JP3814451B2 - ヒューズの製造方法 - Google Patents
ヒューズの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3814451B2 JP3814451B2 JP34535099A JP34535099A JP3814451B2 JP 3814451 B2 JP3814451 B2 JP 3814451B2 JP 34535099 A JP34535099 A JP 34535099A JP 34535099 A JP34535099 A JP 34535099A JP 3814451 B2 JP3814451 B2 JP 3814451B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuse
- side terminal
- fuse element
- element portion
- metal plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/04—Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
- H01H85/041—Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges characterised by the type
- H01H85/044—General constructions or structure of low voltage fuses, i.e. below 1000 V, or of fuses where the applicable voltage is not specified
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/0013—Means for preventing damage, e.g. by ambient influences to the fuse
- H01H85/0021—Means for preventing damage, e.g. by ambient influences to the fuse water or dustproof devices
- H01H2085/0034—Means for preventing damage, e.g. by ambient influences to the fuse water or dustproof devices with molded casings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/0241—Structural association of a fuse and another component or apparatus
- H01H2085/025—Structural association with a binding post of a storage battery
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/04—Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
- H01H85/05—Component parts thereof
- H01H85/055—Fusible members
- H01H2085/0555—Input terminal connected to a plurality of output terminals, e.g. multielectrode
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H69/00—Apparatus or processes for the manufacture of emergency protective devices
- H01H69/02—Manufacture of fuses
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/20—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof
- H01H85/2045—Mounting means or insulating parts of the base, e.g. covers, casings
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49107—Fuse making
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49117—Conductor or circuit manufacturing
Landscapes
- Fuses (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒューズの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8に、バッテリに直付けされるヒューズボックスユニットの従来例を示す。
このヒューズボックスユニット61は、ヒューズボックス62、単品の板ヒューズ63等を備えている。板ヒューズ63は導電性金属板をプレス打ち抜き加工したものである。屈曲形状のヒューズエレメント部64の両端には、ボルト孔65が設けられている。なお、可溶体であるヒューズエレメント部64は、通電容量が小さくなるほど一般に細く形成される。ヒューズボックス62は樹脂成形品であり、複数個の板ヒューズ63を収容可能な凹部66を有している。ヒューズボックス62において凹部66の底面には、一対の平板状ナット67,68がインサート成形されている。そのうち入力側の平板状ナット67からは、バッテリ直付け用端子(図示略)が延設されている。入力側の平板状ナット67にはボルト孔が形成されている。従って、ヒューズ63をセットして前記ボルト孔にボルト69を螺着することにより、ヒューズ63の一端が入力側の平板状ナット67に連結された状態で固定される。また、出力側の平板状ナット68にも同様にボルト孔が形成されている。従って、ヒューズ63をセットして前記ボルト孔にボルト69を螺着することにより、ヒューズ63の他端が出力側の平板状ナット68に連結された状態で固定される。
【0003】
ワイヤハーネス70を構成する電線71にはそれぞれLA端子72が圧着されており、それらのLA端子72はボルト69を用いて前記ヒューズ63とともに前記平板状ナット68に連結固定されている。また、ヒューズボックス62はヒューズカバー73によって保護される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、通常のものよりヒューズエレメント部64を細くしようとすると、その部分に曲がりや折れが発生しやすくなり、出来あがったヒューズ63自体に十分な強度が確保されにくくなるという問題があった。また、このような通電容量の小さいヒューズ63の製造には、困難を伴うことが多かった。
【0005】
また、ユニットの組立て時には、複数のヒューズ63をボルト69及びナット67,68を用いてヒューズボックス62に固定する面倒な作業が必要となり、極めて作業性が悪かった。
【0006】
しかも、通電容量が異なるヒューズ63を用いてユニットを構成する場合には、通電容量の大小に応じて太さの異なるヒューズエレメント部64を形成する必要がある。従って、プレス打ち抜き加工用の金型を複数個用いる必要があり、コスト高になりやすいという問題があった。
【0007】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、通電容量の大小やヒューズエレメント部の数の如何にかかわらず、簡単にかつ安価にヒューズを製造することができる製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、入力側端子部、複数の出力側端子部、及び前記入力側端子部と前記複数の出力側端子部との間をつなぐヒューズエレメント部が形成された導電性金属板を備え、前記ヒューズエレメント部の周辺を絶縁体によってモールドした構造のヒューズを製造する方法であって、導電性金属板をプレス打ち抜き加工することにより、前記入力側端子部、前記複数の出力側端子部及び各出力側端子部の先端同士を互いに連結するタイバーを形成した後、次いで前記導電性金属板において後に前記ヒューズエレメント部が形成されるべき箇所を含む領域を前記絶縁体であらかじめモールドしておくとともに、前記絶縁体における各エレメント部形成箇所の個々に対応する位置に窓部を設けることによりその窓部を介してエレメント部形成箇所のみを露出させておき、この状態で前記露出したエレメント部形成箇所に前記ヒューズエレメント部を加工形成すると同時に、前記タイバーを除去することを特徴とするヒューズの製造方法をその要旨とする。
【0011】
以下、本発明の「作用」について説明する。
【0012】
請求項1に記載の発明によると、ヒューズエレメント部の加工形成時において個々のエレメント部形成箇所の周辺は、絶縁体によってすでに補強された状態にある。従って、細いヒューズエレメント部を加工形成する場合でも、曲がりや折れをもらたす応力がヒューズエレメント部に働きにくくなる。即ち、ヒューズエレメント部が変形・破損しにくくなって、好適な強度が確保される。その結果、通電容量の小さいヒューズであっても比較的簡単に製造することが可能となる。また、太さの異なるヒューズエレメント部を複数個形成するときでも、プレス打ち抜き加工用の金型を1種のみ用いれば足りるため、金型コストを抑えることができる。よって、ヒューズを比較的安価に製造することが可能となる。
【0013】
加えて、各出力側端子部の先端同士がタイバーによって互いに連結されているため、ヒューズエレメント部を加工形成する時点まで、各出力側端子部の相互位置関係が保持される。また、曲がりや折れをもらたす応力がヒューズエレメント部に働きにくくなるため、その部分の変形・破損をより確実に防止することができる。
【0014】
さらに、タイバーはヒューズエレメント部の加工形成の際に同時に除去されるため、全体として工程数が少なくて済み、ヒューズを効率よく製造することができる。
【0015】
また、窓部から露出している箇所を加工すれば、絶縁体が邪魔にならなくなるため、加工を比較的容易に行うことができる。しかも、弾性率の小さい材料を選択した場合でも、クラックの発生を未然に防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態の自動車用ヒューズ1を図1〜図7に基づき詳細に説明する。
【0017】
図1に示されるように、本実施形態のヒューズ1は、導電性金属板2を用いて形成されている。導電性金属板2の形成材料としては、銀、銅、亜鉛、スズ、鉛及びこれらの合金などが通常よく使用される。この導電性金属板2には、入力側端子部3、出力側端子部としてのオスタブ4及びヒューズエレメント部5が形成されている。図示しない自動車搭載バッテリの給電端子に直接接続される入力側端子部(即ちバッテリ直付け端子部)3は、水平部分3bとそれよりも幅広の垂直部分3aとからなる。水平部分3bの基端は垂直部分3aの上端部に連結されている。水平部分3bは折り曲げ加工によって断面コ字状に形成されており、その中央部かつ先端寄りの位置には円形状のボルト挿通孔6が透設されている。なお、このボルト挿通孔6にボルトを挿通した状態でナットを締め付けることにより、入力側端子部3が前記給電端子に固定されるようになっている。
【0018】
本実施形態のヒューズ1は、オスタブ4及びヒューズエレメント部5をともに複数個ずつ、具体的にいうと4個ずつ備えている。このヒューズ1におけるヒューズエレメント部5は略S字状に屈曲していて、オスタブ4よりもかなり細く形成されている。各ヒューズエレメント部5の一端は、垂直部分3aの下端に連結されている。各ヒューズエレメント部5の他端は、垂直方向に沿って延びる各オスタブ4の上端に連結されている。即ち、これらのヒューズエレメント部5によって、入力側端子部3と各オスタブ4との間がつながれている。
【0019】
導電性金属板2におけるヒューズエレメント部5の周辺(具体的にいうと垂直部分3aの全体及び各オスタブ4の上端部)は、絶縁体としてのモールド樹脂部7によってモールドされている。モールド樹脂部7は肉薄かつ板状に形成されている。モールド樹脂部7の形成材料としては、エポキシ樹脂等に代表される絶縁性樹脂が選択される。モールド樹脂部7における所定箇所には4つの窓部8が設けられている。本実施形態における窓部8は正方形状になっている。そして、これらの窓部8を介して、個々のヒューズエレメント部5がモールド樹脂部7の外部に露出している。なお、図1に示される本実施形態のヒューズ1は「略熊手状」を呈しているとともに、1つの入力側端子部3から4つのオスタブ4が分岐した状態となっている。
【0020】
次に、図2に基づいてヒューズ1を製造する手順を説明する。
未加工の導電性金属板2を用意して、これの所定部位をプレス打ち抜き加工することにより、まず入力側端子部3、4つのオスタブ4及びタイバー11を形成する。ここで、タイバー11は導電性金属板2と同じ厚さに形成されていてもよいほか、例えばハーフエッチ等によって導電性金属板2よりも肉薄に形成されていてもよい。なお、各タイバー11は少なくともモールド絶縁部7から露出する位置に、具体的にいうとオスタブ4の先端に形成されることがよい。また、上記のプレス打ち抜き加工時において、同時にボルト挿通孔6を形成しておいてもよい。
【0021】
この後、専用の治具を用いて曲げ加工を行うことによって、前記導電性金属板2を略L字状に屈曲させる。次いで、導電性金属板2において後にヒューズエレメント部5となるべき箇所(エレメント部形成箇所12)を含む領域を、インサート成形法によりモールド樹脂部7であらかじめモールドしておく。それとともに、モールド樹脂部7に窓部8を設けることにより、その窓部8を介してヒューズエレメント形成箇所12のみを露出させておく。窓部8を形成する方法としては、例えばインサート成形用金型にあらかじめ窓部形成用凸部を設けておくという方法がある。
【0022】
この状態で、露出したヒューズエレメント形成箇所12をプレス打ち抜き加工する。これにより、4つのヒューズエレメント部5を形成すると同時に、3つのタイバー11を打ち抜いて除去する。これにより各オスタブ4が分離される。以上の結果、図1に示す所望のヒューズ1が完成する。
【0023】
このようにして製造されたヒューズ1は、図3に示すような構造のヒューズボックス21内に収容された状態で使用される。ヒューズ収容体である前記ヒューズボックス21は筒状の部材であって、上下両端が開口している。ヒューズボックス21における上部開口22は長方形状になっている。上部開口22の外側には、複数の被係止部27と、1つの水平部分固定部28とが形成されている。ヒューズボックス21の内部は、絶縁性を有する3つの仕切壁23によって4つの領域に仕切られている。従って、ヒューズボックス21の下部開口24は、4つかつ正方形状になっている。仕切られた前記4つの空間は、図示しない圧着端子を収容するための端子収容空間になっている。ヒューズボックス21の内壁面において端子収容空間を区画している箇所には、圧着端子を係止するためのランス構造が形成されていることがよい。これらの圧着端子の下端側には、図示しないワイヤハーネスを構成する各電線が圧着されるようになっている。
【0024】
各々の仕切壁23の上部には、ボックス上下方向に沿って延びる等しい幅のスリット25が形成されている。これらのスリット25の幅は、ヒューズ1のモールド樹脂部7の肉厚と同程度となるように設定されている。従って、ヒューズ1の収容時には、これらのスリット25にちょうどモールド樹脂部7が挟持された状態で固定されるようになっている(図7参照)。また、ヒューズボックス21内における対向面には、ボックス上下方向に沿って平行に延びる2対のガイドリブ26が形成されている。対をなすガイドリブ26間の幅も、ヒューズ1のモールド樹脂部7の肉厚と同程度となるように設定されている。従って、ヒューズ1の収容時には、2対のガイドリブ26によって、ちょうどモールド樹脂部7の両端部が挟持されたような状態となる(図7参照)。図5,図6には、ヒューズ1を保護するためのヒューズカバー41が示されている。このヒューズカバー41は樹脂等の絶縁性の材料を用いて形成されており、カバー本体42と、蓋部43と、これらを連結するヒンジ部44とによって構成されている。カバー本体42は自動車搭載用バッテリの給電端子を覆って保護する役割を果たす。このカバー本体42の上部外側面には、給電端子であることを示すマークが設けられている。蓋部43はヒューズボックス21の上部開口22を塞ぐようにして取り付けられる。蓋部43において前記被係止部28に対応する箇所には、係止部45が一体的に突設されている。
【0025】
このため、ヒューズカバー41をヒューズボックス21に取り付けたときには、被係止部28に係止部45が係止することにより、蓋部43が上部開口22に確実に固定されるようになっている(図7参照)。
【0026】
また、蓋部43の下面にはガイドリブ46が2対形成されている。対をなすガイドリブ46間の幅は、ヒューズ1のモールド樹脂部7の肉厚と同程度となるように設定されている。従って、ヒューズ1を収容してかつヒューズカバー41を取り付けた時には、2対のガイドリブ46によって、ちょうどモールド樹脂部7の両端部が挟持されたような状態となる。
【0027】
従って、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態の製造方法によると、ヒューズエレメント部5の加工形成時においてエレメント部形成箇所12の周辺は、モールド樹脂部7によってすでに補強された状態になる。従って、細いヒューズエレメント部5を加工形成する場合でも、曲がりや折れをもらたす応力がヒューズエレメント部5に働きにくくなる。即ち、ヒューズエレメント部5が変形・破損しにくくなり、そこに好適な強度が確保される。その結果、通電容量の小さいヒューズ1であっても比較的簡単に製造することが可能となる。
【0028】
また、太さの異なるヒューズエレメント部5を4つ形成する本実施形態においても、プレス打ち抜き加工用の金型を1種のみ用いれば足りることとなる。このため、金型コストを最小限に抑えることができる。よって、ヒューズ1を比較的安価に製造することが可能となり、ユニット全体の低コスト化を図ることができる。
【0029】
(2)本実施形態の製造方法においては、隣接するオスタブ4の先端同士をあらかじめタイバー11によって互いに連結するようにしている。このため、プレス打ち抜き加工によりヒューズエレメント部5を形成する時点まで、各オスタブ4の相互位置関係が保持される。また、曲がりや折れをもらたす応力がヒューズエレメント部5に働きにくくなるため、その部分の変形・破損をより確実に防止することができる。
【0030】
さらに、タイバー11はヒューズエレメント部5の形成の際に同時に打ち抜かれて除去されてしまう。このため、全体として工程数が少なくて済み、ヒューズ1を効率よく製造することができる。
【0031】
また、各々の窓部8から露出している箇所をプレス打ち抜き加工すれば、モールド樹脂部7が邪魔にならなくなるため、加工を比較的容易に行うことができる。
【0032】
(3)本実施形態の製造方法を経て製造されたヒューズ1は、1枚の導電性金属板2にオスタブ4及びヒューズエレメント部5がそれぞれ4つずつ形成された構造となっている。このため、別個に形成されたヒューズエレメント5を複数個固定する必要があった従来とは異なり、それらをヒューズボックス21に固定するために用いていた多くのボルトやナットを省略することができる。従って、ボルト及びナットの螺着という極めて面倒な作業から作業者が開放されることになり、ヒューズボックス21への固定が極めて容易になる。
【0033】
また、このヒューズ1では、強度が弱くなりやすいヒューズエレメント部5の周辺がモールド樹脂部7によってモールドされているため、ヒューズ1自体に十分な強度が確保されている。つまり、ヒューズエレメント部5を細くしたとしても、そこに変形等が起こりにくくなっている。なお、モールド樹脂部7を設けたことにより、ヒューズ1の耐水性の向上が図られている。
【0034】
さらに、このヒューズ1では、窓部8を介してヒューズエレメント部5が常時露出している。従って、モールド樹脂部7の材料等に特に影響を受けずに、ヒューズエレメント部5を視認することができる。よって、大電流の通電によってヒューズエレメント部5が溶けて断線しているか否かを、目視によって容易に確認することができる。
【0035】
また、このような構造のヒューズ1であれば、上記の製造方法を実施することにより、簡単にかつ安価に製造されることが可能である。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
【0036】
・ 出力側端子部であるオスタブ4の本数は、3本以下(即ち1本、2本または3本)であってもよく、あるいは5本以上であっても構わない。また、オスタブ4の形状も実施形態のものに限定されることはなく、任意に変更することが許容される。入力側端子部3についても同様に、その全体形状を変更したり、ボルト挿通孔6を省略する等の変更をしたりすることが許容される。
【0037】
・ オスタブ4を1本にした場合、ヒューズエレメント部5を1個にしてもよい。
・ 絶縁体は実施形態のようなモールド樹脂部7のみに限定されることはなく、それ以外のもの、例えばゴムのようなものでもよい。また、インサート成形以外の手法を用いて絶縁体を形成することも可能である。
【0038】
・ 例えば、上記のように絶縁体としてゴムを選択した場合には、ゴムが好適な弾性体であるため内部に応力が溜まりにくく、クラックの発生を心配する必要がない。
【0040】
・ ヒューズエレメント部5を形成する方法としては、実施形態において示したプレス打ち抜き加工のほかに、例えばエッチング等が可能である。
・ 窓部8の形状は任意に変更することができ、例えば円形状や三角形状等にしても差し支えない。
【0041】
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1) 請求項1において、前記入力側端子部は、バッテリの給電端子に直接接続されること。
【0042】
(2) 請求項1又は技術的思想1において、前記入力側端子部は、自動車搭載バッテリの給電端子に直接接続されること。
(3) 請求項1、技術的思想1,2のいずれか1つにおいて、前記各出力側端子部は、ワイヤハーネスに設けられた圧着端子に接続可能な形状のオスタブであること。従って、この技術的思想3に記載の発明によれば、ヒューズをワイヤハーネスに対して確実に接続することができる。
【0043】
(4) 請求項1、技術的思想1乃至3のいずれか1つにおいて、前記ヒューズは全体として略熊手状を呈していること。
(5) 請求項1、技術的思想1乃至4のいずれか1つにおいて、前記入力側端子部は、ボルト挿通孔を備えるとともに、前記絶縁体から露出していること。従って、この技術的思想5に記載の発明によれば、ボルトを用いて締結することにより、給電部分に対して入力側端子部を確実にかつ通電可能な状態で固定することができる。
【0044】
(6) 請求項1、技術的思想1乃至5のいずれか1つにおいて、前記タイバーは前記導電性金属板よりも肉薄に形成されている。従って、この技術的思想6に記載の発明によれば、タイバーを除去しやすくなる。
【0045】
(7) 請求項1、技術的思想1乃至6のいずれか1つにおいて、前記タイバーは少なくとも前記絶縁体から露出する位置において形成されていること。従って、この技術的思想7に記載の発明によれば、絶縁体部分を除去することなく、タイバーを除去することができる。
【0046】
(8) 導電性金属板に入力側端子部及び出力側端子部を形成した後、次いで前記導電性金属板において後にヒューズエレメント部が形成されるべき箇所を含む領域を絶縁体であらかじめモールドしておき、この状態でエレメント部形成箇所に前記ヒューズエレメント部を加工形成することを特徴とするヒューズエレメント部の形成方法。従って、この技術的思想8に記載の発明によれば、細い太いの如何等にかかわらず、所定箇所に対し簡単にかつ安価にヒューズエレメント部を形成することができる。
【0047】
(9) 入力側端子部、複数の出力側端子部、及び前記入力側端子部と前記複数の出力側端子部との間をつなぐヒューズエレメント部が形成された導電性金属板の一部を、絶縁体によってモールドした構造のヒューズであって、前記絶縁体に設けられた窓部を介して前記ヒューズエレメント部が露出しているヒューズ。従って、この技術的思想9に記載の発明によれば、簡単にかつ安価に製造可能であるとともに、十分な強度を備え、ヒューズ収容体への固定が容易で、ヒューズエレメント部の視認性に優れたヒューズとなる。
【0048】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、通電容量の大小やヒューズエレメント部の数の如何にかかわらず、簡単にかつ安価にヒューズを製造することができる製造方法を提供することができる。
【0049】
加えて、ヒューズエレメント部の変形・破損をより確実に防止することができるとともに、ヒューズを効率よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明を具体化した実施形態のヒューズの平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は背面図。
【図2】(a)〜(c)は前記ヒューズを製造する手順を説明するための正面図。
【図3】(a)は前記ヒューズを収容するためのヒューズボックスの平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は背面図。
【図4】(a)は図3(a)のA−A線断面図、(b)は図3(a)のB−B線断面図、(c)は図3(b)のC−C線断面図。
【図5】(a)は前記ヒューズを保護するためのヒューズカバーの平面図、(b)は正面図、(c)は(b)のD−D断面図、(d)は右側面図、(e)は背面図。
【図6】前記ヒューズカバーの底面図。
【図7】(a)は前記ヒューズを前記ヒューズボックスに収容した状態を示す平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図。
【図8】従来技術のヒューズを含むヒューズボックスユニットの分解斜視図。
【符号の説明】
1…ヒューズ、2…導電性金属板、3…入力側端子部、4…出力側端子部としてのオスタブ、5…ヒューズエレメント部、6…ボルト挿通孔、7…絶縁体としてのモールド樹脂部、8…窓部、11…タイバー、12…エレメント部形成箇所。
Claims (1)
- 入力側端子部、複数の出力側端子部、及び前記入力側端子部と前記複数の出力側端子部との間をつなぐヒューズエレメント部が形成された導電性金属板を備え、前記ヒューズエレメント部の周辺を絶縁体によってモールドした構造のヒューズを製造する方法であって、
導電性金属板をプレス打ち抜き加工することにより、前記入力側端子部、前記複数の出力側端子部及び各出力側端子部の先端同士を互いに連結するタイバーを形成した後、次いで前記導電性金属板において後に前記ヒューズエレメント部が形成されるべき箇所を含む領域を前記絶縁体であらかじめモールドしておくとともに、前記絶縁体における各エレメント部形成箇所の個々に対応する位置に窓部を設けることによりその窓部を介してエレメント部形成箇所のみを露出させておき、この状態で前記露出したエレメント部形成箇所に前記ヒューズエレメント部を加工形成すると同時に、前記タイバーを除去することを特徴とするヒューズの製造方法。
Priority Applications (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34535099A JP3814451B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | ヒューズの製造方法 |
DE60008679T DE60008679T2 (de) | 1999-12-03 | 2000-11-30 | Sicherungseinsatz und Verfahren zu seiner Herstellung |
DE60008347T DE60008347T2 (de) | 1999-12-03 | 2000-11-30 | Sicherungsdose |
EP00403356A EP1107275B1 (en) | 1999-12-03 | 2000-11-30 | Fuse unit and manufacturing method therefor |
EP00403357A EP1107276B1 (en) | 1999-12-03 | 2000-11-30 | Fuse box device |
US09/726,335 US6566599B2 (en) | 1999-12-03 | 2000-12-01 | Fuse unit and manufacturing method thereof |
US09/726,340 US6520804B2 (en) | 1999-12-03 | 2000-12-01 | Fuse box device |
CNB001280929A CN1199213C (zh) | 1999-12-03 | 2000-12-02 | 熔断器及其制造方法、和容放熔断器的熔断器箱 |
CNB001380729A CN1149605C (zh) | 1999-12-03 | 2000-12-02 | 保险盒装置 |
US10/051,361 US6580032B2 (en) | 1999-12-03 | 2002-01-22 | Fuse unit and manufacturing method therefor |
US10/304,864 US6624356B2 (en) | 1999-12-03 | 2002-11-27 | Fuse unit and manufacturing method therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34535099A JP3814451B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | ヒューズの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001160347A JP2001160347A (ja) | 2001-06-12 |
JP3814451B2 true JP3814451B2 (ja) | 2006-08-30 |
Family
ID=18376013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34535099A Expired - Fee Related JP3814451B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | ヒューズの製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US6566599B2 (ja) |
EP (1) | EP1107275B1 (ja) |
JP (1) | JP3814451B2 (ja) |
CN (1) | CN1199213C (ja) |
DE (1) | DE60008679T2 (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4009515B2 (ja) * | 2002-10-02 | 2007-11-14 | 矢崎総業株式会社 | ヒュージブルリンクユニット |
DE10310122A1 (de) * | 2003-03-07 | 2004-09-16 | Siemens Ag | Elektrische Schutzvorrichtung und Verfahren zur Herstellung |
DE102004052476B4 (de) * | 2003-10-31 | 2007-08-09 | Yazaki Corp. | Sicherungsanordnung |
JP2005216827A (ja) * | 2004-02-02 | 2005-08-11 | Yazaki Corp | 電線端末端子及びその製造方法 |
US20070236322A1 (en) * | 2006-04-10 | 2007-10-11 | Jerry Edwards | Fuse having connectable terminals |
JP4769621B2 (ja) * | 2006-04-18 | 2011-09-07 | 住友電装株式会社 | 車載用電気接続箱に収容されるバスバー |
JP4755018B2 (ja) * | 2006-05-19 | 2011-08-24 | 矢崎総業株式会社 | ヒュージブルリンクユニット |
DE102006024391A1 (de) * | 2006-05-24 | 2007-11-29 | Lisa Dräxlmaier GmbH | Sicherungseinheit |
JP4805057B2 (ja) * | 2006-08-04 | 2011-11-02 | 矢崎総業株式会社 | ヒュージブルリンクユニット |
DE102006040824B4 (de) * | 2006-08-31 | 2013-03-28 | Lisa Dräxlmaier GmbH | Stromverteiler zum Ausgleichen einer Toleranz |
US20080224814A1 (en) * | 2007-03-13 | 2008-09-18 | Lear Corporation | Electrical assembly and manufacturing method |
JP2009056992A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Yazaki Corp | バッテリ直付けヒュージブルリンクユニットの保護カバー取付構造 |
US7663466B1 (en) * | 2007-09-21 | 2010-02-16 | Yazaki North America, Inc. | Corner-mounted battery fuse |
US8077007B2 (en) * | 2008-01-14 | 2011-12-13 | Littlelfuse, Inc. | Blade fuse |
JP5207533B2 (ja) | 2008-09-05 | 2013-06-12 | 矢崎総業株式会社 | 複合型ヒュージブルリンク、ヒューズボックス及びその製造方法 |
JP5266081B2 (ja) * | 2009-02-06 | 2013-08-21 | 矢崎総業株式会社 | ヒューズ装置及びその製造方法 |
JP5486853B2 (ja) * | 2009-06-29 | 2014-05-07 | 矢崎総業株式会社 | ヒュージブルリンクユニット |
JP5346796B2 (ja) * | 2009-12-24 | 2013-11-20 | 矢崎総業株式会社 | ヒュージブルリンクユニット |
JP5402658B2 (ja) * | 2010-01-14 | 2014-01-29 | 株式会社デンソー | 電子装置 |
JP5632672B2 (ja) * | 2010-07-29 | 2014-11-26 | 矢崎総業株式会社 | ヒューズユニット |
JP5682067B2 (ja) | 2011-03-31 | 2015-03-11 | 矢崎総業株式会社 | ヒュージブルリンクブロックの回路構成用バスバー、ヒュージブルリンクブロック、およびヒュージブルリンクブロックの製造方法 |
WO2012164884A1 (ja) | 2011-05-31 | 2012-12-06 | パナソニック株式会社 | ヒューズ板、およびそれを具備する電池ブロック |
DE202011050310U1 (de) | 2011-05-31 | 2011-07-11 | Lisa Dräxlmaier GmbH | Abgewinkelte Midi- oder Schmelzsicherung |
JP6007012B2 (ja) * | 2012-07-23 | 2016-10-12 | 矢崎総業株式会社 | ヒューズユニット |
JP6018937B2 (ja) | 2013-01-29 | 2016-11-02 | 三洋電機株式会社 | 電極部材、および、電池ブロック |
JP6373893B2 (ja) * | 2016-04-06 | 2018-08-15 | 太平洋精工株式会社 | ヒューズユニット、及びヒューズユニットの製造方法 |
CN111095468B (zh) * | 2017-09-08 | 2022-04-12 | 力特保险丝公司 | 低轮廓集成熔断器模块 |
Family Cites Families (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3093767A (en) * | 1961-05-10 | 1963-06-11 | Gen Electric | Gas generating switching tube |
US3829808A (en) * | 1973-02-14 | 1974-08-13 | Westinghouse Electric Corp | Fuse housing construction utilizing extruded terminals and process for making same |
US3775723A (en) * | 1973-03-05 | 1973-11-27 | Gen Motors Corp | Circuit protector |
US4056884A (en) * | 1975-02-08 | 1977-11-08 | Littelfuse, Inc. | Method of making a miniature plug-in fuse |
US4504816A (en) * | 1983-10-31 | 1985-03-12 | Parker-Hannifin Corporation | Blade fuse and manufacturing method |
US4531806A (en) * | 1983-11-25 | 1985-07-30 | General Motors Corporation | Fusible electrical connector |
US4563666A (en) * | 1984-06-04 | 1986-01-07 | Littelfuse, Inc. | Miniature fuse |
US4608548A (en) * | 1985-01-04 | 1986-08-26 | Littelfuse, Inc. | Miniature fuse |
US4672352A (en) * | 1986-04-23 | 1987-06-09 | Kabushiki Kaisha T An T | Fuse assembly |
US4773157A (en) * | 1986-04-29 | 1988-09-27 | Amp Incorporated | Method of making an electrical termination |
US4689597A (en) * | 1986-04-29 | 1987-08-25 | Amp Incorporated | Electrical fuse component and method of using same |
JPH0766734B2 (ja) * | 1987-09-01 | 1995-07-19 | 矢崎総業株式会社 | ヒューズの製造方法 |
US4884050A (en) * | 1988-07-18 | 1989-11-28 | Kozel Emmett L | Blade terminal tap fuse |
US5171293A (en) * | 1991-12-05 | 1992-12-15 | Yazaki Corporation | Fuse box assembly |
US5229739A (en) * | 1992-02-21 | 1993-07-20 | Littelfuse, Inc. | Automotive high current fuse |
JPH05299003A (ja) | 1992-04-23 | 1993-11-12 | Yazaki Corp | ヒュージブルリンク |
JP2879811B2 (ja) * | 1993-07-02 | 1999-04-05 | 矢崎総業株式会社 | 暗電流ヒューズの断続機構及びそれを備えた電気接続箱 |
US5346411A (en) * | 1993-12-13 | 1994-09-13 | Nikkinen Kurt D | Tap-in blade fuse |
JPH087743A (ja) * | 1994-06-15 | 1996-01-12 | Yazaki Corp | ヒュージブルリンク及びその組立方法 |
US5790007A (en) * | 1995-03-23 | 1998-08-04 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Board fuse, and method of manufacturing the board fuse |
US5645448A (en) * | 1995-10-16 | 1997-07-08 | Yazaki Corporation | Battery connecting module with fuse mounting |
JP3573313B2 (ja) * | 1995-10-17 | 2004-10-06 | 矢崎総業株式会社 | ヒュージブルリンク |
US5841338A (en) * | 1996-04-17 | 1998-11-24 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Fuse combination, method of making the same, and fuse circuit including the same |
US5818320A (en) * | 1996-10-08 | 1998-10-06 | Yazaki Corporation | Fuse assembly with removable fusible element |
JPH10125213A (ja) * | 1996-10-18 | 1998-05-15 | Yazaki Corp | アークレス・ヒューズ |
JP3242849B2 (ja) * | 1996-10-30 | 2001-12-25 | 矢崎総業株式会社 | 大電流ヒューズユニット |
DE19646264C2 (de) * | 1996-11-09 | 2000-10-26 | Wilhelm Pudenz Gmbh Elektrotec | Schmelzleiteraufbau |
JPH10199396A (ja) * | 1997-01-13 | 1998-07-31 | Taiheiyo Seiko Kk | 多極型ヒューズ素子およびこの素子を使用した多極型ヒューズ |
US5783985A (en) * | 1997-04-25 | 1998-07-21 | Littelfuse, Inc. | Compressible body for fuse |
US5886612A (en) * | 1997-10-20 | 1999-03-23 | Littelfuse, Inc. | Female fuse housing |
EP0924734B1 (en) * | 1997-12-17 | 2003-11-12 | Meccanotecnica Codognese S.p.A. | A high-current protection device |
JP3719475B2 (ja) * | 1998-01-20 | 2005-11-24 | 矢崎総業株式会社 | 大電流用ヒューズ |
JP2000164111A (ja) * | 1998-03-16 | 2000-06-16 | Yazaki Corp | 自動車用大電流ヒュ―ズ |
JP3810212B2 (ja) * | 1998-05-19 | 2006-08-16 | 矢崎総業株式会社 | 温度検知機能付大電流ヒューズ及びその組立方法 |
US6111758A (en) * | 1998-06-19 | 2000-08-29 | Scientific-Atlanta, Inc. | Electronic component having alternate functionalities |
JP4181662B2 (ja) | 1998-07-10 | 2008-11-19 | 太平洋精工株式会社 | 多極形ヒューズ素子 |
JP2000113803A (ja) * | 1998-10-01 | 2000-04-21 | Yazaki Corp | 自動車用大電流ヒューズ |
JP4096431B2 (ja) * | 1998-12-11 | 2008-06-04 | 太平洋精工株式会社 | 多連ヒューズ素子および該多連ヒューズ素子を用いた多連ヒューズ |
-
1999
- 1999-12-03 JP JP34535099A patent/JP3814451B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-11-30 DE DE60008679T patent/DE60008679T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-11-30 EP EP00403356A patent/EP1107275B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-12-01 US US09/726,335 patent/US6566599B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-12-02 CN CNB001280929A patent/CN1199213C/zh not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-01-22 US US10/051,361 patent/US6580032B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-11-27 US US10/304,864 patent/US6624356B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE60008679T2 (de) | 2005-03-03 |
JP2001160347A (ja) | 2001-06-12 |
US6624356B2 (en) | 2003-09-23 |
EP1107275A3 (en) | 2002-07-31 |
US6580032B2 (en) | 2003-06-17 |
EP1107275B1 (en) | 2004-03-03 |
US20020058441A1 (en) | 2002-05-16 |
CN1199213C (zh) | 2005-04-27 |
CN1299145A (zh) | 2001-06-13 |
US20030075352A1 (en) | 2003-04-24 |
DE60008679D1 (de) | 2004-04-08 |
EP1107275A2 (en) | 2001-06-13 |
US6566599B2 (en) | 2003-05-20 |
US20010002812A1 (en) | 2001-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3814451B2 (ja) | ヒューズの製造方法 | |
US8721367B2 (en) | Fuse unit | |
JP6203683B2 (ja) | ブレードヒューズ | |
JP6653121B2 (ja) | 電気接続箱 | |
US9490095B2 (en) | Fusible link unit | |
JP2015210912A (ja) | 配線モジュール、配線モジュール中間体、及び配線モジュールの製造方法 | |
JP2005216827A (ja) | 電線端末端子及びその製造方法 | |
US6520804B2 (en) | Fuse box device | |
JP6238874B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP5488364B2 (ja) | 電気接続箱組立ユニット | |
JP3498658B2 (ja) | ヒューズボックスユニット | |
WO2017110789A1 (ja) | ワイヤハーネスの端子接続構造 | |
JP2022080937A (ja) | 端子部絶縁構造および電気接続箱 | |
JP2018206590A (ja) | 端子金具 | |
JP3889678B2 (ja) | 機器用コネクタ | |
JP2024027390A (ja) | ヒューズユニットおよびヒューズユニット組み立て方法 | |
JP2002124246A (ja) | バッテリ用接続端子及びその製造方法 | |
JP2005185036A (ja) | バスバー構造とそれを備えた電気接続箱及びバスバーの形成方法 | |
JP2024089214A (ja) | 電気接続箱 | |
CN117394237A (zh) | 用于电接线盒的汇流条安装结构 | |
CN115053316A (zh) | 熔断器以及熔断器的制造方法 | |
JP2003061228A (ja) | 自動車用電気接続箱 | |
JP2003047134A (ja) | ジャンクションボックス | |
JPH1021816A (ja) | ヒューズおよびリレー接続用バスバー | |
JP2000350335A (ja) | バスバー構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041221 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050209 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060221 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060310 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20060419 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060509 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060605 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130609 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130609 Year of fee payment: 7 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130609 Year of fee payment: 7 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |