JPH0766734B2 - ヒューズの製造方法 - Google Patents
ヒューズの製造方法Info
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- JPH0766734B2 JPH0766734B2 JP62216298A JP21629887A JPH0766734B2 JP H0766734 B2 JPH0766734 B2 JP H0766734B2 JP 62216298 A JP62216298 A JP 62216298A JP 21629887 A JP21629887 A JP 21629887A JP H0766734 B2 JPH0766734 B2 JP H0766734B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、可溶導体の溶断部に低融点金属を一体的に
設けてなるヒューズの製造方法に関する。
設けてなるヒューズの製造方法に関する。
(従来の技術) この種のヒューズとして、例えば、バイメタル等の熱歪
みの大きい金属からなる可溶導体の中間部に折曲加工に
より凹状の受座を設けて、該受座内にSn(錫)、Pb
(鉛)等の低融点金属片を嵌め込み、次いで受座の一側
縁に連設した蓋片を閉じて、受座内に低融点金属片を固
定してなるものが知られている(実開昭59-66844号公報
参照)。
みの大きい金属からなる可溶導体の中間部に折曲加工に
より凹状の受座を設けて、該受座内にSn(錫)、Pb
(鉛)等の低融点金属片を嵌め込み、次いで受座の一側
縁に連設した蓋片を閉じて、受座内に低融点金属片を固
定してなるものが知られている(実開昭59-66844号公報
参照)。
これによれば、低融点金属片の拡散による合金の生成に
よって溶断特性の向上を図ること、すなわち低電流領域
における溶断限界電流を低くすることができ、また瞬間
通過電流によって容易に溶断しないようにすることがで
きる。
よって溶断特性の向上を図ること、すなわち低電流領域
における溶断限界電流を低くすることができ、また瞬間
通過電流によって容易に溶断しないようにすることがで
きる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、低融点金属片を保持するのに凹状の受
座内に嵌め込むため、低融点金属片と可溶導体との間の
密着性にバラツキがあり、また錫、鉛等の低融点金属
片は、例えば棒状のものを適宜長さに切断して使用する
が、錫、鉛等は軟質で変形し易いため、棒状のものを真
っ直ぐな状態に維持することが難かしく、多少曲がった
状態で切断され、切断長さを一定にしても切断量にバラ
ツキがあり、これら、が原因となって溶断特性が変
化してしまう問題があった。
座内に嵌め込むため、低融点金属片と可溶導体との間の
密着性にバラツキがあり、また錫、鉛等の低融点金属
片は、例えば棒状のものを適宜長さに切断して使用する
が、錫、鉛等は軟質で変形し易いため、棒状のものを真
っ直ぐな状態に維持することが難かしく、多少曲がった
状態で切断され、切断長さを一定にしても切断量にバラ
ツキがあり、これら、が原因となって溶断特性が変
化してしまう問題があった。
また、低融点金属片を保持するのに可溶導体に凹状の
受座を設けるため、生産工程数が多く、生産コスト高に
なる問題があった。
受座を設けるため、生産工程数が多く、生産コスト高に
なる問題があった。
この発明は上記従来技術の問題点を解消するもので、そ
の目的とするところは、溶断特性が一定し、生産コスト
を下げることが可能なヒューズの製造方法を提供するこ
とである。
の目的とするところは、溶断特性が一定し、生産コスト
を下げることが可能なヒューズの製造方法を提供するこ
とである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するためこの発明では、可溶導体におけ
る溶断部に低融点金属を一体的に設けたヒューズの製造
方法であって、前記可溶導体を打ち抜き加工するために
提供された板状の素材の前記溶断部に対応する位置に、
前記低融点金属を連続して一体的に設けた後、この低融
点金属を有する素材を前記可溶導体の形状に打ち抜き加
工することにより、可溶導体の溶断部に低融点金属を一
体的に設けたものを形成することを特徴としている。
る溶断部に低融点金属を一体的に設けたヒューズの製造
方法であって、前記可溶導体を打ち抜き加工するために
提供された板状の素材の前記溶断部に対応する位置に、
前記低融点金属を連続して一体的に設けた後、この低融
点金属を有する素材を前記可溶導体の形状に打ち抜き加
工することにより、可溶導体の溶断部に低融点金属を一
体的に設けたものを形成することを特徴としている。
(作用) この発明によれば、可溶導体を打ち抜き加工するために
提供された板状の素材の段階で、同素材に低融点金属を
連続的に一体に設けるから、可溶導体に対する低融点金
属の密着性のバラツキを低減することができる。しか
も、低融点金属を素材とともに打ち抜き加工することに
よりヒューズを形成するから、低融点金属の量的なバラ
ツキを低減することができる。したがって、ヒューズの
溶断特性を一定にすることができる。
提供された板状の素材の段階で、同素材に低融点金属を
連続的に一体に設けるから、可溶導体に対する低融点金
属の密着性のバラツキを低減することができる。しか
も、低融点金属を素材とともに打ち抜き加工することに
よりヒューズを形成するから、低融点金属の量的なバラ
ツキを低減することができる。したがって、ヒューズの
溶断特性を一定にすることができる。
さらに、可溶導体の素材に低融点金属を設けた後、打ち
抜き加工によりヒューズを形成しているから、可溶導体
を打ち抜き加工した後、これらの各可溶導体に低融点金
属を一つずつ設ける場合に比べて、製造に要する工数を
大幅に低減することができる。したがて、生産コストを
下げることができる。
抜き加工によりヒューズを形成しているから、可溶導体
を打ち抜き加工した後、これらの各可溶導体に低融点金
属を一つずつ設ける場合に比べて、製造に要する工数を
大幅に低減することができる。したがて、生産コストを
下げることができる。
(実施例) 以下この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の方法によって作られるヒューズの一
例を示している。図中符号1はヒューズであり、このヒ
ューズ1は、長く形成された可溶導体3の両端部に雌端
子2、2を一体に設け、かつ該可溶導体3の中間位置に
溶断部3aを形成するとともに、この溶断部3aにSn
(錫)、Pb(鉛)等の低融点金属4を一体的に設けたも
のである。そして、低融点金属4は、加圧密着、電子ビ
ーム溶接等の固着手段により、溶断部3aに一体的に固定
されている。
例を示している。図中符号1はヒューズであり、このヒ
ューズ1は、長く形成された可溶導体3の両端部に雌端
子2、2を一体に設け、かつ該可溶導体3の中間位置に
溶断部3aを形成するとともに、この溶断部3aにSn
(錫)、Pb(鉛)等の低融点金属4を一体的に設けたも
のである。そして、低融点金属4は、加圧密着、電子ビ
ーム溶接等の固着手段により、溶断部3aに一体的に固定
されている。
ただし、低融点金属4は、第2図に示すように、可溶導
体3を打ち抜き加工するために提供された薄板状の銅合
金等からなる素材6に、予め一体的に設けておいたもの
である。すなわち、低融点金属4は、素材6に連続して
クラッドさせたクラッド材として、あるいは素材6に連
続して電子ビーム溶接されたものとして提供されてい
る。
体3を打ち抜き加工するために提供された薄板状の銅合
金等からなる素材6に、予め一体的に設けておいたもの
である。すなわち、低融点金属4は、素材6に連続して
クラッドさせたクラッド材として、あるいは素材6に連
続して電子ビーム溶接されたものとして提供されてい
る。
ここで、クラッドとは、2種類以上の金属を機械的に加
圧密着させることにより一体化することを意味し、また
電子ビーム溶接とは2種類以上の金属を電子ビームによ
り溶接密着させることにより一体化することを意味す
る。
圧密着させることにより一体化することを意味し、また
電子ビーム溶接とは2種類以上の金属を電子ビームによ
り溶接密着させることにより一体化することを意味す
る。
このように、薄板状の素材6の段階で、低融点金属4を
可溶導体3に一体的に設けると、低融点金属4と可溶導
体3との間に生じる密着性のバラツキを低減することが
できる。また、低融点金属4をクラッドさせた素材6を
打ち抜き加工することにより、あるいは低融点金属4を
電子ビーム溶接した素材6を打ち抜き加工することによ
り、ヒューズを形成しているので、低融点金属4の量的
なバラツキを低減することができる。そして、低融点金
属4を保持するために、可溶導体3に凹状の受座を設け
る必要がないから、その受座の製造に要する工数を削減
することができる。また、受座を設けずに各可溶導体3
のぞれぞれに、低融点金属4を直接固定するような場合
に比べても、個々の可溶導体3に低融点金属4を固定す
る作業がなくなるので、製造工数を大幅に削減すること
ができる。すなわち、生産コストを下げることができ
る。
可溶導体3に一体的に設けると、低融点金属4と可溶導
体3との間に生じる密着性のバラツキを低減することが
できる。また、低融点金属4をクラッドさせた素材6を
打ち抜き加工することにより、あるいは低融点金属4を
電子ビーム溶接した素材6を打ち抜き加工することによ
り、ヒューズを形成しているので、低融点金属4の量的
なバラツキを低減することができる。そして、低融点金
属4を保持するために、可溶導体3に凹状の受座を設け
る必要がないから、その受座の製造に要する工数を削減
することができる。また、受座を設けずに各可溶導体3
のぞれぞれに、低融点金属4を直接固定するような場合
に比べても、個々の可溶導体3に低融点金属4を固定す
る作業がなくなるので、製造工数を大幅に削減すること
ができる。すなわち、生産コストを下げることができ
る。
なお、雌端子2は、素材6から可溶導体3とともに一体
に打ち抜かれたT字状の部分を半円状に屈曲形成したも
のであり、タブ型の雄端子(図示せず)を受け入れる電
気接触部5となっている。また、図示しないが、ヒュー
ズ1はハウジング内に収容される。
に打ち抜かれたT字状の部分を半円状に屈曲形成したも
のであり、タブ型の雄端子(図示せず)を受け入れる電
気接触部5となっている。また、図示しないが、ヒュー
ズ1はハウジング内に収容される。
電気接触部5に雄端子を挿入して通電すると、一方の雌
端子2側から可溶導体3を介して他方の雌端子2側に電
流が流れる。このとき低融点金属4は次のような作用を
する。すなわち、瞬間的に過電流が流れると、発熱して
溶断部3aに熱が集中するものの、熱伝導の良好な低融点
金属4が該熱を吸収して、僅かな過電流で溶断部3aが直
ちに溶断してしまうような事態を防止する。また、可溶
導体3との接合部分では、両金属の相互拡散により合金
化して溶断部3aの体積抵抗値を増大して(単位時間当た
りの発熱量を増大して)、低電流領域での溶断を早め
る。
端子2側から可溶導体3を介して他方の雌端子2側に電
流が流れる。このとき低融点金属4は次のような作用を
する。すなわち、瞬間的に過電流が流れると、発熱して
溶断部3aに熱が集中するものの、熱伝導の良好な低融点
金属4が該熱を吸収して、僅かな過電流で溶断部3aが直
ちに溶断してしまうような事態を防止する。また、可溶
導体3との接合部分では、両金属の相互拡散により合金
化して溶断部3aの体積抵抗値を増大して(単位時間当た
りの発熱量を増大して)、低電流領域での溶断を早め
る。
上記実施例では、可溶導体3が雌端子2、2と一体に設
けられた場合を示したが、可溶導体3の部分を別体に形
成することも可能である。この場合、可溶導体3を構成
する素材6の中央部に長手方向に沿って低融点金属4を
クラッドさせたクラッド材か、あるいは低融点金属4を
電子ビーム溶接で固定させた素材6を使用し、この素材
を可溶導体3の形状に打ち抜き加工して雌端子2、2を
組み付けてヒューズ1を製造する方法が考えられる。
けられた場合を示したが、可溶導体3の部分を別体に形
成することも可能である。この場合、可溶導体3を構成
する素材6の中央部に長手方向に沿って低融点金属4を
クラッドさせたクラッド材か、あるいは低融点金属4を
電子ビーム溶接で固定させた素材6を使用し、この素材
を可溶導体3の形状に打ち抜き加工して雌端子2、2を
組み付けてヒューズ1を製造する方法が考えられる。
また、可溶導体3を雌端子2と異なる材料、例えば熱歪
みの大きい材料で形成することが考えられる。このよう
にすると、熱歪みによる変形と、合金化による溶断部3a
の体積抵抗値の増大化とがあいまって、低電流領域での
溶断を早めることができる。
みの大きい材料で形成することが考えられる。このよう
にすると、熱歪みによる変形と、合金化による溶断部3a
の体積抵抗値の増大化とがあいまって、低電流領域での
溶断を早めることができる。
次に、この発明のヒューズ製造方法の一例を第2図を参
照して説明する。
照して説明する。
ヒューズ1を形成する薄板状の素材6としては、例えば
板厚が0.4mmの銅合金等の基板の中間部に長手方向に沿
って幅3mm、厚さ50μmの錫(Sn)、鉛(Pb)等からな
る低融点金属4を連続してクラッドさせたクラッド材
か、あるいは該低融点金属4を電子ビーム溶接により固
定させたものを使用する。そして、この素材6をヒュー
ズ1の展開形状に打ち抜く。このとき、低融点金属4が
設けられた部分が溶断部3aとなるように打ち抜く。次い
で、打ち抜かれた素材6をヒューズ形状に屈曲加工し
て、ヒューズ1を素材6から切り離す。これにより、第
1図に示すようなヒューズ1が打ち抜き加工と屈曲加工
で、すなわち従来に比して製造工程を大幅に削減して製
造することが可能となる。
板厚が0.4mmの銅合金等の基板の中間部に長手方向に沿
って幅3mm、厚さ50μmの錫(Sn)、鉛(Pb)等からな
る低融点金属4を連続してクラッドさせたクラッド材
か、あるいは該低融点金属4を電子ビーム溶接により固
定させたものを使用する。そして、この素材6をヒュー
ズ1の展開形状に打ち抜く。このとき、低融点金属4が
設けられた部分が溶断部3aとなるように打ち抜く。次い
で、打ち抜かれた素材6をヒューズ形状に屈曲加工し
て、ヒューズ1を素材6から切り離す。これにより、第
1図に示すようなヒューズ1が打ち抜き加工と屈曲加工
で、すなわち従来に比して製造工程を大幅に削減して製
造することが可能となる。
なお、素材6の切り屑を再利用する際には、基板と低融
点金属4との間に融点差があることから容易に分離する
ことが可能である。
点金属4との間に融点差があることから容易に分離する
ことが可能である。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、可溶導体を打ち
抜き加工するために提供された板状の素材の段階で、同
素材に低融点金属を連続的に一体に設けるから、可溶導
体に対する低融点金属の密着性のバラツキを低減するこ
とができる。しかも、低融点金属を素材とともに打ち抜
き加工することにより形成するから、低融点金属の量的
なバラツキを低減することができる。したがって、ヒュ
ーズの溶断特性を一定にすることができる。
抜き加工するために提供された板状の素材の段階で、同
素材に低融点金属を連続的に一体に設けるから、可溶導
体に対する低融点金属の密着性のバラツキを低減するこ
とができる。しかも、低融点金属を素材とともに打ち抜
き加工することにより形成するから、低融点金属の量的
なバラツキを低減することができる。したがって、ヒュ
ーズの溶断特性を一定にすることができる。
さらに、可溶導体の素材に低融点金属を設けた後、打ち
抜き加工により形成しているから、可溶導体を打ち抜き
加工した後、これらの各可溶導体に低融点金属を一つず
つ設ける場合に比べて、製造に要する工数を大幅に削減
することができる。したがて、生産コストを下げること
ができる。
抜き加工により形成しているから、可溶導体を打ち抜き
加工した後、これらの各可溶導体に低融点金属を一つず
つ設ける場合に比べて、製造に要する工数を大幅に削減
することができる。したがて、生産コストを下げること
ができる。
図面はこの発明の一実施例を示すもので第1図はこの発
明の方法によって作られるヒューズの斜視図、第2図は
この発明のヒューズの製造方法を説明する説明図であ
る。 1……ヒューズ 2……端子(雌端子) 3……可溶導体 3a……溶断部 4……低融点金属 6……素材
明の方法によって作られるヒューズの斜視図、第2図は
この発明のヒューズの製造方法を説明する説明図であ
る。 1……ヒューズ 2……端子(雌端子) 3……可溶導体 3a……溶断部 4……低融点金属 6……素材
Claims (1)
- 【請求項1】可溶導体における溶断部に低融点金属を一
体的に設けたヒューズの製造方法であって、 前記可溶導体を打ち抜き加工するために提供された板状
の素材の前記溶断部に対応する位置に、前記低融点金属
を連続して一体的に設けた後、この低融点金属を有する
素材を前記可溶導体の形状に打ち抜き加工することによ
り、可溶導体の溶断部に低融点金属を一体的に設けたも
のを形成することを特徴とするヒューズの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62216298A JPH0766734B2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | ヒューズの製造方法 |
US07/424,610 US4958426A (en) | 1987-09-01 | 1989-10-20 | Fuse terminal manufacturing method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62216298A JPH0766734B2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | ヒューズの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6460937A JPS6460937A (en) | 1989-03-08 |
JPH0766734B2 true JPH0766734B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=16686339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62216298A Expired - Fee Related JPH0766734B2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | ヒューズの製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4958426A (ja) |
JP (1) | JPH0766734B2 (ja) |
Families Citing this family (43)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2685543B1 (fr) * | 1991-12-20 | 1994-03-11 | Dav | Fusible plat pour courants nominaux eleves. |
CA2100782A1 (en) * | 1991-01-16 | 1992-07-17 | Jean-Michel Saulgeot | Flat fuse for high rated currents |
US5244141A (en) * | 1992-05-15 | 1993-09-14 | Doolittle Milton A | Method of manufacturing multi-characteristic small thin flat metallic parts |
JP2745188B2 (ja) * | 1993-06-21 | 1998-04-28 | 矢崎総業株式会社 | ヒューズ用接続端子 |
JP2872002B2 (ja) * | 1993-06-22 | 1999-03-17 | 矢崎総業株式会社 | ヒューズ |
US6191928B1 (en) | 1994-05-27 | 2001-02-20 | Littelfuse, Inc. | Surface-mountable device for protection against electrostatic damage to electronic components |
US5974661A (en) * | 1994-05-27 | 1999-11-02 | Littelfuse, Inc. | Method of manufacturing a surface-mountable device for protection against electrostatic damage to electronic components |
US5552757A (en) * | 1994-05-27 | 1996-09-03 | Littelfuse, Inc. | Surface-mounted fuse device |
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JP3226001B2 (ja) * | 1995-04-18 | 2001-11-05 | 矢崎総業株式会社 | 連鎖状ヒューズリンクおよびその形成方法 |
US5581225A (en) * | 1995-04-20 | 1996-12-03 | Littelfuse, Inc. | One-piece female blade fuse with housing |
US5945903A (en) * | 1995-06-07 | 1999-08-31 | Littelfuse, Inc. | Resettable automotive circuit protection device with female terminals and PTC element |
JP3677569B2 (ja) * | 1995-10-02 | 2005-08-03 | 太平洋精工株式会社 | スローブローヒューズのヒューズエレメント |
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US6046665A (en) * | 1996-08-22 | 2000-04-04 | Littelfuse, Inc. | Fusible link, and link and cable assembly |
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US5929740A (en) * | 1997-10-20 | 1999-07-27 | Littelfuse, Inc. | One-piece female blade fuse with housing and improvements thereof |
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