JP2007156180A - 画像読取装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 稿を読み取って得た処理対象画像データを所定の後処理で処理するのに先だって行うプレビュー表示時において当該所定の後処理が中止された場合の再度の原稿読み取り及びそれに付随する所定の後処理における再設定の手間を最小限にできるようにすること。
【解決手段】 原稿読取開始に先立って、予め設定・記憶された基本読取条件をそのまま、または、その基本読取条件が操作入力応じて設定変更された後の読取条件を、これから開始される原稿読取動作における一時的読取条件として設定する読取条件設定制御手段は、前記後処理実行可否判断手段により前記処理対象画像データについての前記所定の後処理が実行不可と判断された場合には、次回行われる原稿読取動作における前記基本読取条件として今回の原稿読取動作における前記一時的読取条件を適用することを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、スキャナ装置、ファクシミリ装置、複写機、デジタル複合機等への適用に好適な画像読取装置に関する。
デジタル複写機、ファクス、ネットワークスキャナシステムまたそれらの複合機など、構成として画像読取装置を含む装置において、光学スキャナから読み込んだ画像やネットワークから入力された画像を蓄積保存しておき、後からその蓄積された画像の印刷や送信を行うことのできる装置が製品化されている。
また、蓄積されている画像を実際に印刷や送信する前にプレビュー表示し、事前にその内容を確認できるようにもなっている。
光学スキャナにより読み取り蓄積した処理対象画像データを、所定の後処理、具体的には、印刷、指定宛先への送信、ファイリング、ネットワーク転送(パーソナルコンピュータなどの他装置にとってのスキャナ装置としての動作)により処理するに先だってプレビュー表示により事前確認したときに意図しない画像となっていた場合、つまり、設定した読取条件のうちの一部が所望の設定と異なっていたり(例えば多値読み取りすべき写真原稿を2値で読み取る「文字」モードで読み取ってしまった等)、単純に原稿のセット向きを間違ってしまった場合でも、原稿画像の読み込みから再度やり直すことになる。
このときに、従来は、前記処理対象画像データの元となった原稿を読み取った際に設定された、読取条件、つまり、読み取り対象の原稿のサイズ設定、読み取り解像度設定、読み取り濃度設定、原稿種類(文字、写真、文字写真混在等)の設定等の各種設定の状態は破棄されて、再度の原稿読み取り時には初期設定の読取条件に戻ってしまうため、再度一から読取条件の設定が必要となり、設定操作が煩雑になってしまうという問題点があった。
また、前記処理対象データについての前記所定の後処理が、指定宛先への送信であった場合、従来は、プレビュー表示前に設定された宛先指定情報が破棄されてしまうため、再度宛先指定操作をやりなおす必要があるという問題点があった。
本願発明に関連する従来技術としては、特許文献1を挙げることができる。
特許第3563606号公報
しかし、特許文献1に記載の技術は、プレビュー表示後の継続/中止結果とそのときの印刷条件でデータベースを構築するものであり、所定の後処理に先立つプレビュー表示時において当該所定の後処理が取り消された場合に行われる、原稿の再度の読み取り時における読取条件の再設定や、前記所定の後処理としての指定宛先への送信に係る宛先指定情報の再設定の煩わしさの解消については何ら問題解決の手段を提供していない。
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、原稿を読み取って得た処理対象画像データを所定の後処理で処理するのに先だって行うプレビュー表示時において当該所定の後処理が中止された場合の再度の原稿読み取り及びそれに付随する所定の後処理における再設定の手間を最小限にでき操作性のよい画像読取装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の画像読取装置は、原稿読取開始に先立って、予め設定・記憶された基本読取条件をそのまま、または、その基本読取条件が操作入力応じて設定変更された後の読取条件を、これから開始される原稿読取動作における一時的読取条件として設定する読取条件設定制御手段と、前記一時的読取条件に基づいて原稿を読み取り画像データを得る原稿読取手段と、前記原稿読取手段により読み取られた画像データを記憶・蓄積する画像蓄積手段と、前記画像蓄積手段に蓄積された処理対象画像データを読み出して行うべき所定の後処理の実行に先立って当該処理対象画像データを表示するプレビュー表示手段と、前記プレビュー表示手段により表示された前記処理対象画像データについての前記所定の後処理の実行の可否を操作入力に応じて判断する後処理実行可否判断手段と、前記後処理実行可否判断手段により、前記処理対象画像データについて実行可と判断された場合には前記所定の後処理を実行する一方、実行不可と判断された場合には、前記所定の後処理を実行しない後処理実行制御手段とを備え、前記読取条件設定制御手段は、前記後処理実行可否判断手段により前記処理対象画像データについての前記所定の後処理が実行不可と判断された場合には、次回行われる原稿読取動作における前記基本読取条件として今回の原稿読取動作における前記一時的読取条件を適用することを特徴とする。
請求項2に記載の画像読取装置は、請求項1に記載の画像読取装置において、前記所定の後処理は、前記処理対象画像データの指定宛先への送信処理であることを特徴とする。
請求項3に記載の画像読取装置は、請求項2に記載の画像読取装置において、前記プレビュー表示手段によるプレビュー表示に先立って、前記処理対象画像データについて行うべき前記所定の後処理としての前記指定宛先への送信処理に係る宛先指定情報を操作入力に応じて設定する送信宛先設定制御手段を備え、前記送信宛先設定制御手段は、前記後処理実行可否判断手段により前記処理対象画像データについての前記所定の後処理が実行不可と判断された場合には、次回行われる原稿読取動作に付随して設定する宛先指定情報として今回の原稿読取動作における宛先指定情報を適用することを特徴とする。
請求項4に記載の画像読取装置は、原稿を読み取り画像データを得る原稿読取手段と、前記原稿読取手段により読み取られた画像データを記憶・蓄積する画像蓄積手段と、前記画像蓄積手段に蓄積された処理対象画像データを読み出して行うべき所定の後処理としての指定宛先への送信に係る宛先指定情報を操作入力に応じて設定する送信宛先設定制御手段と、前記所定の後処理に先立って前記処理対象画像データを表示するプレビュー表示手段と、前記プレビュー表示手段により表示された前記処理対象画像データについての前記所定の後処理の実行の可否を操作入力に応じて判断する後処理実行可否判断手段と、前記後処理実行可否判断手段により、前記処理対象画像データについて実行可と判断された場合には前記所定の後処理を実行する一方、実行不可と判断された場合には、前記所定の後処理を実行しない後処理実行制御手段とを備え、前記送信宛先設定制御手段は、前記後処理実行可否判断手段により前記処理対象画像データについての前記所定の後処理が実行不可と判断された場合には、次回行われる原稿読取動作に付随して設定する宛先指定情報として今回の原稿読取動作における宛先指定情報を適用することを特徴とする。
請求項5に記載の画像読取装置の制御方法は、原稿読取開始に先立って、予め設定・記憶された基本読取条件をそのまま、または、その基本読取条件が操作入力応じて設定変更された後の読取条件を、これから開始される原稿読取動作における一時的読取条件として設定する読取条件設定制御手順と、前記一時的読取条件に基づいて原稿を読み取り画像データを得る原稿読取手順と、前記原稿読取手順により読み取られた画像データを画像蓄積手段に記憶・蓄積する画像記憶手順と、前記画像蓄積手段に蓄積された処理対象画像データを読み出して行うべき所定の後処理の実行に先立って当該処理対象画像データを表示するプレビュー表示手順と、前記プレビュー表示手順により表示された前記処理対象画像データについての前記所定の後処理の実行の可否を操作入力に応じて判断する後処理実行可否判断手順と、前記後処理実行可否判断手順により、前記処理対象画像データについて実行可と判断された場合には前記所定の後処理を実行する一方、実行不可と判断された場合には、前記所定の後処理を実行しない後処理実行制御手順とを備え、前記読取条件設定制御手順は、前記後処理実行可否判断手順により前記処理対象画像データについての前記所定の後処理が実行不可と判断された場合には、次回行われる原稿読取動作における前記基本読取条件として今回の原稿読取動作における前記一時的読取条件を適用することを特徴とする。
請求項6に記載の画像読取装置の制御方法は、請求項5に記載の画像読取装置の制御方法において、前記所定の後処理は、前記処理対象画像データの指定宛先への送信処理であることを特徴とする。
請求項7に記載の画像読取装置の制御方法は、請求項6に記載の画像読取装置において、前記プレビュー表示手順によるプレビュー表示に先立って、前記処理対象画像データについて行うべき前記所定の後処理としての前記指定宛先への送信処理に係る宛先指定情報を操作入力に応じて設定する送信宛先設定制御手順を備え、
前記送信宛先設定制御手順は、前記後処理実行可否判断手順により前記処理対象画像データについての前記所定の後処理が実行不可と判断された場合には、次回行われる原稿読取動作に付随して設定する宛先指定情報として今回の原稿読取動作における宛先指定情報を適用することを特徴とする。
請求項8に記載の画像読取装置の制御方法は、原稿を読み取り画像データを得る原稿読取手順と、前記原稿読取手順により読み取られた画像データを画像蓄積手段に記憶・蓄積する画像蓄積手順と、前記画像蓄積手段に蓄積された処理対象画像データを読み出して行うべき所定の後処理としての指定宛先への送信に係る宛先指定情報を操作入力に応じて設定する送信宛先設定制御手順と、前記所定の後処理に先立って前記処理対象画像データを表示するプレビュー表示手順と、前記プレビュー表示手順により表示された前記処理対象画像データについての前記所定の後処理の実行の可否を操作入力に応じて判断する後処理実行可否判断手順と、前記後処理実行可否判断手順により、前記処理対象画像データについて実行可と判断された場合には前記所定の後処理を実行する一方、実行不可と判断された場合には、前記所定の後処理を実行しない後処理実行制御手順とを備え、前記送信宛先設定制御手順は、前記後処理実行可否判断手順により前記処理対象画像データについての前記所定の後処理が実行不可と判断された場合には、次回行われる原稿読取動作に付随して設定する宛先指定情報として今回の原稿読取動作における宛先指定情報を適用することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、原稿を読み取り処理対象画像データを得た後のプレビュー表示時に、当該処理対象画像データについて行うべき所定の後処理の実行が中止された場合、つまり、次回の原稿読み取りでは、同一原稿が再度読み取られる可能性が高い場合には、次回の原稿読取動作における前記一時読取条件の基となる前記基本読取条件として、今回の原稿読取動作における前記一時読取条件が適用されることになるため、次回の、読み取り直しに係る原稿読取動作においては、前記基本読取条件に基づいて一から前記一時読取条件を設定しなくても、前回設定された一時読取条件のまま、または、それの部分修正で対応できるため、再設定の手間を最小限にでき操作性のよい画像読取装置を提供することが可能となる効果が得られる。
請求項2に係る発明によれば、前記所定の後処理が指定宛先への送信処理である場合に請求項1に係る発明を適用することが可能となる効果が得られる。
請求項3に係る発明によれば、更に、原稿を読み取り処理対象画像データを得ると共に送信宛先を指定した後のプレビュー表示時に、当該処理対象画像データについて行うべき所定の後処理の実行が中止された場合、つまり、次回の原稿読み取り・送信では、同一の宛先が指定される可能性が高い場合には、次回の原稿読取動作に付随する指定宛先への送信処理に係る宛先指定情報として、今回の原稿読取動作に付随する指定宛先への送信処理に係る宛先指定情報が適用されることになるため、次回の、読み取り直しに係る原稿読取動作に付随する指定宛先への送信処理においては、宛先指定情報を一から入力・設定しなくても、前回設定された宛先指定情報のまま、または、それの部分修正で対応できるため、再設定の手間を最小限にでき操作性のよい画像読取装置を提供することが可能となる効果が得られる。
請求項4に係る発明によれば、原稿を読み取り処理対象画像データを得ると共に送信宛先を指定した後のプレビュー表示時に、当該処理対象画像データについて行うべき所定の後処理の実行が中止された場合、つまり、次回の原稿読み取り・送信では、同一の宛先が指定される可能性が高い場合には、次回の原稿読取動作に付随する指定宛先への送信処理に係る宛先指定情報として、今回の原稿読取動作に付随する指定宛先への送信処理に係る宛先指定情報が適用されることになるため、次回の、読み取り直しに係る原稿読取動作に付随する指定宛先への送信処理においては、宛先指定情報を一から入力・設定しなくても、前回設定された宛先指定情報のまま、または、それの部分修正で対応できるため、再設定の手間を最小限にでき操作性のよい画像読取装置を提供することが可能となる効果が得られる。
請求項5に係る発明によれば、原稿を読み取り処理対象画像データを得た後のプレビュー表示時に、当該処理対象画像データについて行うべき所定の後処理の実行が中止された場合、つまり、次回の原稿読み取りでは、同一原稿が再度読み取られる可能性が高い場合には、次回の原稿読取動作における前記一時読取条件の基となる前記基本読取条件として、今回の原稿読取動作における前記一時読取条件が適用されることになるため、次回の、読み取り直しに係る原稿読取動作においては、前記基本読取条件に基づいて一から前記一時読取条件を設定しなくても、前回設定された一時読取条件のまま、または、それの部分修正で対応できるため、再設定の手間を最小限にでき操作性のよい画像読取装置の制御方法を提供することが可能となる効果が得られる。
請求項6に係る発明によれば、前記所定の後処理が指定宛先への送信処理である場合に請求項5に係る発明を適用することが可能となる効果が得られる。
請求項7に係る発明によれば、更に、原稿を読み取り処理対象画像データを得ると共に送信宛先を指定した後のプレビュー表示時に、当該処理対象画像データについて行うべき所定の後処理の実行が中止された場合、つまり、次回の原稿読み取り・送信では、同一の宛先が指定される可能性が高い場合には、次回の原稿読取動作に付随する指定宛先への送信処理に係る宛先指定情報として、今回の原稿読取動作に付随する指定宛先への送信処理に係る宛先指定情報が適用されることになるため、次回の、読み取り直しに係る原稿読取動作に付随する指定宛先への送信処理においては、宛先指定情報を一から入力・設定しなくても、前回設定された宛先指定情報のまま、または、それの部分修正で対応できるため、再設定の手間を最小限にでき操作性のよい画像読取装置の制御方法を提供することが可能となる効果が得られる。
請求項8に係る発明によれば、原稿を読み取り処理対象画像データを得ると共に送信宛先を指定した後のプレビュー表示時に、当該処理対象画像データについて行うべき所定の後処理の実行が中止された場合、つまり、次回の原稿読み取り・送信では、同一の宛先が指定される可能性が高い場合には、次回の原稿読取動作に付随する指定宛先への送信処理に係る宛先指定情報として、今回の原稿読取動作に付随する指定宛先への送信処理に係る宛先指定情報が適用されることになるため、次回の、読み取り直しに係る原稿読取動作に付随する指定宛先への送信処理においては、宛先指定情報を一から入力・設定しなくても、前回設定された宛先指定情報のまま、または、それの部分修正で対応できるため、再設定の手間を最小限にでき操作性のよい画像読取装置の制御方法を提供することが可能となる効果が得られる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1に本発明を実施するための最良の形態に係る画像形成装置100とその周辺機器を含めたシステムの全体の構成を示す。
画像形成装置100は、スキャナ機能の他に、コピー、ファクス、プリンタなどの複数の機能を持つマルチファンクション機器であり、原稿ガラスや自動原稿給紙台を使用して、原稿や写真などの紙媒体の画像を、光学的にスキャニングを行い電子データ化することができる。また、ネットワークに接続する為のシステム(IPアドレスの割り当てや、ネットワーク・インターフェース・カードの装備など)を持ち、ユーザのPCから接続することで遠隔操作を行うことができる。また、さまざまなネットワークプロトコルを持ち、外部との画像データのやりとりや、その他ユーザ情報などのデータのやりとりを行う。内部にハードディスク(HDD)を持つ。
クライアントPC500a、b、cは、さまざまな手段で画像読取装置100から画像データを受信するユーザ側のである。
配信サーバ200は、スキャン画像の配信機能を実現するための専用サーバである。サーバPC201にインストールされたサーバソフトは、画像読取装置100の情報とユーザ情報を管理し、また、そのユーザ情報に基づいて画像読取装置100から送信された画像データをユーザのメールアドレスへの送信や、ユーザ用の専用フォルダへの格納を行う。また、モデム202を用いたファックスによるスキャン画像データの送信機能も持っている。
イーサネット700は、バス型のローカルエリアネットワーク(LAN)である。
SMTPサーバは、電子メールの受信を行うためのプロトコルであるSMTPに対応した機能を備えたサーバである。SMTPのプロトコルによって、画像読取装置100からユーザ特有のメールアドレスの指定を受けて画像データを受信し、また、POPのプロトコルにて、ユーザからの要求で受信している電子メールをユーザ側のPCへ送信する。
FTPサーバ300は、ファイル転送プロトコルFTPとそのプロトコルによってファイル管理する機能を持つサーバである。FTPのプロトコルによって、画像読取装置100はFTPサーバにデータをPUTする(転送する)。またユーザのクライアントPCはFTPによってその画像データをFTPサーバ300からGETする(転送を受ける)ことができる。
SMBプロトコルは、ネットワークプロトコルの一つであり、これによりファイル共有が可能である。このプロトコルによって画像読取装置100はクライアントPC500c等に画像データを送信する。
その他、さまざまなネットワークプロトコルによって画像データが送信可能なシステムである。
図2は、画像読取装置100の断面概略構成図であり、図中、10は原稿読取部、40はプリント部、50は給紙部、60は排紙部である。
原稿読取部10は、自動原稿送り装置(ADF)11、原稿台12、給送ローラ13、給送ベルト14、コンタクトガラス16及び原稿セット検知センサ17を有する。また、露光ランプ21、第1ミラー22、第2ミラー23、第3ミラー24、レンズ25、CCDイメージセンサ26からなる光学走査系を有し、露光ランプ21及び第1ミラー22は不図示の第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー23及び第3ミラー24は不図示の第2キャリッジ上に固定されている。
原稿読取部10は更に、レーザ出力ユニット31、結像レンズ32及び反射ミラー33を有し、レーザ出力ユニット31の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転するポリゴンミラーが設置されている。図2には電装部は示されていないが、画像読取装置100は、前記CCDイメージセンサ26で変換された原稿画像情報を記憶する記憶装置を有し、原稿画像情報は、一旦、この記憶装置に記憶され、そこから読み出されてレーザダイオードの出射光を変調する。変調されたレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーによって偏向、走査され、結像レンズ32を通って反射ミラー33で折り返され、プリント部40の感光体ドラム41に集光する。
プリント部40は、感光体ドラム41、現像ユニット42、転写ユニット43、定着ユニット44、排紙ユニット45を有する。感光体ドラム41は、図示しない帯電チャージャにより表面が高電位に帯電し、前記レーザ光は、前記ポリゴンミラーによって感光体ドラム41が回転する方向と直交する主走査方向に偏向、走査され、感光体ドラムの回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すと、表面電位は照射された光の強度に応じて変化し、感光体ドラム41上に原稿の濃淡分布に対応する静電潜像が形成される。静電潜像は、現像ユニット42のトナーにより現像され、転写ユニット43で、給紙部50から搬送されてきた転写紙に転写される。
給紙部50は、第1トレイ51、第2トレイ52、第3トレイ53及び、第1給紙装置54、第2給紙装置55、第3給紙装置56並びに、縦搬送ユニット57を有する。ユーザーにより所定サイズの転写紙が指定されると、指定サイズの転写紙のトレイが選択され、そこから指定サイズの転写紙が当該給紙装置、縦搬送ユニット57を経て転写ユニット43へと搬送される。転写ユニット43でトナー像が転写された転写紙は、定着ユニット44に搬送される。定着ユニット44は、不図示の加熱ローラと加圧ローラを有し、加熱ローラは不図示のヒーターにより予め加熱されている。トナー像が転写された転写紙は、これらローラ間に挟まれて通過する間にトナーが熱融着し、転写紙に定着する。トナー像が定着した転写紙は、排紙ユニット45により排紙部60に排紙される。
排紙部60は、搬送された転写紙を排紙する排紙トレイ61及びステープル台62、紙揃え用のジョガー68、ステープラ69及びステープル完了排紙トレイ71からなる。
前記排紙ユニット45によって搬送された転写紙は、切り替え板63を下に切り替えることにより、搬送ローラ64及び65を経由して排紙トレイ61側に排紙し、切り替え板63を上に切り替えることで、搬送ローラ66を経由してステープル台62に排紙する。ステープル台62に排紙、積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー67によって、紙端面が揃えられ、1部のコピー完了と共にステープラ68によって綴じられる。ステープラ68で綴じられた転写紙群は、自重によってステープル完了排紙トレイ69に収納される。排紙トレイ61は、転写紙搬送方向に対し直角に移動可能な構成を有し、このため、転写紙搬送方向に対し直角に移動し、排出されてくるコピー紙を簡単に仕分けることができる。
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ51〜53から給紙され画像形成された転写紙を排紙トレイ61側に導かないで、経路切り替えのための分岐爪71を上側にセットすることで、スイッチバック反転し、一旦両面給紙ユニット72にストックする。その後、両面給紙ユニット72にストックされた転写紙を、再びプリント部40に再給紙し、静電潜像の生成、現像、転写、定着を行って、経路切り替えの為の分岐爪71を今度は下側にセットし、排紙トレイ61に導く。
図3は、画像読取装置100の制御系のブロック構成図であり、図中、メインコントローラ80は、液晶型の表示・操作部70、自動原稿送り装置(ADF)11、原稿画像データを画像メモリに書き込む制御、及び画像メモリに記憶された画像データを用いて作画する制御等を行う画像処理ユニット(IPU)80を備え、デジタル複写機全体を制御する。液晶型の表示・操作部70は、液晶画面75、スタートキー76を有する。画像処理ユニット80には、ハードディスク装置96,CD−R、DVDなどの外部記憶装置98が接続される。なお、図示を省略しているが、メインコントローラ80は、CPU、該CPUが実行するプログラムを記憶するROM、各種データを記憶するRAM、現在時刻を計時するタイマー等を有する。なお、メインコントローラ80は、図示を省略したLANインターフェースによりLAN700に接続され、LAN700を介した画像データの送信を行える。また、電話回線用のインターフェースやその他必要なインターフェースを備えれば、そのインターフェースに接続される通信網を介した画像データの指定宛先への送信が可能である。
図4は、画像処理ユニット80のブロック構成図であり、図中、A/Dコンバータ81は、CCDイメージセンサ26からの画像データ信号をデジタル信号に変換する。シェーディング補正部82は、デジタル信号に変換された画像データをシェーディング補正し、MTF・γ補正部83によりMTF補正、γ補正する。補正された信号は、更に変倍処理部84で表示・操作部70で指示された変倍条件に合わせて拡大又は縮小する。拡大又は縮小された画像データは、セレクタ85に渡される。セレクタ85は、画像データの送り先を、書き込みγ補正ユニット89又は画像メモリコントローラ86へ切り換える。書き込みγ補正ユニット89を経由した画像データは、作画条件に合わせて書き込みγ補正がなされ、書き込みユニットに送られる。画像メモリコントローラ86とセレクタ85との間は、双方向に画像データを入出力可能な構成となっている。
また、画像処理ユニット80は、画像メモリコントローラ86の制御や原稿読取部10の制御等を行うCPU88、及びそのプログラムやデータを格納するROM91、RAM92、NV−RAM93を備えている。画像メモリコントローラ86は、CPU88の指示により画像メモリ87のデータ書き込み、読み出しを制御する。
ここで、画像メモリコントローラ86へ送られた画像データは、画像メモリコントローラ86内にある画像圧縮装置によって圧縮され、画像メモリ87へ送られる。画像データの圧縮により限られた画像メモリを有効に利用できるが、その他に一度の多くの原稿データを記憶することができるために、例えば、ソート機能を用いる際、原稿データをページ順に出力したり、また複数枚の原稿画像データを画像メモリ87の転写紙1枚分のエリアを分割したエリアに書込むことができるため集約コピーが可能になる。なお、ハードディスク装置96,CDーR等の外部記憶装置98の画像データをSCSIコントローラ97を介して読み出して使用することもある。
画像メモリ87の画像データは、CPU88からアクセス可能な構成となっている。このため、画像メモリ87の画像データを間引き処理、切り出し処理等のほか、転写紙サイズデータと変倍した原稿画像データに基いて原稿画像データの印刷プレビュー画像を作画加工することができる。この加工は、画像メモリコントローラ86内の不図示のレジスタに加工用データを書込むことにより行う。作画加工された画像データは、再度画像メモリ87に記憶する。CPU88は、画像メモリ87の画像データを読み出し、I/Oポート94を経て表示・操作部70へ転送し、表示可能になる。なお、原稿画像データをそのまま表示するときは、表示・操作部70の画面表示解像度が低いため間引き処理が行われて転送される。
図5は操作部70の液晶画面の表示例である。
同図において、左側には、読取条件を設定する読取条件設定キーである「読み取り設定」キー、「サイズ混載」キー、「両面」キーがある。なお、液晶表示画面上の各キーはの押下はタッチパネル方式で検出される。
同図において、中央付近にはスキャナ読み取りした画像データの送信宛先を設定するためのキーがある。この例では6種類のワンタッチキー(「リーダー」等)が表示されており、キーを押下することにより対応して予め登録・記憶されている宛先指定情報(NV−RAM(書き換え可能な不揮発性メモリ)93に記憶されている)みを選択設定することができる。ワンタッチキーの内容の登録は別の初期設定画面(説明略)で行う。
同図において、右側には、送信者を設定する「送信者」キー、ファイル形式を指定する「ファイル形式」キーがある。またプレビューモードを設定するための「プレビュー」キーがあり、押下の度に設定モードをON/OFFするトグル動作キーになっている。その設定状態はフラグ情報としてNV−RAM93に記憶される
図6は、図5の「読み取り設定(読取条件設定)」キーを押下したときの表示画面である。
同図において、読取条件を設定する画面が開き、原稿種類、解像度、読取サイズ、濃度設定が可能になっている。
図7は、図5の「プレビュー」キーによりプレビューモードがONの場合に、原稿読み取り及び送信宛先指定後に自動的に起動されるプレビュー表示画面例である。処理を継続する「送信」キーと、処理を中止する「中止」キーが備えられている。
図8に示すように、NV−RAM93の記憶領域93aには、基本読取条件設定テーブルが予め設定・記憶されている。その基本読取条件設定テーブル93aの設定内容は、図6の「読み取り設定」画面における初期値となるものである。具体的には、図6において、原稿種類「文字」が基本読取条件設定テーブル93aに初期設定として設定されている。なお、テーブル93aの内容は、画像読取装置100の出荷時に最も一般的な設定の組み合わせが設定され、ユーザに納品後に、所定の設定操作により、設定変更可能なものであるが、従来は、基本読取条件設定テーブル93aの設定内容が、必ず、原稿読取動作(セットされた原稿の全ページを読み取る動作)開始に先立つ読み取り条件設定の初期設定とされていた。そのため、プレビュー表示段階で読み取り直しが必要と判断された場合に、次の読み取り直しに係る原稿読取動作において参照すべき読取条件は、前回のまま、または、前回の一時的読取条件に少し変更を加えれば済む場合が多いのに、初期設定に戻されてしまい設定操作が煩雑であった。
図6の設定操作により、基本読取条件設定テーブル93aの初期設定がユーザの必要に応じて設定変更され(初期設定のままの場合もある)原稿読取動作開始前の最終的な設定内容が、図9に示すように、RAM92の記憶領域92aに、一時的読取条件設定テーブルとして記憶され、原稿読取動作時に参照され、設定通りの条件での原稿読取が行われる。
また、図9において、RAM9の記憶領域92bには、プレビュー表示前の原稿読取開始に先立つ、図5の送信宛先設定操作により設定された宛先指定情報(1または複数宛先)が記憶される。画像読取装置100のメインコントローラ80は、その宛先指定情報により特定される1または複数の送信宛先(メールアドレス、IPアドレス、ファクシミリ番号など)宛てに、原稿を読み取り、画像メモリ87にいったん蓄積した処理対象画像データを読み出して送信する。
従来は、プレビュー表示段階で読み取り直しが必要と判断された場合に、次の読み取り直しに係る原稿読取動作に付随する指定宛先への送信処理において参照すべき宛先指定情報は、前回のまま、または、前回の宛先指定情報を少し変更または追加すれば済む場合が多いのに、情報がリセットされてしまい一から宛先指定しなければならなくなり、設定操作が煩雑であった。
そこで、本発明を実施するための最良の形態では、図10に示す画像読取送信制御処理を行うことにより、プレビュー表示段階で中止された原稿読取・送信処理に関わる読取条件や宛先指定情報を次回の読み取り直しに係る原稿読取・送信処理においても維持するよにすることで、操作の煩雑さを緩和する。
図10において、メインコントローラ80は、読取条件を初期化すると共に(処理S101)、宛先を全解除した上で(処理S102)、判断S103移行のメインのループ処理に移行する。
処理S101の読取条件を初期化は、具体的には、図8の基本読取条件設定テーブル93aの内容を、図9の一時的読取条件設定テーブル92aとしてコピーする処理である。それにより、後の読み取り条件設定操作は、実質的に基本読取条件の変更操作ということになる。
処理S102の宛先の全解除は、具体的には、図9の宛先指定情報92bの内容を削除する処理であり、それにより、後の宛先指定操作においては、一から送信宛先を指定することになる。
判断S103においては、最初にキー押下を待ち(判断S103のNoのループ)、キーが押下された場合(判断S103のYes)、読取条件を設定するためのキー操作であれば(判断S104のYes)、操作内容に対応する読取条件を設定し(処理S114)、判断S103に戻る。その場合、処理S114の操作内容に対応する読取条件を設定は具体的には、操作内容に応じた、図9の一時的読取条件設定テーブル92aの書き換えである。
宛先を設定するためのキー操作であれば(判断S105のYes)、操作内容に対応する送信宛先を設定し(処理S115)、判断S103に戻る。その場合、処理S115の送信宛先の具体的には、操作内容に応じた、図9の宛先指定情報92bの書き換え(1件追加/削除等)である。
プレビューモードを設定するキーであれば(判断S106のYes)、プレビューモード(プレビュー表示機能のON/OFF)を設定し(処理S116)、判断S103に戻る。
スタートキーであれば(判断S107のYes)、設定された読取条件に従って原稿の読取を開始する(処理S108以降)。それ以外のキーであれば(判断S107のNo)、そのキーに対応した処理を行い(処理S117)、判断S103に戻る。
判断S107がYesとなると、全ページの原稿の読み取り(とそれに付随する蓄積処理)が完了するまで、原稿の読み取り(とそれに付随する蓄積処理)を繰り返し行う(処理S108、判断S109のNoのループ)。なお、画像データの蓄積は、画像メモリ87を用いる。
そして、読み取り(と蓄積)が完了すると(判断S109のYes)、プレビューモードがONでない場合は(判断S110のNo)、読み取った原稿画像を、設定された宛先(図9の宛先指定情報92bにより特定される)へ送信し、送信完了後に読取条件の初期化と(処理S119)、宛先の全解除(処理S120)を行う。処理S119は、処理S101と同様の処理であり、処理S120は、処理S102と同様の処理である。
処理S118及びS119は、次に他の操作者(もちろん今回と同一者の場合もある)が装置を使用する場合に、読み取らせようとする原稿に適さない、誤った読取条件で原稿を読み取ったり、誤った宛先へ送信することを避けるためである。また、送信済みの原稿画像情報を破棄(メモリからの消去)し(処理S121)、操作部のキー入力待ち(判断S103)へ戻る。
判断S110において、プレビューモードがONだった場合は、読み取り蓄積していた処理対象の画像データの先頭画像のプレビュー表示を行う(処理S111)。そのプレビュー表示は、図7に示した通りである。本発明を実施するための最良の形態では、先頭画像のみをプレビュー表示する構成としているが、プレビュー中に他のページのプレビュー表示に切り換えられる構成にしてもよいし、プレビュー画像の拡大/縮小などの機能を備えてもよし、スクロール機能を備えていてもよい。
処理S111のプレビュー表示により、写真原稿を中間調で読み取りたかったのに、2値で読み取る「文字」モードの設定で読み取ってしまったことに気づいたり、原稿サイズや解像度の指定を誤ってしまったことに気づいたり、単純に、原稿のセット向きを間違ってしまったことに気づいたりした場合、操作者は、図7の「中止」キーを押下(タッチ)し、プレビュー表示が所望の通りだった場合には、図7の「送信」キーを押下(タッチ)することになる。
なお、処理S111のプレビュー表示において気づく設定誤りは、多数の設定項目のうちの一部であり、その他の設定は操作者が所望した通りの設定である場合が多い。
処理S111の後は、図7の「送信」キーまたは、図7の「中止」キーのいずれかが押下(タッチ)されるまで待ち(判断S112のNo、判断S113のNoのループ)、図7の「送信」キーか押下された場合には(判断S112のYes)、所定の後処理としての前述の処理S118を行い、処理S119,S120,S121を行い、操作部のキー入力待ち(判断S103)へ戻る。
それによりプレビュー表示段階で指定宛先への送信処理が許可された場合には、設定された宛先への送信、読み取り条件の初期化、宛先の全解除が行われ、次回の原稿読取・送信動作時に、今回の設定が悪影響を与えることが防止される。
一方、図7の「中止」キーか押下された場合には(判断S113のYes)、所定の後処理としての前述の処理S118を行わず、処理S119,S120も行わず、S121だけを行い、操作部のキー入力待ち(判断S103)へ戻る。
それによりプレビュー表示段階で指定宛先への送信処理が中止された場合には、設定された宛先への送信は当然中止されるが、そればかりでなく、読み取り条件の初期化、宛先の全解除が行われないため、次回の読み取り直しに係る原稿読取・送信動作時には、処理S114の読取条件の設定においては、今回の原稿読取・送信動作において図9の記憶領域92aに最終的に設定・記憶された一時読取条件が、読取条件の初期設定となるため、その設定のまま、または最小限の設定変更操作で読み取り直し・送信をすることができ操作性がよくなる。
また、次回の読み取り直しに係る原稿読取・送信動作時には、処理S115の送信宛先設定においては、今回の原稿読取・送信動作において図9の記憶領域92bに最終的に設定・記憶された宛先指定情報が、宛先指定情報の初期設定となるため、その設定のまま、または、もし必要なら最小限の設定変更操作で読み取り直し・送信をすることができ操作性がよくなる。
なお、読取条件の具体的な設定項目の種類や、送信宛先指定形態により本発明は限定されるものではなく、初期設定の読取条件(基本読取条件)に基づいて設定した一時的読取条件で原稿を読み取り処理対象画像データを得ると共に送信宛先を指定した上で当該処理対象画像データをプレビュー表示して、その時点で、当該所定の処理対象画像データに対して行うべき所定の後処理(本発明を実施するための最良の形態では指定宛先への送信処理)を行うか中止するかの指定を行う、構成として画像読取装置を含む装置であれば、本発明は同様に適用可能なものである。
また、以上本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明を実施するための最良の形態に係る画像形成装置100とその周辺機器を含めたシステムの全体の構成を示す図である。 画像読取装置100の断面概略構成図である。 画像読取装置100の制御系のブロック構成図である。 図4は、画像処理ユニット80のブロック構成図である。 図5は操作部70の液晶画面の表示例を示す図である。 図5の「読み取り設定(読取条件設定)」キーを押下したときの表示画面について示す図である。 図7は、図5の「プレビュー」キーによりプレビューモードがONの場合に、原稿読み取り及び送信宛先指定後に自動的に起動されるプレビュー表示画面例について示す図である。 NV−RAM93の記憶内容について示す図である。 RAM92の記憶内容について示す図である。 画像読取装置100が行う、画像読取送信制御処理手順について示すフローチャートである。
符号の説明
100 画像読取装置

Claims (8)

  1. 原稿読取開始に先立って、予め設定・記憶された基本読取条件をそのまま、または、その基本読取条件が操作入力応じて設定変更された後の読取条件を、これから開始される原稿読取動作における一時的読取条件として設定する読取条件設定制御手段と、
    前記一時的読取条件に基づいて原稿を読み取り画像データを得る原稿読取手段と、
    前記原稿読取手段により読み取られた画像データを記憶・蓄積する画像蓄積手段と、
    前記画像蓄積手段に蓄積された処理対象画像データを読み出して行うべき所定の後処理の実行に先立って当該処理対象画像データを表示するプレビュー表示手段と、
    前記プレビュー表示手段により表示された前記処理対象画像データについての前記所定の後処理の実行の可否を操作入力に応じて判断する後処理実行可否判断手段と、
    前記後処理実行可否判断手段により、前記処理対象画像データについて実行可と判断された場合には前記所定の後処理を実行する一方、実行不可と判断された場合には、前記所定の後処理を実行しない後処理実行制御手段とを備え、
    前記読取条件設定制御手段は、前記後処理実行可否判断手段により前記処理対象画像データについての前記所定の後処理が実行不可と判断された場合には、次回行われる原稿読取動作における前記基本読取条件として今回の原稿読取動作における前記一時的読取条件を適用することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記所定の後処理は、前記処理対象画像データの指定宛先への送信処理であることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記プレビュー表示手段によるプレビュー表示に先立って、前記処理対象画像データについて行うべき前記所定の後処理としての前記指定宛先への送信処理に係る宛先指定情報を操作入力に応じて設定する送信宛先設定制御手段を備え、
    前記送信宛先設定制御手段は、前記後処理実行可否判断手段により前記処理対象画像データについての前記所定の後処理が実行不可と判断された場合には、次回行われる原稿読取動作に付随して設定する宛先指定情報として今回の原稿読取動作における宛先指定情報を適用することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 原稿を読み取り画像データを得る原稿読取手段と、
    前記原稿読取手段により読み取られた画像データを記憶・蓄積する画像蓄積手段と、
    前記画像蓄積手段に蓄積された処理対象画像データを読み出して行うべき所定の後処理としての指定宛先への送信に係る宛先指定情報を操作入力に応じて設定する送信宛先設定制御手段と、
    前記所定の後処理に先立って前記処理対象画像データを表示するプレビュー表示手段と、
    前記プレビュー表示手段により表示された前記処理対象画像データについての前記所定の後処理の実行の可否を操作入力に応じて判断する後処理実行可否判断手段と、
    前記後処理実行可否判断手段により、前記処理対象画像データについて実行可と判断された場合には前記所定の後処理を実行する一方、実行不可と判断された場合には、前記所定の後処理を実行しない後処理実行制御手段とを備え、
    前記送信宛先設定制御手段は、前記後処理実行可否判断手段により前記処理対象画像データについての前記所定の後処理が実行不可と判断された場合には、次回行われる原稿読取動作に付随して設定する宛先指定情報として今回の原稿読取動作における宛先指定情報を適用することを特徴とする画像読取装置。
  5. 原稿読取開始に先立って、予め設定・記憶された基本読取条件をそのまま、または、その基本読取条件が操作入力応じて設定変更された後の読取条件を、これから開始される原稿読取動作における一時的読取条件として設定する読取条件設定制御手順と、
    前記一時的読取条件に基づいて原稿を読み取り画像データを得る原稿読取手順と、
    前記原稿読取手順により読み取られた画像データを画像蓄積手段に記憶・蓄積する画像記憶手順と、
    前記画像蓄積手段に蓄積された処理対象画像データを読み出して行うべき所定の後処理の実行に先立って当該処理対象画像データを表示するプレビュー表示手順と、
    前記プレビュー表示手順により表示された前記処理対象画像データについての前記所定の後処理の実行の可否を操作入力に応じて判断する後処理実行可否判断手順と、
    前記後処理実行可否判断手順により、前記処理対象画像データについて実行可と判断された場合には前記所定の後処理を実行する一方、実行不可と判断された場合には、前記所定の後処理を実行しない後処理実行制御手順とを備え、
    前記、読取条件設定制御手順は、前記後処理実行可否判断手順により前記処理対象画像データについての前記所定の後処理が実行不可と判断された場合には、次回行われる原稿読取動作における前記基本読取条件として今回の原稿読取動作における前記一時的読取条件を適用することを特徴とする画像読取装置の制御方法。
  6. 前記所定の後処理は、前記処理対象画像データの指定宛先への送信処理であることを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置の制御方法。
  7. 前記プレビュー表示手順によるプレビュー表示に先立って、前記処理対象画像データについて行うべき前記所定の後処理としての前記指定宛先への送信処理に係る宛先指定情報を操作入力に応じて設定する送信宛先設定制御手順を備え、
    前記送信宛先設定制御手順は、前記後処理実行可否判断手順により前記処理対象画像データについての前記所定の後処理が実行不可と判断された場合には、次回行われる原稿読取動作に付随して設定する宛先指定情報として今回の原稿読取動作における宛先指定情報を適用することを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 原稿を読み取り画像データを得る原稿読取手順と、
    前記原稿読取手順により読み取られた画像データを画像蓄積手段に記憶・蓄積する画像蓄積手順と、
    前記画像蓄積手段に蓄積された処理対象画像データを読み出して行うべき所定の後処理としての指定宛先への送信に係る宛先指定情報を操作入力に応じて設定する送信宛先設定制御手順と、
    前記所定の後処理に先立って前記処理対象画像データを表示するプレビュー表示手順と、
    前記プレビュー表示手順により表示された前記処理対象画像データについての前記所定の後処理の実行の可否を操作入力に応じて判断する後処理実行可否判断手順と、
    前記後処理実行可否判断手順により、前記処理対象画像データについて実行可と判断された場合には前記所定の後処理を実行する一方、実行不可と判断された場合には、前記所定の後処理を実行しない後処理実行制御手順とを備え、
    前記送信宛先設定制御手順は、前記後処理実行可否判断手順により前記処理対象画像データについての前記所定の後処理が実行不可と判断された場合には、次回行われる原稿読取動作に付随して設定する宛先指定情報として今回の原稿読取動作における宛先指定情報を適用することを特徴とする画像読取装置の制御方法。
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