JP6379983B2 - 印刷システム、印刷方法、サーバー及びプログラム - Google Patents

印刷システム、印刷方法、サーバー及びプログラム Download PDF

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Description

この発明は、パーソナルコンピュータや印刷装置等の外部装置からの印刷ジョブを受け付けるサーバーと、サーバーから印刷ジョブが送信されるゲートウェイと、印刷を実行する印刷装置を備えた印刷システム、印刷方法、サーバー及びプログラムに関する。
上記のような印刷システムとして、ユーザーが、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、印刷装置等の外部装置から、印刷を実行させる印刷装置を指定した印刷ジョブをクラウドサーバーに指示すると、クラウドサーバーはこの印刷ジョブを受け付けると共に、ローカルネット内にあるゲートウェイと通信セッションを確立して印刷ジョブをゲートウェイに送信し、ゲートウェイは同じローカルネット内の指定された印刷装置に印刷ジョブを転送し、印刷装置が印刷ジョブを実行するシステムが知られている。
クラウドサーバーは受け付けた印刷ジョブのジョブデータを保存し、ゲートウェイを介して印刷装置による印刷ジョブが正常に完了したことの結果を取得すると、保存したジョブデータを削除する。
ところで、クラウドサーバーとローカルネット内のゲートウェイとの通信は、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)や光ファイバーといったインターネット網を経由して行われるため、混雑状況や伝送品質によっては、クラウドサーバーとゲートウェイとの通信が遮断され、印刷装置による印刷ジョブの実行結果を取得できなくなる場合がある。
この場合、印刷ジョブの実行結果を取得できないクラウドサーバーは、印刷ジョブの実行失敗に備えて、サーバーに存在する印刷ジョブを印刷装置で再度実行できるように、印刷ジョブのジョブデータをサーバーに保存しておくことが考えられる。
なお、特許文献1には、プリンタが紙ジャムや紙切れ、トナー切れ等のエラーが発生して使用できなくなったとき、ローカルネット上の他のプリンタを検索し、検索された他のプリンタで印刷できる印刷ジョブを生成する技術が開示されている。
特開2002−189581号公報
しかし、クラウドサーバーとゲートウェイとの通信が遮断され、印刷装置による印刷ジョブの実行結果を取得できなくなった場合に、すべての印刷ジョブのジョブデータをサーバーに保存していたのでは、サーバーの記憶装置の記憶容量が無駄に使用され、記憶装置を有効に利用することができなくなる恐れがある、という問題があった。特にサーバーには多くの印刷装置が管理下に紐付いているため、無駄なジョブデータの保存はできるだけ避け、処理負荷の増加を抑制するのが望ましい。
なお、上述した特許文献1に記載の技術は、クラウドサーバーとゲートウェイとの通信が遮断され、印刷装置による印刷ジョブの実行結果を取得できなくなった場合の前記問題に対する解決策を提供しうるものではない。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、クラウドサーバーとゲートウェイとの通信が遮断され、印刷装置による印刷ジョブの実行結果を取得できなくなった場合に、すべての印刷ジョブのジョブデータをサーバーに保存することによる記憶装置の無駄な使用を回避できる印刷システム及び印刷方法を提供し、さらには前記印刷システムに使用されるサーバー及びプログラムを提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)ネットワークを介して接続された、サーバーとゲートウェイと印刷装置を備えた印刷システムであって、前記サーバーは、外部装置から前記印刷装置の指定と印刷対象のジョブデータを含む印刷ジョブを受け付ける印刷ジョブ受付手段と、前記印刷ジョブ受付手段により受け付けた印刷ジョブのジョブデータを保存するジョブデータ保存手段と、前記印刷ジョブ受付手段により受け付けた印刷ジョブのジョブデータを、前記指定された印刷装置で印刷するための印刷指示を前記ゲートウェイに送信するとともに、前記印刷ジョブのジョブデータを前記ゲートウェイに送信する送信手段と、前記ゲートウェイから前記印刷ジョブの実行結果を取得する実行結果取得手段と、を備え、前記ゲートウェイは、前記サーバーから送信された印刷ジョブを受信する受信手段と、前記受信した印刷ジョブを前記指定された印刷装置に転送するジョブ転送手段と、前記印刷装置から印刷ジョブの実行結果を取得する実行結果取得手段と、前記実行結果取得手段により取得した前記印刷装置による印刷ジョブの実行結果を前記サーバーに通知する印刷結果通知手段と、を備え、前記印刷装置は、前記ゲートウェイから転送された前記印刷ジョブを実行する印刷手段と、前記印刷手段による印刷ジョブの実行結果を前記ゲートウェイに通知する印刷結果通知手段と、を備え、前記サーバーはさらに、前記印刷ジョブの前記ゲートウェイへの送信中に、または送信後で前記実行結果取得手段による印刷ジョブの実行結果の取得前に、前記ゲートウェイとの通信が遮断された場合に、前記印刷ジョブの印刷モードが第1の印刷モードか第2の印刷モードかを判定する印刷モード判定手段と、前記印刷モード判定手段により前記印刷ジョブの印刷モードが第1の印刷モードであると判定された場合は、前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段から削除し、第2の印刷モードであると判定された場合は、前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段に保持する制御手段と、を備えたことを特徴とする印刷システム。
(2)前記外部装置が前記印刷装置であり、前記第1の印刷モードは前記印刷装置からの印刷ジョブであり、前記第2の印刷モードは前記印刷装置以外からの印刷ジョブである前項1に記載の印刷システム。
(3)前記サーバーは、前記印刷ジョブにジョブ送信者以外の宛先情報が含まれているかどうかを判別する判別手段を備え、前記判別手段によりジョブ送信者以外の宛先情報が含まれていないと判別されたときは、前記サーバーの前記制御手段は、前記第2の印刷モードであっても前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段から削除する前項1または2に記載の印刷システム。
(4)前記サーバーはゲートウェイとの通信が遮断されたときは、前記ゲートウェイへのアクセスを、通信が遮断されないときのポーリングの間隔よりも短いポーリング間隔で行い、アクセスが成功したときに、前記サーバーの実行結果取得手段は前記印刷ジョブの実行結果を取得する前項1〜3のいずれかに記載の印刷システム。
(5)ネットワークを介して接続された、サーバーとゲートウェイと印刷装置を備えた印刷システムで実行される印刷方法であって、前記サーバーは、外部装置から前記印刷装置の指定と印刷対象のジョブデータを含む印刷ジョブを受け付ける印刷ジョブ受付ステップと、前記印刷ジョブ受付ステップにより受け付けた印刷ジョブのジョブデータをジョブデータ保存手段に保存するステップと、前記印刷ジョブ受付ステップにより受け付けた印刷ジョブのジョブデータを、前記指定された印刷装置で印刷するための印刷指示を前記ゲートウェイに送信するとともに、前記印刷ジョブのジョブデータを前記ゲートウェイに送信する送信ステップと、前記ゲートウェイから前記印刷ジョブの実行結果を取得する実行結果取得ステップと、を実行し、前記ゲートウェイは、前記サーバーから送信された印刷ジョブを受信する受信ステップと、前記受信した印刷ジョブを前記指定された印刷装置に転送するジョブ転送ステップと、前記印刷装置から印刷ジョブの実行結果を取得する実行結果取得ステップと、前記実行結果取得ステップにより取得した前記印刷装置による印刷ジョブの実行結果を前記サーバーに通知する印刷結果通知ステップと、を実行し、前記印刷装置は、前記ゲートウェイから転送された前記印刷ジョブを実行する印刷ステップと、前記印刷ステップによる印刷ジョブの実行結果を前記ゲートウェイに返信する返信ステップと、を実行し、前記サーバーはさらに、前記印刷ジョブの前記ゲートウェイへの送信中に、または送信後で前記実行結果取得ステップによる印刷ジョブの実行結果の取得前に、前記ゲートウェイとの通信が遮断された場合に、前記印刷ジョブの印刷モードが第1の印刷モードか第2の印刷モードかを判定する印刷モード判定ステップと、前記印刷モード判定ステップにより前記印刷ジョブの印刷モードが第1の印刷モードであると判定された場合は、前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段から削除し、第2の印刷モードであると判定された場合は、前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段に保持する制御ステップと、を実行することを特徴とする印刷方法。
(6)ネットワークを介してゲートウェイ及び印刷装置と接続されたサーバーであって、外部装置から前記印刷装置の指定と印刷対象のジョブデータを含む印刷ジョブを受け付ける印刷ジョブ受付手段と、前記印刷ジョブ受付手段により受け付けた印刷ジョブのジョブデータを保存するジョブデータ保存手段と、前記印刷ジョブ受付手段により受け付けた印刷ジョブのジョブデータを、前記指定された印刷装置で印刷するための印刷指示を前記ゲートウェイに送信するとともに、前記印刷ジョブのジョブデータを前記ゲートウェイに送信する送信手段と、前記ゲートウェイから前記印刷ジョブの実行結果を取得する実行結果取得手段と、前記印刷ジョブの前記ゲートウェイへの送信中に、または送信後で前記実行結果取得手段による印刷ジョブの実行結果の取得前に、前記ゲートウェイとの通信が遮断された場合に、前記印刷ジョブの印刷モードが第1の印刷モードか第2の印刷モードかを判定する印刷モード判定手段と、前記印刷モード判定手段により前記印刷ジョブの印刷モードが第1の印刷モードであると判定された場合は、前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段から削除し、第2の印刷モードであると判定された場合は、前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段に保持する制御手段と、を備えたことを特徴とするサーバー。
(7)前記外部装置が前記印刷装置であり、前記第1の印刷モードは前記印刷装置からの印刷ジョブであり、前記第2の印刷モードは前記印刷装置以外からの印刷ジョブである前項6に記載のサーバー。
(8)前記印刷ジョブにジョブ送信者以外の宛先情報が含まれているかどうかを判別する判別手段を備え、前記判別手段によりジョブ送信者以外の宛先情報が含まれていないと判別されたときは、前記制御手段は、前記第2の印刷モードであっても前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段から削除する前項6または7に記載のサーバー。
(9)前記ゲートウェイとの通信が遮断されたときは、前記ゲートウェイへのアクセスを、通信が遮断されないときのポーリングの間隔よりも短いポーリング間隔で行い、アクセスが成功したときに、前記実行結果取得手段は前記印刷ジョブの実行結果を取得する前項6〜8のいずれかに記載のサーバー。
(10)ネットワークを介してゲートウェイ及び印刷装置と接続されたサーバーのCPUに、外部装置から前記印刷装置の指定と印刷対象のジョブデータを含む印刷ジョブを受け付ける印刷ジョブ受付ステップと、前記印刷ジョブ受付ステップにより受け付けた印刷ジョブのジョブデータをジョブデータ保存手段に保存するステップと、前記印刷ジョブ受付ステップにより受け付けた印刷ジョブのジョブデータを、前記指定された印刷装置で印刷するための印刷指示を前記ゲートウェイに送信するとともに、前記印刷ジョブのジョブデータを前記ゲートウェイに送信する送信ステップと、前記ゲートウェイから前記印刷ジョブの実行結果を取得する実行結果取得ステップと、前記印刷ジョブの前記ゲートウェイへの送信中に、または送信後で前記実行結果取得ステップによる印刷ジョブの実行結果の取得前に、前記ゲートウェイとの通信が遮断された場合に、前記印刷ジョブの印刷モードが第1の印刷モードか第2の印刷モードかを判定する印刷モード判定ステップと、前記印刷モード判定ステップにより前記印刷ジョブの印刷モードが第1の印刷モードであると判定された場合は、前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段から削除し、第2の印刷モードであると判定された場合は、前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段に保持する制御ステップと、を実行させるためのプログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、サーバーから印刷ジョブのゲートウェイへの送信中に、または送信後でサーバーによる印刷ジョブの実行結果の取得前に、ゲートウェイとの通信が遮断された場合に、サーバーは印刷ジョブの印刷モードが第1の印刷モードか第2の印刷モードかを判定し、第1の印刷モードであると判定された場合は、ジョブデータをジョブデータ保存手段から削除し、第2の印刷モードであると判定された場合は、ジョブデータをジョブデータ保存手段に保持する。つまり、すべてのジョブデータを保存しておくのではなく、第1の印刷モードであると判定された場合は、ジョブデータはジョブデータ保存手段から削除されるから、その分サーバーにおけるジョブデータ保存手段の無駄な使用を回避でき、記憶容量の有効利用を図ることができる。
前項(2)に記載の発明によれば、サーバーに自装置で印刷することを指示した印刷装置からの印刷ジョブについては、サーバーから削除する。ユーザーは印刷装置の近くにいるため、指示した印刷ジョブが実行されたかどうかを容易に判断することができるため、削除することで、サーバーにおけるジョブデータ保存手段の無駄な使用回避を優先する。一方、自装置で印刷することを指示した印刷装置以外からの印刷ジョブについては、サーバーのジョブデータ保存手段に保持する。ユーザーが、自装置で印刷することを指示した印刷装置以外から印刷ジョブを指示した場合は、ユーザーは印刷ジョブが実行される印刷装置の近くにいない場合が多いため、指示した印刷ジョブが実行されたかどうかを迅速に判断することができず、ユーザーが印刷装置に出力物を取りに出向いたときに、印刷ジョブが実行されなかったことに気づくことが多い。そこで、ジョブデータをサーバーに保持しておいて、出力物を取りに行ったユーザーが印刷装置から、保持されているジョブデータの印刷を指示できるようにして、ユーザーの利便性を図る。
前項(3)に記載の発明によれば、印刷ジョブにジョブ送信者以外の宛先情報が含まれていないとき、換言すれば印刷を指示したユーザーの自分用の印刷ジョブの場合は、第2の印刷モードであってもジョブデータをジョブデータ保存手段から削除する。自分用の印刷ジョブであれば元のデータは自己が所有しているため、再度の印刷指示を出すことが可能である。このため、ジョブデータを削除することで、サーバーにおけるジョブデータ保存手段の無駄な使用回避を優先できる。逆に、印刷ジョブにジョブ送信者以外の宛先情報が含まれている場合、換言すれば宛先情報に示された他人に渡すための印刷ジョブの場合は、印刷を指示したユーザーは印刷ジョブが実行されたかどうかまで意識しないことがあり、その場合にジョブデータを削除してしまうと、宛先情報に示された他人は出力物を受け取ることができなくなってしまう。このため、ジョブデータをサーバーに保持しておき、出力物を取りに行った他人が、印刷装置から保持されているジョブデータの印刷を指示できるようにして、利便性を図る。
前項(4)に記載の発明によれば、サーバーはゲートウェイとの通信が遮断されたときは、ゲートウェイへのアクセスを、通信が遮断されないときのポーリングの間隔よりも短いポーリング間隔で行い、アクセスが成功したときに印刷ジョブの実行結果を取得するから、サーバーは速やかに印刷ジョブの実行結果を取得することができる。
前項(5)に記載の発明によれば、サーバーから印刷ジョブのゲートウェイへの送信中、または送信後でサーバーによる印刷ジョブの実行結果の取得前に、ゲートウェイとの通信が遮断された場合に、印刷ジョブが第1の印刷モードであると判定された場合は、ジョブデータはジョブデータ保存手段から削除されるから、その分サーバーにおけるジョブデータ保存手段の無駄な使用を回避でき、記憶容量の有効利用を図ることができる。
前項(6)に記載の発明によれば、印刷ジョブのゲートウェイへの送信中、または送信後で印刷ジョブの実行結果の取得前に、ゲートウェイとの通信が遮断された場合に、印刷ジョブが第1の印刷モードであると判定された場合、ジョブデータはジョブデータ保存手段から削除して、その分ジョブデータ保存手段の無駄な使用を回避でき、記憶容量の有効利用を図ることができるサーバーとなる。
前項(7)に記載の発明によれば、サーバーに自装置で印刷することを指示した印刷装置からの印刷ジョブについては、サーバーから削除し、自装置で印刷することを指示した印刷装置以外からの印刷ジョブについては、サーバーのジョブデータ保存手段に保持されすることで、ジョブデータ保存手段の無駄な使用を回避しつつ、ユーザーの利便性を図ることができる。
前項(8)に記載の発明によれば、印刷ジョブにジョブ送信者以外の宛先情報が含まれていないとき、換言すれば印刷を指示したユーザーの自分用の印刷ジョブの場合は、第2の印刷モードであってもジョブデータをジョブデータ保存手段から削除し、印刷ジョブにジョブ送信者以外の宛先情報が含まれている場合、換言すれば宛先情報に示された他人に渡すための印刷ジョブの場合は、ジョブデータをサーバーに保持しておくことで、ジョブデータ保存手段の無駄な使用を回避しつつ、宛先情報に示された他人の利便性を図ることができる。
前項(9)に記載の発明によれば、ゲートウェイとの通信が遮断されたときは、ゲートウェイへのアクセスを、通信が遮断されないときのポーリングの間隔よりも短いポーリング間隔で行い、アクセスが成功したときに印刷ジョブの実行結果を取得するから、サーバーは速やかに印刷ジョブの実行結果を取得することができる。
前項(10)に記載の発明によれば、サーバーから印刷ジョブのゲートウェイへの送信中、または送信後でサーバーによる印刷ジョブの実行結果の取得前に、ゲートウェイとの通信が遮断された場合に、印刷ジョブが第1の印刷モードであると判定された場合は、ジョブデータはジョブデータ保存手段から削除し、第2の印刷モードであると判定された場合は、ジョブデータをジョブデータ保存手段に保持する処理を、サーバーのCPUに実行させることができる。
サーバーの構成を示すブロック図である。 ゲートウェイの構成を示すブロック図である。 印刷装置の構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態にかかる印刷システムにおいて、サーバー1とゲートウェイ2との通信が遮断されることなく確保されている状態で、端末装置からサーバーに対して発行された印刷ジョブが印刷装置で実行された場合の処理の流れを説明するための図である。 同じく、サーバーとゲートウェイとの通信が遮断されることなく確保されている状態で、端末装置からサーバーに対して発行された印刷ジョブが、印刷装置で実行されなかった場合の処理の流れを説明するための図である。 サーバーからゲートウェイへの印刷ジョブの送信中、または送信後で印刷ジョブの実行結果の取得前に、ゲートウェイとの通信が遮断された場合に、サーバー1で実行される動作を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
この発明の一実施形態に係る印刷システムは、図4に示すように、クラウドサーバーと称されるサーバ1と、ゲートウェイ2と、印刷装置3と、端末装置4を備えており、これらがネットワークを介して接続されている。
サーバー1は、図1に示すように、CPU11、ROM12、RAM13、記憶部14、表示部15、入力装置16、ネットワークインターフェース部(ネットワークI/F部)17等を備え、システムバス18を介して互いに接続されている。
CPU11は、ROM12に保存されているプログラムを実行することにより、サーバ−1の全体を統括的に制御する。特に、この実施形態では、印刷装置3や他の印刷装置あるいは端末装置4からネットワークを経由して送られてきた印刷ジョブを受け付けるとともに、印刷ジョブで指定された印刷装置3にジョブを実行させるために、印刷装置3と接続されたゲートウェイ2に印刷ジョブを送信したり、ゲートウェイ2との通信の接続状態を監視して、接続状態に応じて印刷ジョブのジョブデータを維持あるいは削除したり、印刷装置3による印刷ジョブの実行結果をゲートウェイ2から取得したりするが、詳細な説明は後述する。
ROM12は、CPU11が実行するためのプログラムやその他のデータを保存する記憶媒体である。
RAM13は、CPU11が動作用プログラムに従って動作する際の作業領域を提供する記憶媒体である。
記憶部14は、ハードディスク等の記憶媒体からなり、印刷装置3や端末装置4から印刷ジョブを受け付けると、印刷対象であるジョブデータを含む受け付けた印刷ジョブのデータを保存したり、その他の各種データやアプリケーションプログラム等を保存する。
表示装置15は、CRTや液晶表示装置等からなり、各種のメッセージ及びユーザに対する入力受付画面、選択画面等を表示する。
入力装置16は、ユーザによる入力操作に用いられるもので、キーボードやマウス等からなる。
ネットワークインターフェース部17は、ゲートウェイ2や印刷装置3や端末装置4等の外部機器との間で、ネットワークを介して、データの送受信を行う通信手段として機能する。
図2はゲートウェイ2の構成を示すブロック図である。ゲートウェイ2は、図2に示すように、CPU21、ROM22、RAM23、記憶部24、ネットワークインターフェース部25等を備えている。
CPU21は、ROM22に保存されているプログラムを実行することにより、ゲートウェイ2の全体を統括的に制御する。例えば、サーバー1から印刷ジョブを受け取って、指定された印刷装置3に印刷ジョブを転送したり、印刷装置3から印刷ジョブの実行結果を取得してサーバー1に通知する等の制御を行う。
ROM22は、CPU21が実行するためのプログラムやその他のデータを保存する記憶媒体である。
RAM23は、CPU21が動作用プログラムに従って動作する際の作業領域を提供する記憶媒体である。
記憶部24は各種データ等を保存し、ネットワークインターフェース部25は、サーバー1や印刷装置3等と、ネットワークを介して、データの送受信を行う通信手段として機能する。
図3は印刷装置3の概略構成を示すブロック図である。なお、印刷装置3は、この実施形態では、コピー機能、プリンタ機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有する多機能デジタル複合機であるMFP(Multi Function Peripherals)が用いられている。以下の説明では、印刷装置3をMFP3ともいう。
印刷装置3は、CPU31と、ROM32と、RAM33と、スキャナ部34と、記憶部35と、プリンタ部36と、操作パネル37と、ネットワークコントローラ(N1C)38等を備えている。
前記CPU31は、印刷装置3の全体を統括制御し、コピー機能、プリンタ機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等の基本機能を使用可能に制御するとともに、ユーザーの指示に基づいて印刷ジョブをサーバー1に送信したり、ゲートウェイ2から転送されてきた印刷ジョブを実行して、その実行結果をゲートウェイ2に通知する等の制御を行う。
前記ROM32は、CPU31の動作プログラム等を格納するメモリである。
前記RAM33は、CPU31が動作プログラムに基づいて動作する際の作業領域を提供するメモリである。
前記スキャナ部34は、原稿台(図示せず)に置かれた原稿の画像を読み取り、画像データを出力する読み取り手段である。
前記記憶部35は、例えばハードディスクドライブ(HDD)などの不揮発性の記憶デバイスにより構成されており、スキャナ部34で読み取られた原稿の画像データや、ゲートウェイ2から転送されてきた印刷ジョブのデータ等を記憶する。
前記プリンタ部36は、前記スキャナ部34で読み取られた原稿の画像データや、ゲートウェイ2から転送されてきた印刷ジョブのジョブデータ等を、指示されたモードに従って印刷するものである。
前記操作パネル37は、各種入力操作等のために使用されるものであり、メッセージや操作画面等を表示するタッチパネル式液晶等からなる表示部371と、テンキー、スタートキー、ストップキー等を備えたキー入力部372を備えている。
前記ネットワークコントローラ38は、ネットワーク上の他の画像形成装置や、その他の外部機器例えばユーザ端末等との間での通信を制御することにより、データの送受信を行うものである。
端末装置4はパーソナルコンピュータが用いらているが、サーバー1に印刷ジョブを指示できる装置であれば、タブレット端末やスマートフォン等であってもよい。
図4は、サーバー1とゲートウェイ2との通信が遮断されることなく確保されている状態で、端末装置4からサーバー1に対して発行された印刷ジョブが印刷装置で実行された場合の処理の流れを説明するための図である。
ユーザーがステップS01で、例えば「A@bizhub.jp」のユーザーIDでサーバー1にログインし、印刷を実行させる印刷装置3を指定して印刷ジョブ1(図面では丸数字1)を、矢印Y1で示すようにサーバー1に指示したとする。サーバー1はこれを受け付け、ステップS02でユーザーIDと印刷装置3を紐付けて、ステップS03で、印刷対象データであるジョブデータを印刷設定等とともに記憶部14の「A@bizhub.jp」の領域に一時的に保存する。この例では、ユーザーIDが「B@bizhub.jp」の他のユーザーについても、他の印刷装置を指定した印刷ジョブを受け付けている。
サーバー1は、指定された印刷装置3とローカルネットで接続されているゲートウェイ2と通信を確立し、受け付けた印刷ジョブ1を、矢印Y2で示すようにゲートウェイ2に送信する。送信後は、サーバー1はポーリングによりゲートウェイ2にアクセスし、印刷ジョブの実行結果を取得する。
ゲートウェイ2は、矢印Y3で示すように、印刷ジョブ1を指定された印刷装置3に転送する。転送後は、ゲートウェイ2はポーリングにより印刷装置3にアクセスし、印刷ジョブの実行結果を取得する。
印刷装置3は、ゲートウェイ2からの印刷ジョブ1を受信すると、印刷設定に従ってジョブデータを印刷し、矢印Y4で示すように印刷物を出力する。印刷が成功した場合(ステップS04)、印刷装置3は矢印Y5で示すように、印刷ジョブの実行結果として印刷完了をゲートウェイ2に通知する。
印刷完了を取得したゲートウェイ2は、矢印Y6で示すように、印刷完了をサーバー1に通知する。
サーバー1は、印刷完了を受けてステップS05で、記憶部14に保持していた印刷ジョブ1についてのデータを削除する。
図5は、サーバー1とゲートウェイ2との通信が遮断されることなく確保されている状態で、端末装置4からサーバー1に対して発行された印刷ジョブが、印刷装置で実行されなかった場合の処理の流れを説明するための図である。
ユーザーがステップS11で、例えば「A@bizhub.jp」のユーザーIDでサーバー1にログインし、印刷を実行させる印刷装置3を指定して印刷ジョブ1を、矢印Y11で示すようにサーバー1に指示したとする。サーバー1はこれを受け付け、ステップS12でユーザーIDと印刷装置3を紐づけて、ステップS13で、印刷対象データであるジョブデータを印刷設定等とともに記憶部14の「A@bizhub.jp」の領域に一時的に保持する。
サーバー1は、指定された印刷装置3とローカルネットで接続されているゲートウェイ2と通信を確立し、受け付けた印刷ジョブ1を、矢印Y12で示すようにゲートウェイ2に送信する。送信後は、サーバー1はポーリングにより印刷ジョブの実行結果の取得要求をゲートウェイ2に対して行う。
ゲートウェイ2は、矢印Y13で示すように、印刷ジョブ1を指定された印刷装置3に転送する。転送後は、ゲートウェイ2はポーリングにより印刷ジョブの実行結果の取得要求を印刷装置3に対して行う。
印刷装置3は、ゲートウェイ2からの印刷ジョブ1を受信すると、印刷設定に従ってジョブデータを印刷するが、エラーが生じて印刷ジョブが消去されてしまったとする(ステップS14)。印刷装置3は矢印Y14で示すように、印刷ジョブの実行結果としてエラー消去をゲートウェイ2に通知する。
エラー消去を取得したゲートウェイ2は、矢印Y15で示すように、エラー消去をサーバー1に通知する。
サーバー1は、エラー消去を受けてステップS15で、記憶部14に保持していた印刷ジョブ1をフォローミー印刷ジョブに変換して格納する。フォローミー印刷ジョブとは、印刷装置3から自身の印刷装置3を指定して印刷ジョブを取得し印刷するジョブである。
従って、ユーザーはサーバー1に投入した印刷ジョブを、印刷装置3からサーバーに指示することで再度印刷することができる。
図6は、サーバー1からゲートウェイ2への印刷ジョブの送信中に、または送信後で印刷ジョブの実行結果の取得前に、ゲートウェイとの通信が遮断された場合に、サーバー1で実行される動作を示すフローチャートである。この動作は、サーバー1のCPU11がROM12等に格納された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
ステップS101で印刷装置3の指定を含む印刷指示を受け付けると、ジョブデータ等を一時的に保持した後、ステップS102でゲートウェイ(図6ではGWBox)2に印刷指示を出し、ステップS103で、ゲートウェイ2と印刷ジョブの転送用セッションを張り、印刷ジョブの転送を開始する。
次いでステップS104で、ゲートウェイ2と印刷ジョブの送信が完了したかどうかを判断する。完了していなければ(ステップS104でNO)、ゲートウェイ2とのセッションが途中で遮断されたと判断して、ステップS112に進む。
完了していれば(ステップS104でYES)、ステップS105で、ゲートウェイ2と通信が可能かどうかを判断する。通信が可能でなければ(ステップS105でNO)、ジョブの送信完了後にゲートウェイ2との通信が不能になったと判断して、ステップS112に進む。通信が可能であれば(ステップS105でYES)、ステップS106で、印刷装置3からの印刷ジョブの実行結果(印刷結果)を取得できたかどうかを判断する。
印刷ジョブの実行結果を取得できていなければ(ステップS106でNO)、ステップS105に戻り、ゲートウェイ2との通信が可能かどうかを判断する。印刷ジョブの実行結果を取得できていれば(ステップS106でYES)、ステップS107でゲートウェイ2との通信セッションを閉じた後、ステップS108に進む。
ステップS108では、印刷ジョブの実行結果を、ジョブ結果を表示するための定期的なポーリングの間隔(例えば数十分〜1時間に1回程度)のタイミングで取得して、実行結果が正常終了かどうかを判断する。正常終了であれば(ステップS108でYES)、ステップS109に進み、記憶部14に保存した印刷ジョブデータを保持せず削除して、処理を終了する。
一方、ステップS108で、印刷ジョブの実行結果が正常終了でなければ(ステップS108でNO)、ステップS110で、印刷指示は印刷装置3から送信されたものかどうかを判断する。印刷装置3から送信されたものであれば(ステップS110でYES)、ステップS109に進み、記憶部14に保存した印刷ジョブデータを保持せず削除する。印刷装置3からの印刷指示の場合には、印刷指示を行ったユーザーが印刷装置3の近くにいることから、印刷ジョブが正常に終了できたかどうかを容易に知ることができるため、ジョブデータを削除して記憶部14の無駄な使用を回避する。
ステップS110で、印刷装置3から送信された印刷ジョブでなければ(ステップS110でNO)、ステップS111で、印刷指示に宛先情報は含まれているかどうか、換言すれば他人に渡すための印刷ジョブかどうかを判断する。宛先情報が含まれていない場合は(ステップS111でNO)、ステップS109に進み、記憶部14に保存した印刷ジョブデータを保持せず削除する。他人に渡すための印刷でなければ、印刷データは印刷を指示したユーザーが保持しており、再度印刷指示をサーバー1に行えば良いため、ジョブデータを削除して記憶部14の記憶可能容量を増やす。
宛先情報が含まれている場合は(ステップS111でYES)、ステップS117に進み、記憶部14に保存した印刷ジョブデータをフォローミージョブとして保持する。この場合、宛先に示された他人(受取人)からも印刷装置3から印刷ジョブの実行が可能なように、印刷ジョブの発行ユーザーだけでなく、受取人のアカウントのフォローミージョブとしても紐付けておく処理を行うのが良い。
印刷を指示したユーザーは印刷ジョブが実行されたかどうかまで意識しないことがあり、その場合にジョブデータを削除してしまうと、宛先情報に示された他人は出力物を受け取ることができなくなってしまうため、ジョブデータをサーバーに保持しておき、出力物を取りに行った他人が、印刷装置から保持されているジョブデータの印刷を指示できるようにして、利便性を図る。
なお、ステップS110で、印刷装置3から送信された印刷ジョブでない場合(ステップS110でNO)、そのままステップS117に進んで、記憶部14に保存した印刷ジョブデータを保持する構成としても良い。
一方、ステップS112では、印刷指示は印刷装置3から送信されたものかどうかを判断する。印刷装置3から送信されたものであれば(ステップS112でYES)、ステップS109に進み、記憶部14に保存した印刷ジョブデータを保持せず削除する。印刷装置3からの印刷指示の場合には、印刷指示を行ったユーザーが印刷装置3の近くにいることから、印刷ジョブが正常に終了できたかどうかを容易に知ることができ、できなかった場合は再度印刷ジョブをサーバー1に投入すれば良いため、ジョブデータを削除して記憶部14の無駄な使用を回避する。
ステップS112で、印刷装置3から送信された印刷ジョブでなければ(ステップS112でNO)、ステップS113で、印刷指示に宛先情報は含まれているかどうか、換言すれば他人へ渡すための印刷ジョブかどうかを判断する。宛先情報が含まれていない場合は(ステップS113でNO)、ステップS109に進み、記憶部14に保存した印刷ジョブデータを保持せず削除する。他人へ渡すための印刷でなければ、印刷データは印刷を指示したユーザーが保持しており、再度印刷指示をサーバー1に行えば良いため、ジョブデータを削除して記憶部14の記憶可能容量を増やす。
宛先情報が含まれている場合は(ステップS113でYES)、ステップS114に進み、ゲートウェイ2との通信が可能かどうかをゲートウェイ2へポーリングによりアクセスして確認する。このポーリングの間隔は、ジョブ結果を表示するための定期的なポーリングの間隔(例えば数十分〜1時間に1回程度)よりも短い間隔で実行する。通信が可能でなければ(ステップS114でNO)、ステップS116で、印刷ジョブデータを削除することなく保持して、ステップS114に戻り、通信が可能になるのを待つ。通信が可能になると(ステップS114でYES)、ステップS115に進む。
ステップS115では、印刷装置3でジョブが正常に実行されたかどうかを、ポーリングのタイミングを待つことなくゲートウェイ2に直ちに問い合わせて判断する。このように、ゲートウェイ2へのポーリング間隔を短くして通信が可能かどうかを判断し、可能であれば直ちに印刷結果をゲートウェイに問い合わせることで、ジョブデータを記憶部14に保持する必要があるかどうかを速やかに判断でき、その結果に応じてジョブデータを記憶部14から速やかに削除して、記憶可能な容量を速やかに確保することができる。
正常に実行されていれば(ステップS115でYES)、ステップS109に進み、記憶部14に保存した印刷ジョブデータを保持せず削除する。正常に終了していない場合(ステップS115でNO)、ステップS117で、記憶部14に保存した印刷ジョブデータをフォローミージョブとして保持する。
これによって、宛先情報に示された他人は、印刷装置3からサーバー1に対して、記憶部14に保持されているジョブデータを指定して自身での印刷を指示することができる。
この場合、宛先に示された他人(受取人)からも印刷装置3から印刷ジョブの実行が可能なように、印刷ジョブの発行ユーザーだけでなく、受取人のアカウントのフォローミージョブとしても紐付けておく処理を行うのが良い。
印刷を指示したユーザーは印刷ジョブが実行されたかどうかまで意識しないことがあり、その場合にジョブデータを削除してしまうと、宛先情報に示された他人は出力物を受け取ることができなくなってしまうため、ジョブデータをサーバーに保持しておき、出力物を取りに行った他人が、印刷装置から保持されているジョブデータの印刷を指示できるようにして、利便性を図ったものである。
なお、ステップS112で、印刷装置3から送信された印刷ジョブでない場合(ステップS112でNO)、そのままステップS114に進んでも良い。
1 サーバー
11 CPU
12 ROM
14 記憶部
17 ネットワークインターフェース部
2 ゲートウェイ
3 印刷装置

Claims (10)

  1. ネットワークを介して接続された、サーバーとゲートウェイと印刷装置を備えた印刷システムであって、
    前記サーバーは、外部装置から前記印刷装置の指定と印刷対象のジョブデータを含む印刷ジョブを受け付ける印刷ジョブ受付手段と、
    前記印刷ジョブ受付手段により受け付けた印刷ジョブのジョブデータを保存するジョブデータ保存手段と、
    前記印刷ジョブ受付手段により受け付けた印刷ジョブのジョブデータを、前記指定された印刷装置で印刷するための印刷指示を前記ゲートウェイに送信するとともに、前記印刷ジョブのジョブデータを前記ゲートウェイに送信する送信手段と、
    前記ゲートウェイから前記印刷ジョブの実行結果を取得する実行結果取得手段と、
    を備え、
    前記ゲートウェイは、
    前記サーバーから送信された印刷ジョブを受信する受信手段と、
    前記受信した印刷ジョブを前記指定された印刷装置に転送するジョブ転送手段と、
    前記印刷装置から印刷ジョブの実行結果を取得する実行結果取得手段と、
    前記実行結果取得手段により取得した前記印刷装置による印刷ジョブの実行結果を前記サーバーに通知する印刷結果通知手段と、
    を備え、
    前記印刷装置は、
    前記ゲートウェイから転送された前記印刷ジョブを実行する印刷手段と、
    前記印刷手段による印刷ジョブの実行結果を前記ゲートウェイに通知する印刷結果通知手段と、
    を備え、
    前記サーバーはさらに、
    前記印刷ジョブの前記ゲートウェイへの送信中に、または送信後で前記実行結果取得手段による印刷ジョブの実行結果の取得前に、前記ゲートウェイとの通信が遮断された場合に、前記印刷ジョブの印刷モードが第1の印刷モードか第2の印刷モードかを判定する印刷モード判定手段と、
    前記印刷モード判定手段により前記印刷ジョブの印刷モードが第1の印刷モードであると判定された場合は、前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段から削除し、第2の印刷モードであると判定された場合は、前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段に保持する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする印刷システム。
  2. 前記外部装置が前記印刷装置であり、前記第1の印刷モードは前記印刷装置からの印刷ジョブであり、前記第2の印刷モードは前記印刷装置以外からの印刷ジョブである請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記サーバーは、前記印刷ジョブにジョブ送信者以外の宛先情報が含まれているかどうかを判別する判別手段を備え、
    前記判別手段によりジョブ送信者以外の宛先情報が含まれていないと判別されたときは、前記サーバーの前記制御手段は、前記第2の印刷モードであっても前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段から削除する請求項1または2に記載の印刷システム。
  4. 前記サーバーはゲートウェイとの通信が遮断されたときは、前記ゲートウェイへのアクセスを、通信が遮断されないときのポーリングの間隔よりも短いポーリング間隔で行い、アクセスが成功したときに、前記サーバーの実行結果取得手段は前記印刷ジョブの実行結果を取得する請求項1〜3のいずれかに記載の印刷システム。
  5. ネットワークを介して接続された、サーバーとゲートウェイと印刷装置を備えた印刷システムで実行される印刷方法であって、
    前記サーバーは、外部装置から前記印刷装置の指定と印刷対象のジョブデータを含む印刷ジョブを受け付ける印刷ジョブ受付ステップと、
    前記印刷ジョブ受付ステップにより受け付けた印刷ジョブのジョブデータをジョブデータ保存手段に保存するステップと、
    前記印刷ジョブ受付ステップにより受け付けた印刷ジョブのジョブデータを、前記指定された印刷装置で印刷するための印刷指示を前記ゲートウェイに送信するとともに、前記印刷ジョブのジョブデータを前記ゲートウェイに送信する送信ステップと、
    前記ゲートウェイから前記印刷ジョブの実行結果を取得する実行結果取得ステップと、
    を実行し、
    前記ゲートウェイは、
    前記サーバーから送信された印刷ジョブを受信する受信ステップと、
    前記受信した印刷ジョブを前記指定された印刷装置に転送するジョブ転送ステップと、
    前記印刷装置から印刷ジョブの実行結果を取得する実行結果取得ステップと、
    前記実行結果取得ステップにより取得した前記印刷装置による印刷ジョブの実行結果を前記サーバーに通知する印刷結果通知ステップと、
    を実行し、
    前記印刷装置は、
    前記ゲートウェイから転送された前記印刷ジョブを実行する印刷ステップと、
    前記印刷ステップによる印刷ジョブの実行結果を前記ゲートウェイに返信する返信ステップと、
    を実行し、
    前記サーバーはさらに、
    前記印刷ジョブの前記ゲートウェイへの送信中に、または送信後で前記実行結果取得ステップによる印刷ジョブの実行結果の取得前に、前記ゲートウェイとの通信が遮断された場合に、前記印刷ジョブの印刷モードが第1の印刷モードか第2の印刷モードかを判定する印刷モード判定ステップと、
    前記印刷モード判定ステップにより前記印刷ジョブの印刷モードが第1の印刷モードであると判定された場合は、前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段から削除し、第2の印刷モードであると判定された場合は、前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段に保持する制御ステップと、
    を実行することを特徴とする印刷方法。
  6. ネットワークを介してゲートウェイ及び印刷装置と接続されたサーバーであって、
    外部装置から前記印刷装置の指定と印刷対象のジョブデータを含む印刷ジョブを受け付ける印刷ジョブ受付手段と、
    前記印刷ジョブ受付手段により受け付けた印刷ジョブのジョブデータを保存するジョブデータ保存手段と、
    前記印刷ジョブ受付手段により受け付けた印刷ジョブのジョブデータを、前記指定された印刷装置で印刷するための印刷指示を前記ゲートウェイに送信するとともに、前記印刷ジョブのジョブデータを前記ゲートウェイに送信する送信手段と、
    前記ゲートウェイから前記印刷ジョブの実行結果を取得する実行結果取得手段と、
    前記印刷ジョブの前記ゲートウェイへの送信中に、または送信後で前記実行結果取得手段による印刷ジョブの実行結果の取得前に、前記ゲートウェイとの通信が遮断された場合に、前記印刷ジョブの印刷モードが第1の印刷モードか第2の印刷モードかを判定する印刷モード判定手段と、
    前記印刷モード判定手段により前記印刷ジョブの印刷モードが第1の印刷モードであると判定された場合は、前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段から削除し、第2の印刷モードであると判定された場合は、前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段に保持する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするサーバー。
  7. 前記外部装置が前記印刷装置であり、前記第1の印刷モードは前記印刷装置からの印刷ジョブであり、前記第2の印刷モードは前記印刷装置以外からの印刷ジョブである請求項6に記載のサーバー。
  8. 前記印刷ジョブにジョブ送信者以外の宛先情報が含まれているかどうかを判別する判別手段を備え、
    前記判別手段によりジョブ送信者以外の宛先情報が含まれていないと判別されたときは、前記制御手段は、前記第2の印刷モードであっても前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段から削除する請求項6または7に記載のサーバー。
  9. 前記ゲートウェイとの通信が遮断されたときは、前記ゲートウェイへのアクセスを、通信が遮断されないときのポーリングの間隔よりも短いポーリング間隔で行い、アクセスが成功したときに、前記実行結果取得手段は前記印刷ジョブの実行結果を取得する請求項6〜8のいずれかに記載のサーバー。
  10. ネットワークを介してゲートウェイ及び印刷装置と接続されたサーバーのCPUに、
    外部装置から前記印刷装置の指定と印刷対象のジョブデータを含む印刷ジョブを受け付ける印刷ジョブ受付ステップと、
    前記印刷ジョブ受付ステップにより受け付けた印刷ジョブのジョブデータをジョブデータ保存手段に保存するステップと、
    前記印刷ジョブ受付ステップにより受け付けた印刷ジョブのジョブデータを、前記指定された印刷装置で印刷するための印刷指示を前記ゲートウェイに送信するとともに、前記印刷ジョブのジョブデータを前記ゲートウェイに送信する送信ステップと、
    前記ゲートウェイから前記印刷ジョブの実行結果を取得する実行結果取得ステップと、
    前記印刷ジョブの前記ゲートウェイへの送信中に、または送信後で前記実行結果取得ステップによる印刷ジョブの実行結果の取得前に、前記ゲートウェイとの通信が遮断された場合に、前記印刷ジョブの印刷モードが第1の印刷モードか第2の印刷モードかを判定する印刷モード判定ステップと、
    前記印刷モード判定ステップにより前記印刷ジョブの印刷モードが第1の印刷モードであると判定された場合は、前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段から削除し、第2の印刷モードであると判定された場合は、前記ジョブデータを前記ジョブデータ保存手段に保持する制御ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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