JPH0519166A - 広角ズームレンズ - Google Patents

広角ズームレンズ

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JPH0519166A
JPH0519166A JP3176560A JP17656091A JPH0519166A JP H0519166 A JPH0519166 A JP H0519166A JP 3176560 A JP3176560 A JP 3176560A JP 17656091 A JP17656091 A JP 17656091A JP H0519166 A JPH0519166 A JP H0519166A
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lens group
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Atsushi Shibayama
敦史 芝山
Masahiro Nakatsuji
雅裕 中辻
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】より簡単な構成を維持し、画角が70°〜80°程
度の広角域を含みながらも優れた結像性能を有する広角
ズームレンズの達成にある。 【構成】正の第1レンズ群と負の第2レンズ群G2 とを
有するズームレンズにおいて、第1レンズ群G1 は負の
前群GF と正の後群GR とを有するレトロフォーカス型
で構成され、第1レンズ群の最適な屈折力及び第1レン
ズ群の構成上の最適な諸条件を見出した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンパクトカメラに適し
たズームレンズに関するものであり、特に広角端での全
画角70°〜80°程度の広角域を含む広角ズームレンズに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンパクトカメラ用のズームレン
ズとしては、例えば特開平2-73322 号公報等で数多く提
案されている。この種のズームレンズは、正の屈折力の
第1レンズ群と負の屈折力の第2レンズ群とからなり、
この2つのレンズ群間隔を変化させることによりズーミ
ング(変倍)が達成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年においては、コン
パクトカメラ用のズームレンズでもより広角化という要
求が高まっているが、従来において提案されているズー
ムレンズでは広角端での画角が60°程度であり、広角を
求める要求を十分に満たすものではなかった。そこで、
本発明は正の第1レンズ群と負の第2レンズ群とを有す
るズームタイプでありながらも、より簡単な構成を維持
し、画角が70°〜80°程度の広角域を含みながらも優れ
た結像性能を有する広角ズームレンズを提供することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決する為の手段】上記の目的を達成するため
に、本発明では、図1に示す如く、物体側より順に、正
の屈折力の第1レンズ群G1 と負の屈折力の第2レンズ
群G2 を有し、該両レンズ群の群間隔を変化させること
によりズーミングを行うズームレンズにおいて、前記第
1レンズ群G1は、物体側より順に、負の屈折力の前群
F と正の屈折力の後群GR とから構成され、前記前群
F は少なくとも1枚の負レンズを有し、前記後群GR
は少なくとも2枚の正レンズを有し、さらに、以下の条
件を満足することを特徴とする広角ズームレンズ。 (1) 0.91<|fF /fw |<4、fF <0 (2) 0.1 < K /fw <0.4 (3) 0.1 < L /fw <0.7 但し、 fF :第1レンズ群G1 の前群GF の焦点距離、 fw :広角端でのズームレンズの焦点距離、 K :第1レンズ群G1 において最も像側のレンズ面か
ら像側へ向かう方向を正とした時の第1レンズ群G1
最も像側のレンズ面から第1レンズ群G1 の後側主点ま
での軸上距離、 L :第1レンズ群G1 における前群GF の最も物体側
のレンズ面から後群GR の最も物体側のレンズ面までの
軸上距離、 である。
【0005】そして、上記の基本構成に基づいて、前記
後群GR は、物体側に凸面を向けた正レンズと、物体側
に凹面を向けたレンズと、正レンズとを有し、さらに以
下の条件を満足することが好ましい。 (4) 0.6 <f1 /fw <0.95 (5) 0.38<M/fw <0.86 但し、 f1 :第1レンズ群G1 の焦点距離、 M :第1レンズ群G1 における後群GR の最も物体側
のレンズ面から最も像側のレンズ面までの軸上距離、 である。
【0006】さらに、前記第2レンズ群G2 は、物体側
より順に、像側に凸面を向けた正レンズと、物体側に凹
面を向けた負レンズとを少なくとも1枚ずつ有し、さら
に以下の条件を満足することがより望ましい。 (6) 0.7 <|f2 /fw |<1.7 、f2 <0 但し、 f2 :第2レンズ群G2 の焦点距離、 である。
【0007】
【作 用】正の第1レンズ群と負の第2レンズ群とから
成る従来のズームレンズでは、負の第2レンズ群G
2 は、一般的に常に1より大きい正の結像倍率で用いら
れている。このため、全系の焦点距離をf、正の第1レ
ンズ群G1 の焦点距離をf1 、第2レンズ群の結像倍率
β2 とすると、幾何光学的にはf=f1 β2 の関係が成
立するので、正の第1レンズ群G1 の焦点距離f1 は広
角端での全系の焦点距離fより短くなってしまう。この
結果、広角化を図るために全系の焦点距離fを短くしよ
うとすれば、上式より第1レンズ群G1 の焦点距離f1
は従来よりも一層短くして第1レンズ群の屈折力を強く
する必要があり、より収差補正が困難となる。
【0008】また、バックフォーカスの制約の少ないレ
ンズシャッターカメラに用いる場合でも、極端にバック
フォーカスを短くすると第2レンズ群G2 の最終レンズ
面の径が大きくなりカメラ全体の小型化が難しくなる欠
点がある。そのため、広角端においてもある程度のバッ
クフォーカスを確保せねばならない。例えば、35mm版の
フイルムサイズで4mm程度のバックフォーカスを確保す
る必要がある。
【0009】しかしながら、前述の特開平2−73322 号
公報の如く従来の正負の2群ズームレンズでは、画角70
°〜80°の広画角を得ようとすれば、広角端におけるバ
ックフォーカスの確保と、望遠端における第1レンズ群
1 と第2レンズ群G2 の群間隔の確保を同時に達成す
るのが困難であった。また、広画角を図るために第1レ
ンズ群G1の焦点距離f1 を短くすれば、これに伴い諸
収差が悪化する。このため、これらの諸収差を補正する
ためには、第1レンズ群G1 を多数のレンズ枚数を用い
て複雑な構成にせねばならなかった。
【0010】以上の如く、従来の正負の2群ズームレン
ズでは、レンズ系のコンパクト化を図りながら単純に広
角化を図ることは困難であった。そこで、本発明では、
第1レンズ群G1 において、負の前群GF と正の後群G
R とでレトロフォーカス型となるような新規な構成を採
用することにより、第1レンズ群G1 の後側主点を第1
レンズ群G1 の最も像側のレンズ面よりも像側に大きく
離して位置させることが可能となった。これにより、広
角端でのバックフォーカスの確保と、望遠端での第1レ
ンズ群G1 と第2レンズ群G2 の群間隔の確保とを同時
に達成できた。
【0011】また、第1レンズ群G1 は最も物体側に負
のレンズを有しているため、像面弯曲、非点収差、歪曲
収差、像率色収差等の軸外諸収差を補正することが容易
となった。これにより、第1レンズ群をより少ないレン
ズ枚数で構成することが原理的に可能となり、レンズ系
のコンパクト化が達成することが可能となった。さら
に、第1レンズ群G1 の最も物体側に正レンズを配した
場合に比較して、本発明では広角端においてより多くの
周辺光量を確保できる。
【0012】本発明では、以上の如き効果を確実に達成
するために、以下の条件(1)〜条件(3)を見出し
た。 (1) 0.91 <|fF /fw |<4、fF<0 (2) 0.1 < K /fw <0.4 (3) 0.1 < L /fw <0.7 但し、 fF :第1レンズ群G1 の前群GF の焦点距離、 fw :広角端でのズームレンズの焦点距離、 K :第1レンズ群G1 において最も像側のレンズ面か
ら像側へ向かう方向を正とした時の第1レンズ群G1
最も像側のレンズ面から第1レンズ群G1 の後側主点ま
での軸上距離、 L :第1レンズ群G1 における前群GF の最も物体側
のレンズ面から後群GR の最も物体側のレンズ面までの
軸上距離、 である。
【0013】以下のおいて、上記条件(1)〜条件
(3)についての説明をする。条件(1)は第1レンズ
群G1 内の負の前群GF の最適な焦点距離の範囲を規定
するものである。条件(1)の上限を越えると、負の前
群GF の屈折力が弱くなり、第1レンズ群G1 全体では
レトロフォーカス型としての効果が薄れてしまう。これ
により、第1レンズ群G1 の後側主点を第1レンズ群G
1 の最も像側のレンズ面より像側に大きく離して位置さ
せるのが困難になるので、広角端でのバックフォーカス
の確保と望遠端での第1レンズ群G1 と第2レンズ群G
2 の群間隔の確保とを同時に達成するのが困難となり好
ましくない。反対に条件(1)の下限を越えると、負の
前群GF の屈折力が強くなり過ぎ、広角端におけるコマ
収差の補正が難しくなる。さらに、負の前群GF と正の
後群GR との相互の偏心公差が厳しくなるという欠点も
生じる。
【0014】条件(2)は第1レンズ群G1 の最も像側
のレンズ面から第1レンズ群G1 の後側主点までの最適
な軸上距離を規定するものである。条件(2)の上限を
越えると、第1レンズ群G1 は、その群の最も像側のレ
ンズ面と第1レンズ群G1 の後側主点とが極端に離れた
レトロフォーカス型の構成となる。このため、第1レン
ズ群G1 の後群GR のレンズ径の大型化を招くのみなら
ず、コマ収差、非点収差が悪化するため第1レンズ群G
1 のレンズ構成枚数の増加を招く。
【0015】反対に条件(2)の下限を越えると、第1
レンズ群G1 の最も像側のレンズ面と第1レンズ群G1
の後像主点までの距離が短くなり、広角端におけるバッ
クフォーカスの確保と望遠端における第1レンズ群G1
と第2レンズG2 との群間隔の確保とを同時に達成でき
なくなる。条件(3)は第1レンズ群G1 内の前群GF
の最も物体側のレンズ面から第1レンズ群G1 内の後群
R の最も物体側のレンズ面までの最適な軸上距離の範
囲を規定するものである。条件(3)の上限を越える
と、第1レンズ群G1 の軸上厚の増大、及び第1レンズ
群G1 の前群GF のレンズ径の増大を招き、レンズ系全
体が大型化するので好ましくない。反対に条件(3)の
下限を越えると、第1レンズ群G1 内の負の前群GF
正の後群GR とが接近する。このため、第1レンズ群G
1 の後側主点を第1レンズ群G1 の像側のレンズ面より
像側に大きく離して位置させようとすれば、第1レンズ
群G1 内の前群GF の屈折力をより強くせねばならず、
コマ収差、非点収差の悪化を招く。そこで、コマ収差、
非点収差を良好に補正しようとすると、第1レンズ群G
1 のレンズ構成枚数の増加を招き好ましくない。
【0016】なお、第1レンズ群G1 を5〜6枚程度の
少ないレンズ構成枚数で実現しつつ、コマ収差、非点収
差等の軸外諸収差をさらに良好に補正するには条件
(3)の下限値を0.16とするのが望ましい。さて、諸収
差をバランス良く補正するには、第1レンズ群G1 の後
群GR は、物体側に凸面を向けた正レンズと物体側に凹
面を向けたレンズと正レンズとを有することが望まし
く、さらにこの後群GR 中の物体側に凹面を向けたレン
ズは負レンズで構成することがより望ましい。
【0017】このように、後群GR が正・負・正のレン
ズを有する構成とすることにより、第1レンズ群全体と
してのパワー配置は負・正・負・正となり、諸収差をバ
ランスよく補正するのに好適な配置となる。特に、後群
R 中の最も物体側の正レンズは、前群GF 内で発生す
るコマ収差を補正する機能を持ち、そして後群GR 中の
物体側に凹面を向けたレンズは前群GF とともに、広角
端において負の第2レンズ群G2 で発生する正の歪曲収
差をバランス良く補正する機能を持つ。
【0018】さらにバランス良い収差補正を果たすに
は、以下の条件(4)〜(5)を満足することがより望
ましい。 (4) 0.6 <f1 /fw <0.95 (5) 0.38<M/fw <0.86 但し、 f1 :第1レンズ群G1 の焦点距離、 M :第1レンズ群G1 における後群GR の最も物体側
のレンズ面から最も像側のレンズ面までの軸上距離、 である。
【0019】条件(4)は第1レンズ群G1 の最適な焦
点距離を規定するものである。条件(4)の上限を越え
ると、広角端における第2レンズ群G2 の結像倍率β2
が1倍に近くなり、広角端では第2レンズ群G2 が著し
く像面に接近するため広角端でのバックフォーカスを十
分に確保できなくなり好ましくない。反対に条件(4)
の下限を越えると、第1レンズ群G1 の屈折力が過大と
なり、球面収差、像面弯曲、非点収差、コマ収差等の諸
収差を良好に補正するのが難しくなる。
【0020】なお、諸収差の補正をより容易にしながら
第1レンズ群G1 のレンズ構成枚数を少なく抑えるに
は、条件(4)の下限値を0.7とすることが望ましい。
また、条件(5)は第1レンズ群G1 の後群GR の最も
物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの最適な
距離を規定するものである。条件(5)の上限を越える
と、第1レンズ群G1 の軸上厚が大きくなり、レンズ系
全体の大型化を招くので好ましくない。反対に条件
(5)の下限を越えて第1レンズ群G1 の後群GR を小
型化しようとすると、歪曲収差、コマ収差等の軸外諸収
差の悪化を招くので良好なる結像性能を得ることが困難
となる。
【0021】また、第2レンズ群G2 は物体側から順に
正・負あるいは、正・負・負の構成とするのが諸収差の
補正とバックフォーカスの確保のために好適である。特
に第2レンズ群G2 の正レンズの像側面を凸面に、負レ
ンズの物体側面を凹面とするのが歪曲収差、コマ収差の
補正に適している。このとき、さらに以下の条件(6)
を満足することがより好ましい。 (6) 0.7 <|f2 /fw |<1.7 、f2 <0 但し、 f2 :第2レンズ群G2 の焦点距離、 である。
【0022】条件(6)は、諸収差の補正と変倍比の確
保とを同時に達成するために、第2レンズ群G2 の最適
な焦点距離を規定するものである。条件(6)の上限を
越えると、第2レンズ群G2 の屈折力が弱くなるため、
変倍に際する第2レンズ群G 2 の移動量が大きくなる。
この結果、所望の変倍比を得ようとすると、第1レンズ
群G1 と第2レンズ群G2 とが機械的に干渉するため十
分な変倍比を得るのが難しくなる。逆に条件(6)の下
限を越えると、第2レンズ群G2 の屈折力が大きくな
り、少ない移動量で所望の変倍比が得られるため高変倍
比化には有利であるが、歪曲収差、コマ収差等の諸収差
の補正が困難になり好ましくない。さらに、第1レンズ
群G1 と第2レンズ群G2 の相互の偏心公差も厳しくな
り、生産性の悪化につながる。
【0023】なお、第2レンズ群G2 中のいずれかのレ
ンズ面を非球面とすれば、歪曲収差、コマ収差、像面弯
曲等の軸外諸収差の補正に効果的である。さらに、倍率
色収差を良好に補正するためには、第1レンズ群G1
前群GF は、以下の条件(7)を満足する負レンズを有
することがより望ましい。 (7) νd >50 但し、 νd :第1レンズ群G1 の前群GF 中の負レンズのアッ
ベ数、 である。
【0024】
【実施例】図1〜図7はそれぞれ本発明の第1〜第13
実施例のレンズ構成図を示しており、各実施例とも正の
屈折力の第1レンズ群G1 と負の屈折力の第2レンズ群
とから成る2群構成の広角ズームレンズである。以下に
おいて、各図を参照しながら本発明による各実施例につ
いて具体的に説明する。
【0025】図1,図2,図4,図7にてそれぞれ示さ
れる第1,第2,第4及び第7実施例は基本的に同一の
レンズ構成を有しているため、第1実施例を示す図1を
代表して各レンズ群の具体的なレンズ構成を説明する。
図1に示される如く、第1レンズ群G1 は基本的には負
の屈折力の前群GF と正の屈折力の後群GR とから構成
され、所謂レトロフォーカス型の構成を有している。そ
して、第1レンズ群G1 における前群GFは物体側に凸
面を向けた負メニスカスレンズLF1で構成され、後群G
R は物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズLR1、両
凹形状の負レンズLR2と両凸形状の正レンズLR3とで接
合されて全体として物体側に凹面を向けたメニスカス形
状の接合負レンズ、両凸形状の正レンズLR4から構成さ
れ、第2レンズ群G2 は、像側に凸面を向けた正メニス
カスレンズL21と、物体側に凹面を向けた負メニスカス
レンズL22とから構成される。
【0026】図3,図10,図11にてそれぞれ示され
る第3,第10及び第11実施例では、第1レンズ群G
1 は上記第1,第2,第4及び第7実施例と基本的に同
一のレンズ構成であるが、第2レンズ群G2 は、像側に
凸面を向けた正メニスカスレンズL21と、物体側により
強い曲率の凹面を向けた負レンズL22と、物体側に凹面
を向けた負メニスカスレンズL23との3枚のレンズより
成る。
【0027】図5,図12にてそれぞれ示される第5及
び第12実施例では、第2レンズ群G2 は上記第1,第
2,第4及び第7実施例と基本的に同一のレンズ構成で
あるが、第1レンズ群G1 において前群GF は、物体側
に凸面を向けた負メニスカスレンズLF1もしくは像側に
より強い曲率の面を向けた負レンズLF1とからなり、後
群GR は物体側に凸面を向けた正レンズLR1及びLR2
両凹形状の負レンズL R3、両凸形状の正レンズLR4とで
接合されて全体として物体側に凹面を向けたメニスカス
形状の接合負レンズ、両凸形状の正レンズLR5との5枚
のレンズから構成される。
【0028】図6に示される第6実施例では、第1レン
ズ群G1 中の後群GR 及び第2レンズ群G2 は上記第
1,第2,第4及び第7実施例と基本的に同一のレンズ
構成であるが、前群GF は物体側に凸面を向けた負メニ
スカスレンズLF1、両凹形状の負レンズLF2との2枚の
負レンズから構成される。図8,図13にてそれぞれ示
される第8及び第13実施例では、第1レンズ群G1
おける前群GF は物体側に凸面を向けた負メニスカスレ
ンズLF1で構成され、後群GR は正レンズLR1及びLR2
と、両凹形状の負レンズLR3と両凸形状の正レンズLR4
とで接合されて全体として物体側に凹面を向けたメニス
カス形状の接合負レンズ、両凸形状の正レンズLR5との
5枚のレンズより構成される。そして、第2レンズ群G
2 は、像側により強い曲率の面を向けた正レンズL
21と、両凹形状の負レンズL22と、物体側に凹面を向け
た負メニスカスレンズL23との3枚のレンズから構成さ
れる。
【0029】図9に示される第9実施例では、第1レン
ズ群G1 中の後群GR 及び第2レンズ群G2 は上記第
1,第2,第4及び第7実施例と基本的に同一のレンズ
構成であるが、第1レンズ群G1 中の前群GF は、像側
により曲率の強い面を向けた負レンズLF1と、物体側に
より強い曲率の面を向けた正レンズLF2との2枚のレン
ズより成る。
【0030】ところで、第1,第2,第4,第7,第9
及び第12実施例では、軸外の諸収差をよりバランス良
く補正するために非球面を設けている。第1実施例では
第2レンズ群中の負メニスカスレンズL22の物体側面に
非球面が設けられており、第2,第4,第9,及び第1
2実施例では第2レンズ群中の正メニスカスレンズL 21
の像側面に非球面が設けられている。そして、第7実施
例では第2レンズ群中の正メニスカスレンズL21の物体
側面に非球面が設けられている。
【0031】以上にて述べた各実施例とも、広角端から
望遠端への変倍(ズーミング)は、各実施例とも例えば
図1に示す如く、第1レンズ群G1 と第2レンズ群G2
との群間隔が縮小するように両レンズ群が共に物体側へ
移動する。なお、各実施例とも絞りSは第1レンズ群G
1 の像側に配置されており、この絞りSはズーミング時
には第1レンズ群G1 と一体に移動する。第1〜第3実
施例、及び第5〜第13実施例における開放時での絞り
Sの口径はズーミング中一定である一方で、第4実施例
における開放時での絞りSの口径は、広角端から望遠端
へのズーミングに際し次第に大きくなる。これにより、
広角端でのコマ収差を良好に補正しながら、望遠端での
開放F値を小さくすることが可能になる。さて、以下に
おいてそれぞれ順に本発明における各実施例の諸元の値
及び条件対応数値を掲げる。
【0032】但し、諸元表の左端の数字は物体側からの
順序を表し、rはレンズ面の曲率半径、dはレンズ面間
隔、νはアッベ数、nはd線(λ=587.6nm )における
屈折率、fは全系の焦点距離、2ωは画角、FNOはFナ
ンバーを表している。また、諸元の値に示す非球面は、
光軸から垂直方向の高さhにおける各非球面の頂点の接
平面からの光軸方向に沿った距離をX(h)とし、基準
の近軸曲率半径をr、円錐定数をk、n次の非球面係数
をcn とするとき、 X(h)=(h2 /r)/〔1+(1−kh2 /r2 1/2 〕+c2 h2 +c4 h4 +c6 h6 +c8 h8 +c10h10 で表現している。また、円錐定数k及びn次の非球面係
数cn 中の右端のΕ-nは10-nを示している。
【0033】
【第1実施例】 2ω=80.9°〜65.7°、FNO=4.10〜5.65 第12面(非球面) 円錐定数: k = 1.00 非球面係数 c2=0.0 ,c4=-0.2810E-04,c6=-0.2017E-07 c8=-0.1980E-09,c10=-0.1268E-11 |fF /fw |=1.662 ,K/fw =0.141 ,L/fw
=0.259 f1 /fw =0.891 ,M/fw =0.563 ,|f2 /fw
|=1.417 νd =57.0
【0034】
【第2実施例】 2ω=80.8°〜48.5°、FNO=4.01〜7.87 第11面(非球面) 円錐定数: k = 1.00 非球面係数 c2=0.0, c4=-0.1125E-05, c6=-0.2433E-06 c8=0.1205E-08, c10=-0.7595E-11 |fF /fw |=2.010 ,K/fw =0.194 ,L/fw
=0.462 f1 /fw =0.850 ,M/fw =0.668 ,|f2 /fw
|=1.012 νd =69.9
【0035】
【第3実施例】2ω=73.5°〜53.6°、FNO=3.60〜5.
46 |fF /fw |=1.535 ,K/fw =0.158 ,L/fw
=0.309 f1 /fw =0.816 ,M/fw =0.514 ,|f2 /fw
|=1.250 νd =54.0
【0036】
【第4実施例】2ω=72.3°〜44.5°、FNO=4.50〜5.
62 第11面(非球面) 円錐定数: k = 1.00 非球面係数 c 2=0.0, c 4=-0.3536E-05,c 6=0.2223E-07 c 8=-0.1381E-09, c10=-0.1133E-10 |fF /fw |=1.698 ,K/fw =0.163 ,L/fw
=0.309 f1 /fw =0.776 ,M/fw =0.573 ,|f2 /fw
|=0.997 νd =57.0
【0037】
【第5実施例】 2ω=73.1°〜44.7°、FNO=3.60〜6.68 |fF /fw |=1.444 ,K/fw =0.138 ,L/fw
=0.312 f1 /fw =0.776 ,M/fw =0.614 ,|f2 /fw
|=0.997 νd =69.9
【0038】
【第6実施例】 2ω=72.6°〜44.5°、FNO=3.60〜6.69 |fF /fw |=1.189 ,K/fw =0.162 ,L/fw
=0.340 f1 /fw =0.776 ,M/fw =0.521 ,|f2 /fw
|=0.997 νd =55.6(LF1) ,νd =60.1(LF2)
【0039】
【第7実施例】 2ω=72.6°〜35.3°、FNO=3.60〜8.49 第10面(非球面) 円錐定数: k = 1.00 非球面係数 c 2=0.0, c 4=0.2427E-04, c 6=0.2213E-06 c 8=0.1675E-09, c10=0.4614E-11 |fF /fw |=1.642 ,K/fw =0.162 ,L/fw
=0.333 f1 /fw =0.816 ,M/fw =0.557 ,|f2 /fw
|=0.902 νd =57.0
【0040】
【第8実施例】 2ω=81.7°〜50.4°、FNO=4.00〜7.61 |fF /fw |=0.940 ,K/fw =0.309 ,L/fw
=0.297 f1 /fw =0.761 ,M/fw =0.722 ,|f2 /fw
|=1.021 νd =70.1
【0041】
【第9実施例】 2ω=81.0°〜50.5°、FNO=4.01〜7.63 第13面(非球面) 円錐定数: k = 1.00 非球面係数 c 2=0.0, c 4=-0.1305E-04, c 6=-0.2596E-06 c 8=0.5319E-08, c10=-0.5783E-10 |fF /fw |=1.881 ,K/fw =0.184 ,L/fw
=0.325 f1 /fw =0.803 ,M/fw =0.655 ,|f2 /fw
|=0.959 νd =70.1
【0042】
【第10実施例】 2ω=81.4°〜50.1°、FNO=4.00〜7.61 |fF /fw |=1.217 ,K/fw =0.295 ,L/fw
=0.393 f1 /fw =0.771 ,M/fw =0.619 ,|f2 /fw
|=1.047 νd =70.1
【0043】
【第11実施例】 2ω=81.0°〜49.9°、FNO=4.01〜7.63 |fF /fw |=1.060 ,K/fw =0.326 ,L/fw
=0.372 f1 /fw =0.765 ,M/fw =0.604 ,|f2 /fw
|=1.030 νd =55.6
【0044】
【第12実施例】 2ω=80.9°〜50.1°、FNO=4.00〜7.61 第13面(非球面) 円錐定数: k = 1.00 非球面係数 c 2=0.0, c 4=-0.1752E-04, c 6=-0.1528E-06 c 8=0.1863E-08, c10=-0.2984E-10 |fF /fw |=1.191 ,K/fw =0.195 ,L/fw
=0.297 f1 /fw =0.804 ,M/fw =0.722 ,|f2 /fw
|=0.967 νd =70.1
【0045】
【第13実施例】 2ω=80.9°〜50.0°、FNO=4.00〜7.61 |fF /fw |=1.447 ,K/fw =0.324 ,L/fw
=0.462 f1 /fw =0.777 ,M/fw =0.722 ,|f2 /fw
|=1.018 νd =70.1 以上の各諸元の値より、各実施例のレンズ系とも、7枚
から9枚程度の少ないレンズ構成枚数でコンパクトに構
成されていることが分かる。
【0046】また、第1〜第13実施例における広角端
での諸収差図をそれぞれ図14、図17,図20,図2
3,図26,図29,図32,図35,図38,図4
1,図44,図47,図50に示しており、第1〜第1
3実施例における中間焦点距離状態での諸収差図をそれ
ぞれ図15、図18,図21,図24,図27,図3
0,図33,図36,図39,図42,図45,図4
8,図51に示している。そして、第1〜第13実施例
における望遠端での諸収差図をそれぞれ図16、図1
9,図22,図25,図28,図31,図34,図3
7,図40,図43,図46,図49,図52に示して
いる。なお、各収差図中の点線はメリジオナル像面を、
実線はサジタル像面それそれ示している。
【0047】各収差図の比較より、広角端では73°〜81
°にも達する広画角化が図られているにもかかわらず、
広角端から望遠端にわたり優れた結像性能を有している
ことが分かる。ところで、第1レンズ群中の前群G
F は、広角化を図るという観点に立てば原理的には複数
枚の負レンズで構成することが可能であり、さらに前群
F において弱い屈折力の正レンズを含むように例えば
以下の(a)〜(d)の如く構成することも原理的には
可能である。 (a)前群GF が物体側より順に弱い屈折力の正レンズ
F1と1枚以上の負レンズLF2,LF3・・・・・・LFKとから
構成される場合、(b)前群GF が物体側より順に1枚
以上の負レンズLF1,LF2・・・・・・LFK-1と弱い屈折力の
正レンズLFKとから構成される場合、(c)前群GF
物体側より順に1枚以上の負レンズLF1,LF2・・・・・・L
FK-2と弱い屈折力の正レンズLFK-1と1枚以上の負レン
ズLFK・・・・・・LFnとから構成される場合、(d)前群G
F が物体側より順に弱い屈折力の正レンズLF1と1枚以
上の負レンズLF2,LF3・・・・・・LFK-1と弱い屈折力の正
レンズLFKから構成される場合、が可能である。
【0048】しかしながら、レンズ系のコンパクト化、
軽量化、コストの低減を図るためには、第1レンズ群中
の前群GF は1枚〜2枚程度のレンズで構成することが
好ましく、より好ましくは上記の各実施例にて示した如
く、第1レンズ群中の前群G F は、1枚の負レンズ,2
枚の負レンズ,あるいは1枚の負レンズと1枚の正レン
ズとで構成することが良い。
【0049】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、コンパク
トな形状を維持しながらも画角が70°〜80°にも達し、
しかも広角端から望遠端にわたり優れた結像性能を有す
る広角ズームレンズを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施例のレンズ構成図。
【図2】本発明による第2実施例のレンズ構成図。
【図3】本発明による第3実施例のレンズ構成図。
【図4】本発明による第4実施例のレンズ構成図。
【図5】本発明による第5実施例のレンズ構成図。
【図6】本発明による第6実施例のレンズ構成図。
【図7】本発明による第7実施例のレンズ構成図。
【図8】本発明による第8実施例のレンズ構成図。
【図9】本発明による第9実施例のレンズ構成図。
【図10】本発明による第10実施例のレンズ構成図。
【図11】本発明による第11実施例のレンズ構成図。
【図12】本発明による第12実施例のレンズ構成図。
【図13】本発明による第13実施例のレンズ構成図。
【図14】本発明による第1実施例の広角端での諸収差
図。
【図15】本発明による第1実施例の中間焦点距離状態
での諸収差図。
【図16】本発明による第1実施例の望遠端での諸収差
図。
【図17】本発明による第2実施例の広角端での諸収差
図。
【図18】本発明による第2実施例の中間焦点距離状態
での諸収差図。
【図19】本発明による第2実施例の望遠端での諸収差
図。
【図20】本発明による第3実施例の広角端での諸収差
図。
【図21】本発明による第3実施例の中間焦点距離状態
での諸収差図。
【図22】本発明による第3実施例の望遠端での諸収差
図。
【図23】本発明による第4実施例の広角端での諸収差
図。
【図24】本発明による第4実施例の中間焦点距離状態
での諸収差図。
【図25】本発明による第4実施例の望遠端での諸収差
図。
【図26】本発明による第5実施例の広角端での諸収差
図。
【図27】本発明による第5実施例の中間焦点距離状態
での諸収差図。
【図28】本発明による第5実施例の望遠端での諸収差
図。
【図29】本発明による第6実施例の広角端での諸収差
図。
【図30】本発明による第6実施例の中間焦点距離状態
での諸収差図。
【図31】本発明による第6実施例の望遠端での諸収差
図。
【図32】本発明による第7実施例の広角端での諸収差
【図33】本発明による第7実施例の中間焦点距離状態
での諸収差図。
【図34】本発明による第7実施例の望遠端での諸収差
図。
【図35】本発明による第8実施例の広角端での諸収差
図。
【図36】本発明による第8実施例の中間焦点距離状態
での諸収差図。
【図37】本発明による第8実施例の望遠端での諸収差
図。
【図38】本発明による第9実施例の広角端での諸収差
図。
【図39】本発明による第9実施例の中間焦点距離状態
での諸収差図。
【図40】本発明による第9実施例の望遠端での諸収差
図。
【図41】本発明による第10実施例の広角端での諸収
差図。
【図42】本発明による第10実施例の中間焦点距離状
態での諸収差図。
【図43】本発明による第10実施例の望遠端での諸収
差図。
【図44】本発明による第11実施例の広角端での諸収
差図。
【図45】本発明による第11実施例の中間焦点距離状
態での諸収差図。
【図46】本発明による第11実施例の望遠端での諸収
差図。
【図47】本発明による第12実施例の広角端での諸収
差図。
【図48】本発明による第12実施例の中間焦点距離状
態での諸収差図。
【図49】本発明による第12実施例の望遠端での諸収
差図。
【図50】本発明による第13実施例の広角端での諸収
差図。
【図51】本発明による第13実施例の中間焦点距離状
態での諸収差図。
【図52】本発明による第13実施例の望遠端での諸収
差図。
【主要部分の符号の説明】
1 ・・・・・・・・第1レンズ群 G2 ・・・・・・・・第2レンズ群 GF ・・・・・・・・前群 GR ・・・・・・・・後群

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より順に、正の屈折力の第1レンズ
    群G1 と負の屈折力の第2レンズ群G2 を有し、該両レ
    ンズ群の群間隔を変化させることによりズーミングを行
    うズームレンズにおいて、 前記第1レンズ群G1 は、物体側より順に、負の屈折力
    の前群GF と正の屈折力の後群GR とから構成され、前
    記前群GFは少なくとも1枚の負レンズを有し、前記後
    群GR は少なくとも2枚の正レンズを有し、 さらに、以下の条件を満足することを特徴とする広角ズ
    ームレンズ。 (1) 0.91<|fF /fw |<4、fF <0 (2) 0.1 < K /fw <0.4 (3) 0.1 < L /fw <0.7 但し、 fF :第1レンズ群G1 の前群GF の焦点距離、 fw :広角端でのズームレンズの焦点距離、 K :第1レンズ群G1 において最も像側のレンズ面か
    ら像側へ向かう方向を正とした時の第1レンズ群G1
    最も像側のレンズ面から第1レンズ群G1 の後側主点ま
    での軸上距離、 L :第1レンズ群G1 における前群GF の最も物体側
    のレンズ面から後群GR の最も物体側のレンズ面までの
    軸上距離、 である。
  2. 【請求項2】前記後群GR は、物体側に凸面を向けた正
    レンズと、物体側に凹面を向けたレンズと、正レンズと
    を有し、さらに以下の条件を満足することを特徴とする
    請求項1記載の広角ズームレンズ。 (4) 0.6 <f1 /fw <0.95 (5) 0.38<M/fw <0.86 但し、 f1 :第1レンズ群G1 の焦点距離、 M :第1レンズ群G1 における後群GR の最も物体側
    のレンズ面から最も像側のレンズ面までの軸上距離、で
    ある。
  3. 【請求項3】前記第2レンズ群G2 は、物体側から順
    に、像側に凸面を向けた正レンズと、物体側に凹面を向
    けた負レンズとを少なくとも1枚ずつ有し、さらに以下
    の条件を満足することを特徴とする特許請求の範囲第2
    項記載の広角ズームレンズ。 (6) 0.7 <|f2 /fw |<1.7 、f2 <0 但し、 f2 :第2レンズ群G2 の焦点距離、 である。
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