JPH05250108A - 印刷データの出力管理装置 - Google Patents

印刷データの出力管理装置

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JPH05250108A
JPH05250108A JP4085942A JP8594292A JPH05250108A JP H05250108 A JPH05250108 A JP H05250108A JP 4085942 A JP4085942 A JP 4085942A JP 8594292 A JP8594292 A JP 8594292A JP H05250108 A JPH05250108 A JP H05250108A
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JP4085942A
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Hiroshi Sato
宏 佐藤
Ruriko Hatakeyama
るり子 畠山
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Shinko Seisakusho KK
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Shinko Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 印刷進行状況が端末に表示されて、出力予約
した図面データの出力進行状況が分かり、印刷終了まで
正しく確認できる印刷データの出力管理装置を提供す
る。 【構成】 印刷装置に出力させようとする図面データを
出力予約ファイルに登録し、かつ出力用のデ−タを作成
する出力予約手段と、CAD端末に共通に接続されたサ
ーバマシン及び印刷装置が出力可能か否かを照査する稼
働状況照査手段と、サーバマシン及び印刷装置が出力可
能な場合に、図面データをサーバマシンに送出するとと
もに、サーバマシンの図面データの受付け処理状況を受
信して処理状況ファイルに格納し、その内容を画面に表
示する出力処理状況参照手段と、サーバマシンにおける
出力処理が図面データを印刷装置に出力する処理手段
と、出力処理が終了したならば、出力予約ファイルに登
録された図面データのデータ名を消去する登録抹消手段
とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のCAD端末で作
成された図面データを、前記CAD端末に共通に接続さ
れたサーバマシンを経てプロッタ等の印刷装置に出力す
る場合の印刷データの出力管理を行う装置に関する。
【従来の技術】
【0002】従来、図1に示すように、複数のCAD端
末1a,1b…で作成された図面データを、それらのC
AD端末に共通に接続されたサーバマシン2を経てプロ
ッタ等の印刷装置3に出力して印刷させる場合は、各C
AD端末から送出された図面データをサーバマシン2に
順次受信して、印刷装置3に取付けられている用紙セッ
ト部4からの検出信号に基づいて、蓄積した印刷データ
をそのセットされている用紙に順次出力して印刷するも
のであり、あるCAD端末から送出された図面データの
印刷順序や印刷進行状況(未印刷か、印刷中か、印刷終
了か)、あるいは用紙セットのタイミングなどを当該C
AD端末に知らせる機能を備えていなかった。
【0003】
【解決しようとする技術課題】従来は、上記のような構
成であるから、それぞれのCAD端末1a,1b…のオ
ペレータがサーバマシン2に印刷すべきデータを送出す
る前に、印刷装置3まで出向いて印刷形式に合致したサ
イズの用紙がセットされているかを確め、サイズが合致
しない場合は、合致するものを印刷装置にセットし、デ
ータ送出後、その送出されたデータの印刷装置による印
刷が終了したか否かを、印刷装置まで再び出向いて確認
しなければならなかった。
【0004】また、データ送出後の印刷進行状況(印刷
順序、印刷開始及び終了の是非)を報知する機能を備え
ていないので、終了時刻が判らないまま、CAD端末と
印刷装置との間を何度か往復するとか、印刷装置の所で
印刷終了を待つなど時間の浪費が少なくなかった。その
ため、CAD端末での他のジョブの能率が上がらないと
いう問題があった。
【0005】この発明は、上記の点に鑑み、複数のCA
D端末のうち、あるCAD端末で作成した図面データを
出力しようとすると、その図面データの出力の可否、印
刷順序、用紙セットのタイミング、印刷進行状況(未印
刷・印刷中・終了等の状態)が、当該CAD端末の表示
器の画面に表示されて、オペレータは当該CAD端末に
居ながらにして、作成された図面データの出力状況を把
握することができ、従って、用紙セット、印刷された紙
の受取りを、時間の無駄なしに適切な時刻に印刷装置の
所まで行って行うことができ、しかも、印刷終了の表示
があるまでの間に他のジョブを続行しうる印刷データの
出力管理装置を提供することを目的とする。また、出力
しようとして、一度予約したデータの出力をキャンセル
できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明装置では、(a)各CAD端末において、印
刷装置に出力させようとする図面データのデータ名を入
力して、これを出力予約ファイルに登録し、また出力用
のデ−タを作成する出力予約手段と、(b)前記CAD
端末に共通に接続されたサーバマシン及びそのサーバマ
シンに接続された前記印刷装置が出力可能か否かを照査
する稼働状況照査手段と、(c)前記サーバマシン及び
印刷装置が出力可能な場合に、出力用に変換されたデー
タを前記CAD端末から前記サーバマシンに送出すると
ともに、前記サーバマシンの複数のCAD端末からの図
面データの受付け処理状況を受信して処理状況ファイル
に格納し、格納された内容を画面に表示して参照する出
力処理状況参照手段と、(d)前記サーバマシンにおけ
る出力処理が当該CAD端末から図面データを前記印刷
装置に出力する場合の図面データ出力処理手段と、
(e)前記図面データの印刷装置における出力処理が終
了したならば、前記出力予約ファイルに登録された図面
データのデータ名を消去する登録抹消手段とを有するこ
と特徴としている。また、各CAD端末において、印刷
装置に出力させようとする図面データのデータ名が出力
予約ファイルに登録された後、図面データ出力処理手段
により出力される前に、出力予約キャンセル信号と、キ
ャンセルしようとする図面データのデータ名が入力され
ると、前記出力予約ファイルに登録された前記データ名
を消去する出力予約キャンセル手段を備えたことを特徴
としている。さらに、処理状況参照手段は、処理状況参
照を定期的に行うものであることを特徴としている。さ
らに、処理状況参照手段は、出力中のデータ名を強調表
示するものであることを特徴とする。
【0007】
【作用】CAD端末で作図した後、その作図した図面デ
ータを印刷装置に出力させるため、その図面データのデ
ータ名を入力すると、出力予約登録手段により出力予約
ファイルに登録されて、出力の予約登録が行われる。次
いで、稼動状況照査手段がサーバマシン及び印刷装置が
出力可能な状態にあるか否かをチェックする。出力が可
能な場合は、出力処理状況参照手段はサーバマシンに対
して複数のCAD端末から出力予約された図面データの
出力処理状況を参照し、予約順番にデータ名を表示す
る。表示されたデータ名リスト中に自分のCAD端末名
がある時は、用紙をセットすべき旨のメッセージが表示
される。印刷装置に出向き、用紙をセットすると、デー
タ出力処理手段によりそのCAD端末から予約された図
面データが印刷装置に出力される。出力終了の表示に基
づき、印刷装置に出向き、用紙を取り外すと、登録抹消
手段により出力予約ファイルに格納されたデータ名が削
除される。また、データ名の入力後、そのデータ名に対
応する図面データが出力される前に出力予約キャンセル
信号を入力し、データ名を入力すると、そのデータ名が
出力予約ファイルから消去される。
【0008】
【実施例】図2は、この発明の方法を実施するためのシ
ステム構成例を示すブロック図である。CAD端末(以
下、端末という)1は、登録された基本図形の合成によ
り図面データを作成するものであり、複数台の端末がサ
ーバマシン(以下、サーバという)2に共通に接続され
る。しかし、図2には簡明化のため、一つの端末のみを
示す。また、サーバ2にはプロッタ等の印刷装置(以
下、プロッタという)3が接続されている。
【0009】端末1は、その全体を統括制御するマイク
ロコンピュータ(CPU)11、サーバ2との間でデー
タの授受を行うサーバインタフェース(I/F)12、
端末を制御するためのプログラムを格納するROM1
3、端末で作成された図面データを一時格納するバッフ
ァメモリ14、サーバ2から受信するデータを一時格納
するサーババッファメモリ15、表示器17に接続さ
れ、これに表示データ及び制御信号を与えるパネルイン
タフェース16、キーボード19又はマウス110等の
入力機器に接続され、これらからの入力を制御し、入力
信号を所定のディジタル信号に変換してCPU11に入
力する入力制御回路18を有する。
【0010】また、サーバ2は、サーバの全体を統括制
御するマイクロコンピュータ(CPU)21を有し、印
刷されるデータの受信時の送出元端末の判別、受信順序
の記憶、プロッタへのデータの出力状況監視、端末への
表示内容指定等を行う。ROM22はサーバを制御する
ためのプログラムを格納している。端末インタフェース
(I/F)23は、端末1との間のデータの授受を行
い、プロッタI/F24はプロッタ3に印刷すべきデー
タを与える。端末バッファメモリ25は、端末1から送
られてくるイメージデータを格納し、プロッタI/F2
4に出力する。また、ビデオバッファ26は端末1から
送られてくるビデオデータを格納し、プロッタ3に出力
するものである。不揮発性メモリ27は、電源ON後の
プロッタ3の動作状態を制御するための情報、例えば、
印字すべき書体、印字方向、文字サイズ、文字間隔、行
間隔、印刷すべき図面データのデータ名と、そのデータ
名を送出した端末名等を格納するためのものである。バ
スバッファ28は、その他の情報をメモリ29に一時格
納するためのものである。
【0011】サーバ2が、上記端末1と同様のCADと
して利用されるものである場合は、上記端末1の場合と
同様の表示器17Eに接続されるパネルインタフェース
16EがCPU21に結合される。
【0012】プロッタ3には、描画ペンをX,Y軸方向
に移動させるプロッタエンジン31と用紙セット部32
とセット確認スイッチ33とデ−タ管理部34が備えら
れている。
【0013】続いて、上記端末1、サーバ2及びプロッ
タ3の構成による動作を、図3ないし図8に示されたフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0014】まず、端末1は、電源投入によりROM1
3に格納されているプログラムの実行を開始し、作図コ
マンドと出力コマンドのうち、キーボード19又はマウ
ス110 の操作により選択されたコマンドを実行する。
【0015】作図コマンドが実行されると、図3のサブ
ルーチンR1において、従来の方法により、希望の図面
を作図し、図面データ及びそのデータ名を作成すること
ができる。作図が終了して、その図面をプロッタ3で用
紙に上に出図したい場合は、続いて、出力コマンドを選
択して実行させることになる。出力コマンドが選択実行
されると、図3に示すように、まず、出力予約登録のた
めのサブルーチンSR2が実行される。このサブルーチ
ンにおいては、図4に示すように、当該端末のオペレー
タは、第1ステップ(以下、ステップをSと数字で表
す。)において、図面の基準となる座標、出力させ
ようとする図面データのデータ名及び送出先サーバを
指定するサーバ名をキーボードから入力する(S1)。
SR2に2種類あり、そのどちらかの選択により、出力
範囲を全部と一部のいずれかに設定可能である。上記出
力範囲の設定を行うと、端末1のCPU11は同一のコ
マンドの中で、初期化(S2)、図面の中心指定のため
の原点指定(S3)、データの出力範囲の設定(S
4)、及び設定された出力範囲のデータの読出(S5)
までを一連に実行する。ステップS4における出力範囲
設定は、端末の表示器17の画面に表示されている図面
の全範囲を指定するか、一部をカッコで括るかにより指
定される。
【0016】次に、端末1は、S1において入力され
た、出力しようとする図面データのデータ名をバッファ
メモリ14に作成される出力予約ファイルに入力する。
この出力データ名の出力予約ファイルへの入力は、オペ
レータが当該端末からサーバに対してどの様なデータの
出力を予約したかを後のデータ出力管理コマンドの実行
の際に当該端末の表示器17の画面に表示して、前記オ
ペレータが容易に分かるようにするために行うようにし
たものである。
【0017】上記のようにして、各端末のオペレータ
は、キーボード操作により、プロッタ3に出力させよう
とする図面の基準となる座標、データ名及びサーバ名を
指定して実行させると、その出力させようとする図面デ
ータのデータ名が出力予約ファイルに格納され、また、
それと同時にプロッタ用のデ−タが、サーバ2に送出さ
れることとなる。
【0018】端末1は、出力しようとする図面データを
サーバ2に送出した後、CPU11が出力管理コマンド
を実行する。すなわち、この出力管理コマンドでは、稼
動状況照査が行われる。この稼動状況照査においては、
図5に示すように、状況照査コマンドCOM1が実行さ
れ、その実行内容がサーババッファメモリ15に作成さ
れる状況確認ファイルに格納される(S11)。ここ
で、状況照査コマンドとは、サーバやプロッタの状態は
出力可能な状態か否か(すなわち、例えば、これらが立
ち上げられているか)等の状況をチェックするためのコ
マンドである。通常は、コマンドの実行が終了すると、
単に終了したことが表示されるだけで、その実行結果、
すなわち、サーバやプロッタの稼動状況は知ることがで
きないので、コマンド実行の結果を状況確認ファイルに
格納しておいて、必要時にその状態を見る(S12)方
法を採用している。そして、稼動状態が0か1の場合
は、サーバが使用可能であることを意味するので、次の
処理状況参照のためのサブルーチンSR4に移行する
が、稼動状態が0,1のいずれでもない場合は、このサ
ーバ2が使用不可能である旨の表示をさせる信号を出力
する。この表示信号出力に基づいて、当該端末1の表示
器17の表示画面にサーバ又はプロッタが使用不可能で
あることが表示され(S13)、ここで出力管理コマン
ドの実行が終了される(S14)。
【0019】図3の処理状況参照サブルーチンSR4
は、サーバ2におけるデータの出力処理状況を参照する
ものであり、端末1から送られてサーバ2の端末バッフ
ァメモリ25及びビデオバッファメモリ26に残ってい
るデータの状況、すなわち、未印刷のデータのリストを
作成して、表示器17に表示させる。さらに具体的に説
明すると、図6に示すように、メモリ25,26に保存
されているデータの内容を見る特定のコマンドCOM2
(処理状況参照コマンド)を実行してデータが保存され
ているか否かを調べ、そのコマンドの実行の結果をサー
ババッファメモリ15に作成される処理状況ファイルに
格納する(S21)。この処理状況ファイルを調べるこ
とにより、各端末からサーバ2に出力予約がされている
データ名を知ることができる。
【0020】続いて、作成された保存データリストと、
先に端末1において入力され、バッファメモリ14の出
力予約ファイルに格納されたデータ名とを表示器17の
画面に表示させる(S22)。図10は、端末の表示器
17の画面の表示内容の一例を示している。PAは作図
画面であり、PBは出力管理画面である。出力管理画面
PBには各端末からサーバに送られ、保存された順序
で、データ名が表示される。従って、端末からの出力予
約に対応する図面データの出力が未終了ならば、この出
力管理画面PBにそのデータ名が表示される。これに基
づいて、各端末からの出力予約状況を参照することがで
きる。図10において、SM01はサーバ名、HOST
27,HOST17,HOST10は端末名、RQa,
RQb,RQcはリクエストファイル名、B4,A4,
A3は用紙の指定サイズを意味する。データ名は予約順
に表示され、データリストの最上部に現在出力中のリク
エストファイル名と端末名と用紙サイズ(HOST2
7,RQa,B4)が表示される。以下、表示位置が下
方になる順序でプロッタから出力されることを意味して
いる。
【0021】最初の処理状況参照により、端末の画面
に、上記のサーバ2に出力予約をされているデータのリ
スト(データリスト)の表示(S22)が行われると、
時間カウントの開始をして(S23)、以後は一定時間
ごとに、例えばこの実施例では1分間ごとに、上記保存
状況確認コマンドCOM2の実行により画面表示の前記
リストの更新を行うようにしている。
【0022】その間に、出力管理画面PBの最上部に表
示されている端末名(図10の例ではHOST27)が
自分の端末名であるか否かを確認する(S24)。不一
致の場合、すなわち、他の端末名であるときは、その端
末名を反転表示させて現在出力中であることを強調表示
(S25)させた後、1分経過したか否かを調べる(S
26)。1分経過した時は、処理状況参照コマンドCO
M2の実行ステップ(S21)に戻る。
【0023】出力管理画面PBに表示された端末名が自
分の端末名である場合(S24でY)は、図7の図面デ
ータ出力処理のためのサブルーチンSR5に進む。この
サブルーチンでは、まず、図4の出力コマンドのS6に
おいて出力予約ファイルに入力されたデータ名がサーバ
2に送られる時はリクェストファイル名に変換される
が、この変換されたものが、このサブルーチンSR5の
第1ステップ(S31)においてバッファメモリ14に
作成される一時格納ファイルに格納される。
【0024】続いて、用紙をセットすべき旨のメッセー
ジが端末の表示器17の画面に表示される(S32)。
このメッセージ表示に基づいて、この端末のオペレータ
がプロッタまで出向き、指定サイズの用紙を用紙セット
部にセットした後、セット確認スイッチ33を押すと、
その信号がプロッタのデ−タ管理部34に与えられて、
出力予約した図面データの出力が開始される。そして、
前記メッセージが出力された後も、出力処理状況参照サ
ブルーチンの場合と同様に、この出力時の場合にも、所
定時間(この例でも1分間)ごとに出力中のデータ名を
更新するため、処理状況参照コマンドCOM2を実行
し、かつ、その実行結果を処理状況ファイルに格納し
(S33)、さらに、保存データ名と送出データ名のリ
ストを表示器17に表示させる(S34)。さらに、こ
の場合も、時間カウントを開始する(S35)ととも
に、リストの最上部に表示されている端末名が自分の端
末名か否かを調べる(S36)。
【0025】この表示されたデータリストの最上部に自
分の端末名がある場合は、現在、自分の端末から送った
データがプロッタに出力中であることが分かる。自分の
端末名でなくなった場合は、その前に自分の端末からの
データの出力が終了したことを意味するので、次の出力
を終了したデータの登録抹消のためのサブルーチンSR
6に移行するようになっている。自分の端末名である場
合は、最上部に表示されているリクェストファィル名を
一時格納ファイルに格納されたファイル名と照合して、
同一であるか否かを判断する(S37)。
【0026】ファイル名が一致する場合は、未だ最上部
に表示されているデータが出力中であることを表示する
(S38)。一致しない場合は、S31に戻って、保存
状況確認のサブルーチンSR2において画面の最上部に
表示されたリクェストファイル名を第4ファイルに格納
し、先の場合と同様に、用紙セット催促(S32)、未
印刷データ名の表示(S34)、時間カウント開始(S
35)、端末名の照合(S36)、ファイル名照合(S
37)を行い、ファイル名が同一の場合は、出力中であ
る旨の表示をさせ(S38)、かつ、そのデータ出力に
係る端末名を反転して強調表示する(S39)。さら
に、前記時間カウンタ開始から1分経過したか否かを調
べ(S310)、1分経過したならば、S33に戻っ
て、未出力のデータリストを更新する。
【0027】S36において画面の最上部から自分の端
末名が消えた場合は、次の登録抹消サブルーチンSR6
の実行に移る。ここでは、出力を終了した図面データに
関する記録、すなわち、サーバ2によるデータ受信元の
端末名、受信時刻、出力開始時刻及び終了時刻等の項目
を記録するコマンドCOM3を実行し、その結果を履歴
ファイルに格納する(S41)。
【0028】そして、履歴ファイルの状態が0か否かを
調べる(S42)。上記各項目が全て記録されている場
合は状態を0と判断し、それ以外であれば0でないと判
断するようにしてある。そして、状態0の場合は、プロ
ッタによる出力が正常に終了した旨を表示器17に表示
する(S43)。これに対して、0でない場合は、正常
に出力されなかった旨を表示させる(S44)。これら
の表示内容の送出後に、再び処理状況参照コマンドCO
M2を実行し、その結果を処理状況ファイルに格納し、
その中に自分のデータが未だ残っているか否かを判断す
る(S46)。未だ残っている場合(S46でY)は、
処理状況参照サブルーチンSR4に戻って処理を続行す
る(S47)。
【0029】これに対して、自分の端末名がなくなった
場合(S46でN)は、プロッタ3にデータが全て出力
されてデータリストにも残っていないことを意味するの
で、最初の出力コマンド実行時のS6でに作成した出力
予約ファイルのデータ名を削除する。これで出力終了の
処理が終わる。これにより、出力管理コマンドの実行が
終了する。
【0030】図9は、端末1からプロッタ3に出力させ
るべきデータをサーバ2に送出した後に、プロッタへそ
の出力をキャンセルする場合に実行するコマンドであ
る。従来は、出力キャンセルを行うには、オペレータが
プロッタ3まで行ってそのキャンセル用ボタンを操作す
る必要があったが、この発明によれば、当該端末におい
て所要の操作をすることにより、先に送出した所定のデ
ータの出力をキャンセルすることができるようになっ
た。このコマンドを実行させる場合には、出力予約キャ
ンセル信号を入力し、データ送出先のサーバ名と、出力
予約をキャンセルしたいデータ名を入力する(S5
1)。リスト表示がされる場合にリクエストファイル名
も一緒に表示されるので、上記データ名には、そのリク
エストファイル名を入力することになる。
【0031】端末1で、出力予約のキャンセルをしたい
データ名を指定した後、実行ボタンを押すと、指定され
たサーバに保存してあるデータ名の中から、指定された
ファイル名を探し出し、そのデータ名を消去する(S5
2)。このキャンセル処理が終わると、状態がこのシス
テムにおいて予め定めてある「2」であるか否か、すな
わち、キャンセル処理が正常に終わったか、エラーであ
ったかを判断する(S53)。状態が「2」以外である
場合は、端末1にキャンセルができなかった旨の表示
(S54)を、状態が「2」である場合は、キャンセル
がされた旨の表示(S55)をした後、キャンセルコマ
ンドの実行が終了される。
【0032】
【発明の効果】上述のように、この発明によれば、端末
から印刷すべき図面データのデータ名を送出すると、そ
の図面データについての印刷順序、印刷進行状況(未印
刷・印刷中・終了等の状態)が、各端末の表示器の画面
に表示されて、オペレータは当該端末で他のジョブをし
ながら、出力予約されたデータについての処理状況を把
握することができ、従って、用紙のセット、印刷終了後
の用紙の取外しを、印刷装置において無為の待ち時間な
しに、適切な時刻に印刷装置の所まで行って行うことが
でき、他のジョブの能率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数のCAD端末と印刷装置の一般的接続関係
を示すブロック図である。
【図2】本発明を実施する場合のシステム構成例を示す
ブロック図である。
【図3】端末の主たる動作の流れを示すフローチャート
である。
【図4】図3の出力予約登録のサブルーチンの動作を説
明するフローチャートである。
【図5】図3の稼動状況照査のサブルーチンの動作を説
明するフローチャートである。
【図6】図3の処理状況参照のサブルーチンの動作を説
明するフローチャートである。
【図7】図3のデータ出力のサブルーチンの動作を説明
するフローチャートである。
【図8】図3の登録抹消のサブルーチンの動作を説明す
るフローチャートである。
【図9】端末の出力予約キャンセルコマンド実行時の動
作を説明するフローチャートである。
【図10】端末の表示器の画面の表示内容の一例を示す
模式図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のCAD端末から、これらに共通に
    接続されたサーバマシンを経て印刷装置に前記CAD端
    末で作成された図面データを出力させるための出力管理
    装置において、(a)各CAD端末において、印刷装置
    に出力させようとする図面データのデータ名を入力し
    て、これを出力予約ファイルに登録し、また出力用のデ
    −タを作成する出力予約手段と、(b)前記CAD端末
    に共通に接続されたサーバマシン及びそのサーバマシン
    に接続された前記印刷装置が出力可能か否かを照査する
    稼働状況照査手段と、(c)前記サーバマシン及び印刷
    装置が出力可能な場合に、出力用に変換されたデ−タを
    前記CAD端末から前記サーバマシンに送出するととも
    に、前記サーバマシンの複数のCAD端末からの図面デ
    ータの受付け処理状況を受信して処理状況ファイルに格
    納し、格納された内容を画面に表示して参照する出力処
    理状況参照手段と、(d)前記サーバマシンにおける出
    力処理が当該CAD端末からの図面データを前記印刷装
    置に出力する場合の図面データ出力処理手段と、(e)
    前記印刷装置における図面データの出力処理が終了した
    ならば、前記出力予約ファイルに登録された図面データ
    のデータ名を消去する登録抹消手段と、を有すること特
    徴とする印刷データの出力管理装置。
  2. 【請求項2】各CAD端末において、印刷装置に出力さ
    せようとする図面データのデータ名が出力予約ファイル
    に登録された後、図面データ出力処理手段により出力さ
    れる前に、出力予約キャンセル信号を入力し、かつ、キ
    ャンセルしようとする図面データのデータ名を入力され
    たときは、前記出力予約ファイルに登録された前記デー
    タ名を消去する出力予約キャンセル手段を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の印刷データの出力管理装置。
  3. 【請求項3】処理状況参照手段は、処理状況参照を定期
    的に行うものであることを特徴とする請求項1記載の印
    刷データの出力管理装置。
  4. 【請求項4】処理状況参照手段は、出力中のデータ名を
    画面に強調表示するものであることを特徴とする請求項
    1記載の印刷データの出力管理装置。
JP4085942A 1992-03-09 1992-03-09 印刷データの出力管理装置 Pending JPH05250108A (ja)

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