JPH11110174A - プリンタシステム - Google Patents
プリンタシステムInfo
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- JPH11110174A JPH11110174A JP9289075A JP28907597A JPH11110174A JP H11110174 A JPH11110174 A JP H11110174A JP 9289075 A JP9289075 A JP 9289075A JP 28907597 A JP28907597 A JP 28907597A JP H11110174 A JPH11110174 A JP H11110174A
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリント枚数が多い場合や、他の印刷指示と
重複する場合でも、プリント指定した使用者に予測され
るプリント終了時刻を提示するプリントシステムを提供
する。 【解決手段】プリンタ3に、時刻管理と時間計測が可能
な計時部26と、記憶部に格納された画像情報のプリン
ト出力にかかる予測時間を演算する出力時間演算処理部
22とを備え、コンピュータ1からプリント開始の時刻
が指定されると、その開始時刻と大容量記憶装置28に
格納された画像情報から出力時間演算処理部22でプリ
ント終了時刻を演算することが可能になるので、使用者
は終了予測時刻を知ることができ、使用者の業務のスケ
ジュールに合わせてプリント出力結果を引き取りに行く
ことができ、プリンタ3にプリント出力結果を引き取り
に行って待たされることが無くなる。
重複する場合でも、プリント指定した使用者に予測され
るプリント終了時刻を提示するプリントシステムを提供
する。 【解決手段】プリンタ3に、時刻管理と時間計測が可能
な計時部26と、記憶部に格納された画像情報のプリン
ト出力にかかる予測時間を演算する出力時間演算処理部
22とを備え、コンピュータ1からプリント開始の時刻
が指定されると、その開始時刻と大容量記憶装置28に
格納された画像情報から出力時間演算処理部22でプリ
ント終了時刻を演算することが可能になるので、使用者
は終了予測時刻を知ることができ、使用者の業務のスケ
ジュールに合わせてプリント出力結果を引き取りに行く
ことができ、プリンタ3にプリント出力結果を引き取り
に行って待たされることが無くなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタやファク
シミリ等の画像情報の出力が可能なプリンタシステムに
関し、特に、複数のコンピュータ等の制御手段に接続さ
れて、多数の印刷指示の受け付けが可能なプリンタシス
テムに関する。
シミリ等の画像情報の出力が可能なプリンタシステムに
関し、特に、複数のコンピュータ等の制御手段に接続さ
れて、多数の印刷指示の受け付けが可能なプリンタシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタシステムでは、ネットワ
ーク環境の中でスペースと装備の効率使用のためにプリ
ント装置をネットワークに繋ぎ、プリンタサーバで制御
して、プリント装置を共有してプリンタシステムとして
使用されるものが多く、そのようなプリンタシステムで
は、プリント装置やプリントサーバに設置された大容量
の記憶装置にプリント待ちの画像情報を持たせられるの
でプリント装置の使用効率が上がるようになっている。
例えば、制御装置からの印刷指示をプリント装置で受け
付けて、プリント装置内部の記憶部にその画像情報の格
納が終わると、すぐにそのプリント装置でプリント出力
を開始する。又、そのプリント出力中に次の印刷指示を
受け付けた場合には、その次の印刷指示の画像情報をプ
リント装置内部の記憶部に格納して、前のプリント出力
の終了後に順次プリント出力するようにしている。その
ような従来のプリントシステムにおいて、プリント装置
側ではネットワークに接続された複数のパーソナルコン
ピュータ等の制御装置からの印刷指示を大量に受け付け
ることはできるものの、印刷指示を行った制御装置側で
は指示したプリントがいつ頃になれば開始され、いつ頃
になれば終了するのでプリント結果を何時ごろ引き取り
に行けばよいのかが不明であった。この為、プリンタシ
ステムの使用者は、印刷指示によりプリント結果ができ
ているものと予測してプリンタ装置に引き取りに行って
も、プリント結果がまだできていないという事態が頻繁
に発生していた。ところで、近年になり、上記のプリン
ト開始時が不明であるという不具合を解消するために、
プリントの開始時刻を制御装置側から予約指定が可能
で、制御装置側で予約したプリント開始の指定時刻の表
示が可能なプリンタシステムが知られるようになった。
ーク環境の中でスペースと装備の効率使用のためにプリ
ント装置をネットワークに繋ぎ、プリンタサーバで制御
して、プリント装置を共有してプリンタシステムとして
使用されるものが多く、そのようなプリンタシステムで
は、プリント装置やプリントサーバに設置された大容量
の記憶装置にプリント待ちの画像情報を持たせられるの
でプリント装置の使用効率が上がるようになっている。
例えば、制御装置からの印刷指示をプリント装置で受け
付けて、プリント装置内部の記憶部にその画像情報の格
納が終わると、すぐにそのプリント装置でプリント出力
を開始する。又、そのプリント出力中に次の印刷指示を
受け付けた場合には、その次の印刷指示の画像情報をプ
リント装置内部の記憶部に格納して、前のプリント出力
の終了後に順次プリント出力するようにしている。その
ような従来のプリントシステムにおいて、プリント装置
側ではネットワークに接続された複数のパーソナルコン
ピュータ等の制御装置からの印刷指示を大量に受け付け
ることはできるものの、印刷指示を行った制御装置側で
は指示したプリントがいつ頃になれば開始され、いつ頃
になれば終了するのでプリント結果を何時ごろ引き取り
に行けばよいのかが不明であった。この為、プリンタシ
ステムの使用者は、印刷指示によりプリント結果ができ
ているものと予測してプリンタ装置に引き取りに行って
も、プリント結果がまだできていないという事態が頻繁
に発生していた。ところで、近年になり、上記のプリン
ト開始時が不明であるという不具合を解消するために、
プリントの開始時刻を制御装置側から予約指定が可能
で、制御装置側で予約したプリント開始の指定時刻の表
示が可能なプリンタシステムが知られるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな予約指定可能なプリンタシステムを使用したとして
も、自分の出力枚数が多い場合には、プリント出力の終
了時刻がわからず、プリント結果の引き取り時刻の予測
が立てにくくなる。又、複数の印刷指示の開始時刻が重
複した場合や、先発の印刷指示の実行時間中に後発の別
の印刷指示の開始時刻が入ってしまう場合には、後発の
印刷指示を行ったプリントシステムの使用者の予測する
プリントの終了するであろうという予測時刻は、先発の
印刷指示が終了するまでの分だけ後にずれこんでしま
う。そのような場合には、プリント開始時刻を指定でき
たとしても、結局、プリントシステムの使用者はプリン
ト結果がでるまで長時間待たされることが多くなる。本
発明は、上記した背景に鑑みてなされたもので、その課
題は、プリント枚数が多い場合や、他の印刷指示と重複
する場合でも、プリント指定した使用者に精度の高い予
測されるプリント終了時刻を提示するプリントシステム
を提供することにある。
うな予約指定可能なプリンタシステムを使用したとして
も、自分の出力枚数が多い場合には、プリント出力の終
了時刻がわからず、プリント結果の引き取り時刻の予測
が立てにくくなる。又、複数の印刷指示の開始時刻が重
複した場合や、先発の印刷指示の実行時間中に後発の別
の印刷指示の開始時刻が入ってしまう場合には、後発の
印刷指示を行ったプリントシステムの使用者の予測する
プリントの終了するであろうという予測時刻は、先発の
印刷指示が終了するまでの分だけ後にずれこんでしま
う。そのような場合には、プリント開始時刻を指定でき
たとしても、結局、プリントシステムの使用者はプリン
ト結果がでるまで長時間待たされることが多くなる。本
発明は、上記した背景に鑑みてなされたもので、その課
題は、プリント枚数が多い場合や、他の印刷指示と重複
する場合でも、プリント指定した使用者に精度の高い予
測されるプリント終了時刻を提示するプリントシステム
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明のプリントシステムにおいては、プリント
手段に、時刻管理と時間計測が可能な計時部と、記憶部
に格納された画像情報のプリント出力にかかる予測時間
を演算する出力時間演算処理部とを更に備えることを特
徴とし、制御手段からプリント開始の時刻が指定される
と、その開始時刻と記憶部に格納された画像情報から出
力時間演算処理部でプリント終了時刻を演算して予測す
ることが可能になるので、使用者は精度の高い終了予測
時刻を知ることができ、使用者の業務のスケジュールに
合わせてプリント出力結果を引き取りに行くことができ
る。又、同一の開始時刻の先約の印刷指示が存在する場
合にも、そのことが通知されるため、使用者が別のプリ
ンタ装置が空いている時刻を指定すること等で終了予測
時刻の精度を一層向上させることができる。即ち、請求
項1の発明は、画像情報の作成、取込、加工と記憶等を
行い、且つ該画像情報の出力指示と共に該画像情報のプ
リント条件と格納条件を出力可能であり、該出力先から
のプリント出力状況と接続された装置の状況を受信可能
な制御手段と、前記出力された画像情報を受信し、該画
像情報を内部記憶部に格納してから順次プリント出力が
可能なプリント手段と、前記制御手段と前記プリント手
段との情報の交換を可能とするインターフェース手段と
を備えるプリンタシステムにおいて、前記プリント手段
には、時刻管理と時間計測が可能な計時部と、前記記憶
部に格納された前記画像情報のプリント出力に要する予
測時間を演算する出力時間演算処理部と、を更に備える
ことを特徴とする。請求項2の発明は、前記プリント手
段は、前記制御手段から画像情報の出力指示を受けた場
合に、該出力指示に基づくプリント出力に要する予測時
間を演算し、前記制御手段に前記プリント出力の終了予
測時刻を通知することを特徴とする。請求項3の発明
は、前記制御手段から前記プリント手段へ出力されるプ
リント条件には、プリント開始時刻の指定を含ませるこ
とが可能であり、該プリント条件を受けた前記プリント
手段では、前記プリント開始時刻からのプリンタ出力に
かかる予測時間を演算し、前記計時部で指定されたプリ
ント開始時刻になったらプリント出力を開始することを
特徴とする。
ため、本発明のプリントシステムにおいては、プリント
手段に、時刻管理と時間計測が可能な計時部と、記憶部
に格納された画像情報のプリント出力にかかる予測時間
を演算する出力時間演算処理部とを更に備えることを特
徴とし、制御手段からプリント開始の時刻が指定される
と、その開始時刻と記憶部に格納された画像情報から出
力時間演算処理部でプリント終了時刻を演算して予測す
ることが可能になるので、使用者は精度の高い終了予測
時刻を知ることができ、使用者の業務のスケジュールに
合わせてプリント出力結果を引き取りに行くことができ
る。又、同一の開始時刻の先約の印刷指示が存在する場
合にも、そのことが通知されるため、使用者が別のプリ
ンタ装置が空いている時刻を指定すること等で終了予測
時刻の精度を一層向上させることができる。即ち、請求
項1の発明は、画像情報の作成、取込、加工と記憶等を
行い、且つ該画像情報の出力指示と共に該画像情報のプ
リント条件と格納条件を出力可能であり、該出力先から
のプリント出力状況と接続された装置の状況を受信可能
な制御手段と、前記出力された画像情報を受信し、該画
像情報を内部記憶部に格納してから順次プリント出力が
可能なプリント手段と、前記制御手段と前記プリント手
段との情報の交換を可能とするインターフェース手段と
を備えるプリンタシステムにおいて、前記プリント手段
には、時刻管理と時間計測が可能な計時部と、前記記憶
部に格納された前記画像情報のプリント出力に要する予
測時間を演算する出力時間演算処理部と、を更に備える
ことを特徴とする。請求項2の発明は、前記プリント手
段は、前記制御手段から画像情報の出力指示を受けた場
合に、該出力指示に基づくプリント出力に要する予測時
間を演算し、前記制御手段に前記プリント出力の終了予
測時刻を通知することを特徴とする。請求項3の発明
は、前記制御手段から前記プリント手段へ出力されるプ
リント条件には、プリント開始時刻の指定を含ませるこ
とが可能であり、該プリント条件を受けた前記プリント
手段では、前記プリント開始時刻からのプリンタ出力に
かかる予測時間を演算し、前記計時部で指定されたプリ
ント開始時刻になったらプリント出力を開始することを
特徴とする。
【0005】請求項4の発明は、前記制御手段から前記
プリント手段へのプリント開始時刻の指定時に、前記プ
リント手段において指定しようとする前記プリント開始
時刻に既に先約のプリント開始指示が存在する場合に
は、前記プリント手段は、前記制御手段に該プリント開
始時刻に既に先約が有ることを通知することを特徴とす
る。請求項5の発明は、前記先約が有ることの通知に
は、前記先約のプリント終了予測時刻を含むことを特徴
とする。請求項6の発明は、前記制御手段から前記プリ
ント手段へのプリント開始時刻の指定時に、前記プリン
ト手段において指定しようとする前記プリント開始時刻
に既に先約のプリント開始指示が存在する場合には、前
記制御手段への終了予測時刻の通知は、前記先約のプリ
ント終了予測時刻の後にプリントを開始するものとして
演算されることを特徴とする。請求項7の発明は、前記
先約が有ることの通知は、該先約のプリント開始時刻か
ら終了予測時刻までの間にプリント予約を行おうとする
制御手段の全ての後発の印刷指示に対して通知されるこ
とを特徴とする。
プリント手段へのプリント開始時刻の指定時に、前記プ
リント手段において指定しようとする前記プリント開始
時刻に既に先約のプリント開始指示が存在する場合に
は、前記プリント手段は、前記制御手段に該プリント開
始時刻に既に先約が有ることを通知することを特徴とす
る。請求項5の発明は、前記先約が有ることの通知に
は、前記先約のプリント終了予測時刻を含むことを特徴
とする。請求項6の発明は、前記制御手段から前記プリ
ント手段へのプリント開始時刻の指定時に、前記プリン
ト手段において指定しようとする前記プリント開始時刻
に既に先約のプリント開始指示が存在する場合には、前
記制御手段への終了予測時刻の通知は、前記先約のプリ
ント終了予測時刻の後にプリントを開始するものとして
演算されることを特徴とする。請求項7の発明は、前記
先約が有ることの通知は、該先約のプリント開始時刻か
ら終了予測時刻までの間にプリント予約を行おうとする
制御手段の全ての後発の印刷指示に対して通知されるこ
とを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のプリンタシステ
ムの実施形態につき図面を用いて説明する。図1は、本
発明のプリンタシステムの一実施形態の全体の構成を示
す図である。図1の構成では、一例として、制御手段と
しての4人のユーザA、B、C、Dの各々が入出力に使
用するコンピュータa、b、c、dが符号1で示され、
プリント手段としての2台のプリンタP、Qが符号3で
記載され、インターフェース手段としての1台のプリン
トサーバが符号2で示されている。a、b、c、dで示
された各コンピュータ1の各々がプリントサーバ2と個
別に情報の授受が可能であるように通信接続されると共
に、P、Qの各プリンタ3の各々とプリントサーバ2が
個別に情報の授受が可能であるように通信接続される。
コンピュータ1は、例えば、キーボード等の入力装置及
びディスプレイ等の出力装置、即ち、ユーザとの入出力
インターフェースと、演算処理装置、記憶装置、外部の
装置との入出力インターフェース等を備える通常のパー
ソナルコンピュータ装置等である。プリンタ3は、例え
ば、コンピュータ1からプリントされるために送信され
てきた画像情報をページ毎に展開してプリント出力が可
能なレーザープリンタ装置等である。
ムの実施形態につき図面を用いて説明する。図1は、本
発明のプリンタシステムの一実施形態の全体の構成を示
す図である。図1の構成では、一例として、制御手段と
しての4人のユーザA、B、C、Dの各々が入出力に使
用するコンピュータa、b、c、dが符号1で示され、
プリント手段としての2台のプリンタP、Qが符号3で
記載され、インターフェース手段としての1台のプリン
トサーバが符号2で示されている。a、b、c、dで示
された各コンピュータ1の各々がプリントサーバ2と個
別に情報の授受が可能であるように通信接続されると共
に、P、Qの各プリンタ3の各々とプリントサーバ2が
個別に情報の授受が可能であるように通信接続される。
コンピュータ1は、例えば、キーボード等の入力装置及
びディスプレイ等の出力装置、即ち、ユーザとの入出力
インターフェースと、演算処理装置、記憶装置、外部の
装置との入出力インターフェース等を備える通常のパー
ソナルコンピュータ装置等である。プリンタ3は、例え
ば、コンピュータ1からプリントされるために送信され
てきた画像情報をページ毎に展開してプリント出力が可
能なレーザープリンタ装置等である。
【0007】プリントサーバ2は、例えば、コンピュー
タ1との入出力インターフェースとプリンタ3との入出
力インターフェースを備えた装置であり、コンピュータ
1から送信されてきたプリントされるための画像情報
を、その画像情報と共に送信されてきた指示内容に従い
プリンタ3(P、Q)のどちらに送信するかを選択して
送信したり、印刷指示を出した元のコンピュータ1にプ
リンタ3(P、Q)から返される信号を、その送信先を
コンピュータ1(a、b、c、d)から選んで確実に元
のコンピュータに返したりする。この図1の構成の各ユ
ーザ(A、B、C、D)は、画像情報を出力する場合
に、各々のコンピュータ1(a、b、c、d)から、プ
リンタ3(P、Q)のどちらかを任意に選んで画像情報
を出力させることができる。コンピュータ1、プリント
サーバ2とプリンタ3は、通常はインターフェースケー
ブル或いはネットワークを介する場合にはネットワーク
接続ケーブルにより接続されるが、例えば、光通信ケー
ブルや赤外線通信装置、或いは無線通信装置等により接
続されていても良い。
タ1との入出力インターフェースとプリンタ3との入出
力インターフェースを備えた装置であり、コンピュータ
1から送信されてきたプリントされるための画像情報
を、その画像情報と共に送信されてきた指示内容に従い
プリンタ3(P、Q)のどちらに送信するかを選択して
送信したり、印刷指示を出した元のコンピュータ1にプ
リンタ3(P、Q)から返される信号を、その送信先を
コンピュータ1(a、b、c、d)から選んで確実に元
のコンピュータに返したりする。この図1の構成の各ユ
ーザ(A、B、C、D)は、画像情報を出力する場合
に、各々のコンピュータ1(a、b、c、d)から、プ
リンタ3(P、Q)のどちらかを任意に選んで画像情報
を出力させることができる。コンピュータ1、プリント
サーバ2とプリンタ3は、通常はインターフェースケー
ブル或いはネットワークを介する場合にはネットワーク
接続ケーブルにより接続されるが、例えば、光通信ケー
ブルや赤外線通信装置、或いは無線通信装置等により接
続されていても良い。
【0008】図2は、図1の本発明のプリンタシステム
の一実施形態のコンピュータ1とプリントサーバ2とプ
リンタ3の各ブロックの内部構成と各ブロック毎の入出
力を更に詳しく示す図である。コンピュータ1には、前
記したユーザとの入出力インターフェース、演算処理装
置、記憶装置等の制御を行うためのその他制御部11
と、前記した外部の装置との入出力インターフェースと
してのプリント出力する対象の画像情報のビデオ出力
や、プリント条件や画像情報格納条件等の出力コマンド
或いはプリンタ3の出力状況等の入力コマンドのデータ
の授受を制御するためのビデオ、コマンドデータI/F
部12を備えている。コンピュータ1のビデオ、コマン
ドデータI/F部12では、プリンタ3でプリントする
ための画像情報や、そのプリンタ3でプリントされる画
像の紙サイズやプリント部数等のプリント条件、及び、
プリンタ3の記憶装置においてプリントする各ページの
画像情報を格納するための条件等のコンピュータ出力情
報13を出力し、プリンタ3における送信した画像情報
のプリント出力状況や、出力待ちをしている画像情報の
状況やプリンタ3の各部の状況等の各ステータスのコン
ピュータ入力情報14を入力する。
の一実施形態のコンピュータ1とプリントサーバ2とプ
リンタ3の各ブロックの内部構成と各ブロック毎の入出
力を更に詳しく示す図である。コンピュータ1には、前
記したユーザとの入出力インターフェース、演算処理装
置、記憶装置等の制御を行うためのその他制御部11
と、前記した外部の装置との入出力インターフェースと
してのプリント出力する対象の画像情報のビデオ出力
や、プリント条件や画像情報格納条件等の出力コマンド
或いはプリンタ3の出力状況等の入力コマンドのデータ
の授受を制御するためのビデオ、コマンドデータI/F
部12を備えている。コンピュータ1のビデオ、コマン
ドデータI/F部12では、プリンタ3でプリントする
ための画像情報や、そのプリンタ3でプリントされる画
像の紙サイズやプリント部数等のプリント条件、及び、
プリンタ3の記憶装置においてプリントする各ページの
画像情報を格納するための条件等のコンピュータ出力情
報13を出力し、プリンタ3における送信した画像情報
のプリント出力状況や、出力待ちをしている画像情報の
状況やプリンタ3の各部の状況等の各ステータスのコン
ピュータ入力情報14を入力する。
【0009】プリントサーバ2には、コンピュータ1か
ら出力されるコンピュータ出力情報13を入力して、コ
ンピュータ1へ入力するためのコンピュータ入力情報1
4を出力するコンピュータI/F部15と、プリンタ3
との後述するプリンタ入力情報17とプリンタ出力情報
18を入出力するプリンタI/F部16を備える。コン
ピュータI/F部15では、入力したコンピュータ出力
情報13からプリンタ3の選択情報やコンピュータ1の
ID情報等を得て、それぞれのコンピュータ出力情報1
3が何れのコンピュータ1から何れのプリンタ3への内
容であるかを判断して選択されたプリンタ3にコンピュ
ータ出力情報13を送り、プリンタ3からの後述するプ
リンタ出力情報18は確実に元の指示を出したコンピュ
ータにコンピュータ入力情報14として出力されるよう
に設定する。プリンタI/F部16では、コンピュータ
1から入力したコンピュータ出力情報13を、選択され
たプリンタ3へプリンタ入力情報17として出力し、プ
リンタ3からのプリント出力状況等のプリンタ出力情報
18を入力する。
ら出力されるコンピュータ出力情報13を入力して、コ
ンピュータ1へ入力するためのコンピュータ入力情報1
4を出力するコンピュータI/F部15と、プリンタ3
との後述するプリンタ入力情報17とプリンタ出力情報
18を入出力するプリンタI/F部16を備える。コン
ピュータI/F部15では、入力したコンピュータ出力
情報13からプリンタ3の選択情報やコンピュータ1の
ID情報等を得て、それぞれのコンピュータ出力情報1
3が何れのコンピュータ1から何れのプリンタ3への内
容であるかを判断して選択されたプリンタ3にコンピュ
ータ出力情報13を送り、プリンタ3からの後述するプ
リンタ出力情報18は確実に元の指示を出したコンピュ
ータにコンピュータ入力情報14として出力されるよう
に設定する。プリンタI/F部16では、コンピュータ
1から入力したコンピュータ出力情報13を、選択され
たプリンタ3へプリンタ入力情報17として出力し、プ
リンタ3からのプリント出力状況等のプリンタ出力情報
18を入力する。
【0010】プリンタ3には、次の各部や各装置を備え
る。ビデオ、コマンドデータI/F部19は、プリント
サーバ2から出力されたプリンタ入力情報17が入力さ
れ、プリント出力状況やプリント待ちの指示やプリンタ
各部の各ステータスを示すプリンタ出力情報18を出力
する。画像情報制御部20は、入力した画像情報を後述
する大容量記憶装置28に記憶させたり、その大容量記
憶装置28に記憶されていた画像情報を読み出したりす
る。演算処理部21は、プリンタ3で入力した画像情報
をプリント用の画像に表すための演算を行う。出力時間
演算処理部23は、上記の演算処理部21で演算された
プリント用の画像を、入力したプリント条件に従ってプ
リンタ3で出力するための時間を演算する。操作部24
は、ユーザが直接にプリンタ3でプリント操作を行う場
合の操作するボタンやスイッチ類等である。操作部制御
部23は、上記の操作部24の各ボタンやスイッチ等を
制御するためのものである。
る。ビデオ、コマンドデータI/F部19は、プリント
サーバ2から出力されたプリンタ入力情報17が入力さ
れ、プリント出力状況やプリント待ちの指示やプリンタ
各部の各ステータスを示すプリンタ出力情報18を出力
する。画像情報制御部20は、入力した画像情報を後述
する大容量記憶装置28に記憶させたり、その大容量記
憶装置28に記憶されていた画像情報を読み出したりす
る。演算処理部21は、プリンタ3で入力した画像情報
をプリント用の画像に表すための演算を行う。出力時間
演算処理部23は、上記の演算処理部21で演算された
プリント用の画像を、入力したプリント条件に従ってプ
リンタ3で出力するための時間を演算する。操作部24
は、ユーザが直接にプリンタ3でプリント操作を行う場
合の操作するボタンやスイッチ類等である。操作部制御
部23は、上記の操作部24の各ボタンやスイッチ等を
制御するためのものである。
【0011】プリント出力制御部25は、プリンタ3全
体を制御するCPUや、制御プログラム等が書き込まれ
たROMや、制御データ等を格納するRAM等で構成さ
れて、演算処理部21で演算された画像をプリント出力
する制御を行う。計時部26は、プリンタ入力情報17
の画像情報やプリント条件がプリンタ3に来た時から上
記出力時間演算処理部22で演算した時間分だけ経過後
のプリント処理の終了予測時刻、又は、プリント開始時
刻が予約されている場合には、指定されたプリント開始
時刻に画像情報のプリントを始めた場合のプリント処理
の終了時刻を計時する。大容量記憶装置28は、入力し
た画像情報の格納とプリント用の画像として演算された
プリント前の画像情報の格納を行う。大容量記憶装置制
御部27は、上記の大容量記憶装置28への情報の出入
りを制御する。上記図2の構成において、コンピュータ
1でユーザが画像の印刷指示を行うと、コンピュータ1
のビデオ、コマンドデータI/F部12からコンピュー
タ出力情報13が出力され、そのコンピュータ出力情報
13はプリントサーバ2のコンピュータI/F部15と
プリンタI/F部16を経由してプリンタ入力情報17
としてプリンタ3に入力される。
体を制御するCPUや、制御プログラム等が書き込まれ
たROMや、制御データ等を格納するRAM等で構成さ
れて、演算処理部21で演算された画像をプリント出力
する制御を行う。計時部26は、プリンタ入力情報17
の画像情報やプリント条件がプリンタ3に来た時から上
記出力時間演算処理部22で演算した時間分だけ経過後
のプリント処理の終了予測時刻、又は、プリント開始時
刻が予約されている場合には、指定されたプリント開始
時刻に画像情報のプリントを始めた場合のプリント処理
の終了時刻を計時する。大容量記憶装置28は、入力し
た画像情報の格納とプリント用の画像として演算された
プリント前の画像情報の格納を行う。大容量記憶装置制
御部27は、上記の大容量記憶装置28への情報の出入
りを制御する。上記図2の構成において、コンピュータ
1でユーザが画像の印刷指示を行うと、コンピュータ1
のビデオ、コマンドデータI/F部12からコンピュー
タ出力情報13が出力され、そのコンピュータ出力情報
13はプリントサーバ2のコンピュータI/F部15と
プリンタI/F部16を経由してプリンタ入力情報17
としてプリンタ3に入力される。
【0012】プリンタ3では、ビデオ、コマンドデータ
I/F部19でプリンタ入力情報17を受信すると、画
像情報制御部20や演算処理部21等で画像をプリント
出力用の画像データとして大容量記憶装置28へ記憶す
る。画像情報と共に受信したプリント条件に従って、用
紙や部数或いはプリント開始時刻等の設定をプリント出
力制御部25と計時部26で行い、その設定における出
力時間の演算を出力時間演算処理部22で行い、プリン
ト終了時刻を演算で得る。プリント終了時刻を含むプリ
ンタ出力状況やプリンタ3の各ステータスがビデオ、コ
マンドデータI/F部19からプリンタ出力情報18と
して出力されプリントサーバ2に入力され、プリントサ
ーバ2ではプリンタI/F部16とコンピュータI/F
部15を経由して、コンピュータ入力情報14として出
力する。コンピュータ入力情報14をビデオ、コマンド
データI/F部12で受信したコンピュータ1では、プ
リント終了時刻を含むプリンタ出力状況やプリンタ3の
各ステータスを図示していない表示装置等によりユーザ
に通知することができる。
I/F部19でプリンタ入力情報17を受信すると、画
像情報制御部20や演算処理部21等で画像をプリント
出力用の画像データとして大容量記憶装置28へ記憶す
る。画像情報と共に受信したプリント条件に従って、用
紙や部数或いはプリント開始時刻等の設定をプリント出
力制御部25と計時部26で行い、その設定における出
力時間の演算を出力時間演算処理部22で行い、プリン
ト終了時刻を演算で得る。プリント終了時刻を含むプリ
ンタ出力状況やプリンタ3の各ステータスがビデオ、コ
マンドデータI/F部19からプリンタ出力情報18と
して出力されプリントサーバ2に入力され、プリントサ
ーバ2ではプリンタI/F部16とコンピュータI/F
部15を経由して、コンピュータ入力情報14として出
力する。コンピュータ入力情報14をビデオ、コマンド
データI/F部12で受信したコンピュータ1では、プ
リント終了時刻を含むプリンタ出力状況やプリンタ3の
各ステータスを図示していない表示装置等によりユーザ
に通知することができる。
【0013】図3は、本発明のプリンタシステムの一実
施形態の各部の動作を示すフローチャートである。尚、
図3においては、プリンタ3で予約印刷を行う場合を示
し、フローチャートの各工程をコンピュータ1でのユー
ザに対する入出力動作等の工程と、プリントサーバ2で
の工程と、プリンタ3での工程の3種類に分けて、それ
ぞれの種類の3列に各工程を振り分けて、各工程が何れ
の装置で実施されているかを分かり易くした。ステップ
S1では、ユーザがコンピュータ1上で作成した書類
を、プリント開始時刻を予約した予約印刷としてしてプ
リント条件に設定し、そのプリント開始時刻やプリンタ
3の指定もプリント条件に入力してコンピュータ1から
画像情報とプリント条件の出力を行う。ステップ2で
は、プリントサーバ2において、受信したプリント条件
から選択されたプリンタ3に画像情報、予約印刷指示、
予約時刻、印刷部数等のプリンタ3の印刷ジョブに必要
となる各データを送信する。ステップS3では、プリン
タ3において、受信した画像情報を大容量記憶装置28
に格納し、受信した各データからプリント出力制御部2
5に予約印刷フラグや予約時刻を設定する。
施形態の各部の動作を示すフローチャートである。尚、
図3においては、プリンタ3で予約印刷を行う場合を示
し、フローチャートの各工程をコンピュータ1でのユー
ザに対する入出力動作等の工程と、プリントサーバ2で
の工程と、プリンタ3での工程の3種類に分けて、それ
ぞれの種類の3列に各工程を振り分けて、各工程が何れ
の装置で実施されているかを分かり易くした。ステップ
S1では、ユーザがコンピュータ1上で作成した書類
を、プリント開始時刻を予約した予約印刷としてしてプ
リント条件に設定し、そのプリント開始時刻やプリンタ
3の指定もプリント条件に入力してコンピュータ1から
画像情報とプリント条件の出力を行う。ステップ2で
は、プリントサーバ2において、受信したプリント条件
から選択されたプリンタ3に画像情報、予約印刷指示、
予約時刻、印刷部数等のプリンタ3の印刷ジョブに必要
となる各データを送信する。ステップS3では、プリン
タ3において、受信した画像情報を大容量記憶装置28
に格納し、受信した各データからプリント出力制御部2
5に予約印刷フラグや予約時刻を設定する。
【0014】ステップS4では、ステップS3で設定さ
れた予約時刻が現在の時刻より後であるか否かの判断を
行い、予約時間が現在より後(ステップS4:Yes)
であれば次のステップS6に進み、予約時間が現在の時
刻より前(ステップS4:No)であればステップS5
に進む。ステップS5は、入力ミスが有った場合の処理
で、例えば、プリント処理を中止して格納したデータを
削除したり、ユーザに対して入力ミスが有ったことの通
知を行う。この処理はそれぞれのシステムにより異な
る。ステップS6は、ステップS3で設定された予約時
刻に既に他の印刷指示の予約が有るか無いかの判断を行
い、予約時間に既に他の印刷指示の予約が有れば(ステ
ップS6:No)次のステップS7に進み、予約時間に
他の印刷指示の予約が無ければ(ステップS6:Ye
s)次のステップS10に進む。ステップS7では、ユ
ーザが指定した予約時刻には既に他の印刷指示の予約
(先約)が有ったこと(警告)をプリントサーバ2に送
信する。ステップS8では、プリントサーバ2におい
て、プリンタ3から送信された警告を、ユーザが予約印
刷指示を行ったユーザ端末のコンピュータ1に送信す
る。
れた予約時刻が現在の時刻より後であるか否かの判断を
行い、予約時間が現在より後(ステップS4:Yes)
であれば次のステップS6に進み、予約時間が現在の時
刻より前(ステップS4:No)であればステップS5
に進む。ステップS5は、入力ミスが有った場合の処理
で、例えば、プリント処理を中止して格納したデータを
削除したり、ユーザに対して入力ミスが有ったことの通
知を行う。この処理はそれぞれのシステムにより異な
る。ステップS6は、ステップS3で設定された予約時
刻に既に他の印刷指示の予約が有るか無いかの判断を行
い、予約時間に既に他の印刷指示の予約が有れば(ステ
ップS6:No)次のステップS7に進み、予約時間に
他の印刷指示の予約が無ければ(ステップS6:Ye
s)次のステップS10に進む。ステップS7では、ユ
ーザが指定した予約時刻には既に他の印刷指示の予約
(先約)が有ったこと(警告)をプリントサーバ2に送
信する。ステップS8では、プリントサーバ2におい
て、プリンタ3から送信された警告を、ユーザが予約印
刷指示を行ったユーザ端末のコンピュータ1に送信す
る。
【0015】ステップS9では、ユーザ端末のコンピュ
ータ1において、受信した警告により、指定された予約
時刻には既に先約の印刷指示が有ったことをコンピュー
タ1の表示装置等でユーザに通知し、ユーザに時刻の再
入力(ステップS1に戻る)を促す。ステップS10で
は、プリンタ3の大容量記憶装置28にプリント用に演
算された画像情報を格納し、印刷終了時刻をその画像情
報や紙サイズ等の諸条件から算出して、算出した印刷終
了時刻をプリントサーバ2に送信する。この算出方法と
しては、次の計算式に基づき、その計算式は予めROM
内のプログラムに用意されて、画像情報や紙サイズ等の
諸条件を入力することで算出される。 印刷終了時刻Te = 印刷開始時刻Ts + 全体の
処理時間Ta 全体の処理時間Ta = 指定紙1枚当たりの処理時間
T1 * 処理枚数N 指定紙1枚当たりの処理時間T1=画像データ量Ga
/ 単位時間当たりの処理(展開)速度S ステップS11では、プリントサーバ2において、プリ
ンタ3から送信された印刷終了時刻を、ユーザが予約印
刷指示を行ったユーザ端末のコンピュータ1に送信す
る。ステップS12では、ユーザ端末のコンピュータ1
において、受信した印刷終了時刻をコンピュータ1の表
示装置等でユーザに通知する。ステップS13では、プ
リンタ3の計時部26で計時して、予約時刻になったら
予約印刷指示の有った画像情報を印刷し、印刷が終了し
たら、その終了したことをプリントサーバ2に送信す
る。ステップS14では、プリントサーバ2において、
プリンタ3から送信された印刷が終了したことを、ユー
ザが予約印刷指示を行ったユーザ端末のコンピュータ1
に送信する。ステップS15では、ユーザ端末のコンピ
ュータ1において、受信した印刷が終了したことをコン
ピュータ1の表示装置等でユーザに通知する。尚、特に
ステップとしては図示しないが、プリンタにおいて、ユ
ーザに受信した印刷が終了したことの通知が終了した
ら、大容量記憶装置28に格納した画像情報等の各情報
の消去が行われる。
ータ1において、受信した警告により、指定された予約
時刻には既に先約の印刷指示が有ったことをコンピュー
タ1の表示装置等でユーザに通知し、ユーザに時刻の再
入力(ステップS1に戻る)を促す。ステップS10で
は、プリンタ3の大容量記憶装置28にプリント用に演
算された画像情報を格納し、印刷終了時刻をその画像情
報や紙サイズ等の諸条件から算出して、算出した印刷終
了時刻をプリントサーバ2に送信する。この算出方法と
しては、次の計算式に基づき、その計算式は予めROM
内のプログラムに用意されて、画像情報や紙サイズ等の
諸条件を入力することで算出される。 印刷終了時刻Te = 印刷開始時刻Ts + 全体の
処理時間Ta 全体の処理時間Ta = 指定紙1枚当たりの処理時間
T1 * 処理枚数N 指定紙1枚当たりの処理時間T1=画像データ量Ga
/ 単位時間当たりの処理(展開)速度S ステップS11では、プリントサーバ2において、プリ
ンタ3から送信された印刷終了時刻を、ユーザが予約印
刷指示を行ったユーザ端末のコンピュータ1に送信す
る。ステップS12では、ユーザ端末のコンピュータ1
において、受信した印刷終了時刻をコンピュータ1の表
示装置等でユーザに通知する。ステップS13では、プ
リンタ3の計時部26で計時して、予約時刻になったら
予約印刷指示の有った画像情報を印刷し、印刷が終了し
たら、その終了したことをプリントサーバ2に送信す
る。ステップS14では、プリントサーバ2において、
プリンタ3から送信された印刷が終了したことを、ユー
ザが予約印刷指示を行ったユーザ端末のコンピュータ1
に送信する。ステップS15では、ユーザ端末のコンピ
ュータ1において、受信した印刷が終了したことをコン
ピュータ1の表示装置等でユーザに通知する。尚、特に
ステップとしては図示しないが、プリンタにおいて、ユ
ーザに受信した印刷が終了したことの通知が終了した
ら、大容量記憶装置28に格納した画像情報等の各情報
の消去が行われる。
【0016】上記のように本発明では、コンピュータ1
で印刷予約した時刻に既に他の印刷予約が有る場合に
は、その旨の警告を出して他の印刷予約とは違う時刻を
ユーザに指定させて、その後、印刷終了時刻をユーザに
通知するので、ユーザはほぼ正確な印刷の終了時刻を知
ることができ、プリンタへ印刷結果を取りに行く待ち時
間の精度が上がり、プリンタへ取りに行って待たされる
ことが無くなる。又、既に予約された他の印刷指示の印
刷開始から演算された印刷終了時刻までの時間全てに対
して、新しい予約印刷指示でその時間内の予約印刷を指
示した場合に警告を送信することで、更に印刷終了時刻
を正確に知ることができるようになる。尚、本発明にお
いては、説明のための便宜上から、画像情報制御部2
0、演算処理部21、出力時間演算処理部22、操作部
制御部23、プリント出力制御部25、計時部26、及
び、大容量記憶装置制御部27と演算処理部や制御部を
細分化したが、実際の構成では、CPUとその周辺の回
路でそれらの全ての制御や演算処理等を実施することも
可能である。
で印刷予約した時刻に既に他の印刷予約が有る場合に
は、その旨の警告を出して他の印刷予約とは違う時刻を
ユーザに指定させて、その後、印刷終了時刻をユーザに
通知するので、ユーザはほぼ正確な印刷の終了時刻を知
ることができ、プリンタへ印刷結果を取りに行く待ち時
間の精度が上がり、プリンタへ取りに行って待たされる
ことが無くなる。又、既に予約された他の印刷指示の印
刷開始から演算された印刷終了時刻までの時間全てに対
して、新しい予約印刷指示でその時間内の予約印刷を指
示した場合に警告を送信することで、更に印刷終了時刻
を正確に知ることができるようになる。尚、本発明にお
いては、説明のための便宜上から、画像情報制御部2
0、演算処理部21、出力時間演算処理部22、操作部
制御部23、プリント出力制御部25、計時部26、及
び、大容量記憶装置制御部27と演算処理部や制御部を
細分化したが、実際の構成では、CPUとその周辺の回
路でそれらの全ての制御や演算処理等を実施することも
可能である。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明に係るプリンタシス
テムでは、プリント終了時刻を演算して予測することが
可能であるので、使用者は終了予測時刻を知ることがで
き、使用者の業務のスケジュールに合わせてプリント出
力結果を引き取りに行くことができることから、使用者
の待ち時間の予測の精度が向上し、使用者がプリント装
置にプリント結果を引き取りに行って待たされることが
無くなり、同一の開始時刻の先約の印刷指示が存在する
場合にも、そのことが通知されて、使用者が別のプリン
タ装置が空いている時刻を指定すること等で終了予測時
刻の精度を向上させることができるので、更に使用者が
プリント結果を待たされることが無くなる。
テムでは、プリント終了時刻を演算して予測することが
可能であるので、使用者は終了予測時刻を知ることがで
き、使用者の業務のスケジュールに合わせてプリント出
力結果を引き取りに行くことができることから、使用者
の待ち時間の予測の精度が向上し、使用者がプリント装
置にプリント結果を引き取りに行って待たされることが
無くなり、同一の開始時刻の先約の印刷指示が存在する
場合にも、そのことが通知されて、使用者が別のプリン
タ装置が空いている時刻を指定すること等で終了予測時
刻の精度を向上させることができるので、更に使用者が
プリント結果を待たされることが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタシステムの一実施形態の全体
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図2】図1のコンピュータ1とプリントサーバ2とプ
リンタ3を更に詳しく示す図である。
リンタ3を更に詳しく示す図である。
【図3】本発明のプリンタシステムの一実施形態の各部
の動作を示すフローチャートである。
の動作を示すフローチャートである。
1・・・コンピュータ、 2・・・プリントサーバ、
3・・・プリンタ、11・・・その他制御部、 12、
19・・・ビデオ、コマンドデータI/F部、 13・
・・コンピュータ出力情報、 14・・・コンピュータ
入力情報、15・・・コンピュータI/F部、 16・
・・プリンタI/F部、 17・・・プリンタ入力情
報、 18・・・プリンタ出力情報、 20・・・画像
情報制御部、 21・・・演算処理部、 22・・・出
力時間演算処理部、 23・・・操作部制御部、 24
・・・操作部、 25・・・プリント出力制御部、 2
6・・・計時部、 27・・・大容量記憶装置制御部、
28・・・大容量記憶装置
3・・・プリンタ、11・・・その他制御部、 12、
19・・・ビデオ、コマンドデータI/F部、 13・
・・コンピュータ出力情報、 14・・・コンピュータ
入力情報、15・・・コンピュータI/F部、 16・
・・プリンタI/F部、 17・・・プリンタ入力情
報、 18・・・プリンタ出力情報、 20・・・画像
情報制御部、 21・・・演算処理部、 22・・・出
力時間演算処理部、 23・・・操作部制御部、 24
・・・操作部、 25・・・プリント出力制御部、 2
6・・・計時部、 27・・・大容量記憶装置制御部、
28・・・大容量記憶装置
Claims (7)
- 【請求項1】 画像情報の作成、取込、加工と記憶等を
行い、且つ該画像情報の出力指示と共に該画像情報のプ
リント条件と格納条件を出力可能であり、該出力先から
のプリント出力状況と接続された装置の状況を受信可能
な制御手段と、前記出力された画像情報を受信し、該画
像情報を内部記憶部に格納してから順次プリント出力が
可能なプリント手段と、前記制御手段と前記プリント手
段との情報の交換を可能とするインターフェース手段と
を備えるプリンタシステムにおいて、 前記プリント手段には、 時刻管理と時間計測が可能な計時部と、 前記記憶部に格納された前記画像情報のプリント出力に
要する予測時間を演算する出力時間演算処理部と、を更
に備えることを特徴とするプリンタシステム。 - 【請求項2】 前記プリント手段は、前記制御手段から
画像情報の出力指示を受けた場合に、 該出力指示に基づくプリント出力に要する予測時間を演
算し、 前記制御手段に前記プリント出力の終了予測時刻を通知
することを特徴とする請求項1に記載のプリンタシステ
ム。 - 【請求項3】 前記制御手段から前記プリント手段へ出
力されるプリント条件には、プリント開始時刻の指定を
含ませることが可能であり、 該プリント条件を受けた前記プリント手段では、 前記プリント開始時刻からのプリンタ出力にかかる予測
時間を演算し、 前記計時部で指定されたプリント開始時刻になったらプ
リント出力を開始することを特徴とする請求項1又は2
に記載のプリンタシステム。 - 【請求項4】 前記制御手段から前記プリント手段への
プリント開始時刻の指定時に、前記プリント手段におい
て指定しようとする前記プリント開始時刻に既に先約の
プリント開始指示が存在する場合には、 前記プリント手段は、前記制御手段に該プリント開始時
刻に既に先約が有ることを通知することを特徴とする請
求項1に記載のプリンタシステム。 - 【請求項5】 前記先約が有ることの通知には、前記先
約のプリント終了予測時刻を含むことを特徴とする請求
項4に記載のプリンタシステム。 - 【請求項6】 前記制御手段から前記プリント手段への
プリント開始時刻の指定時に、前記プリント手段におい
て指定しようとする前記プリント開始時刻に既に先約の
プリント開始指示が存在する場合には、 前記制御手段への終了予測時刻の通知は、前記先約のプ
リント終了予測時刻の後にプリントを開始するものとし
て演算されることを特徴とする請求項2に記載のプリン
タシステム。 - 【請求項7】 前記先約が有ることの通知は、該先約の
プリント開始時刻から終了予測時刻までの間にプリント
予約を行おうとする制御手段の全ての後発の印刷指示に
対して通知されることを特徴とする請求項4又は5に記
載のプリンタシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9289075A JPH11110174A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | プリンタシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9289075A JPH11110174A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | プリンタシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11110174A true JPH11110174A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17738508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9289075A Pending JPH11110174A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | プリンタシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11110174A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100484184B1 (ko) * | 2002-12-13 | 2005-04-20 | 삼성전자주식회사 | 인쇄 정보를 알릴 수 있는 인쇄 방법 및 장치 |
JP2007076291A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置及び制御プログラム |
US7315889B2 (en) | 2001-06-07 | 2008-01-01 | Seiko Epson Corporation | Printer server and print system |
JP2008209974A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Seiko Epson Corp | 印刷予約システム、及び、印刷予約プログラム |
JP2011140115A (ja) * | 2010-01-05 | 2011-07-21 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
JP4857397B1 (ja) * | 2011-04-27 | 2012-01-18 | 株式会社Osk | 印刷管理機能を備えたスケジュール管理システム |
JP2017058714A (ja) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | 京セラ株式会社 | プリントサーバ及びプリントシステム |
-
1997
- 1997-10-06 JP JP9289075A patent/JPH11110174A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7315889B2 (en) | 2001-06-07 | 2008-01-01 | Seiko Epson Corporation | Printer server and print system |
KR100484184B1 (ko) * | 2002-12-13 | 2005-04-20 | 삼성전자주식회사 | 인쇄 정보를 알릴 수 있는 인쇄 방법 및 장치 |
JP2007076291A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置及び制御プログラム |
JP2008209974A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Seiko Epson Corp | 印刷予約システム、及び、印刷予約プログラム |
JP2011140115A (ja) * | 2010-01-05 | 2011-07-21 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
CN102166882A (zh) * | 2010-01-05 | 2011-08-31 | 夏普株式会社 | 图像形成装置 |
JP4857397B1 (ja) * | 2011-04-27 | 2012-01-18 | 株式会社Osk | 印刷管理機能を備えたスケジュール管理システム |
JP2017058714A (ja) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | 京セラ株式会社 | プリントサーバ及びプリントシステム |
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