JPH0782151B2 - 広角を包括する高変倍ズ−ムレンズ - Google Patents
広角を包括する高変倍ズ−ムレンズInfo
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- JPH0782151B2 JPH0782151B2 JP21683186A JP21683186A JPH0782151B2 JP H0782151 B2 JPH0782151 B2 JP H0782151B2 JP 21683186 A JP21683186 A JP 21683186A JP 21683186 A JP21683186 A JP 21683186A JP H0782151 B2 JPH0782151 B2 JP H0782151B2
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- Lenses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 a.技術分野 本発明は、35mmスチールカメラ用の半画角が38゜を越え
る広角から半画角約9゜望遠までを包括する変倍比が約
5倍程度の35mmスチールカメラ用としては非常に高変倍
であるズームレンズに関するものである。
る広角から半画角約9゜望遠までを包括する変倍比が約
5倍程度の35mmスチールカメラ用としては非常に高変倍
であるズームレンズに関するものである。
b.従来技術及びその問題点 従来の35mmスチールカメラ用ズームレンズは、変倍比が
2〜3倍のものが一般的であったが、近年、さらに高変
倍比の要求が増し、変倍比が4〜6倍の35mmスチールカ
メラ用としては非常に高スペックなズームレンズが出現
して来た。
2〜3倍のものが一般的であったが、近年、さらに高変
倍比の要求が増し、変倍比が4〜6倍の35mmスチールカ
メラ用としては非常に高スペックなズームレンズが出現
して来た。
広角を包括し、高変倍比ズームレンズとして、従来のも
のを列記すると、次の〜に示すものがある。
のを列記すると、次の〜に示すものがある。
変倍比が2〜3倍で短焦点側の半画角が約38゜あるい
は32゜で長焦点側の半画角が約15゜程度のもの。
は32゜で長焦点側の半画角が約15゜程度のもの。
このクラスの変倍比,望遠比では前群が負,後群が正の
2群タイプ、あるいは正の後群をさらに正,負,正の3
群に分割した2群タイプの変形の4群から成るタイプが
知られているが、いずれにしても基本的にはレトロフォ
ーカスタイプであり、3倍以上の高変倍比を得ようとし
たり、あるいは望遠側をさらに望遠化すると、必然的に
後玉系の増大を招くことになり不適当である。
2群タイプ、あるいは正の後群をさらに正,負,正の3
群に分割した2群タイプの変形の4群から成るタイプが
知られているが、いずれにしても基本的にはレトロフォ
ーカスタイプであり、3倍以上の高変倍比を得ようとし
たり、あるいは望遠側をさらに望遠化すると、必然的に
後玉系の増大を招くことになり不適当である。
変倍比が3〜4倍で短焦点側の半画角が約32゜,長焦
点側の半画角が約9゜程度のもの。
点側の半画角が約9゜程度のもの。
このクラスでは、で述べたような第1レンズ群が負の
ものはなく、正,負,正の3群、あるいは正,負,正,
正の4群、あるいは正,負,正,負,正の5群から成
り、殆どすべてのレンズ群が移動するズームタイプ(第
2,あるいは第3,あるいは第5レンズ群が固定のものもあ
る。)が知られるようになってきたが、広角側の半画角
が32゜は物足りない。
ものはなく、正,負,正の3群、あるいは正,負,正,
正の4群、あるいは正,負,正,負,正の5群から成
り、殆どすべてのレンズ群が移動するズームタイプ(第
2,あるいは第3,あるいは第5レンズ群が固定のものもあ
る。)が知られるようになってきたが、広角側の半画角
が32゜は物足りない。
変倍比が4〜5倍で短焦点側の半画角が約38゜,長焦
点側の半画角が約9゜のもの。
点側の半画角が約9゜のもの。
このクラスのものには特開昭57−4018号,同58−202416
号,同58−211117号,同58−211118号等多くあるが、
正,負,正,負,正の5群からなり、かつフォーカシィ
ングの際、第1,第2群を一体に特殊なカムを使って移動
させたり、第3,第4,第5群を一体に移動させるという複
雑な方式である。
号,同58−211117号,同58−211118号等多くあるが、
正,負,正,負,正の5群からなり、かつフォーカシィ
ングの際、第1,第2群を一体に特殊なカムを使って移動
させたり、第3,第4,第5群を一体に移動させるという複
雑な方式である。
c.目的 本発明は、35mmスチールカメラ用レンズで、広角から望
遠までを包括し、変倍比が約5倍と非常に大きく、一般
に使用されるレンズ範囲、即ち短焦点側の半画角約38゜
(焦点距離28mm相当)、長焦点側の半画角約9゜(焦点
距離約135mm相当)のすべての範囲を、コンパクトで性
能良好な1本のズームレンズで実現させるような広角を
包括する高変倍比ズームレンズを得ることを目的とす
る。
遠までを包括し、変倍比が約5倍と非常に大きく、一般
に使用されるレンズ範囲、即ち短焦点側の半画角約38゜
(焦点距離28mm相当)、長焦点側の半画角約9゜(焦点
距離約135mm相当)のすべての範囲を、コンパクトで性
能良好な1本のズームレンズで実現させるような広角を
包括する高変倍比ズームレンズを得ることを目的とす
る。
d.発明の構成 本発明は、物体側より順に、正の焦点距離を有する第1
レンズ群と、負の焦点距離を有する第2レンズ群と、正
の焦点距離を有する第3レンズ群と、正の焦点距離を有
する第4レンズ群とから構成され、第1,第2,第3及び第
4レンズ群すべてを移動させる事によって焦点距離を変
化させ、かつ像面位置が一定になるズームレンズにおい
て、 前記第2レンズ群は、物体側より、像側面が凹の曲率大
なる負レンズ,はり合わせ面が物体側に凸の曲率大なる
両凹負レンズと正レンズとのはり合わせレンズ,及び物
体側面が物体側に凹の曲率大なる負レンズの3群4枚の
構成、あるいは該4枚のうち像側の3枚をはり合わせレ
ンズとした2群4枚の構成から成り、 前記第3レンズ群は、物体側より、1枚ないし2枚の正
レンズ,物体側面が物体側に凹の曲率大なる負レンズ,
及び物体側が物体側に凸面を向けた正レンズから成り、 前記第4レンズ群は、物体側より、物体側面が凸面の正
レンズ,及び両凸レンズと負レンズとのはり合わせレン
ズか1枚の正レンズから成る2群3枚か2群2枚の正の
焦点距離を有する前群,はり合わせ面が物体側に凸の曲
率大なる発散面を有する負レンズと正レンズとのはり合
わせレンズの中群,及び正レンズと物体側面が物体側に
凹の曲率大なる面を有する負メニスカスレンズとから成
る後群から構成され、且つ、 (1)1.05<XI L/XIX L<1.5 (2)1.7<▲ ▼ (3)0.1<rII C/fL<0.25 (4)0.2<rIII Ea/fL<0.7 (5)0.3<rIV 1a/fL<0.6 (6)0.07<rIV C/fL<0.16 (7)−0.2<rIV Ea/fL<−0.1 ただし XI L:第1レンズ群の長焦点側における移動量 XIV L:第4レンズ群の長焦点における移動量 ▲ ▼:第2レンズ群中の負レンズのd−line
の屈率の平均値 fL:長焦点側の全系の焦点距離 rII C:第2レンズ群中のはり合わせレンズのはり合わせ
面(はり合わせ面が2面ある時は物体側のはり合わせ
面)の曲率半径 rIII Ea:第3レンズ群の最も像面側にある正レンズの物
体側の曲率半径 rIV 1a:第4レンズ群の最も物体側にある正レンズの物
体側面の曲率半径 rIV C:第4レンズ群の中群(はり合わせレンズ)のはり
合わせ面の曲率半径 rIV Ea:第4レンズ群の最も像側にある負レンズの物体
側面の曲率半径 の諸条件を満足することを特徴とする広角を包括する高
変倍比ズームレンズである。
レンズ群と、負の焦点距離を有する第2レンズ群と、正
の焦点距離を有する第3レンズ群と、正の焦点距離を有
する第4レンズ群とから構成され、第1,第2,第3及び第
4レンズ群すべてを移動させる事によって焦点距離を変
化させ、かつ像面位置が一定になるズームレンズにおい
て、 前記第2レンズ群は、物体側より、像側面が凹の曲率大
なる負レンズ,はり合わせ面が物体側に凸の曲率大なる
両凹負レンズと正レンズとのはり合わせレンズ,及び物
体側面が物体側に凹の曲率大なる負レンズの3群4枚の
構成、あるいは該4枚のうち像側の3枚をはり合わせレ
ンズとした2群4枚の構成から成り、 前記第3レンズ群は、物体側より、1枚ないし2枚の正
レンズ,物体側面が物体側に凹の曲率大なる負レンズ,
及び物体側が物体側に凸面を向けた正レンズから成り、 前記第4レンズ群は、物体側より、物体側面が凸面の正
レンズ,及び両凸レンズと負レンズとのはり合わせレン
ズか1枚の正レンズから成る2群3枚か2群2枚の正の
焦点距離を有する前群,はり合わせ面が物体側に凸の曲
率大なる発散面を有する負レンズと正レンズとのはり合
わせレンズの中群,及び正レンズと物体側面が物体側に
凹の曲率大なる面を有する負メニスカスレンズとから成
る後群から構成され、且つ、 (1)1.05<XI L/XIX L<1.5 (2)1.7<▲ ▼ (3)0.1<rII C/fL<0.25 (4)0.2<rIII Ea/fL<0.7 (5)0.3<rIV 1a/fL<0.6 (6)0.07<rIV C/fL<0.16 (7)−0.2<rIV Ea/fL<−0.1 ただし XI L:第1レンズ群の長焦点側における移動量 XIV L:第4レンズ群の長焦点における移動量 ▲ ▼:第2レンズ群中の負レンズのd−line
の屈率の平均値 fL:長焦点側の全系の焦点距離 rII C:第2レンズ群中のはり合わせレンズのはり合わせ
面(はり合わせ面が2面ある時は物体側のはり合わせ
面)の曲率半径 rIII Ea:第3レンズ群の最も像面側にある正レンズの物
体側の曲率半径 rIV 1a:第4レンズ群の最も物体側にある正レンズの物
体側面の曲率半径 rIV C:第4レンズ群の中群(はり合わせレンズ)のはり
合わせ面の曲率半径 rIV Ea:第4レンズ群の最も像側にある負レンズの物体
側面の曲率半径 の諸条件を満足することを特徴とする広角を包括する高
変倍比ズームレンズである。
e.発明の作用と効果 本発明は、4つのレンズ群がすべて移動するというタイ
プであるが、第1レンズ群はフォーカシングの役目と第
2レンズ群の変倍効果を補助する役目の2つを持ってお
り、第2レンズ群と第4レンズ群はほぼ同程度の変倍機
能を有している。また第3レンズ群は、変倍機能という
より、第4レンズ群と関係して、変倍時における像の平
坦性を良好に補正する役目を持っている。
プであるが、第1レンズ群はフォーカシングの役目と第
2レンズ群の変倍効果を補助する役目の2つを持ってお
り、第2レンズ群と第4レンズ群はほぼ同程度の変倍機
能を有している。また第3レンズ群は、変倍機能という
より、第4レンズ群と関係して、変倍時における像の平
坦性を良好に補正する役目を持っている。
従来のものは、短焦点側から長焦点側に変化する時、第
2レンズ群は像側に大きく移動するものが殆どで、第2
レンズ群の負担が非常に大きかったのに対し、本発明の
第2レンズ群は、中間焦点距離で1ヶ所ないし2ヶ所変
曲するが、長焦点側の位置は、短焦点側の位置と同程度
か物体側の方に位置する事が望ましい。
2レンズ群は像側に大きく移動するものが殆どで、第2
レンズ群の負担が非常に大きかったのに対し、本発明の
第2レンズ群は、中間焦点距離で1ヶ所ないし2ヶ所変
曲するが、長焦点側の位置は、短焦点側の位置と同程度
か物体側の方に位置する事が望ましい。
条件(1)は第1,第4レンズ群の移動量に関するもの
で、本発明は第4レンズ群の移動量より第1レンズ群の
方が大きい事を特徴としている。下限を越えると、第4
レンズ群が第1レンズ群の移動量に近づく事になり、第
4レンズ群の移動量が増加する傾向にあり、鏡枠構成上
大型化する。上限を越えると、小型化には有利である
が、長焦点側において第1レンズ群と第4レンズ群が離
れ、レンズ全長が大きくなり、周辺光量の低下を招く。
周辺光量を増やすためには前玉径の大きくすなければな
らず好ましくない。
で、本発明は第4レンズ群の移動量より第1レンズ群の
方が大きい事を特徴としている。下限を越えると、第4
レンズ群が第1レンズ群の移動量に近づく事になり、第
4レンズ群の移動量が増加する傾向にあり、鏡枠構成上
大型化する。上限を越えると、小型化には有利である
が、長焦点側において第1レンズ群と第4レンズ群が離
れ、レンズ全長が大きくなり、周辺光量の低下を招く。
周辺光量を増やすためには前玉径の大きくすなければな
らず好ましくない。
条件(2)は第2レンズ群中の負レンズの平均屈折率に
関するもので、この条件(2)の下限を越えると、ペッ
ツバール和が負になり易く、特に短焦点側の最大画角に
おけるサジタル方向の非点収差がプラスになり易すく好
ましくない。
関するもので、この条件(2)の下限を越えると、ペッ
ツバール和が負になり易く、特に短焦点側の最大画角に
おけるサジタル方向の非点収差がプラスになり易すく好
ましくない。
条件(3)は第2レンズ群中のはり合わせレンズのはり
合わせ面、即ち発散レンズ群で第2レンズ群の収束面に
関するものである。この面は、はり合わせでなく、負レ
ンズと正レンズに分かれているものもあるが、その場合
には向い合った面が両面とも曲率が大きく、高次の収差
が発生し易いので、はり合わせた方が良い。この条件
(3)の上限を越えると、収束面としての効果が小さく
なり、第2レンズ群で発散する諸収差が大きくなり過ぎ
て、第3,第4レンズ群で収差を補正する事が困難とな
る。下限を越えると、高次の収差が発生して、特に長焦
点側の球面収差の周辺部の変化が急激になり好ましくな
い。
合わせ面、即ち発散レンズ群で第2レンズ群の収束面に
関するものである。この面は、はり合わせでなく、負レ
ンズと正レンズに分かれているものもあるが、その場合
には向い合った面が両面とも曲率が大きく、高次の収差
が発生し易いので、はり合わせた方が良い。この条件
(3)の上限を越えると、収束面としての効果が小さく
なり、第2レンズ群で発散する諸収差が大きくなり過ぎ
て、第3,第4レンズ群で収差を補正する事が困難とな
る。下限を越えると、高次の収差が発生して、特に長焦
点側の球面収差の周辺部の変化が急激になり好ましくな
い。
条件(4)は、第3レンズ群の最終正レンズに関するも
ので、コマ収差の補正に有効な条件である。また条件
(5)とも関係し、第4レンズ群の第1面の正のパワー
を分担させる事によって高次の球面収差の発生を小さく
する事にも有効である。4群タイプのものでは、第3レ
ンズ群の最終レンズが負レンズのものが多く知られてい
るが、短焦点側の半画角が約38゜と広角化され、かつズ
ーム比約5倍と高変倍化されると、短焦点側,長焦点側
のコマ収差の符号が反対になり易く補正が困難であっ
た。また短焦点側,長焦点側の中でも、中間画角と最大
画角ではコマ収差が反対になり易く、最終レンズに物体
側に凸面向けた正レンズを配置する事によって上記欠点
が改良された。下限を越えると、条件(5)とのバラン
スがくずれ、球面収差の補正が困難となり、上限を越え
ると、コマ収差の補正効果が小さくなり好ましくない。
ので、コマ収差の補正に有効な条件である。また条件
(5)とも関係し、第4レンズ群の第1面の正のパワー
を分担させる事によって高次の球面収差の発生を小さく
する事にも有効である。4群タイプのものでは、第3レ
ンズ群の最終レンズが負レンズのものが多く知られてい
るが、短焦点側の半画角が約38゜と広角化され、かつズ
ーム比約5倍と高変倍化されると、短焦点側,長焦点側
のコマ収差の符号が反対になり易く補正が困難であっ
た。また短焦点側,長焦点側の中でも、中間画角と最大
画角ではコマ収差が反対になり易く、最終レンズに物体
側に凸面向けた正レンズを配置する事によって上記欠点
が改良された。下限を越えると、条件(5)とのバラン
スがくずれ、球面収差の補正が困難となり、上限を越え
ると、コマ収差の補正効果が小さくなり好ましくない。
条件(5),(6),(7)は第4レンズ群に関するも
のである。
のである。
条件(5)は第4レンズ群内の最も物体側の正レンズの
物体側面のパワーに関するものであるが、上述したよう
に、第3レンズ群最終レンズが負レンズのタイプのもの
よりも、正レンズのタイプの方がコマ収差の補正に有利
であるし、第4レンズ群の第1面の正のパワーを小さく
する事も可能となり、球面収差の補正にも有利である。
この条件(5)の上限を越えると、正の面パワーが小さ
くなり、負のパワーの大きい第2レンズ群で発生するオ
ーバーの収差の補正が困難となる。下限を越えると、逆
に面パワーが大きくなり過ぎて、特に長焦点側の球面収
差の周辺部の変化が急激になり好ましくない。
物体側面のパワーに関するものであるが、上述したよう
に、第3レンズ群最終レンズが負レンズのタイプのもの
よりも、正レンズのタイプの方がコマ収差の補正に有利
であるし、第4レンズ群の第1面の正のパワーを小さく
する事も可能となり、球面収差の補正にも有利である。
この条件(5)の上限を越えると、正の面パワーが小さ
くなり、負のパワーの大きい第2レンズ群で発生するオ
ーバーの収差の補正が困難となる。下限を越えると、逆
に面パワーが大きくなり過ぎて、特に長焦点側の球面収
差の周辺部の変化が急激になり好ましくない。
条件(6)は、第4レンズ群内の中群のはり合わせ面に
関するもので、中群全体としては、正のパワーを持つ時
と負のパワーを持つ時の両方のケースがあるが、いずれ
にしても発散面が必要である。この条件(6)の上限を
越えると、発散面効果が小さくなり、正のパワーの大き
い第4レンズ群で発生するアンダーな収差を補正できな
くなり、逆に下限を越えると、発散面のパワーが大きく
なり過ぎて、高次の球面収差が発生し易く、球面収差,
コマ収差のズーミングに対する変動も増大し好ましくな
い。
関するもので、中群全体としては、正のパワーを持つ時
と負のパワーを持つ時の両方のケースがあるが、いずれ
にしても発散面が必要である。この条件(6)の上限を
越えると、発散面効果が小さくなり、正のパワーの大き
い第4レンズ群で発生するアンダーな収差を補正できな
くなり、逆に下限を越えると、発散面のパワーが大きく
なり過ぎて、高次の球面収差が発生し易く、球面収差,
コマ収差のズーミングに対する変動も増大し好ましくな
い。
条件(7)は第4レンズ群内の最終負レンズの物体側面
のパワーに関するものであり、条件(6)と同様発散面
である。ただし、条件(6)とはレンズの位置の違いに
よって、その効果も異なる。即ち条件(7)の場合は、
絞りの位置よりも遠いレンズに関するものであるから、
像面わん曲,歪曲収差の補正に効果がある。この条件
(7)の下限を越えると、発散面のパワーが小さくなる
ので、第3レンズ群及び第4レンズ群の前群で発生する
マイナス(たる型)の歪曲収差を補正できず、特に短焦
点側の歪曲収差がマイナスの大きな値となってしまう。
上限を越えると、発散面のパワーが大きくなり、短焦点
側の歪曲収差の補正には有利であるが、ペッツバールが
負になり易く、像面わん曲がオーバーになり易い。また
最終レンズに負レンズを配置する事は、第4レンズ群内
が望遠タイプとなるので小型化にも有利である。
のパワーに関するものであり、条件(6)と同様発散面
である。ただし、条件(6)とはレンズの位置の違いに
よって、その効果も異なる。即ち条件(7)の場合は、
絞りの位置よりも遠いレンズに関するものであるから、
像面わん曲,歪曲収差の補正に効果がある。この条件
(7)の下限を越えると、発散面のパワーが小さくなる
ので、第3レンズ群及び第4レンズ群の前群で発生する
マイナス(たる型)の歪曲収差を補正できず、特に短焦
点側の歪曲収差がマイナスの大きな値となってしまう。
上限を越えると、発散面のパワーが大きくなり、短焦点
側の歪曲収差の補正には有利であるが、ペッツバールが
負になり易く、像面わん曲がオーバーになり易い。また
最終レンズに負レンズを配置する事は、第4レンズ群内
が望遠タイプとなるので小型化にも有利である。
f.実施例 以下、本発明の実施例1〜4を記載する。
ただし、FNOはFナンバー,fは焦点距離,Zはズーム比,
ωは半画角,fBはバックフォーカスであり、rはレンズ
各面の曲率半径,dはレンズ厚もしくはレンズ間隔,Nは各
レンズのd−lineの屈折率、νは各レンズのアッベ数を
示す。
ωは半画角,fBはバックフォーカスであり、rはレンズ
各面の曲率半径,dはレンズ厚もしくはレンズ間隔,Nは各
レンズのd−lineの屈折率、νは各レンズのアッベ数を
示す。
[実施例1] FNO=1:4.0〜4.4〜4.6 f=28.67〜60.28〜132.00 Z=4.6 ω=38.7〜19.3〜9.0 fB=36.98〜59.53〜70.50 [実施例2] FNO=1:4.0〜4.4〜4.6 f=28.67〜60.45〜132.00 Z=4.6 ω=38.7〜19.2〜9.0 fB=36.98〜59.31〜70.23 [実施例3] FNO=1:4.0〜4.4〜4.6 f=28.77〜60.45〜132.00 Z=4.6 ω=38.6〜19.3〜9.0 fB=36.98〜58.63〜66.57 [実施例4] FNO=1:4.0〜4.4〜4.6 f=28.80〜60.09〜132.00 Z=4.6 ω=38.6〜19.4〜9.0 fB=37.03〜58.54〜66.37
第1,第3,第5,第7図はそれぞれ本発明の実施例1,2,3,4
に対応する短焦点側のレンズ系構成図。 第2,第4,第6,第8図は、それぞれ実施例1,2,3,4の諸収
差図で、(a)は短焦点側,(b)は中間焦点距離,
(c)は長焦点側の状態を示す。
に対応する短焦点側のレンズ系構成図。 第2,第4,第6,第8図は、それぞれ実施例1,2,3,4の諸収
差図で、(a)は短焦点側,(b)は中間焦点距離,
(c)は長焦点側の状態を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】物体側より順に、正の焦点距離を有する第
1レンズ群と、負の焦点距離を有する第2レンズ群と、
正の焦点距離を有する第3レンズ群と、正の焦点距離を
有する第4レンズ群とから構成され、第1,第2,第3及び
第4レンズ群すべてを移動させる事によって焦点距離を
変化させ、かつ像面位置が一定になるズームレンズにお
いて、 前記第2レンズ群は、物体側より、像側面が凹の曲率大
なる負レンズ,はり合わせ面が物体側に凸の曲率大なる
両凹負レンズと正レンズとのはり合わせレンズ,及び物
体側面が物体側に凹の曲率大なる負レンズの3群4枚の
構成、あるいは該4枚のうち像側の3枚をはり合わせレ
ンズとした2群4枚の構成から成り、 前記第3レンズ群は、物体側より、1枚ないし2枚の正
レンズ,物体側面が物体側に凹の曲率大なる負レンズ,
及び物体側面が物体側に凸面を向けた正レンズから成
り、 前記第4レンズ群は、物体側より、物体側面が凸面の正
レンズ,及び両凸正レンズと負レンズとのはり合わせ正
レンズか1枚の正レンズから成る2群3枚か2群2枚の
正の焦点距離を有する前群,はり合わせ面が物体側に凸
の曲率大なる発散面を有する負レンズと正レンズとのは
り合わせレンズの中群,及び正レンズと物体側面が物体
側に凹の曲率大なる面を有する負メニスカスレンズとか
ら成る後群から構成され、且つ、 (1)1.05<XI L/XIV L/1.5 (2)1.7<▲ ▼ (3)0.1<rII C/fL<0.25 (4)0.2<rIII Ea/fL<0.7 (5)0.3<rIV 1a/fL<0.6 (6)0.07<rIV C/fL<0.16 (7)−0.2<rIV Ea/fL/−0.1 ただし XI L:第1レンズ群の長焦点側における移動量 XIV L:第4レンズ群の長焦点側における移動量 ▲ ▼:第2レンズ群中の負レンズのd−line
の屈率の平均値 fL:長焦点側の全系の焦点距離 rII C:第2レンズ群中のはり合わせレンズのはり合わせ
面(はり合わせ面が2面ある時は物体側のはり合わせ
面)の曲率半径 rIII Ea:第3レンズ群の最も像面側にある正レンズの物
体側面の曲率半径 rIV 1a:第4レンズ群の最も物体側にある正レンズの物
体側面の曲率半径 rIV C:第4レンズ群の中群(はり合わせレンズ)のはり
合わせ面の曲率半径 rIV Ea:第4レンズ群の最も像側にある負レンズの物体
側面の曲率半径 と諸条件を満足することを特徴とする広角を包括する高
変倍比ズームレンズ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21683186A JPH0782151B2 (ja) | 1986-09-13 | 1986-09-13 | 広角を包括する高変倍ズ−ムレンズ |
| US07/051,421 US4890904A (en) | 1986-05-19 | 1987-05-19 | Zoom lens system capable of wide-angle viewing for high zoom ratio |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21683186A JPH0782151B2 (ja) | 1986-09-13 | 1986-09-13 | 広角を包括する高変倍ズ−ムレンズ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6370819A JPS6370819A (ja) | 1988-03-31 |
| JPH0782151B2 true JPH0782151B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=16694577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21683186A Expired - Fee Related JPH0782151B2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-09-13 | 広角を包括する高変倍ズ−ムレンズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0782151B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5694253A (en) * | 1995-02-02 | 1997-12-02 | Nikon Corporation | High zoom ratio zoom lens |
| JP3811311B2 (ja) | 1999-03-23 | 2006-08-16 | オリンパス株式会社 | ズームレンズ系を備えたカメラ |
| EP2287651B1 (en) * | 2004-09-02 | 2012-05-09 | Tamron Co., Ltd. | Zoom lens with high zoom ratio |
-
1986
- 1986-09-13 JP JP21683186A patent/JPH0782151B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6370819A (ja) | 1988-03-31 |
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