JP2910206B2 - コンパクトなズームレンズ - Google Patents
コンパクトなズームレンズInfo
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- G02B15/142—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having two groups only
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はズームレンズ、特に35mmレンズシャッター式
のコンパクトカメラに適したズームレンズに関するもの
である。
のコンパクトカメラに適したズームレンズに関するもの
である。
近年レンズシャッター式コンパクトカメラの分野でも
急速にズーム化が進み、ズームレンズを装着した製品が
種々市場に提供されて来ている。そしてこの種のズーム
レンズはコスト上から最も簡単で、かつ小型に構成でき
る正負の2群タイプのズームレンズが主流となってい
る。
急速にズーム化が進み、ズームレンズを装着した製品が
種々市場に提供されて来ている。そしてこの種のズーム
レンズはコスト上から最も簡単で、かつ小型に構成でき
る正負の2群タイプのズームレンズが主流となってい
る。
特に、最近では、仕様の高度化が増々進み、広角端62
゜程度の広画角を含みズーム比が2倍以上に達するもの
が提案されている。例えば、特開平2−50118号公報で
は、広角端62゜程度の画角を含み、ズーム比2.83倍にも
達するズームレンズが提案されている。
゜程度の広画角を含みズーム比が2倍以上に達するもの
が提案されている。例えば、特開平2−50118号公報で
は、広角端62゜程度の画角を含み、ズーム比2.83倍にも
達するズームレンズが提案されている。
上述の特開平2−50118号公報に開示されているズー
ムレンズは、後述する本発明で提供しようとする仕様は
満たされているものの、レンズ全長を短かく構成しよう
とするあまり、各レンズ群でのパワーが強い。このた
め、特に第2レンズ群G2は4枚構成となっている。しか
も、バックフォーカスが1.4mm〜0.5mmと極端に短かいた
めに、最後部のレンズ径は32mm〜36mmにも達し、この種
のレンズとしてはかなり大きい。この結果、実際にカメ
ラを構成しようとした場合、以下の如き問題が生じる。
ムレンズは、後述する本発明で提供しようとする仕様は
満たされているものの、レンズ全長を短かく構成しよう
とするあまり、各レンズ群でのパワーが強い。このた
め、特に第2レンズ群G2は4枚構成となっている。しか
も、バックフォーカスが1.4mm〜0.5mmと極端に短かいた
めに、最後部のレンズ径は32mm〜36mmにも達し、この種
のレンズとしてはかなり大きい。この結果、実際にカメ
ラを構成しようとした場合、以下の如き問題が生じる。
(a)大型の第2レンズ群G2のレンズがズームに際し移
動するので、偏芯精度を確保するのが困難。
動するので、偏芯精度を確保するのが困難。
(b)フィルム面の近傍に大型の第2レンズ群G2のレン
ズが位置するため、カメラをコンパクトに構成しようと
するレンズを矩形に加工する必要が生じ、レンズの芯出
しが困難となる。
ズが位置するため、カメラをコンパクトに構成しようと
するレンズを矩形に加工する必要が生じ、レンズの芯出
しが困難となる。
(c)フィルム面と第2レンズ群G2のレンズが極端に近
接するので、レンズに付着したゴミ等が写り込む可能性
が大きく、フィルム面とレンズ面の反射によるゴースト
も発生し易い。
接するので、レンズに付着したゴミ等が写り込む可能性
が大きく、フィルム面とレンズ面の反射によるゴースト
も発生し易い。
更に、特開平2−50118号公報の各実施例とも、結像
性能の向上を図る為に、2〜3面の非球面を使用してお
り、またこれに加えてフローティングを採用しているも
のも有り、コスト上の制約が厳しいコンパクトカメラ用
のレンズとしては適するものとなっていない。
性能の向上を図る為に、2〜3面の非球面を使用してお
り、またこれに加えてフローティングを採用しているも
のも有り、コスト上の制約が厳しいコンパクトカメラ用
のレンズとしては適するものとなっていない。
本発明では上記の問題を解決し、実用上においてコン
パクトカメラに好適で62゜程度の高画角を含み、2.83倍
にも達するズーム比を確保しながらも優れた結像性能を
有する安価なズームレンズを提供することを目的として
いる。
パクトカメラに好適で62゜程度の高画角を含み、2.83倍
にも達するズーム比を確保しながらも優れた結像性能を
有する安価なズームレンズを提供することを目的として
いる。
本発明は上記の目的を達成する為、以下の如き構成を
特徴とするものである。
特徴とするものである。
即ち、正の屈折力を持つ第1レンズ群G1と、負の屈折
力を持つ第2レンズ群G2とを有し、該両レンズ群の間隔
を変化させて変倍を行うズームレンズに於いて、 前記第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸
面を向けた正メニスカス形状の第1レンズ成分L1、物体
側へより強い曲率の凹面を向けて大きな軸上厚を持つ負
メニスカス形状の第2レンズ成分L2、正の屈折力を持つ
第3レンズ成分L3、これと同じく正の屈折力を持つ第4
レンズ成分L4、正の屈折力を持つ第5レンズ成分L5、該
第5レンズ成分L5近傍に配置された絞りSとを有し、 前記第2レンズ群G2は、物体側から順に、像側に凸面
を向けた正メニスカス形状の第6レンズ成分L6、物体側
により強い曲率の凹面を向けた負メニスカス形状の第7
レンズ成分L7、同じく物体側により強い曲率の凹面を向
けた負メニスカス形状の第8レンズ成分L8とを有し、 以下の条件を満足するものである。
力を持つ第2レンズ群G2とを有し、該両レンズ群の間隔
を変化させて変倍を行うズームレンズに於いて、 前記第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸
面を向けた正メニスカス形状の第1レンズ成分L1、物体
側へより強い曲率の凹面を向けて大きな軸上厚を持つ負
メニスカス形状の第2レンズ成分L2、正の屈折力を持つ
第3レンズ成分L3、これと同じく正の屈折力を持つ第4
レンズ成分L4、正の屈折力を持つ第5レンズ成分L5、該
第5レンズ成分L5近傍に配置された絞りSとを有し、 前記第2レンズ群G2は、物体側から順に、像側に凸面
を向けた正メニスカス形状の第6レンズ成分L6、物体側
により強い曲率の凹面を向けた負メニスカス形状の第7
レンズ成分L7、同じく物体側により強い曲率の凹面を向
けた負メニスカス形状の第8レンズ成分L8とを有し、 以下の条件を満足するものである。
(1) 78<f1Z<90 (2) 65<|f2Z|85 (3) 3.0<β2T<3.7 (4) (5) 1.0<fL8/f2/1.8 (6)−1.60<fL2a/DS<−1.10 但し、 f1:第1レンズ群G1の焦点距離 f2:第2レンズ群G2の焦点距離 Z:ズーム比 β2T:望遠端での第2レンズ群G2の倍率 ra:第2レンズ群中の第7レンズ成分L7の物体側の曲率
半径 rb:第2レンズ群中の第7レンズ成分L7の像側の曲率半
径 fL8:第2レンズ群中の第8レンズ成分L8の焦点距離 fL2a:第1レンズ群中の第2レンズ成分L2の物体側の面
の焦点距離 DS:絞りSから第1レンズ群中の第2レンズ成分L2の物
体側面までの軸上距離 である。
半径 rb:第2レンズ群中の第7レンズ成分L7の像側の曲率半
径 fL8:第2レンズ群中の第8レンズ成分L8の焦点距離 fL2a:第1レンズ群中の第2レンズ成分L2の物体側の面
の焦点距離 DS:絞りSから第1レンズ群中の第2レンズ成分L2の物
体側面までの軸上距離 である。
本発明の如きズームレンズを構成しようとするとき、
コンパクトカメラ用に適したものとするため、極力小型
化を図る必要がある。その為には、各レンズ群の屈折力
をある程度強く構成せねばならず、ペッツバール和の補
正、諸収差の変倍に伴う変動、諸収差の画角に伴う変化
等の補正が大変困難になって来る。また、これらの中で
も特に広角端で発生する正の歪曲収差及び像面湾曲を如
何に解決するかが課題となる。
コンパクトカメラ用に適したものとするため、極力小型
化を図る必要がある。その為には、各レンズ群の屈折力
をある程度強く構成せねばならず、ペッツバール和の補
正、諸収差の変倍に伴う変動、諸収差の画角に伴う変化
等の補正が大変困難になって来る。また、これらの中で
も特に広角端で発生する正の歪曲収差及び像面湾曲を如
何に解決するかが課題となる。
これらの課題をバランスよく解決する為に見出した条
件が、(1)〜(6)の式である。
件が、(1)〜(6)の式である。
条件(1)〜(3)は、レンズ系を良好な結像性能を
維持しつつコンパクトに構成するための最適な条件であ
る。
維持しつつコンパクトに構成するための最適な条件であ
る。
条件(1)、(2)はズーム比と第1、第2レンズ群
の焦点距離に係わるものである。
の焦点距離に係わるものである。
条件(1)の上限を越えて、ズーム比に比べて第1レ
ンズ群G1のパワーが小さくなる場合には、第2レンズ群
G2のとる倍率は小さくなる。これは収差補正において有
利であるものの、バックフォーカスも短かくなり、第2
レンズ群の径は増大しレンズ全長が長くなる。この結
果、レンズ系は大型化して、レンズ系のコンパクト化が
達成できない。また、条件(1)の上限を越えて、第1
レンズ群G1の焦点距離に比べてズーム比が大きい場合に
は、望遠端での明るさが不足し球面収差の補正が困難と
なる。
ンズ群G1のパワーが小さくなる場合には、第2レンズ群
G2のとる倍率は小さくなる。これは収差補正において有
利であるものの、バックフォーカスも短かくなり、第2
レンズ群の径は増大しレンズ全長が長くなる。この結
果、レンズ系は大型化して、レンズ系のコンパクト化が
達成できない。また、条件(1)の上限を越えて、第1
レンズ群G1の焦点距離に比べてズーム比が大きい場合に
は、望遠端での明るさが不足し球面収差の補正が困難と
なる。
逆に条件(1)の下限を越えて、ズーム比に比べて第
1レンズ群G1の焦点距離が短かくなる場合には、第2レ
ンズ群G2の使用倍率が大きくなる。従って第1レンズ群
G1の明るさは不足し球面収差の補正が困難となり、第2
レンズ群G2でもコマ収差、像面の画角による変化が大と
なってこれの補正が困難となる。また、条件(1)の下
限を越えて、第1レンズ群G1の焦点距離に比べズーム比
が小さい場合には、レンズ系の仕様に比し光学系は大型
化してしまう。
1レンズ群G1の焦点距離が短かくなる場合には、第2レ
ンズ群G2の使用倍率が大きくなる。従って第1レンズ群
G1の明るさは不足し球面収差の補正が困難となり、第2
レンズ群G2でもコマ収差、像面の画角による変化が大と
なってこれの補正が困難となる。また、条件(1)の下
限を越えて、第1レンズ群G1の焦点距離に比べズーム比
が小さい場合には、レンズ系の仕様に比し光学系は大型
化してしまう。
次に条件(2)の上限を越えて、ズーム比に比べ第2
レンズ群G2のパワーが弱くなる場合には、レンズ全長が
増大し、変倍による第2レンズ群G2の移動量も相対的に
多くなり好ましくない。また、条件(2)の上限を越え
て、第2レンズ群G2の焦点距離に比してズーム比が大き
い場合には、第2レンズ群G2は高い倍率変化を荷なわね
ばならず、コマ収差の非対称成分、画角による像面及び
歪曲収差の曲りを生じ、これらの補正が困難となる。
レンズ群G2のパワーが弱くなる場合には、レンズ全長が
増大し、変倍による第2レンズ群G2の移動量も相対的に
多くなり好ましくない。また、条件(2)の上限を越え
て、第2レンズ群G2の焦点距離に比してズーム比が大き
い場合には、第2レンズ群G2は高い倍率変化を荷なわね
ばならず、コマ収差の非対称成分、画角による像面及び
歪曲収差の曲りを生じ、これらの補正が困難となる。
逆に条件(2)の下限を越えて、ズーム比に比べて第
2レンズ群G2のパワーが大きくなる場合には、第2レン
ズ群G2の変倍による移動量は小さく、しかもレンズ全長
は短かくなるが、バックフォーカスが短かくなって第2
レンズ群G2のレンズ径の大型化を招くので好ましくな
い。また、条件(2)の下限を越えて、第2レンズ群G2
の焦点距離に比べてズーム比が小さい場合は、レンズ系
の仕様に比しレンズ系が大型化する。
2レンズ群G2のパワーが大きくなる場合には、第2レン
ズ群G2の変倍による移動量は小さく、しかもレンズ全長
は短かくなるが、バックフォーカスが短かくなって第2
レンズ群G2のレンズ径の大型化を招くので好ましくな
い。また、条件(2)の下限を越えて、第2レンズ群G2
の焦点距離に比べてズーム比が小さい場合は、レンズ系
の仕様に比しレンズ系が大型化する。
条件(3)の上限を越えると第2レンズ群G2が担うべ
き倍率が大きくなり、第1レンズ群G1のパワーも大きく
構成せねばならない。このため、明るさの確保が困難と
なり、第2レンズ群G2も3枚構成とすると収差補正のた
めの自由度が不足し、コマの非対称成分、画角による像
面及び歪曲収差の変動が発生し、これらの補正が困難と
なる。
き倍率が大きくなり、第1レンズ群G1のパワーも大きく
構成せねばならない。このため、明るさの確保が困難と
なり、第2レンズ群G2も3枚構成とすると収差補正のた
めの自由度が不足し、コマの非対称成分、画角による像
面及び歪曲収差の変動が発生し、これらの補正が困難と
なる。
反対に条件(3)の下限を越えると、第2レンズ群G2
の担うべき倍率が小さくなって、広角端のバックフォー
カスが短かくなり、第2レンズ群G2のレンズ径が大きく
なるので好ましくない。
の担うべき倍率が小さくなって、広角端のバックフォー
カスが短かくなり、第2レンズ群G2のレンズ径が大きく
なるので好ましくない。
条件(4)は像面湾曲をバランス良く補正するための
第7レンズ成分L7の最適な形状に関する条件である。光
学系の収差補正の基本は、各面で発生する収差量を出来
るだけ少く構成することである。第2レンズ群G2では、
広角端で画面周辺に結像する光束は光軸から最も離れた
所を通過する。かかる光束に対しては、メニスカス形状
のレンズを配置する必要がある。
第7レンズ成分L7の最適な形状に関する条件である。光
学系の収差補正の基本は、各面で発生する収差量を出来
るだけ少く構成することである。第2レンズ群G2では、
広角端で画面周辺に結像する光束は光軸から最も離れた
所を通過する。かかる光束に対しては、メニスカス形状
のレンズを配置する必要がある。
条件(4)の上限を越えると、画角による像面弯曲の
変動が発生し、また広角端と望遠端とにおいて同じ像高
で結像する光束が第7レンズ成分L7を通過する時の位置
が著しく異るので、変倍に伴う収差バランスをとること
が不可能となる。反対に条件(4)の下限を越えると、
第7レンズ成分L7の物体側の凹面の曲率が強いメニスカ
スレンズ形状となってこのレンズ成分の主点位置が物体
側へ移動する。このため、バックフォーカスの確保が困
難となり、第2レンズ群G2のレンズ径の大型化を招くの
で、レンズ系のコンパクト化が望めない。
変動が発生し、また広角端と望遠端とにおいて同じ像高
で結像する光束が第7レンズ成分L7を通過する時の位置
が著しく異るので、変倍に伴う収差バランスをとること
が不可能となる。反対に条件(4)の下限を越えると、
第7レンズ成分L7の物体側の凹面の曲率が強いメニスカ
スレンズ形状となってこのレンズ成分の主点位置が物体
側へ移動する。このため、バックフォーカスの確保が困
難となり、第2レンズ群G2のレンズ径の大型化を招くの
で、レンズ系のコンパクト化が望めない。
条件(5)は、特に広角端で発生する正の歪曲収差の
補正に係わるものである。条件(5)の上限を越える
と、第2レンズ群G2に於ける第8レンズ成分L8のパワー
が小さくなるので、第6レンズ成分L6及び第7レンズ成
分L7でのパワーを強くして、この両レンズでのパワーの
負担を大きくせねばならない。この結果、像面弯曲の画
角変化及び像面弯曲の変倍による変動が増大し、さらに
コマ収差の非対称成分も増大する。
補正に係わるものである。条件(5)の上限を越える
と、第2レンズ群G2に於ける第8レンズ成分L8のパワー
が小さくなるので、第6レンズ成分L6及び第7レンズ成
分L7でのパワーを強くして、この両レンズでのパワーの
負担を大きくせねばならない。この結果、像面弯曲の画
角変化及び像面弯曲の変倍による変動が増大し、さらに
コマ収差の非対称成分も増大する。
条件(5)の下限を越えると、第8レンズ成分L8のパ
ワーが強くなり、広角端にて大きく正の歪曲収差が発生
し、これの補正が困難となる。
ワーが強くなり、広角端にて大きく正の歪曲収差が発生
し、これの補正が困難となる。
条件(6)も広角端に於ける正の歪曲収差に関するも
のである。前にも述べた如く、本発明に係わるズームタ
イプでは、本質的に第2レンズ群G2で大きな正の歪曲収
差が発生する。これを打消す為に第1レンズ群G1で負の
歪曲収差を発生させて、全体として良好な歪曲を得てい
る。
のである。前にも述べた如く、本発明に係わるズームタ
イプでは、本質的に第2レンズ群G2で大きな正の歪曲収
差が発生する。これを打消す為に第1レンズ群G1で負の
歪曲収差を発生させて、全体として良好な歪曲を得てい
る。
本発明においては、第1レンズ成分L1の正レンズをメ
ニスカス形状とし、この第1レンズ成分L1で発生する正
の歪曲収差を極力押え、第2レンズ成分L2の物体側の
面、即ち絞りからなるべく離れた所に負のパワーを持つ
面を設け負の歪曲収差を発生させることにより、全体と
して歪曲収差をバランス良く補正している。
ニスカス形状とし、この第1レンズ成分L1で発生する正
の歪曲収差を極力押え、第2レンズ成分L2の物体側の
面、即ち絞りからなるべく離れた所に負のパワーを持つ
面を設け負の歪曲収差を発生させることにより、全体と
して歪曲収差をバランス良く補正している。
この条件(6)は第2レンズ成分L2の物体側の凹面の
面パワーとその絞りからの位置を規定するものである。
条件(6)の下限を越えると、第2レンズ成分L2の物体
側の面にて発生する負の歪曲収差量が少くなり、もはや
第2レンズ群G2で発生する大きな正の歪曲収差で打ち消
すことが不可能となる。
面パワーとその絞りからの位置を規定するものである。
条件(6)の下限を越えると、第2レンズ成分L2の物体
側の面にて発生する負の歪曲収差量が少くなり、もはや
第2レンズ群G2で発生する大きな正の歪曲収差で打ち消
すことが不可能となる。
反対に条件(6)の上限を越えると第2レンズ成分L2
の物体側面の負のパワーは大きくなり過ぎる。このた
め、第2レンズ成分L2の物体側面で発生する負の歪曲収
差が増大し、この負の歪曲収差によって第2レンズ群G2
で発生する正の歪曲収差を相殺できたとしても、コマ収
差の非対称成分やサジッタルコマが発生し、これらの収
差の補正が困難となる。また、絞りSから第2レンズ成
分L2の物体側面までの距離が長くなるので、レンズの軸
上厚が増大しレンズ系が大形化し好ましくない。
の物体側面の負のパワーは大きくなり過ぎる。このた
め、第2レンズ成分L2の物体側面で発生する負の歪曲収
差が増大し、この負の歪曲収差によって第2レンズ群G2
で発生する正の歪曲収差を相殺できたとしても、コマ収
差の非対称成分やサジッタルコマが発生し、これらの収
差の補正が困難となる。また、絞りSから第2レンズ成
分L2の物体側面までの距離が長くなるので、レンズの軸
上厚が増大しレンズ系が大形化し好ましくない。
さて、本発明のズームレンズは、35mm版(ライカサイ
ズ)のフィルムに換算すると望遠側の焦点距離が102mm
にも達するものであり、このような望遠側での色収差、
特に倍率の色収差の補正が困難である。
ズ)のフィルムに換算すると望遠側の焦点距離が102mm
にも達するものであり、このような望遠側での色収差、
特に倍率の色収差の補正が困難である。
このため、望遠側での色収差の補正をバランスよく達
成する為に次の条件を満たすことが望ましい。
成する為に次の条件を満たすことが望ましい。
(7)40<νL8<70 (8)35<νL1<61 (9)32<νL6<50 (10) 但し、 νLi:Liレンズ成分のアッベ数 rc:第6レンズ成分L6の物体側の曲率半径 rd:第6レンズ成分L6の像側の曲率半径 である。
条件(7)及び(8)は、倍率の色収差と軸上の色収
差のバランスを図るものである。本発明のズームレンズ
では、高変倍比を達成しかつ小形化を図るために、各レ
ンズ群をある程度強いパワーで構成せねばならない。こ
のため、第2レンズ群G2に於いて倍率の色収差の正方向
への曲がりが発生する。これを補正するには、第8レン
ズ成分L8は低分散の硝材で構成する必要がある。条件
(7)は第8レンズ成分L8の最適なアッベ数の範囲を規
定するものである。条件(7)の上限は、第8レンズ成
分L8が負レンズであることから低い屈折率の硝材は使え
ず、これの屈折率が1.5以上のものが必要なので、実在
する硝材からおのずと定まり、これにより決定したもの
である。
差のバランスを図るものである。本発明のズームレンズ
では、高変倍比を達成しかつ小形化を図るために、各レ
ンズ群をある程度強いパワーで構成せねばならない。こ
のため、第2レンズ群G2に於いて倍率の色収差の正方向
への曲がりが発生する。これを補正するには、第8レン
ズ成分L8は低分散の硝材で構成する必要がある。条件
(7)は第8レンズ成分L8の最適なアッベ数の範囲を規
定するものである。条件(7)の上限は、第8レンズ成
分L8が負レンズであることから低い屈折率の硝材は使え
ず、これの屈折率が1.5以上のものが必要なので、実在
する硝材からおのずと定まり、これにより決定したもの
である。
逆に条件(7)の下限は高屈折率のものの確保は容易
であるが、この下限値を越えると、第8レンズ成分L8の
アッベ数は高分散となり、広角端での倍率の色収差の正
方向への曲りが大きく発生し、これを補正することが不
可能となる。
であるが、この下限値を越えると、第8レンズ成分L8の
アッベ数は高分散となり、広角端での倍率の色収差の正
方向への曲りが大きく発生し、これを補正することが不
可能となる。
条件(8)は条件(7)の下で、軸上の色収差を良好
に補正する為のものである。条件(7)の範囲外では、
広角端と望遠端での軸上の色収差の変動が大きくなり好
ましくない。
に補正する為のものである。条件(7)の範囲外では、
広角端と望遠端での軸上の色収差の変動が大きくなり好
ましくない。
条件(9)及び(10)は条件(8)を更に補うもので
ある。硝子材料の分散値は自ずと限界があり、本発明の
目的としている仕様では、広角端にて倍率の色収差の正
方向への曲りが残ってしまう。そこで、第6レンズ成分
L6の正レンズで負の倍率の色収差を発生させて打ち消し
を図るために、条件(9)及び(10)は第6レンズ成分
L6のとる最適なアッベ数と最適な形状の範囲を規定する
ものである。
ある。硝子材料の分散値は自ずと限界があり、本発明の
目的としている仕様では、広角端にて倍率の色収差の正
方向への曲りが残ってしまう。そこで、第6レンズ成分
L6の正レンズで負の倍率の色収差を発生させて打ち消し
を図るために、条件(9)及び(10)は第6レンズ成分
L6のとる最適なアッベ数と最適な形状の範囲を規定する
ものである。
条件(9)の範囲を越えると、軸上の色収差と倍率の
色収差とをバランス良く補正することが困難となる。
色収差とをバランス良く補正することが困難となる。
条件(10)の上限を越えると倍率の色収差の補正には
支障はないが、望遠端で球面収差が大きく補正不足とな
る。このため、これを補正することが不可能となり、良
好な性能が得られなくなる。
支障はないが、望遠端で球面収差が大きく補正不足とな
る。このため、これを補正することが不可能となり、良
好な性能が得られなくなる。
逆に条件(10)の下限を越えると特に広角端で倍率の
色収差の正方向への曲りが増大し、正の像面弯曲も発生
し、これらの補正が困難となる。
色収差の正方向への曲りが増大し、正の像面弯曲も発生
し、これらの補正が困難となる。
第1図は本発明による各実施例についてのレンズ構成
図である。
図である。
図示の如く、第1レンズ群G1は,物体側に凸面を向け
た正メニスカスレンズとしての第1レンズ(第1レンズ
成分)L1と,物体側により強い曲率の凹面を向けて大き
な軸上厚を持つ負メニスカスレンズとしての第2レンズ
(第2レンズ成分)L2、物体側に凸面を向けた負メニス
カスレンズL31とこれに接合された両凸形状の正レンズL
32とから成り全体として両凸形状の正レンズとしての第
3レンズ(第3レンズ成分)L3と,正レンズとしての第
4レンズ(第4レンズ成分)L4と、両凸形状の正レンズ
としての第5レンズ(第5レンズ成分)L5とからなる。
た正メニスカスレンズとしての第1レンズ(第1レンズ
成分)L1と,物体側により強い曲率の凹面を向けて大き
な軸上厚を持つ負メニスカスレンズとしての第2レンズ
(第2レンズ成分)L2、物体側に凸面を向けた負メニス
カスレンズL31とこれに接合された両凸形状の正レンズL
32とから成り全体として両凸形状の正レンズとしての第
3レンズ(第3レンズ成分)L3と,正レンズとしての第
4レンズ(第4レンズ成分)L4と、両凸形状の正レンズ
としての第5レンズ(第5レンズ成分)L5とからなる。
そして、第2レンズ群G2は、像側に凸面を向けた正メ
ニスカスレンズとしての第6レンズ(第6レンズ成分)
L6と、物体側により強い曲率の凹面を向けた負メニスカ
スレンズとしての第7レンズ(第7レンズ成分)L7と、
同じく物体側により強い曲率の凹面を向けた負メニスカ
スレンズとしての第8レンズ成分(第8レンズ成分)L8
とからなる。
ニスカスレンズとしての第6レンズ(第6レンズ成分)
L6と、物体側により強い曲率の凹面を向けた負メニスカ
スレンズとしての第7レンズ(第7レンズ成分)L7と、
同じく物体側により強い曲率の凹面を向けた負メニスカ
スレンズとしての第8レンズ成分(第8レンズ成分)L8
とからなる。
各実施例とも、広角端から望遠端への変倍は、第1レ
ンズ群G1と第2レンズ群G2との間に形成される空気間隔
が縮小するように、各レンズ群が共に物体側へ移動す
る。
ンズ群G1と第2レンズ群G2との間に形成される空気間隔
が縮小するように、各レンズ群が共に物体側へ移動す
る。
また、絞りSは、各実施例とも、第5レンズL5の近
傍、すなわち第4レンズ成分と第5レンズ成分との間に
配置されている。
傍、すなわち第4レンズ成分と第5レンズ成分との間に
配置されている。
さて、以下の表1〜7にはそれぞれ本発明における各
実施例の諸元を掲げる。
実施例の諸元を掲げる。
以下の表1〜表7において左端の数字は物体側からの
順序を表し、rは曲率半径、dはレンズ面間隔、νはア
ッベ数、nはd線(λ=587.6nm)における屈折率、f
は全系の焦点距離、FNOはFナンバー、2ωは画角
(゜)を表しており、また、表8において、本発明によ
る各実施例の条件対応数値表を掲げる。
順序を表し、rは曲率半径、dはレンズ面間隔、νはア
ッベ数、nはd線(λ=587.6nm)における屈折率、f
は全系の焦点距離、FNOはFナンバー、2ωは画角
(゜)を表しており、また、表8において、本発明によ
る各実施例の条件対応数値表を掲げる。
上記の表1〜表7に示した各実施例の諸元値より、各
実施例とも、画角62゜程度を含みズーム比が2.83にも達
するにもかかわらず、レンズ系のコンパクト化が達成さ
れていることが分かる。
実施例とも、画角62゜程度を含みズーム比が2.83にも達
するにもかかわらず、レンズ系のコンパクト化が達成さ
れていることが分かる。
さて、第2図乃至第8図はそれぞれ本発明による第1
実施例乃至第7実施例の諸収差図を示している。
実施例乃至第7実施例の諸収差図を示している。
各収差図における(A)は広角端としての最短焦点距
離状態、(B)は中間焦点距離状態、(C)は望遠端と
しての最長焦点距離状態での諸収差を示している。
離状態、(B)は中間焦点距離状態、(C)は望遠端と
しての最長焦点距離状態での諸収差を示している。
ここで、各収差図においてはd線(λ=587.6nm)に
よる収差を示しており、各収差図中の非点収差におい
て、点線は子午的像面(メリディオナル像面)、実線は
球欠的像面(サジッタル像面)を示している。なお、諸
収差図中のFNはFナンバー、Yは像高を示している。
よる収差を示しており、各収差図中の非点収差におい
て、点線は子午的像面(メリディオナル像面)、実線は
球欠的像面(サジッタル像面)を示している。なお、諸
収差図中のFNはFナンバー、Yは像高を示している。
各収差図の比較から、各実施例とも、画角62゜程度を
含みズーム比が2.83にも達するにもかかわらず、全ての
変倍域において優れた結像性能を有していることが明ら
かである。
含みズーム比が2.83にも達するにもかかわらず、全ての
変倍域において優れた結像性能を有していることが明ら
かである。
〔発明の効果〕 以上の如く、本発明によれば、レンズ系のコンパクト
化を図りながらも、画角62゜程度を含みズーム比が2.83
倍にも達し、全ての変倍域で極めて良好な結像性能を有
するコンパクトなズームレンズが達成できる。
化を図りながらも、画角62゜程度を含みズーム比が2.83
倍にも達し、全ての変倍域で極めて良好な結像性能を有
するコンパクトなズームレンズが達成できる。
第1図は本発明の各実施例についてのレンズ構成図であ
る。第2図,第3図,第4図,第5図,第6図,第7
図,第8図はそれぞれ本発明による第1実施例〜第7実
施例の諸収差図である。 (主要部分の符号の説明) L1……第1レンズ成分(第1レンズ群G1) L2……第2レンズ成分(第1レンズ群G1) L3……第3レンズ成分(第1レンズ群G1) L4……第4レンズ成分(第1レンズ群G1) L5……第5レンズ成分(第1レンズ群G1) L6……第6レンズ成分(第2レンズ群G2) L7……第7レンズ成分(第2レンズ群G2) L8……第8レンズ成分(第2レンズ群G2) S……絞り
る。第2図,第3図,第4図,第5図,第6図,第7
図,第8図はそれぞれ本発明による第1実施例〜第7実
施例の諸収差図である。 (主要部分の符号の説明) L1……第1レンズ成分(第1レンズ群G1) L2……第2レンズ成分(第1レンズ群G1) L3……第3レンズ成分(第1レンズ群G1) L4……第4レンズ成分(第1レンズ群G1) L5……第5レンズ成分(第1レンズ群G1) L6……第6レンズ成分(第2レンズ群G2) L7……第7レンズ成分(第2レンズ群G2) L8……第8レンズ成分(第2レンズ群G2) S……絞り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 25/00 - 25/04
Claims (2)
- 【請求項1】正の屈折力を持つ第1レンズ群G1と、負の
屈折力を持つ第2レンズ群G2とを有し、該両レンズ群の
間隔を変化させて変倍を行うズームレンズにおいて、 前記第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面
を向けた正メニスカス形状の第1レンズ成分L1、物体側
へより強い曲率の凹面を向けて大きな軸上厚を持つ負メ
ニスカス形状の第2レンズ成分L2、正の屈折力を持つ第
3レンズ成分L3、これと同じく正の屈折力を持つ第4レ
ンズ成分L4、正の屈折力を持つ第5レンズ成分L5、該第
5レンズ成分L5の近傍に配置された絞りSとを有し、 前記第2レンズ群G2は、物体側から順に、像側に凸面を
向けた正メニスカス形状の第6レンズ成分L6、物体側に
より強い曲率の凹面を向けた負メニスカス形状の第7レ
ンズ成分L7、同じく物体側により強い曲率の凹面を向け
た負メニスカス形状の第8レンズ成分L8とを有し、 以下の条件を満足することを特徴とするコンパクトなズ
ームレンズ。 (1) 78<f1Z<90 (2) 65<|f2Z|<85 (3) 3.0<β2T<3.7 (4) (5) 1.0<fL8/f2<1.8 (6) −1.60<fL2a/DS<−1.10 但し、 f1:第1レンズ群G1の焦点距離 f2:第2レンズ群G2の焦点距離 Z:ズーム比 β2T:望遠端での第2レンズ群G2の倍率 ra:第2レンズ群中の第7レンズ成分L7の物体側の曲率
半径 rb:第2レンズ群中の第7レンズ成分L7の像側の曲率半
径 fL8:第2レンズ群中の第8レンズ成分L8の焦点距離 fL2a:第1レンズ群中の第2レンズ成分L2の物体側の面
の焦点距離 DS:絞りSから第1レンズ群中の第2レンズ成分L2の物
体側面までの軸上距離 である。 - 【請求項2】以下の条件を満足することを特徴とする請
求項1記載のコンパクトなズームレンズ。 (7) 40<νL8<70 (8) 35<νL1|<61 (9) 32<νL6<60 (10) 但し、 νLi:Liレンズ成分のアッベ数 rc:第6レンズ成分L6の物体側の曲率半径 rd:第6レンズ成分L6の像側の曲率半径 である。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2267931A JP2910206B2 (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | コンパクトなズームレンズ |
US07/769,790 US5229887A (en) | 1990-10-05 | 1991-10-02 | Compact zoom lens |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2267931A JP2910206B2 (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | コンパクトなズームレンズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04145408A JPH04145408A (ja) | 1992-05-19 |
JP2910206B2 true JP2910206B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=17451599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2267931A Expired - Fee Related JP2910206B2 (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | コンパクトなズームレンズ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5229887A (ja) |
JP (1) | JP2910206B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08227038A (ja) * | 1994-12-22 | 1996-09-03 | Asahi Optical Co Ltd | ズームレンズ系 |
JP3402833B2 (ja) * | 1995-03-02 | 2003-05-06 | キヤノン株式会社 | ズームレンズ |
JP3416690B2 (ja) * | 1995-05-10 | 2003-06-16 | キヤノン株式会社 | 小型のズームレンズ |
KR100256205B1 (ko) * | 1995-12-11 | 2000-05-15 | 유무성 | 소형 줌렌즈 |
US6008953A (en) * | 1996-07-26 | 1999-12-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Zoom lens |
JP3728680B2 (ja) * | 1996-11-19 | 2005-12-21 | フジノン株式会社 | コンパクトな広角ズームレンズ |
JP2000199851A (ja) | 1998-11-06 | 2000-07-18 | Canon Inc | ズ―ムレンズ |
CN107357030B (zh) * | 2017-07-14 | 2019-12-13 | 合肥蔚星光电科技有限公司 | 一种全画幅微距镜头 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0250118A (ja) * | 1988-05-02 | 1990-02-20 | Ricoh Co Ltd | ズームレンズ |
US4998808A (en) * | 1989-07-18 | 1991-03-12 | Nikon Corporation | Compact zoom lens |
-
1990
- 1990-10-05 JP JP2267931A patent/JP2910206B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-10-02 US US07/769,790 patent/US5229887A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04145408A (ja) | 1992-05-19 |
US5229887A (en) | 1993-07-20 |
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