JP3807404B2 - 角速度センサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、航空機・車両などの移動体の姿勢制御やナビゲーションシステム等に用いられる角速度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の角速度センサは、例えば、特開平10−332378号公報に開示されているように振動子を端子で直接支持している。以下、従来の角速度センサについて、図面を参照しながら説明する。図21は従来の角速度センサの斜視図、図22は同角速度センサの回路図である。
【0003】
図21、図22において、直方体形状の振動子1は、第1の圧電体基板2に電極層3を介して第2の圧電体基板4を貼り合わせることにより構成されている。また、振動子1の上面には駆動と検出の双方の役割をする2つの分割電極5を備え、下面には共通電極6を備えている。4つの略Z型の端子7は、その一端の幅広部8で振動子1の分割電極5に、振動子1における振動の節に位置してはんだ付けされて保持されている。また他端は外方へ向かって突出している。このような角速度センサは、図22に示すような回路構成を有する。すなわち、分割電極5には、駆動源である発振回路9の一方の出力端が抵抗10を介してそれぞれ接続されている。そして共通電極6には、発振回路9の他方の出力端が接続されている。また分割電極5は、抵抗11を介して差動増幅回路12の非反転入力端(+)と反転入力端(−)にそれぞれ接続されている。さらに差動増幅回路12の出力端と差動増幅回路12の反転入力端(−)間を抵抗13が接続している。
【0004】
以上のように構成された従来の角速度センサについて、次にその動作を説明する。
【0005】
発振回路9が正弦波信号などの駆動信号出力し、抵抗10を介して振動子1における分割電極5に印加する。すると、第1の圧電体基板2と第2の圧電体基板4が、それぞれの主面に直交する方向に屈曲振動する。そして振動子1が中心軸を中心に回転すると、その回転角速度に応じたコリオリ力が発生する。このとき発生するコリオリ力は、第1の圧電体基板2、第2の圧電体基板4の主面に平行で、かつ振動子1の中心軸と直交する方向に働く。このコリオリ力が振動子1の屈曲振動の方向を変え、分割電極5は角速度に応じた信号を発生する。そして、差動増幅回路12が分割電極5に発生した信号を、抵抗11を介して検出し、角速度センサに加わる角速度が検出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような構成においては、振動子1における振動の節に位置して端子7を振動子1における分割電極5にはんだ付けすることにより保持している。このため、振動子1の小型化のために振動の節の面積を小さくすると、対応する端子7や幅広部8の幅も小さくする必要がある。その結果、振動子1を保持する強度が低下する。このため、角速度センサに強い振動が加わると、振動子1と端子7との接続が不安定になり、角速度センサの出力特性が低下する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の角速度センサは、振動子をケース内に収納するとともに、このケースを収納する収納部に一端が埋設された端子の他端を振動子に電気的に接続することより支持するように構成している。
【0008】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における角速度センサの分解斜視図、図2は同角速度センサの側断面図、図3は同角速度センサを裏側から見た斜視図である。図4は同角速度センサにおける振動子の斜視図、図5はその振動子における第1の腕部の断面図である。図6は同角速度センサにおけるケースの斜視図、図7はそのケースを裏側から見た斜視図である。図8は同角速度センサにおける収納部の斜視図、図9はその収納部を下側から見た斜視図である。
【0009】
図1〜図9において、音叉形状の振動子21は図4に示すように、第1の腕部21Aと、第2の腕部21Bと、第1の腕部21Aと第2の腕部21Bの一端を接続する接続部21Cと、接続部21Cと離間して設けられた固着部21Dとにより構成されている。また図5に示すように、振動子21は、珪素(Si)からなる基材22の上面の全面にわたって白金(Pt)とチタン(Ti)の合金薄膜からなる共通GND電極23を設けられている。さらに共通GND電極23の上面にチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)薄膜からなる圧電層24を設けている。そして図4に示すように上面の略中央の内側に、振動子21は、圧電層24の上面に一対の第1の駆動電極25を備える。また振動子21は、略中央の外側の、圧電層24の上面に一対の第2の駆動電極26を備える。また振動子21は、上面の先端側の、圧電層24の上面に一対の検出電極27を備えるとともに、第1の駆動電極25より根元側の、圧電層24の上面にモニター電極28を備える。また、振動子21の固着部21Dには、圧電層24の表面にGND電極29を備える。
【0010】
セラミックからなるケース30は内底面から外底面にわたってセラミックと配線用導体の層構造からなる多層回路基板31を備える。多層回路基板31の上面には、図6に示すように、第1の配線用電極32と第2の配線用電極33を設けている。また、多層回路基板31の上面には、第1の配線用電極32と金(Au)あるいはアルミニウムからなるワイヤー線34によりIC35が電気的に接続されている。コンデンサ36は第2の配線用電極33と電気的に接続されている。IC35は振動子21の検出電極27から出力される出力信号を処理する回路を構成する。またIC35はケース30の内側に収納される。また図7に示すように、ケース30の底部をなす多層回路基板31の外底面は、銀からなる6つのケース電極37を備える。また図6に示すように、ケース30は、多層回路基板31の上面の外周にわたってセラミックからなる側壁38を備えており、側壁38の上面にコバール合金からなる金属枠39を備える。
【0011】
さらに図6に示すように、ケース30の内底面には、段差部40を備え、段差部40は、図4に示す振動子21の固着部21Dと固着される。段差部40の、接続部21Dを固着する両側には第3の配線用電極41が設けられている。第3の配線用電極41は、ワイヤー線34を介して振動子21の第1の駆動電極25、第2の駆動電極26、検出電極27、モニター電極28およびGND電極29と電気的に接続される。このような構成では、振動子21は振動に影響を与えない固着部21Dを有しており、固着部21Dはケース30の段差部40に固着される。このため、振動子21が小型化されても、固着部21Dは従来の角速度センサのように小型化されない。よって振動子21はケース30に強固に固着される。
【0012】
金属製の蓋42はケース30の内側を窒素で満たしてケース30の開口部を封止する。樹脂で構成した収納部43は角速度の被測定物である相手側基板(図示せず)と垂直の方向を角速度の検知軸とするように構成されている。収納部43はケース30を収納する。また収納部43は図2のように電源端子44、出力端子45、GND端子46、第1の調整端子47、第2の調整端子48および調整用GND端子49の一端を埋設している。ここで電源端子44は振動子21の第1の駆動電極25および第2の駆動電極26と電気的に接続される。出力端子45は検出電極27と電気的に接続される。第1の調整端子47、第2の調整端子48および調整用GND端子49は組立時にキャリブレーションに使用される。
【0013】
図1、図8に示すように、収納部43の略中央に位置して収納部43における角速度の検知軸と略平行に設けられた載置部50はケース30を載置する。載置部50には、電源端子44、出力端子45、GND端子46、第1の調整端子47、第2の調整端子48および調整用GND端子49の他の一端が埋設されている。載置部50からはこれらの端子の先端部44Aが露出している。図8では端子47や端子48の先端部44Aを代表して示している。また図2に示すように、GND端子46と第2の調整端子48は載置部50における角速度の検知軸と平行の方向に設けられる。電源端子44、出力端子45、第1の調整端子47および調整用GND端子49は載置部50の両側に位置して角速度の検知軸と垂直の方向に設けられる。
【0014】
このように構成することにより、角速度の検知軸と平行の方向に設けたGND端子46と第2の調整端子48が、検出する角速度の中心軸を固定する。また、角速度の検知軸と垂直の方向に設けた電源端子44、出力端子45、第1の調整端子47および調整用GND端子49が、微振動によりケースが角速度の方向に移動することを防止する。これにより角速度センサに角速度が加わっていない状態で、ケース30が角速度の方向に変位することがなくなるため、角速度センサの出力特性が向上する。
【0015】
また載置部50は、収納部43の略中央に位置して収納部43における角速度の検知軸と略平行に設けている。このため、ケース30とケース30に収納された振動子21は収納部43における検知軸に対して傾くことなく設けられる。これにより、振動子21に加わる角速度のベクトルが大となるため、出力特性にロスが発生しない。
【0016】
またケース30は収納部43における載置部50に載置されている。そしてケース30におけるケース電極37が載置部50における端子44、45、46、47、48、49の先端部44Aに電気的に接続される。先端部44Aはケース30とも機械的に接続されるため、ケース30は端子44、45、46、47、48、49により周囲から支持される。すなわち、振動子21はケース30内に収納されるとともに、ケース30がこれらの端子44、45、46、47、48、49により周囲から支持される。このため、振動子21が小型化されるとともに外部から強い振動が端子44、45、46、47、48、49に加わっても、ケース30により確実に振動子21を保持する。これにより、振動子21を保持する強度が確保され、角速度センサの出力特性は低下しない。ケースを支持する端子は1つでも角速度センサの小型化と振動子保持を両立する効果がある。しかし上記のように複数の端子を配し、しかも周囲から、さらに角速度の検知軸と同方向、垂直方向の両方から支持することが望ましい。
【0017】
また、収納部43の外底面には、図3に示すように、6つの電極用凹部51を設けている。そして電極用凹部51に、収納部43に埋設した端子44、45、46、47、48、49の先端部を露出させている。これにより電源電極52、GND電極53、出力電極54、第1の調整電極55、第2の調整電極56および調整GND電極57を設けている。このため、これらの端子44、45、46、47、48、49と別個に電極52,53,54,55,56,57を設ける必要がない。また、これらの端子44、45、46、47、48、49と電極52,53,54,55,56,57とをはんだ付け等の手段で電気的に接続する必要もない。これにより、部品点数の削減が図れるとともに、電極52,53,54,55,56,57を容易に形成できる。また図7のように、ケース30の裏面にケース電極37を設けている。そして載置部50から電源端子44、出力端子45、GND端子46、第1の調整端子47、第2の調整端子48および調整用GND端子49における一端側の先端部44Aを露出させている。さらに、ケース30を載置部50に載置することにより、ケース電極37とこれらの端子44、45、46、47、48、49における一端側の先端部44Aとを互いに電気的に接続するように構成している。ケース30に載置部50を載置した後は、これらの端子44、45、46、47、48、49における一端側の先端部44Aとケース電極37とをはんだ付けする。これだけで、電源端子44を振動子21の第1の駆動電極25と第2の駆動電極26に接続するとともに、出力端子45を検出電極27に電気的に接続することができる。これにより、組立性の向上した角速度センサを提供することができる。
【0018】
そして図2に示すように、端子44、45、46、47、48、49には、略中央にそれぞれZ形状の屈曲部44Bを設けている。屈曲部44Bによりケース30が収納部43に対して変位するように構成している。このため、外部から振動が端子44、45、46、47、48、49を伝わって振動子21に伝わろうとした場合、ケース30が収納部43に対して変位する。これにより、振動エネルギーが消費されるため、振動子21に伝わる振動は減衰される。その結果、振動により振動子21における検出電極27から誤った出力信号が発生するということは少なくなるため、角速度センサの出力特性が安定する。
【0019】
さらに、収納部43の外底面には、図9に示すように、3つの凹部58を設けている。金属製のカバー59は、図1に示すように、開口部側に3つの係止爪60を備え、係止爪60を図3に示す収納部43における凹部58でかしめ固定する。そして図3に示すように、GND電位接続部61を収納部43の外底面に設ける。この構成により、角速度センサにおける収納部43の外底面を相手側回路基板(図示せず)に実装するだけで、GND電位接続部61を相手側回路基板(図示せず)におけるGNDに電気的に接続することができる。その結果、金属製のカバー59をGND電位とすることができる。このため、カバー59が電磁波シールドとなり、これにより、外部から振動子21の検出電極27やIC35への電磁波を遮断できるため、角速度センサの出力信号が安定する。
【0020】
以上のように構成された本発明の実施の形態1における角速度センサについて、その組立方法を説明する。
【0021】
まず、図10A〜図10Fに沿って、振動子21の形成方法を説明する。
【0022】
予め準備したSiからなる基材22の上面に、PtとTiの合金薄膜からなる共通GND電極23を蒸着により形成する。その後、共通GND電極23の上面にPZT薄膜からなる圧電層24を蒸着により形成する。
【0023】
次に、圧電層24の上面にTiとAuの合金薄膜からなる形成途上電極25Aを蒸着により形成し、その後、図10Eに示すように、所定の形状になるように、共通GND電極23、圧電層24および形成途上電極25Aの不要な箇所を除去する。このようにして圧電層24の上面に第1の駆動電極25、第2の駆動電極26、検出電極27、モニター電極28およびGND電極29を形成する。
【0024】
次に、共通GND電極23に電圧を印加するとともに、第1の駆動電極25、第2の駆動電極26、検出電極27、モニター電極28およびGND電極29を接地することにより、圧電層24を分極する。
【0025】
次に、基材22における不要な箇所を除去することにより、図10Fに示すように、個片の振動子21を形成する。
【0026】
一方、予めセラミックからなる絶縁体(図示せず)と配線用導体(図示せず)からなる多層回路基板31と段差部40を準備する。そしてこれらの上面に、Auからなる第1の配線用電極32、第2の配線用電極33および第3の配線用電極41を形成する。その後、多層回路基板31の下面にAgからなるケース電極37を形成する。
【0027】
次に、多層回路基板31の上面の外周にわたってセラミックからなる側壁38を形成し、その後、この側壁38の上面にコバールからなる金属枠39を固着する。このようにしてケース30を形成する。
【0028】
次に、IC35をケース30における多層回路基板31の略中央の上面に実装する。その後、IC35の電極(図示せず)と多層回路基板31の第1の配線用電極32を、ワイヤー線34を介してワイヤーボンディングにより電気的に接続する。
【0029】
次に、コンデンサ36をケース30の第2の配線用電極33にはんだ付けする。
【0030】
次に、振動子21の固着部21Dの下面をケース30の段差部40の上面に固着する。その後、振動子21の上面に形成された第1の駆動電極25、第2の駆動電極26、検出電極27、モニター電極28およびGND電極29とケース30の第3の配線用電極41をアルミニウムからなるワイヤー線34を介してワイヤーボンディングにより電気的に接続する。
【0031】
次に、ケース30の開口部に、金属製の蓋42をシーム溶接により窒素雰囲気中で固着する。
【0032】
次に、予め折り曲げることにより屈曲部44Bを設けた電源端子44、出力端子45、GND端子46、第1の調整端子47、第2の調整端子48および調整用GND端子49を成形金型(図示せず)に設置する。そして、成形金型(図示せず)に溶融している樹脂を流し込み、載置部50を形成する。このとき図11Aに示すように、電源端子44、出力端子45、GND端子46、第1の調整端子47、第2の調整端子48および調整用GND端子49の一端側を載置部50に埋設する。またこれらの端子の一端の先端部44Aが載置部50から露出するように埋設する。また同時に、成型金型(図示せず)におけるスルーゲート(図示せず)に設けられる接続部62を介して収納部43を形成する。このとき端子44、45、46、47、48、49の他の一端を収納部43に埋設する。また収納部43の外底面からこれらの端子における他端側の先端部44Cが露出するように形成し、さらに、収納部43の外底面に電極用凹部51と凹部58とを形成する。
【0033】
次に、図11Bに示すように、収納部43と載置部50とを接続している接続部62を除去し、収納部43と載置部50との樹脂による接続を分離する。
【0034】
すなわち、載置部50と収納部43とを同一材料の樹脂で構成し、1回の成形で同時に載置部50と収納部43とを形成する。このようにすることで、角速度センサの組立工数が削減される。
【0035】
次に、載置部50にケース30を載置した後、載置部50の裏面側からはんだ付けする。これにより、電源端子44、出力端子45、GND端子46、第1の調整端子47、第2の調整端子48および調整用GND端子49の先端部44Aとケース30のケース電極37を電気的に接続する。
【0036】
次に図12に示すように、端子44、45、46、47、48、49の他端側の先端部44Cを収納部43外底面に設けた電極用凹部51の位置で折り曲げる。このようにして収納部43の外底面に電源電極52、GND電極53、出力電極54、第1の調整電極55、第2の調整電極56および調整GND電極57を形成する。
【0037】
最後に、金属製のカバー59を収納部43にかぶせた後、カバー59の開口部側に設けた3つの係止爪60を収納部43の外底面に設けた3つの凹部58に位置させてかしめ固定する。このようにしてGND電位接続部61を収納部43の外底面に形成する。
【0038】
以上のように構成する本発明の実施の形態1における角速度センサの動作について、説明する。
【0039】
まず、振動子21における第1の腕部21Aと第2の腕部21Bにそれぞれ設けた第1の駆動電極25に正電圧を印加するとともに、第2の駆動電極26に負電圧を印加する。すると、第1の駆動電極25の下側に位置する圧電層24が伸びるとともに、第2の駆動電極26の下側に位置する圧電層24が縮む。このため、図13に示すように、第1の腕部21Aと第2の腕部21Bが外側に向かって開く。
【0040】
逆に、第1の駆動電極25に負電圧を印加するとともに、第2の駆動電極26に正電圧を印加する。すると第1の駆動電極25の下側に位置する圧電層24が縮むとともに、第2の駆動電極26の下側に位置する圧電層24が伸びる。このため、図14に示すように、第1の腕部21Aと第2の腕部21Bが内側に向かって閉じる。すなわち、第1の駆動電極25と第2の駆動電極26に交流電圧を印加すると、第1の腕部21Aと第2の腕部21Bは面内方向の固有振動数で速度Vの屈曲運動をする。そして、振動子21の屈曲運動はモニター電極28から発生する出力信号が一定になるように、第1の駆動電極25と第2の駆動電極26に印加する電圧を調整することにより、屈曲振動の振幅を制御している。
【0041】
腕部21Aと腕部21Bとが固有振動数で屈曲運動している状態において、振動子21が長手方向の中心軸(検知軸)周りに角速度ωで回転すると、腕部21Aと腕部21Bにはコリオリ力が発生する。その大きさはF=2mVωである。このコリオリ力により検出電極27の下側に位置する圧電層24に発生する電荷からなる出力信号を、IC35に入力する。この際、信号は検出電極27、ワイヤー線34、第3の配線用電極41、多層回路基板31、第1の配線用電極32およびワイヤー線34を介してIC35に入力される。IC35は波形処理をした後、第2の配線用電極33、コンデンサ36、ケース電極37、出力端子45における先端部44A、出力端子45、出力電極54を介して、相手側のコンピューター(図示せず)に入力する。これにより、角速度を検出する。
【0042】
ここで、角速度センサに外部から不必要な振動が伝わる場合、振動する物体の固有振動数fは(数1)のように表される。このような振動は、電源端子44、出力端子45、GND端子46、第1の調整端子47、第2の調整端子48および調整用GND端子49を介して伝わる。
【0043】
【数1】
Figure 0003807404
【0044】
振動子21のみを電源端子44、出力端子45、GND端子46、第1の調整端子47、第2の調整端子48および調整用GND端子49により支持すると、振動子21にこれらの端子を結合した状態での固有振動数は約4KHzである。一方、本発明の実施の形態1における角速度センサでは、振動子21を収納するケース30をこれらの端子44、45、46、47、48、49が周囲から支持する。このような構成での固有振動数は約1.5KHzとなる。そして、図15に示すように、振動子21の固有振動数17KHz付近での振動伝達率は、振動子21を収納するケース30をこれらの端子44、45、46、47、48、49が周囲から支持する場合は、約0.01となる。これは、振動子21のみを端子44、45、46、47、48、49により支持した場合の振動伝達率0.06に比較して約1/6となる。その結果、外部からの不必要な振動が振動子21に伝わりにくくなるため、角速度センサの出力特性が低下することはない。
【0045】
また実施の形態1においては、端子44、45、46、47、48、49の他端を埋設する収納部43を樹脂で構成している。このため、外部から振動が端子44、45、46、47、48、49を伝わって振動子21に伝わろうとする場合、樹脂で構成された収納部43により振動エネルギーは熱エネルギーに変換される。これにより、端子44、45、46、47、48、49を伝わる振動は減衰されることになる。このため、振動により振動子21が異常に振動してしまい検出電極27から誤った出力信号が発生するということはさらに少なくなり、その結果、角速度センサの出力特性がさらに安定する。
【0046】
(実施の形態2)
図16は本発明の実施の形態2における角速度センサの分解斜視図である。図17、図18はそれぞれ同角速度センサにおける収納部の斜視図、収納部を裏側からみた斜視図である。図19は同角速度センサにおけるケースの斜視図である。なお、実施の形態1と同様の構成を有するものについては、同一符号を付しその説明を省略する。
【0047】
実施の形態2が実施の形態1と相違する点は、図19に示すように、ケース71の外側面に4つのコンデンサ電極72を設けている点である。そして図16に示すように、コンデンサ電極72にコンデンサ73を実装するとともに、載置部74に孔75を設け、この孔75に位置してコンデンサ73を挿入している。孔75に位置してコンデンサ73を設けるため、角速度センサからの出力信号に外部からのノイズ信号が加わらない回路構成を小型に形成できる。
【0048】
また実施の形態2においては図20に示すように、収納部76が、積層構造部77を有する材料である液晶ポリマーで構成されている。このため、積層構造部77の各々の界面で、振動を吸収するとともに、積層構造部77は高弾性を有するため、収納部76の耐振性と強度が向上する。
【0049】
また収納部76を構成する積層構造を有する材料として液晶ポリマーを用いているため、射出成形により積層構造部77が形成され、容易に耐振性と強度の向上した収納部76が構成される。
【0050】
また実施の形態2においては図18に示すように、収納部76における電源電極78、GND電極79および出力電極80を設けた部分の両側に、これらの電極78、79、80よりも突出する突出部81を設けている。この突出部の底面は角速度の検知軸に対し垂直になっている。このように構成することで、角速度センサを相手側基板(図示せず)に載置する際に収納部76における突出部81が相手側基板(図示せず)と当接する。これにより角速度センサを相手側基板(図示せず)に対して垂直に載置することができる。したがって収納部76における角速度の検知軸が相手側基板(図示せず)の面に対して垂直となる。その結果、振動子21に加わる角速度のベクトルが大となるため、角速度センサの出力特性にロスが発生しない。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、振動子をケース内に収納するとともに、このケースを収納部に他端が埋設された端子により周囲から支持するようにしている。このため、振動子が小型化されるとともに外部から強い振動が端子に加わっても、ケースにより確実に振動子を保持することができる。これにより、振動子を保持する強度が低下することはないため、小型でかつ出力特性が低下することのない角速度センサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における角速度センサの分解斜視図
【図2】 本発明の実施の形態1における角速度センサの側断面図
【図3】 本発明の実施の形態1における角速度センサを裏側から見た斜視図
【図4】 本発明の実施の形態1の角速度センサにおける振動子の斜視図
【図5】 本発明の実施の形態1における角速度センサの振動子における第1の腕部の断面図
【図6】 本発明の実施の形態1の角速度センサにおけるケースの斜視図
【図7】 本発明の実施の形態1の角速度センサにおけるケースを裏側から見た斜視図
【図8】 本発明の実施の形態1の角速度センサにおける収納部の斜視図
【図9】 本発明の実施の形態1の角速度センサにおける収納部を下側から見た斜視図
【図10】 A〜Fは本発明の実施の形態1の角速度センサにおける振動子の組立工程図
【図11】 A、Bは本発明の実施の形態1の角速度センサにおける収納部を加熱成形により形成する状態を示す組立工程図
【図12】 本発明の実施の形態1の角速度センサにおける収納部の外底面で端子の先端部を折り曲げる状態を示す斜視図
【図13】 本発明の実施の形態1の角速度センサにおける振動子の動作状態を示す側面図
【図14】 本発明の実施の形態1の角速度センサにおける振動子の動作状態を示す側面図
【図15】 本発明の実施の形態1の角速度センサにおけるケースと振動子の振動の伝達特性を示す特性図
【図16】 本発明の実施の形態2における角速度センサの分解斜視図
【図17】 本発明の実施の形態2の角速度センサにおける収納部の斜視図
【図18】 本発明の実施の形態2の角速度センサにおける収納部を裏側からみた斜視図
【図19】 本発明の実施の形態2の角速度センサにおけるケースの斜視図
【図20】 本発明の実施の形態2の角速度センサにおける収納部の側断面図
【図21】 従来の角速度センサの斜視図
【図22】 従来の角速度センサの回路図
【符号の説明】
1 振動子
2 第1の圧電体基板
3 電極層
4 第2の圧電体基板
5 分割電極
6 共通電極
7 端子
8 幅広部
9 発振回路
10、11、13 抵抗
12 差動増幅回路
21 振動子
21A 第1の腕部
21B 第2の腕部
21C 接続部
22 基材
23 共通GND電極
24 圧電層
25 第1の駆動電極
26 第2の駆動電極
27 検出電極
28 モニター電極
29 GND電極
30 ケース
31 多層回路基板
32 第1の配線用電極
33 第2の配線用電極
34 ワイヤー線
35 IC
36 コンデンサ
37 ケース電極
38 側壁
39 金属枠
40 段差部
41 第3の配線用電極
42 蓋
43 収納部
44 電源端子
45 出力端子
46 GND端子
47 第1の調整端子
48 第2の調整端子
49 調整用GND端子
50 載置部
51 電極用凹部
52 電源電極
53 GND電極
54 出力電極
55 第1の調整電極
56 第2の調整電極
57 調整GND電極
58 凹部
59 カバー
60 係止爪
61 GND電位接続部
62 接続部
71 ケース
72 コンデンサ電極
73 コンデンサ
74 載置部
75 孔
76 収納部
77 積層構造部
78 電源電極
79 GND電極
80 出力電極
81 突出部

Claims (20)

  1. 振動子と、
    前記振動子を収納するケースと、
    一端が前記振動子に電気的に接続される端子と、
    前記ケースを収納するとともに、前記端子の他の一端を埋設する収納部と、を備え、
    前記ケースを前記収納部に前記端子により支持するように構成した、
    角速度センサ。
  2. 前記端子を複数備え、
    前記ケースを前記収納部に前記端子により周囲から支持するように構成した、
    請求項1記載の角速度センサ。
  3. 前記ケースを載置し、前記収納部の略中央に位置して前記収納部における角速度の検知軸と略平行に設けた載置部と、をさらに備えた、
    請求項1記載の角速度センサ。
  4. 前記載置部が、前記端子の、前記振動子に接続された一端を埋設している、
    請求項3記載の角速度センサ。
  5. 前記ケースの外底面に設けられ、前記振動子と電気的に接続されたケース電極と、
    前記載置部から露出した前記端子の先端部と、をさらに備え、
    前記ケース電極と前記端子の先端部とを互いに電気的に接続した、
    請求項3記載の角速度センサ。
  6. 前記端子に屈曲部を設けた、
    請求項1記載の角速度センサ。
  7. 前記収納部を樹脂で構成した、
    請求項1記載の角速度センサ。
  8. 前記収納部を覆い、開口部側に係止爪を設け金属製のカバーと、をさらに備え、
    前記収納部の外底面に凹部を設け、前記カバーの係止爪を収納部における凹部でかしめ固定した、
    請求項1記載の角速度センサ。
  9. 前記収納部の外底面の凹部でかしめた前記カバーの係止爪をGND電位接続部とした、
    請求項8記載の角速度センサ。
  10. 前記端子の、前記収納部に埋設した一端側の先端部を、前記収納部の外底面に設けた凹部に露出させることにより設けた電極と、をさらに備えた、
    請求項1記載の角速度センサ。
  11. 前記載置部を前記収納部と同一の樹脂材料で構成した、
    請求項7記載の角速度センサ。
  12. 前記収納部において、前記電極の両側に位置して、前記電極よりも突出し、底面が角速度の検知軸と垂直な突出部と、をさらに備えた、
    請求項10記載の角速度センサ。
  13. 前記収納部を、積層構造を有する材料で構成した、
    請求項1記載の角速度センサ。
  14. 前記積層構造を有する材料が液晶ポリマーである、
    請求項13記載の角速度センサ。
  15. 前記ケースを載置し、前記収納部の略中央に位置して前記収納部における角速度の検知軸と略平行に設けた載置部と、をさらに備え、
    前記複数の端子のうち、少なくとも1つの端子を載置部における角速度の検知軸と平行の方向に設け、少なくとも1つの他の端子を角速度の検知軸と垂直の方向に設けた、
    請求項2記載の角速度センサ。
  16. 前記複数の端子のうち、少なくとも2つの端子を角速度の検知軸と垂直の方向に、載置部の両側に位置して設けた、
    請求項15記載の角速度センサ。
  17. 前記振動子の出力する信号を処理する回路と、をさらに備え、
    前記載置部に孔を設け、前記回路を構成する部品をこの孔に配置した、
    請求項2記載の角速度センサ。
  18. 前記振動子が音叉型である、
    請求項1記載の角速度センサ。
  19. 前記振動子が駆動電極と、検出電極と、を備えた、
    請求項1記載の角速度センサ。
  20. 前記振動子の出力する信号を処理する回路がICを備えた、
    請求項1記載の角速度センサ。
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