JPH10269579A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH10269579A
JPH10269579A JP7608097A JP7608097A JPH10269579A JP H10269579 A JPH10269579 A JP H10269579A JP 7608097 A JP7608097 A JP 7608097A JP 7608097 A JP7608097 A JP 7608097A JP H10269579 A JPH10269579 A JP H10269579A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキュー調整作業を容易化でき、スキュー調
整による光ピックアップのフォーカス方向の中立点から
の最大変化量を低減して装置の薄型化を実現する。 【解決手段】 ディスク駆動機構を搭載したメインシャ
ーシ2と、光ピックアップ6を搭載したサブシャーシ3
とを分離して設け、メインシャーシ2にスキュー調整の
ための位置決め支点ピン11、軸決めピン12、タンジ
ェンシャル調整カム13及びラジアル調整カム14を設
け、サブシャーシ3にカム当接部15、位置決め係合穴
18及び軸決め係合穴19を設ける。ラジアル調整のた
めの回転支点をピックアップの送り可能範囲のほぼ中心
に配置することなどによって、光ピックアップのフォー
カス方向の中立点からの最大変化量を最小化でき、装置
全体の薄型化を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−ROM、D
VD等の光ディスクを再生するディスク再生装置或いは
記録も行うことの可能なディスク装置に係り、特にその
スキュー調整機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6にCD−ROMドライブ、DVD−
ROMドライブ等のディスク再生装置の全体構成を概略
的に示す。
【0003】同図において、81はディスクドライブの
キャビネット、82はキャビネット81内に収納された
メカユニットである。メカユニット82には支点83を
中心に一定角度範囲で傾動するメカ基台84が設けられ
ている。このメカ基台84は、その支点側とは反対側に
突設したピン85の昇降により、図17の(a)に示す
傾斜姿勢と(b)に示す水平姿勢(ディスククランプ状
態)との間で状態が切り替えられる。サブシャーシ84
上には、ターンテーブル87を直結したディスクモータ
88、光ピックアップ89及びピックアップ駆動機構を
搭載したピックアップシャーシ90がダンパーゴム等の
緩衝部材91を介して支持されている。
【0004】さらに、メカユニット82には、ディスク
Dをターンテーブル87との間で磁力により吸着しつつ
保持するためのクランパ92がクランパ保持板93を介
して取り付けられている。クランパ保持板93にはクラ
ンパ装着用の穴部が設けられており、クランパ92はこ
の穴部に一定距離内で上下動自在な状態で嵌め込まれて
いる。また、94はディスクDを搭載するトレーであ
る。このトレー94はキャビネット81に対して自在に
構成されている。トレー94が排出されている時、図6
(a)に示すように、サブシャーシ84は傾斜姿勢をと
り、トレー94の進入路が開放される。トレー94がキ
ャビネット81内に挿入されると、サブシャーシ84が
支点83を中心に矢印C方向に回動し、この結果、図6
(b)に示すように、トレー94に収納されたディスク
Dはターンテーブル87によって下から持ち上げられ、
更にクランパ92との間での磁気吸引力によって挟持さ
れて、ディスク駆動・再生が可能な状態となる。
【0005】ところで、このようなディスクドライブ特
にDVD−ROMドライブ等の高密度記録の光ディスク
を再生するディスク再生装置においては、その組立過程
で、ディスク面に対して光ピックアップの光軸が直交す
るように調整(スキュー調整)を行う必要がある。
【0006】スキュー調整の方法としては従来から例え
ば次のようなものが知られている。図7に示す方法は、
光ピックアップ101を支持・案内する2本のガイド軸
102の両端の計4つの軸支点のうち、3つの支点の高
さを調整する方法である。各支点の高さはガイド軸10
2をテーパ面で支える調整部材103の回転位置によっ
て調整される。また、図8に示す方法はディスクモータ
104の3点の高さをネジ105で調整する方法であ
る。
【0007】スキュー調整はタンジェンシャル方向の調
整とラジアル方向の調整によって実施される。タンジェ
ンシャル調整とは、光ピックアップのディスク反射面上
でのビームスポットの移動軌跡(法線)の方向から見て
ディスク面に対して光ピックアップの光軸を直交させる
ための調整であり、ラジアル調整とは上記法線に対して
ディスク面上で直交する方向から見てディスク面に対し
て光ピックアップの光軸を直交させるための調整であ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなスキュー調
整を前記各従来の方法において行った場合、前者の光ピ
ックアップ側を調整する方法では、タンジェンシャル調
整とラジアル調整の各々において同時に2つの調整部材
を調整する必要があり、繁雑なスキュー調整となること
が避けられない。また、この方法では、図5(a)に示
すように、光ピックアップ101のフォーカス方向の中
立点Cからの最大変化量θL1が大きくなり、フォーカス
アクチュエータの可動範囲や、光ピックアップ101と
ディスクDとのクリアランスに大きなマージンを確保す
る必要がある。したがって、装置全体の厚みが増大して
しまうという問題がある。
【0009】また、後者のディスクモータ104の3点
の高さを調整する方法では、図9に示すように、スキュ
ー調整によってディスクDとトレイまたは天板110と
の間隔が大きく変動するため、やはり、これらの間に大
きなマージンを確保しなければならず、装置の薄型化に
不向きな方法と言える。
【0010】本発明はこのような課題を解決するための
もので、スキュー調整による光ピックアップのフォーカ
ス方向の中立点からの最大変化量を低減して装置の薄型
化を図ることのできるディスク再生装置の提供を目的と
する。
【0011】また、本発明は、装置の薄型化と同時にス
キュー調整作業を容易化できるディスク再生装置の提供
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のディスク再生装置は、請求項1に記載され
るように、光ピックアップを搭載した第1のシャーシ
と、ディスクを回転自在に支持する機構を搭載した第2
のシャーシと、第1のシャーシ及び第2のシャーシに設
けられたスキュー調整用の部材と、第1のシャーシと第
2のシャーシとをスキュー調整部材を介して結合する結
合手段とを具備してなるものである。
【0013】本発明は、光ピックアップを搭載した第1
のシャーシとディスクを回転自在に支持する機構を搭載
した第2のシャーシとを分離して設け、各シャーシにス
キュー調整部材を設けたことによって、スキュー調整部
材の配置を決める際の制約が大幅に解消され、スキュー
調整部材をより最適な位置に設けることが可能となる。
例えば、ラジアル調整のための回転支点をピックアップ
の送り可能範囲のほぼ中心に配置すれば、光ピックアッ
プのフォーカス方向の中立点からの最大変化量を従来の
方式に比べて大幅に減少させることができる。これによ
り、光ピックアップのフォーカスアクチュエータの可動
範囲や、光ピックアップとディスクとの間隔を小さく設
定することができ、装置全体の薄型化を実現することが
できる。
【0014】また、本発明のディスク再生装置は、請求
項2に記載されるように、光ピックアップを搭載した第
1のシャーシと、ディスクを回転自在に支持する機構を
搭載した第2のシャーシと、第1のシャーシ及び第2の
シャーシに設けられ、ディスク記録面に対する平行面に
おいて設定された互いに直交する2本の仮想軸の各々の
方向から見た各シャーシ間の位置関係を調整するための
スキュー調整部材と、第1のシャーシと第2のシャーシ
とをスキュー調整部材を介して結合する結合手段とを具
備してなるものである。
【0015】さらに、本発明のディスク再生装置は、請
求項3に記載されるように、光ピックアップを搭載した
第1のシャーシと、ディスクを回転自在に支持する機構
を搭載した第2のシャーシと、第1のシャーシ及び第2
のシャーシに設けられ、ディスク記録面に対する平行面
において設定された互いに直交する2本の仮想軸の各々
の方向から見た各シャーシ間の位置関係を各仮想軸の交
点を回転支点として調整するためのスキュー調整部材
と、第1のシャーシと第2のシャーシとをスキュー調整
部材を介して結合する結合手段とを具備してなるもので
ある。
【0016】この発明によれば、光ピックアップのフォ
ーカスアクチュエータの可動範囲や、光ピックアップと
ディスクとの間隔を小さく設定することができ、装置全
体の薄型化を実現できると共に、直交する2方向からの
スキュー調整操作を独立して行うことが可能となり、ス
キュー調整作業の効率化を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の形
態について図面に基づき説明する。
【0018】図1は本発明の一実施形態のディスク再生
装置におけるピックアップシャーシの構成を示す分解斜
視図、図2はこのピックアップシャーシの平面図であ
る。
【0019】この実施形態のディスクドライブは、例え
ば図6に示した装置と同様に、ディスクが搭載されるト
レーをドライブ本体部であるキャビネットに対し平行に
(ディスク面方向に沿って)出し入れできるように構成
されたものである。キャビネット内には傾動自在なメカ
基台が設けられており、本実施形態のピックアップシャ
ーシ1は、例えば、このようなメカ基台上にダンパーゴ
ム等の緩衝部材を介して搭載・支持される。
【0020】図1、図2に示すように、この実施形態の
ピックアップシャーシ1は、メインシャーシ2とサブシ
ャーシ3の2つのシャーシによって構成される。メイン
シャーシ2にはターンテーブル4がモータ軸に直結され
たディスクモータ5等が搭載されており、このメインシ
ャーシ2は図示しないダンパーゴム等の緩衝部材を介し
てメカ基台上に搭載される。サブシャーシ3には、光ピ
ックアップ6と、この光ピックアップ6をターンテーブ
ル4上に装着された図示しないディスクの径方向に搬送
するピックアップ送り機構を構成する送りモータ7及び
一対のピックアップガイド軸8が設けられている。
【0021】サブシャーシ3はメインシャーシ2上に搭
載され、且つスキュー調整を可能とするために、これら
シャーシ2、3は次のような構造で結合される。
【0022】メインシャーシ2には、サブシャーシ3と
の位置決め及び軸決めを行うための位置決め支点ピン1
1及び軸決めピン12、タンジェンシャル調整カム1
3、及びラジアル調整カム14が設けられている。タン
ジェンシャル調整カム13及びラジアル調整カム14は
各々、サブシャーシ3との対向面に傾斜カム面17を螺
旋状に形成してなるもので、メインシャーシ2に例えば
アウトサート成形によって設けられたものである。
【0023】これら調整カム13、14は、図3、図4
に示すように、メインシャーシ2の裏側よりドライバ等
を使って回動させることができ、これによりサブシャー
シ3側に設けられた後述するカム当接部15、16を受
ける傾斜カム面の位置(高さ)をシフトさせることがで
きる。
【0024】一方、サブシャーシ3には、タンジェンシ
ャル調整カム13と当接されるカム当接部15と、ラジ
アル調整カム14と当接されるカム当接部16と、位置
決め支点ピン11を挿入保持する位置決め係合穴18
と、軸決めピン12を挿入保持する軸決め係合穴19が
設けられている。ここで、軸決め係合穴19はラジアル
方向のスキュー調整に伴う軸決めピン12の移動を吸収
し得るように光ピックアップ6の送り方向に遊びを持た
せた形状で設けられている。
【0025】サブシャーシ3において、位置決め係合穴
18と軸決め係合穴19の各中心を結ぶ線Aと、位置決
め係合穴18とタンジェンシャルカム当接部15の各中
心を結ぶ線Bとは互いに直交するように各部の位置がそ
れぞれ選択されている。
【0026】そしてメインシャーシ2にサブシャーシ3
は3つのトーションバネ21、22、23によって上斜
め方向(45度等)から押圧された状態で装着される。
これらトーションバネ21、22、23による上斜め方
向からの押えは、位置決め支点ピン11と位置決め係合
穴18との係合部分、タンジェンシャル調整カム13と
カム当接部15との係合部分、そしてラジアル調整カム
14とカム当接部16との係合部分にてなされている。
これにより、各係合部分の結合状態をより安定化するこ
とができると共に、上斜め方向からの圧力によって、位
置決め支点ピン11と位置決め係合穴18との係合部分
並びに軸決めピン12と軸決め係合穴19との係合部分
の平面方向のガタを無くすことができる。
【0027】次に、この実施形態におけるスキュー調整
動作について説明する。
【0028】図3は図2のA線に沿った断面図であり、
ラジアル調整の様子を示している。ラジアル調整はラジ
アル調整カム14をドライバ等を使って回動させること
によって行われる。すなわち、ラジアル調整カム14の
回動により、その傾斜カム面に当接されているカム当接
部16のメインシャーシ2からの高さが変動する。これ
によりサブシャーシ3は位置決め支点ピン11と位置決
め係合穴18との結合点を中心に矢印方向に傾動し、サ
ブシャーシ3に支持されている光ピックアップ6の光軸
のラジアル方向の角度が変わり、以てラジアル方向のス
キュー調整が達成される。
【0029】また、図4は図2のB線に沿った断面図で
あり、タンジェンシャル調整の様子を示している。タン
ジェンシャル調整もラジアル調整と同様に行われる。す
なわち、タンジェンシャル調整カム13をドライバ等を
使って回動させることにより、その傾斜カム面に当接さ
れているカム当接部15のメインシャーシ2からの高さ
が変動する。これによりサブシャーシ3は位置決め支点
ピン11と位置決め係合穴18との結合点を中心に矢印
方向に傾動し、サブシャーシ3に支持されている光ピッ
クアップ6の光軸のタンジェンシャル方向の角度が変わ
る。
【0030】以上のように本実施形態に挙げられている
スキュー調整機構はラジアル方向とタンジェンシャル方
向のスキュー調整を独立して行うことができる。このよ
うにラジアル方向とタンジェンシャル方向のスキュー調
整を独立して行えるように、この実施形態では、特に、
位置決め係合穴18と軸決め係合穴19の各中心を結ぶ
線Aを光ピックアップのディスク反射面上でのビームス
ポットの移動軌跡(法線)に対して平行に設定し、この
A線に対して、位置決め係合穴18とタンジェンシャル
カム当接部15の各中心を結ぶ線Bが直交するように各
部の位置を設定している。但し、A線は(法線)に対し
て平行していない場合でも、A線とB線とが直交してい
れば、2方向のスキュー調整を独立して行うことが可能
である。なお、ラジアル調整カム14は必ずしも必ずし
もA線上或いはA線の延長線上に設ける必要はなく、メ
インシャーシ2上にサブシャーシ3を他の支持部材と協
働して安定して支持することのできる位置で、且つ調整
を適度な回動操作量で行える位置であれば、B線上を除
いてどこに配置してもよい。
【0031】さらに、この実施形態のスキュー調整機構
によれば次のような効果も期待できる。
【0032】図2に示したように、この実施形態ではラ
ジアル調整のための回転の支点(位置決め支点ピン11
と位置決め係合穴18との係合点)を、光ピックアップ
6の移動範囲のほぼ中点に置くことができる。これは、
各シャーシ2、3にスキュー調整のための各部材を配設
したことで、これらスキュー調整用各部材の位置の選択
の自由度が極めて高くなったことに起因する。
【0033】図5(b)に示すように、ラジアル調整の
ための回転支点100が光ピックアップ6の移動範囲の
ほぼ中点に存在すれば、光ピックアップ6のフォーカス
方向の中立点Cからの最大変化量θL2は、図5(a)に
示した従来の方式(ラジアル調整のための回転支点が光
ピックアップの移動範囲の端付近にあるもの)の最大変
化量θL1に対して半分程度にまで減少させることができ
る。したがって、この実施形態により、フォーカスアク
チュエータの可動範囲や、光ピックアップ6とディスク
Dとのクリアランスを小さく設定することができ、ディ
スク再生装置全体の薄型化を図ることが可能となる。
【0034】以上、本発明に係る一実施形態として、メ
インシャーシ2上にタンジェンシャル調整カム13とラ
ジアル調整カム14を配設したものについて説明した
が、逆にサブシャーシ3側にこれらの調整カムを配設す
る構造を採ってもよいことは言うまでもなく、その他、
位置決め支点ピン11、位置決め係合穴18、軸決めピ
ン12、軸決め係合穴19等も、この実施形態の場合と
相対する側のシャーシに設けても構わない。
【0035】さらに、前記実施形態では、螺旋状に傾斜
カム面を形成した調整カムを用いたが、直線状にカム面
を形成した調整カムに代えてもよい。
【0036】また、前記実施形態では、メインシャーシ
2にサブシャーシ3をトーションバネ21、22、23
によって上から押圧する構成としたが、トーションバネ
に代えて板バネ等の他の付勢部材を用いることができ、
ゴム等の弾性部材を介してサブシャーシ3を上から押圧
する構造としても構わない。
【0037】本発明のスキュー調整機構は、この実施形
態以外のあらゆるディスク再生・記録装置に適用し得る
ものであり、特に、高密度記録・再生を行う装置におい
て極めて有用である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディスク再
生装置によれば、光ピックアップを搭載した第1のシャ
ーシとディスクを回転自在に支持する機構を搭載した第
2のシャーシとを分離して設け、各シャーシにスキュー
調整部材を設けたことによって、スキュー調整部材の配
置を決める際の制約が大幅に解消される。したがって、
例えば、ラジアル調整のための回転支点をピックアップ
の送り可能範囲のほぼ中心に配置することなどによっ
て、光ピックアップのフォーカス方向の中立点からの最
大変化量を最小化でき、光ピックアップのフォーカスア
クチュエータの可動範囲や、光ピックアップとディスク
との間隔を小さく設定することが可能となるので、装置
全体の薄型化を実現することができる。
【0039】また、直交する2方向からのスキュー調整
操作を独立して行うことが可能となり、スキュー調整作
業の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のディスク再生装置におけ
るピックアップシャーシの構成を示す分解斜視図
【図2】図1のピックアップシャーシの平面図
【図3】図2のピックアップシャーシのA線に沿う断面
【図4】図2のピックアップシャーシのB線に沿う断面
【図5】光ピックアップのフォーカス方向の中立点から
の最大変化量を本発明と従来例とで比較した図
【図6】ディスク再生装置の全体的構成を示す概略図
【図7】従来のスキュー調整機構を示す図
【図8】従来の他のスキュー調整機構を示す図
【図9】図8のスキュー調整機構の課題を説明するため
の図
【符号の説明】
2……メインシャーシ 3……サブシャーシ 4……ターンテーブル 5……ディスクモータ 6……光ピックアップ 7……ピックアップ送りモータ 11……位置決め支点ピン 12……軸決めピン 13……タンジェンシャル調整カム 14……ラジアル調整カム 15,16……カム当接部 18……位置決め係合穴 19……軸決め係合穴 21,22,23……トーションバネ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ピックアップを搭載した第1のシャー
    シと、 ディスクを回転自在に支持する機構を搭載した第2のシ
    ャーシと、 前記第1のシャーシ及び前記第2のシャーシに設けられ
    たスキュー調整用の部材と、 前記第1のシャーシと前記第2のシャーシとを前記スキ
    ュー調整部材を介して結合する結合手段とを具備するこ
    とを特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 光ピックアップを搭載した第1のシャー
    シと、 ディスクを回転自在に支持する機構を搭載した第2のシ
    ャーシと、 前記第1のシャーシ及び前記第2のシャーシに設けら
    れ、ディスク面に対する平行面において設定された互い
    に直交する2本の仮想軸の各々の方向から見た前記各シ
    ャーシ間の位置関係を調整するためのスキュー調整部材
    と、 前記第1のシャーシと前記第2のシャーシとを前記スキ
    ュー調整部材を介して結合する結合手段とを具備するこ
    とを特徴とするディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 光ピックアップを搭載した第1のシャー
    シと、 ディスクを回転自在に支持する機構を搭載した第2のシ
    ャーシと、 前記第1のシャーシ及び前記第2のシャーシに設けら
    れ、ディスク記録面に対する平行面において設定された
    互いに直交する2本の仮想軸の各々の方向から見た前記
    各シャーシ間の位置関係を前記各仮想軸の交点を回転支
    点として調整するためのスキュー調整部材と、 前記第1のシャーシと前記第2のシャーシとを前記スキ
    ュー調整部材を介して結合する結合手段とを具備するこ
    とを特徴とするディスク再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載のディスク再生装置
    において、 前記第1のシャーシと前記第2のシャーシとの結合によ
    り、前記仮想軸が設定されるように前記各シャーシに各
    々設けられた係合部をさらに有することを特徴とするデ
    ィスク再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3記載のディスク再生装置
    において、 一方の仮想軸が前記光ピックアップの送り方向に対して
    ほぼ平行に設定され、他方の仮想軸が前記光ピックアッ
    プの送り可能範囲の略中心を通過するように設定されて
    なることを特徴とするディスク再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項2又は3記載のディスク再生装置
    において、 前記結合手段が、少なくとも前記各シャーシのスキュー
    調整部材どうしが係合する部位付近にて前記各シャーシ
    どうしを圧接させるように付勢する付勢部材からなるこ
    とを特徴とするディスク再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項2又は3記載のディスク再生装置
    において、 前記結合手段が、少なくとも前記各シャーシのスキュー
    調整部材どうしが係合する部位付近にて前記各シャーシ
    どうしを圧接させるように、前記各シャーシの重ね方向
    に対して傾め方向より付勢する付勢部材からなることを
    特徴とするディスク再生装置。
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