JP4479021B2 - デジタルスチルカメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は固体撮像素子を用いたデジタルスチルカメラに関し、特に、閃光撮影時の露出の適正化を図るものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】
複数の光電変換素子が二次元状に配列された固体撮像素子により被写体を撮像し、この固体撮像素子の画素から画像データを読み出して記録媒体に記録するデジタルスチルカメラが知られている。
【0003】
この種のデジタルスチルカメラで閃光撮影を行う場合には、閃光装置により照明された被写体から光を調光用測光素子により受光し、測光値の時間積分量が予め設定された調光レベルに達したら閃光装置の発光を停止する、いわゆる自動調光制御が行われている。
【0004】
ところで、一般に、シリコンフォトダイオード(SPD)に代表される測光素子と、CCD方式やXYアドレス方式の固体撮像素子とでは、光源の種類、すなわち照明光の色温度によって輝度に対する感度が異なる。平均的な自然光の色温度がおよそ5000Kであるのに対し、閃光装置に用いられる表的なキセノン放電管の色温度はおよそ6000K以上と高く、しかも固体撮像素子は色温度が高いほど輝度に対する感度が高くなる特性を備えている。
【0005】
したがって、閃光装置により照明された被写体からの光を測光素子により測光して閃光装置の発光量を制御すると、自然光により撮影を行う場合よりも露出過度(露出オーバー)になるという問題がある。
【0006】
本発明の目的は、閃光撮影時の露出を適正にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、被写体を照明する閃光装置と、被写体からの光を測定する測光手段と、多数の光電変換素子が二次元状に配列され、前記閃光装置の照明光の色温度において輝度に対する感度が前記測光手段とは異なる固体撮像手段と、前記閃光装置の照明光の色温度における前記測光手段と前記固体撮像手段との輝度に対する感度の差を補正する補正手段と、前記閃光装置による被写体照明時の前記測光手段による測光結果および前記補正手段による補正結果に基づいて前記閃光装置の発光量を制御する調光手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明を、閃光装置を装着した一眼レフレックスタイプのデジタルスチルカメラに応用した一実施の形態を説明する。
【0010】
図1は、一実施の形態の閃光装置を装着した一眼レフレックスタイプのデジタルスチルカメラの断面を示す。
図において、カメラ本体1には着脱可能なレンズ鏡胴2と閃光装置3が装着される。レンズ鏡胴2には撮影レンズ4、絞り5の他に、撮影レンズ4に関する情報を記憶するレンズROM(不図示)などが内蔵される。
【0011】
カメラ本体1には、従来の銀塩フィルムカメラのフィルム位置(撮影レンズの予定焦点面)に、フィルムに代わるCCD方式の固体撮像素子6が設置される。この撮像素子6は、多数の光電変換素子が二次元状に配列されており、撮影レンズ4により結像された被写体像の輝度分布に応じた電気信号(以下、画像信号と呼ぶ)を出力する。なお、この撮像素子6には、例えばCMOSにより形成されるXYアドレス方式の固体撮像素子を用いてもよい。
【0012】
カメラ本体1には撮像素子6の他に、従来の銀塩フィルムカメラに内蔵される機器と同様のメインミラー7、サブミラー8、シャッター9、焦点検出装置10、TTL自動調光用測光素子11、ファインダースクリーン12、ペンタプリズム13、接眼レンズ14、TTL分割測光素子15などが内蔵される。
【0013】
焦点検出装置10は撮影レンズ4の焦点調節状態を検出する。TTL分割測光素子15は、撮影レンズ4を通過しメインミラー7で反射された光をペンタプリズム13、集光レンズ16を通して受光し、被写界を複数の領域に分割して各領域ごとにシリコンフォトダイオードにより被写体輝度を測定する。
【0014】
自動調光用測光素子11は、閃光装置3の予備発光時に撮影レンズ4を通過し、シャッター9の幕面で反射された被写体光を集光レンズ17を通して受光し、シリコンフォトダイオードにより測光を行う。
【0015】
また、閃光装置3は本発光と本発光前に予備発光とを行う閃光装置であり、本発光用のキセノン放電管18、予備発光用ランプ19、外部自動調光用測光素子20を備えている。外部自動調光用測光素子20は、外部自動調光モードにおいて、閃光装置3の本発光時に撮影レンズ4を介さずに被写体からの光を直接、受光し、シリコンフォトダイオードにより測光を行う。
【0016】
図2は一実施の形態の電気回路の構成を示す。なお、図1に示す機器と同一の機器に対しては同符号を付して説明を省略する。
信号処理回路21は、撮像素子6から読み出されたアナログ画像信号に対してゲイン調整や雑音除去などの処理を行った後、A/D変換し、さらにホワイトバランス調整、輪郭補償、ガンマ補正などの処理を行う。圧縮伸長回路22は、JPEG準拠の方式により原画像の圧縮と圧縮画像の伸長を行う。
【0017】
バッファーメモリ23は、撮像後の原画像データおよび圧縮後の画像データを一時的に記憶するメモリであり、SRAM、VRAM、SDRAMなどを用いることができる。メモリカード24は画像を記録するための着脱可能な記録媒体であり、フラッシュメモリなどを用いることができる。シャッター駆動装置25はアクチュエーターによりシャッター9の開閉を行い、絞り駆動装置26はアクチュエーターにより絞り5の開閉を行う。また、レンズ駆動装置27はアクチュエーターにより撮影レンズ4を駆動する。
【0018】
カメラ本体1のコントローラー28は、マイクロコンピューターとROM、RAM、A/Dコンバーターなどの周辺部品を備え、焦点調節制御、露出制御、閃光発光制御、撮像制御などを行う。コントローラー28には、シャッターボタン(不図示)の半押し時にオンする半押しスイッチ29と、シャッターボタンの全押し時にオンするレリーズスイッチ30などが接続される。
【0019】
閃光装置3の閃光回路31は、キセノン放電管18を点灯して本発光を行うとともに、予備発光用ランプ19を点灯して予備発光を行う。閃光装置コントローラー32は、外部自動調光モードにおいて、外部自動調光用測光素子20の測光結果に基づいて閃光回路31により本発光を行うとともに、TTL自動調光モードおよびTTL−BL(バランス)自動調光モードにおいて、カメラ本体1のコントローラー28からの指令にしたがって閃光回路31により予備発光と本発光を行う。
【0020】
なお、カメラ本体1のコントローラー28と閃光装置3のコントローラー32は、カメラ本体1の上部のアクセサリーシュー(不図示)の電気接点を介して情報の授受を行う。これらの情報には、カメラ本体1から閃光装置3へ送られる閃光撮影モード、発光開始指令、銀塩カメラのISO感度に相当する撮像感度、絞り値などが含まれる。
【0021】
ここで、この実施の形態の閃光撮影モードについて説明する。
この実施の形態では、外部自動調光モード、TTL自動調光モードおよびTTL−BL自動調光モードのいずれかのモードにより、自動調光閃光撮影を行う。
【0022】
《外部自動調光モード》
外部自動調光モードは、閃光撮影時に被写体からの光を撮影レンズ4を通さずに測光し、その測光結果に基づいて閃光装置3側で閃光撮影時の発光量を制御する閃光撮影モードである。このモードでは、閃光撮影時にカメラ本体1から閃光装置3へ撮像感度、絞り値、補正係数などの閃光撮影情報と本発光開始指令とが送られる。なお、補正係数については後述する。
【0023】
閃光装置コントローラー32は、本発光開始指令を受信すると閃光回路31によりキセノン放電管18の本発光を開始させるとともに、本発光により照明された被写体からの光を外部自動調光用測光素子20により測光し、測光値を時間積分する。そして、測光値の時間積分量が予め設定された調光レベルに達すると、閃光回路31によりキセノン放電管18の発光を停止させる。
【0024】
外部自動調光モードにおいて本発光を停止させる調光レベルは、カメラ本体1から送られた撮像感度と絞り値に基づいて閃光装置3のコントローラー32により決定する。
【0025】
上述したように、CCD方式やXYアドレス方式の固体撮像素子6と、シリコンフォトダイオードの外部自動調光用測光素子20とでは、光源の種類、すなわち照明光の色温度によって輝度に対する感度が異なる。平均的な自然光の色温度がおよそ5000Kであるのに対し、閃光装置3のキセノン放電管18の色温度がおよそ6000K以上と高く、しかも固体撮像素子6は色温度が高いほど輝度に対する感度が高くなる特性を備えている。
【0026】
したがって、キセノン放電管18の閃光によって被写体を照明し、被写体からの光を外部自動調光用測光素子20により測光して閃光装置3の発光量を制御すると、自然光により撮影を行う場合よりも露出オーバーになってしまう。
【0027】
そこで、この実施の形態の外部自動調光モードでは、閃光装置3のキセノン放電管18による閃光撮影時に適正露出となるように、カメラ本体1から送られた補正係数により上記の調光レベルを補正、すなわち調光レベルを下げる。これにより、発光時間が短くなって閃光発光量が減少し、キセノン放電管18による被写体照明時の露出オーバーを防止して適正露出を得ることができる。
【0028】
調光レベルの補正係数は、キセノン放電管18による閃光撮影時の、自動調光用測光素子20と固体撮像素子6との輝度に対する感度の差を補正するための補正係数であり、自動調光用測光素子20と固体撮像素子6の輝度に対する感度特性に基づいて、キセノン放電管18による閃光撮影において最適な露出が得られる値を予め設定し、カメラ本体コントローラー28のメモリに記憶しておく。
【0029】
なお、この実施の形態では、外部自動調光モードによる閃光撮影時に調光レベルを補正係数により補正する例を示すが、外部自動調光モードによる閃光撮影時にカメラ本体の絞り値を補正係数により補正し、閃光撮影時には適正露出が得られるまで絞り込むようにしてもよい。
【0030】
また、上述した外部自動調光モードにおける調光レベルの補正係数は、実際にキセノン放電管18による閃光撮影を行って適正露出が得られる値を決定してもよい。なお、閃光放電管の種類によって色温度が異なるので、閃光放電管の種類に応じて最適な補正係数を設定する必要がある。
【0031】
《TTL自動調光モード》
TTL自動調光モードはカメラ本体1で閃光発光量を制御する閃光撮影モードであり、閃光装置3の予備発光時に被写体からの光を撮影レンズ4を通してカメラ本体1で測光し、その測光結果に基づいてカメラ本体1側で本発光による閃光撮影時の発光量を制御する。このモードでは、カメラ本体1から閃光装置3へ予備発光指令、本発光開始指令および本発光停止指令が送られる。
【0032】
閃光装置コントローラー32は、カメラ本体1から予備発光指令を受信すると閃光回路31により予備発光用ランプ19を点灯させ、予備発光を行う。カメラ本体コントローラー28は、予備発光により照明された被写体からの光を、撮影レンズ4を通して自動調光用測光素子11により測光する。そして、予備発光時の測光値、閃光装置3の発光時間に対する発光強さを示す発光特性、撮像感度および絞り値に基づいて、TTL自動調光モードの本発光時の発光量、すなわち発光時間を決定する。
【0033】
本発光時にはシャッター9が開放されるので、本発光により照明された被写体からの光は固体撮像素子6へ入射する。ところが、固体撮像素子6は入射光の光軸以外の方向へは光が反射しない性質を有しており、そのため本発光時の被写体からの光はTTL自動調光用測光素子11の方向へ反射されず、TTL自動調光用測光素子11で本発光時の輝度を測定することができない。したがって、TTL自動調光モードでは、予備発光時の被写界全体の測光値、閃光装置3の発光特性、撮像感度および絞り値に基づいて本発光時のキセノン放電管18の発光時間を決定する。
【0034】
また、上述したように、CCD方式やXYアドレス方式の固体撮像素子6とシリコンフォトダイオードのTTL自動調光用測光素子11とでは、光源の種類、すなわち照明光の色温度によって輝度に対する感度が異なるため、予備発光時のTTL自動調光用測光素子11による測光結果に基づいて本発光時の閃光装置3の発光時間を決定すると、自然光により撮影を行う場合よりも露出オーバーになる。
【0035】
そこで、このTTL自動調光モードでは、キセノン放電管18による閃光撮影時の、TTL自動調光用測光素子11と固体撮像素子6との輝度に対する感度の差を考慮して、閃光装置3のキセノン放電管18による本発光時に適正な露出が得られるように、予備発光時に決定した本発光の発光時間を補正係数により補正し、発光時間を短縮する。これにより、キセノン放電管18による本発光時の発光量が減少して露出オーバーが防止され、適正な露出を得ることができる。
【0036】
発光時間の補正係数は、キセノン放電管18による閃光撮影時の、TTL自動調光用測光素子11と固体撮像素子6との輝度に対する感度の差を補正するための補正係数であり、TTL自動調光用測光素子11と固体撮像素子6の輝度に対する感度特性に基づいて、キセノン放電管18による閃光撮影で最適な露出が得られる値を予め設定し、カメラ本体コントローラー28のメモリに記憶しておく。
【0037】
次に、閃光装置コントローラー32は、カメラ本体1から本発光開始指令を受信すると閃光回路31によりキセノン放電管18を点灯して本発光を開始させる。カメラ本体コントローラー28は、本発光時の発光時間が補正係数による補正後の発光時間になると、閃光装置3へ本発光停止指令を送る。閃光装置コントローラー32は、カメラ本体1から本発光停止指令を受信すると閃光回路31によりキセノン放電管18の発光を停止させ、本発光を終了させる。
【0038】
《TTL−BL自動調光モード》
TTL−BL自動調光モードは、上記TTL自動調光モードと同様に、カメラ本体1で閃光発光量を制御する閃光撮影モードであり、閃光装置3の予備発光前と予備発光時に被写体からの光を撮影レンズ4を通してカメラ本体1で測光し、その測光結果に基づいてカメラ本体1側で本発光による閃光撮影時の発光量を制御する。このモードでは、カメラ本体1から閃光装置3へ予備発光指令、本発光開始指令および本発光停止指令が送られる。
【0039】
まず、カメラ本体コントローラー28は、予備発光を行う前にミラー7,8がダウンしている状態で、被写体からの光を撮影レンズ4、ペンタプリズム13などを通してTTL分割測光素子15へ導き、測光素子15により各分割領域ごとに測光を行う(以下、AE測光と呼ぶ)。その後、閃光装置コントローラー32へ予備発光指令を送信する。閃光装置コントローラー32は、カメラ本体1から予備発光指令を受信すると閃光回路31により予備発光用ランプ19を点灯し、予備発光を行う。カメラ本体コントローラー28は、予備発光時にミラー7,8をアップし、撮影レンズ4を通過しシャッター9の幕面で反射された被写体光をTTL自動調光用測光素子11で受光し、測光素子11により被写界全体を測光する(以下、上記のAE測光と区別するためにSB測光と呼ぶ)。そして、予備発光前の分割領域ごとのAE測光値、予備発光時の被写界全体のSB測光値、閃光装置3の発光時間に対する発光強さを示す発光特性、撮像感度および絞り値に基づいて、背景光に露出を合わせ、さらに主要被写体光と背景光とのバランスを考慮して本発光時の発光量、すなわち本発光の発光時間を決定する。このTTL−BL自動調光モードによれば、背景光とのバランスのとれた自然な描写を可能にすることができる。なお、TTL−BL自動調光についてはすでに周知であるから詳細な説明を省略する。
【0040】
本発光時にはシャッター9が開放されるので、本発光により照明された被写体からの光は固体撮像素子6へ入射する。ところが、固体撮像素子6は入射した光がほとんど乱反射しない性質を有しており、そのため本発光時の被写体光はTTL自動調光用測光素子11へ入射せず、TTL自動調光用測光素子11で本発光時の輝度を測定することができない。したがって、TTL−BL自動調光モードでは、予備発光前の分割領域ごとのAE測光値、予備発光時の被写界全体のSB測光値、閃光装置3の発光特性、撮像感度および絞り値に基づいて本発光時のキセノン放電管18の発光時間を決定する。
【0041】
また、上述したように、CCD方式やXYアドレス方式の固体撮像素子6と、シリコンフォトダイオードのTTL自動調光用測光素子11とでは、光源の種類、すなわち照明光の色温度によって輝度に対する感度が異なるため、予備発光時のTTL自動調光用測光素子11による測光結果に基づいて本発光時の閃光装置3の発光時間を決定すると、自然光により撮影を行う場合よりも露出オーバーになる。
【0042】
そこで、このTTL−BL自動調光モードでは、TTL自動調光用測光素子11と固体撮像素子6との輝度に対する感度の差を考慮して、閃光装置3のキセノン放電管18による本発光時に適正な露出が得られるように、予備発光時に決定した発光時間を補正係数により補正し、発光時間を短縮する。これにより、キセノン放電管18による本発光時の発光量が減少して露出オーバーになるのが防止され、適正な露出を得ることができる。
【0043】
発光時間の補正係数は、キセノン放電管18による閃光撮影時の、固体撮像素子6とTTL自動調光用測光素子11との輝度に対する感度の差を補正するための補正係数であり、固体撮像素子6とTTL自動調光用測光素子11の輝度に対する感度特性に基づいて、キセノン放電管18による閃光撮影で最適な露出が得られる値を予め設定し、カメラ本体コントローラー28のメモリに記憶しておく。
【0044】
次に、閃光装置コントローラー32は、カメラ本体1から本発光開始指令を受信すると閃光回路31によりキセノン放電管18を点灯して本発光を開始させる。カメラ本体コントローラー28は、本発光時の発光時間が補正係数による補正後の発光時間になると、閃光装置3へ本発光停止指令を送る。閃光装置コントローラー32は、カメラ本体1から本発光停止指令を受信すると閃光回路31によりキセノン放電管18の発光を停止させ、本発光を終了させる。
【0045】
なお、上述したTTL自動調光モードおよびTTL−BL自動調光モードにおける発光時間の補正係数は、実際にキセノン放電管18による閃光撮影を行って適正露出が得られる値を決定してもよい。また、閃光放電管の種類によって色温度が異なるので、閃光放電管の種類に応じて最適な補正係数を設定する必要がある。
【0046】
次に、それぞれの閃光撮影モードの閃光撮影動作を説明する。
【0047】
《外部自動調光モードの閃光撮影動作》
図3および図4は、外部自動調光モードにおける閃光撮影動作を示すフローチャートである。これらのフローチャートにより、一実施の形態の動作を説明する。
カメラ本体1および閃光装置3の撮影モード設定部材(不図示)により外部自動調光モードが設定されると、カメラ本体1のコントローラー28と閃光装置3のコントローラー32はこの閃光撮影動作を実行する。
【0048】
カメラ本体コントローラー28は、ステップ1において半押しスイッチ29によりシャッターボタンが半押しされているかどうかを確認し、シャッターボタンが半押しされるとステップ2へ進む。ステップ2では閃光装置コントローラー32へ予備発光指令を送信する。閃光装置コントローラー32は、ステップ21でカメラ本体コントローラー28から予備発光指令を受信するとステップ22へ進み、閃光回路31により予備発光用ランプ19を点灯して予備発光を行う。
【0049】
カメラ本体コントローラー28は、ステップ3で予備発光時に焦点検出装置10により撮影レンズ4の焦点調節状態を検出するとともに、分割測光素子15により分割領域ごとに測光する。続くステップ4で焦点検出結果に基づいてレンズ駆動装置27により撮影レンズ4の焦点調節を行う。次に、ステップ5で分割測光素子15による分割測光結果に基づいて露出演算を行い、演算結果の露出値に基づいて絞り駆動装置26により絞り5を制御する。そして、ステップ6で撮像感度、絞り値、補正係数などの閃光撮影情報を閃光装置コントローラー32へ送信する。
【0050】
閃光装置コントローラー32は、ステップ23で閃光撮影情報を受信し、続くステップ24で閃光撮影情報の撮像感度と絞り値に基づいて調光レベルを決定する。さらに、キセノン放電管18による閃光撮影で適正露出を得るために補正係数により調光レベルを補正し、調光レベルを下げる。
【0051】
カメラ本体コントローラー28は、ステップ7でレリーズスイッチ30によりシャッターボタンがレリーズされたかどうかを確認し、シャッターがレリーズされたらステップ8へ進み、そうでなければステップ1へ戻る。ステップ8では、シャッター駆動装置25によりシャッター9を開放するとともに、CCD撮像素子6による電荷の蓄積を開始する。続くステップ9で閃光装置コントローラー32へ本発光開始指令を送信する。
【0052】
閃光装置コントローラー32は、ステップ25で本発光開始指令を受信するとステップ26へ進む。ステップ26では、閃光回路31によりキセノン放電管18を点灯させて本発光を開始させるとともに、本発光で照明された被写体を外部自動調光用測光素子20により測光する。そして、ステップ27で測光値の時間積分量が補正後の調光レベルに達したかどうかを確認し、調光レベルに達しておればステップ28へ進んでキセノン放電管18の本発光を終了する。
【0053】
カメラ本体コントローラー28は、閃光装置3の本発光が終了すると、ステップ10でシャッター駆動回路25によりシャッター9を閉じるとともに、撮像素子6の電荷蓄積を終了する。ステップ11で撮像素子6から信号処理回路21へ蓄積電荷を読み出し、続くステップ12で画像信号にゲイン調整や雑音除去などの処理を行った後、A/D変換し、さらにホワイトバランス調整、輪郭補償、ガンマ補正などの処理を行う。次に、ステップ13で圧縮伸長回路22により原画像を圧縮し、ステップ14で圧縮後の画像データをメモリカードへ記録する。
【0054】
《TTL自動調光モードおよびTTL−BL自動調光モードの閃光撮影動作》
図5および図6は、TTL自動調光モードおよびTTL−BL自動調光モードにおける閃光撮影動作を示すフローチャートである。これらのフローチャートにより、一実施の形態の動作を説明する。
カメラ本体1および閃光装置3の撮影モード設定部材(不図示)によりTTL自動調光モードまたはTTL−BL自動調光モードが設定されると、カメラ本体1のコントローラー28と閃光装置3のコントローラー32はこの閃光撮影動作を実行する。
【0055】
カメラ本体コントローラー28は、ステップ31において半押しスイッチ29によりシャッターボタンが半押しされているかどうかを確認し、シャッターボタンが半押しされるとステップ32へ進む。ステップ32で、TTL−BL自動調光モードが選択されている場合は、予備発光前のミラー7,8がダウンしている状態でTTL分割測光素子15により分割領域ごとに上述したAE測光を行う。なお、TTL自動調光モードの場合は予備発光前のAE測光を行わない。続くステップ33で、閃光装置コントローラー32へ予備発光指令を送信する。閃光装置コントローラー32は、ステップ51でカメラ本体コントローラー28から予備発光指令を受信するとステップ52へ進み、閃光回路31により予備発光用ランプ19を点灯して予備発光を行う。
【0056】
カメラ本体コントローラー28は、ステップ34で予備発光時にミラー7,8をアップし、焦点検出装置10により撮影レンズ4の焦点調節状態を検出するとともに、TTL自動調光用測光素子11により上述したSB測光を行う。続くステップ35で焦点検出結果に基づいてレンズ駆動装置27により撮影レンズ4の焦点調節を行う。次に、ステップ36で測光結果に基づいて露出演算を行い、演算結果の露出値に基づいて絞り駆動装置26により絞り5を制御する。
【0057】
カメラコントローラー28は、ステップ37において、TTL自動調光モード設定時は、予備発光時の被写界全体の測光値、閃光装置3の発光特性、撮像感度および絞り値に基づいて本発光の発光時間を決定し、TTL−BL自動調光モードでは、予備発光前の分割領域ごとのAE測光値、予備発光時の被写界全体のSB測光値、閃光装置3の発光特性、撮像感度および絞り値に基づいて本発光の発光時間を決定する。そして、いずれのTTL自動調光モードでも、キセノン放電管18による閃光撮影で適正露出を得るために補正係数により発光時間を補正し、発光時間を短くする。
【0058】
カメラ本体コントローラー28は、ステップ38でレリーズスイッチ30によりシャッターボタンがレリーズされたかどうかを確認し、シャッターがレリーズされたらステップ39へ進み、そうでなければステップ31へ戻る。ステップ39では、シャッター駆動装置25によりシャッター9を開放するとともに、CCD撮像素子6による電荷の蓄積を開始する。続くステップ40で閃光装置コントローラー32へ本発光開始指令を送信する。
【0059】
閃光装置コントローラー32は、ステップ53で本発光開始指令を受信するとステップ54へ進み、閃光回路31によりキセノン放電管18を点灯させて本発光を開始させる。
【0060】
カメラ本体コントローラー28は、ステップ41で本発光時の発光時間が補正後の発光時間に達したかどうかを確認し、発光時間が終了していればステップ42へ進み、閃光装置コントローラー32へ本発光停止指令を送信する。
【0061】
閃光装置コントローラー32は、ステップ55で本発光停止指令を受信するとステップ56へ進み、閃光回路31によりキセノン放電管18の本発光を終了する。
【0062】
カメラ本体コントローラー28は、閃光装置3の本発光が終了すると、ステップ43でシャッター駆動回路25によりシャッター9を閉じるとともに、撮像素子6の電荷蓄積を終了する。ステップ44で撮像素子6から信号処理回路21へ蓄積電荷を読み出し、続くステップ45で画像信号にゲイン調整や雑音除去などの処理を行った後、A/D変換し、さらにホワイトバランス調整、輪郭補償、ガンマ補正などの処理を行う。次に、ステップ46で圧縮伸長回路22により原画像を圧縮し、ステップ47で圧縮後の画像をメモリカードへ記録する。
【0064】
なお、上述した一実施の形態では、外部自動調光による閃光撮影時に適正露出が得られるように、調光レベルを補正係数により補正して発光量を低減する例を示した。また、TTL自動調光およびTTL−BL自動調光による閃光撮影時に適正露出が得られるように、発光時間を補正係数により補正して発光量を低減する例を示した。しかし、閃光撮影のために調光レベルまたは発光時間を補正せずに、画像処理回路におけるゲイン調整時の増幅ゲインを補正係数により補正し、閃光撮影時には適正露出が得られるまでゲインを下げるようにしてもよい。
【0065】
また、閃光撮影時に閃光装置の発光を途中で終了させて発光量を低減するのではなく、閃光撮影時に発光の強さを下げて発光量を低減するようにしてもよい。
【0066】
さらに、上述した実施の形態では着脱可能な閃光装置3をカメラ本体1に装着する例を示したが、閃光装置を内蔵したカメラに対しても本発明を適用することができ、同様な効果を得ることができる。
【0067】
【発明の効果】
本発明によれば、閃光撮影時の露出を適正にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の閃光装置を装着した一眼レフレックスタイプのデジタルスチルカメラの断面を示す図である。
【図2】 一実施の形態の電気回路の構成を示す図である。
【図3】 外部自動調光モードの閃光撮影動作を示すフローチャートである。
【図4】 図3に続く、外部自動調光モードの閃光撮影動作を示すフローチャートである。
【図5】 TTL自動調光モードおよびTTL−BL自動調光モードの閃光撮影動作を示すフローチャートである。
【図6】 図5に続く、TTL自動調光モードおよびTTL−BL自動調光モードの閃光撮影動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カメラ本体
2 レンズ鏡胴
3 閃光装置
4 撮影レンズ
5 絞り
6 固体撮像素子
7 メインミラー
8 サブミラー
9 シャッター
10 焦点検出装置
11 TTL自動調光用測光素子
12 ファインダースクリーン
13 ペンタプリズム
14 接眼レンズ
15 TTL分割測光素子
16,17 集光レンズ
18 キセノン放電管
19 予備発光用ランプ
20 外部自動調光用測光素子
21 信号処理回路
22 圧縮伸長回路
23 バッファーメモリ
24 メモリカード
25 シャッター駆動装置
26 絞り駆動装置
27 レンズ駆動装置
28 コントローラー
29 半押しスイッチ
30 レリーズスイッチ
31 閃光回路
32 コントローラー

Claims (6)

  1. 被写体を照明する閃光装置と、
    被写体からの光を測定する測光手段と、
    多数の光電変換素子が二次元状に配列され、前記閃光装置の照明光の色温度において輝度に対する感度が前記測光手段とは異なる固体撮像手段と、
    前記閃光装置の照明光の色温度における前記測光手段と前記固体撮像手段との輝度に対する感度の差を補正する補正手段と、
    前記閃光装置による被写体照明時の前記測光手段による測光結果および前記補正手段による補正結果に基づいて前記閃光装置の発光量を制御する調光手段とを備えることを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  2. 請求項1に記載のデジタルスチルカメラにおいて、
    前記閃光装置は閃光撮影前に予備発光を行い、
    前記測光手段は前記予備発光時に被写体からの光を測定し、前記閃光装置による閃光撮影時の発光量を決定し、
    前記補正手段は、前記閃光装置による閃光撮影時に適正な露出が得られるように、前記決定された閃光撮影時の発光量を低減して前記感度差を補正することを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  3. 請求項2に記載のデジタルスチルカメラにおいて、
    前記補正手段は、前記閃光装置の発光時間を短縮して発光量を低減することを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  4. 請求項2に記載のデジタルスチルカメラにおいて、
    前記補正手段は、前記閃光装置の発光の強さを下げて発光量を低減することを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  5. 請求項1に記載のデジタルスチルカメラにおいて、
    前記測光手段は前記閃光装置による閃光撮影時に被写体からの光を測定し、
    前記調光手段は、前記固体撮像手段の撮像感度と撮像光学系の絞り値に基づいて前記閃光装置の調光レベルを決定し、前記閃光装置による閃光撮影時に前記測光手段による測光値の積分量が前記調光レベルに達すると前記閃光装置による被写体照明を停止し、
    前記補正手段は、前記固体撮像手段と前記測光手段との輝度に対する感度の差を補正するための補正係数を前記調光手段へ送り、前記補正係数により前記調光レベルを低減させることを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のデジタルスチルカメラにおいて、
    前記測光手段はシリコンフォトダイオードで構成され、
    前記固体撮像手段は固体撮像素子で構成されることを特徴とするデジタルスチルカメラ。
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