JP2006236124A - Cadデータ変換プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】異なるCAD間でデータ形式を変換する場合に、座標値の有効桁の喪失を防ぐこと。
【解決手段】データ入力部110が変換元CADデータを読み込んでCADデータ記憶部120に格納し、座標変更部130が変換元CADデータで定義された図形の中心座標を求めて図形の中心が原点となるようにCADデータ記憶部120の変換元CADデータの座標を変更し、データ変換部140が座標変更部130によって座標が変更された変換元CADデータを用いてデータ形式を変換して変換先CADデータを生成する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、異なるCAD間のデータ形式の変換を行うCADデータ変換プログラムに関し、特に、データ形式の変換にともなう座標値の有効桁の喪失を防ぎ、精度良くデータ形式を変換することができるCADデータ変換プログラムに関するものである。
CADの図面データのデータ形式や精度は、CADにより異なることが多い。また、データの精度については、同一CADでも対象に応じて異なる設定が行われる場合もある(例えば、特許文献1参照。)。したがって、他のCADで作成した図面を利用する場合には、データ形式の変換を行うとともに、データの精度を保つことが重要となる。
特許第2719228号明細書
CADデータでは、CADデータに利用されている浮動小数点数の特性から、データの精度は、図面の座標位置に依存したものとなる。図8は、座標位置によるCADデータの精度の違いを説明するための説明図である。
同図は、(0,0)と(10,0)を結ぶ長さが「10」である直線と(1,000,000,0)と(1,000,010,0)とを結ぶ長さが「10」である直線を示している。ここで、(0,0)と(10,0)を結ぶ直線の始点と終点のx座標は、有効桁数が2桁で表現可能であるが、(1,000,000,0)と(1,000,010,0)を結ぶ直線の始点と終点のx座標は、有効桁数が8桁必要となり、有効桁数が減った場合には、例えば、(1.00×10^6,0)のように記憶されるため、始点と終点のx座標の差がなくなってしまうという問題がある。
すなわち、原点から遠くにある図形の座標データは、変換にあたって有効桁がなくなってしまう場合があるという問題がある。また、有効桁が残っている場合でも、変換後の編集によって有効桁がなくなってしまう場合もある。その他、CAD間で座標の有効範囲が異なる場合には、座標の変換を行うことができない場合もあるという問題もある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、データ形式の変換にともなう座標値の有効桁の喪失を防ぎ、精度良くデータ形式を変換することができるCADデータ変換プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係るCADデータ変換プログラムは、異なるCAD間のデータ形式の変換を行うCADデータ変換プログラムであって、変換元のCADデータの座標を該CADデータで定義された図形全体が原点方向に移動するように変更する座標変更手順と、前記座標変更手順により座標が変更された変換元のCADデータのデータ形式を変換先のデータ形式に変換するデータ変換手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、変換元のCADデータの座標をCADデータで定義された図形全体が原点方向に移動するように変更し、座標を変更した変換元のCADデータのデータ形式を変換先のデータ形式に変換するよう構成したので、データ形式の変換にともなう座標値の有効桁の喪失を防ぐことができる。
また、請求項2の発明に係るCADデータ変換プログラムは、請求項1の発明において、前記座標変更手順は、変換元のCADデータで定義された二次元CAD図形全体を含む矩形の中心座標が原点になるように変換元のCADデータの座標を変更することを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、変換元のCADデータで定義された二次元CAD図形全体を含む矩形の中心座標が原点になるように変換元のCADデータの座標を変更するよう構成したので、図形の座標値を原点の座標値に近づけることができる。
また、請求項3の発明に係るCADデータ変換プログラムは、請求項1の発明において、前記座標変更手順は、変換元のCADデータで定義された二次元CAD図形が占める領域のうちで有効範囲として指定された矩形の中心座標が原点になるように変換元のCADデータの座標を変更することを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、変換元のCADデータで定義された二次元CAD図形が占める領域のうちで有効範囲として指定された矩形の中心座標が原点になるように変換元のCADデータの座標を変更するよう構成したので、有効範囲内にある図形を原点周辺に配置することができる。
また、請求項4の発明に係るCADデータ変換プログラムは、請求項3の発明において、前記有効範囲は、印刷範囲として設定された範囲であることを特徴とする。
この請求項4の発明によれば、印刷範囲として設定された範囲を有効範囲とするよう構成したので、印刷範囲内にある図形を原点周辺に配置することができる。
また、請求項5の発明に係るCADデータ変換プログラムは、請求項1〜4の発明において、前記座標変更手順は、変換元のCADデータのうち座標が所定の座標値を超えるものがあるか否かを判定し、所定の座標値を超えるものがある場合に図面全体が原点方向に移動するように変換元のCADデータの座標を変更することを特徴とする。
この請求項5の発明によれば、変換元のCADデータのうち座標が所定の座標値を超えるものがあるか否かを判定し、所定の座標値を超えるものがある場合に図面全体が原点方向に移動するように変換元のCADデータの座標を変更するよう構成したので、変換元のCADデータのうち座標が所定の座標値を超えているために変換先の座標の有効範囲におさまらなくなることを防ぐことができる。
請求項1の発明によれば、データ形式の変換にともなう座標値の有効桁の喪失を防ぐので、精度良くデータ形式を変換することができるという効果を奏する。
また、請求項2の発明によれば、図形の座標値を原点の座標値に近づけるので、図形全体を原点方向に移動することができるという効果を奏する。
また、請求項3の発明によれば、有効範囲内にある図形を原点周辺に配置するので、有効範囲内にある図形の座標精度を向上することができるという効果を奏する。
また、請求項4の発明によれば、印刷範囲内にある図形を原点周辺に配置するので、印刷範囲内にある図形の座標精度を向上することができるという効果を奏する。
また、請求項5の発明によれば、変換元のCADデータのうち座標が所定の座標値を超えているために変換先の座標の有効範囲におさまらなくなることを防ぐので、座標の有効範囲が異なるCAD間でも確実にデータ形式を変換することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るCADデータ変換プログラムの好適な実施例を詳細に説明する。
まず、本実施例に係るCADデータ変換装置による座標変更の概念について説明する。図1は、本実施例に係るCADデータ変換装置による座標変更の概念を説明するための説明図である。
同図に示すように、本実施例に係るCADデータ変換装置は、CADデータを変換する前に、CADデータにより定義された図形の最大および最小のx座標、y座標に基づいて図形に外接する矩形の中心座標を求め、中心座標が原点になるようにCADデータの座標を変更する。
すなわち、図1に示す例では、図形の左下座標が(999,975.00,499,967.50)であり、右上座標が(1,000,025.00,500,032.50)であるので、図形に外接する矩形の中心座標は(1,000,000.00,500,000.00)となる。
そこで、本実施例に係るCADデータ変換装置は、CADデータの全てのx座標の値から「1,000,000.00」を引き、全てのy座標の値から「500,000」を引いて座標を変更する。例えば、円弧1の中心座標を(1,000,000.00,500,017.50)から(0.00,17.50)に変更する。この結果、座標値を表現するために必要な有効桁数を8〜9桁から3〜4桁に減らすことができる。
このように、本実施例に係るCADデータ変換装置は、CADデータを変換する前に、CADデータで定義される図形の中心が原点となるように図形全体を平行移動することによって、座標の精度を向上し、変換にともなう有効桁数の喪失を防ぐことができる。
次に、本実施例に係るCADデータ変換装置の構成について説明する。図2は、本実施例に係るCADデータ変換装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このCADデータ変換装置100は、データ入力部110と、CADデータ記憶部120と、座標変更部130と、データ変換部140とを有する。
データ入力部110は、変換元CADデータを読み込んでCADデータ記憶部120に格納する処理部である。CADデータ記憶部120は、変換元CADデータを記憶する記憶部である。
図3は、CADデータ記憶部120の一例を示す図である。同図に示すように、このCADデータ記憶部120は、CAD図面を構成する要素図形ごとに、要素図形を識別する要素番号、要素図形の種別および変更前後のCADデータを記憶する。
ここで、変更前CADデータは、データ入力部110によって読み込まれた変換元CADデータであり、変更後CADデータは、変換元CADデータで定義される図形の中心を原点に移動した後のCADデータである。具体的には、変更前CADデータおよび変更後CADデータとも、要素図形が円弧の場合には、CADデータは中心座標と半径であり、要素図形が直線の場合には、CADデータは始点および終点のx座標およびy座標である。
例えば、要素番号が「1」である円弧は、変更前の中心座標および半径が(1,000,000.00,500,017.50)および「15.00」であり、変更後の中心座標および半径が(0.00,17.50)および「15.00」である。
座標変更部130は、変換元CADデータで定義される図形の中心を原点に移動することによって座標を変更する処理部であり、移動量算出部131と、図形移動部132とを有する。
移動量算出部131は、変換元CADデータで定義される図形の中心座標を算出する処理部であり、算出した中心座標のx座標がx軸方向の移動量となり、y座標がy軸方向の移動量となる。
図形移動部132は、移動量算出部131が算出した中心座標から原点へ図形を移動する処理部である。すなわち、この図形移動部132は、変換元CADデータの全てのx座標の値から移動量算出部131が算出した中心座標のx座標の値を引き、変換元CADデータの全てのy座標の値から中心座標のy座標の値を引いてCADデータ記憶部120に変更後座標として格納する。なお、この図形移動部132は、円弧の半径など座標変更とは関係のないデータは、変換前のデータをそのままコピーする。
このように、座標変更部130の移動量算出部131が変換元CADデータで定義される図形の中心座標を算出することでx座標およびy座標の変更量を算出し、図形移動部132が移動量算出部131が算出した中心座標に基づいて変換元CADデータのx座標およびy座標の値を変更することによって、座標値を表現するために必要な有効桁数を少なくすることができる。
データ変換部140は、CADデータ記憶部120に記憶された変更後CADデータを用いて変換先CADデータを生成する処理部であり、変更後CADデータを用いることによって、変換にともなう有効桁の喪失を防ぐことができ、精度良くCADデータを変換することができる。
次に、本実施例に係るCADデータ変換装置100の処理手順について説明する。図4は、本実施例に係るCADデータ変換装置100の処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、このCADデータ変換装置100は、データ入力部110が変換元CADデータを入力してCADデータ記憶部120に変更前CADデータとして格納する(ステップS101)。
そして、座標変更部130がCADデータ記憶部120に記憶された変更前CADデータの座標を変更して変更後CADデータとしてCADデータ記憶部120に格納する(ステップS102)。そして、データ変換部140がCADデータ記憶部120の変更後CADデータを用いてデータ形式を変換し、変換先CADデータとして出力する(ステップS103)。
このように、座標変更部130がCADデータ記憶部120に記憶されたCADデータの座標を変更し、データ変換部140が座標変更部130によって変更された後のCADデータを用いてデータ形式を変換することによって、変換先のデータ形式の有効桁数が少ない場合にも、有効桁の喪失を防ぎ、精度良く変換することができる。
次に、図2に示した座標変更部130の処理手順について説明する。図5は、図2に示した座標変更部130の処理手順を示すフローチャートである。なお、この座標変更部130の処理は、図4のステップS102の処理に対応する。
図5に示すように、この座標変更部130は、移動量算出部131がCADデータ記憶部120に記憶された変更前CADデータで定義される図形に外接する矩形の左下座標と右上座標を算出する(ステップS201)。
すなわち、移動量算出部131は、CADデータ記憶部120に記憶された変更前CADデータで定義される要素図形から最もx座標およびy座標が小さい点と、最もx座標およびy座標が大きい点の座標を算出する。そして、移動量算出部131は、算出した左下座標と右上座標から矩形の中心座標を算出する(ステップS202)。
そして、図形移動部132が移動量算出部131によって算出された中心座標を用いて変更前CADデータの全ての座標を変更し、CADデータ記憶部120に変更後CADデータとして格納する(ステップS203)。
このように、移動量算出部131が変更前CADデータで定義される図形の中心座標を算出し、図形移動部132が移動量算出部131によって算出された中心座標を用いて変更前CADデータの座標を変更して変更後CADデータとしてCADデータ記憶部120に格納することによって、データ変換部140は、座標を表現するために必要な有効桁数が少ないデータからデータ形式の変換を行うことができる。
なお、ここでは、変更元CADデータで定義される図形の中心を原点に移動する場合について説明したが、CAD図面には印刷範囲などの有効範囲が設定されていることが多く、図面の有効範囲の中心を原点に移動することもできる。そこで、図面の有効範囲の中心を原点に移動する場合の座標変更部130の処理手順について説明する。
図6は、図面の有効範囲に基づいて座標変更を行う座標変更部130の処理手順を示すフローチャートである。図6に示すように、この座標変更部130は、移動量算出部131が変換元CADデータに設定された図面の有効範囲を取得し(ステップS301)、有効範囲の中心座標を算出する(ステップS302)。
そして、図形移動部132が移動量算出部131によって算出された中心座標を用いて変更前CADデータの座標を変更し、CADデータ記憶部120に変更後CADデータとして格納する(ステップS303)。
このように、移動量算出部131が図面の有効範囲の中心座標を算出し、図形移動部132が移動量算出部131によって算出された中心座標を用いて変更前CADデータの座標を変更して変更後CADデータとしてCADデータ記憶部120に格納することによって、データ変換部140は、座標を表現するために必要な有効桁数が少ないデータからデータ形式の変換を行うことができる。
上述してきたように、本実施例では、座標変更部130が変換元CADデータで定義された図形の中心座標を求めて図形の中心が原点となるように変換元CADデータの座標を変更し、データ変換部140が座標変更部130によって座標が変更された変換元CADデータを用いてデータ形式を変換して変換先CADデータを生成することとしたので、座標を表現するために必要な有効桁数が少ないデータからデータ形式の変換を行うことができ、データ形式の変換にともなう有効桁の喪失を防ぐことができる。
なお、本実施例では、変換元CADデータで定義された図形の中心が原点になるように変換元CADデータの座標を常に変更してデータ形式を変換する場合について説明したが、CAD間で座標の有効範囲が異なる場合に、変換先のCADの座標の有効範囲から外れた部分が変換元の図面にあるか否かを判定し、有効範囲から外れた部分がある場合にだけ変換元CADデータの座標を変更してデータ形式を変換するようにすることもできる。
また、変換元CADデータで定義された図形を平行移動するだけでは変換先の座標の有効範囲におさまらない場合には、変換元の図形の縮尺を自動的に変更してからデータ形式を変換するようにすることもできる。
また、本実施例では、異なるCADで作成したCAD図面のデータ形式を変換する場合に変換元CADデータの座標を変更する場合について説明したが、データ形式を変更することなく、単に図面の座標位置を原点近くに移動するようにすることもできる。CADで図面を書く場合には、第一象現や第二象現など、必ずしも原点を中心にしない場合も多く、原点から離れた場所に書かれた図形を原点近くに移動することによって、原点から遠くに位置する図形の編集中に座標の有効桁が喪失することを防ぐことができる。
また、本実施例では、二次元CAD間でデータ形式を変換する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、三次元CAD間でデータ形式を変換する場合にも同様に適用することができる。
すなわち、本実施例では、平面図形に外接する矩形の中心が原点になるように平面図形を移動したが、三次元CADでは、立体図形に外接する直方体の中心が原点になるように立体図形を移動することによって、データ形式の変換にともなう有効桁の喪失を同様に防ぐことができる。
また、本実施例では、CADデータ変換装置について説明したが、CADデータ変換装置が有する構成をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有するCADデータ変換プログラムを得ることができる。そこで、このCADデータ変換プログラムを実行するコンピュータについて説明する。
図7は、本実施例に係るCADデータ変換プログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコンピュータ200は、RAM210と、CPU220と、HDD230と、LANインタフェース240と、入出力インタフェース250と、DVDドライブ260とを有する。
RAM210は、プログラムやプログラムの実行途中結果などを記憶するメモリであり、CPU220は、RAM210からプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。
HDD230は、プログラムやデータを格納するディスク装置であり、LANインタフェース240は、コンピュータ200をLAN経由で他のコンピュータに接続するためのインタフェースである。
入出力インタフェース250は、マウスやキーボードなどの入力装置および表示装置を接続するためのインタフェースであり、DVDドライブ260は、DVDの読み書きを行う装置である。
そして、このコンピュータ200において実行されるCADデータ変換プログラム211は、DVDに記憶され、DVDドライブ260によってDVDから読み出されてコンピュータ200にインストールされる。
あるいは、このCADデータ変換プログラム211は、LANインタフェース240を介して接続された他のコンピュータシステムのデータベースなどに記憶され、これらのデータベースから読み出されてコンピュータ200にインストールされる。
そして、インストールされたCADデータ変換プログラム211は、HDD230に記憶され、RAM210に読み出されてCPU220によってCADデータ変換プロセス221として実行される。
(付記1)異なるCAD間のデータ形式の変換を行うCADデータ変換プログラムであって、
変換元のCADデータの座標を該CADデータで定義された図形全体が原点方向に移動するように変更する座標変更手順と、
前記座標変更手順により座標が変更された変換元のCADデータのデータ形式を変換先のデータ形式に変換するデータ変換手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするCADデータ変換プログラム。
(付記2)前記座標変更手順は、変換元のCADデータで定義された二次元CAD図形全体を含む矩形の中心座標が原点になるように変換元のCADデータの座標を変更することを特徴とする付記1に記載のCADデータ変換プログラム。
(付記3)前記座標変更手順は、変換元のCADデータで定義された二次元CAD図形が占める領域のうちで有効範囲として指定された矩形の中心座標が原点になるように変換元のCADデータの座標を変更することを特徴とする付記1に記載のCADデータ変換プログラム。
(付記4)前記有効範囲は、印刷範囲として設定された範囲であることを特徴とする付記3に記載のCADデータ変換プログラム。
(付記5)前記座標変更手順は、変換元のCADデータのうち座標が所定の座標値を超えるものがあるか否かを判定し、所定の座標値を超えるものがある場合に図面全体が原点方向に移動するように変換元のCADデータの座標を変更することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載のCADデータ変換プログラム。
(付記6)前記座標変更手順は、図面全体を原点方向に移動するだけでは変換元のCADデータの座標が所定の座標値を超えたままである場合には、図面全体の縮尺を変更することを特徴とする付記5に記載のCADデータ変換プログラム。
(付記7)CADデータの座標を変更するCAD座標変更プログラムであって、
CADデータで定義された図形の中心座標を算出する中心座標算出手順と、
前記図形が原点方向に移動するように前記中心座標算出手順により算出された中心座標を用いてCADデータの座標を変更する座標変更手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするCAD座標変更プログラム。
(付記8)異なるCAD間のデータ形式の変換を行うCADデータ変換方法であって、
変換元のCADデータの座標を該CADデータで定義された図形全体が原点方向に移動するように変更する座標変更工程と、
前記座標変更工程により座標が変更された変換元のCADデータのデータ形式を変換先のデータ形式に変換するデータ変換工程と、
を含んだことを特徴とするCADデータ変換方法。
(付記9)異なるCAD間のデータ形式の変換を行うCADデータ変換装置であって、
変換元のCADデータの座標を該CADデータで定義された図形全体が原点方向に移動するように変更する座標変更手段と、
前記座標変更手段により座標が変更された変換元のCADデータのデータ形式を変換先のデータ形式に変換するデータ変換手段と、
を備えたことを特徴とするCADデータ変換装置。
以上のように、本発明に係るCADデータ変換プログラムは、CADに有用であり、特に、座標の表現精度や有効範囲が異なるCAD間で図面を流用する場合に適している。
本実施例に係るCADデータ変換装置による座標変更の概念を説明するための説明図である。 本実施例に係るCADデータ変換装置の構成を示す機能ブロック図である。 CADデータ記憶部の一例を示す図である。 本実施例に係るCADデータ変換装置の処理手順を示すフローチャートである。 図2に示した座標変更部の処理手順を示すフローチャートである。 図面の有効範囲に基づいて座標変更を行う座標変更部の処理手順を示すフローチャートである。 本実施例に係るCADデータ変換プログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。 座標位置によるCADデータの精度の違いを説明するための説明図である。
符号の説明
100 CADデータ変換装置
110 データ入力部
120 CADデータ記憶部
130 座標変更部
131 移動量算出部
132 図形移動部
140 データ変換部
200 コンピュータ
210 RAM
211 CADデータ変換プログラム
220 CPU
221 CADデータ変換プロセス
230 HDD
240 LANインタフェース
250 入出力インタフェース
260 DVDドライブ

Claims (5)

  1. 異なるCAD間のデータ形式の変換を行うCADデータ変換プログラムであって、
    変換元のCADデータの座標を該CADデータで定義された図形全体が原点方向に移動するように変更する座標変更手順と、
    前記座標変更手順により座標が変更された変換元のCADデータのデータ形式を変換先のデータ形式に変換するデータ変換手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするCADデータ変換プログラム。
  2. 前記座標変更手順は、変換元のCADデータで定義された二次元CAD図形全体を含む矩形の中心座標が原点になるように変換元のCADデータの座標を変更することを特徴とする請求項1に記載のCADデータ変換プログラム。
  3. 前記座標変更手順は、変換元のCADデータで定義された二次元CAD図形が占める領域のうちで有効範囲として指定された矩形の中心座標が原点になるように変換元のCADデータの座標を変更することを特徴とする請求項1に記載のCADデータ変換プログラム。
  4. 前記有効範囲は、印刷範囲として設定された範囲であることを特徴とする請求項3に記載のCADデータ変換プログラム。
  5. 前記座標変更手順は、変換元のCADデータのうち座標が所定の座標値を超えるものがあるか否かを判定し、所定の座標値を超えるものがある場合に図面全体が原点方向に移動するように変換元のCADデータの座標を変更することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のCADデータ変換プログラム。
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