JP3892318B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部通信回線とのデータ送受信を行なう画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置にあっては、画像形成装置本体からオペレータが離れていても、画像形成装置本体の動作状態や異常状態の発生を、周囲を煩わせることなく速やかに検知するようにしたものが知られており、たとえば特開平11−109800に記載されたようなものがある。このものは、制御部がセンサによって複写機本体のジャムを検知した検知信号を受け取ると、音声出力部でアラームを鳴動させ、表示部にジャム発生のメッセージを表示するようになっている。また、これと同時に、信号送受信部を介して遠隔複写状態伝達機に検知信号を送信し、遠隔複写状態伝達機の制御部は、信号送受信部で受信した検知信号に基づいて振動発生部で振動を発生させ、これによりオペレータが複写機本体から離れていても、動作状態をリアルタイムで検知することができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の画像形成装置にあっては、実行中の動作を他者が中断してしまったり、他者が画像形成装置から離れているユーザに実行中の動作を中断してもよいのかを確認をすることができなかったために、1台の画像形成装置を複数人で有効活用することができないという問題があった。
【0004】
そこで、本発明は上記課題を解決し複数のユーザで有効活用することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、原稿の画像データを読み取る読み取り手段と、前記画像データを印刷する画像印刷手段と、前記画像データの読み取り処理または印刷処理を中止する操作を入力する中止操作手段と、携帯端末とデータの送受信を行なう通信手段と、前記画像データの読み取り処理または印刷処理と前記携帯端末との対応付けを登録する登録手段とを有する画像形成装置において、前記中止操作手段により中止の操作が入力された場合に、中止される読み取り処理または印刷処理に対応する携帯端末に前記通信手段により第1の確認通知を送信するとともに該第1の確認通知に対する前記携帯端末からの応答を受信し、受信した応答内容に応じて前記中止操作手段による中止の操作が有効であるか無効であるかを決定する中止確認手段を備えることを特徴としている。
【0006】
このため、ユーザが指示した実行中のコピー動作が他者によって安易に中止されることを防ぐことができ、また他者は実行中のコピー動作の中止をしてよいかをユーザに確認することができるので、一台の画像形成装置を複数のユーザで有効活用することができる。
【0007】
また本発明は、原稿の画像データを読み取る読み取り手段と、前記画像データを印刷する画像印刷手段と、前記画像データの印刷中に次原稿の読み取りと印刷予約を行なう予約コピー動作手段と、前記印刷予約の順序を変更する予約内容変更手段と、携帯端末とデータの送受信を行なう通信手段と、前記印刷予約と前記携帯端末との対応付けを登録する登録手段とを有する画像形成装置において、前記予約内容変更手段により印刷予約の順序が変更される場合に、変更される印刷予約に対応する携帯端末に前記通信手段により第2の確認通知を送信するとともに該第2の確認通知に対する前記携帯端末からの応答を受信し、受信した応答内容に応じて前記予約内容変更手段による印刷予約の順序の変更が有効であるか無効であるかを決定する変更確認手段を備えることを特徴としている。
【0008】
このため、予約コピー動作が他者によって安易にその内容が変更されることを防ぐことができ、一台の画像形成装置を複数のユーザで使用する場合に、予約コピー中に画像形成装置から離れていても予約コピー動作が保証される。
【0009】
また本発明はパスワードを登録するパスワード登録手段と、前記中止操作手段による中止の操作または前記予約内容変更手段による印刷予約の順序の変更が行なわれた場合において、前記パスワード登録手段により登録したパスワードが入力されると、前記携帯端末からの応答に関わらず、前記中止操作手段による中止の操作または前記予約内容変更手段による印刷予約の順序の変更を有効とするパスワード認証手段とを備えたことを特徴としている。
このため、ユーザからの返信がない場合においても、他者はパスワードの入力により画像形成装置の操作を行なうことができる。
【0010】
また本発明は、前記通信手段が前記第1の確認通知または前記第2の確認通知を前記携帯端末に送信してから一定時間経過しても前記携帯端末から返答の受信がされない場合、前記中止操作手段による中止の操作または前記予約内容変更手段による印刷予約の順序の変更を有効とするか無効とするかを予め設定する許可設定手段を備えたことを特徴としている。
【0011】
このため、ユーザからの返信がない場合においても、一定時間経過後に他者は画像形成装置の操作を行なうことができる。
【0012】
また本発明は、前記第1の確認通知もしくは前記第2の確認通知を前記携帯端末が受信できたか否かまたは前記携帯端末で認識できたか否かを確認する確認手段と、前記確認手段による確認結果を表示する表示手段とを備えたことを特徴としている。
【0013】
このため、他者はユーザからの返信を待っている間にユーザへの通知の状況を知ることができる。
【0014】
また本発明は、前記第1の確認通知もしくは前記第2の確認通知を前記携帯端末が受信できなかったまたは前記携帯端末で認識できなかったことを前記確認手段が確認した場合に、前記第1の確認通知または前記第2の確認通知を所定の間隔で再送信する再通知手段を備えたことを特徴としている。
【0015】
このため、ユーザの携帯端末と画像形成装置との通信に問題があったときでも、確認通知を届けることができる。
【0016】
また本発明は、前記予約コピー動作手段による印刷予約が複数ある場合において、前記予約内容変更手段より印刷予約の順序が変更されるとき、順序が変更される全ての印刷予約に対応する携帯端末に前記第2の確認通知を送信する複数ユーザ確認手段とを備えることを特徴としている。
【0017】
このため、携帯端末装置をもった複数のユーザによる予約コピー動作の待機順序が変更される場合でも、予約コピーをしたユーザとこれを変更しようとする他者との調整をすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0019】
まず、構成を説明する。
【0020】
図1は、第1の実施の形態の画像形成装置を示す図であり、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能等を備えたいわゆる複合機と呼ばれる画像形成装置に適用した例を示している。
【0021】
図1に示す画像形成装置500において、自動原稿送り装置(ADF)1が備える原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部30上のプリントキー34(図2参照)が押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3および給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送されるようになっている。
【0022】
そして、読み取りユニット50がコンタクトガラス6上の原稿の画像データを読み取った後、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出される。続いて、原稿セット検知7が原稿台2に次の原稿が載置されていることを検知すると、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。ここで、給送ローラ3、給送ベルト4および排送ローラ5は図示しないモータによって駆動されるようになっている。
【0023】
第1トレイ8、第2トレイ9および第3トレイ10の各給紙トレイに積載された転写紙は、各々第1給紙ユニット11、第2給紙ユニット12および第3給紙ユニット13によって縦搬送ユニット14に給紙され、縦搬送ユニット14は感光体15に当接する位置まで搬送する。読み取りユニット50により読み込まれた画像データは、書き込みユニット57が照射するレーザによって感光体15に書き込まれた後、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。
【0024】
そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15上に形成されたトナー像が転写紙に転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によって後処理装置としてのフィニシャ100に排出される。
【0025】
フィニシャ100は、切り替え板101を備え、画像形成装置500から排紙された転写紙を切り替え板101により排紙搬送ローラ102の方向、またはステープラ106の方向に導くようになっている。すなわち、切り替え板101を上方に切り替えたときは、転写紙は排紙搬送ローラ103を経由して排紙トレイ104側に排紙され、切り替え板101を下向に切り替えたときは、転写紙はステープラ搬送ローラ105、107を経由して、ステープルトレイ108に搬送され積載される。
【0026】
ステープルトレイ108に積載された転写紙は、一枚搬送される毎に紙揃え用のジョガー109によって、紙端面が揃えられ、一部のコピーが完了するとステープラ106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙の束は自重によってステープル完了排紙トレイ110に収納される。
【0027】
一方、排紙トレイ104は前後(排出方向に対し両側面の方向)に移動するようになっており原稿毎に、または画像メモリ66(図4参照)によって電子ソートされたコピー1部毎に、前後に移動することにより画像形成装置500から排出されるコピー紙の仕分けが行われる。
【0028】
また、転写紙の両面に画像を作像する場合は、転写紙が両面搬送ユニット111に導かれるように、経路切り替えの為の図示しない分岐爪112をセットする事により、一方の面のみに作像された転写紙を両面搬送ユニット111に蓄えるようになっている。
【0029】
その後、両面搬送ユニット111にストックされた転写紙は、再び感光体15により作像されたトナー画像を転写するために、両面搬送ユニット111から再給紙され図示しない分岐爪112の切り替えにより排紙トレイ104に導かれる。この様に両面給紙ユニット111が転写紙の裏表を反転することにより、転写紙の両面に画像を作成するようになっている。
【0030】
なお、感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18および現像ユニット27は、メインモータ25(図3参照)によって駆動される。また、各給紙ユニット11〜13は、メインモータ25の駆動を各々図示しない給紙クラッチによって伝達することにより駆動される。縦搬送ユニット14は、メインモータ25の駆動を図示しない中間クラッチによって伝達することにより駆動される。
【0031】
図2に、画像形成装置500に設けられた操作部30を示す。
【0032】
操作部30は液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキー34、予熱キー35、リセットキー36および初期設定キー37を有している。また、液晶タッチパネル31には、各種の機能キーと部数および画像形成装置500の状態を示すメッセージ等が表示されるようになっている。また、液晶タッチパネル31はオペレータが表示されたキーをタッチすると選択された機能を示すキーが黒く反転するようになっている。また、機能の詳細を指定するような場合(たとえばページ印字の種類を指定する場合等)には、キーにタッチすると機能の詳細の指定をするための設定画面が表示されるようになっている。また、液晶タッチパネル31にはドット表示器を使用し最適な表示をグラフィカルに行なうことができるようになっている。初期設定キー37は、これを押下げすることにより画像形成装置500の初期状態を任意にカスタマイズすることができるようになっている。たとえば、画像形成装置500が収納する用紙サイズを設定したりコピー機能のリセットキー(図示しない)を押したときに設定される状態を任意に設定することができるようになっている。また、画像形成装置500は、一定時間操作がないときに優先して選択されるアプリケーション(コピー、ファックス、スキャナ、プリンタ等の画像形成装置が備える機能のことを本明細書ではアプリケーションという)を設定したり、国際エネルギースター計画に従った低電力状態へ移行するまでの時間の設定およびオートオフ/スリープモードへ移行するまでの時間の設定をすることができるようになっている。また、予熱キー35を押すと画像形成装置500は待機状態から電力低減状態に移行するとともに定着温度を低下させた予熱状態となりさらに操作部30の表示を消灯するようになっている。ここで、予熱状態とは国際エネルギースター計画でいう低電力状態を意味するものである。また、予熱キー35を再び押すことによって、予熱状態またはオフ状態/スリープ状態が解除されて待機状態に移行するようになっている。
【0033】
図3は画像形成装置500が備えるメインコントローラ20を示すものである。メインコントローラ20は画像形成装置500全体の制御を行なうものである。メインコントローラ20には、オペレータに対する表示とオペレータからの機能設定のための入力を行なう操作部30、スキャナの制御、原稿画像を画像メモリ66に書き込む制御、画像メモリ66からの作像を行なう制御等の各種制御を行なう画像処理ユニット(IPU)49、自動原稿送り装置(ADF)1等の装置が接続されており、各装置とメインコントローラ20は必要に応じて装置の状態や動作指令の情報の遣り取りを行っている。また、メインコントローラ20には、紙搬送等の動力原としてのメインモータ25、各種のクラッチ21〜24も接続されておりこれらの制御をするようになっている。
【0034】
次に、図1に戻って、画像形成装置500による原稿の読み取りから画像の書き込みまでを説明する。読み取りユニット50は原稿を載置するコンタクトガラス6と光学操作系を有しており、光学操作系は露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセンサ54等を有している。露光ランプ51および第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定されており、第2ミラー55および第3ミラー56は図示しない第2キャリッジ上に固定されている。そして、原稿像を読み取るときには、光路長が変化してしまわないように、第1キャリッジ、第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査されるようになっている。このいわゆる光学操作系は図示しないスキャナ駆動モータにより駆動される。書き込みユニット57はレーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60を有し、レーザ出力ユニット58は内部にレーザ光源としての図示しないレーザダイオードと、図示しないモータによって高速で定速回転する図示しない多角形ミラー(ポリゴンミラー)とを有している。また、書き込みユニット57から出力されるレーザ光は感光体15に照射されるようになっており、感光体15の一端近傍のレーザビームが照射される位置には主走査同期信号を発生する図示しないビームセンサが配置されている。
【0035】
図4は画像処理ユニット(IPU)49の内部構成を示すブロック図である。図4において、露光ランプ51(図1参照)から照射された光の反射光はCCDイメージセンサ54により光電変換され、A/Dコンバータ61によりデジタル信号に変換される。デジタル信号に変換された画像信号はシェーディング補正62によりシェーディング補正された後、画像処理部63によりMTF・γ補正される。さらに、セレクタ64の切り替えにより印字合成部71を介して変倍回路77に、または画像メモリコントローラ65に供給される。変倍回路77を経由した画像信号は変倍率に応じて拡大縮小されて書き込みユニット57に送られるようになっている。
【0036】
また、画像メモリコントローラ65とセレクタ64の間は双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。また、図示しないがIPU49には読み取りユニット50から入力される画像データ以外にも、I/Oポート67、電話回線通信制御ユニット78を介して外部から供給される画像データ(たとえば、パーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から入力した画像データ)も処理することができるよう、複数のデータの入出力の選択をする機能を有している。
【0037】
なお、本実施の形態では、I/Oポート67を介して画像形成装置500をネットワーク接続しており、その通信手段にはインターネットの標準プロトコルとして普及しているTCP/IP等の通信プロトコルを用いるようになっている。また、本実施の形態では図5に示すようなネットワーク構成をとり、ネットワーク接続された各画像形成装置の装置構成情報や動作状況、またはリモート出力コマンド等の制御コマンド、設定コマンドの送受信を行っている。
【0038】
電話回線通信制御ユニット78は、図示しない付属のアンテナを介して無線通信網から受信したアナログ情報をデジタル化するとともに、画像メモリ66やHD75(ハードディスク)、ROM69、RAM70、NV−RAM74に記憶されたデータをアナログ情報に変換して所定の携帯端末に送信するようになっている。これにより画像形成装置500が一般の電話とのデータの送受信ができるようになっている。
【0039】
また、画像処理ユニット(IPU)49は、画像メモリコントローラ65等への設定や、読み取り部50、書き込み部57の制御を行なうCPU68、およびその制御のためのプログラムやデータを格納するROM69、RAM70、NV−RAM74を有している。また、CPU68は、画像メモリコントローラ65を介して、画像メモリ66へのデータの書き込みおよび画像メモリ66からのデータの読み出しをするようになっている。画像メモリコントローラ65に送られた画像は、画像メモリコントローラ65の内部にある図示しない画像圧縮装置により圧縮された後、画像メモリ66に送られる。なお、画像を圧縮する理由は、最大画像サイズ分の256階調のデータをそのまま画像メモリ66に書き込むことは可能であるが1枚あたりの原稿画像で大変多くの画像メモリ66を使用してしまうからである。すなわち、画像圧縮を行なうことによって、限られた画像メモリ66を有効に利用できるようにするためである。また、一度に多くの原稿画像データを記憶することができるため、ソート機能として、蓄えられた原稿画像イメージをページ順に出力することができ、この場合は画像を出力する際に画像メモリ66の画像データを画像メモリコントローラ65の内部の図示しない伸長装置で順次伸長しながら出力を行なうようになっている。なお、前述したような機能を一般に「電子ソート」という。また、画像メモリ66の機能を利用して複数枚の原稿画像を画像メモリ66の転写紙1枚分のエリアを分割したエリアに順次読み込むこともできるようになっている。たとえば、4枚の原稿画像を画像メモリ66の転写紙1枚分の4等分されたエリアに順次書き込むことにより4枚の原稿が1枚の転写紙イメージに集約されたコピー出力を得ることができるようになっており、これを一般に「集約コピー」という。また、画像メモリ66の画像はCPU68からアクセスできるようになっており画像メモリ66の内容を加工することができる。たとえば画像の間引き処理、画像の切り出し処理等をすることができるようになっている。ここで、加工は画像メモリコントローラ65のレジスタ(図示しない)にデータを書き込み画像メモリ66の処理を行なうことにより行われる。なお、加工された画像は画像メモリ66に再度保存されるようになっている。また、画像メモリ66は処理する画像データの大きさによって複数のエリアに分割され、画像データの入出力が同時に実行できるようになっている。また、分割した各エリアに画像データの入出力をそれぞれ並列に行なえるようにするために、画像メモリコントローラ65とのインターフェースに読み込み用と書き込み用の2組のアドレスデータ線で接続されているため、あるエリアに画像を入力する間に他のエリアから画像を出力することが可能となる。このため、原稿束の全ての原稿の読み取り(画像入力)が完了後、画像が出力中であっても次の原稿の読み取りを開始するいわゆる「予約コピー」ができるようになっている。
【0040】
なお、画像メモリ66は多くの画像データを収納するため、ハードディスク75を別に設けることも可能であり、ハードディスク75を用いた場合は外部電源が不用なので永久に画像を保持することができるという利点がある。そして一般的に複数の定型の原稿(フォーマット原稿)を読みとりユニット50で読み込んで保持するための手段としては、このハードディスク75が用いられる。
【0041】
また、書き込みおよび読み出しには装置本体の作像や画像読みとりユニット50からの画像書き込みに対し処理速度の差を吸収するために、画像メモリ66に一旦記憶され処理される。また、画像記憶装置からの書き込みユニット57に送る際は、画像メモリ66に一旦記憶してから書き込みユニット57に送るようになっている。このように、画像を記憶する画像メモリ66、HD75、書き込みユニット57に送る画像の入出力は全て画像メモリコントローラ65が画像パスを決めるようになっている。
【0042】
図5は、複数の画像形成装置500と携帯端末89とを接続したネットワーク構成図である。なお、本図では複数の画像形成装置500を区別するために画像形成装置500に対し81〜84および86と符号を付して区別して説明する。
【0043】
図5において、画像形成装置80、81、82、84、86は電話の送受信機能を有し無線通信網88を介して携帯端末89を通信するようになっている。また画像形成装置80、81、82、84、86は、それぞれLAN87に接続され、各画像形成装置のI/Oポート(図4参照)により相互にデータの送受信をするようになっている。またLAN87内の端末83、85(パーソナルコンピュータ等)とも送受信するようになっている。
【0044】
次に、このように構成された画像形成装置500の動作について説明する。
【0045】
図9は本実施の形態の画像形成装置500の動作を示すフローチャートである。
【0046】
まず、ユーザ(以下ユーザ1という)が画像形成装置500の画像印刷動作または予約コピー操作を行なう(S101)。そして、まだ画像形成装置500が画像印刷動作または予約コピー操作による予約コピー動作を実行中の状態でユーザ1はユーザ1が持つ携帯端末89の連絡番号を画像形成装置500に登録して(S102)、画像形成装置500を離れる。
【0047】
ユーザ1が画像形成装置500を離れている間に他のユーザ(以下ユーザ2という)が、実行中の印刷動作または予約コピー動作の中断、中止または内容変更の操作を行なうと(S103)、画像形成装置500はユーザ2により操作が行なわれた旨とその操作内容を記した確認通知を画像形成装置500内部のI/Oポート67または電話回線通信制御ユニット78から、LAN87または無線通信網88を介してユーザ1が持つ携帯端末89に送信する(S104)。
【0048】
画像形成装置500は送信した確認通知が携帯端末89により受信され(S105、Yes)、ユーザ1が確認した(S106、Yes)場合、ユーザ1は画像印刷動作または予約コピー動作に対してユーザ2が行った操作を有効とするか無効とするかの返信を携帯端末89からLAN87または無線通信網88を介して画像形成装置500に送信し(S107)、画像形成装置500は画像形成装置500の内部のI/Oポート67または電話回線通信制御ユニット78によって受信する(S108)。
【0049】
S108において、ユーザ1の携帯端末89からの返信が、ユーザ2の操作を許可する旨のものであった場合(S108、Yes)に初めて画像印刷動作または予約コピー動作に対するユーザ2の操作は有効となり(S109)、不許可であった場合(S108、No)は、画像印刷動作または予約コピー動作に対するユーザ2の操作は無効となる(S112)。
【0050】
また、何らかの原因により携帯端末89が画像形成装置500からの確認通知を受信できなかった場合(S105、No)や、受信はできたがユーザ1が気付かなかった場合(S106、No)は、ユーザ1からの返信が画像形成装置500に届かない。このような場合の対策として、画像形成装置500は、画像形成装置500のユーザ1または管理者等が、一定時間経過しても返信がない場合にユーザ2の操作を有効にするか否か(S111)を予め設定したり、確認通知を一定の間隔で再送信するか否か(S110)を予め設定するようになっている。
【0051】
さらに、画像形成装置500は、ユーザ2が確認通知に対する返信を待っている間に、確認通知を携帯端末89が受信したか、ユーザ1が確認通知に気付いて確認したかを、操作部30の液晶タッチパネル31等に表示するようになっている。
【0052】
したがって、ユーザが指示した実行中のコピー動作が他者によって安易に中止されることを防ぐことができ、また他者は実行中のコピー動作の中止をしてよいかをユーザに確認することができるので、一台の画像形成装置を複数のユーザで有効活用することができる。
【0053】
また、予約コピー動作が他者によって安易にその内容が変更されることを防ぐことができ、一台の画像形成装置を複数のユーザで使用する場合に、予約コピー中に画像形成装置から離れていても予約コピー動作が保証される。
【0054】
また、ユーザからの返信がない場合においても、一定時間経過後に他者は画像形成装置の操作を行なうことができる。
【0055】
また、他者は、ユーザからの返信を待っている間にユーザへの通知の状況を液晶タッチパネル31の表示により知ることができる。
【0056】
また、ユーザの携帯端末と画像形成装置との通信に問題があったときでも、再送信により確認通知を届けることができる。
【0057】
なお、図9には図示していないが、ユーザ1が予め画像形成装置500にパスワードを登録しておき、ユーザ2がユーザ1から知らされたこのパスワードを操作部30のテンキー32により画像形成装置500に入力することにより、ユーザ1の持つ携帯端末89からの返信を待つことなく操作を有効にするようにしてもよい。
【0058】
この場合、ユーザからの返信がない場合においても、他者はパスワードの入力により画像形成装置の操作を行なうことができる。
【0059】
また、画像形成装置500に対しユーザ1が印刷操作を行い、ユーザ2およびユーザ3が予約コピー操作を行った後に、ユーザ1〜3が持つそれぞれの携帯端末の連絡番号を画像形成装置500に登録して画像形成装置500を離れた後、ユーザ4が画像形成装置500に対して予約コピー操作を行ったと仮定する。この場合、ユーザ1の画像印刷操作による画像印刷動作終了後の予約コピーの実行順序は図6に示すようになる。すなわち、印刷実行中のユーザ1の操作に続いて、ユーザ2、ユーザ3、ユーザ4の順に予約コピーが行われる。ここで、ユーザ4が印刷順序を図7に示すようにユーザ2の前に変更する操作を行なうとユーザ2およびユーザ3のコピー操作によるコピー動作の順序は影響を受けることになる。そこで、画像形成装置500はユーザ2およびユーザ3が持つ携帯端末に対して予約コピーの順序が変更を受ける旨の確認通知の送信を行なう。そして、画像形成装置500が、ユーザ3の携帯端末からは許可の旨の返信を、ユーザ2の携帯端末からは不許可の旨の返信を受信した場合は、画像形成装置500は、図8に示すようにユーザ4の予約コピー動作の印刷順序を許可の旨の返信をしたユーザ3の予約コピー動作の前に変更する。
【0060】
したがって、携帯端末装置をもった複数のユーザによる予約コピー動作の待機順序が変更される場合でも、予約コピーをしたユーザとこれを変更しようとする他者との調整をすることができる。
【0061】
【発明の効果】
本発明によれば、実行中の動作を他者が安易に中断することを防ぐとともに他者はユーザに実行中の動作を中断してもよいのかを確認をすることができるので1台の画像形成装置を複数人で有効活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の画像形成装置の全体図
【図2】画像形成装置の操作部を示す図
【図3】画像形成装置の制御部を示す図
【図4】画像処理ユニットの内部構成を示すブロック図
【図5】端末装置と画像形成装置とを接続したネットワーク構成図
【図6】予約コピーの実行順序を示す図
【図7】予約コピーの実行順序を示す図
【図8】予約コピーの実行順序を示す図
【図9】画像形成装置の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 自動原稿送り装置(ADF)
2 原稿台
3 給送ローラ
4 給送ベルト
5 排送ローラ
6 コンタクトガラス
7 原稿セット検知
8 第1トレイ
9 第2トレイ
10 第3トレイ
11 第1給紙ユニット
12 第2給紙ユニット
13 第3給紙ユニット
14 縱搬送ユニット
15 感光体
16 搬送ベルト
17 定着ユニット
18 排紙ユニット
19 排紙トレイ
25 メインモータ
27 現像ユニット
30 操作部
31 液晶タッチパネル
32 テンキー
33 クリア/ストップキー
34 プリントキー
35 予熱キー
36 リセットキー
37 初期設定キー
49 画像処理ユニット
50 読みとりユニット
51 露光ランプ
52 第1ミラー
53 レンズ
54 CCDイメージセンサ
55 第2ミラー
56 第3ミラー
57 書き込みユニット
58 レーザ出力ユニット
59 結像レンズ
60 ミラー
61 A/Dコンバータ
62 シェーディング補正
63 画像処理部
64 セレクタ
65 画像メモリコントローラ
66 画像メモリ
68 CPU
69 ROM
70 RAM
71 印字合成部
74 NV−RAM
75 HD(ハードディスク)
76 印字イメージデータ発生装置
77 変倍回路
100 フィニッシャ
101 切り替え板
102 排紙搬送ローラ
103 排紙搬送ローラ
104 排紙トレイ
105 ステープラ搬送ローラ
106 ステープラ
107 ステープラ搬送ローラ
108 ステープルトレイ
109 ジョガー
110 ステープル完了排紙トレイ
111 両面搬送ユニット
112 反転ユニット
113 両面入紙搬送路
114 反転排紙搬送路

Claims (7)

  1. 原稿の画像データを読み取る読み取り手段と、
    前記画像データを印刷する画像印刷手段と、
    前記画像データの読み取り処理または印刷処理を中止する操作を入力する中止操作手段と、
    携帯端末とデータの送受信を行なう通信手段と、
    前記画像データの読み取り処理または印刷処理と前記携帯端末との対応付けを登録する登録手段とを有する画像形成装置において、
    前記中止操作手段により中止の操作が入力された場合に、中止される読み取り処理または印刷処理に対応する携帯端末に前記通信手段により第1の確認通知を送信するとともに該第1の確認通知に対する前記携帯端末からの応答を受信し、受信した応答内容に応じて前記中止操作手段による中止の操作が有効であるか無効であるかを決定する中止確認手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 原稿の画像データを読み取る読み取り手段と、
    前記画像データを印刷する画像印刷手段と、
    前記画像データの印刷中に次原稿の読み取りと印刷予約を行なう予約コピー動作手段と、
    前記印刷予約の順序を変更する予約内容変更手段と、
    携帯端末とデータの送受信を行なう通信手段と、
    前記印刷予約と前記携帯端末との対応付けを登録する登録手段とを有する画像形成装置において、
    前記予約内容変更手段により印刷予約の順序が変更される場合に、変更される印刷予約に対応する携帯端末に前記通信手段により第2の確認通知を送信するとともに該第2の確認通知に対する前記携帯端末からの応答を受信し、受信した応答内容に応じて前記予約内容変更手段による印刷予約の順序の変更が有効であるか無効であるかを決定する変更確認手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. パスワードを登録するパスワード登録手段と、
    前記中止操作手段による中止の操作または前記予約内容変更手段による印刷予約の順序の変更が行なわれた場合において、前記パスワード登録手段により登録したパスワードが入力されると、前記携帯端末からの応答に関わらず、前記中止操作手段による中止の操作または前記予約内容変更手段による印刷予約の順序の変更を有効とするパスワード認証手段とを備えたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記通信手段が前記第1の確認通知または前記第2の確認通知を前記携帯端末に送信してから一定時間経過しても前記携帯端末から返答の受信がされない場合、前記中止操作手段による中止の操作または前記予約内容変更手段による印刷予約の順序の変更を有効とするか無効とするかを予め設定する許可設定手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の確認通知もしくは前記第2の確認通知を前記携帯端末が受信できたか否かまたは前記携帯端末で認識できたか否かを確認する確認手段と、
    前記確認手段による確認結果を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の確認通知もしくは前記第2の確認通知を前記携帯端末が受信できなかったまたは前記携帯端末で認識できなかったことを前記確認手段が確認した場合に、前記第1の確認通知または前記第2の確認通知を所定の間隔で再送信する再通知手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  7. 前記予約コピー動作手段による印刷予約が複数ある場合において、前記予約内容変更手段より印刷予約の順序が変更されるとき、順序が変更される全ての印刷予約に対応する携帯端末に前記第2の確認通知を送信する複数ユーザ確認手段とを備えることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
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