JP2001103367A - デジタルスチルカメラ - Google Patents

デジタルスチルカメラ

Info

Publication number
JP2001103367A
JP2001103367A JP27511799A JP27511799A JP2001103367A JP 2001103367 A JP2001103367 A JP 2001103367A JP 27511799 A JP27511799 A JP 27511799A JP 27511799 A JP27511799 A JP 27511799A JP 2001103367 A JP2001103367 A JP 2001103367A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flash
light emission
unit
photometric
flash device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27511799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4479021B2 (ja
Inventor
Masahisa Suzuki
政央 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP27511799A priority Critical patent/JP4479021B2/ja
Publication of JP2001103367A publication Critical patent/JP2001103367A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4479021B2 publication Critical patent/JP4479021B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 閃光撮影時の露出を適正にする。 【解決手段】 閃光装置3による被写体照明時の固体撮
像手段6と測光手段11,15,20との輝度に対する
感度の差を補正し、閃光装置3による被写体照明時の測
光手段11,15,20による測光結果に基づいて閃光
装置3の発光量を制御する。これにより、測光手段1
1,15,20と固体撮像手段6とが、光源の種類すな
わち照明光の色温度によって輝度に対する感度が異なる
ために、閃光装置3による閃光撮影時に露出オーバーに
なるのを防止でき、自然光による撮影時と同様な適正露
出が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体撮像素子を用い
たデジタルスチルカメラに関し、特に、閃光撮影時の露
出の適正化を図るものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】複数の光電変換素子が二次
元状に配列された固体撮像素子により被写体を撮像し、
この固体撮像素子の画素から画像データを読み出して記
録媒体に記録するデジタルスチルカメラが知られてい
る。
【0003】この種のデジタルスチルカメラで閃光撮影
を行う場合には、閃光装置により照明された被写体から
光を調光用測光素子により受光し、測光値の時間積分量
が予め設定された調光レベルに達したら閃光装置の発光
を停止する、いわゆる自動調光制御が行われている。
【0004】ところで、一般に、シリコンフォトダイオ
ード(SPD)に代表される測光素子と、CCD方式や
XYアドレス方式の固体撮像素子とでは、光源の種類、
すなわち照明光の色温度によって輝度に対する感度が異
なる。平均的な自然光の色温度がおよそ5000Kであ
るのに対し、閃光装置に用いられる体表的なキセノン放
電管の色温度はおよそ6000K以上と高く、しかも固
体撮像素子は色温度が高いほど輝度に対する感度が高く
なる特性を備えている。
【0005】したがって、閃光装置により照明された被
写体からの光を測光素子により測光して閃光装置の発光
量を制御すると、自然光により撮影を行う場合よりも露
出過度(露出オーバー)になるという問題がある。
【0006】本発明の目的は、閃光撮影時の露出を適正
にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】一実施の形態の構成を示
す図1および図2に対応づけて本発明を説明すると、 (1) 請求項1の発明は、多数の光電変換素子が二次
元状に配列された固体撮像手段6と、固体撮像手段6上
に被写体像を結像する撮像光学系4,5と、固体撮像手
段6から被写体像データを読み出して記録媒体23,2
4に記録する記録手段21,22,28と、被写界を照
明する閃光装置3と、被写体からの光を測定する測光手
段11,15,20と、閃光装置3による被写体照明時
の固体撮像手段6と測光手段11,15,20との輝度
に対する感度の差を補正する補正手段28,32と、閃
光装置3による被写体照明時の測光手段11,15,2
0による測光結果に基づいて閃光装置3の発光量を制御
する調光手段28,32とを備える。 (2) 請求項2のデジタルスチルカメラは、閃光装置
3によって閃光撮影前に予備発光を行い、測光手段1
1,15は予備発光時に被写体からの光を測定し、補正
手段28は、予備発光時の測光手段11,15による測
光結果に基づいて感度差を補正するようにしたものであ
る。 (3) 請求項3のデジタルスチルカメラは、補正手段
28によって、閃光装置3による閃光撮影時に適正な露
出が得られるように、閃光装置3による閃光撮影時の発
光量を低減して感度差を補正するようにしたものであ
る。 (4) 請求項4のデジタルスチルカメラは、補正手段
28によって、閃光装置3の発光時間を短縮して発光量
を低減するようにしたものである。 (5) 請求項5のデジタルスチルカメラは、補正手段
28によって、閃光装置3の発光の強さを下げて発光量
を低減するようにしたものである。 (6) 請求項6のデジタルスチルカメラは、補正手段
28によって、閃光装置3による閃光撮影時に適正な露
出が得られるように、固体撮像手段6から読み出した被
写体像データを増幅する際のゲインを低減して感度差を
補正するようにしたものである。 (7) 請求項7のデジタルスチルカメラは、測光手段
20によって閃光装置3による閃光撮影時に被写体から
の光を測定し、調光手段32によって、固体撮像手段6
の撮像感度と撮像光学系4,5の絞り値に基づいて閃光
装置3の調光レベルを決定し、閃光装置3による閃光撮
影時に測光手段20による測光値の積分量が調光レベル
に達すると閃光装置3による被写体照明を停止し、補正
手段32によって、固体撮像手段6と測光手段20との
輝度に対する感度の差を補正するための補正係数を調光
手段32へ送り、補正係数により調光レベルを低減させ
るようにしたものである。 (8) 請求項8のデジタルスチルカメラは、測光手段
20によって閃光装置3による閃光撮影時に被写体から
の光を測定し、調光手段32によって、固体撮像手段6
の撮像感度と撮像光学系4,5の絞り値に基づいて閃光
装置3の調光レベルを決定し、閃光装置3による閃光撮
影時に測光手段20による測光値の積分量が調光レベル
に達すると閃光装置3による被写体照明を停止し、補正
手段32によって、閃光装置3による閃光撮影時に撮像
光学系5の絞りを絞り込んで感度差を補正するようにし
たものである。
【0008】上述した課題を解決するための手段の項で
は、説明を分かりやすくするために一実施の形態の図を
用いたが、これにより本発明が一実施の形態に限定され
るものではない。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を、閃光装置を装着した一
眼レフレックスタイプのデジタルスチルカメラに応用し
た一実施の形態を説明する。
【0010】図1は、一実施の形態の閃光装置を装着し
た一眼レフレックスタイプのデジタルスチルカメラの断
面を示す。図において、カメラ本体1には着脱可能なレ
ンズ鏡胴2と閃光装置3が装着される。レンズ鏡胴2に
は撮影レンズ4、絞り5の他に、撮影レンズ4に関する
情報を記憶するレンズROM(不図示)などが内蔵され
る。
【0011】カメラ本体1には、従来の銀塩フィルムカ
メラのフィルム位置(撮影レンズの予定焦点面)に、フ
ィルムに代わるCCD方式の固体撮像素子6が設置され
る。この撮像素子6は、多数の光電変換素子が二次元状
に配列されており、撮影レンズ4により結像された被写
体像の輝度分布に応じた電気信号(以下、画像信号と呼
ぶ)を出力する。なお、この撮像素子6には、例えばC
MOSにより形成されるXYアドレス方式の固体撮像素
子を用いてもよい。
【0012】カメラ本体1には撮像素子6の他に、従来
の銀塩フィルムカメラに内蔵される機器と同様のメイン
ミラー7、サブミラー8、シャッター9、焦点検出装置
10、TTL自動調光用測光素子11、ファインダース
クリーン12、ペンタプリズム13、接眼レンズ14、
TTL分割測光素子15などが内蔵される。
【0013】焦点検出装置10は撮影レンズ4の焦点調
節状態を検出する。TTL分割測光素子15は、撮影レ
ンズ4を通過しメインミラー7で反射された光をペンタ
プリズム13、集光レンズ16を通して受光し、被写界
を複数の領域に分割して各領域ごとにシリコンフォトダ
イオードにより被写体輝度を測定する。
【0014】自動調光用測光素子11は、閃光装置3の
予備発光時に撮影レンズ4を通過し、シャッター9の幕
面で反射された被写体光を集光レンズ17を通して受光
し、シリコンフォトダイオードにより測光を行う。
【0015】また、閃光装置3は本発光と本発光前に予
備発光とを行う閃光装置であり、本発光用のキセノン放
電管18、予備発光用ランプ19、外部自動調光用測光
素子20を備えている。外部自動調光用測光素子20
は、外部自動調光モードにおいて、閃光装置3の本発光
時に撮影レンズ4を介さずに被写体からの光を直接、受
光し、シリコンフォトダイオードにより測光を行う。
【0016】図2は一実施の形態の電気回路の構成を示
す。なお、図1に示す機器と同一の機器に対しては同符
号を付して説明を省略する。信号処理回路21は、撮像
素子6から読み出されたアナログ画像信号に対してゲイ
ン調整や雑音除去などの処理を行った後、A/D変換
し、さらにホワイトバランス調整、輪郭補償、ガンマ補
正などの処理を行う。圧縮伸長回路22は、JPEG準
拠の方式により原画像の圧縮と圧縮画像の伸長を行う。
【0017】バッファーメモリ23は、撮像後の原画像
データおよび圧縮後の画像データを一時的に記憶するメ
モリであり、SRAM、VRAM、SDRAMなどを用
いることができる。メモリカード24は画像を記録する
ための着脱可能な記録媒体であり、フラッシュメモリな
どを用いることができる。シャッター駆動装置25はア
クチュエーターによりシャッター9の開閉を行い、絞り
駆動装置26はアクチュエーターにより絞り5の開閉を
行う。また、レンズ駆動装置27はアクチュエーターに
より撮影レンズ4を駆動する。
【0018】カメラ本体1のコントローラー28は、マ
イクロコンピューターとROM、RAM、A/Dコンバ
ーターなどの周辺部品を備え、焦点調節制御、露出制
御、閃光発光制御、撮像制御などを行う。コントローラ
ー28には、シャッターボタン(不図示)の半押し時に
オンする半押しスイッチ29と、シャッターボタンの全
押し時にオンするレリーズスイッチ30などが接続され
る。
【0019】閃光装置3の閃光回路31は、キセノン放
電管18を点灯して本発光を行うとともに、予備発光用
ランプ19を点灯して予備発光を行う。閃光装置コント
ローラー32は、外部自動調光モードにおいて、外部自
動調光用測光素子20の測光結果に基づいて閃光回路3
1により本発光を行うとともに、TTL自動調光モード
およびTTL−BL(バランス)自動調光モードにおい
て、カメラ本体1のコントローラー28からの指令にし
たがって閃光回路31により予備発光と本発光を行う。
【0020】なお、カメラ本体1のコントローラー28
と閃光装置3のコントローラー32は、カメラ本体1の
上部のアクセサリーシュー(不図示)の電気接点を介し
て情報の授受を行う。これらの情報には、カメラ本体1
から閃光装置3へ送られる閃光撮影モード、発光開始指
令、銀塩カメラのISO感度に相当する撮像感度、絞り
値などが含まれる。
【0021】ここで、この実施の形態の閃光撮影モード
について説明する。この実施の形態では、外部自動調光
モード、TTL自動調光モードおよびTTL−BL自動
調光モードのいずれかのモードにより、自動調光閃光撮
影を行う。
【0022】《外部自動調光モード》外部自動調光モー
ドは、閃光撮影時に被写体からの光を撮影レンズ4を通
さずに測光し、その測光結果に基づいて閃光装置3側で
閃光撮影時の発光量を制御する閃光撮影モードである。
このモードでは、閃光撮影時にカメラ本体1から閃光装
置3へ撮像感度、絞り値、補正係数などの閃光撮影情報
と本発光開始指令とが送られる。なお、補正係数につい
ては後述する。
【0023】閃光装置コントローラー32は、本発光開
始指令を受信すると閃光回路31によりキセノン放電管
18の本発光を開始させるとともに、本発光により照明
された被写体からの光を外部自動調光用測光素子20に
より測光し、測光値を時間積分する。そして、測光値の
時間積分量が予め設定された調光レベルに達すると、閃
光回路31によりキセノン放電管18の発光を停止させ
る。
【0024】外部自動調光モードにおいて本発光を停止
させる調光レベルは、カメラ本体1から送られた撮像感
度と絞り値に基づいて閃光装置3のコントローラー32
により決定する。
【0025】上述したように、CCD方式やXYアドレ
ス方式の固体撮像素子6と、シリコンフォトダイオード
の外部自動調光用測光素子20とでは、光源の種類、す
なわち照明光の色温度によって輝度に対する感度が異な
る。平均的な自然光の色温度がおよそ5000Kである
のに対し、閃光装置3のキセノン放電管18の色温度が
およそ6000K以上と高く、しかも固体撮像素子6は
色温度が高いほど輝度に対する感度が高くなる特性を備
えている。
【0026】したがって、キセノン放電管18の閃光に
よって被写体を照明し、被写体からの光を外部自動調光
用測光素子20により測光して閃光装置3の発光量を制
御すると、自然光により撮影を行う場合よりも露出オー
バーになってしまう。
【0027】そこで、この実施の形態の外部自動調光モ
ードでは、閃光装置3のキセノン放電管18による閃光
撮影時に適正露出となるように、カメラ本体1から送ら
れた補正係数により上記の調光レベルを補正、すなわち
調光レベルを下げる。これにより、発光時間が短くなっ
て閃光発光量が減少し、キセノン放電管18による被写
体照明時の露出オーバーを防止して適正露出を得ること
ができる。
【0028】調光レベルの補正係数は、キセノン放電管
18による閃光撮影時の、自動調光用測光素子20と固
体撮像素子6との輝度に対する感度の差を補正するため
の補正係数であり、自動調光用測光素子20と固体撮像
素子6の輝度に対する感度特性に基づいて、キセノン放
電管18による閃光撮影において最適な露出が得られる
値を予め設定し、カメラ本体コントローラー28のメモ
リに記憶しておく。
【0029】なお、この実施の形態では、外部自動調光
モードによる閃光撮影時に調光レベルを補正係数により
補正する例を示すが、外部自動調光モードによる閃光撮
影時にカメラ本体の絞り値を補正係数により補正し、閃
光撮影時には適正露出が得られるまで絞り込むようにし
てもよい。
【0030】また、上述した外部自動調光モードにおけ
る調光レベルの補正係数は、実際にキセノン放電管18
による閃光撮影を行って適正露出が得られる値を決定し
てもよい。なお、閃光放電管の種類によって色温度が異
なるので、閃光放電管の種類に応じて最適な補正係数を
設定する必要がある。
【0031】《TTL自動調光モード》TTL自動調光
モードはカメラ本体1で閃光発光量を制御する閃光撮影
モードであり、閃光装置3の予備発光時に被写体からの
光を撮影レンズ4を通してカメラ本体1で測光し、その
測光結果に基づいてカメラ本体1側で本発光による閃光
撮影時の発光量を制御する。このモードでは、カメラ本
体1から閃光装置3へ予備発光指令、本発光開始指令お
よび本発光停止指令が送られる。
【0032】閃光装置コントローラー32は、カメラ本
体1から予備発光指令を受信すると閃光回路31により
予備発光用ランプ19を点灯させ、予備発光を行う。カ
メラ本体コントローラー28は、予備発光により照明さ
れた被写体からの光を、撮影レンズ4を通して自動調光
用測光素子11により測光する。そして、予備発光時の
測光値、閃光装置3の発光時間に対する発光強さを示す
発光特性、撮像感度および絞り値に基づいて、TTL自
動調光モードの本発光時の発光量、すなわち発光時間を
決定する。
【0033】本発光時にはシャッター9が開放されるの
で、本発光により照明された被写体からの光は固体撮像
素子6へ入射する。ところが、固体撮像素子6は入射光
の光軸以外の方向へは光が反射しない性質を有してお
り、そのため本発光時の被写体からの光はTTL自動調
光用測光素子11の方向へ反射されず、TTL自動調光
用測光素子11で本発光時の輝度を測定することができ
ない。したがって、TTL自動調光モードでは、予備発
光時の被写界全体の測光値、閃光装置3の発光特性、撮
像感度および絞り値に基づいて本発光時のキセノン放電
管18の発光時間を決定する。
【0034】また、上述したように、CCD方式やXY
アドレス方式の固体撮像素子6とシリコンフォトダイオ
ードのTTL自動調光用測光素子11とでは、光源の種
類、すなわち照明光の色温度によって輝度に対する感度
が異なるため、予備発光時のTTL自動調光用測光素子
11による測光結果に基づいて本発光時の閃光装置3の
発光時間を決定すると、自然光により撮影を行う場合よ
りも露出オーバーになる。
【0035】そこで、このTTL自動調光モードでは、
キセノン放電管18による閃光撮影時の、TTL自動調
光用測光素子11と固体撮像素子6との輝度に対する感
度の差を考慮して、閃光装置3のキセノン放電管18に
よる本発光時に適正な露出が得られるように、予備発光
時に決定した本発光の発光時間を補正係数により補正
し、発光時間を短縮する。これにより、キセノン放電管
18による本発光時の発光量が減少して露出オーバーが
防止され、適正な露出を得ることができる。
【0036】発光時間の補正係数は、キセノン放電管1
8による閃光撮影時の、TTL自動調光用測光素子11
と固体撮像素子6との輝度に対する感度の差を補正する
ための補正係数であり、TTL自動調光用測光素子11
と固体撮像素子6の輝度に対する感度特性に基づいて、
キセノン放電管18による閃光撮影で最適な露出が得ら
れる値を予め設定し、カメラ本体コントローラー28の
メモリに記憶しておく。
【0037】次に、閃光装置コントローラー32は、カ
メラ本体1から本発光開始指令を受信すると閃光回路3
1によりキセノン放電管18を点灯して本発光を開始さ
せる。カメラ本体コントローラー28は、本発光時の発
光時間が補正係数による補正後の発光時間になると、閃
光装置3へ本発光停止指令を送る。閃光装置コントロー
ラー32は、カメラ本体1から本発光停止指令を受信す
ると閃光回路31によりキセノン放電管18の発光を停
止させ、本発光を終了させる。
【0038】《TTL−BL自動調光モード》TTL−
BL自動調光モードは、上記TTL自動調光モードと同
様に、カメラ本体1で閃光発光量を制御する閃光撮影モ
ードであり、閃光装置3の予備発光前と予備発光時に被
写体からの光を撮影レンズ4を通してカメラ本体1で測
光し、その測光結果に基づいてカメラ本体1側で本発光
による閃光撮影時の発光量を制御する。このモードで
は、カメラ本体1から閃光装置3へ予備発光指令、本発
光開始指令および本発光停止指令が送られる。
【0039】まず、カメラ本体コントローラー28は、
予備発光を行う前にミラー7,8がダウンしている状態
で、被写体からの光を撮影レンズ4、ペンタプリズム1
3などを通してTTL分割測光素子15へ導き、測光素
子15により各分割領域ごとに測光を行う(以下、AE
測光と呼ぶ)。その後、閃光装置コントローラー32へ
予備発光指令を送信する。閃光装置コントローラー32
は、カメラ本体1から予備発光指令を受信すると閃光回
路31により予備発光用ランプ19を点灯し、予備発光
を行う。カメラ本体コントローラー28は、予備発光時
にミラー7,8をアップし、撮影レンズ4を通過しシャ
ッター9の幕面で反射された被写体光をTTL自動調光
用測光素子11で受光し、測光素子11により被写界全
体を測光する(以下、上記のAE測光と区別するために
SB測光と呼ぶ)。そして、予備発光前の分割領域ごと
のAE測光値、予備発光時の被写界全体のSB測光値、
閃光装置3の発光時間に対する発光強さを示す発光特
性、撮像感度および絞り値に基づいて、背景光に露出を
合わせ、さらに主要被写体光と背景光とのバランスを考
慮して本発光時の発光量、すなわち本発光の発光時間を
決定する。このTTL−BL自動調光モードによれば、
背景光とのバランスのとれた自然な描写を可能にするこ
とができる。なお、TTL−BL自動調光についてはす
でに周知であるから詳細な説明を省略する。
【0040】本発光時にはシャッター9が開放されるの
で、本発光により照明された被写体からの光は固体撮像
素子6へ入射する。ところが、固体撮像素子6は入射し
た光がほとんど乱反射しない性質を有しており、そのた
め本発光時の被写体光はTTL自動調光用測光素子11
へ入射せず、TTL自動調光用測光素子11で本発光時
の輝度を測定することができない。したがって、TTL
−BL自動調光モードでは、予備発光前の分割領域ごと
のAE測光値、予備発光時の被写界全体のSB測光値、
閃光装置3の発光特性、撮像感度および絞り値に基づい
て本発光時のキセノン放電管18の発光時間を決定す
る。
【0041】また、上述したように、CCD方式やXY
アドレス方式の固体撮像素子6と、シリコンフォトダイ
オードのTTL自動調光用測光素子11とでは、光源の
種類、すなわち照明光の色温度によって輝度に対する感
度が異なるため、予備発光時のTTL自動調光用測光素
子11による測光結果に基づいて本発光時の閃光装置3
の発光時間を決定すると、自然光により撮影を行う場合
よりも露出オーバーになる。
【0042】そこで、このTTL−BL自動調光モード
では、TTL自動調光用測光素子11と固体撮像素子6
との輝度に対する感度の差を考慮して、閃光装置3のキ
セノン放電管18による本発光時に適正な露出が得られ
るように、予備発光時に決定した発光時間を補正係数に
より補正し、発光時間を短縮する。これにより、キセノ
ン放電管18による本発光時の発光量が減少して露出オ
ーバーになるのが防止され、適正な露出を得ることがで
きる。
【0043】発光時間の補正係数は、キセノン放電管1
8による閃光撮影時の、固体撮像素子6とTTL自動調
光用測光素子11との輝度に対する感度の差を補正する
ための補正係数であり、固体撮像素子6とTTL自動調
光用測光素子11の輝度に対する感度特性に基づいて、
キセノン放電管18による閃光撮影で最適な露出が得ら
れる値を予め設定し、カメラ本体コントローラー28の
メモリに記憶しておく。
【0044】次に、閃光装置コントローラー32は、カ
メラ本体1から本発光開始指令を受信すると閃光回路3
1によりキセノン放電管18を点灯して本発光を開始さ
せる。カメラ本体コントローラー28は、本発光時の発
光時間が補正係数による補正後の発光時間になると、閃
光装置3へ本発光停止指令を送る。閃光装置コントロー
ラー32は、カメラ本体1から本発光停止指令を受信す
ると閃光回路31によりキセノン放電管18の発光を停
止させ、本発光を終了させる。
【0045】なお、上述したTTL自動調光モードおよ
びTTL−BL自動調光モードにおける発光時間の補正
係数は、実際にキセノン放電管18による閃光撮影を行
って適正露出が得られる値を決定してもよい。また、閃
光放電管の種類によって色温度が異なるので、閃光放電
管の種類に応じて最適な補正係数を設定する必要があ
る。
【0046】次に、それぞれの閃光撮影モードの閃光撮
影動作を説明する。
【0047】《外部自動調光モードの閃光撮影動作》図
3および図4は、外部自動調光モードにおける閃光撮影
動作を示すフローチャートである。これらのフローチャ
ートにより、一実施の形態の動作を説明する。カメラ本
体1および閃光装置3の撮影モード設定部材(不図示)
により外部自動調光モードが設定されると、カメラ本体
1のコントローラー28と閃光装置3のコントローラー
32はこの閃光撮影動作を実行する。
【0048】カメラ本体コントローラー28は、ステッ
プ1において半押しスイッチ29によりシャッターボタ
ンが半押しされているかどうかを確認し、シャッターボ
タンが半押しされるとステップ2へ進む。ステップ2で
は閃光装置コントローラー32へ予備発光指令を送信す
る。閃光装置コントローラー32は、ステップ21でカ
メラ本体コントローラー28から予備発光指令を受信す
るとステップ22へ進み、閃光回路31により予備発光
用ランプ19を点灯して予備発光を行う。
【0049】カメラ本体コントローラー28は、ステッ
プ3で予備発光時に焦点検出装置10により撮影レンズ
4の焦点調節状態を検出するとともに、分割測光素子1
5により分割領域ごとに測光する。続くステップ4で焦
点検出結果に基づいてレンズ駆動装置27により撮影レ
ンズ4の焦点調節を行う。次に、ステップ5で分割測光
素子15による分割測光結果に基づいて露出演算を行
い、演算結果の露出値に基づいて絞り駆動装置26によ
り絞り5を制御する。そして、ステップ6で撮像感度、
絞り値、補正係数などの閃光撮影情報を閃光装置コント
ローラー32へ送信する。
【0050】閃光装置コントローラー32は、ステップ
23で閃光撮影情報を受信し、続くステップ24で閃光
撮影情報の撮像感度と絞り値に基づいて調光レベルを決
定する。さらに、キセノン放電管18による閃光撮影で
適正露出を得るために補正係数により調光レベルを補正
し、調光レベルを下げる。
【0051】カメラ本体コントローラー28は、ステッ
プ7でレリーズスイッチ30によりシャッターボタンが
レリーズされたかどうかを確認し、シャッターがレリー
ズされたらステップ8へ進み、そうでなければステップ
1へ戻る。ステップ8では、シャッター駆動装置25に
よりシャッター9を開放するとともに、CCD撮像素子
6による電荷の蓄積を開始する。続くステップ9で閃光
装置コントローラー32へ本発光開始指令を送信する。
【0052】閃光装置コントローラー32は、ステップ
25で本発光開始指令を受信するとステップ26へ進
む。ステップ26では、閃光回路31によりキセノン放
電管18を点灯させて本発光を開始させるとともに、本
発光で照明された被写体を自動調光用測光素子11によ
り測光する。そして、ステップ27で測光値の時間積分
量が補正後の調光レベルに達したかどうかを確認し、調
光レベルに達しておればステップ28へ進んでキセノン
放電管18の本発光を終了する。
【0053】カメラ本体コントローラー28は、閃光装
置3の本発光が終了すると、ステップ10でシャッター
駆動回路25によりシャッター9を閉じるとともに、撮
像素子6の電荷蓄積を終了する。ステップ11で撮像素
子6から信号処理回路21へ蓄積電荷を読み出し、続く
ステップ12で画像信号にゲイン調整や雑音除去などの
処理を行った後、A/D変換し、さらにホワイトバラン
ス調整、輪郭補償、ガンマ補正などの処理を行う。次
に、ステップ13で圧縮伸長回路22により原画像を圧
縮し、ステップ14で圧縮後の画像データをメモリカー
ドへ記録する。
【0054】《TTL自動調光モードおよびTTL−B
L自動調光モードの閃光撮影動作》図5および図6は、
TTL自動調光モードおよびTTL−BL自動調光モー
ドにおける閃光撮影動作を示すフローチャートである。
これらのフローチャートにより、一実施の形態の動作を
説明する。カメラ本体1および閃光装置3の撮影モード
設定部材(不図示)によりTTL自動調光モードまたは
TTL−BL自動調光モードが設定されると、カメラ本
体1のコントローラー28と閃光装置3のコントローラ
ー32はこの閃光撮影動作を実行する。
【0055】カメラ本体コントローラー28は、ステッ
プ31において半押しスイッチ29によりシャッターボ
タンが半押しされているかどうかを確認し、シャッター
ボタンが半押しされるとステップ32へ進む。ステップ
32で、TTL−BL自動調光モードが選択されている
場合は、予備発光前のミラー7,8がダウンしている状
態でTTL分割測光素子15により分割領域ごとに上述
したAE測光を行う。なお、TTL自動調光モードの場
合は予備発光前のAE測光を行わない。続くステップ3
3で、閃光装置コントローラー32へ予備発光指令を送
信する。閃光装置コントローラー32は、ステップ51
でカメラ本体コントローラー28から予備発光指令を受
信するとステップ52へ進み、閃光回路31により予備
発光用ランプ19を点灯して予備発光を行う。
【0056】カメラ本体コントローラー28は、ステッ
プ34で予備発光時にミラー7,8をアップし、焦点検
出装置10により撮影レンズ4の焦点調節状態を検出す
るとともに、TTL自動調光用測光素子11により上述
したSB測光を行う。続くステップ35で焦点検出結果
に基づいてレンズ駆動装置27により撮影レンズ4の焦
点調節を行う。次に、ステップ36で測光結果に基づい
て露出演算を行い、演算結果の露出値に基づいて絞り駆
動装置26により絞り5を制御する。
【0057】カメラコントローラー28は、ステップ3
7において、TTL自動調光モード設定時は、予備発光
時の被写界全体の測光値、閃光装置3の発光特性、撮像
感度および絞り値に基づいて本発光の発光時間を決定
し、TTL−BL自動調光モードでは、予備発光前の分
割領域ごとのAE測光値、予備発光時の被写界全体のS
B測光値、閃光装置3の発光特性、撮像感度および絞り
値に基づいて本発光の発光時間を決定する。そして、い
ずれのTTL自動調光モードでも、キセノン放電管18
による閃光撮影で適正露出を得るために補正係数により
発光時間を補正し、発光時間を短くする。
【0058】カメラ本体コントローラー28は、ステッ
プ38でレリーズスイッチ30によりシャッターボタン
がレリーズされたかどうかを確認し、シャッターがレリ
ーズされたらステップ39へ進み、そうでなければステ
ップ31へ戻る。ステップ39では、シャッター駆動装
置25によりシャッター9を開放するとともに、CCD
撮像素子6による電荷の蓄積を開始する。続くステップ
40で閃光装置コントローラー32へ本発光開始指令を
送信する。
【0059】閃光装置コントローラー32は、ステップ
53で本発光開始指令を受信するとステップ54へ進
み、閃光回路31によりキセノン放電管18を点灯させ
て本発光を開始させる。
【0060】カメラ本体コントローラー28は、ステッ
プ41で本発光時の発光時間が補正後の発光時間に達し
たかどうかを確認し、発光時間が終了していればステッ
プ42へ進み、閃光装置コントローラー32へ本発光停
止指令を送信する。
【0061】閃光装置コントローラー32は、ステップ
55で本発光停止指令を受信するとステップ56へ進
み、閃光回路31によりキセノン放電管18の本発光を
終了する。
【0062】カメラ本体コントローラー28は、閃光装
置3の本発光が終了すると、ステップ43でシャッター
駆動回路25によりシャッター9を閉じるとともに、撮
像素子6の電荷蓄積を終了する。ステップ44で撮像素
子6から信号処理回路21へ蓄積電荷を読み出し、続く
ステップ45で画像信号にゲイン調整や雑音除去などの
処理を行った後、A/D変換し、さらにホワイトバラン
ス調整、輪郭補償、ガンマ補正などの処理を行う。次
に、ステップ46で圧縮伸長回路22により原画像を圧
縮し、ステップ47で圧縮後の画像をメモリカードへ記
録する。
【0063】以上の実施の形態の構成において、固体撮
像素子6が固体撮像手段を、撮影レンズ4および絞り5
が撮像光学系を、バッファーメモリ23およびメモリカ
ード24が記録媒体を、信号処理回路21、圧縮伸長回
路22およびカメラ本体コントローラー28が記録手段
を、閃光装置3が閃光装置を、TTL自動調光用測光素
子11、TTL分割測光素子15および外部自動調光用
測光素子20が測光手段を、カメラ本体コントローラー
28および閃光装置コントローラー32が調光手段およ
び補正手段をそれぞれ構成する。
【0064】なお、上述した一実施の形態では、外部自
動調光による閃光撮影時に適正露出が得られるように、
調光レベルを補正係数により補正して発光量を低減する
例を示した。また、TTL自動調光およびTTL−BL
自動調光による閃光撮影時に適正露出が得られるよう
に、発光時間を補正係数により補正して発光量を低減す
る例を示した。しかし、閃光撮影のために調光レベルま
たは発光時間を補正せずに、画像処理回路におけるゲイ
ン調整時の増幅ゲインを補正係数により補正し、閃光撮
影時には適正露出が得られるまでゲインを下げるように
してもよい。
【0065】また、閃光撮影時に閃光装置の発光を途中
で終了させて発光量を低減するのではなく、閃光撮影時
に発光の強さを下げて発光量を低減するようにしてもよ
い。
【0066】さらに、上述した実施の形態では着脱可能
な閃光装置3をカメラ本体1に装着する例を示したが、
閃光装置を内蔵したカメラに対しても本発明を適用する
ことができ、同様な効果を得ることができる。
【0067】
【発明の効果】(1) 以上説明したように請求項1の
発明によれば、閃光装置による被写体照明時の固体撮像
手段と測光手段との輝度に対する感度の差を補正し、閃
光装置による被写体照明時の測光手段による測光結果に
基づいて閃光装置の発光量を制御するようにしたので、
測光手段と固体撮像手段とが、光源の種類すなわち照明
光の色温度によって輝度に対する感度が異なるために、
閃光装置による閃光撮影時に露出オーバーになるのを防
止でき、自然光による撮影時と同様な適正露出が得られ
る。 (2) 請求項2の発明によれば、予備発光時の測光結
果に基づいて固体撮像手段と測光手段との感度差を補正
するようにしたので、閃光撮影時にTTL自動調光を行
うことができない一眼レフレックスタイプのデジタルス
チルカメラにおいても、閃光装置による閃光撮影時に前
記感度差を補正して露出オーバーになるのを防止でき、
自然光による撮影時と同様な適正露出が得られる。 (3) 請求項3の発明によれば、閃光装置による閃光
撮影時に適正な露出が得られるように、閃光装置による
閃光撮影時の発光量を低減して固体撮像手段と測光手段
との輝度に対する感度差を補正するようにしたので、閃
光装置による閃光撮影時に露出オーバーになるのを防止
でき、自然光による撮影時と同様な適正露出が得られ
る。 (4) 請求項4の発明によれば、閃光装置による閃光
撮影時に閃光装置の発光時間を短縮して発光量を低減す
るようにしたので、上記請求項3と同様な効果が得られ
る。 (5) 請求項5の発明によれば、閃光装置による閃光
撮影時に閃光装置の発光の強さを下げて発光量を低減す
るようにしたので、上記請求項3と同様な効果が得られ
る。 (6) 請求項6の発明によれば、閃光装置による閃光
撮影時に適正な露出が得られるように、固体撮像手段か
ら読み出した被写体像データを増幅する際のゲインを低
減して前記感度差を補正するようにしたので、上記請求
項3と同様な効果が得られる。 (7) 請求項7の発明によれば、固体撮像手段の撮像
感度と撮像光学系の絞り値に基づいて閃光装置の調光レ
ベルを決定し、閃光装置による閃光撮影時に測光手段に
よる測光値の積分量が調光レベルに達すると閃光装置に
よる被写体照明を停止し、固体撮像手段と測光手段との
輝度に対する感度の差を補正するための補正係数を調光
手段へ送り、補正係数により調光レベルを低減させるよ
うにしたので、外部自動調光モードによる閃光撮影時に
も露出オーバーになるのを防止でき、自然光による撮影
時と同様な適正露出が得られる。 (8) 請求項8の発明によれば、固体撮像手段の撮像
感度と撮像光学系の絞り値に基づいて閃光装置の調光レ
ベルを決定し、閃光装置による閃光撮影時に測光手段に
よる測光値の積分量が調光レベルに達すると閃光装置に
よる被写体照明を停止し、閃光装置による閃光撮影時に
撮像光学系の絞りを絞り込んで前記感度差を補正するよ
うにしたので、上記請求項7と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の閃光装置を装着した一眼レフ
レックスタイプのデジタルスチルカメラの断面を示す図
である。
【図2】 一実施の形態の電気回路の構成を示す図であ
る。
【図3】 外部自動調光モードの閃光撮影動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】 図3に続く、外部自動調光モードの閃光撮影
動作を示すフローチャートである。
【図5】 TTL自動調光モードおよびTTL−BL自
動調光モードの閃光撮影動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】 図5に続く、TTL自動調光モードおよびT
TL−BL自動調光モードの閃光撮影動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 レンズ鏡胴 3 閃光装置 4 撮影レンズ 5 絞り 6 固体撮像素子 7 メインミラー 8 サブミラー 9 シャッター 10 焦点検出装置 11 TTL自動調光用測光素子 12 ファインダースクリーン 13 ペンタプリズム 14 接眼レンズ 15 TTL分割測光素子 16,17 集光レンズ 18 キセノン放電管 19 予備発光用ランプ 20 外部自動調光用測光素子 21 信号処理回路 22 圧縮伸長回路 23 バッファーメモリ 24 メモリカード 25 シャッター駆動装置 26 絞り駆動装置 27 レンズ駆動装置 28 コントローラー 29 半押しスイッチ 30 レリーズスイッチ 31 閃光回路 32 コントローラー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の光電変換素子が二次元状に配列され
    た固体撮像手段と、 前記固体撮像手段上に被写体像を結像する撮像光学系
    と、 前記固体撮像手段から被写体像データを読み出して記録
    媒体に記録する記録手段と、 被写界を照明する閃光装置と、 被写体からの光を測定する測光手段と、 前記閃光装置による被写体照明時の前記固体撮像手段と
    前記測光手段との輝度に対する感度の差を補正する補正
    手段と、 前記閃光装置による被写体照明時の前記測光手段による
    測光結果に基づいて前記閃光装置の発光量を制御する調
    光手段とを備えることを特徴とするデジタルスチルカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のデジタルスチルカメラに
    おいて、 前記閃光装置は閃光撮影前に予備発光を行い、 前記測光手段は予備発光時に被写体からの光を測定し、 前記補正手段は、予備発光時の前記測光手段による測光
    結果に基づいて前記感度差を補正することを特徴とする
    デジタルスチルカメラ。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のデジタルスチルカメラに
    おいて、 前記補正手段は、前記閃光装置による閃光撮影時に適正
    な露出が得られるように、前記閃光装置による閃光撮影
    時の発光量を低減して前記感度差を補正することを特徴
    とするデジタルスチルカメラ。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のデジタルスチルカメラに
    おいて、 前記補正手段は、前記閃光装置の発光時間を短縮して発
    光量を低減することを特徴とするデジタルスチルカメ
    ラ。
  5. 【請求項5】請求項3に記載のデジタルスチルカメラに
    おいて、 前記補正手段は、前記閃光装置の発光の強さを下げて発
    光量を低減することを特徴とするデジタルスチルカメ
    ラ。
  6. 【請求項6】請求項2に記載のデジタルスチルカメラに
    おいて、 前記補正手段は、前記閃光装置による閃光撮影時に適正
    な露出が得られるように、前記固体撮像手段から読み出
    した被写体像データを増幅する際のゲインを低減して前
    記感度差を補正することを特徴とするデジタルスチルカ
    メラ。
  7. 【請求項7】請求項1に記載のデジタルスチルカメラに
    おいて、 前記測光手段は前記閃光装置による閃光撮影時に被写体
    からの光を測定し、 前記調光手段は、前記固体撮像手段の撮像感度と前記撮
    像光学系の絞り値に基づいて前記閃光装置の調光レベル
    を決定し、前記閃光装置による閃光撮影時に前記測光手
    段による測光値の積分量が前記調光レベルに達すると前
    記閃光装置による被写体照明を停止し、 前記補正手段は、前記固体撮像手段と前記測光手段との
    輝度に対する感度の差を補正するための補正係数を前記
    調光手段へ送り、前記補正係数により前記調光レベルを
    低減させることを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  8. 【請求項8】請求項1に記載のデジタルスチルカメラに
    おいて、 前記測光手段は前記閃光装置による閃光撮影時に被写体
    からの光を測定し、 前記調光手段は、前記固体撮像手段の撮像感度と前記撮
    像光学系の絞り値に基づいて前記閃光装置の調光レベル
    を決定し、前記閃光装置による閃光撮影時に前記測光手
    段による測光値の積分量が前記調光レベルに達すると前
    記閃光装置による被写体照明を停止し、 前記補正手段は、前記閃光装置による閃光撮影時に前記
    撮像光学系の絞りを絞り込んで前記感度差を補正するこ
    とを特徴とするデジタルスチルカメラ。
JP27511799A 1999-09-28 1999-09-28 デジタルスチルカメラ Expired - Lifetime JP4479021B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27511799A JP4479021B2 (ja) 1999-09-28 1999-09-28 デジタルスチルカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27511799A JP4479021B2 (ja) 1999-09-28 1999-09-28 デジタルスチルカメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001103367A true JP2001103367A (ja) 2001-04-13
JP4479021B2 JP4479021B2 (ja) 2010-06-09

Family

ID=17550964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27511799A Expired - Lifetime JP4479021B2 (ja) 1999-09-28 1999-09-28 デジタルスチルカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4479021B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002341413A (ja) * 2001-05-14 2002-11-27 Nikon Corp 電子閃光装置
JP2010020332A (ja) * 2009-08-28 2010-01-28 Casio Comput Co Ltd 撮像装置、プログラム
JP2010032681A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Nikon Corp カメラシステム、カメラ及び照明装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002341413A (ja) * 2001-05-14 2002-11-27 Nikon Corp 電子閃光装置
JP4608806B2 (ja) * 2001-05-14 2011-01-12 株式会社ニコン 電子閃光装置
JP2010032681A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Nikon Corp カメラシステム、カメラ及び照明装置
JP2010020332A (ja) * 2009-08-28 2010-01-28 Casio Comput Co Ltd 撮像装置、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4479021B2 (ja) 2010-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3993043B2 (ja) デジタルスチルカメラ
US7847859B2 (en) Exposure control method and imaging apparatus
US8629934B2 (en) Imaging apparatus and method for controlling the same
JP2008187615A (ja) 撮像素子、撮像装置、制御方法、及びプログラム
JP2000047297A (ja) デジタルスチルカメラ
US8154621B2 (en) Photographing apparatus and photographing method
JP5791765B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
KR20090095920A (ko) 디지털 이미지 촬영 장치, 상기 장치의 노출 제어 방법,디지털 이미지 촬영 방법 및 상기 디지털 이미지 촬영방법을 위한 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는매체
JP2000111979A (ja) 電子カメラ
US8149291B2 (en) Image capture apparatus, control method thereof, program, and storage medium
JP2001021961A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4479021B2 (ja) デジタルスチルカメラ
JPH05292388A (ja) 撮像装置
JP2000156874A (ja) デジタルカメラ
JP4323781B2 (ja) 撮像装置とその制御方法
JP2000111982A (ja) 電子カメラ
JP4081581B2 (ja) オートホワイトバランス制御方法
JP4657543B2 (ja) 焦点検出装置
JPH0488762A (ja) 電子的撮像装置
US6292630B1 (en) Camera
JP4102201B2 (ja) 測光装置、電子カメラ
JPH06205288A (ja) 電子スチルカメラおよびスチルビデオバック
JP2004325588A (ja) ストロボ発光制御方法
JP4242636B2 (ja) 電子カメラ
JPS63246084A (ja) 電子カメラの自動露出制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090518

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090811

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091111

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100308

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4479021

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140326

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term