JP4456502B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置に関し、詳細には、操作者がジョブ設定中に、他の操作者がジョブ設定の予約をすることが可能な画像形成装置に関する。
従来、予約コピー機能を有する画像形成装置では、原稿の画像情報を読み取るスキャナ(画像読取手段)と、スキャナによって読み取られた画像情報を記憶する画像メモリ(画像記憶手段)と、スキャナによって読み取られた画像情報を用紙上に画像形成するプリンタ(画像形成手段)とを備え、スキャナとプリンタとを非同期に動作させることにより、プリンタが動作不能の時や画像形成動作中(ジョブの実行中)であっても、任意の機能(条件)でのコピーを予約してスキャナに原稿の画像情報の読み取りを行なわせることができる。例えば、特許文献1の画像形成装置は、第1操作者のコピージョブの原稿読み取りの完了後に、第2操作者のコピージョブの設定の予約を受け付けている。
特開平9−46462号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、第1のコピージョブの実行中に、第2のコピージョブの予約をする場合は、第1のコピージョブの原稿読み取りが完了した後に限られているため、実際の操作において、圧板で一枚一枚原稿を読み取らせてコピーを実行するような場合には、第2操作者は、ジョブがすべて完了するまで次のコピージョブの予約ができないという問題がある。また、上記特許文献1の技術では、ジョブの設定の予約はコピージョブに限られており、FAX送信やメール送信を行う場合に操作を予約することができないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、第1操作者がジョブ設定中であっても、他の操作者がジョブ設定の予約をすることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ジョブの動作内容を設定する操作を受け付けるジョブ設定手段と、ジョブの動作内容設定の予約をするために操作されるジョブ設定予約手段と、前記ジョブ設定手段で動作内容が設定されたジョブの実行を制御する第1の制御手段と、第1の記憶手段と、前記ジョブ設定手段第1のジョブの動作内容設定の操作を受け付けている間に、前記ジョブ設定予約手段で他のジョブの動作内容設定の予約がなされた場合に、当該予約を受け付けて予約要求を前記第1の記憶手段に記憶させる予約受付手段と、前記第1の記憶手段に前記予約要求が記憶されている場合に、前記第1のジョブの実行開始後に前記ジョブ設定手段を、前記他のジョブの動作内容設定の操作を受け付け可能な状態とする第2の制御手段と、を備えたことを特徴とする。
これにより、第1操作者が前記ジョブ設定手段ジョブの動作内容設定する操作を行っている間に、他の操作者が前記ジョブ設定予約手段でジョブの動作内容設定の予約をした場合には、前記第1操作者により動作内容が設定された第1のジョブの実行開始後に、前記他の操作者による他のジョブの動作内容設定の操作を受け付け可能な状態としているので、第1操作者がジョブの動作内容設定の操作を行っている間であっても、他の操作者がジョブの動作内容設定の予約をすることができ、複数の操作者が画像形成装置を効率的に使用することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記ジョブ設定手段第1のジョブの動作内容設定の操作を受け付けている間に、前記ジョブ設定予約手段により他の複数のジョブの動作内容設定の予約を可能とすることが望ましい。これにより、第1操作者が前記ジョブ設定手段ジョブの動作内容設定する操作を行っている間に、他の複数の操作者がジョブの動作内容設定の予約をすることができ、より多数の操作者が画像形成装置を効率的に使用することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記ジョブ設定予約手段の操作者の認証情報を予め記憶した第2の記憶手段を備え、前記第2の制御手段は、前記第1の記憶手段に前記予約要求が記憶されている場合に、前記第1のジョブの実行開始後に認証情報の入力を要求し、入力された認証情報と前記第2の記憶手段に記憶されている認証情報が一致した場合に、前記ジョブ設定手段を、前記他のジョブの動作内容設定の操作を受け付け可能な状態とすることが望ましい。
これにより、予約した操作者であることを認証することにより、予約した者以外の操作を制限することができ、第1のジョブの実行開始後に、他のジョブの動作内容設定の操作を受け付け可能な状態とした場合に、ジョブの動作内容設定の予約をした者以外の者がジョブの動作内容設定の操作をしてしまうことを回避することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記ジョブは、コピージョブ、プリンタジョブ、スキャナジョブ、FAX送信ジョブ、およびメール送信ジョブのいずれかであることが望ましい。これにより、第1の操作者がコピージョブ、プリンタジョブ、スキャナジョブ、FAX送信ジョブ、およびメール送信ジョブ等の設定をしている場合に、他の操作者は、コピージョブ、プリンタジョブ、スキャナジョブ、FAX送信ジョブ、およびメール送信ジョブ等の設定の予約が可能となる。
本発明によれば、第1のジョブの動作内容設定の操作を受け付けている間に、他のジョブの動作内容設定の予約がなされた場合には、第1のジョブの実行開始後に他のジョブの動作内容設定の操作を受け付け可能な状態としているので、第1操作者が第1のジョブの動作内容設定の操作を行っている間であっても、他の操作者が他のジョブの動作内容設定の予約をすることが可能な画像形成装置を提供することが可能となるという効果を奏する。
以下、この発明に係る画像形成装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるものまたは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本発明に係る画像形成装置の概略のメカ構成を示す断面図である。本発明に係る画像形成装置1は、原稿を画像読取ユニットの原稿読取位置に1枚づつ搬送するADF(自動原稿送り装置)100と、原稿の画像データを読み取る読取ユニット200、読取ユニット200で読み取った原稿の画像データをプリンタユニット400に書き込む書込ユニット300と、画像データを転写紙に印字するプリンタユニット400と、後処理装置であるフィニッシャ500と、操作者が画像形成装置1の動作内容の設定や動作指示を与えるための操作部700(図2参照)とを備えている。読取ユニット200および書込ユニット300はスキャナユニットともいう。
ADF100では、原稿台101に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部700(図2参照)上のスタートキーが押下されると、一番上の原稿から給送ローラ102、および給送ベルト103によって、原稿読取ユニット200のコンタクトガラス201上の所定の原稿読取位置に給送される。原稿読取ユニット200でコンタクトガラス201上の原稿の画像データが読み取られた後、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト103および排送ローラ104によって排出される。さらに、原稿セット検知センサ105にて原稿台101に次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様にコンタクトガラス201上に給送される。給送ローラ102、給送ベルト103、および排送ローラ105は搬送モータ110(図2参照)によって駆動される。
原稿読取ユニット200は、原稿を載置するコンタクトガラス201と光学走査系で構成されており、光学走査系は、露光ランプ202、第1ミラー203、第2ミラー204、第3ミラー205、結像レンズ206、CCDイメージセンサ207等で構成されている。露光ランプ202および第1ミラー203は、不図示の第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー204および第3ミラー205は、不図示の第2キャリッジ上に固定されている。原稿を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにより駆動される。原稿の画像データは、CCDイメージセンサ207によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
書込ユニット300は、レーザ出力ユニット301、結像レンズ302、ミラー303で構成され、レーザ出力ユニット301の内部には、レーザ光源であるレーザダイオードおよびモータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が設けられている。書込ユニット300から出力されるレーザ光が、プリンタユニット400の感光体401照射される。感光体401の一端近傍のレーザビームを照射される位置には、主走査同期信号を発生するビームセンサ(不図示)が配置されている。
プリンタユニット400では、第1トレイ402、第2トレイ403、第3トレイ404に積載された転写紙は、各々第1給紙装置405、第2給紙装置406、第3給紙装置407によって給紙され、縦搬送ユニット408によって感光体401に当接する位置まで搬送される。上述したように、読取ユニット200で読み取られた画像データは、書込ユニット300からのレーザーによって感光体401に書き込まれ、現像ユニット415を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体401の回転と等速で搬送ベルト409によって搬送されながら、感光体401上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット410にて画像を定着させ、排紙ユニット411によって後処理装置であるフィニシャ500に排出される。
フィニシャ500は、通常使用されるスタッカトレイ501の方向と、第2排紙トレイ502の方向とに導くことができる。切り替え板503を上に切り替えることにより、搬送ローラ504、505を経由してスタッカトレイ501側に排紙することができる。また、切り替え板503を下方向に切り替えることで、搬送ローラ506、507を経由して、第2排紙トレイ502に搬送することができる。第2排紙トレイ502には転写紙の落下防止用に落下ストッパ508が設けられており、さらに、フィニッシャ500の下部には落下トレイ509が設けられている。
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ402〜404から給紙され作像された転写紙をスタッカトレイ501側に導かないで、経路切り替えのための分岐爪112を上側にセットすることで、一旦、両面給紙ユニット413にストックする。
その後、両面給紙ユニット413にストックされた転写紙は再び感光体401に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット413から再給紙され、経路切り替えの為の分岐爪412を下側にセットし、スタッカトレイ501に導く。このように、転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニット413が使用される。
感光体401、搬送ベルト409、定着ユニット410、排紙ユニット411、現像ユニット408は、メインモータ450(図2参照)によって駆動され、各給紙装置405〜407はメインモータ450(図2参照)の駆動を各々給紙クラッチ451〜454(図2参照)によって伝達駆動される。縦搬送ユニット408はメインモータ450(図2参照)の駆動を中間クラッチ451(図2参照)によって伝達駆動される。
図2は図1の画像形成装置1のハードウエア構成を示すブロック図である。画像形成装置1は、コピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能、FAX機能、およびメール送信機能等を有しており、コピージョブ、スキャナジョブ、プリンタジョブ、FAXジョブ、およびメール送信ジョブを実行する。画像形成装置1は、図2に示すように、メインコントローラ600、操作部700、IPU(画像処理ユニット)800、ICカードスロット900等を備えている。メインコントローラ600は、画像形成装置全体を制御するためのものであり、紙搬送等に必要なメインモータ450、各種クラッチ451〜454が接続されている。
また、メインコントローラ600には、操作者に対する表示・操作者からの機能設定入力制御を行う操作部700、読取ユニット200および書込ユニット300の制御・原稿の画像データを画像メモリに書き込む制御・および画像メモリに書き込んだ画像データの作像の制御等を行うIPU800、およびADF100等の分散制御装置が接続されている。メインコントローラ600は、これら各分散制御装置と必要に応じて機械の状態、動作司令の送受信を行う。各分散制御装置が実行する制御プログラムは、各分散制御装置内部のROMに格納されている。
さらに、メインコントローラ600には、ICカードスロット900が接続されており、ICカードスロット900を介して、画像形成装置外部のICカードに格納されている制御プログラムやデータを分散制御装置内部のROMにダウンロードし、制御プログラムを変更することが可能な構成となっている。
図3は、図2の操作部700の構成を示す図である。操作者は、操作部700を操作して、コピージョブ、スキャナジョブ、プリンタジョブ、FAXジョブ、およびメール送信ジョブ等を設定する。設定されたジョブは、メインコントローラ600の制御により画像形成装置1で実行される。操作部700は、図3に示すように、モード設定のためのキーや画像形成装置の状態を示すメッセージなどを表示する液晶タッチパネル部701、テンキー702、クリア/ストップキー703、スタートキー704、予熱キー705、リセットキー706、初期設定キー707、印刷キー708、メール送信キー709、ファクス送信キー710、ドキュメントボックスキー711、予約キー712、「操作者1」〜「操作者5」キー713a〜713eを備えている。
印刷キー708、メール送信キー709、ファクス送信キー710は、読取ユニット200で読み取られた画像データや記憶装置に蓄積されている画像データに対して、それぞれの出力機能の設定・実行を行うための機能切替キーである。ドキュメントボックスキー711は、読み取った画像データを記憶装置に蓄積する機能の設定・実行を行うための機能切替キーである。
予約キー712は、操作者がジョブを実行中または操作部700でジョブの動作内容を設定中に、他の操作者が次にジョブの動作内容の設定を予約するためのキーである。「操作者1」〜「操作者5」キー713a〜713eは、予約キー712を押下後に押下することで、予約した操作者が誰なのかを明示するためのキーである。「操作者1」〜「操作者5」キー713a〜713e毎にパスワード(認証情報)が登録されている。
図4は、図2のIPU800の内部構成例を示すブロック図である。IPU800は、図4に示すように、CCDイメージセンサ207、A/Dコンバータ801、シエーディング補正部802、MTF・γ補正部803、セレクタ804、印字合成部805、変倍回路806、書込ユニット300、印字イメージデータ発生装置(印字ユニット)807、画像メモリコントローラ808、画像メモリ809、HDD810、CPU811、ROM812、RAM813、NV−RAM814、I/Oポート815、電話回線通信制御ユニット816を備えている。
図4において、露光ランプ102(図1参照)から照射された光の反射をCCDイメージセンサ207にて光電変換し、A/Dコンバータ801にてデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像データは、シェーディング補正部802でシェーディング補正がなされた後、MTF・γ補正部803にてMTF補正・γ補正等がなされる。その後、セレクタ804は、印字合成部部805を介して入力した画像データを変倍回路806または画像メモリコントローラ808へ切り替えて供給し、変倍回路806を経由した画像データは変倍率に合せて拡大縮小され、書込ユニット300に送られる。画像メモリコントローラ808とセレクタ804間は、双方向に画像データを入出力可能な構成となっている。
CPU811は、ROM812に格納されたプログラムやデータに従って、RAM813をワークエリアとして使用して、画像メモリコントローラ808の設定や、読取ユニット200および書込ユニット300の制御等を行う。NV−RAM814は、不揮発性メモリであり、電源供給が断たれても内部の情報を保持することができる。NV−RAM814には、装置の初期設定値等が記憶されている。また、NV−RAM814には、「操作者1」〜「操作者5」キー713a〜713eの各操作者に対応させてパスワードが登録された操作者テーブルが格納されている。図5は、操作者テーブル820の一例を示す図である。操作者テーブル820は、図5に示すように、「操作者1」〜「操作者5」に対応させて「パスワード」が登録されている。各「操作者1」〜「操作者5」の「パスワード」は操作部700から入力して登録可能となっている。
CPU811は、画像メモリコントローラ808を介して、画像メモリ809の画像データの書き込み/読み出しを行う。画像メモリコントローラー808は、送られてきた原稿の画像データを、プリンタユニット400で印刷出力するために最適な画像形式に変換さした後、画像メモリ809に転送する。
IPU800は、I/Oポート815、電話回線通信制御ユニット816を介して画像データを外部へメール送信したり、ファクス送信することが可能となっており、複数のデータの入出力の選択を行なう機能を有しており、上述したファクシミリ機能やメール送信機能等を有している。
HDD810は、大量の画像データを収納するためのものであり、外部電源が不用で永久的に画像を保持できる。また、HDD810に大量の画像データを蓄積しておき、後で必要に応じて出力するというドキュメントボックス機能を実現することが可能となっている。画像データの書き込み/読み出す場合には、プリンタユニット400の作像やスキャナからの画像書き込みの処理速度の差を吸収するために、画像メモリ809に一旦記憶され処理される。HDD810から画像データを書込ユニット300に転送する際には、画像メモリ809に一旦記憶し、書込ユニット300に転送する。画像メモリ809、HDD810、書込ユニット300に送る画像の入出力は、全てメモリコントローラー808によって画像パスが決められる。
図6は、画像形成装置1のジョブ設定予約処理を説明するためのフローチャートであり、第1操作者が、操作部700でジョブの動作内容を設定中に、他の操作者がジョブの設定の予約をする場合を説明するためのものである。図7は、操作部700の液晶タッチパネル表示部701に表示される画面の一例を示す図である。本発明では、第1操作者がジョブの動作内容を設定中に、複数のジョブの予約を行うことも目的としている。また、第1操作者が画像形成動作の実行を開始し、第2操作者が動作内容を設定可能となった場合に、予約した第2操作者以外の者が動作内容を設定してしまう不具合が想定される。そこで、本発明では、予約した操作者であることを認証することにより、予約した操作者以外の操作者による操作を制限することも目的としている。
図6において、CPU811は、第1操作者が操作部700でジョブの動作内容を設定中に、他の操作者による予約キー712の押下を検知した後(ステップS1の「Yes」)、さらに、「操作者1」〜「操作者5」キー713a〜713eのいずれかの押下を検知すると(ステップS2の「Yes」)、押下された「操作者」キー713による予約要求をRAM813に書き込む(ステップS3)。
そして、第1操作者が、ジョブの動作内容の設定を終え、スタートキー704を押下して、ジョブの実行が開始されると(ステップS4)、CPU811は、RAM813に予約要求が書き込まれているか否かを確認し(ステップS4)、予約要求が書き込まれている場合には(ステップS4の「Yes」)、操作部700の液晶タッチパネル表示部701に、予約要求している操作者のパスワード(認証情報)入力を要求する(ステップS6)。図7は、「操作者1」キー713aが押下された場合のパスワード入力画面の一例を示す図である。
これに応じて、「操作者」キー713を押下した他の操作者は、操作部700からパスワード入力する。CPU811は、NV−RAM814の操作者テーブル820に登録されている操作者のパスワードと、入力されたパスワードが一致するか否かを照合する(ステップ7)。例えば、「操作者1」キー713aが押下された場合には、操作者テーブル820の「操作者1」のパスワードと一致するか否かを照合する。
CPU811は、パスワードが一致する場合には(ステップS7の「Yes」)、操作部700でのジョブの動作内容の設定を受付可能状態とする一方(ステップS8)、一致しない場合には(ステップS7の「No」)、再度パスワード入力を要求する。
なお、第1操作者が操作部700でジョブの動作内容を設定中に、複数のジョブ設定の予約を受け付けることが可能となっている。たとえば、第1操作者が操作部700でジョブの動作内容を設定中に、第2の操作者が予約キー712と、「操作者1」キー713aを押下した後に、さらに、第3の操作者が予約キー712と、「操作者2」キー713bを押下した場合は、2つのジョブ設定の予約がされる。この場合は、ジョブ設定の予約の受付順に処理が行われる。また、本実施の形態では、予約した操作者であることを認証することとしているが、この認証は省略しても、本発明の課題は解決可能である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、第1操作者が操作部700でジョブ設定中に、他の操作者が予約キー712を押下した後に、「操作者」キー713を押下した場合には、第1操作者により設定されたジョブの実行開始後に、他の操作者のジョブ設定を受け付け可能な状態としているので、第1操作者がジョブ設定中であっても、他の操作者がジョブ設定の予約をすることができ、複数の操作者が画像形成装置を効率的に使用することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、第1操作者が操作部700でジョブ設定中に、複数のジョブ設定の予約を可能な構成としているので、第1操作者がジョブ設定中に、他の複数の操作者がジョブ設定の予約をすることができ、より多数の操作者が画像形成装置を効率的に使用することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、ジョブ設定の予約をした場合には、その操作者の認証を行うこととしたので、予約した者以外の操作を制限することができ、第1操作者により設定されたジョブの実行開始後に、ジョブ設定の受け付けが可能な状態となった場合に、ジョブ設定の予約をした者以外の者がジョブの設定することを防止することができる。
以上のように、本発明に係る画像形成装置は、複写機、デジタル複合機、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に有用である。
本発明に係る画像形成装置の概略のメカ構成を示す断面図である。 図1の画像形成装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 図2の操作部の構成を示す図である。 図2のIPUの内部構成例を示すブロック図である。 操作者テーブルの一例を示す図である。 ジョブ予約処理を説明するためのフローチャートである。 操作部の液晶タッチパネル表示部に表示される画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
100 ADF(自動原稿送り装置)
200 読取ユニット
300 書込ユニット
400 プリンタユニット
500 フィニッシャ
600 メインコントローラ
700 操作部
701 液晶タッチパネル表示部
712 予約キー
713 「操作者」キー
800 IPU(画像処理ユニット)
811 CPU
812 ROM
813 RAM
814 NV−RAM
815 I/Oポート
816 電話回線・通信制御ユニット
900 ICカードスロット

Claims (4)

  1. ジョブの動作内容を設定する操作を受け付けるジョブ設定手段と、
    ジョブの動作内容設定の予約をするために操作されるジョブ設定予約手段と、
    前記ジョブ設定手段で動作内容が設定されたジョブの実行を制御する第1の制御手段と、
    第1の記憶手段と、
    前記ジョブ設定手段第1のジョブの動作内容設定の操作を受け付けている間に、前記ジョブ設定予約手段で他のジョブの動作内容設定の予約がなされた場合に、当該予約を受け付けて予約要求を前記第1の記憶手段に記憶させる予約受付手段と、
    前記第1の記憶手段に前記予約要求が記憶されている場合に、前記第1のジョブの実行開始後に前記ジョブ設定手段を、前記他のジョブの動作内容設定の操作を受け付け可能な状態とする第2の制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ジョブ設定手段第1のジョブの動作内容設定の操作を受け付けている間に、前記ジョブ設定予約手段により他の複数のジョブの動作内容設定の予約を可能としたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ジョブ設定予約手段の操作者の認証情報を予め記憶した第2の記憶手段を備え、
    前記第2の制御手段は、前記第1の記憶手段に前記予約要求が記憶されている場合に、前記第1のジョブの実行開始後に認証情報の入力を要求し、
    入力された認証情報と前記第2の記憶手段に記憶されている認証情報が一致した場合に、前記ジョブ設定手段を、前記他のジョブの動作内容設定の操作を受け付け可能な状態とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ジョブは、コピージョブ、スキャナジョブ、プリンタジョブ、FAX送信ジョブ、およびメール送信ジョブのいずれかであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の画像形成装置。

























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