JP3811311B2 - ズームレンズ系を備えたカメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は高変倍で小型なズームレンズ系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
高変倍で小型化を達成できるズームレンズとして物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群と、正の屈折力の第4レンズ群とよりなり、各レンズ群を移動させることによって変倍を行なうレンズ系が有効である。
【0003】
このようなタイプのズームレンズの従来例として、特開昭58−78114号公報に記載されている実施例4、6のレンズ系、特開昭58−224323号公報の実施例1〜4のレンズ系、特開昭59−164517号公報の実施例3のレンズ系、特開昭63−70819号公報の実施例1〜5のレンズ系、特開平3−29912号公報の実施例2のレンズ系、特開平4−208911号公報の実施例1のレンズ系、特開平5−173070号公報の実施例2のレンズ系、特開平6−75167号公報の実施例3のレンズ系、特開平8−43736号公報の実施例1のレンズ系、特開平6−337354号の実施例1〜3のレンズ系、米国特許第4256381号明細書の実施例1〜8のレンズ系、米国特許第4299454号明細書の実施例4のレンズ系等が知られている。しかし、これら引用例の実施例のズームレンズは、変倍比が5よりも小であって十分に高い変倍比を有するレンズ系とはいえず、また更に変倍比を高くすることは困難である。
【0004】
また、特開昭62−270910号公報の実施例1〜4のズームレンズは、変倍比が5以上であって変倍比は高いが広角端の画角64°であって、広角ではなく更に画角を広くすることが困難である。
【0005】
また、特開平8−86963号公報に記載するズームレンズは、変倍比が6以上の高変倍ズームレンズであるが、変倍のために変化するレンズ間隔である第2群の最終レンズと第3群の第1レンズとの間の空気間隔が0.03mm〜0.21mmと狭く、この間隔内に開口絞りが配置されている。実際の製品では、この間隔は最低0.4mm確保しなければならない。つまりこの間隔が0.4mm以上でないと、部材のばらつきによって、レンズが絞りに接触するおそれがある。仮りに製品を組立て得たとしても、非常に組立てにくいレンズ系になりコストアップの原因になる。
【0006】
更に特開平9−5629号公報に記載されているズームレンズは、変倍比6以上の高変倍ズームレンズであるが、この従来例の実施例1〜3は、変倍による像面の変動が大であり、良好な光学性能が得られない。また、この従来例の実施例4のズームレンズは、ワイド、スタンダード、テレにおける光学性能は良いが、スタンダードよりテレ側の中間焦点距離域における球面収差、像面湾曲、歪曲収差のバランスが崩れ、これら収差を同時に良好に補正することができない。また、この従来例の実施例5のズームレンズは、テレ側で歪曲収差が大である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群と、正の屈折力の第4レンズ群とよりなり、変倍比が6を超える高変倍で、小型でワイド端からテレ端の変倍の全域において良好な光学性能を有するズームレンズ系を提供するものである。さらに、一眼レフレックスカメラのクイックリターンミラーを配置するのに十分な長さのバックフォーカスを有するズームレンズ系を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のズームレンズ系を備えたカメラは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とよりなり、広角端より望遠端への変倍時に第1レンズ群が物体側へ移動し、第2レンズ群が第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が広くなるように移動し、第3レンズ群が第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が狭くなるように移動し、第4レンズ群が第3レンズ群と第4レンズ群との間隔が広角端より望遠端で狭くなるように移動し、第2レンズ群が、物体側より順に、負の屈折力の第1レンズ成分と負の屈折力の第2レンズ成分と正の屈折力の第3レンズ成分と負の屈折力の第4レンズ成分のいずれも互いに空気間隔をもって独立して配置された四つのレンズ成分よりなり、第3レンズ群が最も物体側に配置された正の屈折力のレンズ成分と最も像側に配置された物体側と像側に空気間隔がある独立した負レンズとを有し、第4レンズ群が前群と後群とよりなり、前記前群が正のパワーを有し、前記後群が正レンズと負レンズの間に挟まれた像側に凸のメニスカス形状の空気レンズを含み、下記条件(1)、(2)、(3)、(4)、(5)を満足することを特徴としている。
(1) 0.16<|f2 |/f1 <0.23
(2) 5<h×z/ΔD34<27
(3) 0.12<D4 /h<0.6
(4) 0.6<f4F/f4 <1.8
(5) 6.65053≦f4F/D4 <35
ただし、f1 、f2 は夫々第1レンズ群および第2レンズ群の焦点距離、hは結像面での最大像高、zは広角端から望遠端の変倍比、ΔD34は広角端における第3レンズ群と第4レンズ群の空気間隔と望遠端における第3レンズ群と第4レンズ群の空気間隔の差、D4 は第4レンズ群の前群の最も像側の面から後群の最も物体側の面の間の空気間隔、f4Fは第4レンズ群の前群の焦点距離、f4 は第4レンズ群の焦点距離である。
【0009】
本発明のズームレンズ系は、前記のように物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群よりなり、広角端から望遠端への変倍のために、第1レンズ群が物体側へ移動し、第2レンズ群が第1レンズ群との間隔が大になるように移動し、第3レンズ群が第2レンズ群との間隔が小になるように移動し、第4レンズ群が第3レンズ群との間隔が広角端より望遠端で小になるように移動するものであって、前記条件(1)を満足するものである。
【0010】
特に広角端の画角2ωが68°以上のズームレンズは、高変倍比になるにしたがって、広角端、望遠端のほか中間の焦点距離域での像面や倍率の色収差の変動が大になり良好な光学性能を確保することが困難になる。
【0011】
そのため、各群の移動パワーを適切に選ぶことが高変倍化に必要な第一の条件である。上述した構成及び条件(1)を満足する本発明のズームレンズ系は中間焦点距離域での光学性能を確保しつつ高変倍化を達成するために必要な適切な各群の動きとパワー配置を得ることができる。
【0012】
また、本発明のズームレンズ系は、前記構成のレンズ系で、第2レンズ群を物体側から順に、負の屈折力の第1レンズ成分と、負の屈折力の第2レンズ成分と、正の屈折力の第3レンズ成分と、負の屈折力の第4レンズ成分とよりなり前記条件(1)を満足するようにしたことを特徴とする。
【0013】
本発明のズームレンズ系は、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔を変化させての変倍作用を大にすることにより、高い変倍比が得られるようにしており、そのためには、第2レンズ群の負の屈折力を強くする必要がある。しかし、第2レンズ群の屈折力を強くすると、主として広角端における歪曲収差が悪化すると共に変倍時の像面の変動や倍率の色収差の変動を招く。
【0014】
本発明のズームレンズ系は前述のように、第2レンズ群を負の第1レンズ成分と、負の第2レンズ成分と、正の第3レンズ成分と、負の第4レンズ成分とにて構成することにより、前述の歪曲収差、像面や倍率の色収差の変動を小さく抑えつつ第2レンズ群の負の屈折力を強くすることができる。
【0015】
第2レンズ群の第1レンズ成分をパワーの強い負のレンズ成分にすることにより、第1レンズ群で発生する正の歪曲収差を効果的に補正できる。しかしこの第1レンズ成分の負のパワーが強くなりすぎると、主としてコマ収差と倍率の色収差の変倍時の変動が大になる。この第1レンズ成分の負のパワーを第2レンズ成分に分担することによりコマ収差や倍率の色収差の変動を小さくすることができる。
【0016】
また、第2レンズ群の第1レンズ成分と第2レンズ成分で主として軸上色収差とテレ寄りでの球面収差、コマ収差とが発生するが、正の第3レンズ成分で補正し得る。また、第3レンズ成分に続く第4レンズ成分により残存する色収差と球面収差とコマ収差をバランスよく補正できる。このように、第1〜第4レンズ成分の四つのレンズ成分を空気間隔を挟んで独立に配置することによってレンズ系の収差を良好に補正できる。
【0017】
前記条件(1)の下限の0.16を超えると第2レンズ群のパワーが強く第2レンズ群を前述の構成にしても前記収差を小さく抑えることができない。上限の0.23を超えるとレンズ系の全長が長くなり、小型で高変倍のズームレンズ系を達成することが困難である。
【0018】
また、本発明のズームレンズ系において、第3レンズ群は、最も物体側に正の屈折力のレンズ成分を最も像側に物体側と像側に空気間隔を有する独立した負レンズを配置した構成にすることが望ましい。
【0019】
ズームレンズ系において、小型化と高変倍化とを両立させるためには、第2レンズ群と第3レンズ群との屈折力を強くする必要がある。
【0020】
前記のように、第3レンズ群の最も物体側に正の屈折力のレンズ成分を、第3レンズ群の最も像側に独立した負レンズを配置した構成にすれば、望遠端において第2レンズ群の後ろ側主点と第3レンズ群の前側主点との間隔を小さくすることが可能になり、変倍作用を強めることができる。
【0021】
また、本発明のズームレンズ系において、第4レンズ群を、前群と後群とにて構成し、そのうち前群は正のパワーを有するようにしまた後群は、正レンズと負レンズとで構成し、正レンズと負レンズとの間を像側に凸のメニスカス形状の空気レンズにすることが望ましい。
【0022】
第4レンズ群を前述の通りの構成にすることにより、前群より射出される光線の広がりをコントロールし、後群の空気レンズによって、第3レンズ群にて発生する球面収差、コマ収差を、変倍時に生ずる歪曲収差の変動を抑えながら良好に補正し得る。これにより第3レンズ群にて発生する収差の許容量を大きくすることができ、これによって第3レンズ群を構成するレンズ枚数を少なくすることが可能になる。そのため、レンズ系の性能を劣化させることなしにコスト削減と全長を短くすることが可能になる。
【0023】
また本発明のズームレンズ系は、以上述べた構成を基本構成とすることを特徴とするレンズ系であるがまた条件(2)を満足することを特徴としこれにより一層良好なズームレンズ系になし得る。
【0024】
この条件(2)は、レンズ系の小型化と主として変倍域全域での像面湾曲を良好に補正するための条件である。
【0025】
条件(2)の上限の27を超えると変倍比に対する第3レンズ群と第4レンズ群の間隔D34の変化が少なすぎて主として変倍時の像面変動が大になり、変倍全域で光学性能を良好に保つことができない。下限の5を超えると、変倍比に対する第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が大になりすぎレンズ系の光学性能を良好に保つためには好ましくないが全長が長すぎてレンズ系が大型化する。
【0026】
また本発明の第2の構成は、前記の基本構成のズームレンズ系において下記条件(3)を満足することを特徴とするズームレンズ系である。
(3) 0.09<D4 /h<0.6
ただしD4 は第4レンズ群の前群の最も像側の面から後群の最も物体側の面までの空気間隔である。
【0027】
この条件(3)は、第4レンズ群の前群から射出する光線の広がりを抑えて第4レンズ群の径を小にし、また変倍域全域にわたって歪曲収差やコマ収差等の軸外収差を良好に補正するための条件である。
【0028】
条件(3)の上限の0.6を超えると歪曲収差やコマ収差等の軸外収差の変倍域全域での変動を抑えることはできるが、第4レンズ群の外径および全長が大になり、レンズ系を小型化できない。下限の0.09を超えると、球面収差は良好に補正し得、また第4レンズ群の外径や全長は小になし得るが、変倍域全域での軸外性能の変動が大になり良好な性能になし得ない。
【0029】
また、本発明の第3の構成は、前記本発明の基本構成のズームレンズ系において次の条件(4)、(5)を満足するようにしたものである。
(4) 0.6<f4F/f4 <1.8
(5) 4<f4F/D4 <35
ただし、f4 は第4レンズ群の焦点距離、f4Fは第4レンズ群の前群の焦点距離である。
【0030】
条件(4)、(5)は第4レンズ群の構成に関するもので、条件(4)は変倍域全域での収差を良好に補正し、しかもレンズ系の小型化を達成するための条件である。
【0031】
条件(4)の上限の1.8を超えると、第4レンズ群の後群での軸外光線高が高くなりすぎて第4レンズ群の外径が大になり、また軸外の高次の収差の補正が困難になる。これを補正するためにはレンズ枚数を多くしなければならない。また下限の0.6を超えると、第4レンズ群の径を小にすることは可能であるが、レンズ系のバックフォーカスを長くするためには(所望のバックフォーカスを確保するためには)第4レンズ群中の光線発散面の発散作用が強くなり、変倍時の像面の変動が大になる。また長焦点側での高次の球面収差の発生が大になり、良好な性能が得られなくなる。
【0032】
条件(5)は、第4レンズ群において、歪曲収差や像面湾曲等の軸外性能を効果的に補正するために設けた条件である。
【0033】
条件(5)の上限を超えて前群の最も像側の面と後群の最も物体側の面の間の空気間隔D4 に対して前群のパワーが緩くなると前記軸外収差の補正のための後群の負担が大になり、収差を良好に補正することが困難になる。また変倍時の軸外収差の変動が大になる。下限の4を超えると上記収差補正に対する後群の負担は軽くなり収差を良好に補正し得るが、全長が長くなるためにレンズ系の小型化が困難になる。
【0034】
また、第4の構成は前記の本発明の基本構成のズームレンズ系において、第4レンズ群を物体側に凸の正のパワーの単レンズにて構成することが可能である。
【0035】
このように第4レンズ群に物体側に凸の正のパワーの単レンズを用いれば、この単レンズ1枚にて良好な収差になし得る。これによりレンズ枚数を減らし低コストになし得る。
【0036】
このように第4レンズ群を1枚のレンズにて構成する場合、そのレンズのアッベ数νd を下記条件(6)を満足するようにすることが望ましい。
(6) νd >60
【0037】
第4レンズ群にて発生する色収差が少ない方が望遠端における高次の色の球面収差を小さくでき、望遠端付近でのフレアーを軽減できる。条件(6)を満足するようにすれば第4レンズ群にて発生する色収差を補正できる。
【0038】
また、本発明の第5の構成は、前記基本構成のズームレンズ系において、第4レンズ群の前群を物体側に凸の正のパワーの単レンズと、その後ろにこれと近接して配置した負レンズとにて構成し、正レンズと負レンズの互いに向き合う面の曲率半径が同符号であるようにすれば望ましい。
【0039】
第4レンズ群の前群をこのような構成にすることにより、第4レンズ群の前群を少ない枚数のレンズにて収差を良好に補正し得る。特に前群で発生する色収差を、正レンズと負レンズの2枚のレンズにて構成して色消しとし、望遠端での高次の色の球面収差を小さくでき、望遠端付近でのフレアーを軽減できる。また前群を近接して配置した正レンズと負レンズの2枚のレンズにて構成すれば、互いに向かい合う面の曲率半径を同符号にすることにより球面収差の高次の曲がりを小さくでき、フレアーを軽減する上で効果的である。
【0040】
また、本発明の第6の構成は、前記の本発明の基本構成であるズームレンズ系において、第2レンズ群中の第3レンズ成分を接合させて一つの接合レンズ(正レンズと負レンズの接合レンズ)にしたものである。
【0041】
本発明のズームレンズ系の第2レンズ群において、第3レンズ成分は、第1レンズ成分、第2レンズ成分にて発生する色収差を補正する働きを有している。
【0042】
ズームレンズ系が高変倍になるほど第2レンズ群の第3レンズ成分で発生する変倍域全域での色収差、特に倍率の色収差の補正が困難になる。
【0043】
前述のように第2レンズ群の第3レンズ成分を接合レンズにすれば色収差を一層良好に補正でき、特に高変倍比にした時も十分良好に色収差を補正できるため、一層高変倍なズームレンズ系を達成し得る。
【0044】
また、本発明のズームレンズ系の第1〜第6の構成のレンズ系において、第1レンズ群の最も物体側に配置したレンズ成分を、物体側から順に負レンズと正レンズとを接合した接合レンズにすることが望ましい。
【0045】
本発明の各構成のズームレンズにおいて、第1レンズ群は倍率の色収差を補正する作用を強めるために、最も物体側に負レンズLNと正レンズLPとを近接させて配置している。この場合、特に広角端の画角を大にした時に、図25に示すように物体の高い位置からの光束が最も物体側の負レンズの像側の面R2にて反射して更にそのレンズの物体側の面R1に反射して像面に入射してゴーストとなる。
【0046】
前述のように負レンズLNと正レンズLPとを接合レンズにして一つのレンズ成分とすれば、図26に示すようにこのゴーストを軽減することができる。
【0047】
また、本発明のズームレンズ系の第1、第3〜第6の構成において、下記条件(3−1)を満足することが望ましい。
(3−1) 0.045<D4 /h<0.6
【0048】
この条件(3−1)は、第4レンズ群の前群から射出した光線の広がりを抑えて第4レンズ群の径を小さくし、更に変倍全域での光学性能を良好にするために設けた条件である。
【0049】
この条件(3−1)の上限の0.6を超えると歪曲収差やコマ収差等の軸外性能の変倍域全域での変動は抑えられるが、第4レンズ群の径および全長が大になり、小型化し得ない。また下限の0.045を超えると球面収差を良好に補正できる。また第4レンズ群の径と全長を小さくし得るが、軸外性能の変倍域全体での変動が大になり、良好な光学性能を得ることが困難になる。
【0050】
このように、条件(3−1)において条件(3)に代えその下限を小さな値にしたのは、第4レンズ群による軸外性能を維持するための負担を軽減することによるものである。
【0051】
前述の本発明の第1の構成のズームレンズ系の場合、条件(2)を満足することにより像面湾曲の補正が可能であり、したがって第4レンズ群による軸外収差の補正に対する負担が軽減される。
【0052】
また第3の構成のズームレンズ系の場合、条件(4)を満足することにより、軸外高次収差が補正され、これにより第4レンズ群での軸外収差の補正作用が軽減される。
【0053】
また第4の構成のレンズ系の場合、特に条件(6)を満足するようにした場合、高次の色収差が良好に補正され、これにより諸収差、特に軸外収差の補正が容易になり、第4レンズ群における軸外性能の維持のための負担が軽減される。
【0054】
また、本発明の第7の構成は、前記基本構成のレンズ系において、第1レンズ群の最も物体側に配置された第1レンズ成分を物体側から順に負レンズと正レンズとを貼り合わせた接合レンズ成分にし、前記条件(3−1)を満足したズームレンズ系である。
【0055】
この第7の構成のズームレンズ系は、第1レンズ群の最も物体側のレンズ成分を前述の通りの接合レンズにすることにより、条件(3)の代りに条件(3−1)を満足すれば、第4レンズ群における軸外性能の補正が可能になる。
【0056】
前述の通り、条件(3−1)は第4レンズ群において前群から射出する光線の広がりを抑えて第4レンズ群の径を小さくし、更に変倍域全域での性能を良好にするためのものである。
【0057】
条件(3−1)の上限の0.6を超えると歪曲収差やコマ収差等の軸外性能の変倍域全域での変動を抑えることはできるが、第4レンズ群の径および全長が大になりレンズ系を小型になし得なくなる。また、下限の0.045を超えると球面収差は良好に補正でき、また第4レンズ群の径と全長を小にすることはできるが、軸外性能の変倍域全域での変動が大になり軸外性能を良好に保つことができなくなる。
【0058】
前述のようにこの第7の構成のズームレンズ系は、第4レンズ群における軸外収差を補正するための負担を第1レンズ群の最も物体側に配置したレンズ成分にももたせるようにしこれにより、条件(3)の下限を小さな値にしても第4レンズ群による軸外収差の補正が可能になるようにした。つまり第1レンズ群の最も物体側のレンズ成分を物体側より負レンズと正レンズよりなる接合レンズにすることによりこのレンズ成分に倍率の色収差の補正作用を持たせて第4レンズ群による色収差の補正作用を軽減した。
【0059】
これにより、条件(3)の代りに条件(3−1)を満足することにより、小型で良好な光学性能のズーム光学系になし得るようにした。
【0060】
また、前記条件(2)の代りに条件(2−1)、条件(3)又は(3−1)の代りに条件(3−2)、条件(4)の代りに条件(4−1)、条件(5)の代りに条件(5−1)を満足すればより望ましい。
(2−1) 8<h×z/ΔD34<23
(3−2) 0.12<D4 /h<0.45
(4−1) 0.6<f4F/f4 <1.5
(5−1) 5.5<f4F/D4 <30
【0061】
また、これら条件のいくつかを組合わせた各条件を満足することにより、光学性能の一層の向上等の効果を得ることができるので好ましい。
【0062】
【発明の実施の形態】
次に下記データにて示す本発明の各実施例について述べる。
【0063】
【0064】
【0065】
【0066】
【0067】
【0068】
【0069】
【0070】
【0071】
【0072】
【0073】
ただしr1 ,r2 ,・・・ は各レンズ面の曲率半径、d1 ,d2 ,・・・ は各レンズの肉厚およびレンズ間隔、n1 ,n2 ,・・・ は各レンズの屈折率、ν1 ,ν2 ,・・・ は各レンズのアッベ数である。又、fB はバックフォーカスである。上記データにおいて、rやd等の長さの単位はmmである。
【0074】
本発明の実施例1のズームレンズ系は、図1に示すように、正の第1レンズ群G1と、負の第2レンズ群G2と正の第3レンズ群G3と正の第4レンズ群G4よりなり、変倍時に図示するように広角端(W)→中間焦点距離(S)→望遠端(T)へと移動する。つまり、広角端より望遠端への変倍を行なう際に、第1レンズ群G1が物体側へ移動し、第2レンズ群G2が第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔を広くしながら移動し、第3レンズ群G3が第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間を狭くしながら移動し、第4レンズ群G4が第3レンズ群と第4レンズ群の間を狭くしながら移動する。
【0075】
また、第1レンズ群G1は、最も物体側が正レンズと負レンズの接合レンズ成分L11と正レンズL12とより構成されている。
【0076】
第2レンズ群は、物体側より順に、負の屈折力を持つ第1レンズ成分L21と負の屈折力を持つ第2レンズ成分L22と正の屈折力を持つ第3レンズ成分L23と負の屈折力を持つ第4レンズ成分L24とよりなり、データ中に示すように条件(1)を満足する構成である。
【0077】
第3レンズ群G3は、最も物体側に正の屈折力を有するレンズ成分L31を有し、最も像側に負レンズL32を有する。
【0078】
第4レンズ群は、物体側より順に、前群G4Fと後群G4Rとよりなり、前群G4Fが正のパワーを有しまた後群G4R中には正レンズと負レンズとにて挟まれた像側に凸のメニスカス形状の空気レンズALを有している。
【0079】
実施例2、3、4は、夫々図2、3、4に示すようにいずれも実施例1と類似する構成のズームレンズ系である。
【0080】
実施例5、6は夫々図5、図6に示す通りの構成で、第2レンズ群G2の第3レンズ成分L23が正レンズと負レンズとを貼り合わせた接合レンズである点で実施例1と異なるが、他の構成は実施例1と類似する構成である。
【0081】
実施例7は図7に示すように実施例1と類似の構成のズームレンズ系である。
【0082】
実施例8、9、10は夫々図8、9、10に示すように実施例5、6と同様の構成のズームレンズである。
【0083】
実施例11は、図11に示すレンズ系で、実施例5、6と類似の構成であるが、第4レンズ群G4の前群が、正レンズと負レンズの2枚のレンズよりなりしかもこれら正レンズと負レンズが接合されている点で実施例6とは異なっている。
【0084】
実施例12は、図12に示すレンズ構成のズームレンズ系で、実施例5、6と類似の構成である。
【0085】
上記実施例1乃至実施例12のズームレンズの収差状況は、図13乃至図24に示す通りで、(W)は広角端、(S)は中間焦点距離、(T)は望遠端での収差図である。又、これら収差図中IHは像高である。
尚特許請求の範囲に記載する発明のほか、下記の各項に記載するズームレンズ系も本発明の目的を達成し得るものである。
【0086】
(1)特許請求の範囲の請求項4に記載するレンズ系で、下記条件(6)を満足することを特徴とするズームレンズ系。
(6) νd >60
【0087】
(2)物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とよりなり、広角端より望遠端への変倍時に第1レンズ群が物体側へ移動し、第2レンズ群が第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が広くなるように移動し、第3レンズ群が第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が狭くなるように移動し、第4レンズ群が第3レンズ群と第4レンズ群との間隔が狭くなるように移動し、第2レンズ群が物体側より順に、負の屈折力の第1レンズ成分と負の屈折力の第2レンズ成分と正の屈折力の第3レンズ成分と負の屈折力の第4レンズ成分とよりなり第4レンズ群が前群と後群とよりなり、前記前群が正のパワーの単レンズとその後方に近接配置した負レンズとよりなり、前記前群の正レンズと負レンズが互いに向かい合う面の曲率半径が同符であり、下記条件(1)を満足することを特徴とするズームレンズ系。
(1) 0.16<|f2 |/f1 <0.23
【0088】
(3)特許請求の範囲の請求項1、2、3、4または5あるいは前記の(1)又は(2)の項に記載するレンズ系で、第1レンズ群の最も物体側のレンズ成分が物体側から負レンズと正レンズを貼り合わせた接合レンズであることを特徴とするズームレンズ系。
【0089】
(4)特許請求の範囲の請求項1、3、4又は5あるいは前記(2)の項に記載するレンズ系で、下記条件(6)を満足することを特徴とするズームレンズ系。
(6) νd >60
【0090】
(5)物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とよりなり、広角端より望遠端への変倍時に第1レンズ群が物体側へ移動し、第2レンズ群が第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が広くなるように移動し、第3レンズ群が第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が狭くなるように移動し、第4レンズ群が第3レンズ群と第4レンズ群との間隔が狭くなるように移動し、第2レンズ群が、物体側より順に、負の屈折力の第1レンズ成分と負の屈折力の第2レンズ成分と正の屈折力の第3レンズ成分と負の屈折力の第4レンズ成分とよりなり前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ成分が物体側から正レンズと負レンズを接合した接合レンズであり、下記条件(1)を満足することを特徴とするズームレンズ系。
(1) 0.16<|f2 |/f1 <0.23
【0091】
【発明の効果】
本発明によれば変倍比が6以上の高変倍であって良好な光学性能を有するズームレンズ系を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の断面図
【図2】本発明の実施例2の断面図
【図3】本発明の実施例3の断面図
【図4】本発明の実施例4の断面図
【図5】本発明の実施例5の断面図
【図6】本発明の実施例6の断面図
【図7】本発明の実施例7の断面図
【図8】本発明の実施例8の断面図
【図9】本発明の実施例9の断面図
【図10】本発明の実施例10の断面図
【図11】本発明の実施例11の断面図
【図12】本発明の実施例12の断面図
【図13】本発明の実施例1の収差曲線図
【図14】本発明の実施例2の収差曲線図
【図15】本発明の実施例3の収差曲線図
【図16】本発明の実施例4の収差曲線図
【図17】本発明の実施例5の収差曲線図
【図18】本発明の実施例6の収差曲線図
【図19】本発明の実施例7の収差曲線図
【図20】本発明の実施例8の収差曲線図
【図21】本発明の実施例9の収差曲線図
【図22】本発明の実施例10の収差曲線図
【図23】本発明の実施例11の収差曲線図
【図24】本発明の実施例12の収差曲線図
【図25】本発明レンズ系の第1レンズ群におけるゴーストについての説明図
【図26】本発明レンズ系の第1レンズ群におけるゴーストについての説明図
Claims (7)
- 物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とよりなり、広角端より望遠端への変倍時に第1レンズ群が物体側へ移動し、第2レンズ群が第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が広くなるように移動し、第3レンズ群が第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が狭くなるように移動し、第4レンズ群が第3レンズ群と第4レンズ群との間隔が広角端より望遠端で狭くなるように移動し、第2レンズ群が、物体側より順に、負の屈折力の第1レンズ成分と負の屈折力の第2レンズ成分と正の屈折力の第3レンズ成分と負の屈折力の第4レンズ成分のいずれも互いに空気間隔をもって独立して配置された四つのレンズ成分よりなり、第3レンズ群が最も物体側に配置された正の屈折力のレンズ成分と最も像側に配置された物体側と像側に空気間隔がある独立した負レンズとを有し、第4レンズ群が前群と後群とよりなり、前記前群が正のパワーを有し、前記後群が正レンズと負レンズの間に挟まれた像側に凸のメニスカス形状の空気レンズを含み、下記条件(1)、(2)、(3)、(4)、(5)を満足するズームレンズ系を備えたカメラ。
(1) 0.16<|f2 |/f1 <0.23
(2) 5<h×z/ΔD34<27
(3) 0.12<D 4 /h<0.6
(4) 0.6<f 4F /f 4 <1.8
(5) 6.65053≦f 4F /D 4 <35
ただし、f1 、f2 は夫々第1レンズ群および第2レンズ群の焦点距離、hは結像面での最大像高、zは広角端から望遠端の変倍比、ΔD34は広角端における第3レンズ群と第4レンズ群の空気間隔と望遠端における第3レンズ群と第4レンズ群の空気間隔の差、D 4 は第4レンズ群の前群の最も像側の面から後群の最も物体側の面の間の空気間隔、f 4F は第4レンズ群の前群の焦点距離、f 4 は第4レンズ群の焦点距離である。 - 前記前群が物体側の面が凸の正のパワーを有する単レンズよりなることを特徴とする請求項1のズームレンズ系を備えたカメラ。
- 前記第2レンズ群の第3レンズ成分が正レンズと負レンズを接合した接合レンズであることを特徴とする請求項1又は2のズームレンズ系を備えたカメラ。
- 下記条件(6)を満足することを特徴とする請求項2のズームレンズ系を備えたカメラ。
(6) νd >60
ただし、νdは第4レンズ群の前記単レンズのアッベ数である。 - 第1レンズ群の最も物体側のレンズ成分が物体側から負レンズと正レンズを貼り合わせた接合レンズであることを特徴とする請求項1、2、3又は4のズームレンズ系を備えたカメラ。
- 条件(3)に代えて下記条件(3−2)を満足することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5のズームレンズ系を備えたカメラ。
(3−2) 0.12<D4 /h<0.45
ただしD4 は第4レンズ群の前群の最も像側の面から後群の最も物体側の面までの空気間隔である。 - 条件(4)に代えて下記条件(4−1)を満足することを特徴とする請求項項1、2、3、4、5又は6のズームレンズ系を備えたカメラ。
(4−1) 0.6<f4F/f4 <1.5
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