JPH065352B2 - 電子制御式カメラ - Google Patents

電子制御式カメラ

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JPH065352B2
JPH065352B2 JP62072918A JP7291887A JPH065352B2 JP H065352 B2 JPH065352 B2 JP H065352B2 JP 62072918 A JP62072918 A JP 62072918A JP 7291887 A JP7291887 A JP 7291887A JP H065352 B2 JPH065352 B2 JP H065352B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
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    • GPHYSICS
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ストロボ使用時の露光量を自動的に調整す
る様にした電子制御式カメラに関するものである。
(従来の技術) 最近の電子制御式カメラにおいては、カメラとストロボ
との結合によってフラッシュ撮影のEE化、カメラによる
ストロボの自動制御、カメラ内蔵のストロボの定着、専
用ストロボによるカメラ機能の多用性等、フラッシュ機
能も電気的,機械的にさまざまな構造のものが開発され
ている。
この様なストロボフラッシュの発光量は、GN(ガイドナ
ンバー)で表示される。そして、その発光量は、シャッ
ター速度を所定値以上に定めれば、一般に、絞りと照射
距離(撮影距離)の積で定まる。従って、距離をセット
したとき、それを機械的に連動させて絞りを定めれば、
常に適正光量が得られることになる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、撮影時の適正露出を決定する要素の主なもの
としては、フィルム感度,シャッター速度,絞り,及び
被写体の明るさの4つがある。しかも、ストロボ撮影時
には、上述の4つの要素にストロボのガイドNO及び被写
体までの距離を加味する必要がある。この様な複数の要
素を加味したストロボ撮影は、適正露出で行われるのが
望ましい。
この適正露出を行なわせるために、シッャター速度、絞
りが制御され、特に絞りの制御は、画像を鮮明にするた
めにも適正に行なわれる必要がある。
そこで、この発明は、画像を鮮明に写すために絞りを適
正に制御し、ストロボ使用時にフィルム感度に応じた適
正な露出を得ることができる電子制御式カメラを提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成させるため、この発明にかかる電子制御
式カメラは、フィルム感度情報入力手段からのフィルム
感度情報SVと測光手段からの被写体の輝度情報BVとが入
力され、前記BV,SVを加算した露出値EVに基づき、スト
ロボ発光撮影における絞りを制御する処理装置を有する
電子制御式カメラにおいて、前記被写体までの距離測定
手段を設け、該距離測定手段からの距離情報DVを前記処
理装置に入力し、前記処理装置は前記露出値EVからスト
ロボ発光撮影時の所定シッャタースピード情報TVを差し
引いて第1絞り値AVを算出する一方、下記演算式により
第2絞り値AV1を算出し、該第2絞り値が前記第1絞り
値より小さい場合、第2絞り値AV1により絞りを制御す
ることを特徴とする。
第2絞り値 AV1=AVs+(SV-SVs)−α(DV-DVs) 但し、AVs,SVs,DVs,αは夫々予め設定された所定の絞り
値、フィルム感度、被写体距離情報、及び定数である。
また、前記電子制御カメラは、フラッシュ装置のガイド
ナンバー情報Gvを前記処理装置に入力するガイドナン
バー入力手段を有し、前記処理装置は前記Ev値が所定
値以下の場合、下記演算式より第3絞り値を算出すると
共に前記第1絞り値と比較し、前記第3絞り値が小さい
場合、第3絞り値Av0により絞りを制御することを特徴
とする。
第3絞り値 Av0=Av1+β(Gv-Gv0) 但し、Gv0、βは夫々予め設定された所定のガイドナン
バー情報と定数である。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示したCPU1(中央演算処理装置)は、第2図〜第
4図に示したカメラボディ2内に内蔵されている。
このカメラボディ2の裏面には、第4図に示した如く裏蓋
3で開閉されるパトローネ室4が設けられている。しか
も、このカメラボディ2には、パトローネ室4内に突出す
るDX端子5がフィルム感度情報入力手段として装着され
ている。このDX端子5は、パトローネ室4内にフィルムの
パトローネが装填されると、このパトローネの外周面に
設けられたDXコードに弾接して、このDXコードからのIS
0感度(フィルム感度情報)をCPU1に入力する。
カメラボディ2の一側上部にはIS0/露出補正レバー6が
設けられ、カメラボディ2の他側上部にはメインスイッ
チ7,セレクトレバー8,シャッターボタン9が設けられ
ている。
そして、シャッターボタン9を半押し状態にすると測光
スイッチ(図示せず)がONし、シャッターボタン9を全
押し状態にするとレリーズスイッチ(図示せず)がONす
る。
また、ISO/露出補正レバー6はISO感度と露出補正値と
を変更可能にする機能を有しており、ISO/露出補正レ
バー6を矢印10方向に操作すると、表示部11にISO数値が
表示されると共に、そのISO数値の変更が可能となる。
一方、ISO/露出補正レバー6を矢印と反対方向に操作す
ると、その露出補正値の変更が可能となり、この状態で
セレクトレバー8を矢印12または13方向に操作すると、
現に表示されている露出補正数値が増加変更または減少
変更され、その増減変更された数値が表示部11に表示さ
れる。この様にISO/露出補正レバー6とセレクトレバー
8は、CPU1に露出補正信号を入力する露出補正手段Aを構
成している。
14は、カメラボディ2に装着された撮影レンズである。
このカメラボディ2内には、撮影レンズ14を通して入射
する被写体からの光を受けて、被写体の明るさ即ち輝度
情報をCPU1に入力する測光装置15が設けられている。こ
の測光装置15は、上述したシャッターボタン9を半押し
状態にして測光スイッチをONすると、作動して測光を開
始し、その測定値をCPU1に入力する。
しかも、カメラボディ2内には、撮影レンズ14の繰り出
し量から被写体までの距離を測定して、その測定した距
離情報をCPU1に入力する距離測定手段16が設けられてい
る。この距離測定手段16としては、例えば、撮影レンズ
14に設けたポテンショメータ(コード板)、またはエン
コーダ使用のAFパルサー等を用いることができる。
カメラボディ2の中央上部にはファインダー部17が設け
られ、このファインダー部17の前側にはガイドNO14の内
蔵ストロボ18が取り付けられ、ファインダー部17の側部
にはストロボスイッチ19が設けられている。このストロ
ボスイッチ19をONさせると、ストロボ18を使用可能とな
る。しかも、この内蔵ストロボ18のガイドNO情報は、内
蔵ストロボガイドNO情報メモリ20からCPU1に入力され
る。また、カメラボディ2の他側部上端には外部ストロ
ボ接続端子21が外部ストロボガイドNO入力手段として設
けられている。また、外部ストロボがバウンス発光可能
である場合には、外部ストロボにバウンス発光可能状態
を検知する検出手段を設けて、この状態を外部接続端子
21を介してCPU1に入力させる様にしてもよい。尚、外部
ストロボがバウンス発光可能でない場合には、CPU1にバ
ンウンス発光可能状態を入力するスイッチ又はバウンス
発光可能状態を検知してCPU1に入力する検出手段をカメ
ラボディ2に設けることもできる。この様なバウンス発
光可能状態をCPU1に必ずしも入力する必要はないが、本
実施例ではバウンス発光可能状態をCPU1に入力すること
を前提に説明する。
上述の如くCPU1には、DX端子5から入力されるフィルム
感度情報,測光装置15から入力される被写体輝度情報,
距離測定手段16から入力される距離情報,内蔵ストロボ
ガイドNO情報メモリ20から入力される内蔵ストロボガイ
ドNO情報,外部ストロボ接続端子21から外部ストロボガ
イドNO情報,露出補正手段Aからの補正信号が入力され
る。そして、CPU1は、これらの各情報を基に、絞り制御
装置22,シャッター速度制御装置23,ストロボ発光制御
回路24等をプログラム制御(可変)するようになってい
る。尚、スイッチ発光制御回路24は、発光量,発光開始
及び停止タイミング等を制御する。
尚、CPU1は、内蔵ストロボ18のガイドNOより大きいガイ
ドNOの外部ストロボが外部接続端子21に接続されたと
き、ストロボ発光制御回路24を制御して、外部ストロボ
のみを発光可能にする。
ここで、エクスポージャー バリュー(露出量情報)を
EV、アパーチャー バリュー(絞り量情報)をAV、タイ
ム バリュー(シャッター速度情報)をTV、スピード
バリュー(フィルム感度情報)をSV、ブライトネス バ
リューをBV,露出補正バリュー(露出補正情報)をXV,
ストロボのガイドNOをGN、ストロボのガイドNO バリュ
ー(ガイドNO情報)をGV、ディスタンス バリュー(距
離情報)をDV、被写体までの距離をL、絞り値をFとする
と、 EV=AV+TV=BV+SV+XV……………… AV=2og2F…………………… GV=2og2GN………………… DV=2og2L…………………… の関係がある。
また、AV,SV,XV,DV,GVがない場合に、これらに置き換え
る初期設定値をAVs,SVs,XVs,DVs,GVsとする。これらの
初期設定値を本実施例では、 AVs=3 SVs=5 XVs=0 DVs=0 GVs=7.6 とするが、必ずしも此れに限定されるものではなく、こ
れらの初期設定値は変更可能である。
この様な前提条件を基に上述したCPU1によるプログラム
制御の一例を第5図に示したフローチャート及び第6図に
示したプログラム線図を基に具体的に説明する。
(1)EVが「11」以下の場合 メインスイッチ7及びストロボスイッチ19をONさせて、
シャッターボタン9を半押し状態にすると、測光スイッ
チがONさせられて測光装置15による測光が行われると共
に、距離測定手段16による被写体までの距離測定が行わ
れる。そして、この測光装置15による輝度情報及び距離
測定手段16による距離情報はCPU1に入力される。
一方、CPU1は第5図のステップS1でDVの入力があるか否
かを判断し、距離情報DVの入力がある場合にはステップ
S2を移行し、DVの入力がない場合にはステップ13へ移行
する。そして、ステップS13ではDVをDVsに置き換えて、
ステップS2へ移行する。
ステップS2では外部ストロボからのストロボガイドNO情
報GVがあるか否かを判断し、GVがある場合にはステップ
S3に移行し、GVがない場合にはステップS14に移行す
る。そして、ステップS3では外部ストロボがバウンス発
光可能状態にあるか否かを判断し、バウンス発光可能状
態にある場合にはステップS14に移行し、バウンス発光
可能状態にない場合にはステップS4に移行する。そし
て、ステップS14ではGVをGVsに置き換えて、ステップS4
へ移行する。
このステップS4では露出補正情報XVがあるか否かが判断
され、XVがある場合にはステップS5に移行し、XVがない
場合にはステップS15に移行する。そして、ステップS15
ではXVをXVsに置き換え、ステップS5に移行する。尚、
このバウンス発光可能状態をCPU1に入力する手段がない
場合はステップS3は省略する。
ステップS5では露出量情報EVが「11」以下か否かを判断
し、EVが「11」以下のときにはステップS6に移行し、EVが
「11」より大きい場合にはステップS20へ移行する。そし
て、ステップS6ではシャッター速度情報TVを「6」にし、
ステップS7へ移行する。ステップ7では絞り量情報AVを
EVからTVを差し引いた値に置き換え、ステップ8に移行
する。すなわち、EVが「11」以下のときはCPU1がシャッタ
ー制御装置23を作動させて、シャッター速度を(1/60)秒
にする。
ステップ8では、各情報により決定されるAV値をAV0
して「AVs+(SV-SVs)+(XVs-XV)−α(DV-DVs)+β(GV-G
Vs)」に置き換える。
ここで、露出補正すなわちXVがない場合にはXVがステッ
プS15でXVsに置き換えられているので、上式の(XVs-XV)
の項は零となり、距離情報DVがない場合にはDVがステッ
プS13でDVsに置き換えられているので、上式のα(DV-DV
s)の項は零になり、又、外部ストロボNO情報GVがない場
合にはGVがステップS14でGVsに置き換えられているの
で、上式のβ(GV-GVs)の項が零になる。尚、距離情報DV
については(DV-DVs)が正のときにのみα(DV-DVs)の計算
を行い、負の場合にはα(DV-DVs)の項を零とする。ま
た、ガイドNO情報GVについては、(GV-GVs)が正のときの
みに計算を行い、負の場合にはβ(GV-GVs)を零とする。
そして、このα(DV-DVs),β(GV-GVs)及び(XVs-XV)の項
が零のときには「AVs+(SV-SVs)」の項のみが残り、この場
合には第6図のプログラム線図がISO感度のみでシフトす
る。例えば、今ISO 100のフィルムをパトローネ室4に充
填してあるとすると、第6図のEVとAVとのプログラム線
図においては、今EVが「9」以下ではAVの下限が「3」のとこ
ろに、又、EVが「13.5」以上ではAVの上限が「7」のところ
に設定されている状態となる。この状態からパトローネ
室4のフィルムをISO 100からISO 200に変えると、第6図
のEVが「10」以下ではAVの下限が「4」の所にシフトされる
と共に、EVが「14.5」以上ではAVの上限が「8」のところに
シフトする。
この様な処理がなされた後ステップS9へ移行する。
ステップS9ではAVが「3(F2.8)」未満か否かを判断し、AV
が「3」未満の場合にはステップ10に移行し、AVが「3」以上
の場合にはステップS16へ移行する。また、ステップS10
ではステップS8のAV0が「3(F2.8)」未満か否かを判断し、
AV0が「3」未満の場合にはステップS11へ移行し、AV0
「3」以上の場合にはステップS16へ移行する。
ステップS10からステップS11へ移行すると、このステッ
プではAVをシフト基準値「3」に置き換える。これによりC
PU1が絞り制御装置22を作動させて絞りをF2.8にする。
この後ステップS12へ移行する。
ステップS9,S10からステップS16に移行すると、このス
テップではAV0が「5」より大きいか否かを判断し、大きい
場合にはステップS19へ移行し、「5」以下の場合にはステ
ップS17へ移行する。そして、ステップS19ではAVを「5」
にする。これによりCPU1が絞り制御装置22を作動させて
絞りをF5.6にする。
また、ステップS17ではAVがAV0より大きいか否かを判断
し、大きい場合にはステップS12へ移行し、AV0以下の場
合にはステップS18に移行する。そして、ステップS18で
はAVをAV0に置き換える。ここではCPU1は絞り制御装置2
2を作動させて絞りを2.8<F<5.6との間に制御する。
(2)EVが「11」より大きい場合 ステップS5でEVが「11」より大きいと判断されてステップ
S20へ移行すると、ステップS20ではEVが「11(4/8)即ち1
1.5」以上か否かを判断し、「11.5」より大きい場合にはス
テップS23へ移行し、「11.5」以下の場合にはステップS21
へ移行する。
(EVが「11」より大きく、「11.5」以下のとき) ステップS21へ移行すると、本ステップではTVを「EV-5」
に置き換えてステップS22へ移行する。このステップ21
では、CPU1がシャッター速度制御装置23をEV-5(6<TV<6.
5の範囲)に応じて作動制御して、シャッター速度Tを1/
60<T<1/100秒とする。この後、ステップS22ではAVを「5
(F5.6)」に置き換えてステップS12へ移行する。そして、
ステップS22では、CPU1が絞り制御装置22を作動させて
絞りをF5.6にする。
(EVが「11.5」より大きいとき) ステップS20からステップS23へ移行すると、本ステップ
ではTVを「6.5」に置き換える。本ステップでは、CPU1が
シャッター速度制御装置23を作動させて、シャッター
速度を1/100秒にセットする。ステップS24へ移行し、ス
テップ24ではAVを「EV-TV」に置き換えてステップS25へ移
行する。
ステップ25では、各情報により決定されるAV値をAV1
して、「AVs+(SV-SVs)+XVs-XV)−α(DV-DVs)」に置き換
え、ステップS26へ移行する。ここで、露出補正すなわ
ちXVがない場合にはXVがステップS15でXVsに置き換えら
れているので、上式の(XVs-XV)の項は零となり、距離情
報DVがない場合にはDVがステップS13でDVsに置き換えら
れているので、上式のα(DV-DVs)の項は零になる。尚、
距離情報DVについては(DV-DVs)が正のときにのみα(DV-
DVs)の計算を行い、負の場合にはα(DV-DVs)の項を零と
する。
そして、このα(DV-DVs)及び(XVs-XV)の項が零のときに
は「AVs+(SV-SVs)」の項のみが残り、この場合には第6図
のプログラム線図がステップS8と同様にISO感度のみで
シフトする。例えば、今ISO 100のフィルムをパトロー
ネ室4に装填してあるとすると、第6図のEVとAVとのプロ
グラム線図においては、EVが「9」以下ではAVの下限が「3」
のところに、又EVが「13.5」以上ではAVの上限が「7」のと
ころに設定されている状態となる。この状態からパトロ
ーネ室4のフィルムをISO 100からISO 200に変えると、
第6図のEVが「10」以下ではAVの下限が「4」の所にシフトさ
れると共に、EVが「14.5」以上ではAVの上限が「8」のとこ
ろにシフトする。
ステップS26ではAVが「5」より小さいか否かを判断し、小
さい場合にはステップS30を移行し、「5」以上の場合には
ステップS27へ移行する。
ステップS30ではAV1が「5」より小さいか否かを判断し、
小さい場合にはステップS31へ移行し、「5」以上の場合に
はステップS27へ移行する。そして、ステップS31ではAV
を「5」としてステップS12へ移行する。このステップS31
では、CPU1が絞り制御装置22を作動させて絞りをF5.6に
する。
また、ステップS26又はS30からステップS27へ移行する
と、本ステップではAV1がAVmaxより大きいか否かを判断
し、大きい場合にはステップS32へ移行し、AVmax以下の
場合にはステップS28へ移行する。そして、ステップS32
ではAVをAVmaxに置き換えてステップS12へ移行する。
すなわち、CPU1は、絞り制御装置22を作動制御させて、
そのレンズの持っている最小絞り値に制御される。
ステップS28ではAVがAV1より大きいか否かを判断し、大
きい場合にはステップS29へ移行し、AV1以下の場合には
ステップ12へ移行する。そして、ステップS29ではAVをA
V1に置き換えてステップS12へ移行する。
(3)次の処理 上述の様にステップS11,S17,S18,S19,S22,S28,S29,S31
等からステップ12へ移行すると、本ステップでは次の操
作、即ち、次の処理開始信号、例えば、シャッターボタ
ン9を再度半押し状態にして同様な処理動作を再実行さ
せる信号、又は、シャッターボタン9を全押し状態にし
て次のプログラムを実行させる信号が入力されるまで待
機している状態となる。
そして、CPU1は、シャッターボタン9を全押し状態にし
て次のプログラムを実行させると、ストロボ制御回路24
を制御して、EVが「11.5」以下ではストロボを「0」レベル
の最大発光状態に,EVが「13」以上のときにはストロボを
「-2」のレベル(「0」レベル以下)の発光状態に,EVが11.
5<EV<13のときにはストロボを「0」レベルと「-1.5」の間の
レベルの発光状態になる様にする。
以上説明した実施例では、DX端子5から入力されるフィ
ルム感度情報,測光装置15から入力される被写体輝度情
報,距離測定手段16から入力される距離情報,内蔵スト
ロボガイドNO情報メモリ20から入力される内蔵ストロボ
ガイドNO情報,外部ストロボ接続端子21から外部ストロ
ボガイドNO情報等の複数の情報を基に、絞り制御装置2
2,シャッター速度制御装置23,ストロボ発光制御回路2
4等をプログラム制御する様にしたが、必ずしも此れに
限定されるものではない。
例えば、これらの情報を基に絞り制御装置22,シャッタ
ー速度制御装置23,ストロボ発光制御回路24等の少なく
とも一つをプログラム制御する様にすることもできる。
また、フィルム感度情報及び被写体輝度情報を基に、絞
り制御装置22,シャッター速度制御装置23の少なくとも
一方と、ストロボ発光制御回路24をプログラム制御させ
ることもできる。
さらに、フィルム感度情報,被写体輝度情報及び距離情
報を基に、絞り制御装置22,シャッター速度制御装置23
の少なくとも一方と、ストロボ発光制御回路24をプログ
ラム制御させることもできる。
また、フィルム感度情報,被写体輝度情報,距離情報及
びストロボガイドNO情報を基に、絞り制御装置22,シャ
ッター速度制御装置23の少なくとも一方と、ストロボ発
光制御回路24をプログラム制御させることもできる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明にかかる電子制御カメラ
は、露出値EVからストロボ発光撮影時の所定シッャター
スピード情報TVを差し引いた第1絞り値AVと、被写体ま
での距離情報DVとフィルム感度とを加味した第2の絞り
値AV1との小さい方に基づいて絞りを制御することによ
り、ストロボ使用時に絞りを適正に制御して画像を鮮明
に写すことができると共に、フィルム感度に応じた適正
な露出が可能となる。
また、Ev値が所定値以下の場合、フラッシュ装置のガ
イドナンバーを加味した第3絞り値と第1絞り値との小
さい方に基づいて絞りを制御することにより、ストロボ
使用時にストロボのガイドナンバーが変化した場合に
も、フィルム感度、被写体距離、ストロボガイドナンバ
ーに応じた適正な露出が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る電子制御式カメラの制御回路
を示すブロック図である。 第2図は、第1図に示した制御回路を備える電子制御式カ
メラの正面図である。 第3図は、第2図の部分平面図である。 第4図は、第2図の電子制御式カメラの裏蓋の一部を破断
して示した背面図である。 第5図は、第1図〜第4図に示した電子制御式カメラのス
トロボ撮影のプログラムを説明するフローチャートであ
る。 第6図は、ストロボ撮影に必要な各情報のプログラム線
図である。 1…CPU(中央演算処理装置) 5…DX端子(フィルム感度入力端子) 6…ISO/露出補正レバー 8…セレクトレバー(露出補正手段) 9…シャッターボタン 14…撮影レンズ 15…測光装置 16…距離測定手段 18…内蔵ストロボ 19…ストロボスイッチ 20…内蔵ストロボガイドNO情報メモリ 21…外部ストロボ接続端子 22…絞り制御装置 23…シャッター速度制御装置 24…ストロボ発光制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−36650(JP,A) 特開 昭57−48719(JP,A) 特開 昭56−159623(JP,A) 特開 昭57−141608(JP,A) 特開 昭60−70428(JP,A) 特開 昭62−151829(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム感度情報入力手段からのフィルム
    感度情報SVと測光手段からの被写体の輝度情報BVとが入
    力され、前記BV,SVを加算した露出値EVに基づき、スト
    ロボ発光撮影における絞りを制御する処理装置を有する
    電子制御式カメラにおいて、 前記被写体までの距離測定手段を設け、該距離測定手段
    からの距離情報DVを前記処理装置に入力し、前記処理装
    置は前記露出値EVからストロボ発光撮影時の所定シッャ
    タースピード情報TVを差し引いて第1絞り値AVを算出す
    る一方、下記演算式により第2絞り値AV1を算出し、該
    第2絞り値が前記第1絞り値より小さい場合、第2絞り
    値AV1により絞りを制御することを特徴とする電子制御
    式カメラ。 第2絞り値 AV1=AVs+(SV-SVs)−α(DV-DVs) 但し、AVs,SVs,DVs,αは夫々予め設定された所定の絞り
    値、フィルム感度、被写体距離情報、及び定数である。
  2. 【請求項2】フラッシュ装置のガイドナンバー情報Gv
    を前記処理装置に入力するガイドナンバー入力手段を有
    し、 前記処理装置は前記Ev値が所定値以下の場合、下記演
    算式より第3絞り値を算出すると共に前記第1絞り値と
    比較し、前記第3絞り値が小さい場合、第3絞り値Av0
    により絞りを制御することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の電子制御式カメラ。 第3絞り値 Av0=Av1+β(Gv-Gv0) 但し、Gv0、βは夫々予め設定された所定のガイドナン
    バー情報と定数である。
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