JP2000350335A - バスバー構造 - Google Patents

バスバー構造

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JP2000350335A
JP2000350335A JP11156222A JP15622299A JP2000350335A JP 2000350335 A JP2000350335 A JP 2000350335A JP 11156222 A JP11156222 A JP 11156222A JP 15622299 A JP15622299 A JP 15622299A JP 2000350335 A JP2000350335 A JP 2000350335A
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JP
Japan
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bus bar
tab terminals
bar body
tab
bar structure
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Pending
Application number
JP11156222A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Takeuchi
邦彦 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Publication of JP2000350335A publication Critical patent/JP2000350335A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスバー構造において、バスバー本体の所定
位置に汎用タイプの複数種のタブ端子を利用してかしめ
結合などして一体化構造とすることで、従来のタブ端子
一体型バスバー構造のように、高価な原材料板の材料損
失を抑えて材料歩留まりを向上させる。 【解決手段】 細長い矩形板に形成されたバスバー本体
11の所定位置に、複数種のタブ端子12,13・・・
がそれぞれ基端部12a,13a・・・をかしめ部とし
てバスバー本体11に重ねてかしめ結合され、バスバー
本体11の端部から突出してなっているもので、バスバ
ー本体11と複数種のタブ端子12,13・・・をそれ
ぞれ単体加工してからかしめて一体化しているから、従
来のタブ端子一体型のバスバー構造のように、バスバー
本体から突出した複数種のタブ端子の突出面積分を原材
料板に見込むことで、その突出面積分の原材料板が材料
損失となるのを防いで、材料歩留まりが向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源回路を分岐/
統合して電力配分するための電線などが接続される導体
であるバスバー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、バスバー本体およびタブ端子か
らなるバスバー構造は、用途に応じて多種多様である。
図3は、バスバー構造の従来例を示す。この場合、縦バ
スバーと呼ばれるバスバー構造1にあって細長い矩形状
のバスバー本体2の一側端部から複数種のタブ端子3,
4・・・が櫛形状に突出した構造のものである。
【0003】このバスバー構造1を金型成形して製造す
る場合、図4に示すように、バスバー本体2から突出し
た複数種のタブ端子3,4・・・の突出面積分を見込ん
だ大きさの銅など導体金属の原材料板5が準備される。
【0004】この原材料板5をプレス加工して、バスバ
ー本体2の一側端部から複数種のタブ端子3,4・・・
が突出した櫛形に打ち抜くことにより、図中斜線部で示
す材料取りされる残部である上記タブ突出見込み面積部
6が切断除去され、バスバー構造1が製造される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のタブ端子一体型バスバー構造の場合、タブ端子
3,4・・・の突出面積分を原材料板5に見込み、この
原材料板5からタブ突出見込み面積部6を切断除去せざ
るを得ないので、非常に材料歩留まりが悪く、特に銅板
を用いた場合の材料コストは高価で、製造コストを高騰
させる一因となっている。
【0006】したがって、本発明の目的は、バスバー本
体の所定位置に、汎用タイプの複数種のタブ端子を利用
してかしめ結合などして一体化構造とすることで、従来
のタブ端子一体型バスバー構造のように、高価な原材料
板の材料損失を抑えて材料歩留まり向上が可能なバスバ
ー構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による請求項1に
記載のバスバー構造は、細長い矩形板に形成されたバス
バー本体の所定位置に、複数種のタブ端子がそれぞれ基
端部をバスバー本体に重ねて結合されてバスバー本体の
端部から突出してなっていることを特徴とするものであ
る。
【0008】以上の構成により、バスバー本体と複数種
のタブ端子を単体加工してから結合して一体化したバス
バー構造であるので、従来のタブ端子一体型のバスバー
構造のように、バスバー本体から突出した複数種のタブ
端子の突出面積分を原材料板に見込むことで、その突出
面積分の原材料板が材料損失となるのを防いで、材料歩
留まりが向上する。
【0009】また、請求項2に記載のバスバー構造は、
前記複数種のタブ端子がかしめまたはスポット溶接によ
って結合されていることを特徴とするものである。
【0010】以上の構成により、かしめまたはスポット
溶接によって、複数種のタブ端子をバスバー本体の所定
位置に位置決めして容易に結合でき、一体化を図ること
ができる。
【0011】さらに、請求項3に記載のバスバー構造
は、前記複数種のタブ端子が、それぞれ用途ごとに準備
されている汎用品であることを特徴とするものである。
【0012】以上の構成から、かかるバスバー構造が自
動車の配線回路に適用される場合、車種によっては用途
ごとに共用できるタブ端子があり、在庫されたそれらタ
ブ端子つまり汎用品タブ端子を簡便に利用して、予め矩
形状加工されているバスバー本体の所定位置に結合して
一体化することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるバスバー構造
の実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1および図2は、本例のバスバー構造1
0の組立前と組立後の形状を示す平面図である。図1に
示すように、銅などの導体金属を成形原材料に用い、所
要の細長い矩形状にプレス加工などされたバスバー本体
11が準備される。
【0015】その一方で、用途ごとに利用可能な在庫管
理などされている汎用タイプの複数種のタブ端子12,
13・・・がそれぞれ必要数だけ準備される。すなわ
ち、たとえば自動車などの車載配線用バスバーにあって
は、車種によって用途ごとに共用できるタブ端子が揃っ
ており、それらの汎用品を利用できる。
【0016】図2に示すように、組立において、バスバ
ー本体11の所定の複数個所に対応するタブ端子12,
13・・・を位置決めして配置し、それら各タブ端子の
基端部12a,13a・・・を本例ではかしめてかしめ
部としてバスバー本体11に結合する。それにより、複
数種のタブ端子12,13・・・がバスバー本体11の
端部から外方へ突出してあたかも櫛形のごとき一体化さ
れたバスバー構造10が製造される。
【0017】以上から明らかなように、所要の矩形状に
プレス加工などしたバスバー本体11と、汎用品タイプ
の各種タブ端子12,13・・・とをそれぞれ所定位置
に位置決めしてかしめて一体化する構造であるから、材
料ロスはほとんどなく、材料の歩留まりを格段に高める
ことができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による請求
項1に記載のバスバー構造は、細長い矩形板のバスバー
本体と、複数種のタブ端子をそれぞれ単体加工してから
結合して一体化しているので、従来のタブ端子一体型の
バスバー構造のように、バスバー本体から突出した複数
種のタブ端子の突出面積分を原材料板に見込むことで、
その突出面積分の原材料板が材料損失となるのを防い
で、材料歩留まりが向上する。
【0019】また、請求項2に記載のバスバー構造は、
かしめまたはスポット溶接によって、複数種のタブ端子
をバスバー本体の所定位置に位置決めして容易に結合で
き、一体化を図ることができる。
【0020】さらに、請求項3に記載のバスバー構造
は、自動車の配線回路に適用される場合、車種によって
は用途ごとに共用できるタブ端子があり、在庫されたそ
れらタブ端子つまり汎用品タブ端子を簡便に利用して、
予め矩形状加工されているバスバー本体の所定位置に結
合して一体化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバスバー構造の実施の形態を示す
組立前の平面図である。
【図2】本例のバスバー構造の組立後を示す平面図であ
る。
【図3】従来例のバスバー構造を示す平面図である。
【図4】同従来例のバスバー構造を製造するにあたっ
て、材料取りロスを示す平面図である。
【符号の説明】
10 バスバー 11 バスバー本体 12 タブ端子 13 タブ端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い矩形状に形成されたバスバー本体
    の所定位置に、複数種のタブ端子がそれぞれ基端部をバ
    スバー本体に重ねて結合されてバスバー本体の端部から
    突出してなっていることを特徴とするバスバー構造。
  2. 【請求項2】 前記複数種のタブ端子がかしめまたはス
    ポット溶接によって結合されていることを特徴とする請
    求項1に記載のバスバー構造。
  3. 【請求項3】 前記複数種のタブ端子が、それぞれ用途
    ごとに準備されている汎用品であることを特徴とする請
    求項1または2に記載のバスバー構造。
JP11156222A 1999-06-03 1999-06-03 バスバー構造 Pending JP2000350335A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8237535B2 (en) 2010-04-16 2012-08-07 World Properties, Inc. Integral planar transformer and busbar

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8237535B2 (en) 2010-04-16 2012-08-07 World Properties, Inc. Integral planar transformer and busbar

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