JPH0843736A - 内焦式ズームレンズ - Google Patents

内焦式ズームレンズ

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Publication number
JPH0843736A
JPH0843736A JP6177897A JP17789794A JPH0843736A JP H0843736 A JPH0843736 A JP H0843736A JP 6177897 A JP6177897 A JP 6177897A JP 17789794 A JP17789794 A JP 17789794A JP H0843736 A JPH0843736 A JP H0843736A
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JP
Japan
Prior art keywords
lens group
lens
wide
angle end
telephoto end
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Application number
JP6177897A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Shibayama
敦史 芝山
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Priority to US08/501,650 priority patent/US5663835A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ズームレンズに適したフォーカシング方式を
提供することにある。 【構成】 物体側より順に、正の屈折力を持つ第1レン
ズ群と、負の屈折力を持つ第2レンズ群と、正の屈折力
を持つ第3レンズ群と、正の屈折力を持つ第4レンズ群
を有し、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との空気
間隔と、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との空気
間隔と、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との空気
間隔とをそれぞれ変化させることにより広角端から望遠
端への変倍を行なうズームレンズにおいて、前記第2レ
ンズ群と前記第3レンズ群とを一体として像面方向に移
動させることにより遠距離から近距離への合焦を行う構
成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ズームレンズ、特にオ
ートフォーカスカメラに適した内焦式のズームレンズに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、正の第1レンズ群と負の第2
レンズ群と正の第3レンズ群と正の第4レンズ群を有す
るズームレンズは数多く提案されている。そして、その
多くは第1レンズ群を移動させてフォーカシングを行
う、いわゆる1群繰り出し合焦方式を採用するものであ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
1群繰り出し合焦方式のズームレンズをオートフォーカ
スカメラに装着しようとすると、最も大きく重い第1レ
ンズ群をモーターで駆動させるため、合焦速度の高速化
が困難であった。そこで、第1レンズ群以外のレンズ群
でフォーカシングをおこなう提案が特開昭57−501
2号公報、特開昭56−21112号公報、特開昭58
−143312号公報等でなされている。
【0004】特開昭57−5012号公報の実施例のズ
ームレンズは、正の第1レンズ群と負の第2レンズ群と
正の第3レンズ群と正の第4レンズ群からなり、第4レ
ンズ群を光軸方向に移動させてフォーカシングを行うも
のであった。しかしながら、同一撮影距離に対するフォ
ーカシング移動量は焦点距離によって大きく異なり、フ
ォーカシング操作後にズーミングを行うとピントずれが
生じるという問題があった。
【0005】特開昭56−21112号公報の実施例の
ズームレンズは、正の第1レンズ群と負の第2レンズ群
と負の第3レンズ群と正の第4レンズ群とから構成さ
れ、第4レンズ群内にアフォーカルとなる空気間隔を持
ち、第2レンズ群から前記アフォーカル部までを一体と
して光軸方向に移動させてフォーカシングを行うもので
あった。このフォーカシング方式では、同一撮影距離に
対するフォーカシング移動量は焦点距離によらず一定と
なる。しかしながら、第1レンズ群と第4レンズ群はズ
ーミング時に固定であるため、ズームレンズ全長を短縮
することが困難であった。
【0006】特開昭58−143312号公報の実施例
のズームレンズは、正の第1レンズ群と負の第2レンズ
群と正の第3レンズ群と正の第4レンズ群とから構成さ
れ、第3レンズ群と第4レンズ群とを一体として光軸方
向に移動させてフォーカシングを行うものであった。こ
のフォーカシング方式では、フォーカシングレンズ群よ
り物体側のレンズ群の合成焦点距離fAとフォーカシン
グレンズ群の結像倍率βFとの関係式(fA・βF)/(β
F2−1)1/2 がズーミング中ほぼ一定になるように構成
することによって、同一撮影距離に対するフォーカシン
グ移動量は焦点距離によらずほぼ一定とすることが可能
である。しかしながら、この関係式を満足させる制約
上、パワー配置の自由度が制限されるため、設計が難し
いという問題もあった。
【0007】以上の諸問題を鑑み、本発明は、ズームレ
ンズに適した内焦方式、特に、同一撮影距離に対するフ
ォーカシング移動量が焦点距離によってほぼ一定とな
り、かつ光学設計が比較的容易でズームレンズ全長を短
縮できるような新規なフォーカシング方式を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のズームレンズは、物体側より順に、正の屈
折力を持つ第1レンズ群と、負の屈折力を持つ第2レン
ズ群と、正の屈折力を持つ第3レンズ群と、正の屈折力
を持つ第4レンズ群を有し、前記第1レンズ群と前記第
2レンズ群との空気間隔と、前記第2レンズ群と前記第
3レンズ群との空気間隔と、前記第3レンズ群と前記第
4レンズ群との空気間隔とをそれぞれ変化させることに
より広角端から望遠端への変倍を行なうズームレンズに
おいて、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群とを一体
として像面方向に移動させることにより遠距離から近距
離への合焦を行う構成である。
【0009】また上記構成において、以下に示す少なく
とも一つの構成を満足することが好ましい。広角端から
望遠端への変倍に際し、前記第4レンズ群が物体方向へ
移動する構成が好ましい。広角端から望遠端への変倍に
際し、前記第1レンズ群は物体方向へ移動する構成が好
ましい。
【0010】広角端から望遠端への変倍の際、前記第1
レンズ群と前記第2レンズ群との空気間隔を拡大し、前
記第2レンズ群と前記第3レンズ群との空気間隔を縮小
する構成が好ましい。広角端における前記第3レンズ群
と前記第4レンズ群との空気間隔は、望遠端における前
記第3レンズ群と前記第4レンズ群との空気間隔より大
きい構成が好ましい。
【0011】広角端から望遠端への変倍の際の前記第4
レンズ群の像面に対する移動量をX4 、前記第4レンズ
群の焦点距離をf4 とするとき、以下の条件を満足する
構成が好ましい。 0.05 < X4 /f4 < 0.50 広角端における前記第4レンズ群の結像倍率をB4W、望
遠端における前記第4レンズ群の結像倍率をB4Tとする
とき、以下の条件を満足する構成が好ましい。
【0012】|B4W| < 0.4 |B4T| < 0.4 広角端における前記第4レンズ群の結像倍率をB4W、望
遠端における前記第4レンズ群の結像倍率をB4Tとする
とき、以下の条件を満足する構成が好ましい。 −0.3 < |B4W|−|B4T| < 0.3 前記第4レンズ群の焦点距離をf4 、広角端における前
記第1レンズ群から前記第3レンズ群までの合成焦点距
離をf1-3W、望遠端における前記第1レンズ群から前記
第3レンズ群までの合成焦点距離をf1-3Tとするとき、
以下の条件を満足する構成が好ましい。
【0013】|f4 /f1-3W| < 0.4 |f4 /f1-3T| < 0.4 ズームレンズの広角端における焦点距離をfW 、広角端
における前記第1レンズ群から前記第3レンズ群までの
合成焦点距離をf1-3W、望遠端における前記第1レンズ
群から前記第3レンズ群までの合成焦点距離をf1-3Tと
するとき、以下の条件を満足する構成が好ましい。
【0014】f1-3W/fW > 4 f1-3T/fW < −4 若しくは、本願発明のズームレンズは、最も物体側の前
方レンズ群と最も像側の後方レンズ群の間に中間レンズ
群を有し、ズーミングに際して前記前方レンズ群と前記
後方レンズ群が共に光軸方向に移動し、フォーカシング
に際して前記中間レンズが一体として移動し、その際、
前記前方レンズ群と前記後方レンズ群は静止し、前記中
間レンズ群内の少なくとも1つの空気間隔はズーミング
時に可変である構成が好ましい。
【0015】
【作用】一般に、正の第1レンズ群と負の第2レンズ群
と正の第3レンズ群と正の第4レンズ群とを有するズー
ムレンズにおいては、第2レンズ群と第3レンズ群のレ
ンズ径は第1レンズ群のレンズ径に比べて小さく、オー
トフォーカスでフォーカシングを行う際に第2レンズ群
あるいは第3レンズ群を移動させるのがモーターの負荷
が小さく好ましい。
【0016】しかしながら、第2レンズ群のみを移動さ
せてフォーカシングを行おうとすると、同一撮影距離に
対するフォーカシング移動量が焦点距離によって大きく
変化する。さらに、第2レンズ群の結像倍率が−1倍と
なるような焦点距離を含む場合には、その焦点距離近傍
ではフォーカシングが不可能となる。また、第3レンズ
群のみを移動させてフォーカシングを行おうとする場合
でも、同一撮影距離に対するフォーカシング移動量が焦
点距離によって大きく変化する。
【0017】そこで、本発明においては、第2レンズ群
と第3レンズ群を一体で移動させてフォーカシングを行
うことにより、上記の2つの場合にくらべ、同一撮影距
離に対するフォーカシング移動量の焦点距離による変化
を小さくすることを可能とした。その際、第3レンズ群
と第4レンズ群の間を通る軸上光束がアフォーカルに近
いことが望ましい。
【0018】広角端から望遠端に亘って、常に第3レン
ズ群と第4レンズ群の間を通る軸上光束が完全にアフォ
ーカルである場合には、第2レンズ群と第3レンズ群を
一体で像面方向に移動させてフォーカシングを行うこと
は、実質上第1レンズ群を物体側に移動させてフォーカ
シングを行うことと同じとなり、フォーカシング移動量
は焦点距離によらず一定となる。しかしながら、この場
合、第4レンズ群の位置はズーミングをおこなっても変
化しない。また、第4レンズ群は変倍作用を持たない。
このため、ズームレンズの小型化と高変倍化が困難とな
る。
【0019】そこで、第3レンズ群と第4レンズ群の間
を通る軸上光束が、広角端においては弱い収斂光束とな
り、望遠端においては弱い発散光束となるよう構成する
のが望ましい。その際、広角端から望遠端への変倍に際
して、第4レンズ群を物体方向に移動するよう構成する
のが望ましい。このような構成とするためには、広角端
から望遠端への変倍の際、第1レンズ群と第2レンズ群
との空気間隔を拡大し、第2レンズ群と第3レンズ群と
の空気間隔を縮小し、第3レンズ群と第4レンズ群との
空気間隔を変化するよう構成するのが望ましい。
【0020】さらに上記の構成の場合に、第2レンズ群
と第3レンズ群を一体で移動させてフォーカシングを行
い、同一撮影距離に対するフォーカシング移動量の焦点
距離による変化を小さくするためには、以下の条件
(1)から(6)のいずれか一つを満足することが望ま
しい。 (1) 0.05 < X4 /f4 < 0.50 (2) |B4W| < 0.4 (3) |B4T| < 0.4 (4) −0.3 < |B4W|−|B4T| <
0.3 (5) |f4 /f1-3W| < 0.4 (6) |f4 /f1-3T| < 0.4 但し、 X4 :広角端から望遠端への変倍の際の第4レンズ群の
像面に対する移動量、 f4 :第4レンズ群の焦点距離、 B4W:広角端における第4レンズ群の結像倍率、 B4T:望遠端における第4レンズ群の結像倍率、 f1-3W:広角端における第1レンズ群から第3レンズ群
までの合成焦点距離、 f1-3T:望遠端における第1レンズ群から第3レンズ群
までの合成焦点距離 である。
【0021】条件(1)は変倍の際の第4レンズ群の移
動量を規定する。条件(1)の上限を越えると、第2レ
ンズ群と第3レンズ群のフォーカシング移動量の焦点距
離による変化が大きくなり好ましくない。反対に条件
(1)の下限を越えると、第4レンズ群の位置の変化が
小さくなり、ズームレンズの小型化と高変倍化が困難と
なる。
【0022】条件(2)は広角端における第4レンズ群
の結像倍率を規定する。条件(2)の上限を越えると、
広角端と望遠端でのフォーカシング移動量の差が大きく
なり好ましくない。条件(3)は望遠端における第4レ
ンズ群の結像倍率を規定する。条件(3)の上限を越え
ると、広角端と望遠端でのフォーカシング移動量の差が
大きくなり好ましくない。
【0023】条件(4)は広角端と望遠端における第4
レンズ群の結像倍率の絶対値の差を規定する。条件
(4)の上限、下限のいずれを越えても、広角端と望遠
端でのフォーカシング移動量の差が大きくなり好ましく
ない。条件(5)は、広角端における第1レンズ群から
第3レンズ群までの合成焦点距離を規定する。条件
(5)の上限を越えると、広角端と望遠端でのフォーカ
シング移動量の差が大きくなり好ましくない。
【0024】条件(6)は、望遠端における第1レンズ
群から第3レンズ群までの合成焦点距離を規定する。条
件(6)の上限を越えると、広角端と望遠端でのフォー
カシング移動量の差が大きくなり好ましくない。また、
以下の条件(7)、(8)の少なくとも一つを満足する
のが望ましい。 (7) f1-3W/fW > 4 (8) f1-3T/fW < −4 但し、 fW :広角端におけるズームレンズの焦点距離であ
る。
【0025】条件(7)、(8)の何方の範囲を外れて
も、広角端と望遠端でのフォーカシング移動量の差が大
きくなり好ましくない。なお、第1レンズ群を2つ以上
のレンズ群に分割し、変倍の際に相互の間隔を変化させ
ても、また、第2レンズ群を2つ以上のレンズ群に分割
し、変倍の際に相互の間隔を変化させてもよく、また、
第3レンズ群を2つ以上のレンズ群に分割し、変倍の際
に相互の間隔を変化させても、第4レンズ群を2つ以上
のレンズ群に分割し、変倍の際に相互の間隔を変化させ
ても良い。さらに、第4レンズ群の像側に第5のレンズ
群を付加しても、本発明と同様なフォーカシング方式が
可能であることはいうまでもない。
【0026】
【実施例】図1は本発明の実施例1のレンズ構成図であ
る。以下において、本発明による実施例について説明す
る。実施例1は図1に示される如く、正の第1レンズ群
G1 と負の第2レンズ群G2 と正の第3レンズ群G3 と
正の第4レンズ群G4 からなり、広角端から望遠端への
変倍に際し、第1レンズ群G1 と第2レンズ群G2 の間
隔を拡大し、第2レンズ群G2 と第3レンズ群G3 の間
隔を縮小し、第3レンズ群G3 と第4レンズ群G4 の間
隔を縮小し、その際、第4レンズ群G4 は物体方向に移
動する。遠距離から近距離へのフォーカシングに際して
は、第2レンズ群G2 と第3レンズ群G3 を一体で像面
方向に移動させる。
【0027】正の第1レンズ群G1 は、物体側から順
に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸レ
ンズとの貼合わせ正レンズと、物体側により強い凸面を
向けた正レンズとから構成されている。そして負の第2
レンズ群G2 は、物体側から順に、負メニスカスレンズ
と、両凹負レンズと正レンズとの貼合わせレンズと、正
レンズとから構成され、正の第3レンズ群G3 は、物体
側から順に、絞りSと、正レンズと物体側に凹面を向け
た負レンズとの貼合わせレンズとから構成されている。
正の第4レンズ群G4 は、物体側から順に、正レンズと
物体側に凹面を向けた負レンズとの貼合わせレンズと、
像側により強い凸面を向けた正レンズと、正レンズと、
負レンズとから構成されている。
【0028】以下に本発明の実施例の諸元の値及び条件
対応数値を掲げる。実施例の諸元表中のfは焦点距離、
FはFナンバー、 2ωは画角を表す。そして、左端の数
字は物体側からの順序を表し、rはレンズ面の曲率半
径、dはレンズ面間隔、n及びνはd線(波長λ=587.6
nm)に対する屈折率及びアッベ数の値である。また、左
端の数字に* 印を付した面は非球面であり、非球面形状
は、光軸から垂直方向の高さhにおける、非球面の頂点
の接平面からの光軸方向に沿った距離をA(h)とし、
近軸曲率半径をr、円錐定数をk、n次の非球面係数を
Cn とするとき、 A(h)=(h2 /r)/〔1+(1−kh2 /r2
1/2 〕+C4 h4 +C6 h6 +C8 h8 +C10h10 で表現する。また、フォーカシング移動量の表において
は、Rは撮影距離(物体から像面までの距離)であり、
FW 、FM 、FT はそれぞれ広角端、中間焦点距離、望
遠端における第2レンズ群と第3レンズ群のフォーカシ
ング移動量である。また、像面ずれ量の表においては、
望遠端におけるフォーカシング移動量を与えた時の、各
焦点距離における像面のずれ量を示しており、Rは撮影
距離、Fはフォーカシング移動量、ΔW 、ΔM 、ΔT は
それぞれ広角端、中間焦点距離、望遠端における像面の
ずれ量である。なお、像面ずれ量の符号は、正がバック
フォーカスが長くなる方向、負がバックフォーカスが短
くなる方向である。
【0029】
【実施例1】f=36.10 〜103.00 F=3.66〜4.46 2
ω=64.5〜22.6゜ 第6面の非球面形状を以下に示す。
【0030】 k=1.000 C4=-0.5156 ×10-5 C6=0.9915×10-8 C8 =-0.1265 ×10-9 C10=0.2738×10-12 変倍における間隔の変化を以下に示す。 f 36.1002 61.9996 102.9987 d5 1.5000 9.3069 17.4721 d12 16.3678 8.3813 1.2000 d16 9.2981 3.7667 3.9133 Bf 40.1275 50.7846 55.2833 フォーカシング移動量を以下に示す。
【0031】 像面ずれ量 R F ΔW ΔM ΔT ∞ 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 10000 0.3353 -0.0011 0.0005 0.0000 5000 0.6843 -0.0026 0.0005 0.0000 3000 1.1725 -0.0053 -0.0004 0.0000 2000 1.8226 -0.0097 -0.0031 0.0000 1500 2.5216 -0.0156 -0.0078 0.0000 1300 2.9785 -0.0201 -0.0119 0.0000 条件対応数値 (1) X4 /f4 = 0.227 (2) |B4W| = 0.037 (3) |B4T| = 0.190 (4) |B4W|−|B4T| = −0.153 (5) |f4 /f1-3W| = 0.069 (6) |f4/f1-3T| = 0.123 (7) f1-3W/fW = 27.03 (8) f1-3T/fW = −15.32 図2は、実施例1の広角端での諸収差図であり、図3
は、実施例1の中間焦点距離での諸収差図であり、図4
は、実施例1の望遠端での諸収差図である。各収差図に
おいて、Hは入射光線高、Yは像高、dはd線(λ=58
7.6nm)及びgはg線(λ=435.8nm)を示し、非点収差
図において点線はメリジオナル像面を、実線はサジタル
像面を示している。
【0032】各収差図から、本発明の実施例は諸収差が
良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明
らかである。また、フォーカシング移動量の表から、同
一撮影距離に対する各焦点距離でのフォーカシング移動
量がほぼ一定となり、さらに、像面ずれ量の表から、望
遠端でのフォーカシング移動量によって、他の焦点距離
のフォーカシングを行っても像面ずれ量が極めてわずか
であり、実質的に焦点距離によらずフォーカシング移動
量を一定にできることがわかる。
【0033】
【発明の効果】このように本発明によれば、ズームレン
ズに適した内焦方式、特に、全長の小型化に有利で、同
一撮影距離に対するフォーカシング移動量が焦点距離に
よらずほぼ一定となるようなフォーカシング方式を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例1のレンズ構成図。
【図2】本発明による実施例1の広角端での諸収差図。
【図3】本発明による実施例1の中間焦点距離状態での
諸収差図。
【図4】本発明による実施例1の望遠端での諸収差図。
【主要部分の符合の説明】
G1 ・・・ 第1レンズ群 G2 ・・・ 第2レンズ群 G3 ・・・ 第3レンズ群 G4 ・・・ 第4レンズ群 S ・・・ 絞り

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より順に、正の屈折力を持つ第1レ
    ンズ群と、負の屈折力を持つ第2レンズ群と、正の屈折
    力を持つ第3レンズ群と、正の屈折力を持つ第4レンズ
    群を有し、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との空
    気間隔と、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との空
    気間隔と、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との空
    気間隔とをそれぞれ変化させることにより広角端から望
    遠端への変倍を行なうズームレンズにおいて、前記第2
    レンズ群と前記第3レンズ群とを一体として像面方向に
    移動させることにより遠距離から近距離への合焦を行う
    ことを特徴とする内焦式ズームレンズ。
  2. 【請求項2】広角端から望遠端への変倍の際、前記第4
    レンズ群は物体方向へ移動することを特徴とする請求項
    1記載の内焦式ズームレンズ。
  3. 【請求項3】広角端から望遠端への変倍の際、前記第1
    レンズ群は物体方向へ移動することを特徴とする請求項
    1記載の内焦式ズームレンズ。
  4. 【請求項4】広角端から望遠端への変倍の際、前記第1
    レンズ群と前記第2レンズ群との空気間隔を拡大し、前
    記第2レンズ群と前記第3レンズ群との空気間隔を縮小
    することを特徴とする請求項2記載の内焦式ズームレン
    ズ。
  5. 【請求項5】広角端における前記第3レンズ群と前記第
    4レンズ群との空気間隔は、望遠端における前記第3レ
    ンズ群と前記第4レンズ群との空気間隔より大きいこと
    を特徴とする請求項4記載の内焦式ズームレンズ。
  6. 【請求項6】広角端から望遠端への変倍の際の前記第4
    レンズ群の像面に対する移動量をX4 、前記第4レンズ
    群の焦点距離をf4 とするとき、以下の条件を満足する
    ことを特徴とする請求項2記載の内焦式ズームレンズ。 0.05 < X4 /f4 < 0.50
  7. 【請求項7】広角端における前記第4レンズ群の結像倍
    率をB4W、望遠端における前記第4レンズ群の結像倍率
    をB4Tとするとき、以下の条件を満足することを特徴と
    する請求項2記載の内焦式ズームレンズ。 |B4W| < 0.4 |B4T| < 0.4
  8. 【請求項8】広角端における前記第4レンズ群の結像倍
    率をB4W、望遠端における前記第4レンズ群の結像倍率
    をB4Tとするとき、以下の条件を満足することを特徴と
    する請求項2記載の内焦式ズームレンズ。 −0.3 < |B4W|−|B4T| < 0.3
  9. 【請求項9】前記第4レンズ群の焦点距離をf4 、広角
    端における前記第1レンズ群から前記第3レンズ群まで
    の合成焦点距離をf1-3W、望遠端における前記第1レン
    ズ群から前記第3レンズ群までの合成焦点距離をf1-3T
    とするとき、以下の条件を満足することを特徴とする請
    求項2記載の内焦式ズームレンズ。 |f4 /f1-3W| < 0.4 |f4 /f1-3T| < 0.4
  10. 【請求項10】ズームレンズの広角端における焦点距離
    をfW 、広角端における前記第1レンズ群から前記第3
    レンズ群までの合成焦点距離をf1-3W、望遠端における
    前記第1レンズ群から前記第3レンズ群までの合成焦点
    距離をf1-3Tとするとき、以下の条件を満足することを
    特徴とする請求項2記載の内焦式ズームレンズ。 f1-3W/fW > 4 f1-3T/fW < −4
  11. 【請求項11】最も物体側の前方レンズ群と最も像側の
    後方レンズ群の間に中間レンズ群を有し、ズーミングに
    際して前記前方レンズ群と前記後方レンズ群が共に光軸
    方向に移動し、フォーカシングに際して前記中間レンズ
    が一体として移動し、その際、前記前方レンズ群と前記
    後方レンズ群は静止し、前記中間レンズ群内の少なくと
    も1つの空気間隔はズーミング時に可変であることを特
    徴とする内焦式ズームレンズ。
JP6177897A 1994-07-29 1994-07-29 内焦式ズームレンズ Pending JPH0843736A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08248319A (ja) * 1995-03-13 1996-09-27 Canon Inc ズームレンズ
US6324018B1 (en) 1999-03-23 2001-11-27 Olympus Optical Co., Ltd. Zoom lens system

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08248319A (ja) * 1995-03-13 1996-09-27 Canon Inc ズームレンズ
US6324018B1 (en) 1999-03-23 2001-11-27 Olympus Optical Co., Ltd. Zoom lens system

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