JP4394054B2 - 画像形成装置及び制御プログラム - Google Patents

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本発明は、ジョブの実行を管理する画像形成装置及び制御プログラムに関する。
従来から画像処理装置の出力完了時間を任意に指定でき、また、出力を開始してから、出力完了時間までに出力できなくなった場合には、対処する方法をユーザに通知し、ユーザの選択した出力方法に変更して出力することのできる画像処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、印刷終了時刻を指定した印刷データを受信した際に、印刷開始時刻を算出し、既に先約の印刷データが記憶装置に保存されている場合には、自動的にそれぞれのデータをスケジュールし直すことのできる画像形成装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−118207号公報 特開2004−272480号公報
ところで、印刷終了時刻を指定した印刷データに基づいて、スケジュールしたジョブの実行がユーザによってキャンセルされたり、印刷終了時刻が変更された場合、このジョブを実行するはずだった時間帯に実行するべきジョブが存在しないという状態が発生し、装置の稼働効率が低下する場合がある。ジョブ実行のキャンセルや実行時刻の変更は、ユーザが任意に行うものであるため、実行するべきジョブが存在しない時間帯を有効利用することが困難であるという問題がある。また、実行するべきジョブが存在しない時間帯ができたことを他のユーザは知ることができないため、ジョブが存在しない時間帯にすぐに新たなジョブを登録することができないという問題もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ジョブ実行のスケジュールを効率よく設定することができる画像形成装置及び制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、ジョブの実行開始時刻と実行終了時刻とからなるジョブ実行スケジュールデータを記憶するスケジュールデータ記憶手段と、ジョブ実行終了時刻とジョブ実行対象のデータを含むジョブ実行要求を受信して保持する要求受信手段と、前記ジョブ実行対象のデータを解析した結果と前記ジョブ実行終了時刻とから実行対象のジョブ実行開始時刻を算出する算出手段と、前記算出したジョブ実行開始時刻と前記受信したジョブ実行終了時刻を前記スケジュールデータ記憶手段に登録することにより前記ジョブ実行要求のジョブを登録ジョブとして登録するジョブ登録手段と、前記算出したジョブ実行開始時刻と前記受信したジョブ実行終了時刻の間に他のジョブが既に登録されており、前記ジョブ登録手段によるジョブの登録ができない場合に、前記ジョブ実行要求のジョブをキャンセル待ちジョブとして、前記算出したジョブ実行開始時刻と前記受信したジョブ実行終了時刻を前記スケジュールデータ記憶手段に登録するキャンセル待ちジョブ登録手段とを備えたことを特徴とする。
本発明は、前記スケジュールデータ記憶手段に記憶されている登録ジョブまたはキャンセル待ちジョブの登録内容を変更する変更手段と、前記変更手段により登録ジョブまたはキャンセル待ちジョブの登録内容が変更された場合に、前記スケジュールデータ記憶手段に記憶されている登録ジョブまたはキャンセル待ちジョブの実行要求を行ったユーザに対して、ジョブの登録内容が変更されたことを通知する通知手段とをさらに備えたことを特徴とする。
本発明は、ジョブの実行開始時刻と実行終了時刻とからなるジョブ実行スケジュールデータを記憶するスケジュールデータ記憶手段と、ジョブ実行終了時刻とジョブ実行対象のデータを含むジョブ実行要求を受信して保持する要求受信手段とを備えた画像形成装置を制御する制御プログラムであって、前記ジョブ実行対象のデータを解析した結果と前記ジョブ実行終了時刻とから実行対象のジョブ実行開始時刻を算出する算出処理と、前記算出したジョブ実行開始時刻と前記受信したジョブ実行終了時刻を前記スケジュールデータ記憶手段に登録することにより前記ジョブ実行要求のジョブを登録ジョブとして登録するジョブ登録処理と、前記算出したジョブ実行開始時刻と前記受信したジョブ実行終了時刻の間に他のジョブが既に登録されており、前記ジョブ登録処理によるジョブの登録ができない場合に、前記ジョブ実行要求のジョブをキャンセル待ちジョブとして、前記算出したジョブ実行開始時刻と前記受信したジョブ実行終了時刻を前記スケジュールデータ記憶手段に登録するキャンセル待ちジョブ登録処理とをコンピュータに行わせることを特徴とする。
本発明によれば、ジョブ実行のスケジュールを効率よく設定することができるため、実行するべきジョブを効率良く実行することが可能になるという効果が得られる。
以下、本発明の一実施形態による画像形成装置を図面を参照して説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号10は、複写、印刷、FAX送受信、画像読取等の多機能を有する画像形成装置である。符号12、13は、ユーザが印刷対象の文書データ等を作成するのに使用する端末であり、パソコン等から構成する。画像形成装置10、端末12及び端末13はそれぞれネットワークNに接続され、相互に情報通信が可能である。
符号1は、画像形成装置10の処理動作を統括して制御する制御部である。符号2は、印刷データを展開することにより得られるビットマップデータを記憶する画像メモリである。符号3は、画像メモリ2に記憶されているビットマップデータに基づく画像を印刷媒体に転写する印刷部である。符号4は、画像形成装置10において実行するジョブを登録するジョブ登録部である。符号5は、ジョブ登録部4が登録したジョブ実行スケジュールのデータを記憶するスケジュールデータベースである。符号6は、現時点の日時情報を出力するタイマである。符号7は、端末12、13に対して電子メールを送信する電子メール送信部である。符号8は、ネットワークNを介して、端末12、13との間で情報通信を行う通信部である。符号9は、端末12、13から送信された印刷データを一時保持するホストバッファである。
ここで、図5を参照して、図1に示すスケジュールデータベース5に記憶されるジョブ実行スケジュールデータについて説明する。図5は、説明を簡単にするために、スケジュールデータベース5に記憶されるデータを表にして表現した図である。ジョブ実行スケジュールデータは、ジョブ識別番号とジョブ開始時刻とジョブ終了時刻とからなるデータであり、ジョブ識別番号が「J」と番号で構成する場合は、登録ジョブであることを示し、「JC」と番号で構成する場合は、キャンセル待ちのジョブであることを示している。ジョブ識別番号のうち、3桁の番号部分は、登録した順にジョブ登録部4が発番した番号である。図5では、J001〜J005の登録ジョブが既に登録されており、JC001、JC002がキャンセル待ちとして登録されている例を示している。
次に、図2を参照して、画像形成装置10において実行ジョブを登録する動作を説明する。まずユーザは、端末12において文書作成アプリケーションを使用して、印刷対象の文書データを作成し、文書作成アプリケーション上から印刷指示の操作を行う。このとき、ユーザは、印刷しようとする印刷データに基づく印刷動作の終了時刻と、既にジョブの登録されていた場合に、キャンセル待ちに登録するか否かの情報と、端末12において受信することが可能な電子メールアドレスを端末12から入力する。これを受けて、文書作成アプリケーションは、印刷動作の終了時刻と、キャンセル待ちに登録するか否かの情報と、電子メールアドレスとを含む印刷対象の印刷データを生成し、画像形成装置10へ送信する。
この印刷データは、通信部8が受信し、ホストバッファ9へ一時保持する(ステップS1)。ホストバッファ9に印刷データが保持されると、ジョブ登録部4は、保持されている印刷データを読み出し、読み出した印刷データを解析し、印刷に必要な処理時間を算出する。そして、ジョブ登録部4は、算出した印刷に必要な処理時間を印刷動作の終了時刻から減算して印刷開始時刻を算出する(ステップS2)。
次に、ジョブ登録部4は、スケジュールデータベース5に記憶されているジョブ実行スケジュールデータを参照して、新たなジョブを登録することが可能であるか否かを判定する(ステップS3、S4)。この判定は、登録しようとするジョブの印刷開始時刻と印刷終了時刻の間に、他のジョブが既に登録されているか否かに基づいて判定する。この判定の結果、新たにジョブが登録可能であれば、ジョブ登録部4は、登録ジョブのジョブ識別番号を発番し、この発番したジョブ識別番号をホストバッファ9に保持されている印刷データと関連付けて記憶する。そして、ジョブ登録部4は、発番したジョブ識別番号と、算出した印刷開始時刻と、印刷終了時刻(ユーザが指定した時刻)をスケジュールデータベース5へ登録する(ステップS5)。そして、ジョブ登録部4は、電子メール送信部7に対して、発番したジョブ識別番号と、算出した印刷開始時刻と、印刷終了時刻(ユーザが指定した時刻)を含む電子メールを、印刷データに含まれる電子メールアドレスへ送信するように指示する。これを受けて、電子メール送信部7は、発番したジョブ識別番号と、算出した印刷開始時刻と、印刷終了時刻(ユーザが指定した時刻)を含むジョブ登録完了通知の電子メールを印刷データに含まれる電子メールアドレスへ送信する(ステップS11)。
次に、ジョブの登録ができない場合、ジョブ登録部4は、印刷データ中にキャンセル待ちの設定がされているか否かを判定する(ステップS6)。この判定の結果、印刷データ中にキャンセル待ちの設定がされていなければ、ジョブ登録部4は、電子メール送信部7に対して、ジョブ登録ができなかったことを通知する電子メールを印刷データに含まれる電子メールアドレスへ送信するように指示する。これを受けて、電子メール送信部7は、ジョブ登録ができなかったことを通知する電子メールを印刷データに含まれる電子メールアドレスへ送信する(ステップS9)。そして、ジョブ登録部4は、ジョブ登録ができなかった印刷データをホストバッファ9から削除する。
一方、印刷データ中にキャンセル待ちの設定がされていれば、ジョブ登録部4は、スケジュールデータベース5に記憶されているジョブ実行スケジュールデータを参照して、キャンセル待ちジョブを登録することが可能であるか否かを判定する(ステップS7、S8)。この判定は、登録しようとするジョブの印刷開始時刻と印刷終了時刻の間に、他のキャンセル待ちジョブが既に登録されているか否かに基づいて判定する。この判定の結果、キャンセル待ちジョブが登録できなければ、ジョブ登録部4は、電子メール送信部7に対して、キャンセル待ちジョブ登録ができなかったことを通知する電子メールを印刷データに含まれる電子メールアドレスへ送信するように指示する。これを受けて、電子メール送信部7は、キャンセル待ちのジョブ登録ができなかったことを通知する電子メールを印刷データに含まれる電子メールアドレスへ送信する(ステップS9)。そして、ジョブ登録部4は、キャンセル待ちジョブ登録ができなかった印刷データをホストバッファ9から削除する。
次に、キャンセル待ちのジョブ登録が可能である場合、ジョブ登録部4は、キャンセル待ち登録ジョブのジョブ識別番号を発番し、この発番したジョブ識別番号をホストバッファ9に保持されている印刷データと関連付けて記憶する。そして、ジョブ登録部4は、発番したジョブ識別番号と、算出した印刷開始時刻と、印刷終了時刻(ユーザが指定した時刻)をスケジュールデータベース5へ登録する(ステップS10)。そして、ジョブ登録部4は、電子メール送信部7に対して、発番したジョブ識別番号と、算出した印刷開始時刻と、印刷終了時刻(ユーザが指定した時刻)を含む電子メールを、印刷データに含まれる電子メールアドレスへ送信するように指示する。これを受けて、電子メール送信部7は、発番したジョブ識別番号と、算出した印刷開始時刻と、印刷終了時刻(ユーザが指定した時刻)を含むキャンセル待ちジョブ登録完了通知の電子メールを印刷データに含まれる電子メールアドレスへ送信する(ステップS11)。
次に、図3を参照して、既に登録済みのジョブのスケジュールを変更する動作を説明する。まず、ユーザは、端末12上のジョブスケジュール変更アプリケーションを使用して、既に登録済みのジョブの実行スケジュールを変更する操作を行う。このとき、ユーザは、登録済みジョブのジョブ識別番号と、スケジュールの変更内容を端末12から入力する。変更内容の入力とは、印刷終了時刻を変更する場合は変更後の印刷終了時刻を入力するか、登録ジョブを削除する場合は削除することを選択入力することである。ジョブ識別番号とスケジュールの変更内容が入力されると、ジョブスケジュール変更アプリケーションは、ジョブ識別番号、スケジュールの変更内容及び電子メールアドレスを含むスケジュール変更要求を画像形成装置10へ送信する。このスケジュール変更要求は、通信部8が受信し、ホストバッファ9に一時保持する(ステップS11)。
次に、ホストバッファ9にスケジュール変更要求のデータが保持されると、ジョブ登録部4は、保持されているスケジュール変更要求のデータを読み出し、変更内容がジョブの削除であるか否かを判定する(ステップS12)。この判定の結果、ジョブの削除でなければ、ジョブ登録部4は、スケジュールデータベース5に記憶されているジョブ実行スケジュールデータを参照して、登録済みのジョブを変更することが可能であるか否かを判定する(ステップS13、S14)。この判定は、変更しようとする印刷開始時刻(変更前と変更後の印刷終了時刻の差と、変更前の印刷開始時刻とから求めた時刻)と印刷終了時刻に間に既に登録されているジョブがあるか否かを判定することにより行う。この判定の結果、変更できない場合、ジョブ登録部4は、電子メール送信部7に対して、変更できないことをユーザへ通知する電子メールアドレスへ送信するように指示する。これを受けて、電子メール送信部7は、ジョブ登録変更ができなかったことを通知する電子メールをスケジュール変更要求に含まれる電子メールアドレスへ送信する(ステップS15)。
一方、変更可能である場合、ジョブ登録部4は、スケジュールデータベース5に登録されている登録ジョブの印刷開始時刻と印刷終了時刻を変更後の時刻に変更する(ステップS16)。そして、ジョブ登録部4は、電子メール送信部7に対して、ジョブの実行スケジュールが変更されたことをユーザへ通知する電子メールアドレスへ送信するように指示する。これを受けて、電子メール送信部7は、ジョブ登録変更ができたことを通知する電子メールをスケジュール変更要求に含まれる電子メールアドレスへ送信するとともに、ホストバッファ9に保持されているジョブのユーザ全て(全ての印刷データに含まれる電子メールアドレス)に登録ジョブの変更があったことを通知する電子メールを送信する(ステップS17)。また、登録ジョブの変更に伴い、キャンセル待ちジョブが実行できるようになった場合、ジョブ登録部4は、新たに登録ジョブのジョブ識別番号を発番し、スケジュールデータベース5に記憶されているキャンセル待ちジョブの識別番号を発番した識別番号に更新する。
次に、ジョブの削除である場合、ジョブ登録部4は、スケジュールデータベース5に登録されている登録ジョブ(スケジュール変更要求に含まれるジョブ識別番号を持つ登録ジョブ)のデータを削除する(ステップS18)。そして、ジョブ登録部4は、電子メール送信部7に対して、登録ジョブが削除されたことをユーザへ通知する電子メールアドレスへ送信するように指示する。これを受けて、電子メール送信部7は、登録ジョブ削除ができたことを通知する電子メールをスケジュール変更要求に含まれる電子メールアドレスへ送信するとともに、ホストバッファ9に保持されているジョブのユーザ全て(全ての印刷データに含まれる電子メールアドレス)に登録ジョブが削除されたことを通知する電子メールを送信する(ステップS19)。また、登録ジョブの削除に伴い、キャンセル待ちジョブが実行できるようになった場合、ジョブ登録部4は、新たに登録ジョブのジョブ識別番号を発番し、スケジュールデータベース5に記憶されているキャンセル待ちジョブの識別番号を発番した識別番号に更新する。
次に、図4を参照して、登録されているジョブを実行する動作を説明する。まず制御部1は、タイマ6が出力する日時情報とスケジュールデータベース5に登録されているジョブ実行スケジュールデータを参照する(ステップS21)。そして、制御部1は、実行すべきジョブがあるか否かを判定しながら(ステップS22)、実行するべきジョブがあるまで待機する。
実行するべきジョブがある場合、制御部1は、ホストバッファ9の保持されている印刷データを読み出し、読み出した印刷データからビットマップデータへ変換して、画像メモリ2へ格納する。そして、印刷部3に対して、印刷開始指示を出力する。これを受けて、印刷部3は、画像メモリ2からビットマップデータを読み出して、このビットマップデータに基づく画像を印刷媒体に転写することにより印刷ジョブを実行する(ステップS23)。そして、制御部1は、印刷が終了した時点で、電子メール送信部7に対してジョブの実行が終了したことを通知する電子メールを送信するように指示する。これを受けて、電子メール送信部7は、登録ジョブの実行が終了したことを通知する電子メールを印刷データに含まれる電子メールアドレスへ送信する(ステップS24)。
次に、制御部1は、スケジュールデータベース5に記憶されているジョブ実行スケジュールデータと日時情報を参照して、実行できなかったジョブ(登録ジョブが実行されることにより実行できなかったキャンセル待ちジョブや紙詰まり等が発生し、稼働していなかった時間と実行するべき時間帯が重なるジョブ等)を抽出する(ステップS25)。そして、実行できなかったジョブが抽出された場合、制御部1は、電子メール送信部7に対してジョブの実行ができなったことを通知する電子メールを送信するように指示する。これを受けて、電子メール送信部7は、実行すべきジョブの実行ができなかったことを通知する電子メールを印刷データに含まれる電子メールアドレスへ送信する(ステップS26)。
なお、ユーザの要求が満たせなかった場合に、要求が満たせなかったことを電子メールによって通知する場合(図2ステップS9、図3ステップS15及び図4ステップS26)、現時点で登録されているジョブ実行スケジュールのデータをスケジュールデータベース5から読み出して、要求を満たせなかったユーザに対して、ジョブ実行スケジュールデータを送信するようにしてもよい。このようにすることにより、ユーザは、このジョブ実行スケジュールデータを参照して、空いている時間帯を選択して、改めてジョブ登録要求を行うことが可能となる。
また、前述した説明では、実行対象のジョブを印刷ジョブとして説明したが、実行対象のジョブは、印刷ジョブに限らず、画像形成装置10が備えている機能を使用したジョブであれば何でもよい。
このように、所望の時間に既にジョブが登録されていた場合、キャンセル待ちジョブとして登録しておき、登録ジョブが変更された場合に、キャンセル待ちジョブと登録ジョブとして登録するようにしたため、実行するべきジョブが存在しないという状態が発生するのを低減することができる。また、登録内容に変更があった場合に、他のユーザに対して登録内容の変更があったことを通知するようにしたため、空白となった時間帯を確認することができ、この時間帯に新たなジョブを登録することが可能となり、画像形成装置の稼働率が低下することを防止することができる。また、所望の時間にジョブが登録できない場合に、現在の登録状況をユーザに対して、通知するようにしたため、この登録状況を参照して、ジョブの実行時刻を設定することが可能となる。
なお、図1における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより実行ジョブのスケジュール管理処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。 図1に示す画像形成装置10の動作を示すフローチャートである。 図1に示す画像形成装置10の動作を示すフローチャートである。 図1に示す画像形成装置10の動作を示すフローチャートである。 図1に示すスケジュールデータベース5に記憶されるデータの一例を示す説明図である。
符号の説明
1・・・制御部、2・・・画像メモリ、3・・・印刷部、4・・・ジョブ登録部、5・・・スケジュールデータベース、6・・・タイマ、7・・・電子メール送信部、8・・・通信部、9・・・ホストバッファ、10・・・画像形成装置、12、13・・・端末

Claims (3)

  1. ジョブの実行開始時刻と実行終了時刻とからなるジョブ実行スケジュールデータを記憶するスケジュールデータ記憶手段と、
    ジョブ実行終了時刻とジョブ実行対象のデータを含むジョブ実行要求を受信して保持する要求受信手段と、
    前記ジョブ実行対象のデータを解析した結果と前記ジョブ実行終了時刻とから実行対象のジョブ実行開始時刻を算出する算出手段と、
    前記算出したジョブ実行開始時刻と前記受信したジョブ実行終了時刻を前記スケジュールデータ記憶手段に登録することにより前記ジョブ実行要求のジョブを登録ジョブとして登録するジョブ登録手段と、
    前記算出したジョブ実行開始時刻と前記受信したジョブ実行終了時刻の間に他のジョブが既に登録されており、前記ジョブ登録手段によるジョブの登録ができない場合に、前記ジョブ実行要求のジョブをキャンセル待ちジョブとして、前記算出したジョブ実行開始時刻と前記受信したジョブ実行終了時刻を前記スケジュールデータ記憶手段に登録するキャンセル待ちジョブ登録手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記スケジュールデータ記憶手段に記憶されている登録ジョブまたはキャンセル待ちジョブの登録内容を変更する変更手段と、
    前記変更手段により登録ジョブまたはキャンセル待ちジョブの登録内容が変更された場合に、前記スケジュールデータ記憶手段に記憶されている登録ジョブまたはキャンセル待ちジョブの実行要求を行ったユーザに対して、ジョブの登録内容が変更されたことを通知する通知手段と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. ジョブの実行開始時刻と実行終了時刻とからなるジョブ実行スケジュールデータを記憶するスケジュールデータ記憶手段と、ジョブ実行終了時刻とジョブ実行対象のデータを含むジョブ実行要求を受信して保持する要求受信手段とを備えた画像形成装置を制御する制御プログラムであって、
    前記ジョブ実行対象のデータを解析した結果と前記ジョブ実行終了時刻とから実行対象のジョブ実行開始時刻を算出する算出処理と、
    前記算出したジョブ実行開始時刻と前記受信したジョブ実行終了時刻を前記スケジュールデータ記憶手段に登録することにより前記ジョブ実行要求のジョブを登録ジョブとして登録するジョブ登録処理と、
    前記算出したジョブ実行開始時刻と前記受信したジョブ実行終了時刻の間に他のジョブが既に登録されており、前記ジョブ登録処理によるジョブの登録ができない場合に、前記ジョブ実行要求のジョブをキャンセル待ちジョブとして、前記算出したジョブ実行開始時刻と前記受信したジョブ実行終了時刻を前記スケジュールデータ記憶手段に登録するキャンセル待ちジョブ登録処理と
    をコンピュータに行わせることを特徴とする制御プログラム。
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