JP3861420B2 - 光ディスク装置におけるスピンドルモータの傾角調整機構 - Google Patents
光ディスク装置におけるスピンドルモータの傾角調整機構 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、CD、DVD等の記録または再生を行う光ディスク装置において、メカシャーシに対するスピンドルモータの傾き(傾角)を調整して、スピンドルモータの回転軸と光ピックアップの光軸が平行になるようにするための傾角調整機構に関し、トラック幅方向およびトラック接線方向の傾角を個別に調整できるようにするとともに、調整に伴うターンテーブルの移動量を減少させたものである。
【0002】
【従来の技術】
光ディスクに情報の記録を行いまたは光ディスクから情報の再生を行う際には、光ピックアップの光軸が光ディスクの記録面に垂直に当たる必要があり、このためには光ディスク装置のスピンドルモータの回転軸と光ピックアップの光軸が平行に配置されていなければならない。ところが、光ディスク装置のメカシャーシの成型誤差や組立誤差等により、スピンドルモータの回転軸と光ピックアップの光軸が平行からずれて配置されることがある。このため、組立終了後にスピンドルモータをメカシャーシに対して傾動させてスピンドルモータの回転軸を光ピックアップの光軸と平行になるように調整するために傾角調整機構がメカシャーシに組み込まれ、工場出荷前に傾角調整を行うようにしている。
【0003】
従来の傾角調整機構を図2に示す。メカシャーシ10の上には台座12,14が固定配置され、台座12,14の傾斜面12a,14a上に、スピンドルモータ16を固定配置したモータベース18が載置されている。モータベース18の一部18cは、メカシャーシ10に回転可能に取り付けられた円筒カム37の上端の傾斜したカム面37aに当接している。スピンドルモータ16の回転軸20上にはターンテーブル22が取り付けられている。ねじ24,26,28はモータベース18を貫通してメカシャーシ10にねじ込まれている。ねじ24,26,28にはばね31,32,33が短縮した状態で通されており、ばね31,32,33の付勢力によりモータベース18は台座傾斜面12a,14aおよびカム面37aに押し当てられている。偏心カム27には偏心ピン29が形成され、偏心ピン29はモータベース18のカム孔30に係合している。偏心カム27を矢印K方向に回すことにより、偏心ピン29とカム孔30の係合でモータベース18が矢印L方向に移動して、モータベース18の端部18a,18bが台座12,14の傾斜面12a,14aに沿ってスライドして、メカシャーシ10に対するスピンドルモータ16の一方向(トラック接線方向)の傾角が調整される。このとき、メカシャーシ10に固設されたピン25,27は、モータベース18の凹部18d,18eに係合して、回転軸20に直角でかつ矢印Lに直角な方向へのモータベース18のスライド動作を阻止する。また、円筒カム37を矢印M方向に回すことにより、モータベース18は、台座傾斜面12,14と当接する両側部を軸NまたはN′として回転して、他方向(トラック幅方向)の傾角が調整される。
【0004】
従来の別の傾角調整機構として特開平8−17135号公報に記載されたものを図3に示す。スピンドルモータ35の回転軸36にはターンテーブル38が取り付けられている。スピンドルモータ35はモータベース40上に固定配設されている。モータベース40は3点C,D,Eでメカシャーシ41に取付支持されている。点Cは、メカシャーシ41とモータベース40との間にスペーサ44を挟んで、ねじ42でメカシャーシ41とモータベース40を連結しており、モータベース40をメカシャーシ41に対し点Cを支点として全方向に傾動可能に支持している。点Dは、メカシャーシ41とモータベース40との間にばね46を挟んでねじ48でメカシャーシ41とモータベース40とを連結しており、ねじ48のねじ込み量に応じて、点C,Eを結ぶ線Fを傾動軸として、該傾動軸Fの回り方向にモータベース40の傾角が調整される。点Eはメカシャーシ41とモータベース40との間にばね50を挟んでねじ52でメカシャーシ41とモータベース40を連結しており、ねじ52のねじ込み量に応じて、点C,Dを結ぶ線Gを傾動軸として、該傾動軸Gの回り方向にモータベース40の傾角が調整される。
【0005】
従来のさらに別の傾角調整機構として特開平9−223353号公報に記載されたものを図4に示す。スピンドルモータ53の回転軸54にはターンテーブル56が取り付けられている。スピンドルモータ53はモータベース58上に固定配設されている。モータベース58は点Hで全方向に傾動可能にメカシャーシ60に支持されている。メカシャーシ60とモータベース58は点Iでばね62を挟んでねじ64で連結されており、ねじ64のねじ込み量に応じて点H,Jを結ぶ線を傾動軸として、その軸回り方向にモータベース58の傾角が調整される。メカシャーシ60とモータベース58は点Jでばね66を挟んでねじ68で連結されており、ねじ68のねじ込み量に応じて点H,Iを結ぶ線を傾動軸として、その軸回り方向にモータベース58の傾角が調整される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記図2の傾角調整機構によれば、モータベース18の端部18a,18bの曲げ位置誤差および台座傾斜面12a,14aの位置および角度誤差がターンテーブル22の高さに影響を与え、ターンテーブル22の高さ精度を出しにくかった。また、これらの位置誤差および角度誤差がターンテーブル22のトラック接線方向位置に影響を与え、光ピックアップのフィード動作による光軸の移動方向が光ディスクの中心軸に直交する方向からずれる原因となっていた。また、偏心カム27による傾動動作の中心軸が仮想軸であるため1点に明瞭に定まりにくかった。
【0007】
前記図3の傾角調整機構によれば、ねじ48,52を回すとモータベース40が点Cを支点として上下方向に回動するので、傾角の調整に伴うターンテーブル38の上下方向の移動量が大きかった。このため、光ピックアップのフォーカスアクチュエータの変位幅が狭いと、フォーカス合わせができなくなる欠点があった。また、ねじ48を回すとモータベース40は点C,Eを結ぶ斜めの傾動軸Fで傾動するので、光ディスクのトラック接線方向とトラック幅方向の両方向に傾動動作が生じ、調整装置がしにくかった。
【0008】
また、前記図4の傾角調整機構によれば、ねじ64,68を回すとモータベース58が点Hを支点として上下方向に回動するので、傾角の調整に伴うターンテーブル56の上下方向の移動量が大きかった。このため、光ピックアップのフォーカスアクチュエータの変位幅が狭いと、フォーカス合わせができなくなる欠点があった。
【0009】
この発明は、前記従来の技術における問題点を解決して、トラック幅方向およびトラック接線方向の傾角を個別に調整できるようにするとともに、調整に伴うターンテーブルの移動量を減少させたスピンドルモータの傾角調整機構を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、回転軸にターンテーブルを取り付けたスピンドルモータをメカシャーシに支持し、該メカシャーシに光ピックアップをその光軸がスピンドルモータの回転軸にほぼ直交する方向に移動するように移送可能に支持する光ディスク装置において、メカシャーシに対するスピンドルモータの傾きを調整するための機構であって、スピンドルモータを、該スピンドルモータの回転軸に直交しかつ光ピックアップの光軸の移動方向に直交する方向に延在する第1の傾動軸の回り方向と、スピンドルモータの回転軸に直交しかつ光ピックアップの光軸の移動方向に延在する第2の傾動軸の回り方向にそれぞれ傾動可能にメカシャーシに支持する傾動機構と、スピンドルモータを第1の傾動軸の回り方向に駆動して該第1の傾動軸の回り方向の傾角を調整する第1の調整手段と、スピンドルモータを第2の傾動軸の回り方向に駆動して該第2の傾動軸の回り方向の傾角を調整する第2の調整手段とを具備してなるものである。
【0011】
この発明によれば、スピンドルモータを、該スピンドルモータの回転軸に直交しかつ光ピックアップの光軸の移動方向に直交する方向に延在する第1の傾動軸の回り方向と、スピンドルモータの回転軸に直交しかつ光ピックアップの光軸の移動方向に延在する第2の傾動軸の回り方向にそれぞれ傾動可能にメカシャーシに支持し、第1の調整手段でスピンドルモータをメカシャーシに対し第1の傾動軸の回り方向に駆動して該第1の傾動軸の回り方向の傾角を調整し、第2の調整手段でスピンドルモータをメカシャーシに対し第2の傾動軸の回り方向に駆動して該第2の傾動軸の回り方向の傾角を調整するようにしたので、第1の傾動軸の回り方向の傾角と第2の傾動軸の回り方向の傾角を個別に調整することができ、調整操作が容易になる。また、第2の傾動軸と第1の傾動軸がともにスピンドルモータの回転軸を通る位置に配置されているので、傾角の調整に伴うターンテーブルの上下方向の移動量が減少し、フォーカスアクチュエータの変位幅が狭くてもフォーカス合わせができなくなる不都合を解消することができる。
【0012】
この発明において、前記傾動機構は、スピンドルモータをモータベースに第2の傾動軸の回り方向に傾動自在に支持し、該モータベースをメカシャーシに第1の傾動軸の回り方向に傾動自在に支持した構造として構成されているものである。
【0013】
また、この発明において、第1、第2の調整手段は、スピンドルモータを第1、第2の傾動軸の回り方向に付勢する付勢手段と、スピンドルモータを該付勢手段の付勢力に抗して第1の傾動軸の回り方向に押し戻して該第1の傾動軸の回り方向の傾角を調整する第1の押圧部材と、スピンドルモータを該付勢手段の付勢力に抗して第2の傾動軸の回り方向に押し戻して該第2の傾動軸の回り方向の傾角を調整する第2の押圧部材とを具備してなるものである。付勢手段は、例えばスピンドルモータに対し第1の傾動軸による傾動方向と第2の傾動軸による傾動方向の中間の方向に押圧力を与えて第1の傾動軸の回り方向および第2の傾動軸の回り方向の付勢力を与える1個のばねで構成することができる。
【0014】
なお、付勢手段は第1の傾動軸の回り方向に付勢力を与える付勢手段と第2の傾動軸の回り方向に付勢力を与える付勢手段を別々に構成することもできる。この場合、第1の傾動軸の回り方向に付勢力を与える付勢手段は、スピンドルモータに対し押圧力を与えるものとして構成するほか、モータベースに対し直接押圧力を与えるものとして構成することもできる。
【0015】
第1の傾動軸は、例えばモータベースに、スピンドルモータの回転軸に直交する方向に延在する細幅の延在部を該回転軸を挟んでその両側に形成し、該両延在部の延在方向を光ピックアップの光軸の移動方向と直交する方向に沿わせて、該両延在部をその延在方向を軸としてその軸回り方向に回動可能にメカシャーシに支持して構成することができる。
【0016】
この場合、モータベースの延在部は、例えば該延在部の下面を前記メカシャーシに形成された突起上に支持した状態で、その上面にメカシャーシに取り付けられた板ばねの突起を押し当てて該メカシャーシに取付け支持することができる。さらにこの板ばねの突起はモータベースに対し前記付勢手段による第1の傾動軸の回り方向への付勢力と同じ方向に付勢力を与えるモーメントを生じさせるように、メカシャーシに形成された突起に対しオフセットした位置に形成することができる。
【0017】
第2の傾動軸は、例えばスピンドルモータの外筒のターンテーブルと対面する端面の第2の傾動軸に沿った位置でスピンドルモータの回転軸を挟んでその両側の位置に突部を形成し、この突部にモータベースを該突部を支点として傾動可能に支持して構成することができる。これによれば、第1、第2の傾動軸をターンテーブルの近くに構成することができるので、傾角の調整に伴うターンテーブルの水平方向の移動量も減少させることができる。
【0018】
なお、突部は例えば金属ピンで構成することができる。この場合、金属ピンがモータベースを貫通して該モータベースを該金属ピンを支点として傾動可能に支持し、かつ該金属ピンの上部を大径に形成して該モータベースの抜け止めを構成し、スピンドルモータの外筒端面とモータベースとの間にばねを配置して、該ばねの付勢力でモータベースを金属ピンの上部大径部に押し当てて該当接箇所を支点として傾動可能に支持して第2の傾動軸を構成することができる。
【0019】
また、この発明のスピンドルモータの傾角調整機構は、例えばスピンドルモータをメカシャーシに形成された、該スピンドルモータの外径よりも大径のスリーブ内に傾動可能に収容し、前記付勢手段を、このスリーブに取り付けられてスピンドルモータの外筒側面を押圧して該スピンドルモータに対し第1の傾動軸および前記第2の傾動軸の回り方向の付勢力を与える1個または複数個の板ばねで構成し、前記第1の押圧部材を、第2の傾動軸に平行でかつスピンドルモータの回転軸に直交する方向に延在してスリーブに取り付けられ該スリーブを貫通してスピンドルモータの外筒側面を第1の軸回り方向に押圧する第1のねじで構成し、第2の押圧部材を、第1の傾動軸に平行でかつスピンドルモータの回転軸に直交する方向に延在してスリーブに取り付けられ該スリーブを貫通してスピンドルモータの外筒側面を第2の軸回り方向に押圧する第2のねじで構成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を以下説明する。図5〜図7はメカシャーシの構造を示すもので、図5は平面図、図6は底面図、図7は図6のA−A断面図である。このメカシャーシ70は全体がPPE(ポリフェニレンエーテル)等の寸法安定性の高い硬質のプラスチックで一体成型で作られている。メカシャーシ70の板面70aは薄板状に作られ、その下面周縁部にはリブ70bが全周にわたり形成されている。シャーシ板面70aにはスピンドルモータを配置するための円形の開口部72が形成されている。シャーシ板面70aの下面には、シャーシ板面70aに垂直な方向に開口部72を延在させる円筒状のスリーブ74が形成されている。開口部72はスリーブ74の開放端に近づくに従い開口径が少しずつ広げられて、スピンドルモータが傾動動作できるようにされている。スリーブ74には、調整ねじを支持する金属製のタッププレートを取り付けるためのねじ孔75や傾動用付勢力を発生する板ばねを取り付けるための板ばね取付部77が形成されている。
【0021】
シャーシ板面70aにはその下面に配置された光ピックアップ76の移動方向に沿って、その対物レンズ78の光軸73を上方に通して光ディスクの記録面に照射するための開口部80が形成されている。スピンドルモータの回転軸82の位置(傾角が0°のとき(すなわち回転軸82がシャーシ板面70aに垂直のとき)の位置)は、光ピックアップ光軸73の移動方向Bの延長上にある。
【0022】
メカシャーシ70の裏面(図6)には、光ピックアップ76の移送用モータがモータ配置スペース84に配置され、この移送用モータの回転をギヤを介して伝達して回転駆動される送りねじが一点鎖線86に沿って配置され、スライド棒が開口部80を挟んで送りねじと平行に一点鎖線88に沿って配置される。光ピックアップ76はこれら送りねじとスライド棒に支持されて、送りねじの駆動によりスピンドルモータの回転軸82に向かう方向に移送される。シャーシ板面70aの周縁部には、メカシャーシ70を光ディスク装置内のメインシャーシに支持するダンパを取り付けるための凹部90が3箇所に形成されている。
【0023】
シャーシ板面70aの表面の開口部72の周囲は低く形成されて凹所108を構成している。凹所108には開口部72を挟んでその両側の位置に、スピンドルモータの回転軸に直交しかつ光ピックアップ76の光軸73の移動方向Bと直交する方向に沿ってメカベースを載置支持するための断面半円形の突起92,94が形成されている。突起92,94の近傍には、モータベースをメカシャーシ70に取付支持するための板ばねを取り付けるための台座96,98が形成され、台座96,98には該板ばねの後端部を支持するための突起100,102と該板ばねを固定するビスをねじ込むためのねじ孔104,106が形成されている。
【0024】
凹所108内の突起92,94の延長上には、光軸73の移動方向Bへのモータベースの移動を係止する凹部110,112が形成されている。凹部110,112の入口両側の壁面114,116は光軸73の移動方向Bに直交する方向へのモータベースの移動を係止する係止面を構成している。
【0025】
なお、第1の傾動軸118は、後述するように、スピンドルモータの回転軸82に直交しかつ光ピックアップ76の光軸73の移動方向Bに直交する方向に延在するように形成される。第2の傾動軸120は、スピンドルモータの回転軸82に直交しかつ光ピックアップ76の光軸73の移動方向Bに延在するように形成される。
【0026】
メカシャーシ70に取り付けられるモータベースの構成をスピンドルモータを取り付けた状態で図1に示す。モータベース122は鉄等の金属プレートで構成されている。モータベース122の中央部には、孔128が形成されてスピンドルモータ124の回転軸82の軸受126が抜き差し可能に収容されている。孔128はモータベース122の第2の傾動軸120の回り方向の傾動動作を可能にするために、第1の傾動軸118に沿った方向がやや長径に形成された横長円形の孔として構成されている。
【0027】
モータベース122の第2の傾動軸120に沿った位置でスピンドルモータ124の回転軸82を挟んでその両側の位置には、モータベース122をスピンドルモータ124の外筒端面130に取り付けるねじ132,134を差し込むための孔136,138が形成されている。モータベース122の第2の傾動軸120に沿った位置で孔136,138よりも回転軸82寄りの位置には、モータベース122を上方(ターンテーブル140に向かう方向)に付勢する板ばね142が回転軸82の回り方向に回転するのを阻止するための凸部144,146が上面側からのハーフパンチ加工によって形成されている。
【0028】
モータベース122には、回転軸82を挟んでその両側に、第1の傾動軸を形成する方向に延在して細軸の延在部122a,122bが形成されている。延在部122a,122bの端部には、さらに細幅の突出部122c,122dが形成されている。
【0029】
モータベース122とスピンドルモータ124の外筒端面130との間には、板ばね142が配設される。板ばね142の中央部には、モータベース122の中央の孔128から下方に垂下した断面円形の短いスリーブ122hの外周面147を抜き差し可能に収容する孔148が形成されている。板ばね142は回転軸82を挟んでその両側の第2の傾動軸120に沿った部分が平坦面状の頂面142aを形成し、この頂面142aには孔150,151が形成され、モータベース122の下面の凸部144,146がこれら孔150,151にはめ込まれて、板ばね142の回転軸82の回り方向の回転を係止している。板ばね142には頂面142aを挟んでその両側に、第1の傾動軸118に沿って斜め下方に延在する部分142b,142cが形成され、その端部近傍は斜め上方に折り曲げられて、折曲部142d,142eを形成している。折曲部142d,142eは、スピンドルモータ124の外筒端面130に摺動自在に当接する。
【0030】
スピンドルモータ124と板ばね142とモータベース122とは、スピンドルモータ124の外筒端面130に、板ばね142を挟んでモータベース122を被せ、モータベース122の孔136,138に金属製のカラー152,154を差し込み、カラー152,154にねじ132,134を差し込んで外筒端面130にねじ込むことにより相互に連結される。このとき、カラー152,154はねじ132,134の上部大径部132a,134bの底面と外筒端面130との間に押さえ付けられる。モータベース122の孔136,138とカラー152,154の外周面との間にはわずかなギャップがあり、モータベース122はカラー152,154に対し昇降および傾動可能とされている。
【0031】
板ばね142はその頂面142aがモータベース122の下面に当接し、折曲部142b,142cが外筒端面130に当接して、モータベース122と外筒端面130の間に押し縮められた状態で挟み込まれており、モータベース122は板ばね142の付勢力により、ねじ132,134の上部大径部132a,134aの下面に当接した状態に押し上げられている。このとき、モータベース122の中央部の下方に垂下したスリーブ122hの下端部122eは外筒端面130から浮いており、これによりモータベース122の上面とねじ132,134の上部大径部132a,134aの下面との当接箇所は、これら両当接箇所の延在方向に沿った第2の傾動軸120を構成し、スピンドルモータ124はモータベース122にこの第2の傾動軸120の回り方向に傾動可能に連結支持される。回転軸82の上端部にはターンテーブル140が取り付けられる。
【0032】
モータベース122は、スピンドルモータ124をメカシャーシ70の開口部72に収容した状態で、メカシャーシ70の表面の凹所108の突起92,94上に延在部122a,122bを載置支持した状態にセットされる。このとき、モータベース122の両端部の突出部122c,122dは凹所108の凹部110,112に収容され(突出部122c,122dと凹部110,112との間にはわずかなギャップがある。)、モータベース122の第2の傾動軸120に沿った方向への動きが係止される。また、モータベース122の延在部122a,122bと突出部122c,122dとの境界を構成する段部122f,122gは、凹部110,112の入口の壁面114,116にわずかなギャップで対面しており、これによりモータベース122の第1の傾動軸118に沿った方向の動きも係止される。このようにして、モータベース122の下面と突起92,94の頂部との当接箇所は、これら両当接箇所の延在方向に沿った第1の傾動軸118を構成し、モータベース122をこの第1の傾動軸118の回り方向に傾動可能に支持する。
【0033】
凹所108の台座96,98上には板ばね156,158がビス159,161で取り付けられる。板ばね156,158の下面には突起156a,158aが形成されモータベース122の延在部122a,122bの上面に当接している。その当接位置は、図1(a)のE−E断面、F−F断面である図8(a),(b)に示すように、メカシャーシ70上の突起92,94に対し、同じ方向にオフセットした位置にあり、これにより、モータベース122に第1の傾動軸118の回り方向の付勢力が与えられる。
【0034】
スリーブ74には、図1(a)に示すように、第1の傾動軸118と第2の傾動軸120に挟まれた位置に板ばね160がスリーブ74の壁面を挟み込んだ状態に装着されている。板ばね160は図1(a)のG−G断面である図9に示すように、スピンドルモータ124の外筒側面162の下部を第1の傾動軸118の回り方向と第2の傾動軸120の回り方向の中間の方向に押圧して、スピンドルモータ124に第1の傾動軸18の回り方向への付勢力(前記板ばね156,158による付勢力と同じ方向の付勢力)と第2の傾動軸120の回り方向への付勢力を与える。
【0035】
スリーブ74の板ばね160に対向する側の外側の面には、図10に示すように、調整ねじを取り付けるための金属製のタッププレート164がビス166をスリーブ74の端面のねじ孔75(図6)にねじ込んで取り付けられる。タッププレート164は第1の傾動軸118に直交する面上に形成された壁部164aと第2の傾動軸120に直交する面上に形成された壁部164bを有し、壁部164aには、第1の傾動軸118と平行でかつ回転軸82に直交する方向に向けて配置された調整ねじ168が取り付けられている。調整ねじ168はスリーブ74を非接触で貫通して、その丸く形成された先端部168aはスピンドルモータ124の外筒側面162の下部に当接している。調整ねじ168の後端部には六角穴168bが形成され、この六角穴168bに六角レンチを差し込んで回すことにより、調整ねじ168はその軸方向に移動して、スピンドルモータ124の外筒側面162の下部を板ばね160の付勢力に抗して第2の傾動軸120の回り方向に押し戻す。
【0036】
また、タッププレート164の壁部164bには、第2の傾動軸120と平行でかつ回転軸82に直交する方向に向けて配置された調整ねじ170が取り付けられている。調整ねじ170はスリーブ74を非接触で貫通して、その丸く形成された先端部170aはスピンドルモータ124の外筒側面162の下部に当接している。調整ねじ170の後端部には六角穴170bが形成され、この六角穴170bに六角レンチを差し込んで回すことにより、調整ねじ170はその軸方向に移動して、スピンドルモータ124の外筒側面162の下部を板ばね160の付勢力に抗して第1の傾動軸118の回り方向に押し戻す。
【0037】
以上の構成によれば、調整ねじ168のねじ込み量に応じてスピンドルモータ124の第2の傾動軸120の回り方向の傾角が調整され、これにより光ピックアップ76の光軸73のトラック幅方向の傾角が調整される。また、調整ねじ170のねじ込み量に応じてスピンドルモータ124の第1の傾動軸118の回り方向の傾角が調整され、これにより光ピックアップ76の光軸73のトラック接線方向の傾角が調整される。したがって、トラック接線方向の傾角とトラック幅方向の傾角を個別に調整することができるので、調整操作がしやすい。
【0038】
また、第1の傾動軸118と第2の傾動軸120がスピンドルモータ124の回転軸82を通る位置に形成されているので、傾角の調整に伴うターンテーブル140の上下方向の移動量が少くてすむ。また、第1の傾動軸118と第2の傾動軸120は回転軸82の上部(ターンテーブル140の近く)に形成されているので、傾角の調整に伴うターンテーブル140の水平方向の移動量も少くてすむ。また、調整ねじ168,170がターンテーブル140に載置される光ディスクの面に平行な方向に向けて配設されるので、ターンテーブル140に光ディスクを載置したまま調整操作を行うことができ、光ディスクの再生波形を観測しながらリアルタイムで調整を行うことができる。
【0039】
なお、傾角の調整が終了したら、スリーブ74の内周面とスピンドルモータ124の外筒側面162との間に接着剤を充填して、スピンドルモータ124をメカシャーシ70に固定することにより、調整した状態を確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示す平面図および断面図である。
【図2】 従来の傾角調整機構を示す各面図である。
【図3】 従来の別の傾角調整機構を示す側面断面図および平面図である。
【図4】 従来のさらに別の傾角調整機構を示す正面図および側面図である。
【図5】 この発明の実施の形態を示すメカシャーシの平面図である。
【図6】 同メカシャーシの底面図である。
【図7】 図6のA−A断面図である。
【図8】 図1(a)のE−E断面図およびF−F断面図である。
【図9】 図1(a)のG−G断面図である。
【図10】 図1の構造の底面図で、調整ねじの配置を示す図である。
【符号の説明】
70 メカシャーシ
73 光軸
74 スリーブ
76 光ピックアップ
82 回転軸
92,94 メカシャーシに形成された突起
118 第1の傾動軸
120 第2の傾動軸
122 モータベース
122a,122b 延在部
130 スピンドルモータの外筒端面
132,134 ねじ(突部、金属ピン)
132a,134a ねじの頭(金属ピンの上部大径部)
140 ターンテーブル
142 ばね
156,158 板ばね
156a,158a 板ばねの突起
160 板ばね(付勢手段)
162 スピンドルモータの外筒側面
168 調整ねじ(第2の調整手段、第2の押圧部材、第2のねじ)
170 調整ねじ(第1の調整手段、第1の押圧部材、第1のねじ)
Claims (7)
- 回転軸にターンテーブルを取り付けたスピンドルモータをメカシャーシに支持し、該メカシャーシに光ピックアップをその光軸が前記スピンドルモータの回転軸にほぼ直交する方向に移動するように移送可能に支持する光ディスク装置において、前記メカシャーシに対する前記スピンドルモータの傾きを調整するための機構であって、
前記スピンドルモータを、該スピンドルモータの回転軸に直交しかつ前記光ピックアップの光軸の移動方向に直交する方向に延在する第1の傾動軸の回り方向と、前記スピンドルモータの回転軸に直交しかつ前記光ピックアップの光軸の移動方向に延在する第2の傾動軸の回り方向にそれぞれ傾動可能に前記メカシャーシに支持する傾動機構と、
前記スピンドルモータを前記第1の傾動軸の回り方向に駆動して該第1の傾動軸の回り方向の傾角を調整する第1の調整手段と、
前記スピンドルモータを前記第2の傾動軸の回り方向に駆動して該第2の傾動軸の回り方向の傾角を調整する第2の調整手段と
を具備してなり、
前記傾動機構が、前記スピンドルモータを前記第2の傾動軸の回り方向に傾動自在に支持するモータベースを有し、該モータベースを前記メカシャーシに前記第1の傾動軸の回り方向に傾動自在に支持して構成され、
前記第1、第2の調整手段が、前記スピンドルモータを前記第1、第2の傾動軸の回り方向に付勢する付勢手段と、前記スピンドルモータを前記付勢手段の付勢力に抗して前記第1の傾動軸の回り方向に押し戻して該第1の傾動軸の回り方向の傾角を調整する第1の押圧部材と、前記スピンドルモータを前記付勢手段の付勢力に抗して前記第2の傾動軸の回り方向に押し戻して該第2の傾動軸の回り方向の傾角を調整する第2の押圧部材とを具備してなるスピンドルモータの傾角調整機構。 - 前記付勢手段が前記スピンドルモータに対し前記第1の傾動軸による傾動方向と前記第2の傾動軸による傾動方向の中間の方向に押圧力を与えて前記第1の傾動軸の回り方向および前記第2の傾動軸の回り方向の付勢力を与える1個のばねで構成されている請求項1記載のスピンドルモータの傾角調整機構。
- 前記モータベースが、前記スピンドルモータの回転軸に直交する方向に延在する細幅の延在部が該回転軸を挟んでその両側に形成され、該両延在部の延在方向を前記光ピックアップの光軸の移動方向と直交する方向に沿わせて、該両延在部をその延在方向を軸としてその軸回り方向に回動可能に前記メカシャーシに支持して前記第1の傾動軸を構成している請求項1または2記載のスピンドルモータの傾角調整機構。
- 前記モータベースの延在部が、該延在部の下面を前記メカシャーシに形成された突起上に支持した状態で、その上面に該メカシャーシに取り付けられた板ばねの突起が押し当てられて該メカシャーシに取付け支持されており、前記板ばねの突起は該モータベースに対し前記付勢手段による前記第1の傾動軸の回り方向への付勢力と同じ方向の付勢力を与えるモーメントを生じさせるように前記メカシャーシに形成された突起に対しオフセットした位置に形成されている請求項3記載のスピンドルモータの傾角調整機構。
- 前記スピンドルモータの外筒の前記ターンテーブルと対面する端面の前記第2の傾動軸に沿った位置で該スピンドルモータの回転軸を挟んでその両側の位置に突部が形成され、この突部に前記モータベースを、該突部を支点として前記第2の傾動軸の回り方向に傾動可能に支持した状態に取り付けて該第2の傾動軸を構成している請求項1から4のいずれか1つに記載のスピンドルモータの傾角調整機構。
- 前記突部が、記スピンドルモータの外筒の前記ターンテーブルと対面する端面の前記第2の傾動軸に沿った位置で該スピンドルモータの回転軸を挟んでその両側の位置にそれぞれ立設された金属ピンで構成され、これら金属ピンが前記モータベースを貫通して該モータベースを該金属ピンを支点として傾動可能に支持し、かつ該金属ピンの上部は大径に形成されて該モータベースの抜け止めを構成し、前記スピンドルモータの外筒端面と前記モータベースとの間にばねが配置されて、該ばねの付勢力で該モータベースを前記金属ピンの上部大径部に押し当てて該モータベースを前記第2の傾動軸の回り方向に傾動可能に支持して該第2の傾動軸を構成している請求項5記載のスピンドルモータの傾角調整機構。
- 前記スピンドルモータが前記メカシャーシに形成された、該スピンドルモータの外径よりも大径のスリーブ内に傾動可能に収容され、
前記付勢手段が、前記スリーブに取り付けられて前記スピンドルモータの外筒側面を押圧して該スピンドルモータに対し前記第1の傾動軸および前記第2の傾動軸の回り方向の付勢力を与える板ばねで構成され、
前記第1の押圧部材が、前記第2の傾動軸に平行でかつ前記スピンドルモータの回転軸に直交する方向に延在して前記スリーブに取り付けられ該スリーブを貫通して前記スピンドルモータの外筒側面を前記第1の軸回り方向に押圧する第1のねじで構成され、
前記第2の押圧部材が、前記第1の傾動軸に平行でかつ前記スピンドルモータの回転軸に直交する方向に延在して前記スリーブに取り付けられ該スリーブを貫通して前記スピンドルモータの外筒側面を前記第2の軸回り方向に押圧する第2のねじで構成されている請求項1から6のいずれか1つに記載のスピンドルモータの傾角調整機構。
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