JP2001268298A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001268298A
JP2001268298A JP2000076604A JP2000076604A JP2001268298A JP 2001268298 A JP2001268298 A JP 2001268298A JP 2000076604 A JP2000076604 A JP 2000076604A JP 2000076604 A JP2000076604 A JP 2000076604A JP 2001268298 A JP2001268298 A JP 2001268298A
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JP2000076604A
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English (en)
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Kei Yamada
圭 山田
Kazuo Izumi
賀津雄 泉
Tetsuo Kimoto
哲雄 木本
Ikuya Hotta
郁也 堀田
Tomoya Yoshida
智也 吉田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存装備を殊更高品質、高機能なものとする
ことなく、容易な操作によって行うことができ、使用す
るたびに操作設定をし直おす煩わしさを払拭して、操作
の簡略化と時間の短縮化が図れる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 複写機の操作手段4、73に、コピー形
式や用紙サイズなど所定の複写情報が、外部記憶媒体9
aに対して読み書き保存されるようディスク装置9を連
携させ、かつ、外部パソコン上で動作可能なアプリケー
ションを介して前記複写情報を外部記憶媒体9aに設定
保存可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、あるいは
FAX機能付き画像形成装置に関し、特にコピーあるい
はFAXを行うための画像形成情報、送信情報、メンテ
ナンス情報を効率的に管理できる画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来技術】一般に、この種画像形成装置の典型である
複写機には、コピー枚数、用紙選択、縮小・拡大、ソー
トなどの画像形成情報を設定するための操作パネルが装
備されており、複写機上で設定した画像形成情報に基づ
いて複写が行われるようになっている。近年、種複写機
の機能向上に伴ってこれらの複写情報の設定機能も向上
し、細かな複写出力が行えるようになった反面、設定操
作の複雑化の要因となっている。また、これら設定は、
複雑化に伴って高度の知識が必要となるばかりか、複写
を行うごとに操作し直さなければならない実状もあっ
て、使用者にとってこれらの機能をすべて把握し、使い
こなすことが難しいという状況が生じ、複写機の持つ機
能を十分活用できず必ずしも使い勝手の良いものでなか
った。
【0003】さらに、FAX機能を有する複写機では、
送信先や自局のダイアルデータのメモリ内への登録、あ
るいはグループ毎、時間指定等の送信設定、受信設定、
記録出力設定などの各種機能を用いた通信設定などにお
いても、上記同様操作が難しく、これもまた必ずしも使
い勝手の良いものでないという実状がある。
【0004】これら操作により設定された複写情報や通
信情報は、種々のニーズに対応した情報であり、これら
の情報を何ら損なうことなく簡単な操作で設定できると
共に、不特定多数の者が使用する場合であっても、使用
するたびに操作設定をし直おす必要のない操作手段の出
現が望まれていた。
【0005】一方、機種によっては、保守点検用として
パソコンとの接続端子が設けられていて、パラレルケー
ブルなどを介してパソコンを接続し、前記操作パネルに
よらない複写機自体の動作を制御するプログラム情報の
書き換えが行える機能をもつもの。および、このパソコ
ン接続を利用し、コピー枚数やミスコピー等を管理する
カウント情報やジャム情報などの本体固有データや、前
記ダイアルデータなどが登録されたメモリ内情報に対し
て、その取得や書き換えができる機能をもつものなどが
知られている。
【0006】しかしながら、かかるプログラム情報の書
き換え作業や、メモリ内に保有した情報の取得や書き換
え作業は、複写機が設置された場所に専門の知識を持っ
たサービスマンが出向き、持参したパソコンを接続させ
てメンテナンス作業を行っていたため、作業用パソコン
の導入費や人件費などメンテナンスコストを増大させる
要因となっていた。しかも、このメンテナンス用の接続
機能は、そのサポートをのみに供されるよう特に補助的
に設けられたものであるため、データの通信速度が遅
く、書き換え作業に時間を要するという問題もあり、経
済的、時間的な負担を増大させる要因ともなっていた。
【0007】そこで、このような問題に対応するため、
複写機に装備されている操作手段や通信手段がパソコン
のそれに比べ極めて簡素なものであるため、パソコンと
同等の機能をもたせることも提案されるが、それでは過
剰品質、過剰機能装備となってコスト性の面から到底採
用することはできない。
【0008】このように、複写機本来の持つ操作手段や
通信手段などの機能を維持しつつ、使い勝手の改良やメ
ンテナンス作業の省力化など、トータル的な見地にたっ
てこれら諸問題の解決が強く要望されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
問題点を一掃すべく創案されたものであって、複写機ま
たはFAX機との複合機における既存の操作パネル等の
装備を殊更高品質、高機能なものとすることなく、複写
情報や通信情報などの設定が極めて容易な操作手段よっ
て行えるようになり、不特定多数の者が使用する場合な
ど多くの設定情報であっても、一度操作設定された情報
は任意かつ個別的に保存し得て、使用するたびに操作設
定をし直おす煩わしさを払拭して、操作の簡略化と時間
の短縮化が図れるなど、極めて使い勝手の良いものとす
ることができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0010】また、他の1の目的は、前記の複写情報や
通信情報などの操作手段を用いることにより、既存のメ
ンテナンス用の通信手段に換えて用いることができるよ
うになり、プログラムの書き換え作業や、メモリ内に保
有した情報の取得や書き換え作業を行うたびにサービス
マンが一々現場に出向く必要性を解消し、持参用のパソ
コンも不必要なものとした効率的なメンテナンスサポー
トが行え、メンテナンス作業を大幅に改善し得て、作業
用パソコンの導入費や人件費などメンテナンスコストを
削減でき、作業の迅速化を計ることができる画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0011】また、他の1の目的は、前記の複写情報や
通信情報などの操作手段を用いることにより、複写機で
読み取った画像データを単に用紙出力するだけでなく画
像形式にフォーマットし保存処理することができるよう
になり、従来のスタンドアロン形式の複写機であっても
スキャニング機能を安価に装備することができ、その用
途範囲を拡大することができると共に、デジタル化によ
る書類の整理、保管等の事務作業の大幅な合理化を図る
ことができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の画像形成装置は、原稿を読み取る画像読み取
り部と、該読み取った画像を紙上に形成出力する画像形
成部と、コピー形式や用紙サイズなど所定の画像形成情
報の設定、メモリへの保存、および実行を行う操作手段
とを有する画像形成装置であって、該画像形成装置に、
フロッピーディスク等着脱自在な外部記憶媒体を介して
情報の記憶と読み出しを行うディスク装置を設け、前記
操作手段を、前記画像形成情報が前記外部記憶媒体に対
して読み書き保存されるよう前記ディスク装置に連携せ
しめ、かつ、前記画像形成情報を外部パソコン上で動作
可能なアプリケーションを介して前記外部記憶媒体に設
定保存可能に構成せしめて、該外部記憶媒体に保存され
た画像形成情報を実行すべく構成したことを特徴とする
ものである。
【0013】また、上記課題を解決するために本発明の
画像形成装置は、原稿を読み取る画像読み取り部と、該
読み取った画像を紙上に形成出力する画像形成部と、メ
モリ内に格納されたプログラム情報によって画像形成装
置の動作制御をおこなう制御部と、コピー形式や用紙サ
イズなど所定の画像形成情報の設定、メモリへの保存、
および実行を行う操作手段とを有する画像形成装置であ
って、該画像形成装置に、フロッピーディスク等着脱自
在な外部記憶媒体を介して情報の記憶と読み出しを行う
ディスク装置を設け、前記操作手段を、前記画像形成情
報が前記外部記憶媒体に対して読み書き保存されるよう
前記ディスク装置に連携せしめ、前記外部記憶媒体に保
存された画像形成情報を実行すべく構成すると共に、該
操作手段を前記制御部の制御ユニットに連携せしめて、
外部記憶媒体による前記プログラム情報の書き換えを実
行する書込み手段に兼用したことを特徴とするものであ
る。
【0014】また、上記課題を解決するために本発明の
画像形成装置は、原稿を読み取る画像読み取り部と、該
読み取った画像を紙上に形成出力する画像形成部と、コ
ピー形式や用紙サイズなど所定の画像形成情報の設定、
メモリへの保存、および実行を行う操作手段とを有する
画像形成装置であって、該画像形成装置に、フロッピー
ディスク等所定の着脱自在な外部記憶媒体を介して情報
の記憶と読み出しを行うディスク装置を設け、前記操作
手段を、前記画像形成情報が前記外部記憶媒体に対して
読み書き保存されるよう前記ディスク装置に連携せし
め、前記外部記憶媒体に保存された画像形成情報を実行
すべく構成すると共に、該操作手段を前記画像読み取り
部に連携せしめて、画像読み取り部で読み込まれた画像
データを外部記憶媒体に保存可能に構成したことを特徴
とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を好適
な実施の形態として例示する画像形成装置としての複写
機に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施の形
態による複写機の構成を示す断面図、図2は同複写機の
構成を示すブロックである。
【0016】図1及び図2に示すように、この実施の形
態による複写機は、所定の光学系からなりコピー対象の
原稿を読みとるための画像読取部1と、記録媒体として
の紙上に画像を形成する画像形成部2と、紙を画像形成
部2の動作に連動させて搬送する紙搬送部3と、操作手
段を構成する操作パネル4と、ソーティグ、ステープリ
ング、パンチング等の後処理を行うフィニッシャ5と、
当該コピー機を構成する各種駆動部等に電力を供給する
電源部6と、各構成部を所定の制御プログラムに従って
制御する制御部7とを備えている。
【0017】画像読取部1は、原稿の画面読取りが可能
なADF(Auto Document Feeder)と、原稿台上の原稿
を露光走査するための照明ランプとミラーとからなり水
平移動する第1ミラーユニット及び一対のミラーからな
り第1ミラーユニットに追従移動する第2ミラーユニッ
トと、露光走査によって得られた画像が投影レンズを介
して結像されるCCD撮像部とを有している。
【0018】画像形成部2は、レーザ光学系22と、レ
ーザ光による走査で静電気のパターン(静電潜像)が表
面に形成される感光ドラム23と、感光ドラム23を予
め帯電させる帯電器24と、静電潜像に負に帯電したト
ナーを付着させて可視像にする現像器25と、感光ドラ
ム23上に形成されたトナーによる可視像を紙に転写す
る転写器26と,除電作用によって紙を感光ドラム23
の周面より分離する分離器27と、加熱された定着加熱
ローラと加圧ローラとで紙を挟んで加熱加圧して紙に載
ったトナーを熱で溶かして紙に定着させる定着器28
と,感光ドラム23上の残留トナーを除去するためのク
リーニング装置29と、トナーを収容したトナーボトル
とを有している。
【0019】また、レーザ光学系22においては、後述
する画像処理回路のメモリから読み出された画像信号に
基づいて、半導体レーザ装置で生成されたレーザビーム
が、ポリゴンミラーによって回転走査され、fθレンズ
やシリンドリカルレンズを経て感光ドラム23の感光面
を走査露光する。
【0020】紙搬送部3は、紙を給紙カセットから搬出
して転写器26へ供給する給紙部31と、「片面→片
面」や「片面→両面」等のコピーモードに対応した紙の
搬送を行う自動両面搬送機構32と、定着器28から排
出された紙を排紙する排紙部33とを有している。
【0021】操作パネル4は、後述する操作制御ユニッ
ト73と共に操作手段を構成し、操作の受付けを行うタ
ッチパネル4aと、パターンや文字の表示を行うLCD
からなる表示部4bとが重ねて配置されてなっており、
LCDに表示されている位置でタッチパネルを押して操
作することで、コピー枚数、用紙選択、縮小・拡大、ソ
ートなどの各種コピー形式や用紙サイズ等所定の複写情
報の設定や、フラッシュメモリ732への保存、実行な
どを行うようになっている。なお、複写機がFAX機能
を有する複合機である場合には、フラッシュメモリ73
2に対して送信先や自局のダイアルデータを登録し、あ
るいはグループ送信設定、時間指定等の送信設定、受信
設定、記録出力設定などの各種通信設定機能を用いて通
信情報が保存されるようになっている。
【0022】制御部7は、複写機の構成各部の状態を管
理し制御を行うと共に画像処理等を行うための画像制御
ユニット71と、主として画像形成部2の駆動制御を行
うためのプリンタ制御ユニット72と、操作パネル4の
制御を行うための操作制御ユニット73とを有し、各制
御ユニットはそれぞれ1枚の基板からなっている。
【0023】画像制御ユニット71は、画像制御ユニッ
ト71の構成各部の制御を行うCPU711と、例えば
CPU711が実行する所定の制御プログラムを格納し
たフラッシュメモリ(電気的書換可能メモリ)712
と、CPU711の作業エリアとして用いられるRAM
713と、各種設定パラメータ等を格納する不揮発生メ
モリ714と、画像読取部1で得られた画像データに対
して各種の画像処理を施す画像処理回路を含む画像制御
部715と、例えばプリング制御ユニット72や操作制
御ユニット73との間のシリアル通信やパラレル通信を
行うための入出力部716とを有している。
【0024】フラッシュメモリ712は、全体のプログ
ラムを起動するための起動プログラム、外部の書込装置
から書込データを受け取るための通信プログラム、書換
実行プログラム、メモリチェックプログラム、及び総チ
ェックサムを算出するためのチェックサム算出プログラ
ム等が格納され、書込みが禁止されたブート領域(書込
禁止領域)と、この画像制御基板において実行されるア
プリケーションプログラムが格納された書換可能なデー
タ領域(書込可能領域)とを有している。
【0025】プリンタ制御ユニット72は、プリンタ制
御ユニット72の構成各部の制御を行うCPU721
と、例えばCPU721が実行する所定の制御プログラ
ムを格納したフラッシュメモリ722と、CPU721
の作業エリアとして用いられるRAM723と、各種モ
ータの駆動基板等に接続されるプリンタ制御部724
と、例えば画像制御ユニット71との間のシリアル通信
を行うための入出力部725とを有している。
【0026】なお、フラッシュメモリ722の構成は、
フラッシュメモリ712と略同一である。
【0027】操作制御ユニット73は、CPU731
と、CPU731が実行する所定の制御プログラムを格
納したフラッシュメモリ732と、CPU731の作業
エリアとしてのRAM733と、表示部4bのパターン
や文字の表示の制御を行うLCD制御回路を含む操作制
御部734と、例えば画像制御ユニット71との間のシ
リアル通信を行うためのインターフェイス接続可能な入
出力部735とを有しており、メモリ732には、操作
パネル4によって設定された複写情報や送信情報が書き
込み保存されるようになっている。
【0028】なお、フラッシュメモリ732の構成は、
フラッシュメモリ712と略同一である。
【0029】9は操作パネル4と操作制御ユニット73
によって構成される操作手段に連携されたフロッピーデ
ィスク装置であって、該ディスク装置9は、入出力部7
35との間でパラレルあるいはシリアルなど任意の通信
手段によってインターフェイス接続されており、外部記
憶媒体であるフロッピーディスク9aを装着することに
より、フラッシュメモリ732内に保存された設定情報
をフロッピーディスク9aに読み込みし、或いはその設
定情報を更新することができるようになっている。
【0030】また、フロッピーディスク9a内に保存さ
れた設定情報には、自身の識別情報を含んでおり、フラ
ッシュメモリ732内に格納された制御プログラムに
は、この識別情報をもとに、フロッピーディスク9a内
に保存された複写、通信などの各設定情報の内容を判断
する機能を含んでいる。図3はその識別フローチャート
である。
【0031】すなわち、ディスク装置9にフロッピーデ
ィスク9aが装着されると、フロッピーディスク9a内
に保存された設定情報について、例えばその情報が複写
情報なのか、FAX情報なのかを前記識別情報に基づい
てその内容が判断され、自動的に表示部4bに表示され
る。
【0032】設定情報が1つである場合には、直ちにそ
の内容を表示し確認を行い、設定情報が複数保存されて
いる場合には、メニュー表示後に確認表示が行われる。
この確認作業の後、必要に応じてフラッシュメモリ73
2内に格納された情報の取得や書き換えが行われ、所定
のコピーやFAXが実行される。情報の取得や書き換え
作業が不要である場合には、RAM733を介して直接
的にコピーやFAXの実行がされるようになっている。
【0033】また、フロッピーディスク9a内には、保
存された情報に対し、ダイヤルデータの通信情報が存在
するか否かを自動識別し、通信情報が存在するとの識別
がなされると、それに基づいて、送信先に自動ダイヤル
してFAX送信するプログラムが格納されている。これ
らフロッピーディスク9a内に保存された設定情報やプ
ログラムは、外部パソコン上で動作可能なアプリケーシ
ョンを介して修正等の設定保存がなされ、管理できるよ
うになっている。したがって、複写機上で保存された情
報と外部パソコン上で保存された情報とがフロッピーデ
ィスク9aを介して共有化されることになる。
【0034】さらに、前記フロッピーディスク装置9が
連携された操作部73は、その入出力部735を介し
て、画像制御ユニット71の入出力部716、この入出
力部716を介してプリント制御ユニット72の入出力
部725に、それぞれシリアル接続などにより通信可能
に連携されている。これにより、CPU711が実行す
るフラッシュメモリ712内、CPU721が実行する
フラッシュメモリ722内に格納された所定の制御プロ
グラム情報は、前記フラッシュメモリ732内に格納さ
れた情報と同様にその取得や書き換えが操作パネル4の
操作によって行われるよう書込み手段として機能する構
成となっている。
【0035】また、フラッシュメモリ712内の制御プ
ログラムは、画像読取部1で得られた画像データを、画
像制御部715によって例えばBMP、JPG、GIF
などのファイル拡張子を持つ所定の画像形式にフォーマ
ットし保存処理することができる機能を含み、操作部7
3は画像読み取り部1にも連携されている。
【0036】画像をデータ保存するか否かの判断は操作
パネル4によって行われ、保存するとの指令があれば、
読み込まれた画像データは、作業エリアとして用いられ
るRAM713を介してディスク装置内のフロッピーデ
ィスクに取り込み保存されるよう構成されている。
【0037】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、コピーを行う場合に、まず、操作パネル4を
操作してコピー枚数、用紙選択、縮小・拡大、ソートな
どの複写情報を設定する。この設定情報はフラッシュメ
モリ732内に一端保存されるが、その使用態様によっ
て随時初期化され、使用の度に設定操作がおこなわれ
る。
【0038】しかしながら、本発明の複写機は、操作パ
ネル4と操作制御ユニット73によって構成される操作
手段にフロッピーディスク装置9が連携接続されてお
り、設定情報がフロッピーディスク9aに読み書き保存
されるようになっており、フラッシュメモリ732内の
設定情報が初期化されたとしても、失われることがな
い。
【0039】複写機がFAX機能を有する複合機である
場合には、フラッシュメモリ732に対して送信先や自
局のダイアルデータを登録し、あるいはグループ送信設
定、時間指定等の送信設定、受信設定、記録出力設定な
どの各種通信設定機能を用いて通信情報が保存される。
【0040】フロッピーディスク9aに保存された情報
は、フラッシュメモリ732内に格納されたプログラム
により、更新や新規登録することができ、また、フロッ
ピーディスク装置9にセットするとその内容が自動認識
され表示部4bに表示されて確認できる構成となってい
るため、複数かつ複雑な設定情報であっても直ちにコピ
ーの実行を行うことができる。
【0041】これらフロッピーディスク9a内に保存さ
れた設定情報やプログラムは、外部パソコン上で動作可
能なアプリケーションを介して修正等の設定保存がなさ
れ、管理できるようになっている。
【0042】そのため、複写機上で保存された情報と外
部パソコン上で保存された情報とがフロッピーディスク
9aを介して共有化されることになり、複写機またはF
AX機との複合機における既存の操作パネル4などの装
備を殊更高品質、高機能なものとすることなく、複写情
報や通信情報などの設定が極めて容易な操作よって行え
るようになり、不特定多数の者が使用する場合など多く
の設定情報であっても、一度操作設定された情報は任意
かつ個別的に保存し得て、使用するたびに操作設定をし
直おす煩わしさを払拭して、操作パネル4による操作の
容易化と時間の短縮化が図れるなど、極めて使い勝手の
良いものとすることができる。
【0043】また、フロッピーディスク9a内には、保
存された情報に対し、ダイヤルデータの通信情報が存在
するか否かを自動識別し、通信情報が存在するとの識別
がなされると、それに基づいて、送信先に自動ダイヤル
してFAX送信するプログラムが格納されている。その
ため、不特定多数の者が使用する場合や多くの送信情報
であっても、一度操作設定された情報は任意かつ個別的
に恰も電話帳を持つかの如く保存でき、社内部署毎に、
あるいは送信内容毎にきめ細かな送信管理ができるよう
になり、操作パネル4による操作の簡略化と時間の短縮
化が図れるなど、極めて使い勝手の良いものとすること
ができる。
【0044】さらに、前記フロッピーディスク装置9が
連携された操作部73は、複写機自身の動作制御をおこ
なう画像制御ユニット71やプリント制御ユニット72
の入出力部725を介して、それぞれ通信可能に連携さ
れており、操作パネル4の操作によって、フラッシュメ
モリ722や732内に格納されたプログラム情報やカ
ウント情報、ジャム情報などのメンテナンス情報を、フ
ロッピーディスク9aへ取得し、あるいはフロッピーデ
ィスク9aから書き換えなどのメンテナンス作業が行え
るようになっている。
【0045】このため、従来、サービスマンが、画像制
御ユニット71の入出力部716に通信接続させるため
に持参していたパソコン(データ書込装置)に換えて、
プログラムのバージョンアップやメンテナンス作業が行
えるようになる。つまり、プログラムの書き換え作業
や、メモリ内に保有した情報の取得や書き換え作業を行
うたびにサービスマンが一々現場に出向く必要性を解消
し、持参用のパソコンも不必要なものとした効率的なメ
ンテナンスサポートが行え、メンテナンス作業を大幅に
改善し得て、作業用パソコンの導入費や人件費などメン
テナンスコストを削減でき、作業の迅速化を図ることが
できる。
【0046】しかも、メンテナンス用のプログラム情報
は、一般のパソコンなどにインターネットやEメールに
よってフロッピーディスク9a上に取得することができ
るので、ユーザーはこれをフロッピーディスク装置9に
挿入するだけの簡単な操作で実行することができるばか
りか、カウント情報やジャム情報、エラー情報などを取
得してメーカー側に転送することも可能となり、ユーザ
ー先での不具合に迅速なサポートが行えるという利点が
ある。
【0047】また、フラッシュメモリ712内の制御プ
ログラムは、画像読取部1で得られた画像データを、所
定の画像形式にフォーマットし保存処理することができ
る機能を含んでおり、操作部73は画像読取部1にも連
携されている。
【0048】これにより、画像読み取り部1で読み込ま
れた画像データをフロッピーディスク9aに保存可能に
構成されることとなって、複写機で読み取った画像デー
タを単に用紙出力するだけでなく画像形式にフォーマッ
トし保存処理することができるようになり、従来のスタ
ンドアロン形式の複写機であってもスキャニング機能を
安価に装備することができ、その用途範囲を拡大するこ
とができると共に、デジタル化による書類の整理、保管
等の事務作業の大幅な合理化を図ることができる。
【0049】また、これら一連の操作は、操作パネル4
の操作によって行われるため、フロッピーディスク9a
をフロッピーディスク装置9に挿入するだけの簡単な操
作で、フロッピーディスク9a内に保存された複写、通
信、プログラムの各情報が自動識別され、実行すべき情
報の確認や選択メニューが前記表示部4bに表示される
ので、操作パネル4による操作の簡略化と時間の短縮化
が図れるなど、極めて使い勝手の良いものとすることが
できる利点がある。
【0050】なお、本実施例ではディスク装置としてフ
ロッピーディスクドライブ装置9を例示したが、これに
限定されるものでなく、リムーバブルドライブ、DVD
ディスクドライブ、CD−RWディスクドライブなど取
り外し可能な記憶媒体に読み書き自在なディスク装置で
あっても良い。
【0051】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したことに
より、複写機またはFAX機との複合機における既存の
操作パネル等の装備を殊更高品質、高機能なものとする
ことなく、複写情報や通信情報などの設定が極めて容易
な操作手段よって行えるようになり、不特定多数の者が
使用する場合など多くの設定情報であっても、一度操作
設定された情報は任意かつ個別的に保存し得て、使用す
るたびに操作設定をし直おす煩わしさを払拭して、操作
の簡略化と時間の短縮化が図れるなど、極めて使い勝手
の良いものとすることができる。
【0052】また、本発明は、複写情報や通信情報など
の操作手段を用いることにより、既存のメンテナンス用
の通信手段に換えて用いることができるようになり、プ
ログラムの書き換え作業や、メモリ内に保有した情報の
取得や書き換え作業を行うたびにサービスマンが一々現
場に出向く必要性を解消し、持参用のパソコンも不必要
なものとした効率的なメンテナンスサポートが行え、メ
ンテナンス作業を大幅に改善し得て、作業用パソコンの
導入費や人件費などメンテナンスコストを削減でき、作
業の迅速化を計ることができる。
【0053】また、本発明は、複写情報や通信情報など
の操作手段を用いることにより、複写機で読み取った画
像データを単に用紙出力するだけでなく画像形式にフォ
ーマットし保存処理することができるようになり、従来
のスタンドアロン形式の複写機であってもスキャニング
機能を安価に装備することができ、その用途範囲を拡大
することができると共に、デジタル化による書類の整
理、保管等の事務作業の大幅な合理化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機の構成を示す断面図
【図2】複写機の構成を示すブロック図
【図3】外部記憶媒体内の情報識別操作を示すフローチ
ャート
【符号の説明】
1 画像読取部 4 操作パネル 4a タッチパネル 4b 表示部 7 制御部 71 画像制御ユニット 72 プリンタ制御ユニット 73 操作制御ユニット 9 フロッピーディスク装置 9a フロッピーディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木本 哲雄 東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会 社内 (72)発明者 堀田 郁也 東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会 社内 (72)発明者 吉田 智也 東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会 社内 Fターム(参考) 2H027 EE06 FA02 FA05 FA06 FA23 FA40 FB02 FB03 FD08 HA02 ZA07 5C062 AA02 AA05 AB12 AB20 AB23 AB42 AC22 AF03 AF10 5C073 AA03 AB03 9A001 BB03 DD11 JJ35 KK42

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取る画像読み取り部と、該読
    み取った画像を紙上に形成出力する画像形成部と、画像
    形成形式や用紙サイズなど所定の画像形成情報の設定、
    メモリへの保存、および実行を行う操作手段とを有する
    画像形成機であって、該画像形成装置に、フロッピー
    (登録商標)ディスク等着脱自在な外部記憶媒体に対し
    て情報の記憶と読み出しを行うディスク装置を設け、前
    記操作手段を、前記画像形成情報が前記外部記憶媒体に
    対して読み書き保存されるよう前記ディスク装置に連携
    せしめ、かつ、前記画像形成情報を外部パソコン上で動
    作可能なアプリケーションを介して前記外部記憶媒体に
    設定保存可能に構成せしめて、該外部記憶媒体に保存さ
    れた画像形成情報を実行すべく構成したことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿を読み取る画像読み取り部と、該読
    み取った画像を紙上に形成出力する画像形成部と、メモ
    リ内に格納されたプログラム情報によって画像形成装置
    の動作制御をおこなう制御部と、コピー形式や用紙サイ
    ズなど所定の画像形成情報の設定、メモリへの保存、お
    よび実行を行う操作手段とを有する画像形成装置であっ
    て、該画像形成装置に、フロッピーディスク等着脱自在
    な外部記憶媒体に対して情報の記憶と読み出しを行うデ
    ィスク装置を設け、前記操作手段を、前記画像形成情報
    が前記外部記憶媒体を介して読み書き保存されるよう前
    記ディスク装置に連携せしめ、前記外部記憶媒体に保存
    された画像形成情報を実行すべく構成すると共に、該操
    作手段を前記制御部の制御ユニットに連携せしめて、外
    部記憶媒体による前記プログラム情報の書き換えを実行
    する書込み手段と兼用したことを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 原稿を読み取る画像読み取り部と、該読
    み取った画像を紙上に形成出力する画像形成部と、コピ
    ー形式や用紙サイズなど所定の画像形成情報の設定、メ
    モリへの保存、および実行を行う操作手段とを有する画
    像形成装置であって、該画像形成装置に、フロッピーデ
    ィスク等所定の着脱自在な外部記憶媒体に対して情報の
    記憶と読み出しを行うディスク装置を設け、前記操作手
    段を、前記画像形成情報が前記外部記憶媒体を介して読
    み書き保存されるよう前記ディスク装置に連携せしめ、
    前記外部記憶媒体に保存された画像形成情報を実行すべ
    く構成すると共に、該操作手段を前記画像読み取り部に
    連携せしめて、画像読み取り部で読み込まれた画像デー
    タを外部記憶媒体に保存可能に構成したことを特徴とす
    る画像形成装置。
  4. 【請求項4】 FAX機能を有する画像形成装置であっ
    て、前記操作手段には、前記画像形成情報と共に、登録
    されたダイヤルデータ、送受信設定、記録出力設定など
    所定の通信情報を含み、該通信情報は、外部パソコン上
    で動作可能なアプリケーションを介して前記外部記憶媒
    体に設定保存可能に構成せしめて、該外部記憶媒体に保
    存された通信情報を実行すべく構成したことを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記操作手段には、表示部が設けられて
    おり、前記外部記憶媒体の挿入に連動して保存された画
    像形成、通信、プログラムの各情報を自動識別し、実行
    すべき情報の確認と選択メニューを前記表示部に表示す
    るようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記外部記憶媒体には、前記ダイヤルデ
    ータの通信情報が存在するか否かを自動識別し、該情報
    が存在するとの識別に基づいて送信先に自動ダイヤルし
    てFAX送信するプログラムが格納されていることを特
    徴とする請求項4または5のいずれかに記載の画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 画像形成装置本体のメモリ内に保存され
    た画像形成情報、通信情報、プログラム情報の各情報
    は、前記外部記憶媒体に読み込み取得可能に構成してあ
    ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の
    画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007156180A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Ricoh Co Ltd 画像読取装置及びその制御方法

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JP2007156180A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Ricoh Co Ltd 画像読取装置及びその制御方法

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