JP2000047297A - デジタルスチルカメラ - Google Patents

デジタルスチルカメラ

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JP2000047297A
JP2000047297A JP10212376A JP21237698A JP2000047297A JP 2000047297 A JP2000047297 A JP 2000047297A JP 10212376 A JP10212376 A JP 10212376A JP 21237698 A JP21237698 A JP 21237698A JP 2000047297 A JP2000047297 A JP 2000047297A
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subject
light
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time
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JP10212376A
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English (en)
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Toshiyuki Tanaka
俊幸 田中
Toshihiro Hamamura
俊宏 濱村
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/72Combination of two or more compensation controls

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体までの距離にかかわらず、被写体が適
正露光でホワイトバランスも良好な画像をフラッシュ撮
影によって撮影することが可能なデジタルスチルカメラ
を提供する。 【解決手段】 フラッシュ撮影に際し、フラッシュ光に
よって被写体を適正輝度とし得る最長距離をフラッシュ
のガイド番号と開放絞り値から求め、測定した被写体距
離と比較する。被写体距離が求めた最長距離以下のとき
には、露光時間を所定時間に設定してフラッシュの自動
調光を行い、フラッシュ光の色特性に基づいてホワイト
バランスを調整する。被写体距離が求めた最長距離を超
えるときには、露光時間を所定時間よりも長く設定して
フラッシュ光だけでは不足する被写体輝度を環境光によ
って補い、環境光の色特性に応じてホワイトバランスを
調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルスチルカメ
ラに関し、より詳しくは、フラッシュ撮影が可能なデジ
タルスチルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CCD(電荷結合素子)を二次元
状に配列した撮像素子を備えたデジタルスチルカメラが
知られている。このカメラは、被写体からの光を受光
し、受光量に応じたレベルの電気信号を画像信号として
取り込むようになっているものである。撮影に際して
は、被写体輝度に基づいて、CCDに対する露光時間
(シャッタスピード)と絞り値が設定され、被写体輝度
が低くなるに応じて絞りを開放する方向に、かつ露光時
間を長くする方向に設定制御し、これによって適正な露
光状態で撮影が行えるようになっている。
【0003】被写体が暗く、絞りを開放にし手振れが生
じない範囲で露光時間を最長にしても撮影した被写体像
が露光不足となるときには、光電変換中にフラッシュ光
を発して被写体を照明するフラッシュ撮影が行われる。
フラッシュ撮影は露光時間を所定値、例えば1/60秒
に固定して行われ、被写体の輝度はフラッシュ光の発光
量を調節することによって調節される。被写体によって
反射されたフラッシュ光を検出し、検出した光量が所定
値に達した時点でフラッシュ発光を停止する自動調光を
採用したカメラもある。
【0004】撮像素子から取り込まれた画像信号はデジ
タル信号に変換された後、白い部分を白として表すため
の色調整すなわちホワイトバランス調整の処理が施され
る。ホワイトバランス調整は、フラッシュ発光を伴わな
い通常の撮影では環境光の色特性(波長分布特性)に応
じて画像ごとに個別に行われ、フラッシュ撮影ではフラ
ッシュ光の色特性に基づいて一律に行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】フラッシュ装置が発す
るフラッシュ光の量には当然上限があり、また、被写体
が受けるフラッシュ光の量はカメラからの距離が長くな
るほど減少する。したがって、被写体がデジタルカメラ
から遠くに位置しているときには、最大量のフラッシュ
光を発しても被写体を適正な明るさにまで照明すること
ができず、撮影された被写体像は露光不足となる。とこ
ろが、従来のデジタルスチルカメラでは、このような場
合に被写体を適正露光として撮影することができず、フ
ラッシュ光で被写体を照明しても画質の低下を避けるこ
とができないことが多かった。
【0006】本発明は、被写体までの距離にかかわらず
フラッシュ撮影によって適正露光の画像を撮影すること
が可能なデジタルスチルカメラを提供することを目的と
し、さらに、フラッシュ撮影した画像のホワイトバラン
スを常に適正に調整することができるデジタルスチルカ
メラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、光電変換素子を用いて画像を撮影する
デジタルスチルカメラであって、光電変換中にフラッシ
ュ光を発して被写体を照明するフラッシュ撮影をし得る
ものにおいて、フラッシュ撮影に際し、フラッシュ光が
被写体を所定輝度にまで照明することが可能な距離範囲
の内に被写体が位置するときは、光電変換素子の光電変
換時間を所定時間に設定し、前記距離範囲の外に被写体
が位置するときは、光電変換素子の光電変換時間を前記
所定時間よりも長く設定するようにする。
【0008】フラッシュ光が被写体を所定輝度にまで照
明することが可能な距離範囲の内に被写体が位置すると
きは、光電変換時間を所定時間に設定しても、フラッシ
ュ発光の量を調節することにより、被写体を適正露光で
撮影することができる。その距離範囲の外に被写体が位
置するとき、すなわち、フラッシュ光だけでは所定輝度
にまで被写体を照明することができないほど被写体が遠
くに位置しているときは、光電変換時間を所定時間より
も長く設定することで、被写体の照明に環境光を多く利
用することが可能になり、被写体を適正露光で撮影する
ことができる。したがって、カメラから被写体までの距
離にかかわらず、被写体が適正露光となる画像をフラッ
シュ撮影で撮影することができる。
【0009】光電変換素子の光電変換時間を前記所定時
間に設定してフラッシュ撮影をしたときは、撮影した画
像のホワイトバランスをフラッシュ光の色特性に基づい
て調整し、光電変換素子の光電変換時間を前記所定時間
よりも長く設定してフラッシュ撮影をしたときは、撮影
した画像のホワイトバランスを環境光の色特性に応じて
調整するとよい。
【0010】光電変換時間を所定時間としてフラッシュ
撮影したときは、フラッシュ光が被写体の照明に大きく
寄与することになるから、ホワイトバランス調整をフラ
ッシュ光の色特性に基づいて行うことで色調整が適正な
画像が得られる。一方、光電変換時間を所定時間よりも
長くしてフラッシュ撮影したときは、被写体の照明への
環境光の寄与が大きくなるから、ホワイトバランス調整
を環境光の色特性に応じて行うことで色調整が適正な画
像が得られ易くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデジタルスチルカ
メラの一実施形態について図面を参照しながら説明す
る。図1は、本実施形態のデジタルスチルカメラの概略
構成を示すブロック図である。図1において、撮像部1
0は、撮影レンズ101、絞り102、CCD103及
びCCD制御回路104により構成され、被写体像を画
像信号として取り込むものである。撮影レンズ101は
被写体からの光を光電変換を行うCCD103の受光面
上に結像させるものである。絞り102はCCD103
での受光量を増減調節するものである。
【0012】CCD103は、多数の光電変換素子(例
えば、CCD)が二次元状に配列されたもので、前面に
は単板式のカラーフィルタが配設されており、撮影レン
ズ101により結像された被写体像を受光し、その受光
量に応じた3原色(RGB)の電気信号を得るものであ
る。CCD制御回路104は、CCD103に対して、
光電変換すなわち電荷の蓄積を行わせ、この電荷蓄積動
作で得られた各光電変換素子からの画素信号を信号処理
部11に転送させるものである。CCD103の光電変
換時間(露光時間)は可変であり、後述のMPU(マイ
クロプロセッサユニット)21によって設定されるよう
になっている。
【0013】なお、絞り102は、銀塩SLRカメラの
レンズ等に使用される、連続的に絞り値の設定が可能な
複数枚絞りで構成されるものでもよく、或いは複数種類
の大きさの絞り穴があいたルーレットを回して段階的に
絞り値を設定するルーレットタイプの絞りでもよい。
【0014】信号処理部11は、CCD103から転送
される各画素信号を所定のゲインで増幅する増幅回路1
11、及び増幅された各画素信号を画素データにA/D
変換するADC(ADコンバータ)112により構成さ
れている。増幅回路111のゲインはMPU21によっ
て設定されるようになっている。
【0015】測光素子12は、CdS(硫化カドミウ
ム)などのフォトセンサを用いた露出計であり、被写体
からの光を受光して測光を行う。この測光により得られ
る信号は、測光データとして、MPU21に取り込まれ
るようになっている。絞り駆動回路13は制御絞り値に
対応する位置に絞り102を設定するためのものであ
る。絞り位置検出器14は、絞り102の絞り位置を検
出するためのエンコーダ等であり、検出された絞り位置
情報をMPU21に送出する。
【0016】測距モジュール15は、被写体からの光を
受光する一対のラインセンサ等により構成される外光パ
ッシブモジュールである。この測距モジュール15は、
MPU21からの測距指令に従って、被写体像を一対の
ラインセンサで受光し、両ラインセンサ間での被写体像
のズレ量から被写体までの距離に相当する測距データを
求めるものである。この測距データはMPU21に取り
込まれるようになっている。フォーカス回路16は、M
PU21からのデフォーカス量に応じて、撮影レンズ1
01を合焦位置に駆動するものである。レンズ位置検出
器17は、撮影レンズ101の位置を検出するエンコー
ダ等であり、検出されたレンズ位置情報をMPU21に
出力するものである。
【0017】なお、測距モジュール15は、上記外光パ
ッシブモジュールに限らず、LED(発光ダイオード)
及び被写体で反射して戻ってくるLEDの光を受光する
PSD(位置検出素子)等により構成され、PSDの受
光位置に応じて被写体までの距離に相当する測距情報を
得るアクティブ方式のものでもよい。
【0018】フラッシュ18はXe(クセノン)管など
の白色光源により構成される。充電・発光回路19は、
図略の充電用コンデンサを有し、MPU21から充電指
令を受けると充電を開始し、MPU21からトリガー信
号を受けると、フラッシュ18に充電電力を供給して発
光させるものである。調光IC20は、MPU21から
調光開始信号を受け取ると、被写体で反射して戻ってく
るフラッシュ18の光量の監視を開始し、監視中の光量
が被写体を適正露光とする所定量に達した時点で、MP
U21にフラッシュ発光停止信号を送出するものであ
る。このフラッシュ発光停止信号が送出されると、充電
・発光回路19からフラッシュ18への充電電力の供給
は停止されることになる。
【0019】MPU21は、露光時間設定部211、露
光アンダー判定部212及びゲイン設定部213により
構成され、本デジタルスチルカメラ全般の制御を行うも
のである。
【0020】RAM22は、MPU21の作業領域等に
使用されるものである。EEPROM23は、本デジタ
ルスチルカメラの設定状況、測光データを被写体輝度に
変換するための変換データ(例えば、テーブル形式の変
換係数又は変換式の係数等)、測距データに対応した焦
点距離データ、フラッシュ18が発するフラッシュ光の
色特性に基づいて定められたホワイトバランスの設定
値、CCD103の感度と増幅回路111のゲインに対
応するフラッシュ18のガイド番号(GNo)、絞り1
02の開放絞り値等の、制御に必要な種々の情報を記憶
するものである。
【0021】MPU21は、操作スイッチ群27におけ
る各スイッチに対する操作状況を監視し、操作されたス
イッチにより特定される処理を実行するための制御を行
う。また、MPU21は、内蔵のタイマによって得られ
るタイマカウント値を所定値(例えば数分間)と比較す
ることにより、電源29から各部への電力供給を停止さ
せるか否かを判定する。また、MPU21は、充電・発
光回路19の充電用コンデンサの電圧が所定の基準レベ
ルよりも低いか否かを判定する。
【0022】また、MPU21は、測光素子12からの
測光データをEEPROM23に記憶されている変換デ
ータで被写体輝度に変換し、この被写体輝度から制御絞
り値を算出する。そして、絞り位置検出器14からの絞
り位置情報をモニターしながら、絞り102が制御絞り
値に対応する絞り位置になるように、絞り駆動回路13
の駆動制御を行う。制御絞り値は、被写体輝度を用いる
演算によって算出されるようにしてもよく、或いは所定
のテーブルを用いて、被写体輝度に対応する制御絞り値
が選定されるようにしてもよい。
【0023】また、MPU21は、測距モジュール15
からの測距データとEEPROM23に記憶されている
焦点距離データから、撮影レンズ101に対するデフォ
ーカス量を算出する。そして、MPU21は、デフォー
カス量に応じて、レンズ位置検出器17からのレンズ位
置情報をモニターしながら、撮影レンズ101が合焦位
置に設定されるように、フォーカス回路16の駆動制御
を行う。
【0024】更に、MPU21は、ADC112からの
画像データに対して、所定の画像処理(黒レベル補正、
白レベル補正、ホワイトバランスの調整、画像における
補間処理、ルックアップテーブル等を用いた階調補正、
及びJPEG等の画像圧縮等の処理)を施す。
【0025】露光時間設定部211は、CCD103の
露光時間を設定してCCD制御回路104に送出するも
のである。フラッシュ18を発光させない場合には、露
光時間は所定の方法で初期設定される。例えば、初期設
定時の露光時間は、連続的可変絞りの場合には、所定値
に設定されるようにしてもよく、AE(自動露出)制御
と同様に、被写体輝度に応じて、制御絞り値とともに、
適正露光となる値に設定されるようにしてもよい。画像
データが得られた後の露光時間は、その画像データの輝
度レベルから求められる適正露光となる値に設定され
る。
【0026】なお、ここで設定された露光時間が手振れ
限界時間を超えるときは、手振れの恐れがある旨の警告
が後述のLCD242に表示される。手振れ限界時間
は、手振れによる被写体像振れが目立たない程度の時間
であり、例えば、撮影レンズ101の焦点距離をf[mm]
とすると1/f[秒]程度の時間になる。
【0027】フラッシュ18を発光させる場合には、露
光時間は、フラッシュ光で照明することにより被写体を
適正露光とし得るか、それともフラッシュ光で照明して
も被写体が露出アンダーとなるかに応じて、所定時間
(例えば1/60秒)またはその所定時間よりも長く設
定される。すなわち、露光時間は、最大発光量以下で適
正露光となる距離範囲内に被写体が位置するときは所定
値に設定され、絞り102を開放位置に設定しフラッシ
ュ18を最大光量で発光させても露出アンダーとなる距
離に被写体が位置するときには、所定時間よりも長く設
定される。
【0028】被写体が遠くに位置するときに露光時間を
所定時間よりも長く設定することで、フラッシュ光に加
えて環境光で被写体を照明することが可能になり、被写
体を適正露光とすることができる。ここで設定される露
光時間は手振れ限界時間を超えることもある。露光時間
設定部211は、露光時間設定のために、次に述べる露
出アンダー判定部212の判定結果を利用する。
【0029】露出アンダー判定部212は、フラッシュ
18を発光させる場合には、フラッシュ18のGNo、
絞り102の開放値及び測距モジュール15からの測距
データを用いて、露出アンダーであるか否かを判定する
ものである。すなわち、露出アンダー判定部212は、
フラッシュ18のGNoの値を開放絞り値で除算し、こ
の除算値よりも、測距モジュール15からの測距データ
により示される被写体までの距離の方が長ければ、露出
アンダーと判断するようにしている。
【0030】これに対して、フラッシュ18を発光させ
ない場合には、露出アンダー判定部212は、手振れ限
界時間を用いて、露出アンダーになるか否かを判定す
る。絞り102を開放位置に設定しても手振れ限界時間
以内で被写体が適正露光にならないときは、露出アンダ
ーと判定する。
【0031】ゲイン設定部213は増幅回路111のゲ
インを設定するものである。フラッシュ18を発光させ
る場合も発光させない場合も、ゲイン設定部213は増
幅回路111のゲインを同じ値に設定する。なお、露光
時間設定部2111及びゲイン設定部213は、露光時
間とゲインとの積算値が一定になるように、露光時間と
ゲインを設定するようにしてもよい。これにより、露光
時間が変わっても撮影画像の品質を一定に保つことがで
きるようになる。
【0032】表示部24はLCD(液晶表示パネル)2
42及びLCDドライバ241により構成されている。
LCDドライバ241はMPU21からの画像データや
文字情報をLCD242に表示させるものである。
【0033】記録媒体25は、磁気若しくは光磁気でデ
ータを記録するディスク状のものやICメモリカード等
の半導体記憶素子等であり、本デジタルスチルカメラに
着脱可能に装着される。この記録媒体25には自己の種
類や残容量等のデータが記憶されている。読み書き回路
26は、記録媒体25に対して、データの読み書きを行
うものである。また、MPU21によって、書き込み回
路26に対する読み出しの可否に対応して、記録媒体2
5の有無が判定されるようになっている。すなわち、読
み出し可能であれば記録媒体25が本デジタルスチルカ
メラに装着されていると判定され、そうでなければ装着
されていないと判定される。
【0034】操作スイッチ群27は電源スイッチ27
1、レリーズスイッチ272及びフラッシュモードスイ
ッチ273等の複数のスイッチにより構成されている。
レリーズスイッチ272は、半押しでオンするスイッチ
S1と、全押しでオンするスイッチS2を有する。レリ
ーズスイッチ272が半押しされてスイッチS1がオン
すると、撮影準備の動作が実行され、全押しされてスイ
ッチS1、S2がオンすると、撮影動作が実行される。
フラッシュモードスイッチ273は、必ずフラッシュを
発光させるフラッシュ撮影モード、被写体輝度に応じて
フラッシュを発光させるオートフラッシュモード、フラ
ッシュを発光させない定常光撮影モードのうち、いずれ
かのモードを選択するためのものである。
【0035】外部端子群28は、本デジタルスチルカメ
ラをパーソナルコンピュータやプリンター等の外部機器
に接続するためのものであり、撮影した画像データを外
部機器に伝送する。また、電源29は各回路及び駆動部
に電力を供給する二次電池である。
【0036】図2は、本デジタルスチルカメラの動作を
示すフローチャートである。電源スイッチ271がオン
されると、電源29から各部に電力が供給され、MPU
21に対するリセット処理及び内部初期設定が行われる
(ステップ#5)。そして、EEPROM23に記憶さ
れた前の設定情報が読み出され、MPU21はその設定
情報により示される状態に初期化される(ステップ#1
0)。
【0037】次いで、読み書き回路26を介して、記録
媒体25の種類や残容量等のデータが読み出される(ス
テップ#15)。またこの時、記録媒体25からのデー
タの読み出しが可能か否かに対応して、記録媒体25が
本デジタルスチルカメラに装着されているか否かが判定
される。そして、EEPROM23及び記録媒体25か
ら得られた情報がLCD242に表示される(ステップ
#20)。この後、タイマーカウント値がリセットされ
(ステップ#25)、操作スイッチ群27の各スイッチ
に対する操作状況の監視が開始される(ステップ#3
0)。
【0038】次いで、タイマーカウント値が所定値を超
えたか否かの判定が行われる(ステップ#35)。超え
たと判定された場合には、現設定情報がEEPROM2
3に記憶され、電源スイッチ271のオン操作を検出す
るのに必要なMPU21以外の各部への電力供給は停止
され(ステップ#40)、本フローチャートの処理は終
了する。
【0039】ステップ#35で、超えていないと判定さ
れた場合には、ステップ#30の監視中に、レリーズス
イッチ272が半押しされてスイッチS1がオンされた
か否かの判定が行われる(ステップ#45)。スイッチ
S1がオンされたと判定された場合には、撮影準備のた
めに後述の「S1」のサブルーチンが実行され(ステッ
プ#50)、ステップ#25に戻る。
【0040】スイッチS1がオンされなかったと判定さ
れた場合には、ステップ#30の監視中に、スイッチ群
27におけるレリーズスイッチ272以外のスイッチが
操作されたか否かの判定が行われる(ステップ#5
5)。操作されたと判定された場合には、操作されたス
イッチによって特定される処理が実行されて(ステップ
#60)、ステップ#25に戻る。ステップ#55で操
作されなかったと判定された場合には、ステップ#30
に戻る。
【0041】図3は、撮影準備を行う「S1」のサブル
ーチンのフローチャートである。「S1」のサブルーチ
ンがコールされると、MPU21は、測光素子12から
の測光データをEEPROM23に記憶された変換デー
タで被写体輝度に変換する(ステップ#100)。
【0042】この後、フラッシュモードスイッチ273
の操作によりフラッシュ撮影モードが選択されているか
否かの判定が行われる(ステップ#105)。フラッシ
ュ撮影モードが選択されている場合には、フラッシュ1
8を発光させて撮影する後述の「フラッシュオン」のサ
ブルーチンが実行される(ステップ#110)。
【0043】ステップ#105でフラッシュ撮影モード
が選択されていないと判定された場合には、フラッシュ
モードスイッチ273の操作によりオートフラッシュモ
ードが選択されているか否かの判定が行われる(ステッ
プ#115)。オートフラッシュモードが選択されてい
ない場合には、フラッシュ18を発光させずに撮影する
後述の「フラッシュオフ」のサブルーチンが実行される
(ステップ#120)。オートフラッシュモードが選択
されている場合には、ステップ#100で得られた被写
体輝度が所定の輝度よりも低いか否かの判定が行われる
(ステップ#125)。低いと判定された場合には、ス
テップ#110に進み、そうでなければ、ステップ#1
20に進む。
【0044】図4は、フラッシュ18を発光させずに撮
影する「フラッシュオフ」のサブルーチンを示すフロー
チャートである。「フラッシュオフ」のサブルーチンが
コールされると、MPU21は、図3のステップ#10
0で得られた被写体輝度に対応する制御絞り値を求め、
この制御絞り値に応じて、絞り位置検出器14からの絞
り位置情報をモニターしながら、絞り駆動回路13の駆
動制御を行う。この絞り駆動回路13の駆動によって、
絞り102は制御絞り値となる絞り位置に設定される
(ステップ#200)。
【0045】続いて、MPU21から測距モジュール1
5に測距指令が発せられ、測距データが求められる(ス
テップ#205)。MPU21は、測距データと対応す
る焦点距離データからデフォーカス量を求め、このデフ
ォーカス量に応じて、レンズ位置検出器17からのレン
ズ位置情報をモニターしながら、フォーカス回路16の
駆動制御を行う。このフォーカス回路16の駆動によっ
て、撮影レンズ101は合焦位置に移動する(ステップ
#210)。次いで、増幅回路111のゲインが所定値
に設定される(ステップ#215)。
【0046】この後、露光時間が露光時間設定部211
によって設定され、CCD103は、設定された露光時
間で光電変換を行う(ステップ#220)。光電変換が
終了すると、CCD103から画像信号が取り出されて
(ステップ#225)、信号処理部11に取り込まれ
る。この取り込まれた画像信号は、増幅回路111で増
幅され、ADC112により画像データにA/D変換さ
れる。この画像データは、一旦RAM22に記憶された
後、黒レベル補正や白レベル補正が施され、ホワイトバ
ランスの調整等が行われる。この後、RAM22から画
像データが読み出され、撮影画像がLCD242に表示
(プレビュー)される。また、得られた画像データの輝
度レベルに基づいて、適正露光となるように次回の露光
時間が求められる(ステップ#230)。
【0047】ここでのホワイトバランス調整は画像デー
タ自体に基づいて行われる。画像データは環境光の色特
性を反映しており、したがって、環境光の色特性に応じ
たホワイトバランス調整が行われることになる。
【0048】次いで、レリーズスイッチ272のスイッ
チS1がオフであるか否かの判定が行われる(ステップ
#250)。オフであると判定された場合には、「フラ
ッシュオフ」のサブルーチン及び「S1」のサブルーチ
ンの処理は終了し、図2のステップ#25に戻る。
【0049】ステップ#250でスイッチS1がオフで
ないと判定された場合には、レリーズスイッチ272の
スイッチS2がオンであるか否かの判定が行われる(ス
テップ#255)。スイッチS2がオンでないと判定さ
れた場合には、ステップ#220に戻る。これにより、
ステップ#220からステップ#250までの処理が繰
り返し行われ、ステップ#230でホワイトバランスの
調整と露光時間の算出が行われる。なお、適切なホワイ
トバランスや露光時間が得られた後は、環境条件や撮影
範囲に変化がない限りそれらは変更されない。
【0050】ステップ#255でスイッチS2がオンで
あると判定された場合には、得られた適切な露光時間が
CCD制御回路104に出力され、CCD103はその
露光時間で光電変換を行う(ステップ#260)。この
光電変換が終了すると、CCD103から画像信号が取
り出され(ステップ#265)、信号処理部11に取り
込まれる。
【0051】この取り込まれた画像信号は、増幅回路1
11により増幅され、ADC112により画像データに
A/D変換される。この画像データは、RAM22に記
憶された後、黒レベル補正や白レベル補正が施され、ス
テップ#230で求めた条件でのホワイトバランス調整
を含む処理が行われ(ステップ#270)、補間による
画像補正処理が施される(ステップ#275)。この
後、RAM22から画像データが読み出され、撮影画像
がLCD242に表示(アフタービュー)される。ま
た、RAM22の画像データは、JPEG等の画像圧縮
処理が施され(ステップ#280)、読み書き回路26
を介して記録媒体25に書き込まれる(ステップ#28
5)。この後、「フラッシュオフ」のサブルーチン及び
「S1」のサブルーチンの処理は終了し、図2のステッ
プ#25に戻る。
【0052】図5は、フラッシュ18を発光させて撮影
する「フラッシュオン」のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。「フラッシュオン」のサブルーチンがコ
ールされると、MPU21は、開放絞りとなる制御絞り
値を求め、この制御絞り値に応じて、絞り位置検出器1
4からの絞り位置情報をモニターしながら、絞り駆動回
路13の駆動制御を行う。この絞り駆動回路13の駆動
によって、絞り102は開放絞り位置に設定される(ス
テップ#300)。
【0053】続いて、MPU21から測距モジュール1
5に測距指令が発せられ、測距データが求められる(ス
テップ#305)。MPU21は、測距データと対応す
る焦点距離データからデフォーカス量を求め、このデフ
ォーカス量に応じて、レンズ位置検出器17からのレン
ズ位置情報をモニターしながら、フォーカス回路16の
駆動制御を行う。このフォーカス回路16の駆動によっ
て、撮影レンズ101は合焦位置に移動する(ステップ
#310)。
【0054】次いで、MPU21は、充電・発光回路1
9の充電用のコンデンサの電圧が所定の基準レベルより
も低いか否かを判定し、低いと判定した場合には、充電
・発光回路19に充電指令を発して充電を開始させる
(ステップ#315)。
【0055】この後、露光時間設定部211により、露
光時間が前述の所定時間に設定される(ステップ#32
0)。ホワイトバランスは、EEPROM23に記憶さ
れているフラッシュ光の色特性に基づくホワイトバラン
ス設定値に沿って、調整されるように設定される(ステ
ップ#325)。そして、増幅回路111のゲインがゲ
イン設定部213によって設定され(ステップ#33
0)、その値が調光IC20に通知される。
【0056】次いで、フラッシュ18からのフラッシュ
光によって適正露光となり得る距離範囲内に被写体が位
置するか否かが、露光アンダー判定部212によって判
定される(ステップ#335)。具体的には、露光アン
ダー判定部212は、フラッシュ18のGNoをEEP
ROM23から読み出し、GNoの値を開放絞り値で除
算して、最大光量でフラッシュ18を発光させたときに
適正露光となる被写体距離Df(以下、フラッシュ光到
達距離という)を求める。そして、ステップ#305で
求められた測距データにより示される被写体までの距離
Dとフラッシュ光到達距離Dfを比較することにより、
フラッシュ光によって適正露光となり得る距離範囲内に
被写体が位置するか否かを判別する。
【0057】被写体距離Dがフラッシュ光到達距離Df
以下のときにはステップ#355に進む。被写体距離D
がフラッシュ光到達距離Dfを超えるとき、すなわち、
絞り102を開放しフラッシュ18を最大光量で発光さ
せても被写体の輝度が適正露光となる輝度に達しないと
きには、露光時間がステップ#320で設定した所定時
間よりも長い値に再設定される(ステップ#340)。
また、ホワイトバランス調整も、EEPROM23に記
憶されている所定のホワイトバランス設定値ではなく、
撮影した画像データ自体に基づいて、すなわち環境光の
色特性に応じて行うように再設定される(ステップ#3
45)。
【0058】露光時間を長くすることにより、フラッシ
ュ光だけでは不足する被写体輝度が環境光によって補わ
れ、被写体を適正露光とすることができる。また、フラ
ッシュ撮影時に被写体を照明するフラッシュ光と環境光
の割合は露光時間を長くすることにより変化して後者の
寄与が高まるが、このときホワイトバランス調整をフラ
ッシュ光の色特性ではなく環境光の色特性に応じて行う
ことにより、より適正なホワイトバランス調整が行われ
ることになる。
【0059】次いで、レリーズスイッチ272のスイッ
チS1がオフであるか否かが判定される(ステップ#3
55)。オフであると判定された場合には、「フラッシ
ュオン」のサブルーチン及び「S1」のサブルーチンの
処理は終了し、図2のステップ#25に戻る。
【0060】ステップ#355でスイッチS1がオフで
ないと判定された場合には、レリーズスイッチ272の
スイッチS2がオンであるか否かの判定が行われる(ス
テップ#360)。スイッチS2がオンでないと判定さ
れた場合には、ステップ#355に戻る。
【0061】ステップ#360でスイッチS2がオンで
あると判定された場合には、ステップ#320で設定さ
れた露光時間またはステップ#340で再設定された露
光時間がCCD制御回路104に出力され、その露光時
間でCCD103による光電変換が行われる。光電変換
開始後、調光開始信号が調光IC20に出力されて、被
写体で反射して戻ってくるフラッシュ18の光量の監視
が開始され、この開始直後にトリガー信号が充電・発光
回路19に出力されて、フラッシュ18が発光する(ス
テップ#365)。
【0062】被写体距離Dがフラッシュ光到達距離Df
以下であったときには、充電・発光回路19の充電電力
がなくなる前に、監視中の光量が適正な光量に達するこ
とになり、その時点でフラッシュ発光停止信号が生成さ
れる。このフラッシュ発光停止信号が生成されると、充
電・発光回路19に対して、フラッシュ18への充電電
力の供給を停止させる指令が発せられる。これによりフ
ラッシュ18の発光が終了して自動調光がなされ、所定
時間に設定された露光時間が経過した時点で光電変換が
終了する。一方、被写体距離Dがフラッシュ光到達距離
Dfを超えていたときは、充電・発光回路19の充電電
力がなくなっても監視中の光量が適正な光量に達するこ
とはなく、所定時間よりも長く設定された露光時間が経
過した時点で光電変換が終了する。
【0063】続いて、CCD103から画像信号が取り
出され(ステップ#370)、信号処理部11に取り込
まれる。取り込まれた画像信号は、増幅回路111によ
り増幅され、ADC112により画像データにA/D変
換される。この画像データは、RAM22に記憶された
後、黒レベル補正や白レベル補正が施され、ステップ#
325で設定された値またはステップ#345で再設定
された値に応じてホワイトバランスの調整が行われ(ス
テップ#375)、補間による画像補正が施される(ス
テップ#380)。
【0064】この後、RAM22から画像データが読み
出され、撮影画像がLCD242に表示(アフタービュ
ー)される。また、RAM22の画像データは、JPE
G等の画像圧縮処理が施され(ステップ#385)、読
み書き回路26を介して記録媒体25に書き込まれる
(ステップ#390)。この後、「フラッシュオン」の
サブルーチン及び「S1」のサブルーチンの処理は終了
し、図2のステップ#25に戻る。
【0065】以上により、フラッシュ撮影に際して、フ
ラッシュ光で照明することにより被写体を適正露光とし
得るときには、露光時間は所定時間とされ、撮影された
画像のホワイトバランスはフラッシュ光の色特性に基づ
いて一律に調整される。また、フラッシュ光で照明して
も被写体が露出アンダーとなるときには、不足する光量
を環境光によって補うために露光時間は所定時間よりも
長い時間とされ、撮影された画像のホワイトバランスは
環境光の色特性に応じて調整される。その結果、被写体
が近距離に位置するときは勿論、被写体が遠距離に位置
するときでも、被写体が適正露光となり色調整も適正な
画像を撮影することができる。
【0066】なお、上記実施形態では、フラッシュ光で
被写体を適正露光とし得るか否かを、絞り102の開放
値、フラッシュ18のGNoおよび測距モジュール15
で測定された被写体距離に基づいてフラッシュ撮影前に
判定するようにしたが、その判定は必ずしもフラッシュ
撮影の前に行う必要はない。フラッシュ撮影前には露光
時間を所定時間に設定しておき、露光時間が経過するま
でに調光ICからフラッシュ発光停止信号が発せられた
ときにはその露光時間で光電変換を終了し、露光時間が
経過するまでに調光ICからフラッシュ発光停止信号が
発せられないときに、露光時間を延長するようにしても
よい。
【0067】
【発明の効果】本発明のデジタルスチルカメラによると
きは、フラッシュ光が被写体を所定輝度にまで照明する
ことが可能な距離範囲の内に被写体が位置するときは、
光電変換時間を所定時間として従来どおりの制御で被写
体を適正露光で撮影することが可能である。一方、フラ
ッシュ光だけでは所定輝度にまで被写体を照明すること
ができないほど被写体が遠くに位置しているときでも、
光電変換時間を長くして被写体の照明に環境光を多く利
用することにより、被写体を適正露光で撮影することが
できる。したがって、カメラから被写体までの距離にか
かわらず、被写体が適正露光となる画像をフラッシュ撮
影で撮影することができる。
【0068】また、フラッシュ撮影による画像のホワイ
トバランス調整を、光電変換時間を所定時間として撮影
したときはフラッシュ光の色特性に基づいて、光電変換
時間を所定時間よりも長くして撮影したときは環境光の
色特性に応じて行うようにすることで、常に適正または
それに近い色調整の画像を撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のデジタルスチルカメラ
の概略構成を示すブロック図。
【図2】 上記デジタルスチルカメラの動作全体の概略
を示すフローチャート。
【図3】 上記デジタルスチルカメラの撮影の準備動作
を示すフローチャート。
【図4】 上記デジタルスチルカメラのフラッシュ発光
を伴わない撮影動作を示すフローチャート。
【図5】 上記デジタルスチルカメラのフラッシュ発光
を伴う撮影動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 撮像部 11 信号処理部 12 測光素子 13 絞り駆動回路 14 絞り位置検出器 15 測距モジュール 16 フォーカス回路 17 レンズ位置検出器 18 フラッシュ 19 充電・発光回路 20 調光IC 21 MPU 22 RAM 23 EEPROM 24 表示部 25 記録媒体 26 読み書き回路 27 スイッチ群 28 外部端子群 29 電源 101 撮影レンズ 102 絞り 103 CCD 104 CCD制御回路 111 増幅回路 112 ADC 211 露光時間設定部 212 露光アンダー判定部 213 ゲイン設定部 241 LCDドライバ 242 LCD 271 電源スイッチ 272 レリーズスイッチ 273 フラッシュモードスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H002 BB06 BB07 BB15 CD01 CD04 DB02 DB17 GA54 JA07 2H053 AD00 AD01 AD06 DA03 2H054 AA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換素子を用いて画像を撮影するデ
    ジタルスチルカメラであって、光電変換中にフラッシュ
    光を発して被写体を照明するフラッシュ撮影をし得るも
    のにおいて、 フラッシュ撮影に際し、フラッシュ光が被写体を所定輝
    度にまで照明することが可能な距離範囲の内に被写体が
    位置するときは、光電変換素子の光電変換時間を所定時
    間に設定し、前記距離範囲の外に被写体が位置するとき
    は、光電変換素子の光電変換時間を前記所定時間よりも
    長く設定することを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  2. 【請求項2】 光電変換素子の光電変換時間を前記所定
    時間に設定してフラッシュ撮影をしたときは、撮影した
    画像のホワイトバランスをフラッシュ光の色特性に基づ
    いて調整し、光電変換素子の光電変換時間を前記所定時
    間よりも長く設定してフラッシュ撮影をしたときは、撮
    影した画像のホワイトバランスを環境光の色特性に応じ
    て調整することを特徴とする請求項1に記載のデジタル
    スチルカメラ。
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