JP3581533B2 - 光学式ピックアップ装置における対物レンズの姿勢調整機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスクに情報を記録(若しくは光ディスクから情報を再生)するために用いられる光学式ピックアップ装置に関し、特に、対物レンズの姿勢調整を行う光学式ピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光ディスクの情報の記録又は再生を行うために用いられる光学式ピックアップ装置が広く知られている。この種の光学式ピックアップ装置は、光源や光検出器や光路を構成する光学部品等が取り付けられた筐体に、対物レンズとその駆動手段が設けられた対物レンズ駆動部の基台が取り付けられており、光源からのビーム光を光路に沿って対物レンズを経て光ディスクの情報記録面に照射すると共に、制御手段により対物レンズをフォーカス方向及びトラッキング方向に移動制御して追従する情報記録トラックからの反射光を対物レンズを経て光検出器で受光することにより情報の記録又は再生を行っている。
又、光学式ピックアップ装置は、情報の記録又は再生を正確に行うために、対物レンズの光軸が予め光路中に適正に配置されていることが必要であり、そのため、この光学式ピックアップ装置には光ディスクの情報記録面に対する対物レンズの光軸の傾きを自在に調整するための姿勢調整構造を備えている。
【0003】
図9はこの種の光学式ピックアップ装置における姿勢調整構造を表した図である。同図において、対物レンズ101が固定されたレンズホルダ102を、複数の弾性支持部材103を介してフォーカス方向(図9中矢印F)及びトラッキング方向(図9の紙面に垂直方向)に移動可能に支持する基台104の底部に球面の一部によって形成された凸部104aが設けられ、図示せぬ光源や光検出器や光路を構成する光学部品等が取り付けられた筐体105に設けられた凹部105aに嵌合する。
【0004】
基台104は、ねじ107によって筐体105に対する姿勢位置が調整され、バネ106によって凸部104aが凹部105aに押しつけられてその姿勢位置を維持している。ねじ107は、2軸方向に一対で設けられていてそれぞれを調整することで、凸部104aが対物レンズ101の光学中心(瞳面)付近を中心軸として凹部105a上を密着して回動するので、浮遊する対物レンズ101の光軸をラジアル方向(即ちトラッキング方向)及びタンジェンシャル方向(図9中矢印T)に傾けることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の光学式ピックアップ装置は、このような姿勢調整構造を有し、対物レンズ101の下方に位置する基台104の底部にさらに凸部104aが設けられるので、結果として光学式ピックアップ装置は厚さ方向(光軸方向)にスペースが必要となり、光学式ピックアップ装置の厚さが厚くなってしまう。このため、光学式ピックアップ装置がコンパクトに形成できない。又、ラジアル方向及びタンジェンシャル方向に対応して対物レンズ101の光軸の傾き調整を行うためのねじ107を2軸方向に一対に設けなければならず、光学式ピックアップ装置の部品点数が多くなり、コストが増大する。
【0006】
本発明は上述の問題点に鑑みなされたものであり、簡単な構造でコンパクト
(特に薄型)に形成でき、対物レンズの姿勢調整を行うことのできる光学式ピックアップ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、対物レンズと、ピックアップ本体と、対物レンズを保持するレンズホルダとを有する光学式ピックアップ装置における対物レンズの姿勢調整機構において、光ディスクの情報記録面に対しほぼ垂直に立設するようにしてピックアップ本体に形成された支持部と、弾性部材を介してレンズホルダと連結されると共に支持部の側面に対して位置調整可能に取り付けられ、第1ピンと第2ピンとを有する治具を利用することにより位置調整が行われる可動支持部材と、を備え、ピックアップ本体には第1ピンが回動可能に嵌合する一対の孔部が形成され、可動支持部材には第2ピンが摺動可能に係合する一対の調整溝が形成され、支持部の側面には光ディスクの情報記録面に略垂直な方向に伸長する所定幅の規制溝が形成されるとともに可動支持部材には規制溝に挿嵌して摺動及び回動が可能でありかつ対物レンズの略中心を通りトラッキング方向と直交するタンジェンシャル方向の軸を中心とする円筒状のピンが形成され、一対の孔部に嵌合された第 1 ピンがその孔部を中心として回動すると、第 2 ピンが調整溝に沿って摺動するとともに円筒状のピンが摺動又は回動して位置調整が行われ、一対の孔部の各々及び一対の調整溝の各々は、円筒状のピンに対して対称となる位置に形成されていることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の光学式ピックアップ装置における対物レンズの姿勢調整機構であって、支持部の側面には、可動支持部材が当接する摺動面が形成され、第1ピンと第 2 ピンの各々が回動及び摺動することにより可動支持部材を摺動面上に沿って移動させることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の光学式ピックアップ装置における対物レンズの姿勢調整機構であって、摺動面には、単一の球面の一部によって形成される凹面からなり、第 1 ピンと第 2 ピンの各々が回動及び摺動することにより可動支持部材が凹面上に沿って移動することを特徴とする。
ことを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項2又は3に記載の光学式ピックアップ装置における対物レンズの姿勢調整機構であって、可動支持部材には、摺動面に当接する複数の球面状突起が設けられ、第 1 ピンと第 2 ピンの各々が回動及び摺動することにより複数の球面状突起が摺動面上に沿って移動することを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか一つに記載の光学式ピックアップ装置における対物レンズの姿勢調整機構であって、第 1 ピンと第 2 ピンの各々が回動及び摺動することにより、光ディスクの情報記録面に対する対物レンズのラジアル方向又はタンジェンシャル方向の姿勢を調整することを特徴とする。
【0016】
【作用】
本発明は以上のように構成したので、対物レンズに連結する弾性部材、可動支持部材がそれぞれ光ディスクの情報記録面に対しほぼ平行に配され、可動支持部材が板バネ等によって押圧されることにより支持部の側部に対して取り付けられるので、位置調整を行う場合は、光学式ピックアップ装置の両側から各偏心ドライバが有する2つのピンを、筐体のガイド孔と可動支持部材の調整溝にそれぞれ係合させ、偏心ドライバを同方向又は逆方向に回動させることにより、可動支持部材を摺動面上で移動させ、光学式ピックアップ装置の対物レンズの光軸の傾きを補正して、ラジアル方向及びタンジェンシャル方向の姿勢調整を行うようにしたので、姿勢調整を対物レンズの下方位置で行う必要がなく、簡単な構造で対物レンズの姿勢調整のできる薄型の光学式ピックアップ装置を形成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に好適な実施形態について図をもとに以下に説明する。
図1、図2は、本発明の一実施形態における光学式ピックアップ装置の一例を示す概略構造図であり、図1は、上面から見た光学式ピックアップ装置の主要部概略構造図であり、図2は、図1のA−A部分から見た光学式ピックアップ装置の断面構造図である。対物レンズ1は、フォーカスコイル及びトラッキングコイルと共にレンズホルダ2に固定され、光軸方向が紙面垂直方向となるように配置され保持される。
【0018】
レンズホルダ2は、紙面に対しほぼ平行に配される複数本(図1及び図2では4本)の直線状ワイヤ3のそれぞれの一端に連結し、各直線状ワイヤ3のそれぞれの他端は、可動支持部材4に連結する。直線状ワイヤ3は、樹脂や金属等で形成される可撓性を有する弾性部材であり、可動支持部材4が、これらの直線状ワイヤ3を介してレンズホルダ2を弾性保持することにより、対物レンズ1を水平に浮遊支持する。又、各直線状ワイヤ3は、対物レンズ1がフォーカス方向(図2参照)及び、フォーカス方向に対し垂直なトラッキング方向(図1参照)に平行移動が可能な程度に互いに平行に配置される。
【0019】
又、可動支持部材4の側面側の中央付近には、可動支持部材4が保持する対物レンズ1の略中心(つまり、対物レンズ1の光学中心(瞳面)付近)を通り、トラッキング方向と直交するタンジェンシャル方向(図1及び図2参照)の軸を中心とする円筒状のピン4aが形成され、ピン4aを中心とする側面側の周辺部分には複数(ここでは3個)の球面の一部からなる球面状突起4b、4c、4dが設けられている。
【0020】
又、図1に示すように、可動支持部材4の両側面には、一対の調整溝4eがピン4aに対し対称となる位置に設けられる。
【0021】
一方、筐体5には、記録又は再生される光ディスク11に対しほぼ垂直に立設する支持部5aが形成される。
図3は、支持部5aを含む筐体5の一部を表した外観構造図であり、ここで
は、記録又は再生装置のガイド軸7、8(図1、2参照)に取り付けられた状態における筐体5の一部を表している。同図に示すように、支持部5aは、記録又は再生装置に装着され、ガイド軸7、8にほぼ平行に配される光ディスク11の情報記録面に対し、筐体5の底部からほぼ垂直に立設する側壁の一部によって形成される。
【0022】
又、支持部5aは、ガイド軸7の延長方向に沿った側壁部分に側部5bが設けられ、側部5bの内壁側の表面には摺動面(図3中の黒く塗りつぶした部分)5cが形成される。摺動面5cは、対物レンズ1の光学中心を略中心とした単一の球面の一部である凹面によって形成される。なお、ここでは、球面状突起4b、4c、4dが有する球面曲率は、摺動面5cが有する球面曲率よりも遥かに小さく形成されているものとする。
【0023】
又、側部5bの中央には、図3に示すように、記録又は再生装置に装着された光ディスク11に対し略垂直な方向に伸張する規制溝5dが形成されている。規制溝5dは、ピン4aが溝内に挿嵌された状態において回動及び摺動可能となるように、その溝幅が形成される。
【0024】
又、図3に示すように、支持部5aには、ガイド軸7の延長方向に垂直な側壁部分に一対の切欠5e及び一対のガイド孔5fが設けられている。
【0025】
筐体5には、このほか、コイルを駆動するための磁気回路(マグネット、ヨーク等)9や、可動支持部材4を取り付けるための板バネ6や、光源や光検出器や分光器等で構成されるホログラムユニット10や、その他光路を構成するための図示せぬ光学部品等が取り付けられる。
【0026】
筐体5は、以上のように構成され、光ディスクの記録又は再生装置に設けられたガイド軸7、8に取り付けられることによって水平に支持され、ガイド軸7、8の延長方向に沿って移動可能となる。
【0027】
又、先に述べた可動支持部材4は、ピン4aを規制溝5dに挿嵌した状態で、球面状突起4b、4c、4dが、筐体(ピックアップ本体)5に設けられた板バネ6によって押されて摺動面5cに当接することによって筐体5の側部5bに取り付けられ、その位置が維持される。
【0028】
なお、摺動面5cが有する凹面は、可動支持部材4の球面状突起4b、4c、4dが、どの位置で当接しても対物レンズ1の略中心の位置が変わらないように形成されている。つまり、摺動面5cの凹面に対応する球の中心位置が、可動支持部材4が側部5bに取り付けられた場合の対物レンズ1の略中心位置と一致するように配置される。又、各球面状突起は、それぞれ摺動面5cと接する点における法線(曲線上(又は曲面上)の1点において、この点における曲線の接線に直交する直線)が常に対物レンズ1の略中心を通るように配置される。
【0029】
又、筐体5に取り付けられた可動支持部材4は、後述する手法により側部5bに対する位置調整を容易に行うことができ、板バネ6は、位置調整後における可動支持部材4の位置を維持する。この可動支持部材4の位置調整によって、対物レンズ1の光軸のラジアル方向及びタンジェンシャル方向における傾きが補正され、対物レンズ1の光軸を適正な光路に沿って是正する姿勢調整(スキュー調
整)が行われる。
【0030】
光学式ピックアップ装置は、概略このように構成され、予め光ディスクの情報記録面に対する対物レンズの光軸の傾きを上記位置調整によって補正することにより対物レンズ1の光軸を適正な光路に沿って是正する姿勢調整を行い、姿勢調整後の光学式ピックアップ装置を、光ディスクの記録又は再生装置に設けられたガイド軸7、8に取り付け、ホログラムユニット10が有する光源からのビーム光を光路(図2参照)に沿って対物レンズを経て光ディスク11の情報記録面に照射し、その反射光を対物レンズを経て光検出器で受光することにより、記録又は再生装置に装着される光ディスク11の情報の記録又は再生を正確に行うことができる。
【0031】
次に、光学式ピックアップ装置の姿勢調整について詳述する。
上述したように、光学式ピックアップ装置の姿勢調整は、筐体5に形成された支持部5aの一部である側部5bに取り付けられる可動支持部材4に対して行われる位置調整によってなされ、対物レンズ1が固定されたレンズホルダ2を複数の直線状ワイヤ3を介して弾性保持する可動支持部材4を、その取り付け位置をトラッキング方向即ち、ラジアル方向に回動させる位置調整を行うことによ
り、対物レンズの光軸の傾きをラジアル方向に対して補正する姿勢調整(ラジアルスキュー調整)がなされ、タンジェンシャル方向に沿って変える位置調整を行うことによって対物レンズの光軸の傾きをタンジェンシャル方向に対して補正する姿勢調整(タンジェンシャルスキュー調整)がなされる。
【0032】
このラジアルスキュー調整及びタンジェンシャルスキュー調整は独立して行うことができるので、対物レンズ1の光軸のラジアル方向及びタンジェンシャル方向における傾きを補正することができ、対物レンズ1の光軸が光学式ピックアップ装置の適正な光路に沿って是正することができる。
【0033】
光学式ピックアップ装置の上記姿勢調整は、図4に示すスキュー調整治具によって行われる。図4は、光学式ピックアップ装置が取り付けられた調整治具の主要部概略構造を上方から見た図である。
同図に示すように、調整治具は、基台12の上に固定部材13の両側に軸受け14、15が配設されている。固定部材13は光学式ピックアップ装置を水平に固定するための部材であり、ガイド軸13a、13bによって光学式ピックアップ装置を水平に支持し、さらにねじ16等によって固定する。
【0034】
又、軸受け14、15は、それぞれ偏心ドライバ17を回動可能に水平支持
し、光学式ピックアップ装置の両側に設けられた調整溝4e及びガイド孔5fにそれぞれ係合する。
【0035】
図5は、偏心ドライバ17の概略構造図であり、(a)は偏心ドライバ17の中心軸Dに沿って表した図であり、(b)は、(a)の側面図である。
偏心ドライバ17には、円筒形のピン17a、17bが互いに平行に設けら
れ、ピン17aの中心軸は中心軸Dと一致する。
【0036】
偏心ドライバ17は概略このように構成され、ピン17aが、筐体5の側部5aに設けられたガイド孔5fに回動可能に嵌合し、ピン17bが、可動支持部材4に設けられた調整溝4eに沿って摺動可能に係合する。
【0037】
次に、このスキュー調整治具を用いたタンジェンシャルスキュー調整について説明する。タンジェンシャルスキュー調整は、光学式ピックアップ装置の両側に配置された偏心ドライバ17をX軸に沿って同方向に同じ角度回動させることにより、可動支持部材4をタンジェンシャル方向に傾けることができる。
【0038】
即ち、図4において、右側の偏心ドライバ17をある角度だけP方向に回し、左側の偏心ドライバ17を同時にR方向に同じ角度だけ回すと、各偏心ドライバ17は、それぞれ嵌合するガイド孔5fを中心に同じ角度回動し、各調整溝4eに係合するそれぞれのピン17bが円弧に沿って紙面上方に移動する。
なお、各切欠5eはこのタンジェンシャルスキュー調整によるピン17bの移動を阻害しないようにその開口が設定されている。その結果、各ピン17bは、それぞれの調整溝4e上を摺動しながら可動支持部材4を上方に移動させる。
【0039】
この場合に、可動支持部材4は、ピン4aを規制溝5dに挿嵌した状態で、球面状突起4b、4c、4dが、板バネ6によって押されて摺動面5cに当接しているので、各ピン17bによって上方に移動する場合に、ピン4aは、嵌合する規制溝5dに沿って垂直に摺動し、球面状突起4b、4c、4dは、摺動面5c上を摺動する。
【0040】
なお、各球面状突起は、摺動面5cと接する点における法線(曲線上(又は曲面上)の1点において、この点における曲線の接線に直交する直線)が対物レンズ1の略中心を通るように形成されているので、可動支持部材4が、摺動面5cに沿って移動しても、対物レンズ1の略中心の位置は変わらない。
【0041】
又、各ピン17aは等距離移動するので、可動支持部材4を上方に平行移動させる。以上により、可動支持部材4は、対物レンズ1の略中心の位置を変えることなくタンジェンシャル方向の一方向に沿って傾き、その結果対物レンズ1の光軸がタンジェンシャル方向の一方向に沿って傾く。
【0042】
又、図4において、右側の偏心ドライバ17をある角度だけQ方向に回し、左側の偏心ドライバ17を同時にS方向に同じ角度だけ回すと、各偏心ドライバ17は、それぞれ嵌合するガイド孔5fを中心に同じ角度回動し、各調整溝4eに係合するそれぞれのピン17bが円弧に沿って紙面下方に移動する。この場合の各部の動作は、上述したタンジェンシャル方向の一方向の場合と同様なので、ここでは動作説明が重複するので省略する。以上により対物レンズ1の光軸がタンジェンシャル方向の一方向と逆の方向に沿って傾く。
【0043】
タンジェンシャルスキュー調整は、以上のように2つの偏心ドライバ17を同方向に適宜同じ角度だけ回動させることにより可動支持部材4をタンジェンシャル方向に傾け、対物レンズ1の光軸のタンジェンシャル方向の傾きがゼロとなるように調整することでなされる。
【0044】
図6は、図4のスキュー調整治具に取り付けられた光学式ピックアップ装置の可動支持部材4が、偏心ドライバ17によって筐体5に対するタンジェンシャル方向の位置を変えられた状態の各例を(a)〜(c)によって示した図であり、図6は、図4に示すX軸と垂直な方向の断面図によって示している。
図6において、(a)は、対物レンズ1の光軸Lが、光学式ピックアップ装置の適正な光軸Yと一致する場合であり、(b)、(c)は、対物レンズ1の光軸Lが、それぞれ光軸Yからずれた方向に位置する場合を示している。
【0045】
したがって、可動支持部材4が図6(b)のように側部5bに取り付けられている場合は、上述のように、右側の偏心ドライバ17をP方向に、左側の偏心ドライバ17をR方向に同時に回せば光軸Lは光軸Yと一致する方向に移動する。又、可動支持部材4が図6(c)のように側部5bに取り付けられている場合は、右側の偏心ドライバ17をQ方向に、左側の偏心ドライバ17をS方向に同時に回せば光軸Lは光軸Yと一致する方向に移動する。
【0046】
また、図7は、図6と垂直な方向から見た場合の可動支持部材4の球面状突起4b、4c、4dと、筐体5との相対位置関係を示した模式図であり、図7
(a)〜(c)の各例は、それぞれ図6(a)〜(c)の各例に対応する。
したがって、可動支持部材4が図6(b)のように側部5bに取り付けられている場合は、球面状突起4b、4c、4dは筐体5に対し、図7(b)のように配されるが、右側の偏心ドライバ17をP方向に、左側の偏心ドライバ17をR方向に、同時に同じ角度だけ回動させることにより、ピン4aが規制溝5dに沿って垂直上方に移動すると共に、球面状突起4b、4c、4dもそれぞれ垂直上方に平行移動し、図7(a)に示す位置において対物レンズ1の光軸Lのタンジェンシャル方向の傾きがゼロとなる。
【0047】
又、可動支持部材4が図6(c)のように側部5bに取り付けられている場合は、球面状突起4b、4c、4dは筐体5に対し、図7(c)のように配されるが、右側の偏心ドライバ17をQ方向に、左側の偏心ドライバ17をS方向に、同時に同じ角度だけ回動させることにより、ピン4aが規制溝5dに沿って垂直下方に移動すると共に、球面状突起4b、4c、4dもそれぞれ垂直下方に平行移動し、図7(a)に示す位置において対物レンズ1の光軸Lのタンジェンシャル方向の傾きがゼロとなる。
【0048】
次に、ラジアルスキュー調整について説明する。ラジアルスキュー調整は、スキュー調整治具に取り付けられた光学式ピックアップ装置の両側に配置された偏心ドライバ17をX軸に沿って互いに逆方向に同じ角度回動させることにより、可動支持部材4をラジアル方向に傾けることができる。
【0049】
即ち、図4において、右側の偏心ドライバ17をある角度だけP方向に回し、左側の偏心ドライバ17を同時にS方向に同じ角度だけ回すと、各偏心ドライバ17は、それぞれ嵌合するガイド孔5fを中心にX軸に沿って同じ角度だけ互いに逆方向に回動する。このことにより、右側の偏心ドライバ17のピン17bが円弧に沿って紙面上方に移動し、左側の偏心ドライバ17のピン17bが円弧に沿って紙面下方に移動する。
【0050】
その結果、右側の偏心ドライバ17のピン17bは、係合する調整溝4e上を摺動しながら可動支持部材4を上方に移動させる。又、左側の偏心ドライバ17のピン17bは、係合する調整溝4e上を摺動しながら可動支持部材4を下方に移動させる。
【0051】
この場合に、可動支持部材4は、ピン4aを規制溝5dに挿嵌した状態で、球面状突起4b、4c、4dが、板バネ6によって押されて摺動面5cに当接しているので、各ピン17bが移動すると、規制溝5dに挿嵌するピン4aが規制溝5d内において各ピン17bの移動方向に応じて回動し、球面状突起4b、
4c、4dが摺動面5c上を摺動する。
【0052】
なお、各球面状突起は、摺動面5cと接する点における法線(曲線上(又は曲面上)の1点において、この点における曲線の接線に直交する直線)が対物レンズ1の略中心を通るように形成されているので、この場合もタンジェンシャルスキュー調整の場合と同様に、可動支持部材4が、摺動面5cに沿って移動して
も、対物レンズ1の略中心の位置は変わらない。
【0053】
以上により、可動支持部材4は、対物レンズ1の略中心の位置を変えることなくラジアル方向の一方向に沿って傾き、その結果対物レンズ1の光軸がラジアル方向の一方向に沿って傾く。
【0054】
又、図4において、右側の偏心ドライバ17をある角度だけQ方向に回し、左側の偏心ドライバ17を同時にR方向に同じ角度だけ回すと、各偏心ドライバ17は、それぞれ嵌合するガイド孔5fを中心にX軸に沿って同じ角度だけ互いに逆方向に回動する。このことにより、右側の偏心ドライバ17のピン17bが円弧に沿って紙面下方に移動し、左側の偏心ドライバ17のピン17bが円弧に沿って紙面上方に移動する。この場合の各部の動作は、上述したラジアル方向の一方向の場合と同様なので、ここでは動作説明が重複するので省略する。
以上により対物レンズ1の光軸がラジアル方向の一方向と逆の方向に沿って傾く。
【0055】
ラジアルスキュー調整は、以上のように2つの偏心ドライバ17をX軸に対し互いに逆方向に適宜同じ角度だけ回動させることにより可動支持部材4をラジアル方向に傾け、対物レンズ1の光軸のラジアル方向の傾きがゼロとなるように調整することでなされる。
【0056】
図8は、図4のスキュー調整治具に取り付けられた光学式ピックアップ装置の可動支持部材4の球面状突起4b、4c、4dが、偏心ドライバ17によって筐体5に対するラジアル方向の位置を変えられた状態の各例を(a)〜(c)によって示した模式図である。
【0057】
図8において、(a)は、対物レンズ1の光軸Lが、光学式ピックアップ装置の適正な光軸Yと一致する場合であり、(b)、(c)は、対物レンズ1の光軸Lが、それぞれ光軸Yからずれた方向に位置する場合を示している。
可動支持部材4が図8(b)のように側部5bに取り付けられている場合は、上述のように、右側の偏心ドライバ17をP方向に、左側の偏心ドライバ17をS方向に同時に回せば光軸Lは光軸Yと一致する方向に移動する。この場合に、規制溝5dに挿嵌するピン4aは、垂直方向の位置を変えることなく回動する。
【0058】
又、可動支持部材4が図8(c)のように側部5bに取り付けられている場合は、右側の偏心ドライバ17をQ方向に、左側の偏心ドライバ17をR方向に同時に回せば光軸Lは光軸Yと一致する方向に移動する。この場合も、規制溝5dに挿嵌するピン4aは、垂直方向の位置を変えることなく回動する。
【0059】
光学式ピックアップ装置の姿勢調整は、上述したラジアルスキュー調整、タンジェンシャルスキュー調整をそれぞれ行うことで、光学式ピックアップ装置の組み立て時における対物レンズ1の傾きを補正し、対物レンズ1の光軸Lを光軸Yに一致させることができる。
【0060】
なお、本実施形態において、摺動面5cは、当接する球面状突起4b、4c、4dが有する球面曲率よりも遥かに大きな球面曲率を有する凹面で形成し、球面状突起4b、4c、4dがそれぞれ点接触して当接するように構成したが、球面状突起4b、4c、4dは、摺動面5cが有する球面曲率とほぼ等しい球面の一部で形成し、それぞれ摺動面5cと面接触するようにしても良い。
【0061】
又、上述した実施形態においては、摺動面5cは、球面の一部からなる凹面で形成したが、球面の一部又は平面の組み合わせによって形成される凹面でも良
い。
【0062】
又、本実施形態においては、筐体5に光ディスクに対し略垂直な方向に伸長する規制溝5dを光学式ピックアップ装置の筐体5に形成し、これに可動支持部材4に形成されたピン4aを回動且つ摺動可能に嵌入しているが、可動支持部材4に規制溝を形成し、筐体5にはこの規制溝に嵌入するピンを形成するようにしても良い。
【0063】
又、上述した光学式ピックアップ装置の姿勢調整方法では、スキュー調整治具に取り付けられた光学式ピックアップ装置の両側に配置された偏心ドライバ17をX軸に沿って互いに同方向又は逆方向に同じ角度回動させることにより、ラジアルスキュー調整とタンジェンシャルスキュー調整をそれぞれ独立に行うようにしたが、これらの偏心ドライバ17の回動方向及び回動角を適宜変えながらラジアルスキュー調整とタンジェンシャルスキュー調整を一緒に追い込み調整することで、対物レンズ1の光軸を是正するようにしても良い。
【0064】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したので、対物レンズに連結する弾性部材、可動支持部材がそれぞれ光ディスクの情報記録面に対しほぼ平行に配され、可動支持部材が板バネ等によって押圧されることにより支持部の側部に対して取り付けられるので、位置調整を行う場合は、光学式ピックアップ装置の両側から各偏心ドライバが有する2つのピンを、筐体のガイド孔と可動支持部材の調整溝にそれぞれ係合させ、偏心ドライバを同方向又は逆方向に回動させることにより、可動支持部材を摺動面上で移動させ、光学式ピックアップ装置の対物レンズの光軸の傾きを補正して、ラジアル方向及びタンジェンシャル方向の姿勢調整を行うようにしたので、姿勢調整を対物レンズの下方位置で行う必要がなく、簡単な構造で対物レンズの姿勢調整のできる薄型の光学式ピックアップ装置を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における光学式ピックアップ装置の一例を示す概略構造図である。
【図2】本発明の一実施形態における光学式ピックアップ装置の一例を示す概略構造図である。
【図3】支持部を含む筐体の一部を表した外観構造図である。
【図4】光学式ピックアップ装置が取り付けられた調整治具の主要部概略構造図である。
【図5】偏心ドライバの概略構造図である。
【図6】スキュー調整治具に取り付けられた光学式ピックアップ装置の可動支持部材が、偏心ドライバによって筐体に対するラジアル方向の位置を変えられた状態の各例を示した図である。
【図7】スキュー調整治具に取り付けられた光学式ピックアップ装置の可動支持部材が、偏心ドライバによって筐体に対するタンジェンシャル方向の位置を変えられた状態の各例を示した図である。
【図8】スキュー調整治具に取り付けられた光学式ピックアップ装置の可動支持部材の各球面状突起が、偏心ドライバによって筐体に対するラジアル方向の位置を変えられた状態の各例を示した模式図である。
【図9】従来の光学式ピックアップ装置における姿勢調整構造を表した図である。
【符号の説明】
1・・・・・対物レンズ
2・・・・・レンズホルダ
3・・・・・直線状ワイヤ
4・・・・・可動支持部材
4a・・・・ピン
4b、4c、4d・・・・球面状突起
4e・・・・調整溝
5・・・・・筐体
5a・・・・支持部
5b・・・・側部
5c・・・・摺動面
5d・・・・規制溝
5e・・・・切欠
5f・・・・ガイド孔
6・・・・・板バネ
7、8・・・ガイド軸
9・・・・・磁気回路
10・・・・ホログラムユニット
11・・・・光ディスク
12・・・・基台
13・・・・固定部材
13a、13b・・・・ガイド軸
14、15・・・・・・軸受け
16・・・・ねじ
17・・・・偏心ドライバ
17a、17b・・・・ピン
Claims (5)
- 対物レンズと、ピックアップ本体と、前記対物レンズを保持するレンズホルダとを有する光学式ピックアップ装置における対物レンズの姿勢調整機構において、
光ディスクの情報記録面に対しほぼ垂直に立設するようにして前記ピックアップ本体に形成された支持部と、
弾性部材を介して前記レンズホルダと連結されると共に前記支持部の側面に対して位置調整可能に取り付けられ、第1ピンと第2ピンとを有する治具を利用することにより前記位置調整が行われる可動支持部材と、を備え、
前記ピックアップ本体には前記第1ピンが回動可能に嵌合する一対の孔部が形成され、前記可動支持部材には前記第2ピンが摺動可能に係合する一対の調整溝が形成され、
前記支持部の側面には光ディスクの情報記録面に略垂直な方向に伸長する所定幅の規制溝が形成されるとともに前記可動支持部材には前記規制溝に挿嵌して摺動及び回動が可能でありかつ前記対物レンズの略中心を通りトラッキング方向と直交するタンジェンシャル方向の軸を中心とする円筒状のピンが形成され、
前記一対の孔部に嵌合された第 1 ピンがその孔部を中心として回動すると、前記第 2 ピンが前記調整溝に沿って摺動するとともに前記円筒状のピンが摺動又は回動して前記位置調整が行われ、
前記一対の孔部の各々及び一対の調整溝の各々は、前記円筒状のピンに対して対称となる位置に形成されていることを特徴とする光学式ピックアップ装置における対物レンズの姿勢調整機構。 - 前記支持部の側面には、前記可動支持部材が当接する摺動面が形成され、
前記第1ピンと前記第 2 ピンの各々が回動及び摺動することにより前記可動支持部材が前記摺動面上に沿って移動することを特徴とする請求項1に記載の光学式ピックアップ装置における対物レンズの姿勢調整機構。 - 前記摺動面には、単一の球面の一部によって形成される凹面からなり、
前記第 1 ピンと前記第 2 ピンの各々が回動及び摺動することにより前記可動支持部材が前記凹面上に沿って移動することを特徴とする請求項2に記載の光学式ピックアップ装置における対物レンズの姿勢調整機構。 - 前記可動支持部材には、前記摺動面に当接する複数の球面状突起が設けられ、
前記第 1 ピンと前記第 2 ピンの各々が回動及び摺動することにより前記複数の球面状突起が前記摺動面上に沿って移動することを特徴とする請求項2又は3に記載の光学式ピックアップ装置における対物レンズの姿勢調整機構。 - 前記第 1 ピンと前記第 2 ピンの各々が回動及び摺動することにより、光ディスクの情報記録面に対する前記対物レンズのラジアル方向又はタンジェンシャル方向の姿勢を調整することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載の光学式ピックアップ装置における対物レンズの姿勢調整機構。
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