JP5928156B2 - 電子メール処理システムおよび電子メール処理方法 - Google Patents

電子メール処理システムおよび電子メール処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5928156B2
JP5928156B2 JP2012118315A JP2012118315A JP5928156B2 JP 5928156 B2 JP5928156 B2 JP 5928156B2 JP 2012118315 A JP2012118315 A JP 2012118315A JP 2012118315 A JP2012118315 A JP 2012118315A JP 5928156 B2 JP5928156 B2 JP 5928156B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
email
server
processing system
print
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012118315A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013246543A (ja
Inventor
中條 祥一
祥一 中條
来悟 宮澤
来悟 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2012118315A priority Critical patent/JP5928156B2/ja
Priority to US13/897,884 priority patent/US20130318181A1/en
Publication of JP2013246543A publication Critical patent/JP2013246543A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5928156B2 publication Critical patent/JP5928156B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/07User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail characterised by the inclusion of specific contents
    • H04L51/08Annexed information, e.g. attachments
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/07User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail characterised by the inclusion of specific contents
    • H04L51/18Commands or executable codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/21Monitoring or handling of messages
    • H04L51/224Monitoring or handling of messages providing notification on incoming messages, e.g. pushed notifications of received messages

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

本発明は,電子メール処理システムおよび電子メール処理方法に関し,特に,特定の電子メールアドレスに電子メールを送信することによって電子メールの本文または添付ファイルを印刷できるクラウドコンピューティングシステムに関する。
従来,電子メールを受信し当該電子メールの本文や添付ファイルを印刷する機能を備えたクラウドコンピューティングシステムが知られている(例えば特許文献1)。このクラウドコンピューティングシステム(以下,単に印刷システムという。)は,特定の電子メールを受信すると電子メールの本文や添付ファイルに基づいて特定のプリンターに対応した印刷データを生成するサーバーと,サーバーから印刷データを取得して印刷を実行するプリンターとを備えている。したがって印刷システムの利用者は,PC(Personal Computer),スマートフォン等のクライアント端末にプリンタードライバーがインストールされていない場合であっても,印刷システムに登録されているプリンターを利用することが可能になる。この印刷システムにおいては,印刷対象を受信するための電子メールアドレスをプリンターに割り当てることを含むプリンターの登録処理がサーバーにおいてなされると,当該電子メールアドレスを知っている任意のユーザーが当該プリンターを利用可能になる。このような印刷システムは,送信された情報が宛先において印刷されるという点においてファクシミリと似ている。実際、近年普及している、読み取った画像を電子メールで送信できる複合機からこのような印刷システムに画像を添付した電子メールを送信することも可能である。また、このような複合機を印刷システムにプリンターとして登録することも可能である。
特開2008−71257号公報
ところで上述の印刷システムでは、電子メールで印刷を依頼した依頼元に印刷の完了やエラーを通知することが望ましい。そこで、上述の印刷システムにおいて印刷依頼の電子メールに対して印刷の状態をプリンターに成り代わって印刷システムが電子メールで依頼元に通知すると仮定する。ここで、依頼元が画像の読み取り機能と読み取った画像を電子メールで送信する機能と印刷機能とを備えた複合機であって、プリンターとして印刷システムに登録されている場合、読み取った画像を添付した電子メールの印刷の状態を通知する電子メールは印刷システムによって送信されて印刷システムが受信し、その結果、依頼元である複合機によって印刷されることになる。しかし、このように印刷システムが複合機による印刷の状態をも依頼先のプリンターに通知すると、依頼先のプリンターで依頼元の複合機による印刷の状態が印刷されることになり、このような状態通知と印刷が交互に永遠に続くことになる。
本発明は,電子メールによってデータ処理を受け付ける電子メール処理システムにおいて,データ処理を無駄なく実行することを目的の1つとする。
(1)上記目的を達成するための電子メール処理システムは,予め決められたアドレスに送信された電子メールを受信する通信部と、前記受信した電子メールが別の電子メールに対する所定のデータ処理について何らかの対応が必要な第一状態を通知する第一種電子メールであるか、前記別の電子メールに対応する前記所定のデータ処理について何らかの対応が不要な第二状態を通知する第二種電子メールであるかを判定する判定部と、前記第一種電子メールであると判定された電子メールに基づく前記所定のデータ処理を実行し、前記第二種電子メールであると判定された電子メールに基づく前記所定のデータ処理を実行しない処理部と、を備える。
本発明によると、受信した電子メールの種別によってその電子メールに対応する所定のデータ処理が実行されるか否かが判定されるため、無駄なデータ処理の実行を防止することができる。
(2)上記目的を達成するための電子メール処理システムにおいて、前記所定のデータ処理の状態を示す識別情報を含み前記受信した電子メールの送信元を送信先として、前記所定のデータ処理の状態に応じて前記第一種電子メールおよび前記第二種電子メールのいずれかを生成するメール生成部をさらに備え、前記通信部は前記メール生成部が生成した前記第一種電子メールおよび前記第二種電子メールを送信してもよい。
この構成を採用することにより、受信した電子メールに対応するデータ処理の状態を依頼元に通知することができる。
(3)上記目的を達成するための電子メール処理システムにおいて、前記メール生成部は、前記第一種電子メール又は前記第二種電子メールであると判定された電子メールに対しては前記第一種電子メールおよび前記第二種電子メールを生成しなくともよい。
この構成を採用することにより、データ処理の状態を通知するための電子メールに対しては対応するデータ処理の状態を通知するための電子メールが送信されないため、電子メールの無駄な送受信を防止できる。
(4)上記目的を達成するための電子メール処理システムにおいて、前記処理部は、前記第一種電子メールおよび前記第二種電子メールでないと判定された電子メールに基づく前記所定のデータ処理を実行してもよい。
この構成を採用することにより、データ処理の状態を依頼元に通知するための電子メールでない電子メールに対してはデータ処理が実行される。
(5)上記目的を達成するための電子メール処理システムにおいて、前記第一状態は前記所定のデータ処理の失敗を含み、前記第二状態は前記所定のデータ処理の完了を含んでもよい。
この構成を採用することにより、データ処理の失敗は依頼元に通知され、データ処理の完了は依頼元に通知されなくなる。
(6)上記目的を達成するための電子メール処理システムにおいて、前記所定のデータ処理は、前記受信した電子メールに基づいて印刷データを生成し、前記アドレスに対応付けられたプリンターに前記印刷データを送信する処理であってもよい。
この構成を採用することにより、電子メールに対応するプリンターにおける印刷の状態が印刷の依頼元である電子メールの送信元に電子メールによって通知される。そして、印刷の依頼元がこの電子メール処理システムから印刷データを取得して印刷を実行するプリンターである場合には、依頼先のプリンターにおける印刷状態が印刷状態に応じて依頼元のプリンターにおいて印刷される。例えば、依頼先のプリンターにおいて印刷が失敗した場合には依頼元のプリンターによる印刷によってその失敗をユーザーに通知することが可能になる。
なお,請求項に記載された各部の機能は,構成自体で機能が特定されるハードウェア資源,プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源,又はそれらの組み合わせにより実現される。また,これら各部の機能は,各々が物理的に互いに一又は複数の独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されず、複数の機能が一のハードウェア資源で実現されてもよい。さらに,本発明は方法としても,上記した機能をサーバーおよびプリンターに実現させるコンピュータープログラムとしても,そのプログラムの記録媒体としても成立する。むろん,そのコンピュータープログラムの記録媒体は,磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし,今後開発されるいかなる記録媒体であってもよい。
電子メール処理システムを示すブロック図である。 (2A)はサーバーの構成を示すブロック図,(2B)は複合機の構成を示すブロック図である。 セットアップシーケンスを示すシーケンス図である。 ログインシーケンスを示すシーケンス図である。 印刷シーケンスを示すシーケンス図である。 印刷要否の判定手順を示すフローチャートである。 印刷依頼受付状態の通知の要否判定手順を示すフローチャートである。 印刷実行結果の通知の要否判定手順を示すフローチャートである。 印刷シーケンスを示すシーケンス図である。
以下,本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら説明する。尚,各図において対応する構成要素には同一の符号が付され,重複する説明は省略される。
1.構成
図1は本発明の一実施例としての印刷システムを示すブロック図である。印刷システムは,登録された複合機4,5に対応付けられた電子メールアドレスに電子メールを送信することによって電子メールの本文および添付ファイルを印刷できるクラウドコンピューティングシステムとして構成され,電子メール処理システム1と,複数の複合機4,5とで構成される。
電子メール処理システム1は,SMTPサーバー101,データ変換サービスアプリケーション(AP)サーバー102,データ変換サーバー103,XMPPサーバー104,プリンター通信APサーバー105,DBサーバー106,アカウント管理APサーバー107,HTTPサーバー108,コンテンツ管理APサーバー107,HTTPサーバー110とから構成される。
通信部としてのSMTPサーバー101は,登録された複合機4,5に割り当てられた電子メールアドレスおよび電子メール処理システム1に固有の電子メールアドレスにおいて電子メールを送受信する機能を有するサーバーである。
判定部としてのデータ変換サービスAPサーバー102は,SMTPサーバー101が受信する電子メールが印刷対象としての電子メールであるか印刷対象でない特定電子メールであるかを判定し,印刷対象としての電子メールから本文と添付ファイルを抽出し,データ変換サーバー103に本文のテキストファイルと添付ファイルを印刷対象として引き渡す機能を有するアプリケーションサーバーである。また、データ変換サービスAPサーバー102は,メール生成部としても機能し、印刷対象としての電子メールに対し、印刷状態などを返信する電子メールを生成し、SMTPサーバー101を介して送信する。
処理部としてのデータ変換サーバー103はデータ変換APサーバー102から印刷対象として取得したファイルを印刷データに変換する機能を有するサーバーである。
処理部としてのDBサーバー106は複合機4,5の各種の情報を管理するとともに印刷データを記憶するデータベースサーバーである。
処理部としてのXMPPサーバー104は複合機4,5とXMPPを用いて通信する機能を有するサーバーである。
処理部としてのプリンター通信APサーバー105は,XMPPサーバー104と他のサーバーとを中継するアプリケーションサーバーである。
アカウント管理APサーバー107はHTTPサーバー110と他のサーバーとを中継するアプリケーションサーバーである。
HTTPサーバー110はゲスト端末2,管理者端末3とHTTPを用いて通信する機能を有するサーバーである。
処理部としてのコンテンツ管理APサーバー107はHTTPサーバー108と他のサーバーとを中継するアプリケーションサーバーである。
処理部としてのHTTPサーバー108は複合機4,5とHTTPを用いて通信する機能を有するサーバーである。
SMTPサーバー101,データ変換サービスAPサーバー102,データ変換サーバー103,XMPPサーバー104,プリンター通信APサーバー105,DBサーバー106,アカウント管理APサーバー107,HTTPサーバー108,コンテンツ管理APサーバー107,HTTPサーバー110のそれぞれは,図2Aに示すように,CPU11とRAM12とROM13とハードディスク装置(HDD)14と外部インターフェース(I/F)15とそれらを接続する内部インターフェース(I/F)16とを備える。ROM13には起動プログラムが格納されている。HDD14にはオペレーティングシステム(OS)や上記した各機能を実現するためのコンピュータープログラムが格納されている。これらのプログラムは,RAM12にロードされCPU11によって実行される。外部I/F15は,他のサーバーや複合機4,5やゲスト端末2や管理者端末3等とインターネットを介して接続するためのインターフェースや周辺機器と接続するためのインターフェース等で構成されている。
複合機4,5のそれぞれは,図2Bに示すように,コントローラー41と外部I/F42とユーザーI/F46とプリンター43とスキャナー44とこれらを接続する内部I/F47とを備える。コントローラー41は,CPUや不揮発性メモリやRAMやASIC等からなり,不揮発性メモリに記憶されている印刷プログラムを実行することによってプリンター43の動作を制御するための処理を実行する。また,コントローラー41は,不揮発性メモリに記憶されているウェブサービスプログラムを実行することによって管理者端末3や電子メール処理システム1と通信して複合機4,5を電子メール処理システム1に登録したり,電子メール処理システム1から印刷データを取得したり、スキャナー44によって読み取られた画像データを電子メールに添付して送信するための処理を実行する。なお、複合機4,5は電子メール処理システム1に割り当てられた電子メールアドレスを用いて電子メールを送信するが、電子メールの閲覧機能を備えていないため、電子メールの受信は行わない。プリンター43はインクジェット方式,レーザー方式など周知の印刷方式で印刷を実行するためのアクチュエーターやセンサーや駆動回路や機械部品を備えている。スキャナー44は、周知の読み取り方式で光学的に原稿を読み取るためのリニアイメージセンサーやアクチュエーターや駆動回路や機械部品を備えている。外部I/F42は,電子メール処理システム1や管理者端末3とインターネットを介して接続するためのインターフェースを含む。ユーザーI/F46はディスプレイや操作キー等で構成された操作パネルである。
2−1.セットアップシーケンス
複合機4,5は電子メール処理システム1にプリンターとして登録されることによって,印刷システムに組み込まれ,電子メール処理システム1が印刷対象と判定した電子メールに応じて印刷を実行することが可能になる。図3は電子メール処理システム1に複合機4,5を登録するためのセットアップシーケンスを示す図である。本実施形態では,複合機4の所有者が所有するPC(Personal Computer)からなる管理者端末3を操作することによって複合機4を電子メール処理システム1に登録する例について説明する。
はじめに,ウェブブラウザ等を実行する管理者端末3が複合機4とHTTPを用いて通信することによって複合機4へセットアップ開始要求を送信する(S100)。
セットアップ開始要求を取得した複合機4は,登録処理を起動し,登録状態情報を管理者端末3にHTTPを用いて送信する(S102)。
登録状態情報を受信した管理者端末3は,受信した登録状態情報に基づいてセットアップステータスを画面表示する(S104)。
セットアップ開始要求に応じて登録状態情報を送信した複合機4は,複合機4に対応する登録要求として,複合機4の機種固有ID,複合機4のシリアル番号および既存情報の削除フラグを,登録要求に対応するHTTPサーバー108のURLにHTTPを用いて送信する(S106)。
登録要求をHTTPサーバー108において取得した電子メール処理システム1は,登録要求に基づいて複合機4を印刷システムの出力機器として電子メール処理システム1に登録する(S108)。
具体的には,HTTPサーバー108から登録要求のパラメーターを取得したアカウント管理APサーバー107が,複合機4の機種固有IDおよびシリアル番号に対応する内部ID,XMPPログインパスワード,管理ページのURL,管理ページパスワードおよび電子メールアドレスを,DBサーバー106に既に登録されている他のプリンターの登録情報を参照しながら複合機4に割り当てる。内部IDを複合機4の機種固有IDおよびシリアル番号に基づいて割り当てることによって機種毎に異なる体系でシリアル番号がプリンターに割り振られている場合であっても,確実にプリンターの機体毎に異なる内部IDを複合機4に割り当てることができる。管理ページは,DBサーバー106に記憶されているこれらの情報をHTTPを用いて編集するためのウェブページである。
そして,アカウント管理APサーバー107は,XMPPログインパスワード,管理ページのURL,管理ページパスワード,電子メールアドレスを,複合機4の機種固有IDおよびシリアル番号に対応する内部IDに対応付けてDBサーバー106に複合機4の登録情報として記憶させる。
さらに,アカウント管理APサーバー107は,複合機4に割り当てた電子メールアドレスをSMTPサーバー101に登録する。複合機4に割り当てた電子メールアドレスをSMTPサーバー101に登録することによって,複合機4を出力機器とする印刷依頼としての電子メールを電子メール処理システム1が受信することが可能になる。
またアカウント管理APサーバー107は,複合機4に割り当てた内部IDとXMPPログインパスワードとを対応付けてXMPPサーバー104に登録する。XMPPサーバー101が複合機4とXMPPを用いて通信するためのXMPP JIDは,"内部ID"@"XMPPサーバー104のXMPPドメイン名"となる。複合機4の内部IDとXMPPログインパスワードをXMPP接続情報としてXMPPサーバー104に登録することによって,複合機4と電子メール処理システム1とがXMPPを用いて通信することが可能になる。
複合機4を印刷システムの出力機器として電子メール処理システム1に登録したアカウント管理APサーバー107は,複合機4の登録結果情報を,登録要求の送信元である複合機4にHTTPサーバー108を介して送信する(S110)。登録結果情報には,複合機4に割り当てられた内部ID,XMPPログインパスワード,管理ページのURL,管理ページパスワード,電子メールアドレス,XMPPサーバー104のドメイン名および登録要求の受信の成否(成功/失敗)が含まれている。なお,負荷分散のために電子メール処理システム1にXMPPサーバーを複数設ける場合には,複合機4に割り当てられたXMPPサーバーのドメイン名を複合機4に通知する必要があるが,電子メール処理システム1に登録される全てのプリンターが通信するXMPPサーバーが共通である場合には,必ずしもXMPPサーバーのドメイン名を複合機4に通知する必要はない。
登録結果情報をHTTPサーバー108から取得した複合機4は,複合機4に割り当てられた内部ID,XMPPログインパスワード,管理ページのURL,管理ページパスワード、電子メールアドレスおよびXMPPサーバー104のドメイン名を不揮発性メモリに記憶するとともに,内部IDおよびXMPPドメイン名からXMPP JIDを生成し,XMPP JIDおよびXMPPログインパスワードをXMPP接続情報としてXMPPサーバー104に送信する(S112)。
XMPP JIDおよびXMPPログインパスワードを複合機4から取得したXMPPサーバー104は,複合機4とXMPP接続を確立し,XMPP接続結果(成功/失敗)を複合機4に送信する(S114)。このときXMPP接続に成功すると,複合機4とXMPPサーバー104とのXMPP接続は複合機4の電源が遮断されるまで継続する。
電子メール処理システム1とのXMPP接続が確立されると,複合機4はプリンター情報をHTTPサーバー108に送信する(S116)。プリンター情報は,複合機4に割り当てられた内部ID,通信仕様のバージョン,プリンターのメニュータイプ情報(仕向け情報),プリンターのサブメニュータイプ情報(仕向け情報)およびプリンターの言語情報を含み,プリンター情報に対応するHTTPサーバー108のURLにHTTPを用いて送信される。
複合機4からプリンター情報をHTTPサーバー108が受信すると,コンテンツ管理APサーバー107は,プリンター情報を内部IDと対応付けてDBサーバー106に記憶させるとともに,受信結果(成功/失敗)を送信元の複合機4に送信する(S118)。複合機4のプリンター情報は,複合機4とのXMPP接続が終了するまでDBサーバー106に記憶される。
プリンター情報の受信結果(成功)を受信した複合機4は登録結果通知ジョブ作成依頼をHTTPサーバー108に送信する(S122)。登録結果通知ジョブは,複合機4の電子メール処理システム1への登録内容を複合機4で印刷するための印刷ジョブである。具体的には内部IDが,登録結果通知ジョブ作成依頼として登録結果通知ジョブ作成依頼に対応するHTTPサーバー108のURLに送信される。
登録結果通知ジョブ作成依頼を受信したHTTPサーバー108は,受信結果(成功/失敗)を送信元の複合機4に送信する(S124)。
HTTPサーバー108から登録結果通知ジョブ作成依頼の受信結果(成功)を送信すると,電子メール処理システム1は登録レポートを複合機4が印刷するための登録結果通知ジョブを生成する(S126)。具体的には次の通りである。まずコンテンツ管理APサーバー107は,登録結果通知ジョブ作成依頼から複合機4の内部IDを取得し,取得した内部IDに関連づけて記憶されている管理ページのURL,管理ページパスワードおよび電子メールアドレス等,管理者端末3のユーザーに通知すべき情報と,内部IDに対応付けて記憶されている複合機4の機種固有IDとをDBサーバー106から取得してプリンター通信APサーバー105に引き渡す。続いてプリンター通信APサーバー105は,管理者端末3のユーザーに通知すべき情報を複合機4で登録レポートとして印刷するための印刷データの生成をデータ変換サービスAPサーバー102にジョブIDおよび機種IDと対応付けて依頼する。依頼を受けたデータ変換サービスAPサーバー102は,機種固有IDに対応した印刷データをデータ変換サーバー103に生成させる。続いてプリンター通信APサーバー105は,データ変換サーバー103から印刷データを取得して複合機4の印刷ジョブとして内部IDおよびジョブIDに関連づけてDBサーバー106に記憶させる。
登録結果通知ジョブを生成した電子メール処理システム1は,新規印刷ジョブの発生を登録要求の送信元の複合機4にXMPPを用いて通知する(S128)。具体的には,プリンター通信APサーバー105は,複合機4の新規印刷ジョブが発生したことを示す印刷待ち情報を複合機4にXMPPサーバー104を介して通知する。このとき,XMPPサーバー104はプリンター通信APサーバー105から取得した内部IDに基づいてXMPP通信の相手を複合機4に特定し,印刷待ち情報を複合機4にXMPPを用いて送信する。
印刷待ち情報を取得した複合機4は,受信結果(成功/失敗)をXMPPサーバー104にXMPPを用いて送信する(S138)。
続いて複合機4は,印刷データを取得するために必要な印刷ジョブ情報を電子メール処理システム1に要求する(S140)。具体的には,複合機4は印刷ジョブ情報の要求に対応するHTTPサーバー108のURLに複合機4の内部IDをHTTPを用いて送信する。
印刷ジョブ情報の要求を受けた電子メール処理システム1は,受信結果(成功/失敗)と,ジョブIDと,ジョブIDに対応するHTTPサーバー108のURLと,印刷データのページ記述言語の種類とを印刷ジョブ情報として複合機4に送信する(S142)。具体的には,コンテンツ管理APサーバー107は,印刷ジョブ情報の要求としてHTTPサーバー108が取得した内部IDを取得し,内部IDと関連づけて記憶されているジョブIDと印刷データと印刷データのページ記述言語とをDBサーバー106から取得してHTTPサーバー108に引き渡す。HTTPサーバー108は,ジョブIDに対応する印刷データの取得要求を受け付けるURLを生成し,受信結果(成功/失敗)と,ジョブIDと,印刷データの取得要求を受け付けるURLと,印刷データのページ記述言語の種類とを印刷ジョブ情報として複合機4にHTTPを用いて送信する。
印刷ジョブ情報を取得した複合機4は,複合機4がアイドル状態になるのを待ち,アイドル状態になると,印刷データを要求する(S146)。具体的には,プリンターは,印刷データの取得要求を受け付けるHTTPサーバー108のURLに印刷データの取得要求として複合機4の内部IDをHTTPを介して送信する。
印刷データを要求された電子メール処理システム1は,受信結果(成功/失敗)と,要求された印刷データとをHTTPを用いて複合機4に送信する(S148)。具体的には,HTTPサーバー108が,印刷データの要求を受け付けたURLに対応する印刷データと,受信結果とを複合機4にHTTPを用いて送信する。
印刷データを取得した複合機4は,印刷データに基づいて登録レポートの印刷を実行する(S150)。
印刷を終了した複合機4は,実行結果情報をHTTPサーバー108に送信する(S154)。具体的には,複合機4は,複合機4の内部ID,印刷を実行したジョブID,印刷ジョブの実行結果(成功/失敗),実行結果が生じた理由(正常,紙詰まり,インク切れなど)を,HTTPサーバー108の実行結果情報に対応するURLに送信する(S152)。
実行結果情報をHTTPサーバー108において取得した電子メール処理システム1は,実行結果情報に基づいて印刷ジョブを更新する(S156)。具体的には,HTTPサーバー108は実行結果情報の受信結果(成功/失敗)を複合機4に送信し,コンテンツ管理APサーバー107は,HTTPサーバー108が受信した実行結果情報に基づいて,ジョブIDに対応する印刷データをDBサーバー106から削除する。
上述したセットアップシーケンスの実行中,セットアップ開始要求を送信した管理者端末3は定期的にセットアップステータスを複合機4に要求する(S130)。具体的には,セットアップステータスの要求に対応する複合機4のURLにセットアップのステータスの要求を送信する。
セットアップステータスの要求を受け付けた複合機4は,登録状態情報を管理者端末3にHTTPを用いて送信する(S132)。登録状態情報は,セットアップ開始要求を取得した直後に複合機4がS102で管理者端末3に送信する内容と同じである。
登録状態情報を受信した管理者端末3は,S104と同様に,受信した登録状態情報に基づいて登録状態を画面表示する(S134)。電子メール処理システム1への複合機4の登録が完了している段階では,例えば,管理ページのURL,管理ページパスワード,電子メールアドレス等が管理者端末3の画面に表示される。
2−2.ログインシーケンス
図4はログインシーケンスを示す図である。ログインシーケンスは,セットアップシーケンス終了後にユーザーが複合機4の電源ボタンを押して電源を遮断した後に再び電源ボタンを押して電源を投入すると開始する。ログインシーケンスにおいて,複合機4は各部の初期化処理を行うともに,電子メール処理システム1とのXMPP接続を確立し,印刷ジョブの確認を行う。
具体的にはセットアップシーケンスのS112と同様に,複合機4はXMPP接続情報をXMPPサーバー104に送信する(S200)。XMPP接続情報を取得したXMPPサーバー104は,S114と同様にXMPP接続を確立する(S202)。
電子メール処理システム1とのXMPP接続を確立した複合機4は,セットアップシーケンスのS116と同様にHTTPを用いてプリンター情報を電子メール処理システム1に送信する(S206)。すなわちプリンター情報の送信は,電子メール処理システム1との間でXMPP接続が確立される度に実施される。プリンター情報を取得したサーバーは,S118と同様にHTTPを用いて受信結果を複合機4に送信するとともにプリンター情報をXMPP接続終了まで記憶する(S208)。
プリンター情報を電子メール処理システム1に送信した複合機4は,セットアップシーケンスのS140と同様にHTTPを用いて印刷ジョブ情報を電子メール処理システム1に要求する(S212)。印刷ジョブ情報の要求を取得した電子メール処理システム1は,S142と同様に印刷ジョブ情報をHTTPを用いて複合機4に送信する(S214)。印刷ジョブ情報を取得した複合機4は印刷ジョブがあれば印刷データを要求して印刷を実行する。このように電源投入後に複合機4が自動的に印刷ジョブ情報を取得することによって,電源遮断中に電子メール処理システム1において生成された印刷ジョブを電源投入直後に複合機4が実行することが可能になる。
2−3.印刷シーケンス
図5は印刷シーケンスを示す図である。印刷シーケンスは,電子メール処理システム1に登録されたプリンターに割り当てられた電子メールアドレス宛に任意の端末から電子メールを送信することによって開始する(S300)。電子メール処理システム1は,後述するように,受信した電子メールの本文と添付ファイルとを印刷対象として処理する。プリンター毎に異なる印刷依頼の宛先電子メールアドレスは,既に述べたとおり,セットアップシーケンスにおいて管理者端末3に画面表示されたり登録されたプリンターによって印刷されたりする。したがって,管理者端末3を用いて複合機4を電子メール処理システム1に登録した管理ユーザーと、管理ユーザーから電子メールアドレスを通知されたゲストユーザーとが、複合機4に対する印刷依頼をインターネットに接続された任意の端末を用いて電子メール処理システム1に送信することができる。以下の説明では,複合機4に対応する電子メールアドレスに印刷依頼としての電子メールが送信されたものとする。尚、複合機4は電子メール処理システム1から割り当てられ、S110において通知された登録結果情報に含まれた電子メールアドレスを用いて電子メールを送信することが可能である。
電子メールを受信すると,電子メール処理システム1は電子メールのヘッダーと本文を解析し,受信した電子メールが印刷対象の電子メールであるか、印刷対象でない電子メールであるかを判定する(S304)。すなわち、メールヘッダーと本文に基づいて印刷の要否が判定される。具体的には,登録されている電子メールアドレス宛の電子メールをSMTPサーバー101が受信すると,データ変換サービスAPサーバー102は,送信先情報としての"TO"と"CC"と"FROM"をメールヘッダーから取得するとともに本文中の特定の文字列や記号で指定された範囲の文字列を取得する。TO、CCおよびFROMは,電子メールを生成するMUA(Mail User Agent)によって電子メールのヘッダーにBCC(Blind Carbon Copy)とともに記述される。電子メールが電子メール処理システム1によって生成された物である場合には、後述するように本文中の特定範囲に電子メールの種別を特定可能な識別情報が記述される。
図6は印刷要否の判定処理の手順を示すフローチャートである。まず、データ変換サービスAPサーバー102は,メールヘッダーから取得したFROMに基づいて電子メールの送信元が電子メール処理システム1自身であるか否かを判定する(S41)。印刷依頼として電子メール処理システム1が受信する電子メールの送信元が電子メール処理システム1自身であることは、判定対象の電子メールが電子メール処理システム1によるデータ処理の状態を通知する電子メールであることを意味する。具体的には、電子メール処理システム1に固有の電子メールアドレス、例えばFROMが、プリンターに割り当てられることが予定されていない予め決められたアドレスである場合に電子メールの送信元が電子メール処理システム1自身であると判定される。
電子メールの送信元が電子メール処理システム1自身である場合、データ変換サービスAPサーバー102は,予め決められた文字列等で始点と終点を規定される本文の所定範囲から取得した文字列に基づいて、当該電子メールが印刷受付完了または印刷完了を通知する電子メールであるか否かを判定し(S42)、印刷受付完了または印刷完了を通知する電子メール(第二種電子メール)でない場合、すなわち印刷受付失敗または印刷失敗を通知する電子メール(第一種電子メール)である場合には印刷対象の電子メールとし(S43)、印刷受付完了または印刷完了を通知する電子メールである場合には印刷対象でない電子メールとして破棄する(S45)。
電子メールの送信元が電子メール処理システム1自身でない場合、データ変換サービスAPサーバー102は,登録されたプリンターに割り当てられた電子メールアドレス以外のアドレスが電子メールのヘッダーから取得したTOまたはCCに含まれているか否かを判定し(S44)、含まれていない場合には印刷対象の電子メールとし(S43)、含まれている場合には、登録されたプリンターに割り当てられた電子メールアドレス以外の電子メールアドレスが含まれているか否かを判定し(S44.1)、含まれていない場合には印刷対象の電子メールとし、含まれている場合には印刷対象でない特定電子メールであるとして破棄する(S45)。登録されたプリンターに割り当てられた電子メールアドレスがTOおよびCCの両方に含まれていないにも関わらず、登録されたプリンターに割り当てられた電子メールアドレスにおいて電子メールをSMTPサーバー101が受信する場合は、その電子メールは、登録されたプリンターに割り当てられた電子メールアドレスが送信時にBCCに設定されたものである。一方、登録されたプリンターに割り当てられた電子メールアドレスアドレス以外のアドレスがTOまたはCCに設定されて電子メールが送信された場合には、その電子メールは印刷対象とならずに破棄される。
次に,電子メール処理システム1は,印刷対象と判定された電子メールに基づいて印刷ジョブを生成する(S306)。まずプリンター通信APサーバー105は,電子メールの本文と添付ファイルとを印刷対象としてファイル毎に内部IDおよびジョブIDを割り当てる。内部IDは電子メールアドレスから特定される。次にプリンター通信APサーバー105は,印刷対象を内部IDおよびジョブIDとともにデータ変換サーバー103に引き渡し,機種と印刷設定に応じた印刷データを印刷対象に基づいて生成させる。そしてプリンター通信APサーバー105は複合機4の内部IDおよびジョブIDと関連づけることによって印刷データを複合機4の印刷ジョブとしてDBサーバー106に記憶させる。
次に,電子メール処理システム1は印刷待ち情報を印刷実行要求の依頼先である複合機4にXMPPを用いて送信する(S308)。具体的には,プリンター通信APサーバー105は,セットアップシーケンスのS128と同様に,印刷待ち情報を複合機4にXMPPを用いて通知する。このように印刷依頼を受信してから印刷待ち情報を複合機4に送信するまでの処理は,印刷待ち情報をXMPPを用いて送信するため,電子メール処理システム1が自律的に実行することができ,複合機4からのポーリングを必要としない。このため,印刷ジョブの生成を即座に複合機4に通知することができ,また,最小限の通信量で印刷ジョブの生成を複合機4に通知することができる。
印刷待ち情報を取得した複合機4は,セットアップシーケンスのS138と同様に,状態情報としての受信結果(成功/失敗)をXMPPサーバー104にXMPPを用いて送信する(S309)。
印刷待ち情報の受信結果を複合機4からXMPPサーバー104を介して受信したデータ変換サービスAPサーバー102は,印刷依頼の受付状態を示す識別情報を本文に含み、宛先を印刷依頼の送信元とする電子メール(第一種電子メールおよび第二種電子メール)の送信要否を判定する(S310)。
図7は印刷依頼の受付状態を通知する電子メールの送信要否判定と送信の手順を示すフローチャートである。データ変換サービスAPサーバー102は,メールヘッダーから取得したFROMに基づいて電子メールの送信元が電子メール処理システム1自身であるか否かを判定する(S11)。電子メールの送信元が電子メール処理システム1自身である場合、受付状態を示す電子メールの送信は不要とされる(S13)。電子メール処理システム1が送信する電子メールBは、任意の電子メールAに対して受付完了、印刷完了、印刷失敗等のデータ処理状態を電子メールAの送信者に対して通知するための電子メールであるところ、このような電子メールBを電子メール処理システム1自身が受信するということは、電子メールAを送信した端末自体が電子メール処理システム1にプリンターとして登録されていることを意味する。具体的には、電子メールAが、電子メール処理システム1から電子メールアドレスを割り当てられた複合機5から送信されている場合である。そして、電子メールBが印刷対象と判定されているということは、電子メールBは電子メールAの印刷受付失敗または印刷失敗を通知する第一種電子メールだということである。このような場合に印刷依頼の印刷受付失敗または印刷失敗を通知する電子メールを依頼元に送信すると、送信された電子メールは再び電子メール処理システム1がプリンターへの印刷依頼として受信することとなる。電子メールの送信元が電子メール処理システム1自身である場合に、印刷依頼の受け付け状態を示す電子メールを送信しないのは、このような無用な送受信の連鎖を防ぐためである。
電子メールの送信元が電子メール処理システム1自身でない場合、データ変換サービスAPサーバー102は,受付状態を示す電子メールの送信が必要とされる(S12)。
受付状態を示す電子メールの送信が必要と判定された場合、データ変換サービスAPサーバー102は,印刷待ち情報の受信結果に応じて受付成功または受付失敗を識別可能な情報を本文に含み、宛先を印刷依頼の送信元とする電子メールを送信する(S311)。具体的には、印刷待ち情報の受信結果が成功である場合には、印刷を依頼されている複合機4の電源がオンになって電子メール処理システム1と複合機4との通信が確立されている。したがって、印刷待ち情報の受信結果が成功である場合には、印刷依頼の受け付けが完了したことを通知する電子メール(第二種電子メール)が送信される。この場合、第二種電子メールの受信者は何らかの対応を取る必要がない。一方、印刷待ち情報の受信結果が失敗である場合には、印刷を依頼されている複合機4の電源がオフになっているなどの理由で電子メール処理システム1と複合機4との通信が確立されていない状態にある。したがって、印刷待ち情報の受信結果が失敗である場合には、印刷依頼の受け付けが失敗したことを通知する電子メール(第一種電子メール)が送信される。この場合、第一種電子メールの受信者は複合機4の電源をオンにするなどの何らかの対応を取る必要がある。印刷依頼の受付完了または受付失敗の状態は、電子メールの本文中の特定範囲に予め決められた文字列を記述することによって通知される。このような文字列は人間がそれらの状態を理解するための案内情報と、コンピューターがそれらの状態を特定するための識別情報とを含む。案内情報は、例えば"印刷依頼が受け付けられました"というように人間が読んで理解できる情報である。識別情報は、例えば受付完了は"01"、受付失敗は"02""というようにコンピューターでの識別処理に最適化された情報であって、特定の記号や文字列によってその範囲が規定される。
印刷待ち情報の受信結果(成功)を送信した複合機4は、S140と同様に,印刷データを取得するために必要な印刷ジョブ情報を電子メール処理システム1にHTTPを用いて要求する(S312)。具体的には複合機4は印刷ジョブ情報の要求に対応するHTTPサーバー108のURLに複合機4の内部IDをHTTPを用いて送信する。
印刷ジョブ情報の要求を受けた電子メール処理システム1は,S142と同様に,受信結果(成功/失敗)と,ジョブIDと,ジョブIDに対応するHTTPサーバー108のURLと,印刷ジョブのページ記述言語の種類とを印刷ジョブ情報として複合機4にHTTPを用いて送信する(S314)。
印刷ジョブ情報を取得した複合機4は,S146と同様に,複合機4がアイドル状態になるのを待ち,アイドル状態になると,印刷データの取得要求を受け付けるURLをHTTPサーバー108に送信することによって印刷データの送信を要求する(S316)。
印刷ジョブの送信を要求されたHTTPサーバー108は,S148と同様に,受信結果(成功/失敗)と印刷データの取得要求を受け付けたURLに対応付けられた印刷データとをHTTPを用いて複合機4に送信する(S318)。
印刷データを取得した複合機4は,S150と同様に,印刷データに基づいて印刷を実行する(S320)。
印刷を終了した複合機4は,S154と同様に,印刷ジョブの実行結果情報をHTTPサーバー108に状態情報として送信する(S322)。
実行結果情報をHTTPサーバー108において取得した電子メール処理システム1は,S156と同様に実行結果情報に基づいて印刷ジョブを更新する(S324)。
続いて,電子メール処理システム1は印刷依頼の送信元を宛先とし、印刷依頼の実行結果(完了/失敗)を示す識別情報を本文に含む電子メールの送信要否を判定する(S326)。
図8は印刷依頼の実行結果を通知する電子メールの送信要否の判定手順を示すフローチャートである。データ変換サービスAPサーバー102は,メールヘッダーから取得したFROMに基づいて電子メールの送信元が電子メール処理システム1自身であるか否かを判定する(S61)。電子メールの送信元が電子メール処理システム1自身でない場合、印刷依頼の実行結果を通知する電子メールは送信要とされる(S64)。電子メールの送信元が電子メール処理システム1自身である場合、印刷依頼の実行結果を通知する電子メールは送信不要とされる(S63)。既に述べたとおり、電子メール処理システム1が送信する電子メールBは、任意の電子メールAに対して受付完了、印刷完了、印刷失敗等のデータ処理状態を電子メールAの送信者に対して通知するための電子メールであるところ、このような電子メールBを電子メール処理システム1自身が受信するということは、電子メールAを送信した装置自体が電子メール処理システム1にプリンターとして登録されていることを意味する。このような場合に印刷依頼の実行結果を示す電子メールを依頼元に送信すると、送信された電子メールは再び電子メール処理システム1がプリンターへの印刷依頼として受信することとなる。電子メールの送信元が電子メール処理システム1自身である場合に、印刷依頼の実行結果を示す電子メールを送信しないのは、このような無用な送受信の連鎖を防ぐためである。
印刷依頼の実行結果を通知する電子メールの送信が必要と判定された場合、データ変換サービスAPサーバー102は、印刷実行結果情報に応じて印刷完了または印刷失敗を示す識別情報を本文に含み印刷依頼の送信元を宛先とする電子メールを送信する(S328)。このとき送信される電子メールのうち電子メールの受信者が用紙をセットするなどの何らかの対応を取る必要がある印刷失敗(第一状態)を通知する電子メールは第一種電子メールに対応し、電子メールの受信者が何らかの対応を取る必要がない印刷完了(第二状態)を通知する電子メールは第二種電子メールに対応する。
印刷依頼の電子メールに対する電子メール処理システム1によるデータ処理は以上をもって一応完結する。ただし、印刷依頼の電子メールが電子メール処理システム1にプリンターとして登録されている複合機5から送信され、印刷依頼の受付または印刷が失敗になった場合、上述したS311またはS328の処理が実行される結果、受付失敗または印刷失敗を示す識別情報を本文に含む電子メール(第一種電子メール)を電子メール処理システム1自身が印刷依頼として受信することになる。
そこで次に、このような第一種電子メールを電子メール処理システム1自身が印刷依頼として受信した場合の動作について図9を参照しながら説明する。
受付失敗または印刷失敗を示す識別情報を本文に含む電子メールを電子メール処理システム1自身が印刷依頼として受信すると(S301)、印刷の要否判定処理(S304)において印刷対象の電子メールであると判定され(S43)、印刷ジョブが生成され(S306)、受付失敗または印刷失敗を示す案内情報と識別情報とを本文に含む電子メールの本文全体が複合機5によって印刷される(S320)。その結果、複合機4に印刷させるために電子メールを送信した複合機5のユーザーは、複合機4によって印刷が実行されないことを知ることができる。
一方、電子メールの送信元が電子メール処理システム1自身であるため、印刷依頼の受付状態と印刷実行結果を通知する電子メールの送信要否判定処理(S310、S326)においては受付状態を示す電子メールの送信は不要とされる。したがって、印刷依頼の受付が失敗であっても、印刷の実行が失敗であっても、複合機4によって再びこれらの通知が印刷されることはない。
以上説明したように、電子メール処理システム1は,電子メール処理システム1に登録されたプリンターに印刷を実行させるための電子メールを受信し、受信した電子メールに基づいて対応するプリンターに印刷を実行させるとともに、印刷依頼の受付と印刷実行の状態を電子メールで返信する。ただし、電子メール処理システム1が受信した電子メールが、先に受信した電子メールに応じて印刷依頼の受付と印刷実行の状態を通知する電子メールである場合には、印刷の受付と実行の状態を通知する電子メールを再び返信することはない。そして、電子メール処理システム1が送信した印刷依頼の受付と印刷実行の状態を通知する電子メールを電子メール処理システム1自身が受信した場合であっても、受信した電子メールが印刷依頼の受付失敗または印刷実行の失敗である場合には、印刷対象となる。したがって、プリンターとして電子メール処理システム1に登録された複合機5から電子メールを送信して離れた場所にある複合機4に印刷を実行させようとしたときに印刷が実行されない場合には、印刷依頼の受付失敗または印刷実行の失敗の情報が複合機5によって印刷される。このため、たとえ複合機5に電子メールを受信する機能や、受信した電子メールを閲覧する機能が備わっていないとしても、複合機5で読み取った画像を複合機4に印刷させようとしたユーザーは、複合機4において印刷が実行されないことを知ることができる。
3.他の実施形態
尚,本発明の技術的範囲は,上述した実施例に限定されるものではなく,本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば上記実施例では,複合機4は電子メール処理システム1から印刷待ち情報を受信すると自動的に印刷ジョブを実行する例を示したが,例えば印刷待ち情報を受信した複合機4のユーザーI/F46に印刷ジョブの存在を示す情報を表示させ,ユーザーによる印刷ジョブの実行指示を待って複合機4が印刷ジョブを実行してもよい。
また、S42では、本文の内容に基づいて判断を行っていたが、これに限られず、電子メールのタイトルに基づいて判断を行ってもよいし、S311やS328において、通知する状態に応じて使用する送信元電子メールアドレスを異ならせる場合には、送信元電子メールアドレスに基づいて判断を行ってもよい。
また上記実施例では,電子メール処理システム1が物理的に独立した複数のサーバーコンピューターによって構成される例を説明したが,電子メール処理システム1の機能を単一のサーバーコンピューターで実現することも可能である。
また上記実施例では、複合機4,5が電子メールを送信する機能を備えているとして説明したが、複合機4,5が電子メール処理システム1または他のサーバーとXMPPやHTTPを用いて通信することにより電子メール処理システム1または他のサーバーに、電子メール処理システム1に登録されたプリンターに対応する電子メールアドレスを宛先とする電子メールを送信させてもよい。また、通信方式は、上述したものに限られず他の通信方式を用いてもよい。例えば、XMPPに代えてWeb Socketなどの他のプッシュ式通信を用いてもよい。
また上記実施例では、電子メール処理システム自身からの電子メールであるか否かの判断を行っていたが、他のシステムからの電子メールについても印刷要否や状態の通知要否を判断してもよい。この場合、どのシステムからの電子メールについて、どの位置を見て判断を行い、その位置がどうなっていれば第1状態であり、どうなっていれば第2状態であるかについての情報を電子メール処理システムは記憶しておくべきである。そして、電子メール処理システムはこの情報に基づいて判断を行う。また、印刷要否の判断や状態の通知要否の判断を行う対象のシステムは、印刷要否と状態の通知要否とで共通している必要がある。
1…電子メール処理システム,2…ゲスト端末,3…管理者端末,4…複合機5…プリンター,11…CPU,12…RAM,13…ROM,14…HDD,15…外部I/F,16…内部I/F,41…コントローラー,42…外部I/F,43…印刷エンジン,46…ユーザーI/F,101…SMTPサーバー,102…データ変換サービスAPサーバー,103…データ変換サーバー,104…XMPPサーバー,105…プリンター通信APサーバー,106…DBサーバー,107…アカウント管理APサーバー,108…HTTPサーバー,109…コンテンツ管理APサーバー,110…HTTPサーバー

Claims (7)

  1. 予め決められたアドレスに送信された電子メールを受信する通信部と、
    前記受信した電子メールが別の電子メールに対する所定のデータ処理について何らかの対応が必要な第一状態を通知する第一種電子メールであるか、前記別の電子メールに対応する前記所定のデータ処理について何らかの対応が不要な第二状態を通知する第二種電子メールであるかを判定する判定部と、
    前記第一種電子メールであると判定された電子メールに基づく前記所定のデータ処理を実行し、前記第二種電子メールであると判定された電子メールに基づく前記所定のデータ処理を実行しない処理部と、
    を備える電子メール処理システム。
  2. 前記所定のデータ処理の状態を示す識別情報を含み前記受信した電子メールの送信元を送信先として、前記所定のデータ処理の状態に応じて前記第一種電子メールおよび前記第二種電子メールのいずれかを生成するメール生成部をさらに備え、
    前記通信部は前記メール生成部が生成した前記第一種電子メールおよび前記第二種電子メールを送信する、
    請求項1に記載の電子メール処理システム。
  3. 前記メール生成部は、前記第一種電子メール又は前記第二種電子メールであると判定された電子メールに対しては前記第一種電子メールおよび前記第二種電子メールを生成しない、
    請求項2に記載の電子メール処理システム。
  4. 前記処理部は、前記第一種電子メールおよび前記第二種電子メールでないと判定された電子メールに基づく前記所定のデータ処理を実行する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の電子メール処理システム。
  5. 前記第一状態は前記所定のデータ処理の失敗を含み、前記第二状態は前記所定のデータ処理の完了を含む、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の電子メール処理システム。
  6. 前記所定のデータ処理は、前記受信した電子メールに基づいて印刷データを生成し、前記アドレスに対応付けられたプリンターに前記印刷データを送信する処理である、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の電子メール処理システム。
  7. 予め決められたアドレスに送信された電子メールを受信し、
    前記受信した電子メールが別の電子メールに対する所定のデータ処理について何らかの対応が必要な第一状態を通知する第一種電子メールであるか、前記別の電子メールに対応する前記所定のデータ処理について何らかの対応が不要な第二状態を通知する第二種電子メールであるかを判定し、
    前記第一種電子メールであると判定された電子メールに基づく前記所定のデータ処理を実行し、前記第二種電子メールであると判定された電子メールに基づく前記所定のデータ処理を実行しない、
    ことを含む電子メール処理方法。
JP2012118315A 2012-05-24 2012-05-24 電子メール処理システムおよび電子メール処理方法 Active JP5928156B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012118315A JP5928156B2 (ja) 2012-05-24 2012-05-24 電子メール処理システムおよび電子メール処理方法
US13/897,884 US20130318181A1 (en) 2012-05-24 2013-05-20 Email processing system and email processing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012118315A JP5928156B2 (ja) 2012-05-24 2012-05-24 電子メール処理システムおよび電子メール処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013246543A JP2013246543A (ja) 2013-12-09
JP5928156B2 true JP5928156B2 (ja) 2016-06-01

Family

ID=49622449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012118315A Active JP5928156B2 (ja) 2012-05-24 2012-05-24 電子メール処理システムおよび電子メール処理方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20130318181A1 (ja)
JP (1) JP5928156B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10171687B2 (en) 2016-10-28 2019-01-01 Microsoft Technology Licensing, Llc Providing content and attachment printing for communication
JP6896402B2 (ja) * 2016-11-25 2021-06-30 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000069077A (ja) * 1998-08-21 2000-03-03 Canon Inc リモート印刷制御装置、リモート印刷制御方法、リモート印刷制御システム、及び記憶媒体
JP2000330753A (ja) * 1999-05-21 2000-11-30 Seiko Epson Corp プリンタ、プリンタの制御方法およびプリントシステム
JP2003140864A (ja) * 2001-10-30 2003-05-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 印刷指示システム
US7586637B2 (en) * 2004-06-28 2009-09-08 Infoprint Solutions Company, Llc Power management in a printer system
JP2006139377A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Canon Inc 電子メール印刷機能付き画像形成装置及び画像形成方法ならびに画像形成方法を実行するプログラム
JP2006202032A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Fuji Xerox Co Ltd 電子メール印刷装置およびシステムおよび確認通知方法およびプログラム
JP2007328382A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Ricoh Co Ltd データ処理装置、データ処理方法、データ処理プログラム及び記録媒体
JP4194621B2 (ja) * 2006-09-15 2008-12-10 キヤノン株式会社 印刷システム、情報処理装置、メール処理方法、プログラム、記憶媒体
KR101324183B1 (ko) * 2008-09-08 2013-11-06 삼성전자주식회사 첨부파일 인쇄방법, 이를 적용한 화상형성장치 및 화상형성시스템
JP6027757B2 (ja) * 2012-03-29 2016-11-16 キヤノン株式会社 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2013206386A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Canon Inc 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2013250785A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Canon Inc 印刷システム、印刷サーバ、制御方法およびコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20130318181A1 (en) 2013-11-28
JP2013246543A (ja) 2013-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5703791B2 (ja) 印刷システムおよびプリンター
EP2479660B1 (en) Print control server, print controlling method, and print control program
JP5810761B2 (ja) 処理制御サーバーおよび処理制御方法
JP2012168759A (ja) 印刷制御サーバーおよび印刷制御方法
JP2012155575A (ja) 印刷制御サーバーおよび印刷システム
JP2010191631A (ja) 画像形成装置
JP6197432B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法、プログラム、及び記録媒体
JP5839102B2 (ja) 印刷システムおよびプリンター
JP6011043B2 (ja) 電子メール処理システムおよび電子メール処理方法
JP2015133614A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP5928156B2 (ja) 電子メール処理システムおよび電子メール処理方法
JP2010108439A (ja) データ処理装置、方法、プログラム、並びに、データ処理システム
JP5732867B2 (ja) 印刷制御サーバー,印刷制御方法および印刷制御プログラム
JP6500542B2 (ja) 画像形成装置、プログラム及び画像形成システム
JP2007042099A (ja) 課金データ保持方法、課金データ回復方法、課金データ回復システム、画像処理装置アクティビティデータ保持方法、課金データ保持システム
JP5900574B2 (ja) 印刷制御サーバー,印刷制御方法および印刷制御プログラム
JP2011186527A (ja) 画像管理装置、画像形成装置、画像管理システムの制御方法、制御プログラム及び記録媒体
JP5732874B2 (ja) 印刷制御サーバー,印刷制御方法および印刷制御プログラム
JP6036966B2 (ja) 印刷システムおよびプリンター
JP6477929B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2017062811A (ja) 印刷システムおよびプリンター
JP5439433B2 (ja) 画像形成装置
JP2018128898A (ja) 端末、認証関連情報の回復方法
JP2016040717A (ja) システムおよび処理端末
JP2012155576A (ja) プリンター

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150107

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5928156

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150