JP3779135B2 - 走行式作業機及び作業装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行機体を進行させながら作業を行う走行式作業機および該走行式作業機を構成する作業装置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第一の解決課題は、地面の起伏への多様な追従性を有するとともに、格納時や運搬時等における取り扱い性の良好な、走行式作業機および作業装置を提供することである。
【0003】
本発明の第二の解決課題は、平面における作業だけでなく、互いに隣接する平面と斜面とに対する作業を同時に効率良く行うことができる、走行式作業機および作業装置を提供することである。
【0004】
本発明の第三の解決課題は、走行機体の走行位置に対する作業位置を適宜に選択して、作業環境に応じた作業を効率よく行うことができる走行式作業機および作業装置を提供することである。
【0005】
本発明の第四の解決課題は、走行機体に取り付けられた作業装置に当接する障害物があってもそのまま進行できる、走行式作業機および作業装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明に係る走行式作業機は、走行機体と、作業部材と、前記走行機体に対する前記作業部材の上下動を許容する平行リンク機構と、該平行リンク機構を形成する作業部材側縦リンクにその水平軸線を中心として相対回動自在に保持された回動水平軸と、該回動水平軸に固着された腕と、該腕の先端部に設けられて地面に接触する接地部材と、前記作業部材側縦リンクと前記腕との間に配設されて前記作業部材側縦リンクを所定の地上高に保持せしめる釣り合いばねと、を備え、前記作業部材を前記回動水平軸に保持せしめたものである。
【0007】
本発明によれば、前記平行リンク機構を備えているので、前記走行機体に対して前記作業部材が自由に上下動することができる。よって、前記走行機体と前記作業部材のそれぞれが、地面の起伏に自在に追従することができ、走行式作業機全体としての走行安定性が良好となる。
【0008】
また、前記作業部材は、前記回動水平軸に保持されているので、前記地面の起伏に追従して、前記回動水平軸の前記水平軸線を中心として上下に揺動することができる。よって、前記作業部材の前記地面への追従性が一層良好となる。
【0009】
さらに、本発明によれば、前記腕を固着した前記回動水平軸が、前記作業部材側縦リンクにその水平軸線を中心として相対回動自在に保持されているので、前記走行機体と、前記腕と、の間の相対角度の変化が許容され、しかも、前記釣り合いばねの張力によって、前記作業部材側縦リンクが所定の地上高に保持される。したがって、例えば、前記走行式作業機を、踏み板を使ってトラックに載せる場合等、前記走行式作業機を水平面と傾斜面とに渡って進行させる場合でも、全く不都合がない。
【0010】
請求項2に記載の本発明に係る走行式作業機は、請求項1に記載のものにおいて、前記回動水平軸と前記作業部材との間に、前記作業部材を地面の起伏に追従して上下揺動自在とせしめる上下揺動連結部を備えたものである。このようにすれば、前記地面に対して常に均一な作業が行えるほか、平面における作業だけでなく、互いに隣接する平面と斜面とに対する作業を同時に効率良く行うこともできる。
【0011】
請求項3に記載の本発明に係る走行式作業機は、請求項1または2に記載のものにおいて、前記作業部材が、前記走行機体の左右幅の範囲を越えて左右方向外方へ位置調節自在とされたものである。このようにすれば、 前記走行機体の走行位置に対する作業位置を適宜に選択できるので、作業環境に応じた作業を効率よく行うことができる。
【0012】
請求項4に記載の本発明に係る走行式作業機は、請求項3に記載のものにおいて、前記回動水平軸と前記作業部材との間に、該作業部材を、前記走行機体の進行によって障害物に当接した時に前記走行機体の進行方向後方へ退避揺動可能とせしめる退避揺動連結部を備えたものである。このようにすれば、前記走行機体の前記左右幅の外側に位置する前記作業部材が、前記走行機体の進行によって前記障害物に衝突しても、前記作業部材や前記走行機体等が破損する等の問題がない。
【0013】
請求項5に記載の本発明に係る走行式作業機は、請求項3または4に記載のものにおいて、前記作業部材を上方へ揺動せしめて、前記走行機体の前記左右幅の範囲内に収納自在にせしめたものである。このようにすれば、作業機全体の横幅を、前記走行機体の横幅にまで縮小させることができるので、前記走行式作業機を必要に応じてコンパクトにすることができ、運搬時や格納時等の取り扱い性が良い。
【0014】
請求項6に記載の本発明に係る走行式作業機は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のものにおいて、前記作業部材を、前記走行機体の進行方向に向かって左右方向に並んだ複数の刈刃とせしめたものである。このようにすれば、刈取作業幅を広くでき、かつ、前記各刈刃として小形のものを採用することにより、前記作業部材の合計重量を可及的に小さくせしめることができる。
【0015】
請求項7に記載の本発明に係る作業装置は、走行機体に取り付けて使用される作業装置であって、作業部材と、前記走行機体に対する前記作業部材の上下動を許容する平行リンク機構と、該平行リンク機構を形成する作業部材側縦リンクにその水平軸線を中心として相対回動自在に保持された回動水平軸と、該回動水平軸に固着された腕と、該腕の先端部に設けられて地面に接触する接地部材と、前記作業部材側縦リンクと前記腕との間に配設されて前記作業部材側縦リンクを所定の地上高に保持せしめる釣り合いばねと、を備え、前記作業部材を前記回動水平軸に保持せしめたものであり、請求項1に記載の本発明と同様の作用効果を奏する。
【0016】
請求項8に記載の本発明に係る作業装置は、請求項7に記載のものにおいて、前記回動水平軸と前記作業部材との間に、該作業部材を地面の起伏に追従して上下揺動自在とせしめる上下揺動連結部を備えたものであり、請求項2に記載の本発明と同様の作用効果を奏する。
【0017】
請求項9に記載の本発明に係る作業装置は、請求項7に記載のものにおいて、前記作業装置の前記走行機体への取付状態において、前記作業部材が前記走行機体の左右幅の範囲を越えて左右方向外方へ位置調節自在とされたものであり、請求項3に記載の本発明と同様の作用効果を奏する。
【0018】
請求項10に記載の本発明に係る作業装置は、請求項9に記載のものにおいて、前記回動水平軸と前記作業部材との間に、該作業部材を、前記走行機体の進行によって障害物に当接した時に前記走行機体の進行方向後方へ退避揺動可能とせしめる退避揺動連結部を備えたものであり、請求項4に記載の本発明と同様の作用効果を奏する。
【0019】
請求項11に記載の本発明に係る作業装置は、請求項7乃至10のいずれか一項に記載の作業装置において、前記作業部材を、前記走行機体の進行方向に向かって左右方向に並んだ複数の刈刃とせしめたものであり、請求項6に記載の本発明と同様の作用効果を奏する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を説明する。
【0021】
図1は、本発明の実施の一形態に係る走行式作業機としての走行式草刈機の要部平面図、図2は、図1のII−II矢視断面図、図3は、図1のIII−III矢視断面図、図4は、図3中のギアボックスの一部切欠拡大図、図5は、図4のV−V矢視断面図、図6は、図4の伝動機構の一部を示す後面図である。
【0022】
これらの図において、本発明の一実施の形態に係る走行式草刈機50は、既存の乗用モア2を走行機体として利用したものであり、該乗用モア2の後部に、本発明の一実施の形態に係る作業装置としての刈刃装置51を備えている。そして、前記走行式草刈機50は、前記乗用モア2自体がその機体フレーム4の下部に有する、該機体フレーム4の下面と平行な面の草刈りを行う機体側刈刃(図示せず)と、前記刈刃装置51の有する作業部材としての刈刃装置側刈刃6と、によって、走行輪4a,4aに支持されて前進しながら広幅の草刈りを行う。
【0023】
本実施の形態に係る前記刈刃装置51の特徴は、刈刃装置側刈刃6の地形の変化への追従性を多様化せしめた点、すなわち、前記刈刃装置側刈刃6を、地面の多様な起伏へ縦横無尽に追従できるようにせしめた点にある。
【0024】
図1に示すように、前記刈刃装置51の前記刈刃装置側刈刃6は、刈り幅を大きくせしめるとともに、全体としてできるだけ軽量なものとするために、前記乗用モア2の左右方向に沿って並んだ小さな複数の水平回転刈刃6a,6b,6cとされている。該複数の刈刃6a,6b,6cは、前記乗用モア2の左右方向へと延びる刈刃カバー52によって支持されている。
【0025】
なお、前記刈刃装置側刈刃6の数は、本実施の形態のものには限定されず、単数でも、二つでも、四つ以上であってもよい。
【0026】
また、本実施の形態では、前記刈刃装置側刈刃6を、縦軸回りで回転する水平回転式のものとしているが、その他、いわゆるバリカン式のものでも良い。また、前記刈刃装置側刈刃6を回転式のものとする場合、円盤状の刈刃としても、短冊状の回転刈刃としても、ナイロンコード式の刈刃としても良い。
【0027】
作業部材としての前記各刈刃装置側刈刃6a,6b,6cは、図2に示すように、その下部に、地面G上で前記各刈刃装置側刈刃6a,6b,6cを所定地上高に支持する支持部材としての刈刃支持カップ17a,17b,17cを有している。該各刈刃支持カップ17a,17b,17cは、前記各刈刃装置側刈刃6a,6b,6cの回転にかかわらず空転自在であり、その滑らかな湾曲下面18で前記地面Gに接触して滑動し、前記各刈刃装置側刈刃6a,6b,6cを前記地面G上で常に所定の地上高に保持せしめる。
【0028】
図1に示すように、本実施の形態においては、前記刈刃装置側刈刃6を、前記乗用モア2の左右幅Wの範囲を越えて外方に位置せしめることが可能であるので、前記機体側刈刃では刈り取れない、例えば、樹木の幹Tの根元の回りの草を、前記乗用モア2をそのまま進行させながら刈り取ることができる。さらに、前記刈刃装置側刈刃6は、前記乗用モア2の左右方向へ位置調節自在とされているので、該乗用モア2の走行位置に対する刈取作業位置を適宜に選択して、作業環境に応じた刈取作業を行うことができる。
【0029】
前記乗用モア2の後部には、該乗用モア2への取付部8aを一体的に有するとともに前記乗用モア2の左右方向へと延びる刈刃装置支持レール8が、ボルト9等の適宜の固着具を用いて取り外し自在に固着されていて、前記刈刃装置支持レール8には、それ自体が平行リンク機構53の機体側縦リンクとなるブロック54が、前記刈刃支持レール8の長さ方向(前記乗用モア2の左右方向)へ位置調節自在に固定されている。その位置調節自在な固定方法は、詳細には図示していないが、例えば、前記刈刃装置支持レール8に、その長さ方向に沿って複数の取付孔を設け、前記ブロック54に設けた取付孔を前記刈刃装置支持レール8の前記複数の取付孔のいずれかに一致させて、互いに一致した取付孔にボルト等の固着具を挿通して固定すればよい。
【0030】
本実施の形態においては、前記刈刃装置51は、前記刈刃装置側刈刃6を保持する回動水平軸55を備えている。該回動水平軸55は、その一端部55a側(図1の例では、前記乗用モア2の進行方向に向かって右端部側)において、それ自体が前記平行リンク機構53の刈刃側縦リンクを形成する回動水平軸支持フレーム56の上下方向の中央部(図2参照)に、その左右方向に延びる水平軸線Y−Yを中心として相対回動自在に支持されている。図2に示すように、前記平行リンク機構53は、前記ブロック54と前記回動水平軸支持フレーム56との間に、互いに平行な上リンク57と下リンク58とを備えている。
【0031】
図1及び図2に示すように、前記回動水平軸55には、前記乗用モア2の後方へ向かって水平に長く延び出した第一の腕59の基端部(前端部)59aが固着されていて、前記第一の腕59の先端部(後端部)59bには、前記地面Gに接触する接地部材として、第一の遊転輪60が回動自在に支持されている。本実施の形態では、前記乗用モア2が後進する時の便宜も考慮して、前記第一の遊転輪60として、自由に向きを変え得るキャスタ式車輪を採用している。
【0032】
前記回動水平軸支持フレーム56と、前記第一の遊転輪60を有する前記第一の腕59と、の間には、前記回動水平軸支持フレーム56を所定の地上高Hに保持せしめる釣り合いばね61が配設されている。本実施の形態では、図2に示すように、前記回動水平軸支持フレーム56の下端部56aと、前記第一の腕59の前後長さ方向中間部と、の間に、前記釣り合いばねとして、引張コイルばね61を斜めに張設している。
【0033】
図1に示すように、前記回動水平軸55には、前記第一の遊転輪60の他に、接地部材としての第二の遊転輪62も、転動自在に設けられている。該第二の遊転輪62も、キャスタ式車輪であり、前記回動水平軸55に前記第一の腕59と平行に延びるように固着された第二の腕63の先端部に、自由に向きを変え得るように取着されている。前記第二の遊転輪62は、前記刈刃装置側刈刃6が、前記地面Gの起伏に対してタイミング良く追従するように、前記刈刃装置側刈刃6の真横に位置せしめられている。
【0034】
図2に示すように、本実施の形態では、前記平行リンク機構53を設けたことにより、前記回動水平軸55は、水平状態を保持したままで、前記乗用モア2に対して上下動することができる。よって、前記回動水平軸55に保持された前記刈刃装置側刈刃6も、前記地面Gの起伏の変化に追従して、前記乗用モア2に対して上下動することができる。すなわち、前記乗用モア2と前記刈刃装置側刈刃6が、それぞれ別々に、前記地面Gの起伏に自在に追従することができるので、前記走行式草刈機50全体としての走行安定性が良好となる。
【0035】
また、前記刈刃装置側刈刃6は、前記回動水平軸55に保持されているので、前記第二の遊転輪62によって前記地面Gの起伏にタイミング良く追従し、前記回動水平軸55の前記左右水平軸線Y−Yを中心として、上下に揺動することができる。よって、前記刈刃装置側刈刃6の、前記地面Gの起伏に対する追従性が一層良好となる。
【0036】
また、本実施の形態では、前記釣り合いばね61を設けているので、前記乗用モア2と、前記地面Gの前記回動水平軸55に固着された前記第一の腕59と、の間の相対角度の変化が許容され、該相対角度が、走行路面の上下屈折等によって一時的に変化しても、該走行路面が平坦になれば、前記相対角度は元の状態に復帰する。このため、例えば、前記走行式草刈機50を、踏み板を使ってトラックに載せたり該トラックから降ろしたりする場合等、前記走行式草刈機50を水平面と傾斜面とに渡って進行させる場合でも、全く不都合がない。
【0037】
すなわち、前記走行式草刈機50を、水平な前記地面Gとトラックの荷台との間に斜めに架設した踏み板上を自走させることによって、前記トラックに載せる場合には、前記乗用モア2の前記前輪4a,4aが、前記地面Gから前記踏み板上に乗り上がることによって、前記乗用モア2の前部が水平状態から持ち上がり始める。すると、前記機体側縦リンクとしての前記ブロック54が、前記乗用モア2の後方へ向けて傾きながら下降する。前記ブロック54の前記変位に応じて、図3に示すように、それまで前記地面Gに対して垂直であった前記刈刃側縦リンクとしての前記回動水平軸支持フレーム56が後方へ傾くことになるので、該回動水平軸支持フレーム56と前記地面Gとの間の角度θが、直角から徐々に小さくなる。ここで、前記第一の腕59は、前記回動水平軸支持フレーム56に対して相対回動自在であるので、前記角度θの変化は許容され、前記釣り合いばね61の張力によって、前記刈刃側縦リンクとしての前記回動水平軸支持フレーム56が、前記所定の地上高Hに保持される。
【0038】
前記乗用モア2が、前記踏み板上をさらに前進して、前記乗用モア2のみが前記荷台へ乗り込み、前記刈刃装置51が前記踏み板上にある状態では、前記角度θが直角より大きくなる。しかし、前記第一の腕59は、前記回動水平軸支持フレーム56に対して相対回動自在であるので、前記角度θの変化は許容され、前記釣り合いばね61の張力によって、前記回動水平軸支持フレーム56が前記所定の地上高Hに保持される。
【0039】
図1に示すように、前記回動水平軸55の他端部55b(前記乗用モア2の進行方向に向かって左端部)側には、前記刈刃カバー52が保持されている。該刈刃カバー52と、前記回動水平軸55の前記他端部55bと、の間には、前記乗用モア2の進行によって、前記刈刃カバー52が前記樹幹T等の障害物に当接した時に、前記乗用モア2の進行方向後方へと前記刈刃カバー52を退避揺動可能とせしめる退避揺動連結部64と、前記刈刃装置側刈刃6の左外端部を、前記地面Gの起伏に追従して上下揺動自在とせしめる上下揺動連結部65と、前記刈刃カバー52を前記回動水平軸55と平行な軸線の回りで傾動自在とせしめる前後傾動連結部66と、が介装されている。
【0040】
前記三つの連結部64,65,66は、互いに直交する位置関係にある三つの枢支軸、すなわち、退避揺動枢支軸67、上下揺動枢支軸68および前後傾動枢支軸69を含んでいる。具体的には、図1及び図2に示すように、前記回動水平軸55の前記左端部55bに、前記退避揺動枢支軸67が、上向きに垂直に固着され、該退避揺動枢支軸67には、図示しないベアリングを介して、退避揺動用筒体70が回動可能に装着されている。該退避揺動用筒体70には、前記上下揺動枢支軸68が、前記乗用モア2の後方へ向けて固着され、前記上下揺動枢支軸68には、図示しないベアリングを介して、上下揺動用筒体71が回動可能に装着されている。該上下揺動用筒体71には、前記前後傾動枢支軸69が、前記乗用モア2の左外方へ向けて固着され、前記前後傾動枢支軸69には、図示しないベアリングを介して、前後傾動用筒体72が回動可能に装着されている。そして、該前後傾動用筒体72には、刈刃カバー支持腕73が固着され、該刈刃カバー支持腕73には、前記刈刃カバー52が、前記地面Gに対して水平な状態で固着されている。
【0041】
前記構成において、前記乗用モア2が前進すると、前記各刈刃装置側刈刃6a,6b,6cは、前記各刈刃支持カップ17a,17b,17cを前記地面Gに接触させたままで前進しながら、該地面G上の草を刈り取る。そして、前記地面Gに起伏があると、これに追従して、前記上下揺動枢支軸68及び/又は前記前後傾動枢支軸69を中心として、前記各刈刃支持カップ17a,17b,17cを介して、前記各刈刃装置側刈刃6a,6b,6cが、上下に揺動したり前後に傾動したりする。このため、該各刈刃装置側刈刃6a,6b,6cが前記地面Gに食い込んでしまう等の問題がないほか、前記乗用モア2を進行させながら、前記機体側刈刃5で平面の草刈りを行うと同時に、前記各刈刃装置側刈刃6a,6b,6cによって、前記平面に連続して延びる傾斜面の草刈りを行うことができる。例えば、前記樹幹Tの根元等には、盛り土が施されていることが多いが、本実施の形態の構成によれば、前記乗用モア2をそのまま進行させて前記盛り土部の草刈りも行うことができて、好適である。
【0042】
さらに、本実施の形態では、前記刈刃カバー52を、前記上下揺動枢支軸68を中心として手動で上方へ大きく揺動させて、起立状態で前記乗用モア2側へ、図示しないロープ等の適宜の係止具で、固定できるようになっている。このため、不使用時に、前記走行式草刈機50の平面視形状を、前記乗用モア2の前記左右幅Wの範囲内にまで縮小でき、収納時や運搬時等の取り扱い性を良好なものにせしめることができる。
【0043】
また、図1に示すように、前記刈刃カバー52は、前記乗用モア2の前進によって前記樹幹Tや杭等の障害物に接触した場合には、左右横長の前記刈刃カバー52が、前記乗用モア2の進行方向に向かって左右方向へ延びた通常刈取位置NPから、前記退避揺動枢支軸67を中心として、前記乗用モア2の進行方向後方へと退避揺動する。このため、前記樹幹Tの損傷や、前記刈刃装置51の損傷が防止されるとともに、前記樹幹Tの根元の間近まで草刈りを行うことができる。
【0044】
前記刈刃装置51が前記樹幹Tを通り過ぎると、前記回動水平軸55と前記退避揺動用筒体70との間に張設された、刈刃カバー戻し手段としての刈刃カバー戻し用引張コイルばね74によって、前記刈刃カバー52が前記通常刈取位置NPへと自動的に復帰する。前記刈刃カバー52は、前記刈刃カバー戻し用引張コイルばね74の引張付勢力と、前記回動水平軸55に形成されて前記退避揺動用筒体70に衝接するストッパ75と、によって、常時は前記通常刈取位置NPに保持されている。
【0045】
なお、図1及び図2に示すように、前記樹幹T等の障害物と前記刈刃カバー52との相互の直接接触を防止するための保護部材として、前記刈刃カバー52の前部の上部に、柔軟なゴムやスポンジ等からなる緩衝材23を付設している。
【0046】
次に、前記各刈刃装置側刈刃6a,6b,6cの駆動系を説明する。本実施の形態では、前記各刈刃装置側刈刃6a,6b,6cは、前記乗用モア2が元々その走行駆動源および前記機体側刈刃5の駆動源として有する内燃エンジンを原動機24として、駆動されるようになっている。
【0047】
図1および図3に示すように、前記刈刃装置51は、それ自身が、例えば、前記刈刃装置支持レール8に固着されたギアボックス76を有している。該ギアボックス76は、その一部切欠拡大図である図4に示すように、前記原動機24から出力される駆動力を前記刈刃装置側刈刃6へと入力するための入力縦軸77と、該入力縦軸77と直交する位置関係にある刈刃駆動水平軸78と、を、回転自在に支持している。前記入力縦軸77の下端部77aは、前記ギアボックス76から下向きに突出していて、前記下端部77aには、刈刃装置側入力プーリ32が固着されている。該入力プーリ32は、前記第一の実施の形態に係るものと同様に、図示しないベルトテンション式等の適当な構成のクラッチを介して、刈刃装置側刈刃駆動プーリ27との間に巻き掛けられた刈刃装置側刈刃駆動ベルト33で駆動される。
【0048】
前記入力縦軸77と、前記刈刃駆動水平軸78とは、一対のかさ歯車79,80を介して、駆動上互いに連結されている。前記刈刃駆動水平軸78上に固着された刈刃駆動歯車81には、前記ギアボックス76の内部を前記刈刃装置51の後方(図4のA矢視方向)から概略的に示した図6に示すように、前記刈刃装置側刈刃6の数に対応する数(本実施の形態では三つ)の小歯車として、互いに同一構成の従動歯車82a,82b,82cが噛み合っている。該各従動歯車82a,82b,82cの水平方向に延びる回転軸83a,83b,83cは、前記ギアボックス76に回転自在に支持されていて、前記回転軸83a,83b,83cには、それぞれ、駆動力伝達部材としてのフレキシブル伝動軸37a,37b,37cの入力側端部84a,84b,84cが、ワンタッチで着脱自在に連結されている。その結果、前記各フレキシブル伝動軸37a,37b,37cは、前記ギアボックス76から水平方向に引き出されて、前記各刈刃装置側刈刃6a,6b,6cへと延びている。したがって、前記各フレキシブル伝動軸37a,37b,37cが、前記ギアボックス76から低い姿勢で前記各刈刃装置側刈刃6a,6b,6cへと延び出すことになるので、前記各フレキシブル伝動軸37a,37b,37cが、樹木の、草刈走行路に張り出した下枝に引っ掛かる等の問題がほとんどない。
【0049】
本実施の形態では、図4および図5に示すように、前記ギアボックス76の、前記入力縦軸77を回転自在に支持する入力軸収容部85は、その外周形状が円柱状とされていて、その外周を、ギアボックス保持手段としての包囲部材86で包囲して保持されている。該包囲部材86は、図5に示すように、前記刈刃装置支持レール8にその一端部87aが固着された、半円弧状の第一の半体87と、該第一の半体87に対してねじ止めされて該第一の半体87に対して前記ギアボックス76の前記入力軸収容部85を押圧保持せしめる、半円弧状の第二の半体88と、前記第一および第二の半体87,88による前記入力軸収容部85の保持力の操作手段としての手締めねじ89(図示例では、蝶ナット)を備えている。
【0050】
前記構成によれば、前記手締めねじ89をボルト90から緩めることによって、前記ギアボックス76の、前記入力縦軸77の軸線回りにおける前記刈刃支持レール8の長さ方向に対する角度位置を自在に変更することができ、これにより、前記フレキシブル伝動軸37a,37b,37cの引き出し方向を自在に変更することができる。具体的には、前記乗用モア2に対する前記刈刃装置側刈刃6の左右位置を前記刈刃支持レール8に沿って新たな位置へと変更した場合には、前記フレキシブル伝動軸37a,37b,37cに無理が掛からない最適な角度位置となるように、前記包囲部材86を操作して、前記刈刃支持レール8の長さ方向に対する前記ギアボックス76の角度位置を調節する。このようにすれば、前記乗用モア2に対して前記刈刃装置側刈刃6がどのような左右位置にある場合でも、前記フレキシブル伝動軸37a,37b,37cによる駆動力の伝達効率が低下することがなく、該フレキシブル伝動軸37a,37b,37cを形成するインナーシャフトとアウターチューブとの間に過度の発熱も生じない等の利点がある。
【0051】
特に、本実施の形態では、前記ギアボックス76の前記入力軸収容部85は、その外周形状が円柱状とされているので、前記包囲部材86によって、前記ギアボックス76の角度位置を無段階に調節でき、一層好適である。
【0052】
さらに、本実施の形態では、前記包囲部材86による前記ギアボックス76の押圧保持及びその解除を、前記手締めねじ89で操作するようにせしめているので、前記ギアボックス76の角度位置の変更操作にねじ回し等の工具が不要となり、前記ギアボックス76の角度位置の変更作業が容易となる利点がある。
【0053】
図2に示すように、前記各フレキシブル伝動軸37a,37b,37cの出力側端部91a,91b,91cは、刈刃駆動軸ハウジング92に回転自在に支持された刈刃駆動軸93に駆動上連結されている。前記刈刃駆動軸ハウジング92は、前記刈刃カバー52に対して、前記刈刃駆動軸93を中心として相対回動自在に取着されている。
【0054】
本実施の形態では、前記刈刃駆動軸ハウジング92を、上から前記刈刃カバー52に重合する上側ハウジング94と、下から前記刈刃カバー52に重合する下側ハウジング95と、に分割している。前記上側ハウジング94からは、前記フレキシブル伝動軸37a,37b,37cの前記出力側端部91a,91b,91cに駆動上連結されたスプライン軸96が、下向きに突出している。一方、前記下側ハウジング95に回動自在に支持された前記刈刃駆動軸93の上端部には、前記スプライン軸96と相対回動不能に嵌まり合うボス部97が一体形成されている。
【0055】
前記刈刃カバー52の上板部52aには、円形の、ハウジング回動孔98が形成されている。前記上側ハウジング94と、前記下側ハウジング95は、前記ハウジング回動孔98より径大のフランジ部99,100をそれぞれ備えていて、一方の前記下側ハウジング95の前記フランジ部100の上面には、前記ハウジング回動孔98に相対回動自在に適合する突出部101が形成されている。該突出部101の突出高さ、すなわち、該突出部101を形成することによって前記下側ハウジング95の前記フランジ部100の上面の周囲に相対的に形成された段部102の深さは、前記刈刃カバー52の前記上板部52aの厚みよりごくわずかに大きい寸法とされている。
【0056】
前記上側ハウジング94と前記下側ハウジング95は、前記刈刃カバー52の前記上板部52aを上下から挟むようにして重ね合わされ、前記フランジ部99,100同士を、ボルト103及びナット104等の適宜の固着具で互いに結合せしめられる。その結果、前記フランジ部99,100同士の間には、前記ハウジング回動孔98の周縁部が相対回動自在に嵌り込む刈刃カバー受入れ溝105が形成されることになり、これによって、前記刈刃カバー52に対して前記刈刃駆動軸ハウジング92が相対回動することができる。
【0057】
前記構成によれば、前記刈刃カバー52が、前記各刈刃装置側刈刃6a,6b,6cを伴って前記乗用モア2の進行方向後方へ退避揺動する時、前記各フレキシブル伝動軸37a,37b,37cの剛性によって、前記刈刃カバー52に対する前記駆動軸ハウジング92の角度位置が、前記各フレキシブル伝動軸37a,37b,37cに無理な力が掛からない適切なものに自然に変更される。よって、前記刈刃装置側刈刃6の退避揺動前後を通じて、前記各フレキシブル伝動軸37a,37b,37cによる駆動力の伝達効率が良く、該フレキシブル伝動軸37a,37b,37cを形成するインナーシャフトとアウターチューブとの間の発熱も少なくなり、好適である。
【0058】
なお、前記各フレキシブル伝動軸37a,37b,37cは、その一端部または両端部を、前記刈刃装置51から周知の構成のカップリング(図示せず)を介してワンタッチで取り外し自在とされている。このため、前記刈刃カバー52を、前記上下揺動枢支軸68を中心として手動で上方へ大きく揺動させて、起立状態で前記乗用モア2側へ固定する場合に、前記各フレキシブル伝動軸37a,37b,37cを前記刈刃装置51から取り外しておけば、前記刈刃カバー52の折り畳み収納作業が容易となるほか、前記走行式草刈機50の運搬時や収納時等の取り扱い性が一層良好となり、好適である。
【0059】
前記刈刃装置51は、乗用式走行機体のほか、原動機を搭載した歩行操作式機体に取り付けて使用することもできる。
【0060】
また、本実施の形態では、本発明に係る作業装置として、刈刃装置を例に挙げて説明したが、その他の作業装置として、例えば、ロータリ式等の耕耘装置についても、本発明を適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る走行式作業機としての走行式草刈機の要部平面図である。
【図2】 図1のII−II矢視断面図である。
【図3】 図1のIII−III矢視断面図である。
【図4】 図3中のギアボックスの一部切欠拡大図である。
【図5】 図4のV−V矢視断面図である。
【図6】 図4の伝動機構の一部を示す後面図である。
【符号の説明】
2 走行機体(乗用モア)
6(6a,6b,6c) 作業部材(刈刃)
51 作業装置(刈刃装置)
52 作業部材カバー(刈刃カバー)
53 平行リンク機構
55 回動水平軸
56 作業部材側縦リンク(回動水平軸支持フレーム)
59 腕
59b 腕の先端部
60 接地部材(遊転輪)
61 釣り合いばね
64 退避揺動連結部
65 上下揺動連結部
67 退避揺動枢支軸
68 上下揺動枢支軸
G 地面
H 所定の地上高
T 障害物(樹幹)
W 走行機体の左右幅
Y−Y 回動水平軸の水平軸線
Claims (11)
- 走行機体(2)と、作業部材(6)と、前記走行機体(2)に対する前記作業部材(6)の上下動を許容する平行リンク機構(53)と、該平行リンク機構(53)を形成する作業部材側縦リンク(56)にその水平軸線(Y−Y)を中心として相対回動自在に保持された回動水平軸(55)と、該回動水平軸(55)に固着された腕(59)と、該腕(59)の先端部(59b)に設けられて地面(G)に接触する接地部材(60)と、前記作業部材側縦リンク(56)と前記腕(59)との間に配設されて前記作業部材側縦リンク(56)を所定の地上高(H)に保持せしめる釣り合いばね(61)と、を備え、前記作業部材(6)を前記回動水平軸(55)に保持せしめてなる、走行式作業機。
- 前記回動水平軸(55)と前記作業部材(6)との間に、該作業部材(6)を地面(G)の起伏に追従して上下揺動自在とせしめる上下揺動連結部(65)を備えてなる、請求項1に記載の走行式作業機。
- 前記作業部材(6)が、前記走行機体(2)の左右幅(W)の範囲を越えて左右方向外方へ位置調節自在とされている、請求項1または2に記載の走行式作業機。
- 前記回動水平軸(55)と前記作業部材(6)との間に、該作業部材(6)を、前記走行機体(2)の進行によって障害物(T)に当接した時に前記走行機体(2)の進行方向後方へ退避揺動可能とせしめる退避揺動連結部(64)を備えてなる、請求項3に記載の走行式作業機。
- 前記作業部材(6)を上方へ揺動せしめて、前記走行機体(2)の前記左右幅(W)の範囲内に収納自在にせしめてなる、請求項3または4に記載の走行式作業機。
- 前記作業部材が、前記走行機体(2)の進行方向に向かって左右方向に並んだ複数の刈刃(6a,6b,6c)である、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の走行式作業機。
- 走行機体(2)に取り付けて使用される作業装置(51)であって、作業部材(6)と、前記走行機体(2)に対する前記作業部材(6)の上下動を許容する平行リンク機構(53)と、該平行リンク機構(53)を形成する作業部材側縦リンク(56)にその水平軸線(Y−Y)を中心として相対回動自在に保持された回動水平軸(55)と、該回動水平軸(55)に固着された腕(59)と、該腕(59)の先端部(59b)に設けられて地面(G)に接触する接地部材(60)と、前記作業部材側縦リンク(56)と前記腕(59)との間に配設されて前記作業部材側縦リンク(56)を所定の地上高(H)に保持せしめる釣り合いばね(61)と、を備え、前記作業部材(6)を前記回動水平軸(55)に保持せしめてなる、作業装置。
- 前記回動水平軸(55)と前記作業部材(6)との間に、該作業部材(6)を地面(G)の起伏に追従して上下揺動自在とせしめる上下揺動連結部(65)を備えてなる、請求項7に記載の作業装置。
- 前記作業装置(51)の前記走行機体(2)への取付状態において、前記作業部材(6)が前記走行機体(2)の左右幅(W)の範囲を越えて左右方向外方へ位置調節自在とされている、請求項7または8に記載の作業装置。
- 前記回動水平軸(55)と前記作業部材(6)との間に、該作業部材(6)を、前記走行機体(2)の進行によって障害物(T)に当接した時に前記走行機体(2)の進行方向後方へ退避揺動可能とせしめる退避揺動連結部(64)を備えてなる、請求項9に記載の作業装置。
- 前記作業部材が、前記走行機体(2)の進行方向に向かって左右方向に並んだ複数の刈刃(6a,6b,6c)である、請求項7乃至10のいずれか一項に記載の作業装置。
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