JP2005094704A - デジタル複合機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 少なくてもコピー機能、ファクス機能等の複数の機能を有するデジタル複合機において、携帯電話等の通信端末装置を電気的に接続するための装着手段を備え、その通信端末装置を装着することによりファクス機能およびネットワーク機能が有効になる構成となっている。
【選択図】 図2
Description
なお、先行技術としては、特開平10−126526号公報(携帯電話機を装置本体に着脱可能に備えたファクシミリ装置において、留守モードにするためにわざわざスイッチなどで設定しなくて済むようにするため、搭載された携帯電話機が取り外されたか否かを検出する携帯電話検出部と、携帯電話検出部が携帯電話機の取り外されたことを検出したときに自動的に留守モードに設定する留守モード設定手段と、留守モードに設定されているときに着呼があると発呼側に留守である旨の応答メッセージを送出するメッセージ送出手段とを備えることにより、携帯電話機が取り外されると自動的に留守モードになり、その留守モードで着呼があると、発呼側に留守である旨の応答メッセージが送出されるようにした)、また特開平10−243083号公報(ファクシミリ装置と携帯電話と統合的に使用することのできるファクシミリ装置の制御装置を提供するため、着信時に携帯電話が装着されておらず、留守モードがセットされているときには、相手端末がグループ3ファクシミリ装置であれば、ファクシミリ受信動作を行って受信画情報を蓄積し、次いで、携帯電話を呼び出して転送先のファクシミリの電話番号を通知させ、その通知された転送先のファクシミリに対して、蓄積した画情報を転送するので、ユーザーは、出先のグループ3ファクシミリ装置で受信した画情報を受け取ることができ、画情報通信の即時性を保持することができて、非常に便利であるという効果を得る)、特開平11−284757号公報(携帯電話機を用いて家電機器等の予約操作を可能とするため、携帯電話機と、この携帯電話機からの信号を受信し、受信した信号に従って被制御機器を遠隔制御するための遠隔制御信号を光送信する制御手段と、この制御手段から光送信された遠隔制御信号に従って遠隔制御される複数の被制御機器とを備える)等が挙げられる。
すなわち、上記従来の携帯電話等の通信端末装置が装着可能であるファクシミリ、デジタルコピア、イメージスキャナ等の機能を備えたデジタル複合機では、主に携帯電話が取り外された時の話で、装着した時の活用がない、単なるテレビ等のリモコンとしての利用でしかない、機器と端末間で情報のやり取りがないものであった。
本発明は、上記従来の課題を解決するためのもので、その目的は、通信端末装置を装着することによりファクス機能およびネットワーク機能が有効になることで、不特定の機器を容易に自分用に使用することができるデジタル複合機を提供することである。
また、請求項2記載の発明は、請求項1のデジタル複合機において、前記通信端末装置側の特定情報を認証することで機器機能が有効になることを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、請求項1あるいは2のデジタル複合機において、前記デジタル複合機に対して前記通信端末装置を着脱し、前記通信端末装置側から機器本体を遠隔操作することを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、請求項1あるいは2のデジタル複合機において、前記通信端末装置側のユーザー情報を利用して機器本体の制御を行うことを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、請求項1のデジタル複合機において、前記通信端末装置を装着し、ファクス機能およびネットワーク機能を無効すると前記通信端末装置側へ履歴等のユーザー情報が取得されることを特徴とする。
また、請求項6記載の発明は、請求項5のデジタル複合機において、前記通信端末装置を取り外すと、前記機器本体から履歴等のユーザー情報や制御情報が削除され、通信端末装置側からは操作できなくなることを特徴とする。
また、請求項7記載の発明は、請求項1のデジタル複合機において、通信端末装置の装着により認証することでデジタル複合機内のデータアクセスが有効になることを特徴とする。
また、請求項8記載の発明は、請求項1あるいは7のデジタル複合機において、前記通信端末装置側にデジタル複合機内のデータを取り込むことを特徴とする。
また、請求項9記載の発明は、請求項1あるいは7のデジタル複合機において、前記通信端末装置側に蓄積されたデータをデジタル複合機内に吐き出しデジタル複合機側から出力することを特徴とする。
また、請求項10記載の発明は、請求項7あるいは9のデジタル複合機において、前記デジタル複合機に対して前記通信端末装置着脱し、前記通信端末装置側から機器本体を遠隔操作することを特徴とする。
また、請求項11記載の発明は、請求項1あるいは10のデジタル複合機において、着脱した通信端末装置側から任意の時間にアクセスが無い場合、認証を解除することを特徴とする。
請求項2の発明によれば、通信端末装置側の特定情報を認証することで機器機能が有効になることで、不特定の機器を容易に自分用に使用することができる。
請求項3の発明によれば、着脱して通信端末装置側から機器本体を遠隔操作できることで、操作性を向上することができる。
請求項4の発明によれば、通信端末装置側のユーザー情報(住所録、通信情報等)を利用して機器本体の制御を行うことで、不特定の機器を容易に自分用に使用することができる。
請求項5の発明によれば、通信端末装置を装着し、ファクス機能およびネットワーク機能を無効すると通信端末装置側へ履歴等のユーザー情報を取得できることで、個人情報を保護することができる。
請求項6の発明によれば、通信端末装置を取り外すと、機器本体から履歴等のユーザー情報や制御情報が削除され、通信端末装置側からは操作できなくなることで、個人情報を保護することができる。
請求項7の発明によれば、通信端末装置の装着により認証することでデジタル複合機内のデータアクセスが有効になることで、不特定の機器を容易に自分用に使用することができる。
請求項8の発明によれば、通信端末装置側にデジタル複合機内のデータを取り込むことで、不特定の機器を容易に自分用に使用することができる。
請求項9の発明によれば、通信端末装置側に蓄積されたデータをデジタル複合機内に吐き出しデジタル複合機側から出力することで、不特定の機器を容易に自分用に使用することができる。
請求項10の発明によれば、着脱して通信端末装置側からデジタル複合機内のデータを遠隔操作できることで、操作性を向上することができる。
請求項11の発明によれば、着脱した通信端末装置側から任意の時間にアクセスが無い場合、認証を解除することで、個人情報を保護することができる。
図6は、一般のデジタル複写機の要部に関する一実施形態の概略図である。
図6に示すように、このデジタル複写機は、複写機本体1、自動原稿送り装置(以後ADF)100、3ビンソーター200、給紙ユニット(以後バンク)300を有する。
複写機本体1は、スキャナー、画像処理部およびプロッタ−などを有し、スキャナーは、原稿を載置するコンタクトガラス10と光学走査系で構成されており、光学走査系には、露光ランプ11、第1ミラー12、レンズ15、フルカラーCCD16等々で構成されている。露光ランプ11および第1ミラー12を装備しており原稿読み取り時はステッピングモーターにより駆動されて一定の速度で移動する第1キャリッジと、第2ミラー13および第3ミラー14を装備しており原稿読み取り時にステッピングモーターにより駆動されて第1キャリッジの1/2の速度で駆動する第2キャリッジを有する。
この第1キャリッジ、第2キャリッジによりコンタクトガラス10上の図示しない原稿が光学的に走査され、露光ランプ11、第1ミラー12、第2ミラー13、第3ミラー14およびレンズ15を介してCCD16上に結像され光電変換される。CCDで赤(R)、緑(G)、青(B)の各色に分離された画像信号はAD変換器によりAD変換され画像処理を行っている画像処理部へ出力される。
画像処理部は、AD変換器からの画像信号に種々の画像処理(2値化、多値化、変倍、編集など)を施し、デジタル信号に変換する。書き込みユニットは、レーザー出力ユニット20、fθレンズ21、ミラー22で構成され、レーザー出力ユニット20の内部には、レーザー光源であるレーザーダイオードおよびポリゴンモーターが備わっている。
画像処理部から出力された黒画像信号は、この画像信号に対応した強度を有するレーザー光に転換され、コリメートレンズ、アパーチャー、シリンダレンズにより一定形状の光束に整形されポリゴンモーターに照射され、レーザー出力ユニット20から出力される。レーザー出力ユニット20から出力されたレーザー光は、fθレンズ21、ミラー22を介して感光体ドラム30に照射される。また、fθレンズ21を通過したレーザー光は、画像領域外に配置された主走査同期検知信号PMSYNCを発生するビームセンサーに照射される。
画像処理部から出力された赤画像信号は、黒画像信号との書き込み位置を合わせるためにバッファリングされ、LED書き込みユニット31に送られ感光体ドラム30に照射される。
ADF100は、原稿を1枚ずつ複写機本体1のコンタクトガラス10へ給紙し、複写後に排紙する。原稿は原稿給紙台101上に積載され、サイドガイドにより幅方向が揃えられる。原稿給紙台101上の原稿は、一番下の原稿から給紙ローラー102により1枚ずつ分離して給紙され、搬送ベルト103により、複写機本体1のコンタクトガラス10上に送られる。コンタクトガラス10上の原稿は読み取り終了後、搬送ベルト103および排紙ローラー104により排紙トレイ105に排紙される。
第1トレイ50、第2トレイ310、第3トレイ320、第4トレイ330に積載された転写紙は、各々の第1給紙装置51、第2給紙装置311、第3給紙装置321、第4給紙装置331によって給紙され、バンク縦搬送ユニット340および本体縦搬送ユニット60によって搬送される。この転写紙の先端がレジストセンサー52で検出されると一定時間搬送後、レジストローラ53で停止する。
この転写紙は、画像有効信号(FGATE)の先端に会わせて感光体ドラム30上に送出され、転写チャージャーにより画像を転写され、感光体から転写紙を分離後、搬送装置54により搬送され、定着ローラーおよび加圧ローラーを有する定着装置55により定着され、排紙ローラー56によって3ビンソーター200に排紙される。
感光体上への画像形成は、第1帯電装置によって感光体ドラム30上に帯電された電荷をレーザー光を照射することにより静電潜像を形成し、黒現像器32によって感光体ドラム30上に画像を形成する。その後、第2帯電装置により感光体ドラム30上に再度帯電を行い、LEDアレイ31によって2色目の静電潜像を形成し、第2現像器33によって感光体ドラム30上に画像を形成している。
両面ユニット40を使用して両面印刷を行う場合、定着装置55からの転写紙は切り替え爪57により両面搬送路41に導かれ、フィードローラー42、分離コロ43を通過して両面トレイに集積される。トレイに集積された転写紙は、トレイが上昇することによりフィードローラー42と接触し、フィードローラー42が回転することにより本体縦搬送ユニット60に送られ、レジストローラ53へ再給紙された後に裏面に対して印刷が行われる。
3ビンソーター200には第1排紙トレイ201、第2排紙トレイ202、第3排紙トレイ203、反転専用トレイ204があり、それぞれのトレイに転写紙を反転して出力できるように構成されている。
複写機本体1から排紙された転写紙は、表面排紙の場合、切り替え爪207によって排紙トレイ方向に導かれ、あらかじめ設定したトレイに排紙される。第2排紙トレイ202に排紙する場合には第2トレイ切り替え爪205、第3排紙トレイ203に排紙する場合には第3トレイ切り替え爪206がそれぞれ作動して転写紙を導く。
反転排紙する場合には、切り替え爪207によって反転トレイ204方向に導かれ、転写紙の後端が反転検知センサー208を通過すると、搬送コロ209が逆転し、排紙トレイ方向に導かれ、あらかじめ設定したトレイに排紙される。
また、第1排紙トレイ201には、トレイを前後にシフトする機能、上下にシフトする機能が搭載されている。シフト機能は、転写紙を仕分けする時に使用し、上下機能は、大量の転写紙を用紙揃え性を確保しながら積載するために使用する。
図7に示すように、操作部の中央には、400x256dotの液晶表示部(LCD)401およびタッチパネルが設けられている。この液晶表示部401には、機械に組み込まれている機能(コピー、FAX)の表示が行われ、ユーザーはこの表示に従って機械の操作を行う。機能(コピー、FAX)の切り替えは、機能切り替えキー412、413によって行われる。
この液晶表示部401の右側にはコピー、FAXで共通に使用する各種テンキー402、クリア/ストップキー403、スタートキー404、プログラムキー405、ジョブリコールキー406、モードクリア/予熱キー407、割り込みキー408等の各種キーと、FAX専用で使用するポーズ/リダイヤルキー409、短縮キー410、受信キー411等のキーが配置されている。
この液晶部の左側には、FAX切り替えキー412、コピー切り替えキー413、初期設定キー414、ガイダンスキー415、LCD濃度調整ボリューム416がそれぞれ設けられている。
このキーの更に左の部分には、FAX専用の表示部417が設けられている。この表示部には、通信中、メモリーフルなどの各種LEDと、通信状態を表示する40文字(20文字x2行)のLCDが設けられている。
図8に示すように、この複写機本体1の制御は、液晶表示、各種LED制御、各種キー入力制御を行う操作部コントローラ500、給紙、搬送、定着、両面、プロセス制御等を行うメインコントローラ501、画像制御/スキャナー読み取り制御を行う画像処理コントローラ502、ADF制御を行うADFコントローラ503、3ビンソーター制御を行うソーターコントローラ504、給紙ユニット制御を行う給紙トレイコントローラ505、FAXの送受信管理・ファイル管理を行うFAXコントローラ506、G3のプロトコル制御を行うG3コントローラ507、G4のプロトコル制御を行うG4コントローラ508、LAN等のネットワーク制御を行うEthernet(登録商標)コントローラなどで構成されている。
なお、ここでは、簡易な本体構成にするために、機能として単純なコピー機能のみができるデジタル複合機を例とする。
図1は、本発明を実施したデジタル複写機の操作部420の一例を示す図である。
図7に示した従来の操作部400との大きな差は、まず、携帯電話等の通信端末装置501を装着するための接続部500が設けてあることである。この接続部500に通信端末装置501を置くことにより、通信端末装置501と複写機本体1とが電気的に接続される。
また、従来あったアプリ切り替えキー412、413は、通信端末装置501が本体に装着されたときに、その機能が使えるようになるため、削除されている。また、従来あった左の部分のFAX専用部の領域417も全て削除されている。これも、通信端末装置501がこの複写機本体1に装着されるとファクス機能が使えるようになり、通信端末装置501のキーが従来のものを代用できるため削除されている。
また、従来の大型の液晶表示部(LCD)401から、より安価な小型の液晶表示部(LCD)421に置き換えられている。これも、通信端末装置501がこの複写機本体1に装着されるとファクス機能が使えるようになり、通信端末装置501の表示画面が従来のものを代用できるため、小さくしている。このようにして簡易なデジタル複合機の操作部420が構成できる。
図2に示すように、この複写機本体1の制御は、液晶表示、各種LED制御、各種キー入力制御を行う操作部コントローラ700、給紙、搬送、定着、両面、プロセス制御等を行うメインコントローラ701、画像制御/スキャナー読み取り制御を行う画像処理コントローラ702、ADF制御を行うADFコントローラ703、3ビンソーター制御を行うソーターコントローラ704、給紙ユニット制御を行う給紙トレイコントローラ705、通信端末装置を装着するための接続部500、外部との通信を行う着脱可能な通信端末装置501で構成される。すなわち、従来あったFAXコントローラ506は、通信端末装置501が代用することになる。なお、本発明を実施したデジタル複写機の画像形成部は、図6に示したものと同様となっている。
上記構成において、通信端末装置501が接続部500に装着されるとメインコントローラ701は、電気的接続を確認して、接続されていれば、機能を拡張するための処理を行う。すなわち、ファクス制御ソフト、ネットワーク制御ソフトが起動される(請求項1)。
ただし、ここで、誰でも使えると(どの通信端末装置でも接続可能)いうわけではなく、機器に許可された人の特定の通信端末装置のみが使えるように装着時の接続の確認では、通信端末装置501からの特定情報から認証を行う(請求項2)。
ひとつは、機器から通信端末装置501へ制御ソフトをダウンロードして動かす方法である。まず、メインコントローラ701が、通信端末装置501との接続状態を確認して、接続されていれば、通信端末装置501に対して、拡張する制御ソフトを接続部500を通して転送する。複数の制御ソフトがある場合、まとめて転送しておくこともでき、機能切り替え毎に転送してもよい。転送が終了すると通信端末装置501は、この送られてきた制御ソフトを実行する。メインコントローラ701は、通信端末装置501からの指示(コマンド、イベント等)で動作する。
また、一度認証された通信端末装置501は、取り外して無線等で遠隔操作できるようになる(請求項3)。
通信端末装置501の表示画面は、この制御ソフトに従って表示を行う。通信端末装置501のキーも、この制御ソフトに従って表示を行う。通信端末装置501の操作となるため、普段の使い勝手で行えるため、専用機器を扱うより操作性が向上する。
また、通信端末装置501内に記憶しているユーザー情報、例えば、ファクス機能の場合、宛先情報、蓄積・送信条件情報等、ネットワーク機能の場合、送信アドレス、蓄積条件情報等をメインコントローラ701へにも渡すことで、複写機本体1の操作部420のキーを使うことができる(請求項4)。この情報は、通信端末装置501内に記憶しているため、他のデジタル複写機のどこでも同じ条件で操作ができる。
通信端末装置501を個人毎に持てば、認証管理や課金管理も容易にしかも自動で(メインコントローラ701との接続確認時にチェックすることで)行うことができる。その場合、認証管理や課金管理を考えると、通信端末装置501が接続されたときのみこの複写機本体1が起動すればいいので、通信関連の制御ソフト(ファクス制御ソフトやネットワーク制御ソフト等)だけでなく、基本のコピー制御ソフトまで全ての制御ソフトを同様に制御することで管理を行うことができる。すなわち、コピーをとりたい時でも通信端末装置501を接続して、コントローラ701がコピー制御ソフトを通信端末装置501に転送して通信端末装置501からの制御でコピーをとることで、認証や課金の管理がなされる。
もうひとつは、最初から通信端末装置501に制御ソフトを入れておく方法である。上述した処理を行わないため、特定の制御ソフトしか扱わない場合や時間短縮したい場合に有効である。
また、通信端末装置501を装着して、任意の操作(ストップキー押下等)を行うと、制御ソフトの実行を中止し、メインコントローラ701に残っている履歴や更新情報を通信端末装置501へ引き渡す(請求項5)。
そして、通信端末装置501を機器本体から取り外すと、メインコントローラ701に残っていた情報は削除され、認証を解除する(請求項6)。もう通信端末装置501側からは、機器本体の制御ができなくなる。再度、装着して認証させることで使用できるようになる。
図3に示すように、コントローラ701は、通常起動されると周期的に通信端末装置501が接続されたかどうか確認する(C−1)。通信端末装置501が接続されると(S−1)、コントローラ701は、通信端末装置501から特定情報を取得して(S−2)の認証を行い(C−2)、許可されると(C−3)機器本体が使用可能となる。そして、本体内にある制御ソフトを通信端末装置501へ転送する(C−4)。
通信端末装置501は、転送されたデータを取込み(S−4)、転送終了(S−3)で、その制御ソフトを実行する(S−5)。コントローラ701は、転送終了すると、通信端末装置501からの指示を待つ(C−5)。
通信端末装置501は、制御ソフト実行(S−5)に従ってコントローラ701へ指示を通知する。通常は、本体制御指示を通知する(S−6)。コントローラ701は、指示を受けるとそれに従った制御を実行する(C−6)。
ここで、請求項4の場合、宛先・通信条件情報をコントローラ701へ通知し(S−7)、コントローラ701は、通知を受けて内部設定を行う(C−7)。通信端末装置501が、コントローラ701へ制御ソフトの終了指示を通知すると(S−8)コントローラ701は中止処理を施し履歴等の情報を通信端末装置側へ送り(C−8、S−9)、全体の流れが終了する。
まず、機器に許可された人(通信端末装置)のみが使えるように装着時の接続の確認では、通信端末装置501からの特定情報から認証を行うことができ、認証で許可されると機器内に蓄積されたデータにアクセスすることができる(請求項7)。
この場合、図4に示すように、機器は、通信端末装置501が装着されていなくても、FAXコントローラ502やネットワークコントローラ503があるので、FAX受信やメール受信、コピーによる保存等の蓄積を行うことはできる。しかし、蓄積されたデータに関しては、認証されていなければ、この機器に受信されたFAXデータや受信メール等にアクセスすることができない。認証されていれば、FAX機能で言う特定相手先受信出力や親展受信出力の様な扱いにすることができる。図4は、本発明を実施したデジタル複写機においてFAXコントローラ502やネットワークコントローラ503がある場合の内部ブロック図である。
また、認証で許可された状態で、機器内に受信されたFAXデータやメール等の各種データがある場合、そのデータを通信端末装置501へ取り込むことができる(請求項8)。取り込んだデータは、着脱して通信端末装置501と共に持ち運びすることができる。通信端末装置501に表示手段がある場合、これらのデータを見ることができる。
また、他のデジタル複合機に装着して、そのデータをその機器に吐き出し(蓄積し)て、その機器の出力手段を使って出力することができる。例えば、印刷したり、パソコンへ転送してパソコンから表示させたりできる(請求項9)。
ひとつは、機器から通信端末装置501へ制御ソフトをダウンロードして動かす方法である。まず、メインコントローラ701が、通信端末装置501との接続状態を確認して、接続されていれば、通信端末装置501に対して、拡張する制御ソフトを接続部500を通して転送する。複数の制御ソフトがある場合、まとめて転送しておくこともでき、機能切り替え毎に転送してもよい。転送が終了すると通信端末装置501は、この送られてきた制御ソフトを実行する。メインコントローラ701は、通信端末装置501からの指示(コマンド、イベント等)で動作する。
また、一度認証された通信端末装置501は、取り外して無線等で遠隔操作できるようになる(請求項10)。通信端末装置501の表示画面は、この制御ソフトに従って表示を行う。通信端末装置501のキーも、この制御ソフトに従って表示を行う。通信端末装置501の操作となるため、普段の使い勝手で行えるため、専用機器を扱うより操作性が向上する。
もうひとつは、最初から通信端末装置501に制御ソフトを入れておく方法である。上記の処理を行わないため、特定の制御ソフトしか扱わない場合や時間短縮したい場合に有効である。この場合も、一度、通信端末装置501を装着し認証を行った後に、取り外して遠隔操作を行う。
もし、通信端末装置501から任意の時間アクセスが無かった場合、機器側は認証を解除する(請求項11)。通常は、通信端末装置501を装着した状態、または、遠隔操作中に認証解除を操作する。忘れ防止のため、これを行うことで、個人情報の保護を担う。
図5に示すように、機器内データをアクセスする場合の機器内コントローラ701と通信端末装置501との通信の概略を説明する。機器内コントローラ701は、通常起動されると周期的に通信端末装置501が接続されたかどうか確認する(C−1)。通信端末装置501が接続されると(S−1)、コントローラ701は、通信端末装置501から特定情報を取得して(S−2)の認証を行い(C−2)、許可されると(C−3)機器本体が使用可能となる。そして、本体内にある拡張機能の制御ソフトを起動(C−4)して、通信端末装置501からの指示を待つ(C−5)。通信端末装置501は、認証許可を確認し(S−3)、許可された場合、機器内コントローラ701への操作指示を行う(S−4)。そして、操作指示に従い、機器内コントローラ701と通信端末装置501は、機器内データを本体制御で処理(S−5 → C−6)したり、通信端末装置501への取り込み、吐き出し処理(S−6 → C−7)を行ったりする。終了する場合、認証解除を行って(S−7 → C−8)終了する。また、任意の時間が過ぎても、機器コントローラ701は、指示待ち(C−5)から終了処理(C−8)へ移行して終了する。
Claims (11)
- 複数の機能を有するデジタル複合機であって、通信端末装置を電気的に接続するための装着手段を備え、前記通信端末装置を装着することによりファクス機能およびネットワーク機能が有効になることを特徴とするデジタル複合機。
- 請求項1のデジタル複合機において、前記通信端末装置側の特定情報を認証することで機器機能が有効になることを特徴とするデジタル複合機。
- 請求項1あるいは2のデジタル複合機において、前記デジタル複合機に対して前記通信端末装置を着脱し、前記通信端末装置側から機器本体を遠隔操作することを特徴とするデジタル複合機。
- 請求項1あるいは2のデジタル複合機において、前記通信端末装置側のユーザー情報を利用して機器本体の制御を行うことを特徴とするデジタル複合機。
- 請求項1のデジタル複合機において、前記通信端末装置を装着し、ファクス機能およびネットワーク機能を無効にすると前記通信端末装置側へ履歴等のユーザー情報が取得されることを特徴とするデジタル複合機。
- 請求項5のデジタル複合機において、前記通信端末装置を取り外すと、前記機器本体から履歴等のユーザー情報や制御情報が削除され、前記通信端末装置側からは操作できなくなることを特徴とするデジタル複合機。
- 請求項1のデジタル複合機において、前記通信端末装置の装着により認証することでデジタル複合機内のデータアクセスが有効になることを特徴とするデジタル複合機。
- 請求項1あるいは7のデジタル複合機において、前記通信端末装置側にデジタル複合機内のデータを取り込むことを特徴とするデジタル複合機。
- 請求項1あるいは7のデジタル複合機において、前記通信端末装置側に蓄積されたデータをデジタル複合機内に吐き出しデジタル複合機側から出力することを特徴とするデジタル複合機。
- 請求項7あるいは9のデジタル複合機において、前記デジタル複合機に対して前記通信端末装置を着脱し、前記通信端末装置側から機器本体を遠隔操作することを特徴とするデジタル複合機。
- 請求項1あるいは10のデジタル複合機において、着脱した通信端末装置側から任意の時間にアクセスが無い場合、認証を解除することを特徴とするデジタル複合機。
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