JPH0876169A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH0876169A
JPH0876169A JP23860694A JP23860694A JPH0876169A JP H0876169 A JPH0876169 A JP H0876169A JP 23860694 A JP23860694 A JP 23860694A JP 23860694 A JP23860694 A JP 23860694A JP H0876169 A JPH0876169 A JP H0876169A
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JP
Japan
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lens
camera
aperture value
photographing
information
Prior art date
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JP23860694A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Matsumoto
如弘 松本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ある輝度以上の被写体に対する撮影時におけ
るレリーズタイムラグを解消する。 【構成】 予め焦点調節用レンズを過焦点距離にセット
しておき、撮影準備動作開始の為の操作がなされると、
測光手段ALSを動作させ、次いで算出された測光情報
より得られる絞り値が所定の絞り値よりも大きいか否か
を比較し、大きい場合には、そのまま撮影動作を許容
し、小さい場合には、測距手段AFS,AFCを動作さ
せ、算出される測距情報に基づいてレンズ駆動手段LM
を動作させた後に撮影動作を許容する制御手段MPUを
設け、測光結果により得られる絞り値が所定の絞り値よ
り大きい場合は、過焦点距離にセットされているレンズ
の被写界深度で被写体を合焦させることができるので、
レンズ駆動を行わずに直ちにレリーズを行うようにし、
それ以外についてはレンズ駆動を行うようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動焦点調節機能を有
したカメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スイッチSW2がONされてから
のレリーズタイムラグが少ないカメラのシステムとし
て、次のようなものが知られている。
【0003】スイッチSW1がONされると、測距,測
光、そしてレンズ駆動を行い、スイッチSW2がONさ
れると、シャッタ駆動及びフィルム給送駆動を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、スイッチSW2がONされてからのレリーズ
タイムラグについては少ないが、スイッチSW1のON
に続けてスイッチSW2が直ちにONされた場合(いわ
ゆる同時押しの場合)には、どうしてもレンズ駆動によ
るタイムラグが生じてしまい、レンズ駆動によるレリー
ズタイムラグを無くすことはできないという問題点があ
った。
【0005】(発明の目的)本発明の第1の目的は、あ
る輝度以上の被写体に対する撮影時におけるレリーズタ
イムラグを解消することのできるカメラを提供すること
である。
【0006】本発明の第2の目的は、レリーズタイムラ
グを少なくするべきモードが選択された際のレリーズタ
イムラグを解消することのできるカメラを提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1記載の本発明は、予めレンズ駆動手
段により焦点調節用レンズを過焦点距離にセットしてお
き、撮影準備動作開始の為の操作がなされると、測光手
段を動作させ、次いで算出された測光情報より得られる
絞り値が所定の絞り値よりも大きいか否かを比較し、大
きい場合には、そのまま撮影動作を許容し、小さい場合
には、測距手段を動作させ、算出される測距情報に基づ
いてレンズ駆動手段を動作させた後に撮影動作を許容す
る制御手段を設け、また、上記第1の目的を達成するた
めに、請求項2記載の本発明は、予めレンズ駆動手段に
より焦点調節用レンズを過焦点距離にセットしておき、
撮影準備動作開始の為の操作がなされると、測光手段及
び測距手段を動作させ、次いで算出された測光情報より
得られる絞り値が所定の絞り値よりも大きいか否かを比
較し、大きい場合には、そのまま撮影動作を許容し、小
さい場合には、上記の測距動作によって算出された測距
情報に基づいてレンズ駆動手段を動作させた後に撮影動
作を許容する制御手段を設け、予め過焦点距離にレンズ
をセットしておき、測光結果により得られる絞り値が所
定の絞り値より大きい場合は、過焦点距離にセットされ
ているレンズの被写界深度で被写体を合焦させることが
できるので、レンズ駆動を行わずに直ちにレリーズを行
うようにし、それ以外についてはレンズ駆動を行うよう
にしている。
【0008】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項3記載の本発明は、レリーズタイムラグを少なく
するべきモードが選択された場合には、焦点距離検出手
段と感度検出手段とによって得られるそれぞれの情報と
指定絞り値から求められる過焦点距離に、予め前記レン
ズ駆動手段により焦点調節用レンズをセットしておき、
撮影準備動作開始の為の操作がなされると、測光手段及
び測距手段を動作させ、これらの算出結果より被写体距
離と適正絞り値を求め、次いで被写体が合焦となるか否
かを判別し、合焦となる場合には、そのまま撮影動作を
許容し、非合焦であれば、被写界深度が深くなる側に絞
り値を変更して撮影動作を許容する制御手段を設け、レ
リーズタイムラグを少なくするべきモードが選択されて
撮影が行われる場合には、野外の明るい所で被写体を撮
影することが多く、又若干暗い所でも撮影者は被写体を
写したいと言う意志が強いので、写真が若干アンダーと
なっても良いからレリーズ優先としたり、ストロボ発光
を行って絞り値を絞り込むことによって被写界深度を深
くして、レンズ駆動をしないようにしている。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0010】図1は本発明の第1の実施例におけるカメ
ラの電気的構成を示すブロック図である。
【0011】図1において、MPUはカメラに内蔵され
ている中央演算装置で、不図示のRAM,ROM,AD
Cを含むマイクロコンピュータ(以下、マイコンと記
す)である。EMはマイコンMPUに接続された外部メ
モリで、調整データ等のデータの保持を行っている。
【0012】AFS,AFCは測距センサ及び測距制御
部であり、マイコンMPUからの命令に応じて測距セン
サ制御部AFCが測距センサAFSを制御し、得られる
被写体距離データ(測距情報)は該測距制御部AFCに
取り込まれ、該測距制御部AFはそのデータを演算して
測距結果としてマイコンMPUに通信する。
【0013】ALSは測光センサであり、ここで得られ
る測光データはマイコンMPUに入力され、AD変換し
て適正露光量が演算される。LMはレンズ駆動部であ
り、焦点調節用のレンズをマイコンMPUからの制御信
号に応じて駆動する。ZMはズーム駆動部であり、焦点
距離を変化させるレンズをマイコンMPUからの制御信
号に応じて駆動する。
【0014】SHMはシャッタ駆動部であり、マイコン
MPUはシャッタ駆動部SHMからの駆動信号をモニタ
しながらシャッタの制御を行う。FMはフィルム給送駆
動部であり、マイコンMPUはFMからの駆動信号をモ
ニタしながらフィルムの給送の制御を行う。
【0015】図2は、上記構成におけるカメラ(マイコ
ンMPU)の一連の動作を示すフローチャートである。
【0016】ステップ101は、カメラが撮影可能待機
(メインスイッチがON)状態にあり、各種操作スイッ
チの操作を待つSW_WAITである。この時レンズ
は、焦点距離とフィルム感度、そして、所定の絞り値R
から演算される過焦点距離にセットされている。
【0017】この状態において、スイッチSW1が操作
されたこと(撮影準備動作開始の為の操作がされたこ
と)をステップ102において検知すると、次のステッ
プ103において直ちに測光動作を行い、次いでステッ
プ104において絞り値Avの演算を行う。
【0018】次のステップ105においては、上記の演
算で得られたAv値と先に過焦点距離を演算する時に用
いた所定の絞り値Rとを比較し、所定の絞り直RがAv
値より小さい場合には、そのままステップ108へ進
む。一方、所定の絞り値RがAv値より大きい場合には
ステップ106において測距動作を行い、得られる被写
体距離データに応じて次のステップ107においてレン
ズ駆動を行う。
【0019】ステップ108はスイッチSW2の操作を
待つルーチンであり、この中でスイッチSW1がOFF
になったことを検知した場合には、直ちにステップ10
1のSW_WAITに戻る。
【0020】次に、スイッチSW2が操作されて(撮影
動作開始の操作がされて)上記ステップ108のルーチ
ンを抜けると、次のステップ109においてシャッタ制
御を行い、次いでステップ110においてレンズを初期
位置にリセットするためのレンズ駆動を行う。この時、
レンズが過焦点距離から移動していない場合には、レン
ズ駆動を行わずに、このルーチンを抜ける。
【0021】レンズが初期位置に戻った状態で、次のス
テップ111においてフィルムの給送を行い、誤操作に
よる連写を防ぐために続くステップ112にてスイッチ
SW1が離されるのを待ち、該スイッチSW1が離され
たらステップ101のSW_WAITに戻る。
【0022】図3は上記構成におけるカメラのズーム駆
動時のシーケンスを示したフローチャートである。
【0023】ステップ201は、カメラは撮影可能待機
(メインスイッチがON)状態にあり、各種操作スイッ
チの操作を待つSW_WAITである。
【0024】この状態において、ズームスイッチが操作
されたことをステップ202で検知すると、次のステッ
プ203においてズーム駆動を行い、ズーム駆動終了後
にはステップ204へ進み、ここでレンズの焦点距離を
マイコンMPUにて読み込む。
【0025】次のステップ205においては、その値
(焦点距離)とISO感度からレンズの過焦点距離を演
算し、その演算結果から次のステップ206にてレンズ
駆動を行い、ステップ201のSW_WAITに戻る。
【0026】図4は、本発明の第1の実施例における図
1に対応した、従来のレリーズタイムラグを少くしたカ
メラのレリーズ動作時におけるシーケンスを示したフロ
ーチャートである。
【0027】ステップ301は、カメラは撮影可能待機
(メインスイッチがON)状態にあり、各種操作スイッ
チの操作を待つSW_WAITである。
【0028】この状態において、スイッチSW1が操作
されたことをステップ302にて検知すると、次のステ
ップ303において測距及び測光動作を行い、続くステ
ップ304において被写体距離や露光量の演算を行う。
そして、ステップ304における演算結果から続くステ
ップ305においてレンズ駆動を行う。
【0029】次のステップ306はスイッチSW1によ
る一連のシーケンス終了後、スイッチSW2が操作され
るのを待機するSW_WAITであり、この状態時にス
イッチSW1がOFFになった場合には、直ちにステッ
プ301のSW_WAITに戻る。
【0030】上記ステップ306においてスイッチSW
2が操作されたことを検知した場合には、次のステップ
307においてシャッタ制御を行い、その後、ステップ
308においてレンズを初期位置にリセットするための
レンズ駆動を行い、次いでステップ309においてフィ
ルムの給送を行う。
【0031】上記のフィルムの給送後は、ステップ31
0において、スイッチSW1,SW2の誤操作による不
用意な連写が行われない為にスイッチSW1がOFFに
なるのを待ち、スイッチSW1がOFFになるとステッ
プ301のSW_WAITに戻る。
【0032】上記図4の従来例においては、前述した様
にスイッチSW2がONされてからのレリーズタイムラ
グについては少ないが、スイッチSW1とスイッチSW
2がいわゆる同時押された場合には、どうしてもレンズ
駆動によるタイムラグが生じてしまっていたが、図2に
示す様に、レンズの焦点距離とフィルム感度から予め設
定された過焦点距離にレンズをセットしておき、スイッ
チSW1がONされると測光動作を行い、この測光結果
により得られる絞り値が所定の絞り値より大きい場合に
は、過焦点距離にセットされているレンズの被写界深度
で被写体を合焦させることができるので、レンズ駆動を
行わずに直ちにレリーズを行うようにし、それ以外につ
いては測距とレンズ駆動を行うようにしているため、あ
る輝度以上の被写体についてはレンズ駆動によるレリー
ズタイムラグを解消(従来の構成をそのまま利用し、製
造コストを上げることなく)することが可能となる。
【0033】(第2の実施例)図5は本発明の第2の実
施例におけるカメラの一連の動作を示すフローチャート
である。なお、この実施例におけるカメラの回路構成
は、第1の実施例と同様であるので、ここでは省略す
る。
【0034】ステップ501は、カメラが撮影可能待機
(メインスイッチがON)状態にあり、各種操作スイッ
チの操作を待つSW_WAITである。この時レンズ
は、焦点距離とフィルム感度、そして、所定の絞り値R
から演算される過焦点距離にセットされている。
【0035】この状態において、スイッチSW1が操作
されたことをステップ502において検知すると、次の
ステップ503において直ちに測光及び測距動作を行
い、次いでステップ504において被写体距離データや
絞り値Avの演算を行う。
【0036】次のステップ505においては、上記の演
算で得られたAv値と先に過焦点距離を演算する時に用
いた所定の絞り値Rとを比較し、所定の絞り直RがAv
値より小さい場合には、そのままステップ508へ進
む。一方、所定の絞り値RがAv値より大きい場合に
は、ステップ506において上記の測距情報に応じてレ
ンズ駆動を行う。
【0037】ステップ508はスイッチSW2の操作を
待つルーチンであり、この中でスイッチSW1がOFF
になったことを検知した場合には、直ちにステップ50
1のSW_WAITに戻る。
【0038】次に、スイッチSW2が操作されて上記ス
テップ507のルーチンを抜けると、次にステップ50
8においてシャッタ制御を行い、次いでステップ509
においてレンズを初期位置にリセットするためのレンズ
駆動を行う。この時、レンズが過焦点距離から移動して
いない場合には、レンズ駆動を行わずに、このルーチン
を抜ける。
【0039】レンズが初期位置に戻った状態で、次のス
テップ510においてフィルムの給送を行い、誤操作に
よる連写を防ぐために続くステップ511にてスイッチ
SW1が離されるのを待ち、該スイッチSW1が離され
たらステップ501のSW_WAITに戻る。
【0040】図6は本発明の第2の実施例におけるカメ
ラのズーム駆動時のシーケンスを示したフローチャート
である。
【0041】ステップ601は、カメラは撮影可能待機
(メインスイッチがON)状態にあり、各種操作スイッ
チの操作を待つSW_WAITである。
【0042】この状態において、ズームスイッチが操作
されたことをステップ602で検知すると、次のステッ
プ603においてズーム駆動を行い、ズーム駆動終了後
にはステップ604へ進み、ここでレンズの焦点距離を
マイコンMPUにて読み込む。
【0043】次のステップ605においては、その値
(焦点距離)とISO感度からレンズの過焦点距離を演
算し、その演算結果から次のステップ606にてレンズ
駆動を行い、ステップ601のSW_WAITに戻る。
【0044】この第2の実施例によれば、レンズの焦点
距離とフィルム感度から予め設定された過焦点距離にレ
ンズをセットしておき、スイッチSW1がONされると
測光,測距動作を行い、前記測光結果より得られる絞り
値が所定の絞り値より大きい場合には、過焦点距離にセ
ットされているレンズの被写界深度で被写体を合焦させ
ることができるので、レンズ駆動を行わずに直ちにレリ
ーズを行うようにし、それ以外については上記の測距動
作時に得られた被写体距離データに基づいてレンズ駆動
を行うようにしているため、ある輝度以上の被写体につ
いてはレンズ駆動によるレリーズタイムラグを解消(従
来の構成をそのまま利用し、製造コストを上げることな
く)することが可能となる。
【0045】(第3の実施例)図7は本発明の第3の実
施例におけるカメラに関わる動作を示すフローチャート
である。
【0046】ステップ701は、カメラが撮影可能待機
(メインスイッチがON)状態にあり、各種操作スイッ
チの操作を待つSW_WAITである。
【0047】この状態において、次のステップ702に
おいてRTモード設定スイッチが操作されると、次のス
テップ703においてフィルムのISO感度を読み込
み、続くステップ704においてレンズの焦点距離を読
み込む。そして、ステップ705において、所定の絞り
値Rから過焦点距離を演算する。
【0048】ここで、RTモードとは、レリーズタイム
ラグを少なくするべきモード、例えばスポーツモード等
である。
【0049】次のステップ706においては、上記ステ
ップ705において得られた過焦点距離に応じてレンズ
駆動を行い、レンズを過焦点距離にセットした後に、ス
テップ701のSW_WAITに戻る。
【0050】図8は、上記で設定されたRTモードで撮
影動作を行った時の一連の動作を示すフローチャートで
ある。
【0051】ステップ801は、カメラが撮影可能待機
(メインスイッチがON)状態にあり、各種操作スイッ
チの操作を待つSW_WAITである。この状態におい
て、次のステップ802においてスイッチSW1が操作
されたことが検知されると、直ちにステップ803へ進
んで測光動作を行い、続くステップ804において絞り
値Avの演算を行う。
【0052】また、RTモードでは、この絞り値Avと
過焦点距離を演算するときに用いた所定の絞り値Rとを
ステップ805にて比較し、所定の絞り値RがAvより
も小さい場合には、そのままステップ808のSW2_
WAITに進む。
【0053】一方、所定の絞り値RがAvより大きい場
合には、ステップ806においてAvを所定の絞り値R
に固定する。その後、再度、ステップ807においてE
v(露出量)を求める演算を行うが、この場合の演算で
は適正なEvをアンダー側にシフトしたり、ストロボ発
光レベルを高輝度側にシフトさせる。
【0054】次のステップ808は、スイッチSW1の
操作によって行われる上記の一連のシーケンスが終了し
た後に、スイッチSW2の操作が行われるのを待機する
ルーチンで、この時にスイッチSW1が離された場合に
は、直ちにスイッチ801のSW_WAITに戻る。
【0055】次に、スイッチSW2が操作されてステッ
プ808を抜けると、ステップ80809においてシャ
ッタ制御を行い、次のステップ810においてフィルム
の給送を行ってから、誤操作による連写を防ぐために、
ステップ811において、スイッチSW1が離されるの
を待ち、該スイッチSW1が離されたらステップ801
のSW_WAITに戻る。
【0056】図9は、RTモードが設定されている場合
のズーム駆動のシーケンスを示したものである。
【0057】ステップ901は、カメラは撮影可能待機
(メインスイッチがON)状態にあり、各種操作スイッ
チの操作を待つSW_WAITである。この状態におい
て、ズームスイッチが操作されたことをステップ902
にて検知すると、次のステップ903においてズーム駆
動を行い、ズーム駆動終了が終了するとステップ904
へ進み、レンズの焦点距離をマイコンMPUに読み込
み、次のステップ905において、その値とISO感度
からレンズの過焦点距離を演算し、その演算結果からス
テップ906でレンズ駆動うを行い、ステップ901の
SW_WAITに戻る。
【0058】この第3の実施例によれば、レリーズタイ
ムラグを少なくするべきモード(スポーツモード等)を
持つカメラにおいて、そのようなモードが選択されて撮
影が行われる場合には、野外の明るい所で被写体を撮影
することが多く、また、若干暗い所でも撮影者は被写体
を写したいと言う意志が強いので、写真が若干アンダー
となっても良いからレリーズ優先としたり、ストロボ発
光を行って絞りを絞り込むことによって被写界深度を深
くして、レンズ駆動をしないようにしているため、レン
ズ駆動によるタイムラグを解消(従来構成をそのまま利
用し、製造コストを上げることなく)することが可能と
なる。
【0059】(発明と実施例の対応)本実施例におい
て、測距センサAFS及び測距制御部AFCが本発明の
測距手段に相当し、測光センサALSが本発明の測光手
段に相当し、レンズ駆動部LMが本発明のレンズ駆動手
段に相当し、マイコンMPUが本発明の制御手段に相当
する。
【0060】以上が実施例の各構成と本発明の各構成の
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施
例がもつ機能が達成できる構成であればどのようなもの
であってもよいことは言うまでもない。
【0061】(変形例)本発明は、一眼レフカメラ,レ
ンズシャッタカメラ,ビデオカメラ等のカメラに適用し
た場合を述べているが、その他の光学機器や他の装置、
更には構成ユニットとしても適用することができるもの
である。
【0062】更に、本発明は、以上の各実施例、又はそ
れらの技術を適当に組み合わせた構成にしてもよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予め過焦点距離にレンズをセットしておき、測光結果に
より得られる絞り値が所定の絞り値より大きい場合は、
過焦点距離にセットされているレンズの被写界深度で被
写体を合焦させることができるので、レンズ駆動を行わ
ずに直ちにレリーズを行うようにし、それ以外について
はレンズ駆動を行うようにしている。
【0064】よって、ある輝度以上の被写体に対する撮
影時におけるレリーズタイムラグを解消することができ
る。
【0065】また、本発明によれば、レリーズタイムラ
グを少なくするべきモードが選択されて撮影が行われる
場合には、野外の明るい所で被写体を撮影することが多
く、又若干暗い所でも撮影者は被写体を写したいと言う
意志が強いので、写真が若干アンダーとなっても良いか
らレリーズ優先としたり、ストロボ発光を行って絞り値
を絞り込むことによって被写界深度を深くして、レンズ
駆動をしないようにしている。
【0066】よって、レリーズタイムラグを少なくする
べきモードが選択された際のレリーズタイムラグを解消
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカメラの電気的
構成を示すブロック図である。
【図2】図1のカメラの一連の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】図1のカメラのズーム駆動時のシーケンスを示
したフローチャートである。
【図4】図1に対応した、レリーズタイムラグを少なく
した構成の従来のカメラのレリーズ動作を示したフロー
チャートである。
【図5】本発明の第2の実施例におけるカメラの一連の
動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例におけるカメラのズーム
駆動時のシーケンスを示したフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施例におけるカメラに関わる
動作を示すフローチャートである。
【図8】図7にて設定されたRTモードで撮影動作を行
った時の一連の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施例におけるカメラのRTモ
ード時におけるズーム駆動時のシーケンスを示したフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
MPU マイコン AFS 測距センサ AFC 測距制御部 ALS 測光センサ SHM シャッタ駆動部 LM レンズ駆動部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測距情報を算出する測距手段と、測光情
    報を算出する測光手段と、被写体にピントを合わせる為
    に焦点調節用レンズを駆動するレンズ駆動手段とを備え
    たカメラにおいて、予め前記レンズ駆動手段により焦点
    調節用レンズを過焦点距離にセットしておき、撮影準備
    動作開始の為の操作がなされると、前記測光手段を動作
    させ、次いで算出された測光情報より得られる絞り値が
    所定の絞り値よりも大きいか否かを比較し、大きい場合
    には、そのまま撮影動作を許容し、小さい場合には、前
    記測距手段を動作させ、算出される測距情報に基づいて
    前記レンズ駆動手段を動作させた後に撮影動作を許容す
    る制御手段を設けたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 測距情報を算出する測距手段と、測光情
    報を算出する測光手段と、被写体にピントを合わせる為
    に焦点調節用レンズを駆動するレンズ駆動手段とを備え
    たカメラにおいて、予め前記レンズ駆動手段により焦点
    調節用レンズを過焦点距離にセットしておき、撮影準備
    動作開始の為の操作がなされると、前記測光手段及び前
    記測距手段を動作させ、次いで算出された測光情報より
    得られる絞り値が所定の絞り値よりも大きいか否かを比
    較し、大きい場合には、そのまま撮影動作を許容し、小
    さい場合には、前記の測距動作によって算出された測距
    情報に基づいて前記レンズ駆動手段を動作させた後に撮
    影動作を許容する制御手段を設けたことを特徴とするカ
    メラ。
  3. 【請求項3】 フィルムのISO感度を検出する感度検
    出手段と、撮影レンズの焦点距離を検出する焦点距離検
    出手段と、測距情報を算出する測距手段と、測光情報を
    算出する測光手段と、被写体にピントを合わせる為に撮
    影レンズの焦点調節用レンズを駆動するレンズ駆動手段
    とを備え、レリーズタイムラグを少なくするべきモード
    を有するカメラにおいて、レリーズタイムラグを少なく
    するべきモードが選択された場合には、前記焦点距離検
    出手段と前記感度検出手段とによって得られるそれぞれ
    の情報と指定絞り値から求められる過焦点距離に、予め
    前記レンズ駆動手段により焦点調節用レンズをセットし
    ておき、撮影準備動作開始の為の操作がなされると、前
    記測光手段及び前記測距手段を動作させ、これらの算出
    結果より被写体距離と適正絞り値を求め、次いで被写体
    が合焦となるか否かを判別し、合焦となる場合には、そ
    のまま撮影動作を許容し、非合焦であれば、被写界深度
    が深くなる側に絞り値を変更して撮影動作を許容する制
    御手段を設けたことを特徴とするカメラ。
JP23860694A 1994-09-07 1994-09-07 カメラ Pending JPH0876169A (ja)

Priority Applications (1)

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