出来る。例えば、AF走査の結果、複数の合焦候補点がある場合に、遠距離側を優先させるか、近距離側を優先させるかを操作されたレリーズ釦によって変える事が可能となる。
【0075】
このときのデジタルカメラの動作を、図8及び図9のCPU10aの処理手順を示すフローチャートを参照して以下説明する。なお、例によって、図3及び図4について説明済みの動作は同一符号にして、重複説明は割愛する。
【0076】
まず、どちらのレリーズ釦A及びBが押されても、同様に合焦可能な距離範囲全域(30cm〜無限遠)で焦点を走査する(ステップS51、S54)。この後、合焦点の有無を判定し(ステップS3又はS17)、合焦点がある場合は(ステップS3でY又はステップS17でY)、『合焦点といえるのは1点だけか?複数あるか?』を判断する(ステップS52、S55)。
【0077】
合焦点と言えるポイントが複数ある場合は(ステップS52でY又はステップS55でY)、どちらのレリーズ釦A及びBを押されたかによって、遠距離側を優先する(ステップS53)か、近距離側を優先する(ステップS56)かが異なってくる。この“優先”の内容としては、単純に、あるレベル以上の合焦点のうち、最も遠い(or近い)ポイントを選択する方法でもよいが、各々のポイントでのAF評価値に、距離によって重み付けの異なる係数を掛け合わせ、その値が最大となるポイントを選択するような方法を取る方がより、現実に即した合焦位置を選択することが可能となる。以上のステップS51〜S56、ステップS3、S4、S6、S17、S18及びS20において、CPU10aは、請求項中の焦点調整手段として働く。
【0078】
上述のように、第4実施形態においては、操作されたレリーズ釦A及びBに対応するモード毎に、優先的に選択される撮影距離が異なるので、撮影者の被写体距離意図を合焦位置に反映させることができ、意図通りの撮影が可能となる。さらには、撮影者の意図を距離に対する重み付けで実施すれば、レリーズ釦A及びBを押し間違えた場合をそれなりに救済することが可能となる。
【0079】
なお、上述した第1〜第4実施形態では、複数(主として2つ)のレリーズ釦のいずれを操作するかによって、被写体距離に関する撮影者の意図をカメラ側で判別し、それを有効に生かそうとするものであるが、それ以外にも撮影者の意図をレリーズ釦によって判別させることが考えられる。
【0080】
まず、複数のレリーズ釦に、“高速AFモード”と“高精度AFモード”を割り付けようというものである。前述のように、CCDAFにおいては、撮影範囲全域を走査するのが一般的であるが、走査の粗さ(=間隔)を粗くすると、その分、AFは早くなる。この場合、飛ばしたポイントは、補間演算にて求めることになるが、コントラストが低い被写体などでは、精度が不足する場合がありうる。
【0081】
よって、選択されたレリーズ釦によって走査の粗さを変える事により、“高速AF”と“高精度AF”を切り替えることが出来る。これにより、撮影者は、自分の意図や被写体の状況により、モード変更等をせずに高精度AFと高速AFを使い分けることができ、より意図を反映した画像を得ることが出来る。
【0082】
一方、複数のレリーズ釦に、“単発AFモード”と“コンティニュアスAFモード”とを割り付けることも考えられる。一般的に、レリーズ半押しではAF、AEを固定し、必要に応じて半押し状態のままフレーミングを行わせるように設定されているが、被写体が動く場合などは、半押し状態においてもAF連続的に行い常に被写体距離に追従させる方が使いやすい場合がある。これにより、撮影者は、自分の意図や被写体の状況により、モード変更等をせずに単発AFとコンティニュアスAFを使い分けることができ、より自分の意図を反映した画像を得ることが出来る。
【0083】
ここで、“コンティニュアスAF”の手法について少し触れる(“単発AF”はこれまでの説明と同一である)。AFがCCDAFでなく、外部測距手段(いわゆるAFモジュール)を利用したものであれば、単純に連続的に測距を行って、その結果によって合焦位置をこまめに移動させれば良いが、CCDAFの場合は、毎回のAF動作に時間がかかる上に、動作のたびに撮影光学系がピンボケ状態となるビデオカメラで用いられているような手法を取り入れることになる。
【0084】
即ち、初めの1回目もしくはピントが大ボケ状態の時にはこれまでの説明と同等のCCDAFを実行し、一旦合焦した後は、現在位置近傍で微少にレンズ系を変位させて、評価値を取込み、合焦状態を維持するという方法である。
【0085】
ここまで、すべての実施例において、レリーズ釦数は2で説明して来たが、必ずしも2つに限るわけではなく、そのまま3つ、更にはもっと多くても適用できる。例えば、レリーズ釦で被写体距離を別ける場合は、遠距離、中距離、近距離にすれば良いし、高速AF、高精度AF、コンティニュアスAFに振り分けることも考えられる。
【0086】
最後に、複数のレリーズ釦により、撮影者の意図を反映した焦点調整が行われた後の話について説明する。即ち、カメラホールディング状態で操作可能なレリーズ釦が複数あるということは、どれかひとつを半押ししている状態でも、他のレリーズ釦を操作できるということである。
【0087】
そこで、全押し操作して、撮像指示を行う前に、半押し操作中以外のレリーズ釦を操作したとき、上述したような通常モードやマクロモードとは異なるモードに切り替えることも考えられる。このように、半押し操作中以外のレリーズ釦を、他のモードを切り替えるための指示を与える切替操作が行われる操作手段として流用することにより、切替操作を行うための釦とレリーズ釦と別途に設ける必要がなく、操作が簡単となり、しかも、コストダウンを図ることができる。
【0088】
他のモードとしては、以下に示すようなものが考えられる。ここでは、レリーズ釦が3つあるものとして説明する。
まず、マニュアルフォーカス(以下MF)”での利用である。通常のデジタルカメラでは、AFモード以外にMFモード(請求項中の第2被写体像調整モードに相当。)を有している物が多い。これは、CCDAFでは合焦させ難い被写体や、撮影者が意図的ピント位置をずらす場合などに、撮影者の意図する方向に合焦位置をずらしていくような単純なフォーカスモードである。
【0089】
当然のことながら、ピント位置をずらすべき方向は、遠距離方向、近距離方向の2方向あるわけなので、2つの釦が必要となる。ただ、これまでのカメラでは、AFモードとMFモードをモード釦等で分離している為、切換えが非常に面倒であり、一旦AFで合焦させた後にMFでずらす場合等は、非常に扱い難いものであった。
【0090】
本発明によれば、半押しした以外の2つのレリーズ釦によりMFが可能であるので、従来に比べて切換えの手間がいらず、容易にMFを実行することが出来る。
【0091】
更に、MF以外にも、AF走査時に複数の合焦候補位置を記憶しておいて、半押し以外のレリーズ釦の操作によりその合焦候補位置にピント位置をずらすようなAFモード(請求項中の第2被写体像調整モードに相当。)や、半押し以外のレリーズ釦の操作により、現在のピント位置よりも遠距離側もしくは遠距離側を再走査して、新規に合焦位置を設定するAFモード(請求項中の第2被写体像調整モードに相当。)などが考えられる。
【0092】
いずれにしても、余計な切換え動作等をせずにカメラを構えたままで、撮影者が意図する方向にピント位置をずらすことが可能となる。いずれの場合も、3つ並んでいるうちの、操作されていない2つの釦のうちの被写体側の釦でより遠距離側に、撮影者側の釦でより近距離側にピント変化するように構成すると、感覚的にわかりやすい。
【0093】
例えば、遠距離用レリーズ釦が半押しされた場合は、中距離用レリーズ釦で遠距離側に、近距離用レリーズ釦でより近距離側にピント状態を変化させる。同様に、中距離用レリーズ釦が半押しされている時は遠距離用レリーズ釦で遠距離、近距離用レリーズ釦で近距離、近距離用レリーズ釦が半押しされている時は遠距離用レリーズ釦で遠距離、中距離用レリーズ釦で近距離となる。
【0094】
以上実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能である。ここで、本発明の要旨をまとめると以下のようになる。
【0095】
(1) 複数の被写体像調整モードに対応して各々別体に設けられ、被写体像調整のための指示を与える調整操作が行われる複数の調整操作手段と、
前記結像面に前記被写体像を結像させるための光学系の少なくとも一部、若しくは、前記結像面を光軸方向に沿って駆動する駆動手段を制御して、前記調整操作が行われた調整操作手段に対応する被写体像調整モードで、合焦候補位置の検索を行うとともに、該検索された合焦位置が複数あるとき、複数の合焦候補位置の1つを合焦位置として検出し、該検出された合焦位置に前記光学系の少なくとも一部、若しくは、前記結像面を移動させる焦点調整手段と、
前記結像面に結像された前記被写体像撮像のための指示を与える撮像操作が行われる撮像操作手段とを備え、
前記焦点調整手段は、前記調整操作が行われた後、かつ、前記撮像操作が行われる前に、当該調整操作された調整操作手段以外の他の調整操作手段が操作されると、当該操作された他の調整操作手段に応じて、前記合焦点位置として検出された合焦候補位置以外の1つを選択して、該選択した合焦候補位置に、前記光学系の少なくとも一部、若しくは、前記結像面を移動させる第2被写体像調整モードに切り替わる
ことを特徴とする被写体像調整装置。
【0096】
(2) 複数の被写体像調整モードに対応して各々別体に設けられ、被写体像調整のための指示を与える調整操作が行われる複数の調整操作手段と、
前記結像面に前記被写体像を結像させるための光学系の少なくとも一部、若しくは、前記結像面を光軸方向に沿って駆動する駆動手段を制御して、前記調整操作が行われた調整操作手段に対応する被写体像調整モードで、合焦位置を検出し、該検出された合焦位置に前記光学系の少なくとも一部、若しくは、前記結像面を移動させる焦点調整手段と、
前記結像面に結像された前記被写体像撮像のための指示を与える撮像操作が行われる撮像操作手段とを備え、
前記焦点調整手段は、前記調整操作が行われた後、かつ、前記撮像操作が行われる前に、当該調整操作された調整操作手段以外の他の調整操作手段が操作されると、前記合焦位置を開始地点として、当該操作された他の調整操作手段に応じた方向に、新たな合焦位置の検出を行う第2被写体像調整モードに切り替わる
ことを特徴とする被写体像調整装置。
【0097】
(3) 結像面に被写体像を結像するための光学系と、
前記結像面に結像される被写体像を撮像する撮像手段と、
(1)に記載した被写体像調整装置とを備え、
前記調整操作手段は3つ設けられ、
前記3つの調整操作手段は、前記撮像手段及び前記被写体像調整手段を収容する収容ケースの上面であって、前記光学系が設けられている面から、該面に対向する対面に向かって、並んで設けられているとき、
前記第2被写体像調整モードにおいて、焦点調整手段は、前記他の調整操作手段のうち、前記光学系側に設けられている調整操作手段が操作されたとき、前記合焦位置より遠距離側の合焦候補位置を選択し、前記対面側に設けられている調整操作手段が操作されたとき、前記合焦位置より近距離側の合焦候補位置を選択する
ことを特徴とする撮像装置。
【0098】
(4) 結像面に被写体像を結像するための光学系と、
前記結像面に結像される被写体像を撮像する撮像手段と、
(1)に記載した被写体像調整装置とを備え、
前記調整操作手段は3つ設けられ、
前記3つの調整操作手段は、前記撮像手段及び前記被写体像調整手段を収容する収容ケースの上面であって、前記光学系が設けられている面から、該面に対向する対面に向かって、並んで設けられているとき、
前記第2被写体像調整モードにおいて、焦点調整手段は、前記他の調整操作手段のうち、前記光学系側に設けられている調整操作手段が操作されたとき、前記合焦位置から遠距離側に向かう方向に、前記対面側に設けられている調整操作手段が操作されたとき、前記合焦位置を開始地点とし、前記近距離側に向かう方向に、新たな合焦位置の検出を行う
ことを特徴とする被写体像調整装置。
【0099】
以上説明したように、請求項1〜5に記載の発明によれば、迅速に、撮影者の意図を反映した最適な被写体像を結像することができる撮像装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被写体像調整装置を組み込んだ撮像装置としてのデジタルカメラの一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示すデジタルカメラの外観図の一例である。
【図3】図1のデジタルカメラを構成するCPU10aの第1実施形態における処理手順を示すフローチャートである。
【図4】図1のデジタルカメラを構成するCPU10aの第1実施形態における処理手順を示すフローチャートである。
【図5】図1に示すデジタルカメラの外観図の一例である。
【図6】図1のデジタルカメラを構成するCPU10aの第2実施形態における処理手順を示すフローチャートである。
【図7】図1のデジタルカメラを構成するCPU10aの第2実施形態における処理手順を示すフローチャートである。
【図8】図1のデジタルカメラを構成するCPU10aの第4実施形態における処理手順を示すフローチャートである。
【図9】図1のデジタルカメラを構成するCPU10aの第4実施形態における処理手順を示すフローチャートである。
【図10】レンズ駆動量と撮影距離との関係を示すグラフである。
【図11】レンズ駆動量と撮影距離との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
A レリーズ釦(調整操作手段、撮像操作手段)
B レリーズ釦(調整操作手段、撮像操作手段)
1 光学系
2 絞り(絞り手段)
3 フォーカス駆動部(駆動手段)
7 撮像素子(撮像手段)
10a CPU(被写体像調整手段、焦点調整手段、輝度調整手段)
17 ストロボ制御部(照射判断手段)

Claims (5)

  1. 被写体像を所定位置に結像する結像レンズと、
    前記結像レンズを介して入力される被写体像を撮像した画像データを出力する撮像手段と、
    前記撮像手段を使用して、前記結像レンズと前記撮像手段との相対位置を変化させて前記被写体像のコントラストをサンプリングすることで合焦位置を自動検出する合焦位置検出手段と、
    前記合焦位置検出手段にサンプリング動作を行うよう指示を与える少なくとも3つの合焦指示操作手段と、
    前記少なくとも3つの合焦指示操作手段の何れか一つが操作されて前記合焦位置検出手段にサンプリング動作を行うように指示を与えた後に、その操作された合焦指示操作手段以外の残りの前記合焦指示操作手段の操作に応じて前記結像レンズと前記撮像手段の相対位置を変化させる合焦位置調整手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記合焦位置調整手段が、前記少なくとも3つの合焦指示操作手段の何れか一つが操作されて前記合焦位置検出手段にサンプリング動作を行うように指示を与えた後に、その操作された合焦指示操作手段以外の残りの前記合焦指示操作手段の一つが操作されると合焦位置が遠距離側に移動するように前記結像レンズと前記撮像手段の相対位置を変化させると共に、前記残りの合焦指示操作手段の他の一つが操作されると合焦位置が近距離側に移動するように前記結像レンズと前記撮像手段の相対位置を変化させるものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記合焦位置調整手段が、前記少なくとも3つの合焦指示操作手段の何れか一つが操作されて前記合焦位置検出手段にサンプリング動作を行うように指示を与えた後に、その操作された合焦指示操作手段以外の残りの前記合焦指示操作手段が操作されると予め記憶されている合焦位置に結像するように前記結像レンズと前記撮像手段の相対位置を変化させるものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記合焦位置検出手段が、前記サンプリングすることで前記合焦候補位置の検索を行いこの検索された合焦候補位置が複数あるとき複数の合焦候補位置の1つを合焦位置として検出するものであり、
    前記合焦位置調整手段が、前記少なくとも3つの合焦指示操作手段の何れか一つが操作されて前記合焦位置検出手段にサンプリング動作を行うように指示を与えた後に、その操作された合焦指示操作手段以外の残りの前記合焦指示操作手段の一つが操作されると前記複数の合焦候補位置のうち前記合焦位置検出手段が検出した合焦位置よりも遠距離側の合焦候補位置で結像するように前記結像レンズと前記撮像手段の相対位置を変化させ、前記残りの合焦指示操作手段の他の一つが操作されると前記複数の合焦候補位置のうち前記合焦検出手段が検出した合焦位置よりも近距離側の合焦候補位置で結像するように前記結像レンズと前記撮像手段の相対位置を変化させるものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記合焦位置検出手段が、前記少なくとも3つの合焦指示操作手段のうちの予め定めた第1の合焦指示操作手段が操作されると無限遠から第1の距離までの範囲で前記合焦位置を検出し、前記少なくとも3つの合焦指示操作手段のうちの予め定めた第2の合焦指示操作手段が操作されると無限遠よりも近側である第2の距離から前記第1の距離よりも近側である第3の距離までの範囲で前記合焦位置を検出し、前記少なくとも3つの合焦指示操作手段のうちの予め定めた第3の合焦指示操作手段が操作されると前記第2の距離よりも近側である第4の距離から前記第3の距離よりも近側である第5の距離までの範囲で前記合焦位置を検出する
    ことを特徴とする請求項1〜3何れか1に記載の撮像装置。
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